JPH0633023B2 - サインペンを造る方法 - Google Patents
サインペンを造る方法Info
- Publication number
- JPH0633023B2 JPH0633023B2 JP59272799A JP27279984A JPH0633023B2 JP H0633023 B2 JPH0633023 B2 JP H0633023B2 JP 59272799 A JP59272799 A JP 59272799A JP 27279984 A JP27279984 A JP 27279984A JP H0633023 B2 JPH0633023 B2 JP H0633023B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- cap
- pen
- decorative
- outer shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pens And Brushes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はサインペンを造る方法である。
［従来の技術］ 従来のサインペンのレフィールは第５図のように中綿１
０１をレフィール外軸筒１０２に収容し、レフィール外
軸１０２に先栓１０３を嵌め込み、かつ、ペン先１０４
を中綿１０１に挿し込んでいる。第５図において、１０
５は尾栓、１０６は仮キャップである。第５図ロのａは
空気孔である。
０１をレフィール外軸筒１０２に収容し、レフィール外
軸１０２に先栓１０３を嵌め込み、かつ、ペン先１０４
を中綿１０１に挿し込んでいる。第５図において、１０
５は尾栓、１０６は仮キャップである。第５図ロのａは
空気孔である。
そして、このレフィールから筆記具を造るには、先栓１
０３から仮キャップ１０６′を外し、先栓１０３に飾り
外キャップを嵌め込むとともに、先栓１０３の後端側に
飾り外軸を嵌装固定するものである。
０３から仮キャップ１０６′を外し、先栓１０３に飾り
外キャップを嵌め込むとともに、先栓１０３の後端側に
飾り外軸を嵌装固定するものである。
［発明の解決しようとする問題点］ このような従来のサインペンは次のような問題点を残し
ていることを本発明者は発見した。
ていることを本発明者は発見した。
レフィールに筆記具の飾り外キャップを嵌めるときは一
旦仮キャップ１０６を外さなければならない。したがっ
て、この仮キャップ１０６を外して筆記具を造る間に中
綿１０１の気密が破れ、このため製品となったとき、イ
ンキの中綿１０１への保持が充分でない。
旦仮キャップ１０６を外さなければならない。したがっ
て、この仮キャップ１０６を外して筆記具を造る間に中
綿１０１の気密が破れ、このため製品となったとき、イ
ンキの中綿１０１への保持が充分でない。
本発明はこの点の問題点を解決することを目的とする。
［技術的手段］ ペン先４を挿し込んだインキ含浸用中綿１と、該中綿１
と一体に押出成形されたユニット外軸２からなるレフィ
ールを構成し、 該レフィールのユニット外軸２先端に先栓３を気密に嵌
合固定し、さらに先栓３にその先端に飾り外キャップ取
付け凹部６ａを設けた内キャップ６を着脱可能に密栓し
てペン先封入体を形成し、 該ペン先封入体の先栓３後端側に飾り外軸１０を、嵌合
固定し、内キャップ６には飾り外キャップ７の取付板８
の取付け天ビス８ａを内キャップ６の飾り取付け用凹部
６ａに係合する、 サインペンを造る方法。
と一体に押出成形されたユニット外軸２からなるレフィ
ールを構成し、 該レフィールのユニット外軸２先端に先栓３を気密に嵌
合固定し、さらに先栓３にその先端に飾り外キャップ取
付け凹部６ａを設けた内キャップ６を着脱可能に密栓し
てペン先封入体を形成し、 該ペン先封入体の先栓３後端側に飾り外軸１０を、嵌合
固定し、内キャップ６には飾り外キャップ７の取付板８
の取付け天ビス８ａを内キャップ６の飾り取付け用凹部
６ａに係合する、 サインペンを造る方法。
［作用］ ペン先封入体に含浸用中綿１に挿し込んだペン先４を封
入しておくので、中綿１とペン先４の気密性がサインペ
ンの製造時保たれる。したがって製品完成時においてサ
インペンのインキ保持が充分である。
入しておくので、中綿１とペン先４の気密性がサインペ
ンの製造時保たれる。したがって製品完成時においてサ
インペンのインキ保持が充分である。
［第１実施例］ 以下本発明方法の第１実施例を第１〜第３図について説
明する。
明する。
ペン先封入体の形成 中綿１とユニット外軸２とを押出し成型により一体に成
型して、レフィールを形成する。つぎに中綿２にペン先
４を挿入し、さらにペン先４をガイドとしてユニット外
軸２先端側に先栓３を嵌合固定する。
型して、レフィールを形成する。つぎに中綿２にペン先
４を挿入し、さらにペン先４をガイドとしてユニット外
軸２先端側に先栓３を嵌合固定する。
つぎに先栓３先端側に着脱可能の範囲内で緊密に内キャ
ップ６を密栓する。
ップ６を密栓する。
内キャップ６の先端面には飾り外キャップ取付け用凹部
６ａを有する。
６ａを有する。
かくしてペン先４が内キャップ６内に封入されたペン先
封入体が形成される。
封入体が形成される。
ペン先封入体は製造工程に応じて随時倉庫などに保管さ
れ、ラインへの投入を持つことになる。
れ、ラインへの投入を持つことになる。
第２図（イ）（ロ）は先栓３の内周にリング状内凸起３
ａを設け、ユニット外軸２の外周のリング状凹部に嵌合
して、先栓３をユニット外軸２に嵌合固定する場合を示
している。
ａを設け、ユニット外軸２の外周のリング状凹部に嵌合
して、先栓３をユニット外軸２に嵌合固定する場合を示
している。
サインペンの完成 先栓３に飾り外軸１０が嵌合固定される。飾り外軸１０
が先栓３に嵌合固定されるときは、既にペン先封入体の
気密は保たれているので、特に気密を要しない。したが
って第３図（イ）（ロ）のように千鳥状外凸起３ｂ……
を先栓３外周面に設けることが好ましい。このようにし
て飾り外軸１０を先栓３に嵌合固定すると、気密性はな
いが、嵌合強度が大きく、抜け出す恐れがない。
が先栓３に嵌合固定されるときは、既にペン先封入体の
気密は保たれているので、特に気密を要しない。したが
って第３図（イ）（ロ）のように千鳥状外凸起３ｂ……
を先栓３外周面に設けることが好ましい。このようにし
て飾り外軸１０を先栓３に嵌合固定すると、気密性はな
いが、嵌合強度が大きく、抜け出す恐れがない。
第１図のように内キャップ６に飾り外キャップ７を嵌入
し、さらにクリップ９を飾り外キャップ取付板８で固定
する。
し、さらにクリップ９を飾り外キャップ取付板８で固定
する。
飾り外キャップ取付板８の取付用天ビス８ａは内キャッ
プ６の飾り外キャップ取付用凹部６ａに係合され、内キ
ャップ６と飾り外キャップ７とは一体化される。
プ６の飾り外キャップ取付用凹部６ａに係合され、内キ
ャップ６と飾り外キャップ７とは一体化される。
したがって飾り外キャップ７を引抜くと、内キャップ６
とともに引き抜かれる。
とともに引き抜かれる。
［第２実施例］ 第４図の第２実施例は飾り外軸１０の外径の大きい場
合、ユニットＵの先栓３と飾り外軸１０，内キャップ６
と飾り外キャップ７との間にスリープＳ１，Ｓ２を挿入
した場合である。第４図ロにおいてａは空気孔である。
合、ユニットＵの先栓３と飾り外軸１０，内キャップ６
と飾り外キャップ７との間にスリープＳ１，Ｓ２を挿入
した場合である。第４図ロにおいてａは空気孔である。
［発明の効果］ ペン先封入体にペン先４を封入しておくので、製造
工程に応じてペン先封入体を倉庫などに保管しておき、
サインペン組立時にペン先封入体を内キャップ６を外す
ことなく、そのままラインに投入すればよい。したがっ
て製品となったサインペンは充分にインキの保持が可能
となる。
工程に応じてペン先封入体を倉庫などに保管しておき、
サインペン組立時にペン先封入体を内キャップ６を外す
ことなく、そのままラインに投入すればよい。したがっ
て製品となったサインペンは充分にインキの保持が可能
となる。
レフィールを押出成型により一体成型するので、ペ
ン先封入体が安価にできる。
ン先封入体が安価にできる。
第１図：本発明方法により、造った筆記具の断面図、 第２図イ：先栓３とユニット外軸２との嵌合前の断面
図、 第２図ロ：同じく嵌合後の断面図、 第３図イ：先栓３の飾り外軸１０との嵌合部の側面図、 第３図ロ：第３図イの３ロ−３ロ矢視図、 第４図イ：飾り外軸１０、飾り外キャップ７と先栓３と
の間にスリーブＳ１，Ｓ２を挿入したときの断面図、 第４図ロ：第４図イの４ａ−４ｂ断面図、 第５図イ：従来のサインペンのレフィールの断面図、 第５図ロ：第５図イの５ａ−５ｂ断面図、 （第１〜４図） １……インキ含浸用中綿、２……ユニット外軸、３……
先栓、３ａ……リング状内凸起、３ｂ……千鳥状外凸
起、４……ペン先、５……ユニット尾栓、６……内キャ
ップ、６ａ……飾り外キャップ取付け用凹部、７……飾
り外キャップ、８……飾り外キャップ取付板、８ａ……
取付用天ビス、９……クリップ、１０……飾り外軸、１
１……飾り尾栓、 （第５図） １０１……中綿、１０２……レフィール外軸、１０３…
…先栓、１０４……ペン先、１０５……レフィール尾
栓、１０６……仮キャップ。
図、 第２図ロ：同じく嵌合後の断面図、 第３図イ：先栓３の飾り外軸１０との嵌合部の側面図、 第３図ロ：第３図イの３ロ−３ロ矢視図、 第４図イ：飾り外軸１０、飾り外キャップ７と先栓３と
の間にスリーブＳ１，Ｓ２を挿入したときの断面図、 第４図ロ：第４図イの４ａ−４ｂ断面図、 第５図イ：従来のサインペンのレフィールの断面図、 第５図ロ：第５図イの５ａ−５ｂ断面図、 （第１〜４図） １……インキ含浸用中綿、２……ユニット外軸、３……
先栓、３ａ……リング状内凸起、３ｂ……千鳥状外凸
起、４……ペン先、５……ユニット尾栓、６……内キャ
ップ、６ａ……飾り外キャップ取付け用凹部、７……飾
り外キャップ、８……飾り外キャップ取付板、８ａ……
取付用天ビス、９……クリップ、１０……飾り外軸、１
１……飾り尾栓、 （第５図） １０１……中綿、１０２……レフィール外軸、１０３…
…先栓、１０４……ペン先、１０５……レフィール尾
栓、１０６……仮キャップ。
Claims (1)
- 【請求項１】ペン先４を挿し込んだインキ含浸用中綿１
と、該中綿１と一体に押出成形されたユニット外軸２か
らなるレフィールを構成し、 該レフィールのユニット外軸２先端に先栓３を気密に嵌
合固定し、さらに先栓３にその先端に飾り外キャップ取
付け凹部６ａを設けた内キャップ６を着脱可能に密栓し
てペン先封入体を形成し、 該ペン先封入体の先栓３後端側に飾り外軸１０を、嵌合
固定し、内キャップ６には飾り外キャップ７の取付板８
の取付け天ビス８ａを内キャップ６の飾り取付け用凹部
６ａに係合する、 サインペンを造る方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59272799A JPH0633023B2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | サインペンを造る方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59272799A JPH0633023B2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | サインペンを造る方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61152495A JPS61152495A (ja) | 1986-07-11 |
| JPH0633023B2 true JPH0633023B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=17518905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59272799A Expired - Lifetime JPH0633023B2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | サインペンを造る方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633023B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5010925U (ja) * | 1973-05-28 | 1975-02-04 |
-
1984
- 1984-12-26 JP JP59272799A patent/JPH0633023B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61152495A (ja) | 1986-07-11 |
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