JPH06338239A - スイッチ - Google Patents

スイッチ

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Publication number
JPH06338239A
JPH06338239A JP14679093A JP14679093A JPH06338239A JP H06338239 A JPH06338239 A JP H06338239A JP 14679093 A JP14679093 A JP 14679093A JP 14679093 A JP14679093 A JP 14679093A JP H06338239 A JPH06338239 A JP H06338239A
Authority
JP
Japan
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contact
contact piece
switch
rotary
contact pieces
Prior art date
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Pending
Application number
JP14679093A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Nomoto
武彦 野本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuboshi Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Electric Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuboshi Electric Works Co Ltd filed Critical Mitsuboshi Electric Works Co Ltd
Priority to JP14679093A priority Critical patent/JPH06338239A/ja
Publication of JPH06338239A publication Critical patent/JPH06338239A/ja
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転接触子を半周させた後の残りの半周にお
いて、半周させた時の切替え態様と異なる切り替え態様
を行うことにより、電灯の点灯消灯される切替回数を同
じにできるスイッチを提供する。 【構成】 半径方向に突出した少なくとも2つ以上の接
触片31,32を有する回転接触子3と、回転接触子3
に対面し、接触片31,32が押圧される複数の切替位
置24a乃至24hの一部に配された固定接片8,9,
10とを備え、径方向の突出量を異ならせて各接触片3
1,32をそれぞれ形成すると共に、接触片31,32
の各々に対応して径方向の距離を異ならせて固定接片
8,9,10を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、半径方向に突
出した少なくとも2つ以上の接触片を有する回転接触子
と、回転接触子に対面し、接触片が押圧される複数の切
替位置の一部に配された固定接片とを備えた電灯用の切
替えスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】半径方向に突出した少なくとも2つ以上
の接触片を有する回転接触子と、回転接触子に対面し、
接触片が押圧される複数の切替位置の一部に配された固
定接片とを備えたスイッチは、特開平3−233821
号として公知である。
【0003】このものは、半径方向に突出した2つの接
触片を有する回転接触子が回転移動自在に、かつ該回転
接触子に対面した複数の切替位置に対して接触片が押圧
可能に設けられると共に、複数の切替位置の一部に固定
接片が配設され、回転接触子が所定角度回転移動されて
接触片が各々の切替位置に押圧係止された時に、切替位
置の接触片が固定接片に接触している場合にはスイッチ
がオンする一方、切替位置の接触片が固定接片に接触し
ていない場合にはスイッチがオフすることにより、A,
B,Cの電灯を個別に又は同時に点灯するものである。
【0004】しかしながら、このものは、回転接触子の
2つの接触片がπだけずれ、同時に同一円周上を1/4
π毎に切替え移動するので、2つの接触片の一周分のオ
ンオフの順序が同一であり、回転接触子を半周させた後
の残りの半周においては、半周させた時の切替え態様A
B−A−C−オフと同一の切り替え態様を再び繰り返す
だけであった。
【0005】このため、回転接触子の1回転について
は、電灯Aが点灯する位置が4か所となって最も多く、
電灯B及び電灯Cが点灯する位置が各2か所となり、電
灯Aが電灯B,Cよりも多く点灯消灯されることから、
電灯Aが一番早く消耗してしまっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、回転
接触子を半周させた後の残りの半周において、半周させ
た時の切替え態様と異なる切り替え態様を行うことによ
り、電灯の点灯消灯される切替回数を同じにして複数の
電灯を均一に点灯させること及び減灯の灯数を半周毎に
変えることが可能なスイッチを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のスイッチは、上
記課題を解決するために、半径方向に突出した少なくと
も2つ以上の接触片を有する回転接触子と、前記回転接
触子に対面し、前記接触片が押圧される複数の切替位置
の一部に配された固定接片とを備え、径方向の突出量を
異ならせて前記各接触片をそれぞれ形成すると共に、前
記接触片の各々に対応して径方向の距離を異ならせて前
記固定接片を形成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】回転接触子を回転させると、径方向の突出量が
異なる各接触片がそれぞれ異なる同心円周上を移動して
複数の切替位置に順次係止していく。各々の切替位置に
おいて、接触片の各々に対応して径方向の距離が異なっ
て配される固定接片に各々の接触片が接触するとスイッ
チがオンする一方、切替位置において接触片が固定接片
に接触していない場合にはスイッチがオフする。回転接
触子が1回転する場合ついては、接触片の突出量の別に
よって切替位置における接触位置が異なるため、接触片
の一周分のオンオフの順序が異なり、回転接触子を半周
させた後の残りの半周において、半周させた時の切替え
態様とは異なる切り替え態様を行う。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、実施例のスイッチを示す平面図,図2
は、図1の矢視X−Xを示す断面図であり、該スイッチ
1は、絶縁材料で形成されたケーシング2、良導体から
なる回転接触子3,通電子4,コイルスプリング5,ア
センブリプレート6,通電軸7,固定接片8,9,1
0、および、角ナット11と引きひも12とで構成され
る。
【0010】ケーシング2は、図2および図3に示され
るような一面開口状の箱体であり、箱体底面13の略中
央部から開口側に突出する固定接片装着部14、箱体上
面15の肉厚部16に形成された箱体深さ方向の段付き
角溝17、箱体上面15の外側他側に形成された係合突
出片18、箱体下面19において箱体上面15の肉厚部
16に対向して穿設された紐通し孔20、および、箱体
上面15と箱体下面19の内側略中央部開口側に形成さ
れた係合欠切部21,22を有し、段付き角溝17にお
ける大径の溝にはナット11が埋設されると共に、ナッ
ト11の捩子孔位置に対応する箱体上面15の一側には
貫通口23が穿設されている。
【0011】円形平断面を有する固定接片装着部14の
略中央部には、通電軸7を挿通する貫通孔25が穿設さ
れる。また、固定接片装着部14は上面外周部において
周方向に8等分され、その各々には一方向ラッチ状の爪
24a〜24hが形成されている。
【0012】図5は、固定接片装着部14の爪24eを
図3における矢視Y−Yの方向から見た立面図であり、
各々の爪24a〜24hのテーパ面αは、貫通孔25を
中心に図3において反時計方向に行くに従い箱体底面1
3からの高さを徐々に増大させ、最終的に、箱体底面1
3に対し略直角に切り立った係止面βに連絡する。
【0013】図3に示すように、固定接片装着部14に
おける爪24bのテーパ面α上には、固定接片8の一方
の通電面42が載置され、爪24fのテーパ面α上に
は、固定接片9の一方の通電面43が載置され、爪24
hのテーパ面α上には、固定接片10の通電面44が載
置されている。また、爪24cのテーパ面α上には、固
定接片8の他方の通電面45が載置され,爪24gのテ
ーパ面α上には、固定接片9の通電面46が載置されて
いる。
【0014】固定接片8の一方の通電面42と固定接片
9の一方の通電面43と固定接片10の通電面44と
は、固定接片装着部14の外縁より内縁までに至って長
く形成され、固定接片8の他方の通電面45と固定接片
9の通電面46とは、固定接片装着部14の外縁寄りの
みに形成されている。
【0015】なお、固定接片装着部14上に配される通
電面42,43,44の外縁より内縁までに至る距離
は、後述する回転接触子3の小接触片32の径方向の突
出量に対応して決定され、また、通電面45,46が固
定接片装着部14の外縁より内縁に至るまでの距離は、
後述する回転接触子3の大接触片32の径方向の突出量
に対応して決定されている。
【0016】固定接片8,9,10は、その電極部4
7,48,49が図4に示されるような箱体底面13の
裏面に突出された各通電電極片50,51,52に対
し、鳩目53,54,55により固定されることによ
り、各固定接片8,9,10の通電面42及び45,通
電面43及び46,通電面44を各爪24b,24c,
24f,24g,24hのテーパ面αに密着固定してい
る。
【0017】また、各固定接片8,9,10の通電面4
2,43,44の内縁寄りと外縁寄り及び各固定接片
8,9の通電面45,46とには、図3に示すような突
起が通電面上方に向けて形成されている。
【0018】固定接片装着部14の貫通孔25に挿通さ
れる通電軸7は管状体よりなり、基部最端部には図2お
よび図4に示されるように、板状の電極部7bと略直角
に屈曲された回り止め部7aが形成される一方、その先
端部は図1に示されるように四つ割りとされ、はとめ状
の固定部とされている。該通電軸7は箱体底面13裏面
からその管状部を貫通孔25に挿通した後、箱体底面1
3裏面に形成された異形の盲穴29に回り止め部7aを
係合させて、回転防止および上方への抜け止めをされ
る。
【0019】回転接触子3は、図6および図10に示さ
れるように、板状環状体30の外周に対向して径方向の
突出量が異なる2つの接触片、即ち、大接触片31と、
大接触片31に比べて径方向の突出量が小さい小接触片
32と、大接触片31及び小接触片32とは別であっ
て、一対の対向する係合突出片33,33とが一体に形
成されている。
【0020】大接触片31及び小接触片32は、板状環
状体30に対し回転接触子3の下面に向けて屈曲され、
かつ、固定接片装着部14の爪24a〜24hの各々の
テーパ面αと係合するテーパ面が形成されると共に、大
接触片31及び小接触片32の各周方向端部31a,3
1b,32a,32bは回転接触子3の上面に向けて僅
かに屈曲されている。
【0021】また、係合突出片33には、板状環状体3
0略中央部の貫通孔36を中心とする反時計方向の切り
込み34が設けられ、該切り込み34に沿って係合突出
片33の周方向端部33aが回転接触子3の上面に向け
僅かに屈曲されてラッチを形成している。
【0022】通電子4は、図7および図10に示される
ように、略中央部に貫通孔40を有する板状体であっ
て、該貫通孔40と同心状に、回転接触子3における係
合突出片33の周方向端部と係合する4つの丸孔37お
よび丸孔37の間の角孔38が交互に穿設されている。
角孔38の貫通孔40側の内縁は、通電子4上方に向け
て屈曲されて屈曲片38aとされる。また、その突出端
には小孔39が穿設される。通電子4は、その下面が通
電面となる。
【0023】スプリング5は、図8および図10に示さ
れるように、逆捩子方向のスパイラルを有するコイルス
プリングであり、該スプリング5の両端部5a,5bは
直線的に突出し、一方の端部5aは直角に屈曲されてい
る。
【0024】アセンブリプレート6は、図9および図1
0に示されるような長方形の板状体であり、略中央部に
貫通孔41を有し、一端に小孔56を備える。
【0025】これらの構成要素は、ケーシング2に装着
された通電軸7に対し、図2に示されるように、回転接
触子3,通電子4,コイルスプリング5,アセンブリプ
レート6の順で嵌挿されている。また、アセンブリプレ
ート6の小孔56に一端5aを挿通したスプリング5の
他端5bは通電子4の屈曲片38aに係合して通電子4
を図1において時計方向に付勢し、ケーシング2の係合
欠切部21,22に嵌め込まれたアセンブリプレート6
は四つ割りの先端を広げた通電軸7によって該ケーシン
グ2に固定されている。従って、アセンブリプレート6
とコイルスプリング5,コイルスプリング5と通電子
4,通電子4と回転接触子3、および回転接触子3と固
定接片装着部14との間に、コイルスプリング5の弾性
による押圧力が作用している。
【0026】また、回転接触子3の大接触片31の屈曲
されたテーパ面は、爪24eの外縁寄りのみに接触し、
小接触片32の屈曲されたテーパ面は、爪24aの内縁
寄りのみに接触する。
【0027】この状態で通電軸7の電極7bから供給さ
れる電力は、次に示す経路a〜経路cの各々を経て回転
接触子3に伝達される。
【0028】経路aは、通電軸7の管状部外周面→回転
接触子3の貫通孔36の内周面→回転接触子3、経路b
は、通電軸7の管状部外周面→通電子4の貫通孔40の
内周面→通電子4→回転接触子3、経路cは、通電軸7
の先端→アセンブリプレート6→コイルスプリング5→
通電子4→回転接触子3である。
【0029】この内、経路aおよび経路bを経て回転接
触子3に伝達される電力は主であり、通電軸7の電極7
bから供給される電力の大半は、実質上、経路bを介し
て回転接触子3に伝達される。即ち、該スイッチ1は、
コイルスプリング5の弾性により対面して押圧される通
電子4と回転接触子3との間で電力の主たる伝達が行わ
れ、経路aおよび経路cによってその伝達性能が支援さ
れる構成を有する。
【0030】通電子4の小孔39に結ばれた引きひも1
2はケーシング2の紐通し孔20を介して外部に引き出
され、通電子4を外部から回転操作できるようになって
おり、このスイッチ1は、通常、照明器具等の装着面に
設けられた孔にケーシング2の回り止めとなる係合突出
片18を係合させ、装着面の側から挿通されたビスによ
りケーシング2の貫通口23を介してナット11を締め
付けることにより、所望の装着面に固定される。また、
通電子4と回転接触子3との摺動面には、通電子4およ
び回転接触子3の回転を円滑にするための接点グリスが
塗布される。
【0031】以下、回転接触子3の大接触片31及び小
接触片32と各固定接片8,9,10の通電面42,4
5,43,46,44との関係を機能的に示す図11を
参照してスイッチ1の動作について説明する。図11で
はスイッチ1を照明器具の切り替え用として使用した例
を示しており、回転接触子3の大接触片31及び小接触
片32には経路a〜経路cの各々を介して電源が供給さ
れ、また、固定接片8,9,10には各々ランプ等の照
明器具A,B,Cが接続されている。
【0032】現段階で、回転接触子3の小接触片32及
び大接触片31は、それぞれ爪24a及び爪24eを結
ぶ線上の切替初期位置にあり、いずれの固定接片とも接
触していないものとする。
【0033】まず、引きひも12を1回引くと、通電子
4が図1において反時計方向に略π/4回転する。通電
子4の角孔38に回転接触子3のラッチ状の係合突出片
33が係合され、大接触片31を爪24eのテーパ面α
と摺接させると共に小接触片32を爪24aのテーパ面
αと摺接させられていた回転接触子3は、、通電子4の
回転に伴って反時計方向に回転し、大接触片31を爪2
4fの位置に移動させると共に小接触片32を爪24b
の位置に移動させる。
【0034】大接触片31が爪24f上に配設された固
定接片9の通電面43の外縁寄りと接触すると共に、小
接触片32が爪24b上に配設された固定接片8の通電
面42の内縁寄りとそれぞれ接触し、コイルスプリング
5の押圧力により接触状態を保持する。従って、照明器
具AおよびBが点灯される。
【0035】次に、引きひも12から手を放すと、コイ
ルスプリング5の付勢力によって通電子4が時計方向に
略π/4回転して初期位置に復帰する。このとき、回転
接触子3における大接触片31の周方向端部31aと、
小接触片32の周方向端部32aとがそれぞれ爪24
e,24aの係止面βによって保持される結果、回転接
触子3の時計方向への回転は阻止され、通電子4のみが
回転接触子3のラッチ状の係合突出片33の上面を滑
り、通電子4の丸孔37に回転接触子3のラッチ状の係
合突出片33が係合され、通電子4は初期位置に復帰す
ると共に、照明器具AおよびBの点灯状態が保持され
る。なお、通電子4と回転接触子3との摺動面には接点
グリスが塗布されているので通電子4の復帰動作は円滑
である。
【0036】現段階で、回転接触子3の小接触片32及
び大接触片31は、それぞれ爪24b及び爪24fを結
ぶ線上の切替位置にある。次に引きひも12を1回引く
と、通電子4が図1において反時計方向に略π/4回転
することにより、回転接触子3は、通電子4の回転に伴
って反時計方向に回転し、大接触片31は爪24gの位
置に移動すると共に小接触片32を爪24cの位置に移
動し、コイルスプリング5の押圧力により、各々の爪2
4g及び爪24cに対する接触状態が保持される。
【0037】大接触片31は爪24gの外縁寄りのみに
配設された固定接片9の通電面46と接触するが、小接
触片32は爪24cの内縁寄りのみ接触するため、爪2
4cの外縁寄りのみに配設された固定接片8の通電面4
5には接触せず、従って、照明器具Bのみが点灯され
る。
【0038】次に、引きひも12から手を放すと、コイ
ルスプリング5の付勢力によって通電子4のみが時計方
向に略π/4回転して初期位置に復帰する。
【0039】以下、引きひも12を1回引く毎に回転接
触子3が図1において反時計方向に略π/4ずつ回転
し、その回転位置に応じて照明器具A〜Cの点灯状態が
変化する。
【0040】大接触片31は、この後、爪24h,爪2
4a,爪24b,…と切替位置を移動し、各々の切替位
置において各爪の外縁寄りで接触して周回し、小接触片
32は、この後、爪24c,爪24d,爪24e,…と
切替位置を移動し、各々の切替位置において各爪の内縁
寄りで接触して周回する。
【0041】このように、大接触片31は、切替初期位
置である爪24eより略π/4ずつ回転して1回転する
と、照明器具をB→B→C→オフ→A→A→オフ→オフ
の順で点灯させ、小接触片32は、切替初期位置である
爪24aより略π/4ずつ回転して1回転すると、照明
器具をA→オフ→オフ→オフ→B→オフ→C→オフの順
で点灯させる。
【0042】引きひも12の操作回数と回転接触子3の
回転角度および点灯される照明器具の関係を表1に示
す。
【0043】
【表1】 表1に示されるように、切替初期位置より回転接触子3
を半回転、即ち、引きひも12を4回引くと、照明器具
はA,B→B→C→オフの順で点灯され、回転接触子3
をさらに半回転させた後の半周においては、照明器具は
A,B→A→C→オフの順で点灯され、前半の4回の操
作による点灯態様では、照明器具Aのみが単独で点灯さ
れることはなく照明器具Bのみが単独で点灯され、後半
の4回の操作による点灯態様では、照明器具Bのみが単
独で点灯されることがなく照明器具Aのみが単独で点灯
され、前半の4回の操作と後半の4回の操作では、点灯
態様は同一とならずに異なるものとなる。そして、回転
接触子3の1回転分の操作、即ち、前後計8回の操作に
おいては、照明器具AとBは共に3回点灯される。
【0044】このため、回転接触子の1回転について
は、照明器具Aと照明器具Bとの点灯回数が同じとな
り、照明器具Aが照明器具Bよりも多く点灯消灯される
ことがなくなることにより、照明器具Aだけが早く消耗
してしまうことがなくなり、照明器具Aと照明器具Bと
の寿命が略同じとなる。
【0045】本実施例では、回転接触子3の径方向の突
出量を異なる接触片の数を大小2種類とし、各接触片3
1,32が押圧される複数の切替位置の一部に、各接触
片31,32の各々に対応して径方向の距離を異ならせ
た固定接片の通電面42乃至46を配したが、回転接触
子3の径方向の突出量を異なる接触片の数を、例えば3
つに増やし、回転接触子3の径方向の突出量が最も大で
ある接触片のみが切替位置において接触するような通電
面を有する固定接片を新たに設けることにより、さら
に、切替位置における照明器具の点灯態様を増やすこと
ができるなど、接触片の突出量、数、爪の数等を増減す
ることにより好みの点灯態様を得ることが可能となる。
【0046】
【発明の効果】本発明のスイッチは、半径方向に突出し
た少なくとも2つ以上の接触片を有する回転接触子と、
回転接触子に対面し、接触片が押圧される複数の切替位
置の一部に配された固定接片とを備え、径方向の突出量
を異ならせて各接触片をそれぞれ形成すると共に、接触
片の各々に対応して径方向の距離を異ならせて固定接片
を形成したことにより、回転接触子を回転させると、径
方向の突出量が異なる各接触片がそれぞれ異なる同心円
周上を移動して複数の切替位置に順次係止していき、各
々の切替位置において、接触片の各々に対応して径方向
の距離が異なって配される固定接片に対して、各々の接
触片が接触するとスイッチがオンする一方、切替位置に
おいて接触片が固定接片に接触していない場合にはスイ
ッチがオフするので、回転接触子が1回転ついては、接
触片の突出量の別によって切替位置における接触位置が
異なるため、接触片の一周分のオンオフの順序が異な
り、回転接触子を半周させた後の残りの半周において、
半周させた時の切替え態様とは異なる切り替え態様を行
うことができる。
【0047】また、スイッチを照明器具の切り替え用と
して使用した場合には、回転接触子の前半の半回転分の
操作による点灯態様において、例えば、照明器具Aのみ
が単独で点灯されることはなく照明器具Bのみが単独で
点灯され、回転接触子の後半の半回転分の操作による点
灯態様において、照明器具Bのみが単独で点灯されるこ
とがなく照明器具Aのみが単独で点灯されように各固定
接片を照明器具A,Bに接続することが可能となり、回
転接触子の1回転について、照明器具Aと照明器具Bと
の点灯回数を同じにすることができるため、照明器具A
が照明器具Bよりも多く点灯消灯することがなくなり、
照明器具Aだけが早く消耗してしまうことがなくなって
照明器具Aと照明器具Bとの寿命が略同じとなり、照明
器具Aのみを交換する回数が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るスイッチを示す平面図
【図2】図1の矢視X−Xを示す断面図
【図3】スイッチのケーシングを示す平面図
【図4】スイッチのケーシングを示す裏面図
【図5】図3の矢視Y−Yを示す拡大立面図
【図6】スイッチの回転接触子を示す平面図
【図7】スイッチの通電子を示す平面図
【図8】スイッチのコイルスプリングを示す平面図
【図9】スイッチのアセンブリプレートを示す平面図
【図10】本発明の実施例に係るスイッチにおける通電
軸と固定接片と回転接触子と通電子とコイルスプリング
とアセンブリプレートとを分解してを示す斜視図
【図11】同実施例におけるスイッチの回転接触子と固
定接片との関係を機能的に示す図
【符号の説明】
1 スイッチ 2 ケーシング 3 回転接触子 4 通電子 5 コイルスプリング 5a 端部 5b 端部 6 アセンブリプレート 7 通電軸 7a 回り止め部 7b 電極部 8 固定接片 9 固定接片 10 固定接片 11 角ナット 12 引きひも 13 箱体底面 14 固定接片装着部 15 箱体上面 16 肉厚部 17 段付き角溝 18 係合突出片 19 箱体下面 20 紐通し孔 21 係合欠切部 22 係合欠切部 23 貫通口 24a 爪 24b 爪 24c 爪 24d 爪 24e 爪 24f 爪 24g 爪 24h 爪 25 貫通孔 29 盲穴 30 板状環状体 31 大接触片 31a 周方向端部 31b 周方向端部 32 小接触片 32a 周方向端部 33 係合突出片 34 切り込み 35 摺接突起 36 貫通孔 37 丸孔 38 角孔 38a 屈曲片 39 小孔 40 貫通孔 41 貫通孔 42 通電面 43 通電面 44 通電面 45 通電面 46 通電面 47 電極部 48 電極部 49 電極部 50 通電電極片 51 通電電極片 52 通電電極片 53 鳩目 54 鳩目 55 鳩目 56 小孔 α テーパ面 β 係止面
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半径方向に突出した少なくとも2つ以上
    の接触片を有する回転接触子と、前記回転接触子に対面
    し、前記接触片が押圧される複数の切替位置の一部に配
    された固定接片とを備えたスイッチにおいて、径方向の
    突出量を異ならせて前記各接触片をそれぞれ形成すると
    共に、前記接触片の各々に対応して径方向の距離を異な
    らせて前記固定接片を形成したことを特徴とするスイッ
    チ。
JP14679093A 1993-05-27 1993-05-27 スイッチ Pending JPH06338239A (ja)

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