JPH063132A - 撮像プロセス同定装置 - Google Patents

撮像プロセス同定装置

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JPH063132A
JPH063132A JP4165745A JP16574592A JPH063132A JP H063132 A JPH063132 A JP H063132A JP 4165745 A JP4165745 A JP 4165745A JP 16574592 A JP16574592 A JP 16574592A JP H063132 A JPH063132 A JP H063132A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】照合手段4を設けて、ワイヤフレーム像と影像
に写った物体像を重ね合わせることにより、各倍率に対
する撮影手段1の位置を精度良く計測できる。この各倍
率に対する撮影手段1の位置データに基づき、撮影手段
1の位置,倍率,画面中心のずれを求める。 【効果】パターン照合により、撮影手段の位置,倍率,
画面中心のずれに関して精度向上が図られ、パラメータ
推定に必要な測定点の個数が少なく、撮影時の作業が減
少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラントなどの大規模構
造物の建設・保守における計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラント建設の合理化のために、特開平
2−209562 号公報に記載されているアズビルドデータベ
ースを用いた建設プロセスが提案された。このプロセス
においては、次の技術が用いられている。
【0003】幾何モデルと単眼画像を動的に照合するこ
とにより、対象物の3次元位置を推定する技術として、
次の発明がある。パターン力学の概念に基づく2自由度
照合アルゴリズムが開発された。次いで、照合アルゴリ
ズムを3自由度に拡張された。
【0004】そこで、画像を用いた計測のためのカメラ
の校正法としては、村井等による非測定用カメラの評定
法と笹沢によるカメラのキャリブレーションがある。
【0005】前者の評定法では、写真用カメラの位置・
姿勢,写真中心の主点のずれ、焦点距離,レンズの歪み
を表す多項式の二つの係数,フィルムの湾曲を表す多項
式の六つの係数の校正が行われた。その手法として、観
測方程式の線形化を行い、地上での基準点の位置,写真
上での基準点の位置をもとにして、最小二乗法による正
規方程式を求め、その解より近似値の補正を行う。この
作業の繰り返すことにより、未知パラメータを収束させ
た。
【0006】後者のキャリブレーションでは、CCDカ
メラを用いて、カメラの位置・姿勢,写真中心の主点の
ずれ,焦点距離,レンズの歪みを表す多項式の二つの係
数の校正が行われた。手法としては、地上での基準点の
位置,画面上での基準点の位置をもとにして、最小二乗
法を用いて正規方程式を求め、正規方程式を解くことに
より未知パラメータを求めた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】建設系作業では、作業
の進行と共に構造物形状が絶えず変化する。実際、プラ
ント等の構造物の建設に当たっては、事前に作り上げら
れた設計情報を工事の進行に合わせて具体化しながら、
製作・搬入・取付けが行われる。このようなダイナミッ
クな生産を一貫して支援するためには、刻々と変化する
構造物の状況を絶えず設計データとして管理しなければ
ならない。このようなダイナミックな設計情報は、アズ
ビルドデータベースと呼ばれている。
【0008】さて、アズビルドデータベースの精度は、
一般に、次の2点で規定されることになる。即ち、
(1)物体の形状誤差、(2)物体の取付け誤差、であ
る。このうち、(1)については、工場管理が可能であ
る。したがって、本発明では(2)の問題のみを考察す
る。
【0009】さて、アズビルドデータベースを生成・維
持するためには、頻繁に構造物を計測しなければならな
い。ここで、設計データが、物体の位置の予測データと
して利用可能なことに着目すると、図3の様な対話型シ
ステムを構成することができる。
【0010】このシステムは次の手順で設計データベー
スをアズビルド化する。先ず、作業現場に設置したカメ
ラを用いて物体を撮影し、ワークステーションの画面上
に表示する。次に、設計データベースを検索し、計測対
象物体のデータ(クラス)から対象物体の位置・姿勢情
報(物体記述)を取り出し、コンピュータ・グラフィッ
クスの手法を用いて物体のワイヤフレーム像を生成す
る。このワイヤフレーム像は、物体像に重ねて表示す
る。操作者は、このワイヤフレーム像と物体像を画面上
で照合することにより、物体の位置を修正する。このよ
うに更新された位置データを用いて、現実に対応する物
体データ(インスタンス)を作り出す。この手法を物体
ごとに繰り返すことにより、時々刻々変化する構造物の
状況がダイナミックな設計情報として管理されることに
なる。
【0011】図3に示す方法で物体モデルと物体画像を
照合した場合、カメラ位置を基準とした物体位置が決定
されることになる。この様なカメラ座標基準の位置・姿
勢に関しては、自動計測アルゴリズムが開発され、精度
確認もなされている。
【0012】従来技術では、画像上での基準点の位置に
基づいて、カメラの校正が行われるため、この基準点の
画面上の計測精度は画面の分解能を超えることはない。
このため、画面の分解能以上の精度を出すには、基準点
を多く計測しなければならない。
【0013】本発明の目的は、統計効果により精度良く
計測できるパターン照合を用い、撮影手段の位置,倍
率,画面中心のずれを精度良く求める撮像プロセス同定
装置及び手順を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の撮像プロセス同定装置は物体を撮影し影像
を生成する撮影手段、前記撮影手段の姿勢を計測する計
測手段、物体の形状・位置の情報を有している物体情報
記憶手段、影像情報を有する影像記憶手段、物体のワイ
ヤフレーム像を生成するワイヤフレーム像生成手段、前
記影像記憶手段より得られる影像に写った物体像と前記
ワイヤフレーム生成手段より得られるワイヤフレーム像
を照合することにより、前記撮影手段の位置を計測する
照合手段、前記影像と前記ワイヤフレーム像を表示する
照合表示手段、前記撮影手段の位置・姿勢、前記照合表
示手段の画面中心と前記撮像手段の光軸とのずれ、前記
撮像手段の倍率の情報を有している撮像プロセス情報記
憶装置、前記照合手段から得られる前記撮影手段の位置
及び前記撮像プロセス情報記憶装置より得られる前記照
合表示手段の画面中心と前記撮像手段の光軸とのずれ、
前記撮像手段の倍率より、前記撮影手段の位置,倍率及
び前記照合表示手段の画面中心と前記撮像手段の光軸と
のずれの補正量を計算するパラメータ計算手段からな
る。
【0015】
【作用】照合手段を設け、ワイヤフレーム像と物体像を
重ね合わせることにより、各倍率に対する撮影手段の位
置を精度良く計測することができる。この各倍率に対す
る撮影手段の位置データに基づき、撮影手段の位置,倍
率,画面中心のずれを求める。
【0016】
【実施例】先ず、撮像プロセスの数理モデルの導出を行
う。
【0017】カメラの位置・姿勢は計測毎に変化するた
め、カメラと測量機を組み合わせた装置を用いた。
【0018】撮像装置は次の過程を経て影像を作り出
す。先ず受光段階で像は幾何学的な変換を受ける。この
変換はレンズ及び受光素子の位置と大きさによって定ま
る。次に、像は電気的信号に変換され、ディスプレイに
表示される。この段階で、像には電気的変形が発生す
る。本発明では、以上の像発生過程を次のようにモデル
化する。
【0019】本装置では、構造上測量機中心とカメラ中
心とが異なる。この偏差(カメラオフセット)を用いる
と、計測座標からカメラ座標への変換は次式で表され
る。
【0020】
【数1】
【0021】但し、α,β,γ,emx,emy,emzはカ
メラオフセットである。本装置では、角度オフセット
(α,β)は0に設計してある。レンズが歪みを持たな
いとすると受光素子上の像は次式にしたがって作られる
ことになる。
【0022】
【数2】
【0023】ここで、crx、及び、cryは、x、y方向
のレンズ倍率である。ここで、レンズに対する受光素子
のずれを考慮すると、受光素子の出力する像は次式で表
現できる。
【0024】
【数3】
【0025】ここに、esx、esyは受光素子のずれを表
すものである。受光素子の出力像は、光電変換及び電気
的変換を経てワークステーションのメモリに格納され
る。このような変換において、画像の中心の変位および
倍率の変化が生じる。このような画像の歪みは次式で表
現することができる。
【0026】
【数4】
【0027】ここで、eix、eiyは受光素子中心と画像
中心とのずれを、cix、ciyは受光素子と画像との倍率
を表している。本装置の像はワークステーションのメモ
リ上に記憶され、同じメモリ上に生成されるワイヤフレ
ーム像と照合される。したがって、ブラウン管の歪み
は、原理的に考慮する必要がない。以上をまとめると、
次式が得られる。
【0028】
【数5】
【0029】
【数6】
【0030】ここに、 x,y,z :測量機に固定された座標系に関する
物体位置 xm,ym,zm :カメラ座標系に関する物体位置 xi,yi :画面座標系に関する物体像の位置 である。また、 emx,emy,emz:測量機座標系に関するカメラの位置 α,β,γ :測量機座標系に関するカメラの姿勢 cx,cy :レンズ,光電変換,電気的変換を合
わせた倍率 ex,ey :画面座標系に関する光軸の変位 であり、いずれも撮像装置の組立・設置状態に依存して
変化するパラメータである。建設・保守作業環境では、
撮像装置の厳格な管理は実際的ではないことを考慮し
て、本発明では、これらemx,emy,emz,α,β,
γ,cx,cy,ex,eyを未知パラメータとして扱う。
【0031】さて、数5の未知パラメータ中のemx,e
my,emzは計測システムの保守条件に依存するため、精
度管理が容易でない。また、数6のcx,cyは、映像の
電気的変位に依存するため、カメラとワークステーショ
ンの組み合わせにより、ばらつきが生じると予想され
る。但し、数5のα,β,γおよび数6のex,eyは、
カメラ単体の組立精度のみにより決定されるため、比較
的に誤差が小さいと考えられる。そこで、本発明では、
α,βをex,eyに含めて同定することにする。この
α,βをex,eyに含めたことによる誤差については、
通常の計測条件では、カメラ光軸と測量器光軸とのずれ
角は十分小さいと期待できる。このことに着目して、数
5および数6のex を次式で定義されるetxで置き換え
る。また、γについてはワイヤフレームを物体像とを重
ね合わせることにより求める。
【0032】このように未知パラメータを整理した場合
には、撮像プロセスのモデルは次のように単純化され
る。
【0033】
【数7】
【0034】
【数8】
【0035】この時、未知パラメータはθ=(emx,e
my,emz,cx,cy,ex,ey)となる。
【0036】
【数9】
【0037】但し、αはずれ角である。この時、画面中
心と画面端の間には、高々次式で表される測定誤差er
αが現われる。
【0038】
【数10】
【0039】ここで、θsはカメラの視野角を、zmはカ
メラと対象物体との距離である。今、θs =20度,z
m =5000mmとし、θ=0.1 度としたとき、測定誤
差は0.27mm となる。したがって、この置き換えによ
る誤差は、通常の建設系作業では許容範囲にあると考え
られる。
【0040】数7および数8を用いると撮像プロセスを
シミュレートすることができる。言い換えれば、数7お
よび数8を用いて生成される対象物のワイヤフレームと
物体像を重ね合わせることにより、対象物と撮像装置の
相対的な位置・姿勢が検出できることになる。本発明で
は、このことを利用して、数7および数8の未知パラメ
ータを同定する。
【0041】さて、対象物のワイヤフレームと物体像を
重ね合わせる時、次の二つの原理が成立する。
【0042】(1)位置・姿勢の既知の物体像と、同一
条件で生成したワイヤフレーム像は一致する。
【0043】(2)カメラ位置・姿勢の変化により、ワ
イヤフレーム像と物体像のずれには特有のパターンが生
じる(図4参照)。
【0044】図4の説明を行う。物体に対して、カメラ
の位置・姿勢が変化したとき、移動形態に対応して特有
の画像の歪みが生じる。この歪みはオプティカルフロー
と呼ばれる。オプティカルフローが入手できる場合に
は、カメラの移動量fを逆算できる。但し、zはオプテ
ィカルフローであり、um,urは画像及び物体モデルの
拡散像を表す。また、γはゲインマトリクスである。
【0045】この原理に基づいて、撮像プロセスモデル
数7および数8を同定する方法を考察する。問題は、
x、y、zとxi、yiを与えて(すなわち形状・位置・
姿勢が既知の物体像を用いて)、パラメータθ=
(emx,emy,emz,cx,cy,ex,ey )を求めるこ
とにある。
【0046】さて、数7および数8は、xi,yiが未知
パラメータに非線形に依存することを示している。この
ような状況では、パラメータ推定が困難となる。実際パ
ラメータemxとex,emyとeyの変化に対してワイヤフ
レーム像は同傾向のずれを生じるため、照合時の切り分
けができない。そこで、本発明では、繰り返し計算によ
り、各未知パラメータを分解しながら推定することを試
みた。
【0047】本発明で導入した繰り返し計算の原理を図
6に示す。
【0048】図5には、簡単のためにx−zの関係のみ
が表示されている。繰り返し計算は以下のような手順で
実行する。先ず、ex に初期値0を与え、物体1・2を
計測する。但し、物体1は近傍に、物体2は遠方に配置
するものとする。この時、各物体像は次式で表される位
置に現われるはずである。
【0049】
【数11】
【0050】
【数12】
【0051】ところで、cxとemx,cxとemzの間には
次の関係が成立する。
【0052】
【数13】
【0053】
【数14】
【0054】ただし、
【0055】
【数15】
【0056】
【数16】
【0057】
【数17】
【0058】
【数18】
【0059】である。今、上記のように遠近二つの物体
に関して倍率cx を変化させながら照合操作を行うと、
数13および数14は2本のグラフを作り出すことにな
る。さて、これらの二本のグラフの交点に対応する倍率
xは、初めに設定したexが真値の場合には一致するは
ずである。換言すれば、cxの不一致はexの不一致を表
している。この点に着目して、cxが一致しない場合に
は、exを次式にしたがって補正する。
【0060】
【数19】
【0061】但し、zm1,zm2はカメラ中心から各モデ
ルまでの距離を、nはex を求める作業の繰返し回数を
表している。この補正されたex を用いて、数11以下
を繰り返す。この繰り返しが収束する場合には、全ての
パラメータが推定されたことになる。
【0062】本発明の一実施例を図1により説明する。
本発明例は、撮影手段1と、計測手段2と、計測手段2
と接続された撮像プロセス情報記憶装置6と、撮像プロ
セス情報記憶装置6と接続されたワイヤフレーム像生成
手段3と、撮影手段1とワイヤフレーム像生成手段3と
接続された照合手段4と、照合手段4とワイヤフレーム
像生成手段3と接続されたパラメータ計算手段5と、ワ
イヤフレーム像生成手段3と接続された物体情報記憶手
段7と、撮影手段1と照合手段4と接続された影像情報
記憶装置8を備えている装置を用いる。
【0063】撮影手段1では、対象物体を撮影する。計
測手段2は、撮影手段1を組み合わされ、撮影手段1の
姿勢を計測する。撮像プロセス情報記憶装置6は、撮影
手段の位置・姿勢,画面中心の主点のずれ,焦点距離の
情報を有している。ワイヤフレーム像生成手段3では、
撮像プロセス上方と物体情報より、ワイヤフレーム像を
生成する。照合手段4では、映像とワイヤフレーム像を
照合することにより、撮影手段の位置を計測する。パラ
メータ計算手段5では、撮影手段の位置とその時の焦点
距離より、撮影手段の位置,焦点距離と画面中心の補正
量を計算する。物体情報記憶手段7では、物体の形状・
位置の情報を有している。影像情報記憶手段8では、影
像の情報を有している。
【0064】図1の撮像プロセス同定装置を用いて、図
2に示す手順で撮像プロセスの同定を行う。
【0065】撮影手段との距離の異なる既知物体1・2
を撮影する(ステップ1)。次に撮影手段の姿勢を、計
測手段により計測する(ステップ2)。そして、照合手
段および照合表示手段において、ワイヤフレームを物体
像とを重ね合わせることにより、γを求める(ステップ
3)。また、照合手段および照合表示手段において、画
面中心のずれexを固定して、倍率cxを変化させながら
物体1を計測する。具体的には、各倍率cx に対して、
撮影手段の位置の横方向の値emx、撮影手段の位置の奥
行き方向の値emzを計測する。この作業は、数11にお
いて、画面中心のずれex,倍率cxより、撮影手段の位
置の横方向の値emx、撮影手段の位置の奥行き方向の値
mzを求めることに対応する(ステップ4)。ステップ
5では、物体2についてステップ4の作業を行う。この
作業により、数12において、画面中心のずれex,倍
率cxより、撮影手段の位置の横方向の値emx,撮影手
段の位置の奥行き方向の値emzが求められたことにな
る。
【0066】ステップ6で、パラメータ計算手段におい
て、物体1・2に対して最小2乗法を用いて、倍率cx
と撮影手段の位置の奥行き方向の値emzの間の正規方程
式をそれぞれ求め、これらの正規方程式の解を求める。
この解を倍率cx の推定値とする。この作業は、物体1
・2に対して数14のa1,b1を求め、これらの式の解
を求めることに対応している。
【0067】ステップ7;パラメータ計算手段におい
て、物体1・2に対して最小2乗法を用いて、倍率cx
と撮影手段の位置の奥行き方向の値emzの間の正規方程
式をそれぞれ求め、物体1・2に関して倍率の推定値c
x に対する撮影手段の位置の横方向の値emx1,emx2
求める。この作業は、物体1・2に対して数13の
2,b2を求め、これらの式における倍率の推定値cx
に対する撮影手段の位置の横方向の値を求めることに対
応している。
【0068】ステップ8;倍率の推定値cxに対する撮
影手段の位置の横方向の値emx1 ,emx2の差が0.5mm
以内である場合、計算を終了する。そうでない場合には
数19を用いて、画面中心のずれex の補正を行い、ス
テップ4へ戻る。
【0069】y−zの計測にかかわるパラメータに関し
てもステップ4からステップ8の手順で、撮像プロセス
てを同定する。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、パターン照合により、
撮影手段の位置,倍率,画面中心のずれに関して精度向
上が図られる。また、パラメータ推定に必要な測定点の
個数が少なく、撮影時の作業が減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す撮像プロセス同定装置
を示す説明図。
【図2】本発明の一実施例を示す撮像プロセス同定手順
を示す説明図。
【図3】アズビルドデータベース生成システムを示す説
明図。
【図4】オプティカルフローの構造を示す説明図。
【図5】同定プロセスを示す説明図。
【符号の説明】
1…撮影手段、2…計測手段、3…ワイヤフレーム生成
手段、4…照合手段、4A…照合表示手段、5…パラメ
ータ計算手段、6…撮像プロセス情報記憶装置、7…物
体記憶装置、8…影像記憶装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体を撮影し影像を生成する撮影手段、前
    記撮影手段の姿勢を計測する計測手段、前記物体の形状
    ・位置の情報を有している物体情報記憶手段、影像情報
    を有する影像記憶手段、前記物体のワイヤフレーム像を
    生成するワイヤフレーム像生成手段、前記影像記憶手段
    より得られる影像に写った物体像と前記ワイヤフレーム
    生成手段より得られる前記ワイヤフレーム像を照合する
    ことにより、前記撮影手段の位置を計測する照合手段、
    前記影像と前記ワイヤフレーム像を表示する照合表示手
    段、前記撮影手段の位置・姿勢、前記照合表示手段の画
    面中心と前記撮像手段の光軸とのずれ、前記撮像手段の
    倍率の情報を有している撮像プロセス情報記憶装置、前
    記照合手段から得られる前記撮影手段の位置及び前記撮
    像プロセス情報記憶装置より得られる前記照合表示手段
    の画面中心と前記撮像手段の光軸とのずれ、前記撮像手
    段の倍率より、前記撮影手段の位置,倍率及び前記照合
    表示手段の画面中心と前記撮像手段の光軸とのずれの補
    正量を計算するパラメータ計算手段からなることを特徴
    とする撮像プロセス同定装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0854209A (ja) * 1994-08-17 1996-02-27 Hitachi Ltd 画像計測装置

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JPH0854209A (ja) * 1994-08-17 1996-02-27 Hitachi Ltd 画像計測装置

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