JPH06345082A - 包装容器を形成するための方法ならびにブランク、およびそれにより形成された包装容器 - Google Patents

包装容器を形成するための方法ならびにブランク、およびそれにより形成された包装容器

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JPH06345082A
JPH06345082A JP6091978A JP9197894A JPH06345082A JP H06345082 A JPH06345082 A JP H06345082A JP 6091978 A JP6091978 A JP 6091978A JP 9197894 A JP9197894 A JP 9197894A JP H06345082 A JPH06345082 A JP H06345082A
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JP
Japan
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flap
side wall
wall panel
packaging container
forming
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Application number
JP6091978A
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English (en)
Inventor
Fiorini Moreno
モレノ フィオリーニ
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IMA Industria Macchine Automatiche SpA
Original Assignee
IMA Industria Macchine Automatiche SpA
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Publication of JPH06345082A publication Critical patent/JPH06345082A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D5/00Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
    • B65D5/42Details of containers or of foldable or erectable container blanks
    • B65D5/72Contents-dispensing means
    • B65D5/74Spouts
    • B65D5/741Spouts for containers having a tubular body
    • B65D5/743Spouts formed by deforming or tearing scored or incised parts of the side-wall of containers
    • B65D5/744Spouts formed by deforming or tearing scored or incised parts of the side-wall of containers combined with swivelling devices having a bottom-wall and two side-walls

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は包装容器を形成するための方法なら
びにブランク、およびその方法により形成された包装容
器に関する。 【構成】 折畳み線および切断線が前後パネル、側壁パ
ネル、および包装容器を閉鎖するために前後パネルの両
端部から延在して蓋および底を形成するフラップを画定
するシート材ブランクから包装容器を形成する方法であ
って、付形フラップが蓋形成フラップ間に一種の橋を形
成していて、この付形フラップを側壁パネル上の切断線
とミシン線により制限されかつ回転するように設計され
た引裂きフラップの内側へ取り付け、付形フラップの1
組のウイングを前後パネル側へ広げ、前後パネルおよび
側壁パネルを折畳んで管状体に形成し、それによりウイ
ングが折畳まれ、ウイングが引裂きフラップにより形成
される傾斜注ぎ口の側壁を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は厚紙等のシート材による
ブランクから包装容器を製造する技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の物質、特に食料品、洗剤等
の嵩高い物質を包装するために厚紙のブランクから包装
容器を製造することは知られている。各ブランクは矩形
前後パネルおよび両壁を形成する側壁パネルを画定する
適宜折畳み線および切断線を有する1枚の厚紙から形成
される。
【0003】かかる包装容器を開放してその中に収容さ
れている物質を取り出すために、特定破線が通常は包装
容器の上部の側壁のいずれか一方上に設けられる。かか
る破線は、例えば、折畳み線に隣接した周辺の円弧に沿
って設けられ、しばしば包装容器側部の上コーナーで合
致する。破線により画定された部分を適宜に押圧するこ
とにより、厚紙を破線に沿って切断し、包装容器側部上
で口を開放し、そこから内容物を注ぎ出す。包装容器の
開口部を形成するかかる方法は、その口を開くことな
く、例えば、バッチャ等の小さい容器へ注ぎ入れる等正
確な量を供給することができない点で不満足な場合があ
る。
【0004】他の欠点は、開放包装容器を適切に閉鎖で
きず、そのために内容物が不本意に流れ出ることであ
る。更に、同一物質に関する衛生状態および完全性が保
証されなければならない。物質の注出を促進するために
一種の注ぎ口が形成される場合がある。注ぎ口は上記開
放口に対応し、破線により画定され、包装容器側部上の
正中線等の折目に沿って厚紙を折畳むことにより形成さ
れる。
【0005】いずれにしても、上記開放口を物質を注出
するために開放した後に包装容器を閉鎖する問題が残
る。適宜破線により画定された傾斜部に対応して包装容
器に連結されたアルミニウム製の一種のシュートには更
に面倒な問題がある。この破線が切断されるときに口は
包装容器の側部上で開放し、これに対応して、そこへ取
り付けられた該シュートを担持する折畳み部が解放され
る。
【0006】かかるシュートは、物質を注出するために
適宜折線に沿って包装容器の側部上へ折畳むことにより
外方へ傾斜し、物質を保存するときには該シュートは閉
鎖位置へ戻る。かかる問題の解決策はこれを使用する分
野にとって非常に高価であり、種々の機能的欠点を伴
う。
【0007】実際に、上記シュートの費用の他に、包装
容器の内側に該シュートを設けるための適宜装置の設置
を必要とする。上記シュートは包装容器を組立てた後に
設置されるが、これは更に具体化の問題を招来する。更
に、ステープル等によるシュートの設置は包装段階また
はその使用段階において包装容器を裂傷させる。
【0008】他の欠点は特に微細物質の場合に破線が包
装容器からの漏れを生じさせ、その結果、包装容器をプ
ラスチックで包むとか破線領域に着脱自在のラベルを付
設する必要があることである。更に、かかる問題の欠点
はシュートが包装容器の側壁よりも狭くなければならな
いの通常臨界的幅を有し、結果的に開放領域が限定され
て目詰りの可能性が大きくなることである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は簡単か
つ廉価な方法により、最適な状態で包装された物質を注
出することのできる再閉鎖自在の開口部を具備した厚紙
包装容器の製造を可能にする方法を提供することにあ
る。更に、本発明の課題は簡単かつ廉価な方法により、
最適な状態で包装された物質を注出することのできる再
閉鎖自在の開口部を具備したブランクを提供することに
ある。
【0010】更に、本発明の課題は最適な状態で包装さ
れた物質を注出することのできる再閉鎖自在の開口部を
具備した包装容器を提供することにあり、この包装容器
は上記ブランクから形成される。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明による包装容器形成方法は、特定折畳み線およ
び切断線が前後パネル、包装容器の対峙壁を形成する側
壁パネル、および包装容器を閉鎖するために上記前後パ
ネルの両端部から延在する蓋形成フラップおよび底形成
フラップを画定するシート材によるブランクから包装容
器を形成する方法において、ミシン線に対応して上記蓋
形成フラップへ連結され、かつ上記側壁パネルの両側で
上記蓋形成フラップ間に一種の橋を形成している付形フ
ラップを分離し、包装容器の内側へ回転するように設計
されたブランク面へ上記付形フラップを上記側壁パネル
上の切断線およびミシン線により画定された引裂きフラ
ップに対応して取り付け、それにより上記付形フラップ
の1組のウイングをブランクの上記前後パネル側上に広
げ、ブランクの上記前後パネルおよび上記側壁パネルを
その平面が相互に直交するように折畳んで管状要素を形
成し、それにより上記側壁パネルに結合された上記付形
フラップの中心部に対して上記ウイングが折畳まれ、上
記ウイングが上記前後パネル側上に並行して、外方へ傾
斜できかつ上記引裂きフラップにより前部が画定される
注ぎ口の側壁を形成することを特徴とする。
【0012】更に、本発明による包装容器は、折畳み線
および切断線が前後パネル、対峙壁を形成する側壁パネ
ル、および包装容器を閉鎖するために上記前後パネルの
両端部から延在する蓋形成フラップおよび底形成フラッ
プを画定するシート材によるブランクから形成された包
装容器において、切断線およびミシン線により画定され
た引裂きフラップより形成された外方へ傾斜することの
できる注ぎ口を上記側壁パネルの1方上に有し、上記引
裂きフラップはその側壁パネルを横切る折れ線により画
定されかつ上記前後パネルの側上へ広がった1組のウイ
ングを有する付形フラップを内側に具備し、それにより
注ぎ口の側壁を形成することができることを特徴とす
る。
【0013】上記付形フラップは上記側壁パネルへ延在
し、ストリップ内で上方へ突出しかつ破線により画定さ
れた中心部を有し、上記ストリップは上記引裂きフラッ
プ上の側壁パネルの部分へ取り付けられて、注ぎ口の閉
鎖位置において上記引裂きフラップの頂部の支持体を形
成しているのが好ましい。上記ウイングは上記付形フラ
ップの中心部へ接続した領域から始まって直線拡散部へ
続く弧状収束部を有するばち形ウイングを外側に形成し
ていてよい。
【0014】上記切断線は上記引裂きフラップの尖端部
の形状に応じて上記側壁パネルを横切って形成されてい
て、上記引裂きフラップの尖端部に対応して上記側壁パ
ネル上に一種の半円形切抜き部を有するのが好ましい。
上記引裂きフラップは上記半円形切抜き部の形状に対応
して上記尖端部に丸部を有する形状であってよい。
【0015】上記ミシン線は上記側壁パネルを横切る折
れ線から上記側壁パネルの側縁部に一致して延在して上
記切断線と結合している。更に、本発明による包装容器
を形成するためのブランクは、特定折畳み線および切断
線が前後パネル、包装容器の対峙壁を形成する側壁パネ
ル、および包装容器を閉鎖するために上記前後パネルの
両端部から延在する蓋形成フラップおよび底形成フラッ
プを画定するシート材により形成される包装容器を形成
するためのブランクにおいて、ミシン線に対応して一対
の蓋形成フラップへ連結されて、上記蓋形成フラップ間
に一種の橋を形成している付形フラップを有し、上記付
形フラップは上記蓋形成フラップから分離でき、かつ包
装容器の内側へ回転するように設計されたブランク面へ
上記側壁パネル上の切断線およびミシン線により画定さ
れた引裂きフラップに対応して取り付けられることがで
き、それにより上記付形フラップは上記前後パネル側上
へ広がる1組のウイングを有することを特徴とする。
【0016】このブランクにおいて、上記付形フラップ
は上記側壁パネルに対応して延在しかつ上記両側のウイ
ングに対して1組の折れ線により側部が画定された矩形
の中心部を有し、上記ウイングはそれぞれミシン線に沿
って上記蓋形成フラップに連結されている。 更に、上
記ウイングは上記付形フラップの中心部に接続した領域
から始まって直線拡散部へ続く弧状収束部を有するばち
形ウイングを外側に形成しているのか好ましい。更に、
上記付形フラップは上記側壁パネルに対応して延在し、
ストリップ内で上方へ突出しかつ破線により画定された
中心部を有し、上記ストリップは上記引裂きフラップ上
の上記側壁パネルの部分へ取り付けられている。上記切
断線は上記引裂きフラップの尖端部の形状に応じて上記
側壁パネルを横切って形成されていて、上記引裂きフラ
ップの尖端部に対応して上記側壁パネル上に半円形切抜
き部を形成している。上記引裂きフラップは上記半円形
切抜き部の形状に対応して上記尖端部に丸部を有する形
状であってよい。上記ミシン線は上記側壁パネルを横切
る折れ線から上記側壁パネルの側縁部に一致して延在し
て切断線と結合している。
【0017】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明による包装
容器を形成する方法を説明する。参照番号1は特に嵩高
い物質を収容することを意図した包装容器2を形成する
ための実質的に平行四辺形の厚紙ブランクを示する。ブ
ランク1は厚紙シートから形成され、適宜折れ線および
切断線が包装容器2の前後壁を形成することになる矩形
前後パネル3,4を画定する。
【0018】側壁パネル5,6は前後パネル3,4の長
手側部に沿って隣接する。外側壁パネル6は、包装容器
が形成されたときに前パネル3の長手自由側に沿ってマ
ージンに取り付けられる縁部7を有する。フラップ8
a,8bおよび9a,9bは前後パネル3,4のそれぞ
れから反対側へ延びている。これらのフラップは包装容
器の上下を閉鎖するために相互に重ね合わせて結合され
る。
【0019】折り部10a,10bおよび11a,11
bは側壁パネル5,6のそれぞれから反対側へ延在す
る。これらの折り部は包装容器を密閉封止するためにフ
ラップ8a,8bおよび9a,9bと結合される。上記
ブランクの前後パネル3,4間に位置する側壁パネル5
はその両端部の1つの近くに引裂きフラップ12を有す
る。この引裂きフラップは側壁パネル5から引裂いた後
に側壁パネル5を横切る折れ線13に沿って外方へ折畳
まれる。
【0020】更に詳細には、引裂きフラップ12は側壁
パネル5を横切って形成された僅かに先の尖った切断線
14によりその上が画定されている。折れ線13と切断
線14との間には側壁パネル5の折畳み線に沿ってそれ
ぞれミシン線15が形成されていて、これにより側壁パ
ネルの部分的切断を促進し、かつ引裂きフラップ12の
尖端部を外方へ向かせる。
【0021】包装された物質をより気密にするためにか
かる切断は貫通しないノッチ有する破線により行われて
もよい。引裂きフラップ12の尖端部に対応して側壁パ
ネル5上で切断線14は一種の半円形切抜き部14aを
形成している。図1(b)から明らかなように、他の態
様において、引裂きフラップ12は半円形切抜き部の外
形に追従した丸部12aを有する形状であってよい。
【0022】蓋を形成するフラップ8a,9aの外縁部
は側壁パネル5の両側で蓋形成フラップ8a,9a間に
一種の橋を形成する付形フラップ16に連結されてい
る。後述のごとく、付形フラップ16は包装容器2を組
立てたときにブランク1から分離される。この目的か
ら、上記付形フラップ16は続く分離を容易にするため
にミシン線17に対応して蓋形成フラップ8a,9aへ
連結されている。
【0023】付形フラップ16の中央矩形部は側壁パネ
ル5に対応して位置決めされかつ1組の折れ線19によ
りその側上が画定されていて、その両側からウイング2
0が延在する。ウイング20は上記切断線17に沿って
ブランクの蓋形成フラップ8a,9aへそれぞれ結合さ
れている。
【0024】ウイング20は一種の止め金を提供する形
態になっている。特に、部18に接続する点から始まる
ウイング20は直線拡散部20bに続く弧状収束部20
aにより形成されたばち形である。フラップ16の中心
部18は厚紙を完全には貫通しないノッチを有する破線
22により画定されたストリップ21を外方へ形成して
いる。
【0025】包装容器2の製造は上記ブランクを用いて
同一出願人によるUS特許第5.031.815号の方
法により可能である。かかる方法によれば、第1に切断
線17(図6参照)に対応してフラップ8a,9aへ結
合されている付形フラップ16をブランクのフラップ8
a,9aから分離する。
【0026】かかる付形フラップは図6に明瞭にするた
めに点線116により示されており、矢印A,Bおよび
Cにより連続的に示されたように、ブランク1の平面に
対して垂直へ移動させ、次にブランク1の方向へ移動さ
せ、そして最後にそこへ取り付ける。上記フラップを包
装容器2の内側へ回転させる表面上に取り付ける。
【0027】特に図7に詳細に示されたように、付形フ
ラップ16を引裂きフラップ12に対応してブランクの
側壁パネル5上の接着点の傍に取り付け、その中心部の
縁を引裂きフラップ12の折れ線13上に重ねる。フラ
ップ16の中心部18は側壁パネル5よりも狭いので
(図1参照)、側折れ線19は側壁パネル5の縁部に対
して内側になる、即ち、引裂きフラップ12のミシン線
15に対して内側になる。
【0028】ウイング20はブランクの前後パネル3,
4の近傍に延在する。フラップ16の折れ線13は引裂
きフラップ12の切断線15の範囲で実質的に存在す
る。フラップ16のストリップ21は半円形切抜き部1
4aを有する切断線14を有する側壁パネル5の対応す
る部分を被覆する。フラップ16を取り付けた後に、側
壁パネル5,6を前パネル4の平面に対して直角に折畳
む(図6参照)。
【0029】次いで、ブランクの前パネル3を直角に折
畳み、そのマージンを先に折畳んだ側壁パネル6の縁部
7へ接着して管状要素100を形成する。明らかなよう
に、かかる作業はフラップ16の中心部18に対するウ
イング20の折畳みに繋がる。実際には、ウイング20
は前パネル3,4に追従し、前パネル3,4に当接す
る。
【0030】包装容器は折り部10a,10bおよび1
1a,11b、および相互に重合して対面する面に対応
して接着される底形成フラップおよび蓋形成フラップ8
a,8bおよび9a,9bの続く折畳みにより閉鎖され
る。明らかなように、包装容器には適当段階で物質が充
填される。フラップ16が切断線14および引裂きフラ
ップ12のミシン線15を完全に被覆するので閉鎖され
た包装容器は完全に気密にされる(図4参照)。
【0031】従って、包装容器の内側に再度線を形成す
る必要はなく、ミシン線15を貫通ノッチにするのが望
ましい。包装容器2を開放するには、引裂きフラップ1
2を押圧してミシン線15に沿って分離する。同様な作
業によりフラップ16の中心部18は破線22に沿って
対応するストリップ21から切り離すことができる。
【0032】ストリップ21は引裂きフラップ12上の
側壁パネル5の部分へ取り付けられた状態になる。折畳
まれたフラップ16が取り付けられた引裂きフラップ1
2は折れ線13に対応して外方へ回転する。このように
して、ウイング20により側方向が制限された注ぎ口2
00が形成される(図3参照)。
【0033】ウイング20の弧状部20aは注ぎ口20
0の開放ガイドとして働き、他方続く拡散部20bは肩
を形成し、ストリップ21に衝突して注ぎ口の開放回転
に対するストッパとして働く(図5参照)。図5と異な
る態様において、拡散部20bは、注ぎ口が開放すると
きにストリップ21と合致する形状にすることができ
る。
【0034】ストリップ21をかかる形態にすることに
より、部20bにより加わる機械的応力は図5の例の表
面応力よりも大きく表面に作用するので、対応するウイ
ングの破壊または引裂きの可能性は少なくなる。包装容
器内の物質を注出した後に、注ぎ口200を内側へ押圧
することにより包装容器2を再閉鎖することができる。
【0035】この閉鎖位置において、引裂きフラップ1
2の頂部はストリップ21に当接するので、包装容器内
の物質が零れることはなくその維持が保証される。従っ
て、上記方法は最適状態で包装された物質を注出するこ
とのできる注ぎ口を有する再閉鎖自在の開口部を有する
厚紙包装容器の製造を可能にする。かかる包装容器の製
造は、特定装置を用いることなく厚紙のブランクから形
成できるので、簡単かつ経済的である。
【0036】この結果、注ぎ口を形成する上記付形フラ
ップは広げた状態でブランクへ取り付けられる。同様
に、かかる注ぎ口は厚紙で形成されるのて、廉価である
と共に包装容器を裂傷させない。上記注ぎ口の幅は包装
容器の全体側部の幅と同一である。この特徴は包装され
た物質、特にペースト等の容積の大きい物質の場合に、
その注出を容易にする。
【0037】以上の説明は非制限例についてなされてお
り、本発明の特許請求の範囲において他の可能な変更が
本発明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明による包装容器を形成するため
のブランクの平面図である。(b)は本発明による包装
容器の他の形態を示すブランクの部分図である。
【図2】図1のブランクから形成された包装容器の斜視
図である。
【図3】図2の包装容器から物質を注出するために開放
位置の注ぎ口を示す斜視図である。
【図4】図2のIV-IV 線に沿った包装容器の詳細断面図
である。
【図5】図3 のV-V 線に沿った包装容器の詳細断面図で
ある。
【図6】本発明によるブランクから包装容器を形成する
(a)〜(d)の工程を示す説明図である。
【図7】製造段階における包装容器の一部を内側から見
た詳細図である。
【符号の説明】
1…ブランク 2…包装容器 3…前パネル 4…後パネル 5,6…側壁パネル 7…縁部 8a,8b,9a,9b…フラップ 10a,10b,11a,11b …折り部 12…引裂きフラップ 13…折れ線 14…切断線 16…付形フラップ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定折畳み線および切断線が前後パネル
    (3,4)、包装容器(2)の対峙壁を形成する側壁パ
    ネル(5,6)、および包装容器(2)を閉鎖するため
    に前後パネル(3,4) の両端部から延在する蓋形成フラッ
    プおよび底形成フラップ(8a,8b;9a,9b) を画定するシ
    ート材によるブランクから包装容器を形成する方法にお
    いて、 ミシン線(17)に対応して蓋形成フラップ(8a,9
    a)へ連結され、かつ側壁パネル(5)の両側で蓋形成
    フラップ(8a,9a)間に一種の橋を形成している付
    形フラップ(16)を分離し、 包装容器(2)の内側へ回転するように設計されたブラ
    ンク(1)面へ付形フラップ(16)を側壁パネル
    (5)上の切断線(14)およびミシン線(15)によ
    り画定された引裂きフラップ(12)に対応して取り付
    け、それにより付形フラップ(16)の1組のウイング
    (20)をブランク(1)の前後パネル(3,4)側上
    へ広げ、 ブランク(1)の前後パネル(3,4)および側壁パネ
    ル(5,6)をその平面が相互に直交するように折畳ん
    で管状要素(100)を形成し、それにより側壁パネル
    (5)に結合された付形フラップ(16)の中心部(1
    8)に対してウイング(20)が折畳まれ、ウイング
    (20)が前後パネル(3,4)に並行して、外方へ傾
    斜できかつ引裂きフラップ(12)により前部が画定さ
    れる注ぎ口(200)の側壁を形成することを特徴とす
    る包装容器形成方法。
  2. 【請求項2】 折畳み線および切断線が前後パネル
    (3,4)、対峙壁を形成する側壁パネル(5,6)、
    および包装容器を閉鎖するために前後パネル(3,4) の両
    端部から延在する蓋形成フラップおよび底形成フラップ
    (8a,8b;9a,9b)を画定するシート材によるブランクか
    ら形成された包装容器において、 切断線(14)およびミシン線(15)により画定され
    た引裂きフラップ(12)より形成された外方へ傾斜す
    ることのできる注ぎ口(200)を側壁パネル(5)の
    1方上に有し、上記引裂きフラップ(12)はその側壁
    パネル(5)を横切る折れ線(13)により制限されか
    つ前後パネル(3,4)側上へ広がった1組のウイング
    (20)を有する付形フラップ(16)をその背後に具
    備し、それにより注ぎ口(200)の側壁を形成するこ
    とができることを特徴とする包装容器。
  3. 【請求項3】 上記付形フラップ(16)は側壁パネル
    (5)へ延在し、ストリップ(21)内で上方へ突出し
    かつ破線(22)により制限された中心部(18)を有
    し、上記ストリップは引裂きフラップ(12)上の側壁
    パネル(5)の部分へ取り付けられて注ぎ口(200)
    の閉鎖位置において引裂きフラップ(12)の頂部の支
    持体を形成している、請求項2の包装容器。
  4. 【請求項4】 上記ウイング(20)は付形フラップ
    (16)の中心部(18)へ接続した領域から始まって
    直線拡散部(20b)へ続く弧状収束部(20a)を有
    するばち形ウイングをその両側に形成している、請求項
    2の包装容器。
  5. 【請求項5】 上記切断線(14)は引裂きフラップ
    (12)の尖端部の形状に応じて側壁パネル(5)を横
    切って形成されていて、引裂きフラップ(12)の尖端
    部に対応して側壁パネル(5)上に一種の半円形切抜き
    部(14a)を有する、請求項2の包装容器。
  6. 【請求項6】 上記引裂きフラップ(12)は上記半円
    形切抜き部(14a)の形状に対応して上記尖端部に丸
    部(12a)を有する、請求項5の包装容器。
  7. 【請求項7】 上記ミシン線(15)は側壁パネル
    (5)を横切る折れ線(13)から側壁パネル(5)の
    側縁部に一致して延在して切断線(14)と結合してい
    る、請求項2の包装容器。
  8. 【請求項8】 特定折畳み線および切断線が前後パネル
    (3,4)、包装容器(2)の対峙壁を形成する側壁パ
    ネル(5,6)、および包装容器(2)を閉鎖するため
    に前後パネル(3,4) の両端部から延在する蓋形成フラッ
    プおよび底形成フラップ(8a,8b;9a,9b) を画定するシ
    ート材により形成される包装容器を形成するためのブラ
    ンクにおいて、 ミシン線(17)に対応して一対の蓋形成フラップ(8
    a,9a)へ連結されて蓋形成フラップ(8a,9a)
    間に一種の橋を形成している付形フラップ(16)を有
    し、 上記付形フラップ(16)は蓋形成フラップ(8a,9
    a)から分離でき、かつ包装容器(2)の内側へ回転す
    るように設計されたブランク面へ側壁パネル(5)上の
    切断線(14)およびミシン線(15)により画定され
    た引裂きフラップ(12)に対応して取り付けられるこ
    とができ、それにより付形フラップ(16)は前後パネ
    ル(3,4)側上へ広がる1組のウイング(20)を有
    することを特徴とする包装容器を形成するためのブラン
    ク。
  9. 【請求項9】 上記付形フラップ(16)は側壁パネル
    (5)に対応して延在しかつ両側のウイング(20)に
    対して1組の折れ線(19)により側部が画定された矩
    形の中心部(18)を有し、上記ウイング(20)はそ
    れぞれミシン線(17)に沿って蓋形成フラップ(8
    a,9a)に連結されている、請求項8のブランク。
  10. 【請求項10】 上記ウイング(20)は付形フラップ
    (16)の中心部(18)に接続した領域から始まって
    直線拡散部(20b)へ続く弧状収束部(20a)を有
    するばち形ウイングを外側に形成している、請求項8の
    ブランク。
  11. 【請求項11】 上記付形フラップ(16)は側壁パネ
    ル(5)に対応して延在し、ストリップ(21)内で上
    方へ突出しかつ破線(22)により画定された中心部
    (18)を有し、上記ストリップは引裂きフラップ(1
    2)上の側壁パネル(5)の部分へ取り付けられてい
    る、、請求項8のブランク。
  12. 【請求項12】 上記切断線(14)は引裂きフラップ
    (12)の尖端部の形状に応じて側壁パネル(5)を横
    切って形成されていて、引裂きフラップ(12)の尖端
    部に対応して側壁パネル(5)上に半円形切抜き部(1
    4a)を形成している、請求項8のブランク。
  13. 【請求項13】 上記引裂きフラップ(12)は上記半
    円形切抜き部(14a)の形状に対応して上記尖端部に
    丸部(12a)を有する、請求項12のブランク。
  14. 【請求項14】 上記ミシン線(15)は側壁パネル
    (5)を横切る折れ線(13)から側壁パネル(5)の
    側縁部に一致して延在して切断線(14)と結合してい
    る、請求項8のブランク。
JP6091978A 1993-04-30 1994-04-28 包装容器を形成するための方法ならびにブランク、およびそれにより形成された包装容器 Pending JPH06345082A (ja)

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IT000180 IT1266319B1 (it) 1993-04-30 1993-04-30 Metodo per la produzione di contenitori mediante fustellati di materiale in foglio e contenitore cosi' ottenuto.
ITBO930179 IT1266318B1 (it) 1993-04-30 1993-04-30 Fustellato per la produzione di contenitori di materiale in foglio e contenitore cosi' ottenuto.
IT93A000180 1993-04-30

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