JPH0633419U - 草刈機用安全カバ− - Google Patents

草刈機用安全カバ−

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JPH0633419U
JPH0633419U JP8850191U JP8850191U JPH0633419U JP H0633419 U JPH0633419 U JP H0633419U JP 8850191 U JP8850191 U JP 8850191U JP 8850191 U JP8850191 U JP 8850191U JP H0633419 U JPH0633419 U JP H0633419U
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JP
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safety cover
dust
cutting blade
mower
cover body
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JP8850191U
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English (en)
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政治 井戸
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政治 井戸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防塵用マスクや前掛け等を着けなくとも、従
来の如き作業者(8)の顔や衣服に粉塵が直接当ること
なく、その粉塵が目に入ったり、服の中に入ったり、或
いはポケットの中に入って溜ること無く安心して草刈り
作業が行え、且つ気軽に草刈機が扱える。特に夏場にお
いてはその効果は大いに発揮できる。しかも従来発生し
ていた事故、例えば窓ガラスの割れ,車の傷つき,近く
にいる人の負傷等を殆ど防止することが出来る。 【構成】 従来の安全カバ−本体(1)の一端側を、切
刃体(5)の回転方向側へ適宜長さの延長カバ−部を一
体に延長させ、且つこの安全カバ−本体(1)の下辺全
長にわたって、適宜幅で弾性を有する帯状の防塵用カバ
−(2)を設けてその下端が地面に接触され作業者
(8)側へ粉塵が直接来ないように成す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は草刈機用安全カバ−、特には可撓性を有した合成樹脂製の切断線材が 高速回転する草刈機に装着させる草刈機用安全カバ−に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に草刈機用安全カバ−は、草刈機の操作杆の先端に取付けた切刃体の後方 に取付けて、前記切刃体の破損或いはその切刃体が巻き込んだ石やビンの破片等 の物体の飛び跳ねによって作業者が負傷しないように保護する役目を成すもので ある。その構成する部品としては図5に示す如く、所定長さで湾曲する金属製の 安全カバ−本体(1)と、その上部に設けた下側取付金具(31),上側取付金具 (32),2本のネジ(33)とから成る取付部材(3)とがある。又、その使用状 態、例えば、草が硬い場合には切刃体としてノコ刃や8枚刃等が用いられ、草が 柔らかい場合には切刃体として、可撓性を有する合成樹脂製の切断線材を用いる と共にそれを高速回転させて草刈りが行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図4に示すように操作杆(4)に安全カバ−本体(1)を取付け る際は、前記操作杆(4)が作業者(8)によって持上げられて急傾斜となるの で、少し安全カバ−の位置を操作杆(4)の軸方向に移動させるだけで、安全カ バ−本体(1)の下端と地面との隙間が大幅に変化する。例えば図3に示す如く 想像線まで安全カバ−本体(1)を移動させると、隙間はL1からL2に大幅な変化 となり、安全カバ−本体(1)の取付け位置を決める際には、充分な配慮が必要 で面倒な作業であった。この従来の草刈機用安全カバ−を操作し易い位置に操作 杆(4)へ取付けると、一般に前記安全カバ−本体(1)の下端と地面との間に 数cmの隙間が開く。又、道路沿いの草刈り作業を行うと、その刈取面には缶が多 く捨てられているため、切刃体(5)が缶に当たる。この場合、ノコ刃や8枚刃 等の切刃体(5)を使用すると、刃先が缶で損傷され易くなり、その都度切刃体 (5)の交換を行わなければならず作業性が悪くなる。従って、道路沿いの草刈 り作業には、一般に可撓性を有した合成樹脂製の切断線材が切刃体(5)として 用いられる。この合成樹脂製の切断線材は高速回転で草を刈るが、同時に地面を 叩きながら草が刈られる状態となる。このため、地面が乾燥していると、前記切 断線材によって粉塵が舞い上がり、この粉塵が前記安全カバ−本体(1)の下方 の隙間から通過し、作業者(8)の方へ舞い上がり、それが作業者(8)の顔や 衣服に直接当り、目に粉塵が入ったり、服の中に入ったり、ポケットの中に粉塵 が溜ったりすることも多く発生する。この対策方法としては、作業を開始する前 に作業者(8)は防塵用眼鏡やマスク及び前掛け等を着け、その後、草刈り作業 を開始する手段が取られているが、特に夏場においては日照りが強く高温多湿の 中での作業であり、それらを着けると作業中に風通しが悪くなり、日射病や脱水 症状が作業者(8)に発生し易い。また作業者(8)は防塵マスクや前掛け等を 着けると作業中それが邪魔で煩わしくなり、防塵用眼鏡だけを着けて他のものは 着けずに悪条件下で草刈り作業が行われることが多くなる等の問題点があった。
【0004】 尚、地面には石や木の根或いは地面自体の凸部等が必ずあるため、前記安全カ バ−本体(1)の下端と地面との間には、必ず隙間が開くように設計されている 。従って前記安全カバ−本体(1)の下端と地面との間に隙間が開かぬように位 置決めすると、安全カバ−本体(1)の下端に切断線材が当ってしまい、使用出 来ないのが現状である。又、安全カバ−は作業者(8)を保護することが目的で あるため、切刃体(5)が巻き込んだ石やビンの破片等の物体の飛び跳ねによっ て近くの窓ガラスが割れたり、車に傷つけたり、近くにいる人が負傷したりする 事故が起き易かった。
【0005】 本考案は草刈り時に作業者側へ粉塵が直接来ないように防止出来る草刈機用安 全カバ−を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために本考案は成されたものであり、つまり従来の安全 カバ−本体の一端側に、切刃体の回転方向に対して回転側へ適宜長さの延長カバ −部を一体に延長させ、且つこの安全カバ−本体の下辺全長にわたって、適宜幅 で弾性を有する帯状の防塵用カバ−を設けてその下端が地面に接触され作業者側 へ粉塵が直接来ないように成す。
【0007】
【作用】
次に本考案の作用について説明する。先ず取付方法について説明すると、草刈 機の操作杆(4)の先端側に、安全カバ−本体(1)の取付部(11)を嵌め、或 いは下側取付金具(31)を介して嵌め、操作杆(4)の上方から上側取付金具( 32)を被せ、穴を合わせてネジ(33)で安全カバ−本体(1)を操作杆(4)に 仮止めする。その後、安全カバ−本体(1)を操作杆(4)の軸方向へ移動させ 、切刃体(5)と当らぬ位置を確認してネジ(33)を本締めして取付けを完了す る。尚、この時、防塵用カバ−(2)を長めにしておけば、安全カバ−本体(1 )を操作杆(4)に取付ける際、地面との隙間を考慮せず簡単に取付け作業が行 える。次に本考案の安全カバ−を取付けた草刈機で草を刈ると、防塵用カバ−( 2)は図3に示す如く地面(9)に垂れ下がって接触しているため、可撓性を有 する合成樹脂製の切断線材が高速回転して地面(9)を叩いて出された粉塵は、 従来の如き安全カバ−と地面(9)との隙間から通過することなく遮断されるの である。従って、作業者(8)の方には粉塵が直接来なくなり、作業者(8)は 防塵眼鏡やマスク及び前掛け等を着けなくとも、作業が行えるので、気軽に草刈 機が扱える。特に夏場においては本考案品を取付ければその効果に大なるものが ある。
【0008】 又、安全カバ−本体(1)の一端側を、前記切刃体(5)の回転方向に対して 回転側へ適宜長さの延長カバ−部(1a)を一体に延長させ、且つこの安全カバ− 本体(1)の下辺全長にわたって、適宜幅で弾性を有する帯状の防塵用カバ−( 2)を設けた物を使用して草刈り作業を行った結果、地面(9)から舞い上がる 粉塵は、図2,図3に示す点線矢印の如く前記切刃体(5)の回転力によって安 全カバ−本体(1)及び延長カバ−部(1a)に当って下方に行くと共に、前記防 塵用カバ−(2)にも当り、微粉末以外は地面に戻されるため、舞い上げられる 粉塵の量は従来のものより約1/3に減少する。しかも、前記粉塵は殆どが遮断さ れて作業者(8)の方へは行かなくなるので、極めて草刈り作業がし易くなる。 更に切刃体(5)が巻き込んだ石やビンの破片等の物体の飛び跳ねにより従来発 生していた窓ガラスの割れ,車の傷つけ,近くにいる人の負傷等の事故が殆ど無 くなるのである。尚、図2,図3に示す一点鎖線の矢印は従来通過していたが、 本考案のものでは通過しない粉塵の流れを表示する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。(1)は切刃体(5)に合わ せて湾曲する樹脂製の安全カバ−本体であり、該安全カバ−本体(1)の上部に は半円状の切欠きを形成する取付部(11)と、該取付部(11)の上面にはタップ を掛けた2つの取付穴(12)とが穿設されている。又、前記安全カバ−本体(1 )の一端側には、前記切刃体(5)の回転方向に対して回転側へ適宜長さの延長 カバ−部(1a)を一体に延長させ、その延長方向は図2に示す如く、一般に切刃 体(5)は右回転するので右端が延長される。従って安全カバ−本体(1)の全 長は図1に示す想像線迄の従来のものよりも長く成る。尚、安全カバ−本体(1 )の材料としては軽量に形成できれば、樹脂製でなくとも、例えば軽合金製であ っても良い。(2)は安全カバ−本体(1)及び延長カバ−部(1a)の下辺全長 にわたって、適宜幅で弾性を有する帯状の防塵用カバ−であり、その材料として はゴムやウレタン樹脂製のもの等を用いる。又、この防塵用カバ−(2)は貼着 するか或いは前記安全カバ−本体(1)と一体に成形させる。尚、前記防塵用カ バ−(2)の適宜幅の目安としては、切刃体(5)の外周から若干後方に安全カ バ−を操作杆(4)へ取付けた際に、地面(9)に多少垂れ下がりの余裕を持た せた程度の幅とする。(3)は安全カバ−本体(1)の上部に設けた取付部材で あり、該取付部材(3)は下側取付金具(31)と、上側取付金具(32)と、2本 のネジ(33)とから成る。尚、下側取付金具(31)は操作杆(4)の太さにより 、外して使用する場合もある。
【0010】
【考案の効果】
本考案はこのように構成させたことにより、下記に記載する効果を有する。
【0011】 草刈り作業に合成樹脂製の切断線材が使用されても、安全カバ−本体(1) の下端と地面(9)との隙間からの粉塵の通過が遮断されるので、作業者(8) の方には粉塵が直接来なくなる。
【0012】 作業者(8)は防塵用マスクや前掛け等を着けなくとも、従来の如き作業者 (8)の顔や衣服に粉塵が直接当ることなく、その粉塵が目に入ったり、服の中 に入ったり、或いはポケットの中に入って溜ること無く安心して草刈り作業が行 える。
【0013】 安全カバ−本体(1)を操作杆(4)に取付ける際、地面(9)との隙間を 考慮せず、簡単に取付け作業が行える。
【0014】 本考案の安全カバ−を取付けたものを用いれば、気軽に草刈機が扱える。特 に夏場においてはその効果は大いに発揮できる。
【0015】 切刃体(5)の巻き込みで石やビンの破片等の物体の飛び跳ねにより従来発 生していた事故、例えば窓ガラスの割れ,車の傷つき,近くにいる人の負傷等を 殆ど防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の安全カバ−本体端部が延長される方向
を示す説明図である。
【図3】本考案の作用を示す説明図である。
【図4】本考案の使用状態を示す説明図である。
【図5】従来品を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 安全カバ−本体 1a 延長カバ−部 2 防塵用カバ− 4 操作杆 5 切刃体 6 原動機

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 草刈機の操作杆(4)の先端には、原動
    機(6)で回転する切刃体(5)が取付けられ、該切刃
    体(5)後方の前記操作杆(4)に装着する安全カバ−
    に於いて、その安全カバ−本体(1)の一端側を、前記
    切刃体(5)の回転方向側へ適宜長さの延長カバ−部
    (1a)を一体に延長させ、且つこの安全カバ−本体
    (1)の下辺全長にわたって、適宜幅で弾性を有する帯
    状の防塵用カバ−(2)を設けたことを特徴とする草刈
    機用安全カバ−。
  2. 【請求項2】 前記安全カバ−本体(1)と防塵用カバ
    −(2)とを一体に成形させた請求項1記載の草刈機用
    安全カバ−。
JP8850191U 1991-10-03 1991-10-03 草刈機用安全カバ− Pending JPH0633419U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP1570293S (ja) * 2016-03-22 2017-02-27

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5086143A (ja) * 1973-11-30 1975-07-11
JPS5959989A (ja) * 1982-09-01 1984-04-05 ケ−ブル・ベルト・リミテツド ケ−ブルおよびその製造法

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