JPH06332868A - システム多重化装置 - Google Patents

システム多重化装置

Info

Publication number
JPH06332868A
JPH06332868A JP5120051A JP12005193A JPH06332868A JP H06332868 A JPH06332868 A JP H06332868A JP 5120051 A JP5120051 A JP 5120051A JP 12005193 A JP12005193 A JP 12005193A JP H06332868 A JPH06332868 A JP H06332868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
service
service system
information
network
shared area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5120051A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Enomoto
本 典 行 榎
Hiroki Shinohara
原 弘 樹 篠
Nobuaki Tanaka
中 伸 明 田
Satoshi Kageyu
解 由 哲 勘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5120051A priority Critical patent/JPH06332868A/ja
Publication of JPH06332868A publication Critical patent/JPH06332868A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 前もって多重化するサービスシステムを起動
する位置情報を与えなくても、起動されたサービスシス
テム自身がネットワークを検索し、自動的にサービス情
報を得て多重化するシステムを実現する。 【構成】 サービスシステム起動時に自システムと同一
サービスを提供するサービスシステムが存在するかをネ
ットワークに問い合わせてその位置情報とシステム状態
を取得する手段14、18と、問い合わせの結果そのよ
うなサービスシステムが存在しない場合は、そのサービ
ス情報を新たに構築する手段12と、そのようなシステ
ムサービスが存在する場合、そのサービス情報を受信す
る手段16と、他のサービスシステムからの同様な問い
合わせに対して応答する手段15と、要求があった場合
に自身のサービス情報を送出する手段17とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブロードキャスト機能
を有するネットワークに接続されたコンピュータを利用
した分散処理システムを、データの弱い一貫性を保ちな
がら多重化するシステム多重化装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、LAN等のネットワークの発達に
よりクライアント・サーバモデルの分散処理システムが
広く普及し、信頼性や利用可能性を高めるためにシステ
ムを多重化する方法が、サービスを提供するサービスシ
ステムに対して広く使用されている。このようなシステ
ムをデータの弱い一貫性を保ちながら多重化する装置の
例として、ネットワーク上のサービスの位置情報を格納
するネームサーバシステムが知られている。
【0003】以下に従来のシステム多重化装置について
説明する。図16は従来のシステム多重化装置の一例を
示すものである。図16において、161はサービスを
提供し多重化されるサービスシステムである。162は
多重化されるサービスシステム161の位置情報などを
含むシステム構成情報である。163はサービスシステ
ム161がサービスを提供するために必要なサービス情
報である。164はサービスシステム161のサービス
を受けるクライアントシステムである。105はサービ
スシステム161とクライアントシステム164とを接
続するネットワークである。
【0004】以上のように構成されたシステム多重化装
置の動作について以下に説明する。サービスシステム1
61が起動されると、システム構成情報162を参照し
て、自身が主サービスシステムであるかどうかを検査
し、そうならばサービス情報をこのサービスシステム1
61上に構築する。もし、主サービスシステムでなくて
従サービスシステムであるならば、サービス情報を主サ
ービスシステムに要求し、受け取った情報をもとにサー
ビス情報を構築する。この場合、サービスシステム16
1は、主サービスシステムから必ず最初に起動しなけれ
ばならない。また、サービスシステム161に主従関係
を持たせない別の装置の場合は、システム構成情報16
2を参照して、他のサービスシステム161が起動され
ているかどうかを検査し、起動されていなければ自身の
中にサービス情報を構築する。もし、起動されていれ
ば、既に起動されているサービスシステムからサービス
情報163を受け取る。さらに、他の例として、システ
ム構成情報162を使用しないで、サービスシステム1
61起動時のコマンドでサービス情報163を受け取る
サービスシステムの位置を指定する方法をとる装置もあ
る。この場合、オペレータが起動の順番を制御し、最初
と2番目以降を区別する必要がある。
【0005】また、サービスシステム161のサービス
を受けるクライアントシステム164がサービスシステ
ム161の位置を得るには、次のような方法をクライア
ントシステム側の装置へ組み込んで行なっている。第1
は前もって静的に与えられたサービスシステムの位置情
報を参照する方法、第2は全てのクライアントシステム
164がネットワーク165へサービスシステム位置問
い合わせのブロードキャストを行ない、応答としてサー
ビスシステム161の位置情報を獲得する方法、第3は
サービスシステム161の位置を管理するシステムに問
い合わせる方法などである。この3つの方法の中で最後
の方法では、位置を管理するシステムを捜すために、最
初の2つの方法のうちどちらかを利用することが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置において、サービスシステムがシステム構成情
報を参照する方法では、起動されるサービスシステムの
位置がシステム構成情報で指定した位置に固定化されて
いるため、システムの柔軟性が欠けるという課題を有
し、また起動時コマンドで指定する方法では、オペレー
タが位置情報を常に把握し操作する必要があるという課
題を有していた。また、クライアントシステムがサービ
スシステムのネットワーク上の位置を得る装置におい
て、固定化された情報を使用する方法では、サービスシ
ステムの位置が固定化されるため、システム全体の柔軟
性が欠けるという課題を有し、ブロードキャストを使用
する方法では、クライアントシステム単位にブロードキ
ャストを行なうため、ネットワークの負荷を高めるとい
う課題を有していた。
【0007】本発明は、上記従来技術の課題を解決する
もので、前もって多重化するサービスシステムを起動す
る位置情報を与えなくても、起動されたサービスシステ
ム自身がネットワークを検索し、自動的にサービス情報
を得て多重化システムを実現するとともに、クライアン
トシステムもネットワークへ大きな負荷をかけないで、
動的に再構成されるサービスシステムの位置情報を得る
ことができるシステム多重化装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシステム多重化装置は、サービスシステム
起動時に自システムと同一サービスを提供するサービス
システムが存在するかどうかをネットワークへ問い合わ
せて位置情報およびシステム状態を取得するサービスシ
ステム位置問い合わせ手段と、取得した位置情報および
システム状態を格納するサービスシステム位置情報格納
手段と、問い合わせの結果、自システムと同一サービス
システムが存在しない場合、サービス情報を格納する領
域を新規に構築するサービス情報格納手段と、自システ
ムと同一サービスシステムを提供するシステムが存在す
る場合、検出したサービスシステムから全サービス情報
をネットワークを介して受信してサービス情報格納手段
内に格納するサービス情報受信手段と、ネットワークか
らの同一サービスシステム問い合わせに対して1以上の
位置情報およびシステム状態を応答するサービスシステ
ム位置応答手段と、ネットワークからの要求でサービス
情報格納手段内に格納しているサービス情報を送信する
サービス情報送信手段とを備えたものである。
【0009】本発明はまた、クライアントシステム側
が、サービスシステムをアクセスする複数のクライアン
トシステムからアクセス可能な共有領域へそのサービス
システムの位置情報を格納する共有領域管理手段と、こ
の共有領域管理手段にアクセスしてサービスシステムの
位置情報を得る共有領域アクセス手段と、共有領域管理
手段内にサービスシステムの位置情報が存在しない場
合、ネットワークへ問い合わせて1以上のサービスシス
テムの位置情報を共有領域管理手段へ格納するサービス
システム位置問い合わせ手段とを備えたものである。
【0010】
【作用】本発明は、上記構成によって、サービスシステ
ムが起動された時、ネットワークへ自サービスと同一サ
ービスシステムが存在するかどうかを問い合わせ、同一
サービスシステムが存在する場合、そのサービスシステ
ムの1つからサービス情報を受け取ることによって、サ
ービス情報を自動的に多重化することができ、柔軟性の
あるシステムを構築することができる。
【0011】本発明はまた、クライアントシステム側に
サービスシステムの位置情報を共有領域へ格納する共有
領域管理手段を持つことによって、1つのコンピュータ
上の複数のクライアントシステムのうち、最初の1つだ
けがブロードキャストするだけで、該当するサービスシ
ステムの位置情報を得ることができ、これ以降に起動さ
れたクライアントシステムは、ブロードキャストするこ
となく、共有領域を参照することによって要求するサー
ビスシステムの位置情報を得ることができ、ネットワー
クの負荷を低く抑えることが可能となる。また、共有領
域から得られた位置に要求するサービスシステムが存在
しない場合、新たにブロードキャストを行ない、共有領
域の位置情報を更新することによって、動的に位置を変
えるサービスシステムに対応する柔軟なシステムの構築
も可能となる。
【0012】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について図面
を参照しながら説明する。図1(a)は本発明の第1の
実施例におけるシステム多重化装置を用いた分散処理シ
ステムの構成図である。図1(a)において、1、2、
3はサービスを提供するサービスシステム、4、5、6
はサービスシステムのサービスを受けるクライアントシ
ステム、7はサービスシステムおよびクライアントシス
テムを接続するネットワークである。また、サービスシ
ステム1、2、3の内部構成を示した図1(b)におい
て、11はネットワーク7との通信制御を行なう通信
部、12はサービスを提供するための情報を構築および
格納するサービス情報格納部、13はサービスを提供す
る処理を行なうサービス処理部、14は起動時既に同一
サービスを提供するサービスシステムがネットワークに
存在しているかどうかを問い合わせるサービスシステム
位置問い合わせ部、15はネットワーク7からのサービ
スシステム位置問い合わせに対して1以上のサービスシ
ステムの位置情報およびシステム状態を応答するサービ
スシステム位置応答部、16は同一サービスを提供する
サービスシステムからサービス情報を受信するサービス
情報受信部、17は同一サービスを提供するサービスシ
ステムにサービス情報を送信するサービス情報送信部、
18は同一サービスを提供するサービスシステムの位置
情報と起動中あるいは障害中のシステム状態を格納する
サービスシステム位置情報格納部、19はこれら各部を
制御する制御部である。
【0013】以上のように構成された分散処理システム
について、サービスシステム起動時の処理について図2
のフローチャートを用いて説明する。サービスシステム
1が起動されると、まず、最初にネットワーク7上に同
一サービスを提供するサービスシステムが存在している
かどうかを検査するために、サービスシステム位置問い
合わせ部14が通信部11を介してネットワーク7へブ
ロードキャストを行なう(ステップ21)。一定時間ネ
ットワーク7からの応答を監視した後(ステップ2
2)、どんな応答も得られない時、自身のサービスシス
テム1が、最初のサービスシステムであると認識して、
サービス情報部12を構築する(ステップ30)。も
し、通信部11を介してネットワーク7から1つでもサ
ービスシステムの位置情報応答を受信した場合、受信処
理を停止し、サービスシステムの位置情報とシステム状
態をサービスシステム位置情報格納部18に格納する
(ステップ23)。応答されたサービスシステムの位置
情報には、現在サービス中の全サービスシステムの位置
情報とシステム状態が含まれている。この後、サービス
情報受信部16は、適当なサービスシステム2を選択し
(ステップ24)、サービス情報の受信要求を通信部1
1を介してそのサービスシステム2へ行なう(ステップ
25)。この例では、サービスシステム位置情報格納部
18に格納されている先頭のサービスシステムを選択す
る。選択したサービスシステム2からサービス情報を通
信部11を介して受信し(ステップ26)、正常に受信
した時、サービス情報受信部16は、それをサービス情
報格納部12へ格納する(ステップ27)。この受信処
理で障害が発生した場合、このサービスシステムのシス
テム状態を障害中と設定し、サービスシステム位置情報
格納部18に格納されている次のサービスシステムを選
択し(ステップ28、29)、途中まで受信した先のサ
ービス情報を廃棄し、ステップ25に戻って新たにサー
ビス情報受信処理を行なう。もし、次のサービスシステ
ムが存在しなかったり、サービスシステム位置情報格納
部18に格納されている全サービスシステムとサービス
情報の受信に失敗したならば、新たにサービス情報格納
部12を構築する(ステップ30)。
【0014】一方、応答する側のサービスシステム2
は、次のような処理を行なう。ネットワーク7からサー
ビスシステム位置問い合わせ要求を通信部11を介して
サービスシステム位置応答部15が受信すると、サービ
スシステム位置情報格納部18に格納されている同一サ
ービスを提供する全サーバシステムの位置情報とシステ
ム状態へ自身の情報を加えた位置情報をサービスシステ
ム1へ応答する。次に送信元がサービスシステムかクラ
イアントシステムかを判断し、サービスシステムなら
ば、送信元のサービスシステムの位置情報と起動中のシ
ステム状態をサービスシステム位置情報格納部18へ格
納する。その後、サービス情報要求を通信部11を介し
て受信した場合、サービス情報送信部17は、自身のサ
ービス情報格納部12に保有しているサービス情報を、
要求したサービスシステム1へ送信する。
【0015】以上のように、上記第1の実施例によれ
ば、サービスシステムが起動された時、ネットワーク7
へ自システムと同一サービスシステムが存在するかを問
い合わせるサービスシステム位置問い合わせ部14を設
けることにより、同一サービスシステムが存在する場
合、そのサービスシステムの1つから動的にサービス情
報を受け取ることによって、サービス情報を自動的に多
重化することができる柔軟性のある多重化システムの構
築が可能となる。
【0016】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
であるサービス情報のデータ内容の一貫性を保つシステ
ム多重化装置について、図面を参照しながら説明する。
図3は本発明の第2の実施例におけるシステム多重化装
置のサービスシステムの内部構成を示す図である。図1
に示した第1の実施例と同じ構成要素には同じ符号が付
してあり、これらについては重複した説明を省略する。
図3において、31はクライアントシステムへサービス
処理を行なった結果、サービス情報の更新があった場
合、更新情報を同一サービスを提供するサービスシステ
ムへ送信する更新サービス情報送信部、32は更新サー
ビス情報を受信し、自身のサービス情報を更新する更新
サービス情報受信部、33は切断中に発生した更新情報
を格納する更新情報格納部、34は定期的に切断回復処
理を行なう切断回復処理部、35は切断回復時、切断中
の更新情報を統合してサービス情報を更新する更新情報
統合部である。
【0017】以上のように構成されたサービスシステム
について、各サービスシステムへ多重化して分散されて
いるサービス情報の一貫性を正常時およびネットワーク
障害発生時、どのようにして保証するかについて説明す
る。まず、正常サービス時、サービス情報の更新が発生
するサービス処理について、図4のフローチャートを用
いて説明する。ネットワークを介してクライアントシス
テム4からサービス要求を通信部11を介して受けたサ
ービスシステム1は、サービス処理部13がサービス情
報格納部12を使用して、要求されたサービスをクライ
アントシステム4に対して行なう(ステップ41)。そ
の結果、サービス情報の更新が発生すると(ステップ4
2)、サービス処理部13は、更新時刻を取得し、更新
サービス情報送信部31を呼び出す。更新サービス情報
送信部31は、サービスシステム位置情報格納部18か
ら同一サービスを提供するサービスシステムを取り出
し、(ステップ43、44)、取り出されたサービスシ
ステムのシステム状態が障害中であれば(ステップ4
5)、この更新情報と更新時刻を該当するサービスシス
テムの更新情報格納部33へ格納する(ステップ4
9)。もし、そうでないならば、この更新情報をそのサ
ービスシステムへ通信部11を介して送信する(ステッ
プ46)。もし、この送信処理で障害が発生した場合
(ステップ47)、サービスシステム位置情報格納部1
8中の該当サービスシステムを障害中と設定して、切断
回復監視タイマが設定されていないならば設定し(ステ
ップ48)、更新情報と更新時刻を該当するサービスシ
ステムの更新情報格納部33へ格納する(ステップ4
9)。この一連の処理をサービスシステム位置情報格納
部18に格納されているサービスシステムに対して行な
う。一方、サービス情報の更新データを通信部11を介
して受信したサービスシステム2の更新サービス情報受
信部32は、その内容に従ってサービス情報格納部12
の内容を変更する。
【0018】次に、ネットワーク障害により多重化され
たサービスシステムが分断された場合、サービス情報の
一貫性をどのようにして保つか、その切断回復処理につ
いて、1つの障害中サービスシステムの処理の流れを示
す図5のフローチャートを用いて説明する。切断回復監
視タイマがタイムアウトし、呼び出された切断回復処理
部34は、この相手用の更新情報を更新情報格納部33
から取り出し、更新情報の数とサービスシステム位置情
報格納部18に格納されている全サービスシステムの位
置情報およびシステム状態をパラメータとして回復確認
メッセージを切断中のサービスシステムへ送信し、応答
メッセージを待つ(ステップ51)。一定時間経過後、
応答を受信しない場合(ステップ52)、このサービス
システムへの処理を終了する。もし、応答メッセージを
受信したならば、現在時刻を取得し、応答メッセージ中
に削除要求のサービスシステムが存在すれば、該当する
サービスシステムの情報をサービスシステム位置情報格
納部18と更新情報格納部33の中から削除する(ステ
ップ53)。次に、応答メッセージの内容に応じて次の
いずれかの回復処理を行なう。まず相手と自身のサービ
スシステムの両方共に更新情報がなければ(ステップ5
4)、サービスシステム位置情報格納部18中の該当サ
ービスシステムを起動中と設定し、サービス処理を続け
る(ステップ59)。どちらか一方に更新情報が存在す
るならば、2つの更新情報を更新情報統合部35により
次のように統合する(ステップ55)。まず両方で削除
されたサービス情報は統合更新情報へ加えない。また、
どちらか一方で削除された更新情報は、統合更新情報へ
新たに追加として統合する。さらに、どちらか一方で追
加あるいは変更した更新情報は、統合更新情報へ追加と
して統合する。この時、同一サービス情報が両方で追加
あるいは変更された場合、更新時刻を比較して、より新
しいものを統合更新情報とする。2つのシステムの時刻
のずれは、応答メッセージに設定された時刻へ転送遅延
時間を加えた時刻と自身の時刻の差に基づいて調整す
る。このような統合は、ネームサービスのように、登録
や削除、新しい情報への入れ換えを行なうような属性の
サービス情報を扱う場合、問題が発生しない。このよう
にして統合した更新情報を、接続したサービスシステム
へ送信する(ステップ56)。送信が正常に終了したな
らば(ステップ57)、この統合した更新情報に基づい
て、自身のサービス情報格納部12を更新し、更新情報
格納部33に格納されている該当サービスシステムの更
新情報を削除する(ステップ58)。その後、サービス
システム位置情報格納部18中の該当サービスシステム
を起動中と設定し(ステップ59)、サービスシステム
位置情報格納部18中に次の障害中サービスシステムが
存在するかどうかを検査する。もし、存在するならば、
そのサービスシステムに対して、一連の障害回復処理を
行なう。サービスシステム位置情報格納部18中にある
障害中の全サービスシステムに対してこの処理が終了し
たならば、最後に、障害中サービスシステムがまだ存在
するかどうかを検査し、存在するならば切断回復タイマ
を再設定し、サービス処理を続ける。
【0019】次に、回復確認メッセージを受信したサー
ビスシステムの処理について図6のフローチャートを用
いて説明する。回復確認メッセージを受信すると、切断
回復監視タイマをキャンセルし、更新を行なうサービス
処理を一時的に抑止し、障害発生前のサービスシステム
構成へ再構成する(ステップ61)。これは、サービス
システム位置情報格納部18に格納されている全サービ
スシステムの位置情報と回復確認メッセージ中の全サー
ビスシステムの位置情報を比較して行なう。この比較
で、一方にのみ存在するサービスシステムで起動中なら
ば、強制停止要求を送信し停止させる。この強制停止要
求を受信したサービスシステムは、終了処理を実行す
る。次に、この一方にのみ存在するサービスシステム
が、自身のサービスシステム位置情報格納部18に存在
しているものならば、サービスシステム位置情報格納部
18から削除する。また、相手から受信した回復確認メ
ッセージ中に存在したものならば、応答メッセージへそ
のサービスシステムの削除要求を設定する。次に、更新
情報格納部33にある該当するサービスシステムの更新
情報と取得した現在時刻を応答メッセージへ設定し、回
復確認メッセージを送信したサービスシステムへ送信す
る(ステップ62)。送信に失敗した場合(ステップ6
3)、更新を行なうサービス処理の抑止を解除し(ステ
ップ68)、このサービスシステムへの処理を終了す
る。送信に成功したならば、相手と自身の更新情報数が
共に0であるか否かを検査し(ステップ64)、共に0
ならばサービスシステム位置情報格納部18中の該当サ
ービスシステムを起動中と設定し(ステップ67)、次
いで、更新を行なうサービス処理の抑止を解除し(ステ
ップ68)、このサービスシステムへの処理を終了す
る。共に0でないならば、統合更新情報の受信を待つ。
一定時間待っても統合更新情報を、受信しなければ(ス
テップ65)、更新を行なうサービス処理の抑止を解除
し(ステップ68)、このサービスシステムへの処理を
終了する。統合更新情報を受信したならば、この情報に
基づいて、サービス情報格納部12の更新処理を行なう
(ステップ66)。この後、更新情報格納部33に格納
されている該当サービスシステムの更新情報を削除し、
サービスシステム位置情報格納部18中の該当サービス
システムを起動中と設定し(ステップ67)、更新を行
なうサービス処理の抑止を解除し(ステップ68)、こ
のサービスシステムへの処理を終了する。これら一連の
処理が終了した後、最後に、サービスシステム位置情報
格納部18中に、まだ障害中のサービスシステムが存在
するかどうかを検査し、もし存在するならば、切断回復
監視タイマを再設定する。
【0020】サービスシステム位置情報格納部18の障
害中サービスシステムと同一ネットワークアドレスをも
つサービスシステムが新たに起動され、その位置情報を
受信した場合、切断中サービスシステムへの切断回復処
理を停止し、サービスシステム位置情報格納部18内の
該当するサービスシステムの位置情報を新たなものに更
新し、起動中に設定する。
【0021】以上のように、上記第2の実施例によれ
ば、更新情報をネットワーク上の同一サービスを提供す
る他のサービスシステムへ送信する更新サービス情報送
信部31と、ネットワークから更新サービス情報を受け
取った場合、自身のサービス情報を更新する更新サービ
ス情報受信部32と、送信処理で障害が発生して相手先
のサービスシステムと切断した場合、以後の更新情報を
切断サービスシステム単位に格納する更新情報格納部3
3と、切断サービスシステムへ定期的に回復確認、メッ
セージを送信し、応答メッセージの内容に従って回復処
理を行なう切断回復処理部34と、回復時、切断中の更
新情報を統合してサービス情報を更新する更新情報統合
部35とを設けることにより、サービス情報の更新も2
つのサービスシステム間で一貫性をもって実現でき、障
害の発生によって、2つのネットワークへ分断された場
合でも、障害回復後、自動的に最新のサービス情報へ更
新することができる多重化システムの構築が可能とな
る。
【0022】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
であるサービスシステムの個数を自動的に制御するシス
テム多重化装置について、図面を参照しながら説明す
る。図7は本発明の第3の実施例におけるシステム多重
化装置のサービスシステムの内部構成を示す図である。
図1に示した第1の実施例と同じ構成要素には同じ符号
が付してあり、これらについては重複した説明を省略す
る。図7において、71は各サービスシステム内部にあ
ってサービスシステム最大起動個数格納部である。
【0023】以上のように構成されたサービスシステム
について、サービスシステム起動時の最大起動個数超過
サービスシステム停止処理について、図8のフローチャ
ートを用いて説明する。サービスシステム1が起動され
ると、まず最初にネットワーク7上に同一サービスを提
供するサービスシステムが存在しているかどうかを検査
するために、サービスシステム位置問い合わせ部14が
通信部11を介してネットワーク7へブロードキャスト
を行なう(ステップ81)。一定時間ネットワーク7か
らの応答を監視した後、どんな応答も得られない時(ス
テップ82)、自身のサービスシステム1が、最初のサ
ービスシステムであると認識して、サービス情報格納部
12を構築する(ステップ86)。もし、通信部11を
介してネットワーク7から1つでもサービスシステムの
位置情報応答を受信した場合、受信処理を停止し、応答
中のサービスシステムの位置情報の個数をカウントす
る。この個数が、サービスシステム最大起動個数格納部
71に格納されている個数以上ならば(ステップ8
3)、起動されたサービスシステム1は、自身で自動的
に停止する(ステップ87)。もし、そうでないなら
ば、サービスシステムの位置情報をサービスシステム位
置情報格納部18に格納する(ステップ84)。これ以
降は、第1の実施例1と同一処理を行なう。また、起動
中のサービスシステムが、サービスシステム最大起動個
数格納部71に格納されている個数以上の位置情報をネ
ットワークから受信したならば、このサービスシステム
の位置情報は廃棄する。
【0024】以上のように、上記第3の実施例によれ
ば、サービスシステムが起動された時、ネットワーク上
に存在する同一サービスシステムの個数を監視し、一定
個数以上存在するならば自動的に停止させることによ
り、ネットワーク上にサービスシステムの無秩序な増加
を防ぎ、更新情報の送信に伴う負荷の軽減が可能とな
る。
【0025】(実施例4)次に、本発明の第4の実施例
であるバックアップファイルを作成するシステム多重化
装置について、図面を参照しながら説明する。図9は本
発明の第4の実施例におけるシステム多重化装置のサー
ビスシステムの内部構成要素を示した図である。図1に
示した第1の実施例と同じ構成要素には同じ符号が付し
てあり、これらについては重複した説明を省略する。図
9において、91はサービスシステム1の内部にあって
サービス情報格納部12をコード化し、バックアップフ
ァイル94を作成するバックアップファイル作成部、9
2はサービスシステム1の内部にあってサービス情報の
バックアップファイル94からサービス情報格納部12
を復元するバックアップファイル復元部、93はサービ
スシステム1の内部にあって終了処理を行なう終了処理
部、94はサービスシステム1の外部にあってコード化
したサービス情報を格納するバックアップファイルであ
る。
【0026】以上のように構成されたサービスシステム
について、サービスシステム終了時の処理について、図
10のフローチャートを参照しながら説明する。サービ
スシステム1が正常終了要求あるいは何等かの異常によ
る終了要求を受けた時、まず終了処理部93は、サービ
スシステム位置情報格納部18から同一サービスを提供
するサービスシステムの取得を図り(ステップ10
1)、サービスシステムが存在するならば(ステップ1
02)、終了処理部93は、サービスシステム位置情報
格納部18に登録されている全サービスシステムへ終了
通知を送信し(ステップ103)、最後のサービスシス
テムであるかどうかを確認する。もし、どれか1つから
確認応答を受信したならば(ステップ104)、このサ
ービスシステムは、ネットワーク上で最後のサービスシ
ステムでないと判断して、そのまま終了する。もし、ど
のサービスシステムからも一定時間待って確認応答を受
信しない場合、あるいは、サービスシステム位置情報格
納部18に同一サービスを提供するサービスシステムが
存在しない場合、このサービスシステム1が、このサー
ビスを提供する最後のサービスシステムであると判断
し、バックアップファイル作成部91にサービス情報の
バックアップファイル94を作成することを要求する
(ステップ105)。これを受けたバックアップファイ
ル作成部91は、サービス情報の各データをデータ型の
タグとデータ長とデータ内容に分けてデータ形式に対応
したコード化を行なってバックアップファイルを作成
し、バックアップファイル94に格納する(ステップ1
06)。全サービス情報について、コード化とバックア
ップファイル94への格納が終了した時、このサービス
システム1を終了する。一方、終了通知を受信したサー
ビスシステムは、終了通知を送信したサービスシステム
の位置情報をサービスシステム位置情報格納部18から
削除する。
【0027】次に、バックアップファイル94を用いた
サービスシステム開始時の処理について、図11のフロ
ーチャートを参照しながら説明する。バックアップファ
イル94からの復元は、サービスシステム起動時、以下
のようにして行なう。まずサービスシステム1が起動さ
れると、最初にネットワーク7上に同一サービスを提供
するサービスシステムが存在するかどうかを検査するた
めに、サービスシステム位置問い合わせ部14が通信部
11を介してネットワーク7へブロードキャストを行な
い(ステップ111)、ネットワーク7からの応答を一
定時間監視する。もし、応答が得られたら(ステップ1
12)、サービス情報の受信処理を行なう(ステップ1
18)。もし、どんな応答も得られない場合、自身のサ
ービスシステム1が、最初のサービスシステムであると
認識して、バックアップファイル復元部92を呼び出
し、バックアップファイル94が存在するかどうかの検
索を行なう(ステップ113)。もし、バックアップフ
ァイル94が存在しないならば、そのまま最初のサービ
スシステムとしてサービス情報格納部12を構築する
(ステップ117)。バックアップファイル94が存在
する場合、バックアップファイル復元部92は、コード
化されたサービス情報のバックアップファイル94から
サービス情報格納部12へサービス情報を復元する(ス
テップ114)。もし、復元処理でサービス情報のデー
タ形式に適合しない不適正なデータを検出した場合(ス
テップ115)、この復元処理は中断し、このバックア
ップファイル94中のサービス情報は不適正であると判
断し、これまでに復元したサービス情報は廃棄し(ステ
ップ116)、新たなサービス情報格納部12を構築す
る(ステップ117)。
【0028】以上のように、上記第4の実施例によれ
ば、サービス情報をコード化しバックアップファイル9
4として作成する作成部91と、バックアップファイル
94からサービス情報を復元するバックアップ復元部9
2を設けることによって、ネットワーク上の全サービス
システムが異常終了した場合でもサービス情報が回復可
能となるとともに、コード化することによって、バック
アップしたサービス情報のデータが不正に変更された場
合も検出可能となる。
【0029】(実施例5)次に、本発明の第5の実施例
である効果的なサービスシステムのアクセスを可能とす
るシステム多重化装置について、図面を参照しながら説
明する。図12は本発明の第5の実施例におけるシステ
ム多重化装置を用いた分散処理システムの構成図であ
る。図12において、121はクライアントシステムが
存在するコンピュータ上にあって、複数のクライアント
システム4、5等からアクセス可能で、全サービスシス
テムの位置情報をサービス単位に分類して格納するサー
ビスシステム位置情報共有領域管理部、122はクライ
アントシステム4、5等内部にあって、サービスシステ
ム位置情報共有領域管理部121をアクセスする共有領
域アクセス部、123はクライアントシステム4、5等
の内部にあって、サービスシステム位置情報の問い合わ
せを行なうサービスシステム位置情報問い合わせ部、1
24はクライアントシステム4、5等の内部にあって、
クライアントシステムのサービス処理を実行するクライ
アントサービス処理部である。
【0030】図13はサービスシステム位置情報共有領
域管理部121をさらに詳細に概念的に示した図で、サ
ービス単位に分類されて管理されている。この情報は、
各サービスシステム位置情報をサービス単位にリスト構
造のデータとして実現してもよい。各サービスシステム
位置情報の内容のうち、位置情報と能力重みは、サービ
スシステムから得られる値で、能力重みは、サービスシ
ステムの相対的なサービス能力を示している。また、残
重みは、サービスシステムを選択した回数に応じて変化
する値で、初期値は、能力重みに設定される。
【0031】以上のように構成された分散処理システム
について、クライアントシステム4がサービスシステム
1をアクセスする処理について、図14のフローチャー
トを用いて説明する。クライアントシステム4が起動さ
れると、まず最初にクライアントサービス処理部124
が、要求するサービス種別をキーとして、共有領域アク
セス部122にサービスシステムの位置情報を1つ選択
することを要求する(ステップ141)。もし、共有領
域アクセス部122からサービスシステム位置情報が得
られない場合(ステップ142)、サービスシステム位
置情報問い合わせ部123を使用して、ネットワークへ
サービスシステム位置情報問い合わせのブロードキャス
トを行ない(ステップ143)、その応答を待つ(ステ
ップ144)。応答を受信した時は、共有領域アクセス
部122を呼び出し、サービスシステム位置情報をサー
ビスシステム位置情報共有領域管理部121へサービス
種別と共に格納する(ステップ145)。この時、サー
ビスシステム位置情報共有領域管理部121に格納され
ている開始エントリも初期化する。格納後、再び共有領
域アクセス部122を使用して、サービスシステムの位
置情報選択処理を繰り返す。もし、一定時間待っても応
答が得られない時は、エラーとしてクライアントシステ
ムは終了する(ステップ146)。また、共有領域アク
セス部122から最初にサービスシステムの位置情報が
得られたならば、返された位置情報のサービスシステム
と接続する(ステップ147)。もし、この接続に失敗
したなたば(ステップ148)、クライアントサービス
処理部124は、共有領域アクセス部122を使用し
て、このサービスシステム位置情報をサービスシステム
位置情報共有領域管理部121から削除し(ステップ1
49)、次のサービスシステム位置情報の選択処理を繰
り返す。
【0032】次に、共有領域アクセス部122のサービ
スシステム1の選択処理について、図15のフローチャ
ートを用いて説明する。共有領域アクセス部122は、
要求するサービス種別をキーとしてサービスシステムの
位置情報がサービスシステム位置情報共有領域管理部1
21内に存在するかどうかを検査する(ステップ15
1)。もし、存在しないならば、要求元へエラーを返し
てエラー処理を行ない(ステップ159)、処理を終了
する。もし存在するならば、サービスシステム位置情報
共有領域管理部121に格納されているこのサービスの
開始エントリを参照して、最初の選択処理かどうかを判
断し(ステップ152)、もし最初ならば、開始エント
リへ先頭のサービスシステム位置情報エントリを設定
し、このサービスの全サービスシステム位置情報エント
リの残重みへ能力重みを設定する(ステップ153)。
次に現在エントリを開始エントリに設定し(ステップ1
54)、現在エントリの残重みが0かどうかを判断する
(ステップ155)。もし、0でないならば、このサー
ビスシステムの位置情報の残重みを1減算し(ステップ
160A)、開始エントリを現在エントリの次のエント
リへ設定し(ステップ160B)、選択したサービスシ
ステムの位置情報を返す。もし、0ならば次のエントリ
を選択し(ステップ157、158)、残重みの検査処
理から繰り返す(ステップ155)。この時、最後のエ
ントリならば(ステップ156)、巡回して最初のエン
トリに戻る(ステップ160C)。もし、全てのサービ
スシステム位置情報エントリの残重みが0で一巡したな
らば、初期化処理から繰り返す。
【0033】以上のように、上記第5の実施例によれ
ば、クライアントシステム側に複数のクライアントシス
テムからアクセス可能で、全サービスシステムの位置情
報を共有領域へ格納するサービスシステム位置情報共有
領域管理部121と、この共有領域管理部121にアク
セスする共有領域アクセス部122と、サービスシステ
ム位置情報の問い合わせをネットワークへ行なうサービ
ス位置情報問い合わせ部123と、クライアントシステ
ムのサービス処理を実行するクライアントサービス処理
124とを設けることにより、ネットワークへ負荷をか
けないで、多重化したサービスシステムを能力に応じて
平均的にアクセス可能な、障害に強い柔軟性のあるクラ
イアントシステムの構築が可能となる。
【0034】なお、本実施例では、サービスシステム位
置情報共有領域管理部121は、クライアントシステム
側に1つだけ存在し、サービス単位毎に分類しているも
のとしたが、サービス単位に別々のサービスシステム位
置情報共有領域管理部を設け、他サービスのアクセスに
よる影響を受けないようにすることも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明は、サービスシス
テムが起動された時、ネットワークへ自システムと同一
サービスシステムが存在するかを問い合わせ、同一サー
ビスシステムが存在する場合、そのサービスシステムの
1つからサービス情報を受け取ることによって、サービ
ス情報を自動的に多重化することができ、柔軟性のある
システムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の実施例におけるシステム
多重化装置を用いた分散処理システムの構成を示すブロ
ック図 (b)本発明の第1の実施例におけるサービスシステム
の内部構成を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施例におけるサービスシステ
ム起動処理を示すフローチャート
【図3】本発明の第2の実施例におけるサービスシステ
ムの内部構成を示すブロック図
【図4】本発明の第2の実施例におけるサービス情報の
更新が発生するサービス処理を示すフローチャート
【図5】本発明の第2の実施例における切断回復要求処
理を示すフローチャート
【図6】本発明の第2の実施例における切断回復受け付
け処理を示すフローチャート
【図7】本発明の第3の実施例におけるサービスシステ
ムの内部構成を示すブロック図
【図8】本発明の第3の実施例における最大起動個数超
過サービスシステム停止処理を示すフローチャート
【図9】本発明の第4の実施例におけるサービスシステ
ムの内部構成を示すブロック図
【図10】本発明の第4の実施例におけるサービスシス
テム終了処理を示すフローチャート
【図11】本発明の第4の実施例におけるサービスシス
テム開始処理を示すフローチャート
【図12】本発明の第5の実施例におけるシステム多重
化装置を用いた分散処理システムの構成を示すブロック
【図13】本発明の第5の実施例におけるサービスシス
テム位置情報共有領域管理部の概念を示す模式図
【図14】本発明の第5の実施例におけるサービスシス
テム接続処理を示すフローチャート
【図15】本発明の第5の実施例におけるサービスシス
テム選択処理を示すフローチャート
【図16】従来のシステム多重化装置を利用した分散処
理システムの構成を示すブロック図
【符号の説明】
1、2、3 サービスシステム 4、5、6 クライアントシステム 7 ネットワーク 11 通信部 12 サービス情報格納部 13 サービス処理部 14 サービスシステム位置問い合わせ部 15 サービスシステム位置応答部 16 サービス情報受信部 17 サービス情報送信部 18 サービスシステム位置情報格納部 19 制御部 31 更新サービス情報送信部 32 更新サービス情報受信部 33 更新情報格納部 34 切断回復処理部 35 変更情報統合部 71 サービスシステム最大起動個数格納部 91 バックアップファイル作成部 92 バックアップファイル復元部 93 終了処理部 94 バックアップファイル 121 サービスシステム位置情報共有領域管理部 122 共有領域アクセス部 123 サービスシステム位置情報問い合わせ部 124 クライアントサービス処理部 161 サービスシステム 162 システム構成情報 163 サービス情報 164 クライアントシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勘 解 由 哲 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービスシステム起動時に自システムと
    同一サービスを提供するサービスシステムが存在するか
    どうかをネットワークへ問い合わせて位置情報およびシ
    ステム状態を取得するサービスシステム位置問い合わせ
    手段と、取得した位置情報およびシステム状態を格納す
    るサービスシステム位置情報格納手段と、問い合わせの
    結果、自システムと同一サービスシステムが存在しない
    場合、サービス情報を格納する領域を新規に構築するサ
    ービス情報格納手段と、自システムと同一サービスシス
    テムを提供するシステムが存在する場合、検出したサー
    ビスシステムから全サービス情報をネットワークを介し
    て受信して前記サービス情報格納手段内に格納するサー
    ビス情報受信手段と、ネットワークからの同一サービス
    システム問い合わせに対して1以上の位置情報およびシ
    ステム状態を応答するサービスシステム位置応答手段
    と、ネットワークからの要求で前記サービス情報格納手
    段内に格納しているサービス情報を送信するサービス情
    報送信手段とを備えたシステム多重化装置。
  2. 【請求項2】 サービスシステムのサービス情報が更新
    された場合、更新情報をネットワーク上の同一サービス
    を提供する他のサービスシステムへ送信する更新サービ
    ス情報送信手段と、ネットワークから更新サービス情報
    を受け取って自身のサービス情報を更新する更新サービ
    ス情報受信手段と、送信処理で障害が発生して前記サー
    ビスシステムと切断した場合、以後の前記更新情報を切
    断サービスシステム単位に格納する更新情報格納手段
    と、前記切断サービスシステムへ定期的に回復確認メッ
    セージを送信し、その応答内容に従って回復処理を行な
    う切断回復処理手段とを備えた請求項1記載のシステム
    多重化装置。
  3. 【請求項3】 切断回復時、切断中に格納された2つの
    サービスシステムの更新情報を統合してサービス情報を
    更新する更新情報統合手段を備えた請求項2記載のシス
    テム多重化装置。
  4. 【請求項4】 自サービスシステムと同一サービスを提
    供するサービスシステムがネットワーク上に一定個数以
    上存在する場合、前記自システムを自動的に停止させる
    手段を備えた請求項1記載のシステム多重化装置。
  5. 【請求項5】 サービスシステム終了時、ネットワーク
    上に起動されている自サービスシステムと同一サービス
    を提供するサービスシステムが存在するかどうかを問い
    合わせた結果、そのようなサービスシステムが存在しな
    い場合、サービス情報をコード化してバックアップファ
    イルを生成する手段と、システム起動時、自サービスシ
    ステムと同一サービスを提供するサービスシステムが存
    在せず、かつ、前記バックアップファイルが存在する場
    合、前記バックアップファイルからサービス情報を復元
    する手段とを備えた請求項1記載のシステム多重化装
    置。
  6. 【請求項6】 クライアントシステム側が、サービスシ
    ステムをアクセスする複数のクライアントシステムから
    アクセス可能な共有領域へ前記サービスシステムの位置
    情報を格納する共有領域管理手段と、前記共有領域管理
    手段にアクセスして前記サービスシステムの位置情報を
    得る共有領域アクセス手段と、前記共有領域管理手段内
    に前記サービスシステムの位置情報が存在しない場合、
    ネットワークへ問い合わせて1以上の前記サービスシス
    テムの位置情報を共有領域管理手段へ格納するサービス
    システム位置問い合わせ手段とを備えた請求項1記載の
    システム多重化装置。
  7. 【請求項7】 共有領域管理手段内に格納されたサービ
    スシステムの1つの位置のサービスシステムとの接続が
    失敗した場合、前記共有領域管理手段内からそのサービ
    スシステムの位置情報を削除するとともに、前記共有領
    域管理手段内に格納されている前記サービスシステムの
    1つと接続できるかまたは前記共有領域管理手段内に格
    納されている前記サービスシステムの全てとの接続に失
    敗するまでサービスシステムの選択を繰り返すクライア
    ントサービス処理手段をクライアントシステム側に備え
    た請求項6記載のシステム多重化装置。
  8. 【請求項8】 クライアントサービス処理手段が、共有
    領域管理手段内に複数のサービスシステム位置情報があ
    る場合、サービスシステムの能力度数に応じて均等にサ
    ービスシステムを選択する請求項7記載のシステム多重
    化装置。
  9. 【請求項9】 共有領域管理手段が、1つだけ存在して
    サービス単位に分類されている請求項8記載のシステム
    多重化装置。
  10. 【請求項10】 共有領域管理手段が、サービス単位毎
    の別々に設けられている請求項8記載のシステム多重化
    装置。
JP5120051A 1993-05-21 1993-05-21 システム多重化装置 Pending JPH06332868A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5120051A JPH06332868A (ja) 1993-05-21 1993-05-21 システム多重化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5120051A JPH06332868A (ja) 1993-05-21 1993-05-21 システム多重化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06332868A true JPH06332868A (ja) 1994-12-02

Family

ID=14776680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5120051A Pending JPH06332868A (ja) 1993-05-21 1993-05-21 システム多重化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06332868A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000010949A (ja) * 1998-06-19 2000-01-14 Nec Corp リレー型分散ヘルスチェック制御システム及び方法
WO2004100001A1 (en) 2003-05-12 2004-11-18 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus, method, and program for executing protocol converting process

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000010949A (ja) * 1998-06-19 2000-01-14 Nec Corp リレー型分散ヘルスチェック制御システム及び方法
WO2004100001A1 (en) 2003-05-12 2004-11-18 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus, method, and program for executing protocol converting process
KR100779790B1 (ko) * 2003-05-12 2007-11-27 캐논 가부시끼가이샤 프로토콜 변환 처리를 실행하는 장치, 방법, 및 기록 매체
CN100421094C (zh) * 2003-05-12 2008-09-24 佳能株式会社 用于执行协议转换处理的装置、方法
US7895361B2 (en) 2003-05-12 2011-02-22 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus, method, and program for executing protocol converting process

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5649089A (en) Method and apparatus for maintaining a redundant database system
US7254740B2 (en) System and method for state preservation in a stretch cluster
US6941327B2 (en) Apparatus and method for database synchronization in a duplex system
US7912858B2 (en) Data synchronization method
US7603423B2 (en) Communication system with primary device and standby device to prevent suspension of service of the system
US8533525B2 (en) Data management apparatus, monitoring apparatus, replica apparatus, cluster system, control method and computer-readable medium
US7251813B2 (en) Server apparatus having function of changing over from old to new module
JPH08212095A (ja) クライアントサーバ制御システム
CN111314098A (zh) 一种ha系统中实现vip地址漂移的方法和装置
JP2003337717A (ja) オンライントランザクション処理の障害時復旧同期システム
CN112214377B (zh) 一种设备管理方法及系统
JPH10105424A (ja) 二重化サーバのipアドレス割り当て方法
JPH06332868A (ja) システム多重化装置
CN110661651A (zh) 一种sdn控制器数据管理方法、系统、装置及可读存储介质
CN114422335A (zh) 通信方法、装置、服务器及存储介质
JPH1127266A (ja) 網管理装置の構成情報管理方式および管理対象装置
JP4128667B2 (ja) 情報バックアップシステム
CN115277114B (zh) 分布式锁处理方法、装置、电子设备及存储介质
KR100274848B1 (ko) 망관리 시스템에서의 망관리 방법
JP2003140986A (ja) 遠隔監視システムおよび通信制御方法
JP2938860B1 (ja) 分散型データ管理システム
JPH1139273A (ja) 遠隔地でのバックアップ方式
JP3138608B2 (ja) サービス制御機能からサービスデータ機能への高信頼アクセス方法
KR0174603B1 (ko) 교환기의 데이타 베이스 복원방법
JPH08190528A (ja) システム管理装置