JPH0633367B2 - コ−キング及び水素化転化のコンビネ−シヨンプロセス - Google Patents

コ−キング及び水素化転化のコンビネ−シヨンプロセス

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JPH0633367B2
JPH0633367B2 JP19612785A JP19612785A JPH0633367B2 JP H0633367 B2 JPH0633367 B2 JP H0633367B2 JP 19612785 A JP19612785 A JP 19612785A JP 19612785 A JP19612785 A JP 19612785A JP H0633367 B2 JPH0633367 B2 JP H0633367B2
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、炭素質物質を品質向上(グレードアツプ)さ
せるためのコーキング及び水素転化の一体化法に関す
る。
従来技術の記述 コーキングは周知のプロセスである。フルードコーキン
グ法は、例えば、米国特許第2,881,130号に記載されて
いる。フルードコーキング法は、コーカー生成物の重質
で通常液状の成分を再循環させて又はさせずに行なうこ
とができる。コーカー生成物(coker product)の重質
で通常液状の成分をコーキング帯域に再循環させない場
合には、この方法は“単流”コーキングと称される。ま
た、フルードコーキング及びコークスガス化の一体化し
たプロセスも、例えば米国特許第3,702,516
号、銅第3,759,676号及び同第4,325,8
15号において知られそして開示されている、デレード
コーキングは、炭化水素質油が分解温度に加熱され次い
でコーキングドラムに送られて炭化水素及びコークスを
含めた蒸気相生成物を生成するところの周知のプロセス
である。ドラムは、水圧手段によつて又は機械的手段に
よつてコークスを除去される。ハイドロカーボン・プロ
セツシング(Hydrocarbon Processing)(1980年9
月)の第153頁を参照されたい。
米国特許第4,134,825号は、500〜5,00
0psigの圧力及び高められた温度において行なわれる接
触スラリー水素化転化法を開示している。触媒は、供給
原料油中において触媒前駆物質から生成される。
こゝにおいて用いられる用語「水素化転化」は、水素の
存在下に行なわれるプロセスであつて、炭化水素質油の
重質成分の少なくとも一部分を低沸点生成物に転化さ
せ、同時に窒素化合物、硫黄化合物及び金属汚染物の濃
度を低下させるプロセスを指すのに用いられている。
米国特許第3,684,689号は、150psigよりも
高い圧力において残油をフルードコーキングすることを
開示している。コーカー残油は、水素化分解帯域に送ら
れる。水素化分解帯域に送られる流れはガスオイルであ
る(カラム3の第74行目及びカラム6の第72〜73
行目参照)。
米国特許第2,614,067号は、常圧蒸留残油をフ
ルードコーカーにおいてコーキングすることを開示す
る。吸収器における吸収剤油として、精留塔からのガス
オイル留分が用いられる。吸収器の残油はスラリー水素
化反応器に送られる。吸収器の残油は、1,050゜F
よりも高い沸点を有する成分を包含するようには思われ
ない。
米国特許第3,245,900号は、残油をコーキング
しそしてコーカー留出分を水素化分解帯域に送ることを
開示している。
米国特許第2,888,393号は、200〜2,000psigの
圧力でフルードコーキングしそしてコーカー流出油の全
体を200〜2,000psigの範囲内の圧力で水素化す
ることを開示している。
米国特許第4,204,943号、同第4,178,2
27号及び同第4,169,038号は、水素化転化さ
れた生成物の残油部分をコーキング帯域への供給原料と
して用いるところの水素化転化及びコーキングのコンビ
ネーシヨンプロセスを開示している。
米国特許第4,226,742号は、処女炭化水素質油
中のその場所においての触媒の調製を開示している。ま
た、合金担体に担持させた触媒の製造を開示する米国特
許第4,295,996号を参照されたい。
こゝに本発明において、1,050゜Fよりも高い沸点
を有する物質を含めたコーカー残油を触媒スラリー水素
化転化段階において更に転化させるところのコーキング
及び水素化転化の一体化プロセスが以下の記載において
明らかになるような利益を提供することが分かつた。
こゝで言及するすべての沸点は、特に記していない限り
常圧における沸点である。
発明の概要 本発明に従えば、 (a) コーキング帯域において0〜約100psigの範囲
内の圧力を含めたコーキング条件下で少なくとも5重量
%のコンラドソン残留炭素分を有する炭素質供給原料を
処理して、沸点が1,050゜Fよりも高い成分を含む
炭化水素を含めてコークス及び蒸気相生成物を生成し、 (b) 前記炭化水素から前記の沸点が1,050゜Fより
も高い成分を含めて少なくとも約5重量%のコンラドソ
ン残留炭素分を有する重質残油留分を分離し、 (c) 前記重質残油留分の少なくとも一部分に水素化転
化触媒又は水素化転化触媒前駆物質を加えて混合物を形
成し、そして (d) 前記の工程(c)の混合物の少なくとも一部分にスラ
リー水素化転化帯域において水素化転化条件を施こして
水素化転化油を生成する、 各工程を含むコーキング及び水素化転化の一体化法が提
供される。
好ましい具体例の記述 本発明の一体化法は、コーカー残油のコーキング及びス
ラリー水素化転化を包含する。コーキングプロセスは、
フルードコーキング又はデレードコーキングであつてよ
い。好ましくは、コーキングプロセスはフルードコーキ
ングである。デレードコーキング条件は周知であつて、
約775〜約1,000゜Fの範囲内の温度及び約10
〜約200psigの範囲内の圧力を包含する。添付図面を
参照しながら、好ましい具体例について説明する。
図面を説明すると、炭素質物質は、管路10によつてコ
ーカー(コークス器)1のコーキング帯域12に送られ
る。コーカー1内には、上方レベル14を有するとして
示される固形物例えば寸法が40〜1,000ミクロン
のコークス粒子の流動床が維持される。
コーキング帯域12への導入に好適な供給原料として
は、重質炭化水素質油、重質常圧蒸留残油、常圧蒸留残
油、減圧蒸留残油、ピツチ、アスフアルト、ビチユーメ
ン、他の重質炭化水素残油、タールサンドオイル、シエ
ールオイル、石炭、石炭スラリー、石炭液化残油を含め
た石炭液化プロセスから誘導される液状生成物、及びこ
れらの混合物が挙げられる。典型的には、かゝる供給原
料は、少なくとも5重量%一般には約5〜約50重量%
好ましくは7重量%よりも多いコンラドソン残留炭素分
(コンラドソン残留炭素分については、ASTMテスト
D189−65を参照されたい)を有する。好ましく
は、供給原料は、1,050゜Fよりも高い沸点を有す
る物質を少なくとも10重量%含む炭化水素質油であ
る。0.5〜5ft/秒の範囲内の表面流動ガス速度を得
るのに十分な量で流動ガス例えばスチームが管路16を
経てコーカー1の底部に導入される。流動ガスは、スチ
ーム、気化された通常液状の炭化水素、通常ガス状の炭
化水素、水素、硫化水素及びこれらの混合物からなつて
よい。典型的には、流動ガスはスチームからなる。コー
キング温度よりも高い温度、例えば、コーキング帯域の
実際の操作温度よりも100〜1,000゜F高い温度
にある固形物が、コーキング温度を約850〜約1,4
00゜F好ましくは約900〜約1,200゜Fの範囲内
に維持するのに十分な量で管路18によつてコーカー1
に導入される。コーキング帯域の圧力は、一般には約0
〜約100psigの範囲内好ましくは約5〜約45psigの
範囲内に維持される。コーカーの下方部は、固形物から
吸蔵炭化水素を除去するためのストリツピング帯域とし
て働く。ストリツピングされた固形物の流れは、ガス化
器(図示せず)に又は固形物を加熱するための加熱器
(図示せず)に送るために管路20によつてコーカー1
から抜き出される。加熱器は、米国特許第2,881,
130号に開示されるように通常のコークスバーナーと
して操作することができる。別法として、加熱器は、米
国特許第3,661,543号、同第3,702,51
6号及び同第3,759,676号に開示されるように
熱交換帯域として操作することもできる。加熱された固
形物は、吸熱コーキング反応のための熱を供給するため
に管路16によつてコーカー1に再循環される。蒸気状
コーカー生成物(これは、1,050゜Fよりも高い沸
点を有する物質を含めて軽質炭化水素及び重質炭化水素
を含む)は、管路22によつて分離帯域2に送られる。
この分離帯域22は、スクラツピング帯域又は精留帯域
であつてよい。分離帯域2では、コーカー蒸気状生成物
は、管路24によつて取り出されるガスと、管路26に
よつて取り出される低沸点炭化水素質流れと、管路28
によつて取り出される中間沸点留分とに分離される。
1,050゜Fよりも高い沸点を有する物質を含めて重
質残油留分は、管路30によつて取り出される。管路3
0によつて取り出される重質残油留分は、少なくとも5
重量%好ましくは少なくとも7重量%のコンラドソン残
留炭素分を有し、そして一般には1,050゜Fよりも
高い沸点を有する物質を少なくとも約10重量%含む。
重質残油留分30の初留点は約650〜約1,050゜
Fの範囲内であつてよい。好ましくは、この初留点は少
なくとも約975゜Fである。触媒又は触媒前駆物質
は、管路32によつて、管路30で運ばれる残油留分に
加えられる。別法として、触媒又は触媒前駆物質は、ス
ラリー水素化転化帯域3に直接導入することができる。
水素含有ガスは、管路34によつて管路30に又は直接
に水素化転化帯域3に導入される。
スラリーを形成するために重質残油留分30に導入され
る水素化転化触媒は、スラリー法で使用するのに好適な
任意の水素化転化触媒又は触媒前駆物質であつてよい。
触媒は、元素周期律表の第IVB、VB、VIB、VIIB若
しくはVIII族金属、金属酸化物、金属硫化物又はこれら
の混合物からなつてよく、そして担持若しくは非担持触
媒であつてよい。こゝで言う元素周期律表は、イー・エ
イチ・サージエント・アンド・カンパニーの表(196
2年版権、デイナ・スライド・カンパニー)に従つたも
のである。また、アルミナ含有担体上に又は石炭若しく
はコークスの如き炭素質担体上にコバルト、モリブデ
ン、ニツケル、タングステン、鉄及びこれらの混合物を
担持させた触媒も好適である。予め形成した触媒の代わ
りに、例えば米国特許第4,226,742号に記載さ
れる触媒前駆物質の如き油溶性若しくは油分散性又は熱
分解性金属化合物のような触媒前駆物質を用いることも
できる。触媒又は触媒前駆物質は、管路32によつて管
路30を運ばれるコーカー残油に加えられる。別法とし
て、触媒又は触媒前駆物質は、スラリー水素化転化帯域
3に直接導入することもできる。重質コーカー残油に加
えられる触媒又は触媒前駆物質の量は、用いる触媒又は
触媒前駆物質の種類に依存して広範囲に変動する。触媒
は、米国特許第4,204,943号、同第4,16
9,038号及び同第4,178,227号に記載され
る触媒の如き寸法が10ミクロンよりも小さい平均粒度
を有する炭素質固形物又はこれらの灰分であつてよい。
これらの触媒は、コークスガス化プロセスの金属含有微
粉から誘導することができる。
油分散性又は熱分解性金属化合物の如き触媒前駆物質を
用いる場合には、触媒前駆物質濃厚物を形成しそしてこ
の濃厚物を管路30又は帯域3のどちらかにおいて重質
残油留分に加えるのが好ましい。触媒前駆物質濃厚物
は、熱分解性金属化合物又は油分散性金属化合物に1,
050゜Fよりも高い沸点を有する成分を有し好ましく
は1,050゜Fよりも高い沸点を有する成分を少なく
とも10重量%有する処女炭化水素質油を混合すること
によつて調製される。この処女油はコーキング帯域12
に導入される供給原料と同じであつてよく例えば供給原
料の10の一部分を取り出すことによつて供給すること
ができ、又は触媒前駆物質と一緒に混合されて導入され
る処女油は大気圧において約430゜Fよりも高い好ま
しくは約500゜Fよりも高い更に好ましくは約650
゜Fよりも高い沸点を有する炭化水素質油であつてよ
い。また、処女炭化水素質油は、石油、タールサンドオ
イル及びこれらの混合物から誘導することもできる。好
ましくは、処女油は重質石油である。最とも好ましく
は、処女油は、処女石油原油又は常圧蒸留残油及び減圧
蒸留残油の如き処女石油残油である。本発明書におい
て、油に関する用語「処女」(バージン)は、熱的又は
触媒的のいずれでもまだ分解されていない油を指すのに
用いられる。
適当な熱分解性金属化合物の例としては、イソポリ酸及
びヘテロポリ酸の如きポリ酸、金属カルボニル、金属ハ
ロゲン化物、2個以上の炭素原子を含有する非環式及び
脂環式脂肪族カルボン酸(例えば、ナフテン酸)の如き
有機酸の金属塩が挙げられる。熱分解性金属化合物の金
属成分は、サージエント・ウエルチ・サイエンテイフイ
ツク・カンパニーによつて発行された表に従つた元素周
期律表の第II、III、IVB、VB、VIB、VIIB及びVIII
族並びにこれらの混合物、例えば、亜鉛、アンチモン、
ビスマス、チタン、セリウム、ジルコニウム、バナジウ
ム、ニオブ、タンタル、クロム、モリブデン、タングス
テン、マンガン、レニウム、鉄、コバルト、ニツケル、
並びに白金、イリジウム、パラジウム、オスミウム、ル
テニウム、ロジウム及びこれらの混合物を包含する貴金
属から選定される。熱分解性金属化合物の好ましい金属
成分は、元素周期律表の第VB族及び第VIB族並びにこ
れらの混合物よりなる群から選定される。好ましい熱分
解性金属化合物は、第VB及びVIB族並びにこれらの混
合物即ちバナジウム、ニオブ、クロム、モリブデン、タ
ングステン及びこれらの混合物から選定される金属のイ
ソポリ酸及びヘテロポリ酸を含めた無機ポリ酸である。
好適な無機ポリ酸の例としては、燐モリブデン酸、燐タ
ングステン酸、燐バナジン酸、けいモリブデン酸、けい
タングステン酸、けいバナジン酸及びこれらの混合物を
包含する。ポリ酸の好ましい金属成分は、モリブデン、
バナジウム及びクロムよりなる群から選定される。好ま
しいポリ酸は、燐モリブデン酸である。触媒前駆物質を
含む処女油(以後、“触媒前駆物質濃厚物”と称する)
は、管路30によつて選ばれるコーカー残油部分に導入
される。
別法として又は追加的に、触媒前駆物質濃厚物は、水素
化転化帯域3に直接導入することもできる。濃厚物中に
存在する触媒前駆物質は、米国特許第4,226,74
2号に記載される如き水素化転化帯域において水素化転
化条件で触媒に転化される。触媒前駆物質濃厚物(即
ち、処女油中の触媒前駆物質)は、全水素化転化帯域供
給原料即ち濃厚物+重質コーカー残油を基として元素状
金属として計算して約10〜約1,000wppmの金属好
ましくは約20〜500wppmの金属更に好ましくは約3
0〜約200wppmの金属を提供するのに十分な量でコー
カー残油に加えられる。
スラリー水素化転化帯域における好適な条件を表Iに要
約する。
高い圧力で操作するのが好ましいけれども、ある種の温
度と組み合わせて用いるときには比較的低い圧力を用い
て有意義な転化率を得ることができる。表IIは、好まし
い条件の組み合わせを要約したものである。
スラリー水素化転化帯域では、スラリー水素化転化条件
を施こされた重質残油留分中に存在する約1,050゜
Fよりも高い沸点の物質の少なくとも10重量%好まし
くは少なくとも50重量%更に好ましくは少なくとも7
5重量%が低沸点生成物に転化される。
水素化転化帯域流出物は管路36によつて抜き出されて
気液分離帯域4に送られ、こゝで通常ガス状の相が通常
液状の相から分離される。ガス状の相は、分離帯域4か
ら管路38によつて抜き出される。別法として、ガス状
の相(これは、水素を含む)は、好ましくは望まれない
成分の除去後に、管路29から管路34を経てスラリー
水素化転化帯域に再循環させることができる。通常液状
の相(これは、コンラドソン残留炭素分が減少された水
素化転化炭化水素質油を含む)は、管路40によつて分
離帯域5に送られ、しかして蒸留の如き慣用手段によつ
て軽質留分/中沸点留分/及び重質残油留分の如き種々
の留分に分別される。軽質留分は、管路42によつて抜
き出される。中沸点留分は、管路44によつて抜き出さ
れる。重質残油留分は管路46によつて抜き出され、そ
して所望ならば、残油留分の少なくとも一部分は、管留
48によつて水素化転化帯域3に及び(又は)管路50
によつてコーキング帯域12に再循環させることができ
る。
次の例は、本発明を例示するために提供される。
例 1 重質アラビア減圧残油に950゜Fの反応器操作温度に
おいて単流式でフルードコーキングを施して975+゜
F留分を含有するコーカー生成物を製造した。975+
゜F留分の性状は、表IIIに示す如くであつた。
この975+゜F留分に、次の例に記載の如き水素化転
化反応を施こした。
例 2(実験879) 300ccの“オートクレーブ・エンジニアーズ”の磁気
撹拌機付きオートクレーブに、重質アラビア残油の単流
コーキングの生成物の蒸留から得た66gの975+゜
F残油(23.7%のコンラドソン残留炭素分を含有す
る)を仕込んだ。また、30.46gの975+゜Fコ
ーカー残油及び23.54gの減圧ガスオイル中におい
て燐モリブデン酸の20%フエノール溶液を300゜F
に加熱しながら15分間混合することによつて調製した
2,000wppmのMoを含有する触媒前駆物質濃厚物を
仕込んだ。この量の仕込物及び触媒前駆物質濃厚物は、
全仕込物を基にして900ppmのモリブデン濃度をもた
らした。
オートクレーブをHでフラツシングし、38psiaのH
2Sで加圧し、次いで水素で360psigまで加圧した。
次いで、オートクレーブを撹拌下に800゜Fに加熱す
ると、全圧は495psigそして水素圧は443psiaであ
つた。大気周囲条件で測定して0.26/分のH
量を設定し、そして反応を9時間行なつた。この反応時
間の終りに、オートクレーブの内容物ガスの分析によつ
て測定したオートクレーブ内の水素分圧は432psiaで
あつた。
9時間の反応時間後、オートクレーブをしや断し、そし
て冷却した。流通ガス及びオートクレーブの最終ガスを
別個にブチルバルーン中に集め、測定し、そして質量分
析法によつて分析してガス収率及びオートクレーブの水
素分圧を調べた。
オートクレーブの内容物を360gのトルエンで希釈
し、そして過してトルエン不溶性コークス及び液体を
別々に回収した。減圧炉における100℃での乾燥後に
コークスの重量は0.49gであつた。
生成物液体のトルエン溶液を975゜Fカツトポイント
まで減圧蒸留し、そして975゜Fよりも高い沸点を有
する16.3gの物質を残油として回収した。この未転
化975+゜F物質は、58.34%のコンラドソン残
留炭素分を有していた。全C 液体生成物は、全供給
仕込物を基にして90.07重量%に達し、そして1
0.6重量%のコンラドソン残留炭素分を含有してい
た。
975−゜F液体及びガスへの975+゜F供給原料の転
化率は83%であり、C〜Cガス収率は全供給原料
を基にして9.42%であり、コンラドソン残留炭素転
化率は58%であり、そして975+゜F供給原料を基
にしたコークス収率は0.51%であつた。
例 3(実験874) 例2と同様の実験を行なつたが、但し、反応時間は3時
間であり、そして全供給原料を基にして250wppmのモ
リブデン濃度を与えるために触媒前駆物質濃厚物の充填
量は15.0gでありそして975+゜Fコーカー残油
の充填量は105.0gであつた。初期及び最終H
圧を測定すると、それぞれ、447psia及び402psia
であつた。
975−゜F液体及びガスへの975+゜F供給原料の転
化率は71%であつた。C〜Cガス収率は全供給原
料を基にして5.17%であり、コンラドソン残留炭素
転化率は31%であり、そして975+゜F供給原料を
基にしたコークス収率は0.19%であつた。
例 4(実験875) 例3と同様の実験を行なつたが、但し、反応時間は6時
間であつた。初期及び最終水素分圧を測定すると、それ
ぞれ、447及び412psiaであつた。
975−゜F液体及びガスへの975+゜F供給原料の転
化率は75%であつた。C〜Cガス収率は、全供給
原料を基にして7.83%であつた。コンラドソン残留
炭素転化率は42%であつた。975+゜F供給原料を
基にしたコークス収率は0.62%であつた。
例 5(実験877) 例4と同様の実験を行なつたが、但し、温度は750゜
Fでありそして全圧は300psigであつた。初期及び最
終H分圧を測定すると、それぞれ、248psia及び2
75psiaであつた。
975−゜F液体及びガスへの975+゜F供給原料の転
化率は、67%であつた。C〜Cガス収率は全供給
原料を基にして3.83%であつた。コンラドソン残留
炭素転化率は27%であつた。975+゜F供給原料を
基にしたコークス収率は0.67%であつた。
例 6(実験880) 例2と同様の実験を行なつたが、但し、温度は780゜
Fでそして全圧は400psigであつた。初期及び最終水
素分圧を測定すると、それぞれ、348及び373psia
であつた。
975−゜F液体及びガスへの975+゜F供給原料の転
化率は75%であつた。C〜Cガス収率は、全供給
原料を基にして5.52%であつた。コンラドソン残留
炭素転化率は53%であつた。975+゜F供給原料を
基にしたコークス収率は0.43%であつた。
例 7(実験872) 例3の実験と同様の実験を行なつたが、但し、反応温度
は830゜Fでそして全圧は1,500psigであつた。
初期及び最終水素分圧を測定すると、それぞれ、1,4
15psia及び1,171psiaであつた。975−゜F液
体及びガスへの975+゜F供給原料の転化率は79%
であつた。C〜Cガス収率は、全供給原料を基にし
て7.79%であつた。コンラドソン残留炭素転化率は
58%であつた。975+゜F供給原料を基にしたコー
クス収率は0.14%であつた。
例 8 オートクレーブ・エンジニヤーズの300ccの磁気撹拌
機付きオートクレーブに、重質アラブ減圧残油から誘導
した120gの975+゜F単流コーカー残油を、石油
コークスのガス化から誘導した0.60gの金属含有炭
素質微粉と一緒に仕込んだ。オートクレーブを圧力テス
トし、そして水素でフラツシングした。室温において圧
力をH2Sで150psigに次いでHで1,400psig
に上げ、次いで撹拌下に830゜Fに加熱し、そしてこ
の温度において反応を2,100psigで3時間行なつ
た。反応の過程で、ウエツトテストメーターによつて室
温で測定して0.36/分の流出ガス流量を維持する
ように水素の流れを加えた。
反応期間後、オートクレーブを冷却し、オートクレーブ
のガスを集め、測定しそして分析した。オートクレーブ
の内容物を360gのトルエンで洗い出し、そして溶液
を過して固形物を分離した。トルエン不溶分の0.4
1gの正味生成があつた。トルエン溶液を蒸留して97
5+゜F未転化物質を回収した。この物質は、24.0
gでありそして55.95のコンラドソン炭素分を有し
ていた。全C 液体生成物は、供給原料の仕込量を基
にして91.08重量%でありそして12.3重量%の
コンラドソン残留炭素分を含有していた。これらの結果
は、975−゜F油+ガスへの975+゜F物質の79.
7%の転化率及び53.9%のコンラドソン炭素転化率
に相当する。C〜Cガス生成率は、供給原料を基に
して8.58重量%に相当した。
例 9 処女供給原料中で調製した触媒濃厚物を使用して水素転
化実験を行なつた。条件及び結果を表IVに要約する。
上記の表から分かるように、実験B(これは、本発明の
方法に従つた実験である)は、低いコークス収率及び高
い転化率の面で実験A(これは、処女減圧残油中で調製
した触媒前駆物質濃厚物を使用する処女減圧残油の水素
化転化の例である)よりも優れた結果を提供し、また実
験C(単流コーカー残油中で調製した触媒前駆物質濃厚
物を使用する単流コーカー残油の水素化転化の例であ
る)よりも優れた結果を提供した。水素化転化供給原料
としての優れた単流コーカー残油と触媒前駆物質ビヒク
ルとしての優れた処女残油との組み合わせは、液体及び
ガス収率の向上を伴なつた優れた総括プロセスをもたら
す。
例10(362L) 単流コーカー残油中での触媒前駆
物質濃厚物の調製 重質アラブ残油のコーキングから誘導した単流コーカー
減圧残油56.4重量%と、粘度降下剤兼混合助剤とし
ての重質アラブ減圧ガスオイル43.6重量%とのブレ
ンドを調製した。
このコーカー残油ブレンドの392gを、燐モリブデン
酸の20.0重量%フエノール溶液8.00gと一緒
に、オートクレーブ・エンジニヤーズの磁気撹拌機付き
1オートクレーブに仕込んだ。オートクレーブを窒素
でフラツシングし、撹拌下に300゜Fに加熱し、そし
てこの温度において撹拌下に15分間保ち、次いで冷却
した。この触媒前駆物質濃厚物は、2.000wppmのM
o を含有していた。
例11(352L) 処女アラブ残油中での触媒前駆物
質濃厚物の調製 56.4重量%の処女重量アラブ減圧残油と、粘度降下
剤兼混合助剤としての43.6重量%の重質アラブ減圧
ガスオイルとのブレンドを調製した。
この処女重質アラブ減圧残油ブレンド392gを、燐モ
リブデン酸の20.0重量%フエノール溶液8.00g
と一緒に、オートクレーブ・エンジニヤーズの磁気撹拌
機付き1オートクレーブに仕込んだ。この混合物を例
10に記載の如く混合した。この触媒前駆物質濃厚物は
2.000wppmのMo を含有していた。
例12(実験946) 本発明の方法の実施例 オートクレーブ・エンジニヤーズの磁気撹拌機付き30
0ccオートクレーブに、例1のコーカー減圧残油105
gを例11の触媒前駆物質濃厚物15.0gと一緒に仕
込んだ。この量の仕込物及び触媒前駆物質濃厚物は、全
仕込量を基にして250wppmのモリブデン濃度を与え
た。オートクレーブをHでクラツシングし、38psia
のH2Sで加圧し、次いで水素で360psigに加圧し
た。次いで、オートクレーブを撹拌下に800゜Fに加
熱すると、全圧は500psigになつた。大気周囲条件で
測定して0.26/分のH流量を設定し、そして反
応を3時間続けた。
3時間の反応時間後、オートクレーブをしや断しそして
冷却した。流通ガス及びオートクレーブの最終ガスを別
個にブチルバルーン中に集め、測定し、そして質量分析
法によつて分析してガス収率及びオートクレーブの水素
分圧を測定した。
オートクレーブの内容物をトルエンで360gの総重量
まで希釈し、そして過してトルエン不溶性コークス及
び液体を別個に回収した。100℃で減圧乾燥後のコー
クスの重量は3.61gであつた。
生成物液体のトルエン溶液を975゜Fのカツトポイン
トまで減圧蒸留し、そして975゜Fよりも高い沸点を
有する物質を残油として24.8g回収した。この未転
化975+゜F物質は、68.92%のコンラドソン残
留炭素分を有していた。
975−゜F液体及びガスへの975+゜F物質の転化率
は75%であつた。減圧残油を基にしたコークス収率は
3.18%であり、C〜Cガスは9.52%であ
り、そして全C 油は87.3%であつた。
例13(実験947):これは、比較例であつて本発明
の実施例ではない。
例12に従つて実験を実施したが、但し、供給原料は1
05.0gの処女重質アラブ減圧残油であつた。
975−゜F液体及びガスへの975+゜F物質の転化率
は67%であつた。減圧残油を基にしたコークス収率は
25.85重量%であり、C〜Cガスは9.32%
であり、そして全C 油は64.83%であつた。
例14(実験871):これは、比較例であつて本発明
の実施例ではない。
例12に従つて実験を実施したが、但し、触媒濃厚物は
例3のものであつた。975−゜F液体及びガスへの9
75+゜F物質の転化率は71%であつた。減圧残油を
基にしたコークス収率は8.18%であり、C〜C
ガスは9.31%でありそして全C 油は82.51
%であつた。
例15 全く予想外にも、重質アラブ減圧残油を重質アラブ減圧
残油から誘導した単流コーカー残油と一緒に処理する
と、ブレンドの組成に応じて、転化率の相乗効果がもた
らされること、即ち、975゜F+残油の転化率がこれ
らの供給原料のどちらかを単独で用いて得られるよりも
高くなり得ることが分つた。
この効果は、次の一連の実験によつて例示される。
88.6重量%の975+゜F残油を含有する重質アラ
ブ減圧残油、又は例1に記載される975+゜F単流コ
ーカー残油生成物、又は表Vに示される割合におけるこ
れらの2つの供給原料のブレンドのどれかを供給原料と
して用いて水素化転化実験を行なつた。各実験において
用いられた触媒前駆物質濃厚物は、0.8gの燐モリブ
デン酸(50%Mo )を9.2gの水中に溶解させた溶
液を90gの処女重質アラブ常圧残油(50%975+
゜F残油)中に158゜Fで撹拌しながら注入し、次いで
300゜Fに加熱することによつて水を除去しそして窒
素で10分間ストリツピングすることによつて調製され
た。
水素化転化実験を実施するに当つて、オートクレーブ・
エンジニヤーズの磁気撹拌機付き300ccオートクレー
ブに、減圧残油又は975+゜Fコーカー残油生成物又
はこれらの2つの供給原料(表Vにおいて各実験で示し
た如き)のどれか109.5gを、3.60gの重質ア
ラブ常圧残油及び6.90gの触媒前駆物質濃厚物(こ
の濃厚物は、0.03gのMo 及び6.87gの重質ア
ラブ常圧残油を供給した)と一緒に仕込んだ。次いで、
オートクレーブを水素でフラツシングし、そして撹拌し
ながら158℃に15分間加熱した。室温に冷却してか
ら、オートクレーブに50psiaの硫化水素及び1,35
0psiaの水素を仕込み、次いで撹拌しながら室温から7
25゜Fまで加熱しそして撹拌下に20分間保つた。こ
の点において、オートクレーブの圧力を2,100psig
に調節し、水素の流入を開始し、温度を830゜Fに上
昇させ、そして0.36/分のガス流量(苛性による
スクラツピングで硫化水素を除去した後に大気温度及び
圧力において反応器の出口で測定)を維持しながら3.
0時間の水素化転化反応を実施した。
この反応時間の後、オートクレーブを冷却し、オートク
レーブのガスを集め、測定しそして分析した。オートク
レーブの内容物を360gのトルエンで洗い出し、そし
て溶液を過してトルエン不溶性コークスを分離した。
過したトルエン溶液を蒸留して未転化975+゜F残
油物質を回収した。
単流コーカー残油と処女減圧残油とのブレンドを用いる
ことによつて得られる975+゜F残油転化率に及ぼす
相乗効果は、実験番号R−1599、R1600及びR
1608の結果を実験番号R−1557及びR−159
8の結果と比較することによつて見ることができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の1つの具体例の概略フローシートで
あつて、参照数字1はコーカー、2は分離帯域、3はス
ラリー水素化転化帯域、4は気液分離帯域、5は液液分
離帯域、そして12はコーキング帯域である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) コーキング帯域において0〜約100
    psigの範囲内の圧力を含めたコーキング条件下で少なく
    とも5重量%のコンラドソン残留炭素分を有する炭素質
    供給原料を処理して、沸点が1,050゜Fよりも高い
    成分を含む炭化水素を含めてコークス及び蒸気相生成物
    を生成し、 (b) 前記炭化水素から前記の沸点が1,050゜Fより
    も高い成分を含めて少なくとも約5重量%のコンラドソ
    ン残留炭素分を有する重質残油留分を分離し、 (c) 前記重質残油留分の少なくとも一部分に水素化転化
    触媒又は水素化転化触媒前駆物質を加えて混合物を形成
    し、そして (d) 前記の工程(c)の混合物の少なくとも一部分にスラ
    リー水素化転化帯域において水素化転化条件を施こして
    水素化転化油を生成する、 各工程を含むことを特徴とするコーキング及び水素化転
    化の一体化法。
  2. 【請求項2】工程(b)から生じる重質残油留分の初留点
    が約650〜約1,050゜Fの範囲内である特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】工程(b)の重質残油留分が、約1,050
    ゜Fよりも高い沸点を有する物質を少なくとも約10重
    量%含む特許請求の範囲第1項記載の方法。
  4. 【請求項4】コーキング条件が約775゜F〜約1,4
    00゜Fの範囲内の温度を包含する特許請求の範囲第1
    項記載の方法。
  5. 【請求項5】水素化転化条件が約100〜約5,000
    psigの範囲内の圧力及び約650〜約1,000゜Fの
    範囲内の温度を包含する特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
  6. 【請求項6】水素化転化条件が約100〜約499psig
    の範囲内の圧力及び約750〜820゜Fの範囲内の温
    度を包含する特許請求の範囲第1項記載の方法。
  7. 【請求項7】コーキング帯域が、約775〜1,000
    ゜Fの範囲内の温度を含めたデレードコーキング条件で
    操作されるデレードコーキング帯域である特許請求の範
    囲第1項記載の方法。
  8. 【請求項8】コーキング帯域が、850〜約1,400
    ゜Fの範囲内の温度を含めたフルードコーキング条件で
    操作されるフルードコーキング帯域である特許請求の範
    囲第1項記載の方法。
  9. 【請求項9】水素化転化触媒前駆物質が油溶性金属化合
    物又は熱分解性金属化合物である特許請求の範囲第1項
    記載の方法。
  10. 【請求項10】水素化転化触媒前駆物質が、約1,05
    0゜Fよりも高い沸点を有する成分を含む処女炭化水素
    質油中における触媒前駆物質として工程(c)の残油部分
    に加えられる特許請求の範囲第9項記載の方法。
JP19612785A 1984-11-30 1985-09-06 コ−キング及び水素化転化のコンビネ−シヨンプロセス Expired - Lifetime JPH0633367B2 (ja)

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