JPH0632623Y2 - 蓄尿容器洗浄装置 - Google Patents
蓄尿容器洗浄装置Info
- Publication number
- JPH0632623Y2 JPH0632623Y2 JP12918289U JP12918289U JPH0632623Y2 JP H0632623 Y2 JPH0632623 Y2 JP H0632623Y2 JP 12918289 U JP12918289 U JP 12918289U JP 12918289 U JP12918289 U JP 12918289U JP H0632623 Y2 JPH0632623 Y2 JP H0632623Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urine
- urine storage
- rotary shelf
- container
- storage container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は病院等にて採取した尿を検査等のために一時的
にためておく蓄尿容器の洗浄装置に関し、さらに詳しく
は蓄尿容器を洗浄のために倒立させる回転棚における蓄
尿容器保持のための構造に関するものである。
にためておく蓄尿容器の洗浄装置に関し、さらに詳しく
は蓄尿容器を洗浄のために倒立させる回転棚における蓄
尿容器保持のための構造に関するものである。
病院等において採取された尿を検査のために一時的にた
めておく蓄尿容器は用済後にその尿を排出し洗浄して常
に清潔にせねばならない。このため従来から人手を介さ
ずに該容器を洗浄するべく多数個の蓄尿容器を並列配置
した回転棚をモータにより回転させ該蓄尿容器を倒立さ
せ該容器の開口部を下向にしてノズルから容器内部に洗
浄および洗水を噴射するように構成した洗浄装置が実開
昭６３−１６７２５７号公報等によって知られてる。し
かしてこれらの刊行物に記載されたような従来の洗浄装
置は回転棚を回転させる時に蓄尿容器が脱落しないよう
に容器前面に当る止金を蝶螺子等により止着するように
していた。
めておく蓄尿容器は用済後にその尿を排出し洗浄して常
に清潔にせねばならない。このため従来から人手を介さ
ずに該容器を洗浄するべく多数個の蓄尿容器を並列配置
した回転棚をモータにより回転させ該蓄尿容器を倒立さ
せ該容器の開口部を下向にしてノズルから容器内部に洗
浄および洗水を噴射するように構成した洗浄装置が実開
昭６３−１６７２５７号公報等によって知られてる。し
かしてこれらの刊行物に記載されたような従来の洗浄装
置は回転棚を回転させる時に蓄尿容器が脱落しないよう
に容器前面に当る止金を蝶螺子等により止着するように
していた。
このため、回転棚上から容器を着脱するのに手間がかか
ると共に、その螺子締めが不完全であると回転倒立時に
容器を脱落させ機器を破損させるおそれがあるなどの問
題があった。
ると共に、その螺子締めが不完全であると回転倒立時に
容器を脱落させ機器を破損させるおそれがあるなどの問
題があった。
本考案の蓄尿容器洗浄装置は上記問題点を解決しようと
するもので、ケース内部に前面および上面が開口した回
転棚を水平に軸支し、把手付きの蓄尿容器を複数個該回
転棚上に並列配置し、該回転棚を回転させて該蓄尿容器
を倒立させて該蓄尿容器内に洗剤入りの水を噴射するよ
うにした蓄尿容器洗浄装置において、直棒状のタイロツ
ドの両端に直交状にアームを延設し、該アームの先端を
回転棚の両端板の相対する内面に枢支し、さらに該タイ
ロツドの少なくとも一端に該タイロツドを回転棚上に並
列配置された複数個の蓄尿容器の上部前面およびその各
把手の上部上面に圧着した状態にて固定するロツク機構
を設けてなることを特徴としたものである。
するもので、ケース内部に前面および上面が開口した回
転棚を水平に軸支し、把手付きの蓄尿容器を複数個該回
転棚上に並列配置し、該回転棚を回転させて該蓄尿容器
を倒立させて該蓄尿容器内に洗剤入りの水を噴射するよ
うにした蓄尿容器洗浄装置において、直棒状のタイロツ
ドの両端に直交状にアームを延設し、該アームの先端を
回転棚の両端板の相対する内面に枢支し、さらに該タイ
ロツドの少なくとも一端に該タイロツドを回転棚上に並
列配置された複数個の蓄尿容器の上部前面およびその各
把手の上部上面に圧着した状態にて固定するロツク機構
を設けてなることを特徴としたものである。
次に本考案の実施例を図面と共に説明する。
第１図に示したようにケース１はその前面上下二段に開
口が設けられ、この開口の上下縁に夫々設けられた横断
面円弧状の凹溝を有するレール３，４にガラス製の引戸
５がスライド可能に設けられている。６はケース１前面
に設けられた操作パネル、７は洗剤補給用扉で、該扉７
は第４図に示したように下縁に蝶番８が設けられた該蝶
番８を支点として扉７と一体に形成された受板９が同図
に破断線で示したように前方に傾斜し、該受板９上に液
体洗剤のポリ容器10が乗せられ、該ポリ容器10からチユ
ーブ11を通して洗剤が送給できるようになっている。
口が設けられ、この開口の上下縁に夫々設けられた横断
面円弧状の凹溝を有するレール３，４にガラス製の引戸
５がスライド可能に設けられている。６はケース１前面
に設けられた操作パネル、７は洗剤補給用扉で、該扉７
は第４図に示したように下縁に蝶番８が設けられた該蝶
番８を支点として扉７と一体に形成された受板９が同図
に破断線で示したように前方に傾斜し、該受板９上に液
体洗剤のポリ容器10が乗せられ、該ポリ容器10からチユ
ーブ11を通して洗剤が送給できるようになっている。
この蓄尿容器洗浄装置は上下二段に同様の回転棚を有す
るのでその一方を第５図〜第10図に従い説明する。ケー
ス１内に水平に軸支される回転棚12は前面および上面が
開口した横断面Ｌ字形のものである。一方、この回転棚
12上に並列配置される蓄尿容器13はその一側に把手13′
が一体に形成れたジヨツキ形のものである。該蓄尿容器
13はこの実施例では回転棚12上に10個程並列配置できる
ようになっている。回転棚12の両端板14,14は円形でそ
の外周縁は後述するように蓋板を上下動させるためのカ
ム作用をなすようにしている。両端板14,14より外方に
突設した支軸15,15は内ケース16に回転自在に支持さ
れ、支軸15に固着されたフオーム歯32がモータ17の回転
軸18に設けられたウオームに噛合し、該モータ17の駆動
により支軸15が回転し回転棚12が回転するようになって
いる。18は直棒状のタイロツドで、該タイロツド18の両
端に直交状にアーム19,19が延設され、該アーム19,19の
先端は回転棚12の両端板14,14の相対する内面にピン20
をもって枢支する。タイロツド18の一端には第７図に示
したロツク機構が設けられる。即ち、タイロツド18を構
成しているパイプの開口端にロツクバー21を出没自在な
るように挿入し、該ロツクバー21に一体に形成された摘
子22を該タイロツド18の一側壁に開設された長孔23より
突出させると共に、タイロツド18中に止着した閉塞部材
24と該ロツクバー21との間にコイル状のスプリング25を
介在させている。なお38は両端板14に開設したロツクバ
ー21の係合孔である。内ケース16の該係合孔38と合致す
る部分にはロツクバー21が該係合孔38に嵌通したときに
該ロツクバー21の先端によって押圧され作動するプツシ
ユスイツチ39が設けられている。
るのでその一方を第５図〜第10図に従い説明する。ケー
ス１内に水平に軸支される回転棚12は前面および上面が
開口した横断面Ｌ字形のものである。一方、この回転棚
12上に並列配置される蓄尿容器13はその一側に把手13′
が一体に形成れたジヨツキ形のものである。該蓄尿容器
13はこの実施例では回転棚12上に10個程並列配置できる
ようになっている。回転棚12の両端板14,14は円形でそ
の外周縁は後述するように蓋板を上下動させるためのカ
ム作用をなすようにしている。両端板14,14より外方に
突設した支軸15,15は内ケース16に回転自在に支持さ
れ、支軸15に固着されたフオーム歯32がモータ17の回転
軸18に設けられたウオームに噛合し、該モータ17の駆動
により支軸15が回転し回転棚12が回転するようになって
いる。18は直棒状のタイロツドで、該タイロツド18の両
端に直交状にアーム19,19が延設され、該アーム19,19の
先端は回転棚12の両端板14,14の相対する内面にピン20
をもって枢支する。タイロツド18の一端には第７図に示
したロツク機構が設けられる。即ち、タイロツド18を構
成しているパイプの開口端にロツクバー21を出没自在な
るように挿入し、該ロツクバー21に一体に形成された摘
子22を該タイロツド18の一側壁に開設された長孔23より
突出させると共に、タイロツド18中に止着した閉塞部材
24と該ロツクバー21との間にコイル状のスプリング25を
介在させている。なお38は両端板14に開設したロツクバ
ー21の係合孔である。内ケース16の該係合孔38と合致す
る部分にはロツクバー21が該係合孔38に嵌通したときに
該ロツクバー21の先端によって押圧され作動するプツシ
ユスイツチ39が設けられている。
26は内ケース16の内面に固着したガイド樋27,27に両端
を遊挿することで上下動自在なるように支持した横杆
で、該横杆26には各蓄尿容器13の開口部に被さる蓋板40
が蝶番28により上方に回転自在なるように枢着される。
29は横杆26に立設した幕板である。30は横杆26の両端部
下面に固設した転子で、該転子30を前記両端板14,14の
外周面に当接させている。また31は回転棚12の下側に設
けられた噴霧ノズルである。
を遊挿することで上下動自在なるように支持した横杆
で、該横杆26には各蓄尿容器13の開口部に被さる蓋板40
が蝶番28により上方に回転自在なるように枢着される。
29は横杆26に立設した幕板である。30は横杆26の両端部
下面に固設した転子で、該転子30を前記両端板14,14の
外周面に当接させている。また31は回転棚12の下側に設
けられた噴霧ノズルである。
なおケース１の前面に設けられた操作パネル６には第２
図に説明したように電源スイツチ33、スタートスイツチ
34、進行表示ランプ36,37が設けられるほか、その下に
取り扱い説明が表記されている。
図に説明したように電源スイツチ33、スタートスイツチ
34、進行表示ランプ36,37が設けられるほか、その下に
取り扱い説明が表記されている。
このように構成された蓄尿容器洗浄装置では、第６図に
示したようにタイロツド18を上方に上げておいて回転棚
12上に蓄尿容器13を並列配置した後、摘子22を持ってロ
ツクバー21をスプリング25の弾性に抗して引込め、タイ
ロツド18を下げて第５図に示したように該タイロツド18
を蓄尿容器13の上部前面およびその把手13′の上部上面
に圧着した状態にてロツクバー21を係合孔38に挿入する
ことで固定する。こうしてタイロツド18を蓄尿容器13の
上部前面および把手13′の上部上面に圧着させることで
各タイロツド18は回転棚12上に不動にロツクされると共
にそのロツク状態はプツシユスイツチ39の作動により確
認される。そして、スタートスイツチ34は操作しモータ
17の駆動により回転棚12を第９図，第10図に示したよう
に回転させ蓄尿容器13を倒立させる。その際転子30が両
端板14,14の外周面を転動し横杆26をガイド樋27,27に沿
って上動させるので蓋板40は蓄尿容器13の開口部より離
間し蓄尿容器13の回転の邪魔とならない。そして、倒立
した蓄尿容器13に噴霧ノズル31より洗剤入りの水を噴射
させ蓄尿容器13内を洗浄する。その後噴霧ノズル31から
今度は水だけを噴射させ洗剤を洗い流しその倒立状態で
３分程放置して水切りを行った後、モータ17を逆回転さ
せ蓄尿容器13を元に戻すことで一連の洗浄作動が終わ
る。
示したようにタイロツド18を上方に上げておいて回転棚
12上に蓄尿容器13を並列配置した後、摘子22を持ってロ
ツクバー21をスプリング25の弾性に抗して引込め、タイ
ロツド18を下げて第５図に示したように該タイロツド18
を蓄尿容器13の上部前面およびその把手13′の上部上面
に圧着した状態にてロツクバー21を係合孔38に挿入する
ことで固定する。こうしてタイロツド18を蓄尿容器13の
上部前面および把手13′の上部上面に圧着させることで
各タイロツド18は回転棚12上に不動にロツクされると共
にそのロツク状態はプツシユスイツチ39の作動により確
認される。そして、スタートスイツチ34は操作しモータ
17の駆動により回転棚12を第９図，第10図に示したよう
に回転させ蓄尿容器13を倒立させる。その際転子30が両
端板14,14の外周面を転動し横杆26をガイド樋27,27に沿
って上動させるので蓋板40は蓄尿容器13の開口部より離
間し蓄尿容器13の回転の邪魔とならない。そして、倒立
した蓄尿容器13に噴霧ノズル31より洗剤入りの水を噴射
させ蓄尿容器13内を洗浄する。その後噴霧ノズル31から
今度は水だけを噴射させ洗剤を洗い流しその倒立状態で
３分程放置して水切りを行った後、モータ17を逆回転さ
せ蓄尿容器13を元に戻すことで一連の洗浄作動が終わ
る。
このように本考案の蓄尿容器洗浄装置は、回転棚に設け
られたタイロツドにより複数個の蓄尿容器を該回転棚上
に不動に固定できるようにしたので、蓄尿容器の回転棚
に対する着脱操作が容易になり利便性が増す効果があ
る。
られたタイロツドにより複数個の蓄尿容器を該回転棚上
に不動に固定できるようにしたので、蓄尿容器の回転棚
に対する着脱操作が容易になり利便性が増す効果があ
る。
図面は本考案の蓄尿容器洗浄装置の一実施例を示したも
ので、第１図は全体の正面図、第２図はその操作パネル
の拡大図、第３図は縦断面図、第４図は第１図のＡ−Ａ
線断面図、第５図は回転棚の斜視図、第６図は第５図の
タイロツドの操作状態図、第７図はロツク機構の部分断
面斜視図、第８図は回転棚の横断面図、第９図および第
10図は第８図の作動状態図である。 １……ケース、12……回転棚、13……蓄尿容器、13′…
…把手、14……両端板、18……タイロツド、19……アー
ム、21……ロツクバー、38……係合孔。
ので、第１図は全体の正面図、第２図はその操作パネル
の拡大図、第３図は縦断面図、第４図は第１図のＡ−Ａ
線断面図、第５図は回転棚の斜視図、第６図は第５図の
タイロツドの操作状態図、第７図はロツク機構の部分断
面斜視図、第８図は回転棚の横断面図、第９図および第
10図は第８図の作動状態図である。 １……ケース、12……回転棚、13……蓄尿容器、13′…
…把手、14……両端板、18……タイロツド、19……アー
ム、21……ロツクバー、38……係合孔。
Claims (1)
- 【請求項１】ケース内部に前面および上面が開口した回
転棚を水平に軸支し、把手付きの蓄尿容器を複数個該回
転棚上に並列配置し、該回転棚を回転させて該蓄尿容器
を倒立させて該蓄尿容器内に洗剤入りの水を噴射するよ
うにした蓄尿容器洗浄装置において、直棒状のタイロツ
ドの両端に直交状にアームを延設し、該アームの先端を
回転棚の両端板の相対する内面に枢支し、さらに該タイ
ロツドの少なくとも一端に該タイロツドを回転棚上に並
列配置された複数個の蓄尿容器の上部前面およびその各
把手の上部上面に圧着した状態にて固定するロツク機構
を設けてなることを特徴とした蓄尿容器洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12918289U JPH0632623Y2 (ja) | 1989-11-04 | 1989-11-04 | 蓄尿容器洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12918289U JPH0632623Y2 (ja) | 1989-11-04 | 1989-11-04 | 蓄尿容器洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0368065U JPH0368065U (ja) | 1991-07-03 |
| JPH0632623Y2 true JPH0632623Y2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=31676832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12918289U Expired - Lifetime JPH0632623Y2 (ja) | 1989-11-04 | 1989-11-04 | 蓄尿容器洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632623Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-04 JP JP12918289U patent/JPH0632623Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0368065U (ja) | 1991-07-03 |
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