JPH0632302Y2 - テープ直線保持具 - Google Patents

テープ直線保持具

Info

Publication number
JPH0632302Y2
JPH0632302Y2 JP17507187U JP17507187U JPH0632302Y2 JP H0632302 Y2 JPH0632302 Y2 JP H0632302Y2 JP 17507187 U JP17507187 U JP 17507187U JP 17507187 U JP17507187 U JP 17507187U JP H0632302 Y2 JPH0632302 Y2 JP H0632302Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
steel ball
magnetic body
thin
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17507187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0181277U (ja
Inventor
勉 杉山
光治 武内
三男 中村
功 根岸
隆 原田
Original Assignee
勉 杉山
光治 武内
三男 中村
功 根岸
隆 原田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 勉 杉山, 光治 武内, 三男 中村, 功 根岸, 隆 原田 filed Critical 勉 杉山
Priority to JP17507187U priority Critical patent/JPH0632302Y2/ja
Publication of JPH0181277U publication Critical patent/JPH0181277U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0632302Y2 publication Critical patent/JPH0632302Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は細長なテープを引き伸ばした際にこれを直進状
態に保持し、テープに所望の加工を行うに好適なテープ
直線保持具に関するものである。
〔従来の技術〕
繊維の合成樹脂等からなる細長のテープが各種使用され
ている。これ等のテープを普通用体状に券回され、使用
時に引き伸ばして定寸に切断し、そのまま使用する場合
もあるが、テープに切込を入れたり、別部品を付設した
り、何かを記入,スタンプ入れしたりする場合も多い。
しかしながら第4図に示す如く、テープ3をリール等か
ら引き出した後、手を離すとテープ3は屈曲状態やくる
くる巻き状態になるのが普通である。一方、第5図ない
し第7図に示す如く、テープ3に切込み4を入れたり細
糸状部材5や薄い型片を付設する場合には、テープ3を
直線状態に保持することが必要である。そこで従来技術
では、例えば2人がかりで前記作業を行う如き方法がと
られたいた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記の如く、テープに種々の加工を託す場合に2人でや
ることは極めて非能率的作業であると共に、運よく協力
者が常に居るとは限らない。また1人で無理して作業を
すると、出来栄えが悪く作業目的を果せない問題点が生
ずる。またテープを伸延状態に保持すべく、拘持工具を
用いることも可能であるが、段取りが複雑で熟練を必要
とし、一般人が気軽に実施できない問題点がある。
本考案は以上の問題点を解決するもので、特に熟練を要
することなく、確実に、テープを伸延状態に保持でき1
人で種々のテープ加工作業が容易にできるテープ直線保
持具を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はこのために、適宜間隔を隔ててテープの長手方
向に磁性体を並べ、該磁性体上にテープを搭載すると共
に、該テープを挟持するが如く、1組の鋼球を前記磁性
体上にのせ、これを少なくとも2組形成すると共に、該
2組の鋼球間にテープを介して前記磁性体上に搭載され
る鋼球を設けてなるテープ直線保持具を構成するもので
ある。
〔作用〕
テープは適宜間隔を隔てて配設される2組の鋼球のそれ
ぞれの組により挟持されると共に、その間に配設された
鋼球により、適当な押圧力で保持され、結果として直進
状態に保持される。また磁性体と鋼球とは点接触してい
るためその間を付設物が通り抜けることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図および第2図に示す如く、テープ3の巾寸法より
長い磁性体1a,1bがテープ3の長さ方向に適宜間隔
を距て配設される。この間隔はテープ3の巾寸法および
テープ材質等を勘案して決められる。磁性体1a,1b
の中間にはテープ3の巾寸法とほぼ等しい大きさの磁性
体1cが配設される。磁性体1a,1b,1cはそれぞ
れ、その中心部近傍でテープ3の下面に当接し、これを
支持する。
巾広の磁性体1a,1bの両端側には鋼球2a,2aお
よび2b,2bが搭載される。鋼球2a,2aおよび2
b,2bはそれぞれにテープ3を挟持するか如き位置に
配置される。なお鋼球2a,2bは磁力により磁性体1
a,1bに吸着され、定位置に固定される。
磁性体1a,1bの中間にある磁性体1c上にも鋼球2
cが乗せられるが、鋼球2cはテープ3を介して搭載さ
れる。すなわち磁性体1cの中央部に乗せられる。鋼球
2cは前記の如く、テープ3を介するが、テープ3が薄
厚であるため鋼球2cは磁性体1c側に押圧され、テー
プ3に適宜な押圧力を付加することになる。すなわち、
鋼球2a,2bによるテープ3の挟持とその中間におけ
る鋼球2cによる押圧力により、テープ3は屈曲せず直
線状態に保持されることになる。
本実施例で使用される鋼球2a,2b,2cはパチンコ
の球の如きもので、容易に入手することができる。また
磁性体1a,1b,1cも市販の磁石で構わない。
第3図は細糸状部材5や薄い型片6等を付設したテープ
3が鋼球2a(2b)の接触点7の下を通り抜ける状態
を示すものである。前記した如くテープ3は直線状態に
保持され、細糸状部材5等の付設作業が容易にできる
か、付設された物により、テープ3の直線状態が乱され
る場合も生ずる。しかしながら磁性体1a(1b)と鋼
球2a(2b)とは点接触しているため細糸状部材5等
が接触点7を容易に通り抜けでき、それにより鋼球2a
(2b)等の位置ずれが生じない。従って直線状態がそ
のまま保持されることになる。
〔考案の効果〕
以上の説明によって明らかな如く、本考案によれば、特
に熟練を要することなく、テープを直線状態に保持で
き、1人でテープへの付設作業等を円滑に、かつ容易に
行い得る効果が上げられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の平面図、第2図は第1図の正
面図、第3図は実施例の作用を説明する横断面図、第4
図は従来のテープの引き伸び時の状態を示す一部平面
図、第5図は切込みの入ったテープの一部平面図、第6
図は細糸状部材を付設したテープの一部平面図、第7図
は薄い型片を付設したテープの一部平面図である。 1a,1b,1c……磁性体、2a,2b,2c……鋼
球、3……テープ、4……切込み、5……細糸状部材、
6……薄い型片、7……接触点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 999999999 原田 隆 静岡県熱海市小嵐町6番11号 (72)考案者 杉山 勉 静岡県熱海市下多賀字二本松1462―4 (72)考案者 武内 光治 東京都世田谷区下馬3丁目3番5号 (72)考案者 中村 三男 東京都府中市住吉町2丁目30番31号 (72)考案者 根岸 功 神奈川県高座郡寒川町宮山3643―2 (72)考案者 原田 隆 静岡県熱海市小嵐町6番11号

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸延状態にあるテープの下面に、該テープ
    を支持する如く適宜間隔を隔てて配置した2個以上の磁
    性体各1個の上に、2個ずつの鋼球を該テープが狭持さ
    れる如く載置し、上記2個以上の磁性体の間の該テープ
    の下面に該テープを支持する如く置いた磁性体1個の上
    に該テープを介して鋼球1個を載置することを特徴とす
    るテープ直線保持具。
JP17507187U 1987-11-18 1987-11-18 テープ直線保持具 Expired - Lifetime JPH0632302Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17507187U JPH0632302Y2 (ja) 1987-11-18 1987-11-18 テープ直線保持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17507187U JPH0632302Y2 (ja) 1987-11-18 1987-11-18 テープ直線保持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0181277U JPH0181277U (ja) 1989-05-31
JPH0632302Y2 true JPH0632302Y2 (ja) 1994-08-24

Family

ID=31466887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17507187U Expired - Lifetime JPH0632302Y2 (ja) 1987-11-18 1987-11-18 テープ直線保持具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0632302Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0181277U (ja) 1989-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0632302Y2 (ja) テープ直線保持具
DE29801395U1 (de) Haftmaterialspender
DE8106833U1 (de) Dauermagnetische Spannvorrichtung
JPH0141733Y2 (ja)
JPH0718678Y2 (ja) テープ貼着用治具
JPH0637985Y2 (ja) 電線輪束等の止め具
JPS61122279U (ja)
JPH0364960U (ja)
JPS63111976U (ja)
JPH0721734Y2 (ja) 結束線保持具
JPH0310856U (ja)
JPH0330240U (ja)
JPS63144951U (ja)
JPH0436821U (ja)
JPS6379557U (ja)
JPS59133567U (ja) 線条材巻フレ−ム
JPS6078256U (ja) 円盤状工作物の鏡面加工装置
JPS6265167U (ja)
JPH0225579U (ja)
JPS6450057U (ja)
JPH01102869U (ja)
JPS611364U (ja) サンドブラスト用研摩材
JPS6182937U (ja)
JPS6258028U (ja)
JPH0178023U (ja)