JPH06331438A - 光波探知装置 - Google Patents

光波探知装置

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JPH06331438A
JPH06331438A JP11964593A JP11964593A JPH06331438A JP H06331438 A JPH06331438 A JP H06331438A JP 11964593 A JP11964593 A JP 11964593A JP 11964593 A JP11964593 A JP 11964593A JP H06331438 A JPH06331438 A JP H06331438A
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JP
Japan
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optical waveguide
image signal
optical
light
visual field
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Application number
JP11964593A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Sado
哲夫 佐渡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、高分解能を確保したうえで、広範
囲に亘る鮮明な視野像を得られるようにすることにあ
る。 【構成】複数のコーン状光波路素子11の入射側の一端
を略球面状に組合わされてなる光波入路10を備えて、
この光波入路10の各光波路素子11で目標方向を中心
とした半球状の全視野を取込むように構成し、所期の目
的を達成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば広視野を撮像
するのに好適な光波探知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光学系においては、視野角を広
くするには、図6に示すように、レンズLの焦点距離f
を短くし、いわゆる広角レンズを使用することにより実
現できる。この視野角θは、その角度を広げるほど焦点
面Fでの像の歪みが大きくなり、いわゆる魚眼レンズの
180°ともなると、人間の見た情景とはほど遠く、像
の歪みが非常に大きくなる。
【0003】ところで、このような光学系にあっては、
図7に示すようにレンズLの焦点面Fに光検知器(2次
元フォトダイオードアレー)Sを対向配置して、光検知
器SにレンズLを介して目標を結像する光波探知装置が
構成される。この光波探知装置にあっては、光検知器S
の画素数が一定数だと、光学系の視野角θが広がれば広
がるほど、1画素の視野が狭くなり、その分解能が悪化
されることで、所望の分解能を確保した状態で、半球天
空全視野を撮像することが困難であるという問題を有す
る。
【0004】そこで、焦点面Fに配設した光検知器の1
画素の分解能を一定に保った状態で、半球天空全視野を
撮像する方法としては、図8に示すように所定の焦点距
離(1画素の分解能を満足する焦点距離)を有した複数
のレンズL1 ,L2 ,L3 ,L4 …を円弧状、球面状に
配設して、このレンズL1 ,L2 ,L3 ,L4 …の各焦
点面に光検知器(2次元フォトダイオードアレー)S1
,S2 ,S3 ,S4 …を配する方法が考えられる。そ
して、この光探知手段は、例えば対を構成するレンズと
光検知器を円弧状に配した場合、1個のレンズで得られ
る視野角θ1 に対して、全体で広角な視野角θ2 が得ら
れる。
【0005】しかしながら、上記方法では、複数のレン
ズL1 ,L2 ,L3 ,L4 …で広角な視野角θ2 が得ら
れるが、レンズL1 ,L2 ,L3 ,L4 …間の領域Aが
いわゆるブラインド(観測不可能)となるという問題が
生じる。また、レンズL1 とレンズL2 の視野内に共通
の視野領域Bが存在し、さらに遠方に、レンズL1 とレ
ンズL3 の共通領域Cが存在する。同時に、さらに遠方
にも共通の視野領域が存在することから、1つのレンズ
で完全に1つの視野を担当させることが困難であるとい
う問題を有する。このため、複数のレンズL1 ,L2 ,
L3 ,L4 …でとらえた像は、各視野角θ1 内に生じる
干渉により、ゴースト像となり、鮮明な像を得ることが
困難であるという不具合を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の光波探知装置では、1画素の分解能を一定に保った
状態で、半球天空全視野をとらえるようにすると、ゴー
スト像となり、鮮明な像を取得すること困難であるとい
う問題を有する。
【0007】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、構成簡易にして、高分解能を確保したうえで、広
範囲に亘る鮮明な視野像を取得できるようにした光波探
知装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、一端側が略
円弧状、又は略球面状に組合わされ、全視野の異なる視
野の光波を取込む複数のコーン状光波路素子が設けられ
た光波入路と、この光波入路の前記複数の光波路素子の
他端側に配設され、該光波路素子に導かれた光波を光電
変換する光電変換手段と、この光電変換手段で光電変換
された画像信号を走査変換して、前記目標方向の視野像
を表示する表示手段とを備えて光波探知装置を構成した
ものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、光波入路は、その略円弧
状、又は略球面状に配設される複数の光波路素子によ
り、該略円弧状、又は略球面状の全視野における異なる
視野の光波をそれぞれ光電変換手段に導いて視野像を結
像する。従って、所望の分解能を確保したうえで、略円
弧状、又は略球面状の全視野の広い範囲に亘るゴースト
のない鮮明な視野像の取得が可能となる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照して詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係
る光波探知装置を示すもので、図中10は球面の略半分
の半球状の視野を持つ光波入路である。この光波入路
は、図2に示すように複数のコーン状光波路素子11の
一端側が略球面の略半分の略凸状の半球形状に組合わせ
配設される。この光波路素子11は、例えば内壁にベル
ベットブラックを塗布する等の多重反射防止加工が施さ
れ、波長0.4μm〜0.8μmの可視領域を対象とす
る場合、図3に示すように1本の光波路素子11の視野
角をθ0 として、球面状の全視野をとらえるようにする
のに、光波路素子11の数が約(16/θ0 2 )×10
6 個必要となる。この視野角をθ0 =5mradに設定
すると、光波入路は、64×104 個以下の光波路素子
11が組合わされる。この光波路素子11は、例えば入
射側の一端の径Dが5mmとすると、高さHが1mの円
錐を作り、頂点Pから100mmの位置で切断して他端
が0.5mmの径に形成される。
【0011】なお、上記光波入路10は、その光波路素
子11を、例えば径を5mmから50mmとし、長さを
10mとすると、その感度が100倍となる。また、光
波入路10は、その光波路素子11の他端側が略球面の
半分の略凹状の半球形状に形成され、その他端側には、
それぞれ光検知器12が対向配置される。この光検知器
12は、例えば図4に示すように可塑性基板(図の都合
上、図示せず)に複数のSi フォトダイオード検知素子
12aを一方の電極を共通に配設されて略球面状に形成
され、光波路素子の他端側に対向配置される。そして、
この光検知器12には、電荷入力ゲートを構成するスイ
ッチアレー13を介してコンデンサアレー14が接続結
合され、このコンデンサアレー14の出力側は電荷出力
ゲートを構成するスイッチアレー15に接続結合され
る。このコンデンサアレー14は、可塑性基板にSi M
OS構造で、例えば64×104 個を4分割した状態で
形成され、同様にMOS構造で形成した上記スイッチア
レー13と結合される。また、電荷出力ゲートを構成す
るスイッチアレー15には、電荷転送素子(CCD)1
6が接続結合される。このCCD16は、可塑性基板に
Si により16×104 (400×400)相当が4個
形成されてそれぞれスイッチアレー15と結合される。
【0012】また、CCD16の出力端には、走査変換
器17が接続され、この走査変換器17には、CRT表
示部18が接続される。走査変換器17は、CCD16
から画像信号を読出して走査変換し、光波入路10でと
らえた略球面状の全視野をCRT表示部18に表示す
る。
【0013】上記構成において、光波入路10は、その
他端側が目標方向に対向配置されると、その光波路素子
11がそれぞれ目標方向の全天空における異なる情景の
視野の光波を取り込み光検知器12に案内する。この
際、スイッチアレー13が作動され、光波路素子11に
取り込まれた異なる情景の視野の光波は、光検知器12
に入力される。光検知器12は、入力した光波を光電変
換して画像信号を生成し、該画像信号をコンデンサアレ
ー14に出力する。コンデンサアレー14は、入力した
画像信号を蓄積される。そして、このコンデンサアレー
14に蓄積された画像信号は、スイッチアレー13が閉
されて、スイッチアレー15が開されると、CCD16
を介して走査変換部17に出力される。走査変換部17
は、入力した画像信号を走査変換して画像信号を生成
し、CRT表示部18に出力する。CRT表示部18
は、入力した画像信号に基づいて表示し、ここに目標方
向を中心とする半球状の全視野が表示される。
【0014】このように、上記光波探知装置は、複数の
コーン状光波路素子11の入射側の一端を略球面状に組
合わされてなる光波入路10を備えて、この光波入路1
0の各光波路素子11で目標方向を中心とした半球状の
全視野を取込むように構成した。これによれば、光波入
路10の複数の光波路素子11により、天空の全視野に
おける異なる情景の視野の光波をそれぞれ取込んで視野
像が結像されることにより、目標方向を中心とした半球
状の全視野の広い範囲に亘るゴーストがなく鮮明で、高
分解能な視野像の取得が実現される。
【0015】また、上記実施例によれば、広範囲の視野
を有することにより、同時に複数の目標像を得ることが
可能となる。なお、上記実施例では、複数の光波路素子
11を略球面の略半分の半球状に組合せ配設するように
構成した場合で説明したが、これに限ることなく、略球
面状や略円弧状に配設するように構成することも可能で
ある。
【0016】また、上記実施例では、可視領域の光波を
探知するように構成した場合で説明したが、これに限る
ことなく、例えば赤外光を探知するように構成すること
も可能である。よって、この発明は、上記実施例に限る
ことなく、その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の変形を実施し得ることは勿論である。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、構成簡易にして、高分解能を確保したうえで、広範
囲に亘る鮮明な視野像を取得できるようにした光波探知
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る光波探知装置を示し
た図。
【図2】図1の光波入路の詳細を示した図。
【図3】図2の光波入路素子を取出して示した図。
【図4】図1の光検知器を取出して示した図。
【図5】光学系の原理を説明するために示した図。
【図6】図5の光学系と光検知器との関係を説明するた
めに示した図。
【図7】図5の光学系を用いて略半球状の視野の光探知
を行うように構成した場合の問題を説明するために示し
た図。
【符号の説明】
10…光波入路。 11…光波路素子。 12…光検知器。 12a…Si フォトダイオード検知素子。 13…スイッチアレー。 14…コンデンサアレー。 15…スイッチアレー。 16…CCD。 17…走査変換部。 18…CRT表示部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側が略円弧状、又は略球面状に組合
    わされ、それぞれ異なる視野の光波を取込む複数のコー
    ン状光波路素子が設けられた光波入路と、 この光波入路の前記複数の光波路素子の他端側に配設さ
    れ、該光波路素子に導かれた光波を光電変換する光電変
    換手段と、 この光電変換手段で光電変換された画像信号を走査変換
    して、前記目標方向の視野像を表示する表示手段とを具
    備した光波探知装置。
  2. 【請求項2】 前記光波路素子の内壁には、多重反射防
    止加工が施されてなることを特徴とする請求項1記載の
    光波路探知装置。
  3. 【請求項3】 前記光電変換手段は、複数のシリコンフ
    ォトダイオードが略球面状の可塑性基板上に配設されて
    なることを特徴とする請求項1記載の光波路探知装置。
JP11964593A 1993-05-21 1993-05-21 光波探知装置 Pending JPH06331438A (ja)

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