JPH0634060A - 間欠型流体分配弁の吐出検知装置 - Google Patents

間欠型流体分配弁の吐出検知装置

Info

Publication number
JPH0634060A
JPH0634060A JP23256192A JP23256192A JPH0634060A JP H0634060 A JPH0634060 A JP H0634060A JP 23256192 A JP23256192 A JP 23256192A JP 23256192 A JP23256192 A JP 23256192A JP H0634060 A JPH0634060 A JP H0634060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
fluid
pressure
pressure sensitive
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23256192A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Imada
義夫 今田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NICHIWA SANGYO KK
Original Assignee
NICHIWA SANGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NICHIWA SANGYO KK filed Critical NICHIWA SANGYO KK
Priority to JP23256192A priority Critical patent/JPH0634060A/ja
Publication of JPH0634060A publication Critical patent/JPH0634060A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] 間欠型流体分配弁の吐出状態を検知する感
圧式の検知装置において、使用流体の粘土の低下や、分
配管の配管長さや、給油箇所の流体漏れの増減などによ
る検出装置の作動不良を解消するため、圧力応動機構を
装備する所定位置の流体圧が他の条件にかかわりなく設
定値以上に保たれるようにする。 [構成] 単位分配機構の吐出側の圧力作用部分に連
通して容筒室を形成するとともに該容筒室内に感圧子を
設けてなる圧力応動機構を設け、同圧力応動機構を装備
した下流側に絞り通路3を設けた構造を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、潤滑剤等流体を間欠的
に分配供給する間欠給油装置等において、装置の作動と
吐出作用とを検知確認する手段にかかわり、間欠型流体
分配弁の吐出状態を検知する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】当該目的の吐出状態を検知する装置に
は、流れる流体の圧力変化に伴って変位するピストン等
でなる感圧子を装備し、同感圧子の動きを検出するよう
にしてなる圧力応動機構による検出方式がある。
【0003】そして、間欠型流体分配弁の単位分配弁機
構より吐出された流体は、同分配弁の吐出口と流体を供
給すべき機械等の所定位置との間に配管された分配管に
より案内されて供給されるのであるが、同供給箇所は閉
塞された軸受け等が多いこと、および前記の分配管内部
においていくらかの管内抵抗が生じることから、検圧す
べき所定位置を流れる流体には相当圧を生起し、前記圧
力応動機構に対しては作動を促す作用を付与している。
なお、これらの圧力検出方式によれば、一定条件の下で
は比較的に検出精度が安定していることで、流量が少な
い場合の検出手段として用いられる傾向がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の圧力応動機構に
よる検出方式によれば、一般に使用する流体の粘度が可
変的であり、しかも同粘度は気温等環境温度によっても
容易に変化するため、装置内や吐出側通路内における管
内抵抗や軸受部の流体漏れの分量が一定ではないことか
ら、検出すべき所定位置の流体圧を一定には保て得ず、
しばしば作動不良を生じる傾向がある。その誤動作は、
用途としての当該分配弁の吐出量が微量であればあるほ
ど多発し、使用流体の粘度が低ければ低いほど不安定と
いえるのである。そして、前記の流体供給箇所に閉塞状
態が無いばあいにおいては、所定位置の圧力が上昇し得
ないことから、その作動は一層不安定なものとなる。
【0005】本発明は、上記の圧力応動機構において、
検知すべき所定位置の流体圧を一定の検出可能な設定圧
以上に保つことのできる機能を設け、圧力応動機構の感
圧子の作動の安定した検知装置を提供すること、および
その作動の確実な圧力応動機構とスイッチとの連動によ
り、同作動を電気信号に変換して検知する装置を提供す
ること、あるいはその電気信号に異常を生じた時、すな
わち当該吐出検知装置を具備する分配弁に吐出不良が生
じた時には機械等の自動停止信号として作用し得るよう
な吐出検知装置を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、単位分配機構
1の吐出側の圧力検出部分に連通するように設けられた
容筒室2aと、該容筒室内に具備されたピストンもしく
はプランジャ等でなる感圧子2bを有する圧力応動機構
2を設け、同圧力応動機構の下流側に絞り通路3(もし
くは可変絞り3a)を設け、前記吐出側に具備された絞
り通路3の作用により同絞り通路3の上流側(圧力検出
部分)に作用する流体圧を設定圧以上に保つようにして
その作動を安定化しようとするものである。そしてこの
構成により、感圧子の先端部分2cの作動を検知もしく
は検出し、更には、感圧子の作動を検知するスイッチ4
を具備することにより、同スイッチの動作を電気信号に
変換して用いるものである。
【0007】
【 作 用 】本吐出検知装置は、脱圧機構を内蔵する
間欠型分配弁、および脱圧機構を持たない間欠型分配弁
等すべての間欠型分配弁に用いられるが、今これを脱圧
応動式間欠型分配弁に用いる事例について第1図および
第2図に基づき説明すれば、その作用は次のとうりとな
る。
【0008】流体供給源6から供給された流体が主管7
より単位分配機構1に対して供給されると、同流体は通
路14を通り分配弁機構の逆止弁15を押し開き通路1
6,17に案内されてピストン室10に供給される。
【0009】一方供給された流体は、前記作用に伴って
通路14,および16,の双方に対してもその供給圧を
付与するが、第1図に示されるとうり切替弁18にはコ
イルバネ18’が具備されていることから、同切替弁1
8が閉止作用をして通路16と吐出側通路19とは遮断
されている。
【0010】そこで供給流体は、ピストン11にその供
給圧を付与して同ピストンの背部に具備された復帰バネ
13の弾性に抗して前記ピストン11を下向きに作動
し、ピストン室10内に供給流体を蓄液する。
【0011】前記の0009および0010の作用後、
主管側が脱圧状態になると、切替弁18に圧力を作用す
る通路14,14’の圧力が低下し、同切替弁18の逆
側に作用する通路16’には前記ピストン室10内の設
定圧が作用する。前記の通路14’16’の作用圧の変
化により、前記切替弁18は第2図に示すようにその通
路を開放し、その上流の通路16と下流の通路19とは
連通して流れを許容する。
【0012】そして本発明は、前記通路19の下流に絞
り通路3(固定絞り3または可変絞り3a)を設けるか
ら、通路19内の流体が吐出口8に向けて流出するのを
制限する。この作用により、前記通路19内の流体圧は
確実に上昇する。そして、同通路に連通する容筒室2a
に圧力の上昇した流体が流入する。
【0013】容筒室2aに流体が流入すれば、感圧子2
bは、その背部に具備されたコイルバネ2d(もしくは
スイッチ4に内蔵のバネ)に抗して作動する。この感圧
子の先端部分2cを目視してもその検知は可能である
が、前記感圧子2bの先端部分2cに当接するようにス
イッチ4を装備するばあいは、同スイッチに前記感圧子
2bの作動を電気信号に変換してシグナルランプを点滅
したり、その他の装置と連動して機械の自動制御をなす
こともできる。
【0014】絞り通路3の作用により制限されながら、
前記ピストン室10内の流体の全量が吐出された後に
は、前記感圧子2bもまたその背部のコイルバネ(2d
またはスイッチ内蔵のバネ)の作用により原状に復帰
し、1回の作用は終了する。
【0015】
【実施例】本発明を、第2図と同じ作動状態を示した実
施例の縦断面図である第3図および第4図に基づき説明
する。
【0016】本実施例の間欠型流体分配弁は、主管通路
7を中心部として、下方にピストン室10を設けるとと
もに該ピストン室内にピストン11を装備している。ピ
ストンの後部には、大小2個のコイルバネ13を具備し
ている。そして同コイルバネは、インジケータを兼ねる
ピストンロットの外周に支持されている。
【0017】主管通路7には、上側に向けて通路が設け
られている。この通路は、ハウジング8の芯部に形成さ
れたスプリング18’を収容する室に連通し、同室を通
路として更にその上部に形成された傘型の逆止弁15を
収容した室に連通している。前記のハウジング8は、そ
の上部に螺着されたニップルにより圧着されて固定され
ている。そして前記傘型の逆止弁15は、切換弁子(1
8)に保持されていて、同切換弁子の球状先端部の逆止
作用部分と傘型の逆止弁15との共働作用により、切換
弁18の機能を提供している。
【0018】前記の切換弁18の下流側の通路19は、
その下流に形成された絞り通路3に連通している。
【0019】更に通路19は、ニップルの軸直角方向に
設けられた通路21を介し、前記ニップルの外周に形成
された環溝21’に導かれ、スリーブ21aの芯部の通
路(21)を介して分配弁の本体外に装備された容筒室
2aに連通している。
【0020】容筒室2aには感圧子2bを装備し、同感
圧子は、その先端部分2cの端面が装備されたスイッチ
4の作動子に当接している。なお、同感圧子2bはその
軸心に添い、設定された作動寸法(図示)だけ作動す
る。
【0021】なお、絞り通路3は、第3図に示されるよ
うなインサート状の部品3aの芯部に形成しても良く、
また第4図に示すとうりニップル等の主要部品に直接加
工して形成しても良い。
【0021】第5図について、第3図と異なる部分を以
下説明する。この実施例は、圧力応動機構について次の
特徴が示されている。すなわち、吐出側の通路19の下
流側に、該通路の延長部分を兼ねた形状の装置構成室
(21a)をスイッチ4の取りつけ側から加工して形成
し、該室に容筒体(指示せず)を嵌着してシリンダを形
成している。そして、該シリンダ内には内方端部を最大
径とする3段の異径部を持つ軸部材と前記異径の小径部
に嵌合された筒形部材とからなる感圧子2bを具備して
いる。
【0021】この第5図の実施例は、圧力応動機構の要
部を単位分配弁機構を構成する本体内に内蔵したところ
に特徴がある。
【0022】またこの実施例は、絞り通路3を、吐出側
の配管チューブの先端に挿入するインサートの形式で装
備している。このばあいのインサート3bの形式とは、
通路3が絞り機能を提供できる積極的な狭窄通路を形成
するものである。
【0023】なお、実施例によれば、たとえば切換弁等
では、その構造の合理的な構成から第1図および第2図
に示される回路(通路)等の形状的区分を明白にし難い
部分もあるが、これらを作用面から視るばあい、パイロ
ット回路の14’,16’等は、第3図および第5図の
実施例の中の通路14、および通路16と共有する構成
で確かに存在するものである。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上の構成に基づき実施される
から、前述のとうり、単位分配弁機構1の吐出側の通路
19に向けて吐出された流体には、その下流側に装備さ
れた絞り通路3の作用により相当の圧力が生起する。そ
してその流体圧の作用により、前記通路に連通して設け
られた圧力応動機構2の感圧子2bが作動し、前記の流
体の吐出状態を検知できるのである。
【0025】従って、この単位分配弁機構から吐出した
後の流体は、分配管の長さや、流体供給箇所における流
体漏れや、用いる流体の粘土の多少の変化等を原因とす
る著しい圧力低下を生じることがなく、故に従来多発し
たような検知装置の誤動作の多くを解消できる効果が顕
著である。
【図面の簡単な説明】
【第1図】本発明の吐出検知装置の流体回路であって、
分配弁の蓄液衝程と本検知装置の未作動状態を示した作
用説明図。
【第2図】第1図同様の流体回路図であって、分配弁の
吐出衝程と本検知装置の作動状態を示した作用説明図。
【第3図】本発明の実施例を示す縦断面図。
【第4図】第3図の変形構造を示す要部拡大図。
【第5図】別の実施例を示す第3図同様の縦断面図であ
って、静止状態を示している。
【符号の説明】
1・・・単位分配弁機構 2・・・圧力応動機構 2a・・・容筒室 2b・・・感圧子 2d・・・復帰用スプリング 3・・・絞り通路 4・・・スイッチ 7・・・主管通路 8・・・切換弁18を構成するハウジング 9・・・吐出口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単位分配機構1の吐出側の圧力作用部
    分に連通して容筒室を形成するとともに該容筒室内に感
    圧子を設けてなる圧力応動機構2を設け、同圧力応動機
    構を装備した下流側に絞り通路3を設け、前記感圧子の
    先端部分2cの作動を目視、もしくは電気信号に変換し
    て検知するようにした構造を特徴としてなる、間欠型流
    体分配弁の吐出検知装置。
  2. 【請求項2】 感圧子の作動を検出するスイッチ4を
    具備し、同スイッチの動作を電気信号に変換して検知す
    るようにしてなる、請求項1の間欠型流体分配弁の吐出
    検知装置。
JP23256192A 1992-07-16 1992-07-16 間欠型流体分配弁の吐出検知装置 Pending JPH0634060A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23256192A JPH0634060A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 間欠型流体分配弁の吐出検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23256192A JPH0634060A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 間欠型流体分配弁の吐出検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0634060A true JPH0634060A (ja) 1994-02-08

Family

ID=16941266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23256192A Pending JPH0634060A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 間欠型流体分配弁の吐出検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0634060A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112924159A (zh) * 2019-12-06 2021-06-08 武汉航空仪表有限责任公司 一种双通道分配阀综合性能测试装置及方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112924159A (zh) * 2019-12-06 2021-06-08 武汉航空仪表有限责任公司 一种双通道分配阀综合性能测试装置及方法
CN112924159B (zh) * 2019-12-06 2023-08-04 武汉航空仪表有限责任公司 一种双通道分配阀综合性能测试装置及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4763114A (en) Fluid flow indicator
US6212958B1 (en) Flow sensing assembly and method
US4732190A (en) Shut-off valve and method for using same
US5002090A (en) Flow detector
JP2002339873A (ja) 潤滑材の配量装置
US5135023A (en) Pressure regulator
US9303814B2 (en) System for automatic lubrication
JP6546298B2 (ja) ポンプ用のランナウェイバルブシステム
US6297463B1 (en) Out-of-fluid detector for reciprocating pumps
JPS6114399B2 (ja)
CA1063525A (en) Injection lubricating apparatus
US3218853A (en) Flow rate measuring device
FI66692B (fi) Stroemningkaenselorgan kaensligt foer vaetskestroemningar inomett omraode fraon oever i foervaeg bestaemt minimum till dunr i foervaeg bestaemt maximum
JPH0634060A (ja) 間欠型流体分配弁の吐出検知装置
US8590562B2 (en) Fluid flow detection device
US3235129A (en) Fluid proportioner
JPH04232473A (ja) 流動スペース内における流動性媒体の通流を監視するための装置
JP3124285B2 (ja) 流れ又は圧力の制御のための制御弁
US3556477A (en) Ink flow control means for ink pen recorders
JP4452516B2 (ja) 定量分配器
JPH0617081Y2 (ja) フローセンサー
US3526297A (en) Lubrication pump failure detector
US4417534A (en) Lubricant sensing device for sewing machines
US6044863A (en) Safety device against ruptures in gas pipes
JP3893209B2 (ja) 脱圧弁