JPH0631187Y2 - イグニッション回路 - Google Patents

イグニッション回路

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JPH0631187Y2
JPH0631187Y2 JP3587888U JP3587888U JPH0631187Y2 JP H0631187 Y2 JPH0631187 Y2 JP H0631187Y2 JP 3587888 U JP3587888 U JP 3587888U JP 3587888 U JP3587888 U JP 3587888U JP H0631187 Y2 JPH0631187 Y2 JP H0631187Y2
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JP
Japan
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winding
high voltage
choke coil
switching means
ignition circuit
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JP3587888U
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JPH01139082U (ja
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淳 松井
孝幸 菅野
国広 佐藤
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TDK Corp
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TDK Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、点火プラグ等の火花放電の駆動を行うイグニ
ッション回路に関するものである。
(従来の技術) 従来のイグニッション回路を第3図を参照して説明す
る。これはプッシュプル接続の2個のトランジスタ
,Qを有し、このトランジスタQ,Qのベー
スには入力パルスINが抵抗Rを介して共通に印加さ
れるようになっており、トランジスタQのコレクタは
電源Vcc(例えば12V)に接続されている。プッシュ
プル接続のトランジスタQ,Qの共通エミッタ側出
力は抵抗Rを介してFET(電界効果型トランジス
タ)Qのゲートに印加される。このFETQのドレ
イン側はイグニッションコイルILの1次巻線Nの一
端に接続され、他端は、電源V(例えば200V)に
接続されている。更にこのイグニッションコイルILの
出力側には負荷LDが接続されている。負荷LDは抵抗
,容量C,放電ギャップGの並列接続からなる等
価回路として示される。また、イグニッションコイルI
Lの2次側電流Ioutを検出するための電流検出器DE
Tが接続されている。
このような構成であれば、入力パルスINをトランジス
タQ,Qで増幅し、このときのFETQの動作に
よりイグニッションコイルILに電力が供給され、イグ
ニッションコイルILの2次側に高電圧が発生し、放電
ギャップ間に火花放電を生じさせることができる。そし
て、電流検出器DETによってイグニッションコイルI
Lの2次側の電流Ioutが検出される。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記放電ギャップGでの火花放電により
強いノイズが発生し、イグニッションコイルILの1次
側コイルNにもこのノイズが重畳され、これがFET
に印加されることになるためこのトランジスタを破
壊してしまうという問題があった。このため第3図の破
線で示すようなフィルタFT1,2を設けなければなら
ず、回路構成の複雑化を招いていた。
また、電流を検出するためにイグニッションコイルIL
の2次側に別に検出器DETを接続するのでワイヤの数
や端子の数が増加し、更に回路構成の複雑化を招くとい
う問題もあった。
本考案は前記課題を解決するためになされたものであ
り、第1の目的は簡単な回路構成により、火花放電によ
るノイズに基づくスイッチング手段の破壊を防止したイ
グニッション回路を提供することであり、第2の目的
は、負荷電流の検出が簡単な回路構成で行えるイグニッ
ション回路を提供することである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための第1の構成は、入力信号によ
って駆動されるスイッチング手段と、このスイッチング
手段の出力によって制御されて高電圧を発生する高電圧
発生手段と、この高電圧発生手段の出力により火花放電
を行う負荷とを有するイグニッション回路において、前
記スイッチング手段と前記高電圧発生手段との間にチョ
ークコイルを設け、このチョークコイルは閉ループを形
成する経路に直列接続された第1と第2の巻線が同相巻
線されて構成されていることを特徴とするものである。
前記目的を達成するための第2の構成は、前記チョーク
コイルは、同相巻きされた第1と第2の巻線に第3の巻
線が巻かれ、この第3の巻線を負荷電流検出用巻線とし
たものである。
(作用) 前記第1の構成では、火花放電によって生じたノイズを
チョークコイルを構成する第1と第2の巻線間で相殺す
るようにしている。
前記第2の構成では、ドライブトランスに検出巻線を設
けることにより負荷電流を検出している。
(実施例) 以下実施例により本考案を具体的に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すものであり、これは2
個のトランジスタQ,Qをプッシュプル接続した増
幅回路を有し、この増幅回路には抵抗Rを介して入力
パルスINが印加されるようになっている。又、トラン
ジスタQのコレクタは電源Vcc(例えば12V)に接
続されており、増幅回路の出力側にはスイッチング手段
としてのFETQが設けられており、このFETQ
のゲートには抵抗Rを介して前記増幅回路の出力が印
加されるようになっている。FETQのドレインはチ
ョークコイルTRの巻線N(第2の巻線)に接続され
ている。チョークコイルTRは前記巻線Nと巻線N
(第1の巻線)とが同相巻線となる構成を有し、巻線N
は電源V(例えば200V)に接続されている。こ
のチョークコイルTRの出力側には、1次巻線Nと2
次巻線Nが巻線されたイグニッションコイルIL(高
電圧発生手段)が接続されており、このイグニッション
コイルILの2次側には、抵抗R,容量C,放電ギ
ャップGの並列接続となる等価回路で示される負荷LD
が接続されている。そして、前記チョークコイルTRに
は検出巻線N(第3の巻線)が設けられており、この
検出巻線Nの両端は整流回路たるダイオードブリッジ
DBに接続されている。また、このダイオードブリッジ
DBの整流出力側には前記プッシュプル接続のトランジ
スタQ,Qの共通ベースと接地間に接続されたトラ
ンジスタQが設けられており、このトランジスタQ
のベースには抵抗Rを介して前記整流出力が印加され
るようになっている。
次に以上構成のイグニッション回路の動作を第2図の波
形図をも参照して説明する。
入力パルスINがトランジスタQ,Qによって増幅
され、その出力Vが抵抗Rを介してインピーダンス
変換出力としてFETQのゲートに印加される。この
FETQの動作によりチョークコイルTR及びイグニ
ッションコイルILに電流が流れ、イグニッションコイ
ルの巻線Nには電圧V生じ、これによってイグニッ
ションコイルILが駆動されイグニッションコイルIL
の2次側に高電圧Vが発生し、この高電圧Vに基づ
いて放電ギャップGに火花放電が生ずる。
前記火花放電時に強いノイズが発生し、このノイズがイ
グニッションコイルの1次側にも重畳されることになる
が、本考案にあってはこのノイズはチョークコイルTR
の同相巻きの2つの巻線N,N間で相殺されるため
FETQには影響しないのでこのFETQが破壊す
るようなことはない。
また、負荷LDに流れる電流はチョークコイルTRに設
けた検出巻線Nによって検出される。つまり、イグニ
ッションコイルINの1次巻線を流れる電流はチョーク
コイルの巻線N,Nによって相殺されるので、検出
巻線Nはイグニッションコイルの2次巻線を流れる電
流のみによって起動力が発生する。従ってこの実施例に
あっては負荷LDに火花放電が生ずると、このときの電
流が検出巻線Nによって検出され、トランジスタQ
をオン状態にする。このため、トランジスタQがオ
フ,Qがオンとなり、FETQがオフ状態となり、
イグニッションコイルILの駆動を停止する。
以上の如きイグニッション回路によれば、火花放電時に
発生するノイズはトランスTRで相殺されることになり
FETQを破壊に導くことはなく、また前記チョーク
コイルTRに検出巻線を設けるだけで負荷電流の検出を
行うことができるので、イグニッションコイルの1次巻
線の一端と2次巻線の低圧側を回路内部で接続すれば駆
動回路とイグニッションコイルの接続ワイヤの数が減少
し、従来回路のように余分なワイヤや端子を必要とせ
ず、従って回路の簡略化を図ることができる。
本考案は前記実施例に限定されず、種々の変形実施が可
能である。例えばイグニッションコイル駆動用のスイッ
チング手段は前記実施例の如きFETに限らずパワート
ランジスタ等を用いてもよい。また、入力パルスを増幅
する回路もプッシュプル接続のトランジスタによる構成
に限定されず、単一のトランジスタでもよいし、FET
による構成であってもよい。
また、前記実施例は入力系統及び出力系統を単一のもの
として構成した例を示したが、これを第4図に示すよう
に複数の入出力系統を有する回路の適用することもでき
る。第4図の回路では、3段の負荷LD,LD,L
を駆動できるように構成したものであり、それぞれ
の入力IN,IN,INの系統に増幅手段A
,AF,AF及びスイッチング手段Q31
32,Q33を設け、チョークコイルTRにも前記スイッ
チング手段に接続される巻線N21,N22,N23を設け、
このチョークコイルの出力側にもイグニッションコイル
IL,IL,ILを設けている。前記チョークコ
イルTRの電源供給巻線Nと検出巻線Nは共通に使
用される。尚、トランジスタQの出力と各入力段の共
通接続点には逆流防止ダイオードD,D,Dが設
けられている。この回路ではいずれかの系統で火花放電
が生ずること全部の回路がOFF状態となる。
このような回路構成にあっても前記同様の作用効果をも
たらす。
[考案の効果] 以上詳述した本考案によれば、チョークコイルの同相巻
線という簡単な構成で火花放電に基づくノイズによるス
イッチング手段の破壊を防止することができると共に、
負荷電流の検出のために複数のワイヤや端子を設ける必
要がないので回路構成の簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例回路図、第2図はその動作説
明のための波形図、第3図は従来例の回路図、第4図は
本考案の他の実施例を示す回路図である。 Q……スイッチング手段、 TR……チョークコイル、 IL……高電圧発生手段、LD……負荷。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号によって駆動されるスイッチング
    手段と、このスイッチング手段の出力によって制御され
    て高電圧を発生する高電圧発生手段と、この高電圧発生
    手段の出力により火花放電を行う負荷とを有するイグニ
    ッション回路において、前記スイッチング手段と前記高
    電圧発生手段との間にチョークコイルを設け、このチョ
    ークコイルは閉ループを形成する経路に直列接続された
    第1と第2の巻線が同相巻線されて構成されていること
    を特徴とするイグニッション回路。
  2. 【請求項2】前記チョークコイルは、同相巻きされた第
    1と第2の巻線に第3の巻線が巻かれ、この第3の巻線
    を負荷電流検出用巻線とした請求項1記載のイグニッシ
    ョン回路。
  3. 【請求項3】前記第3の巻線の出力を前記スイッチング
    手段の駆動経路に印加してスイッチング手段の駆動制御
    を行う請求項2記載のイグニッション回路。
  4. 【請求項4】前記チョークコイルの第1と第2の巻線の
    うちの一方の巻線と、第3の巻線を共通として複数の高
    電圧駆動経路を構成した請求項2記載のイグニッション
    回路。
JP3587888U 1988-03-18 1988-03-18 イグニッション回路 Expired - Lifetime JPH0631187Y2 (ja)

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JPH01139082U JPH01139082U (ja) 1989-09-22
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