JPH0633441U - 分割鉢植カバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 水やり時などに鉢植えを持ち上げ、鉢植えカ
バーから取り出すたいへん力の必要な作業を、鉢植えカ
バーを分割することにより、鉢植えは持ち上げることな
くそのままの状態で、鉢植えカバーの取り付け・取り外
しが簡単に、誰にでも出来るようにしたものである。ま
た、分割して部品の状態で重ね合わせて保管をし、製造
・物流段階での保管場所を約半分に、小さくしたもので
ある。 【構成】 二つのうち片方の胴部１のレール２の凹部４
に、もう一方の胴部Ｉのレール２の凸部３を差し込んで
固定し、さらに結合部品５を上から差し込んで固定す
る。水やり時などの鉢を取り出す場合は、結合部品５を
はずせば簡単に胴部１は分割・分離して取りはずせる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案のあらまし】

この考案は鉢植カバーを左右に分割可能にすることを特長とするものである。

【０００２】

【従来の欠点】

（イ）鉢植えの木への水やり時や、室外に鉢植えを出す等のとき、鉢を鉢カバ ーから取り出す作業が特に困難であり、老人、女性、子供には出来なかった。 （ロ）鉢植えカバーは中身が空洞で保管効率が悪く、そのため製造及び物流段 階での保管場所が広く必要だった。

【０００３】

【考案の構造】

胴部１の両端に凸部３と凹部４のあるレール２を設け、各凸部を凹部にはめ込 み、重なったそのレールを着脱可能な結合部品５で固定して一体化する。 水やり時などの鉢を取り出す場合は、結合部品５をはずせば簡単に胴部１は分 割・分離して取りはずせる。

【０００４】

【使用方法】

（イ）鉢植えの鉢を左右より囲むようにして、２つの胴部１をレール２の各々 の凸部を凹部に差し込み固定する。 （ロ）さらに、合わさった二つの胴部１のレール部２に、結合部品５を上部よ り差し込み固定する。

【０００５】

【効果】

本案は従来の欠点を除いて、老人・子供・女性、誰にでも手軽に鉢植カバーの 着脱が、重い鉢植えを持ち上げる事なく、気軽に簡単にできぎっくり腰の心配も なく安全におこなえる。 また、図４に示すごとく製造、物流における保管場所も従来の約半分になる。 そして、簡単に鉢植えが取り出せるため、周囲の掃除もしやすく衛生的になる 。

【０００６】

【実施例】

なお、本考案の実施に当たって次の如き事ができる。 （イ）胴部を人造大理石で作る。 （ロ）胴部は角柱も本考案は、有効である。 （ハ）結合方法は丁番を利用できる。 （ニ）鉢植えとは一切接触しないため胴部には、あらゆる材質が本考案では可 能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【図２】本考案の胴部１の斜視図

【図３】本考案の結合部品５の斜視図

【図４】本考案の胴部の保管状態斜視図

【図５】本考案の実施例を示す斜視図

【符号の説明】

１ 胴部 ２ レール ３ レール凸部 ４ レール凹部 ５ 結合部品

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）鉢植カバー側面の胴部を分割可能に
   する。 （ロ）結合部品５とレール部２の凸部３と凹部４で二つ
   の胴部１を固定する。 以上の如く構成された、分割・結合できる鉢植カバー。