JPH0631118U - コンサベーター油面計 - Google Patents

コンサベーター油面計

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Publication number
JPH0631118U
JPH0631118U JP7182792U JP7182792U JPH0631118U JP H0631118 U JPH0631118 U JP H0631118U JP 7182792 U JP7182792 U JP 7182792U JP 7182792 U JP7182792 U JP 7182792U JP H0631118 U JPH0631118 U JP H0631118U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil level
level gauge
conservator
diaphragm
bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7182792U
Other languages
English (en)
Inventor
博 田苗
正文 村田
邦宏 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku Electric Power Co Inc
Kitashiba Electric Co Ltd
Original Assignee
Tohoku Electric Power Co Inc
Kitashiba Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tohoku Electric Power Co Inc, Kitashiba Electric Co Ltd filed Critical Tohoku Electric Power Co Inc
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Publication of JPH0631118U publication Critical patent/JPH0631118U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波油面計と対向する袋状の隔膜の反射面
となる底面を常時水平に保持して正確な油面位置を測定
できるようにしたものである。 【構成】 コンサベーター1の内部にゴム袋で形成され
た袋状の隔膜2を設け、この隔膜2の上部開口部3をコ
ンサベーター上板9に設けた筒状取付部14に接続し、こ
こに下方に向けて超音波油面計10を取付けると共に、こ
の超音波油面計10に対向する前記隔膜2の底部に、絶縁
油8中に浸漬した平板状のフロート12を取付けて、隔膜
2の反射面となる底面を水平に保持するようにしたもの
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は超音波油面計を取付けたコンサベーター油面計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に油入変圧器は、運転状態で変圧器タンク内に封入した絶縁油がコイルに より加熱されて膨張する。この絶縁油の膨張を吸収するため変圧器タンクの上部 にコンサベーターが取付けられている。このコンサベーター1は図4に示すよう に内部にゴム袋で形成された隔膜2が設けられ、この隔膜2の上部開口部3がブ リーザー4に連通する配管5に接続されている。従来の油面計6は隔膜2の底部 に設けたフロート7の上下動をマグネットカップリングを介してコンサベーター 1の外部に設けた油面計6の指針に表示させるようになっている。またこの油面 計6にはマイクロスイッチが設けられ、異常に油面が低下するとスイッチが作動 して警報を発するようになっている。
【0003】 しかしながらこの構造は、マイクロスイッチで絶縁油8の油漏れ等により油面 の異常を離れた制御室で監視することはできるが、どの程度の油面位置になって いるかはコンサベーター1の所に行って油面計6の指針を見なければならなかっ た。
【0004】 このため、図5に示すように袋状の隔膜2の上部開口部3を筒状取付部14に接 続し、ここに下方に向けて超音波油面計10を取付け、この超音波油面計10の発信 部から袋状の隔膜2の底面に超音波11を発信して、反射して戻って来るまでの時 間から油面の位置を測定して、常時制御室から油面の変化状態を連続的に監視す ることが検討されている。
【0005】 しかしながらこの超音波油面計10の場合、袋状の隔膜2が油面の変動に応じて 平行移動しないため、仮想線で示すように底面が傾斜することがあり、しかも上 部開口部3が狭いので、内部で超音波11が乱反射して正確な油面位置を測定でき ない問題があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記欠点を除去し、超音波油面計と対向する袋状の隔膜の底面を常時 水平に保持して正確な油面位置を測定できるコンサベーター油面計を提供するも のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、コンサベーターの内部にゴム袋で形成された袋状の隔 膜を設け、この隔膜の上部開口部をコンサベーター上板に設けた筒状取付部に接 続し、ここに下方に向けて超音波油面計を取付けると共に、この超音波油面計に 対向する前記隔膜の底部に、油中に浸漬した平板状のフロートを取付けたことを 特徴とするものである。
【0008】 更に請求項2記載の考案は、コンサベーターの内部にゴム袋で形成された袋状 の隔膜を設け、この隔膜の上部開口部をコンサベーター上板に設けた筒状取付部 に接続し、ここに下方に向けて超音波油面計を取付けると共に、この超音波油面 計に対向する前記隔膜の内側底面に液体を入れて水平面を形成したことを特徴と するコンサベーター油面計。
【0009】
【作用】
請求項1記載のコンサベーター油面計は、袋状の隔膜の底部に油中に浸漬した 平板状のフロートが取付けられているので、負荷変動や外気温の変化、あるいは 油漏れ等により油面が変動しても、袋状の隔膜の反射面となる底面は水平に保持 され、超音波油面計の発信部から底面に向けて超音波を発信すると水平な底面で 反射して戻って来るまでの時間から油面の位置を正確に測定することができる。
【0010】 請求項2記載のコンサベーター油面計は、袋状の隔膜の内側底面に液体を入れ て水平面を形成し、隔膜が傾斜して上下動しても液体の水面は常に水平が保持さ れる。このため超音波油面計の発信部から袋状の隔膜の反射面となる底面に超音 波を発信すると、液体の水平な水面で反射して油面の位置を正確に測定すること ができる。
【0011】
【実施例】
以下本考案の実施例を図1を参照して詳細に説明する。コンサベーター1は内 部にゴム袋で形成された隔膜2が設けられ、この隔膜2の上部開口部3がコンサ ベーター上板9に設けた円筒状の取付部14に接続されている。この筒状取付部14 の中間にはブリーザー4に連通する配管5が接続されている。更に取付部14の上 部には、下方に向けて超音波油面計10を取付けると共に、この超音波油面計10に 対向する前記隔膜2の底部に絶縁油8中に浸漬した平板状フロート12が取付けら れている。
【0012】 上記構成のコンサベーター油面計は、袋状の隔膜2の底部に絶縁油8中に浸漬 した平板状フロート12が取付けられているので、負荷変動や外気温の変化、ある いは油漏れ等により油面が変動しても、袋状の隔膜2の底面は水平に保持される 。このため超音波油面計10の発信部から袋状の隔膜2の底面に超音波11を発信し すると水平な底面で反射して戻って来るまでの時間から油面の位置を正確に測定 することができる。しかもこの油面計は、連続的に油面を測定してこれを電気信 号に変化し、離れた制御室で油面の状態を正確に監視することができる。
【0013】 図2は本考案の他の実施例を示すもので袋状の隔膜2の内側底面に液体13を入 れて水平面を形成したもので、隔膜2が傾斜して上下動しても液体13の水面は常 に水平が保持される。このため超音波油面計10の発信部から袋状の隔膜2の反射 面となる底面に超音波11を発信すると液体13の水平な水面で反射して油面の位置 を正確に測定することができる。
【0014】 図3は本考案の異なる他の実施例を示すもので袋状の隔膜2の上部に2か所の 上部開口部3、3を形成し、一方の上部開口部3は超音波油面計10を取付けた筒 状取付部14Aに支持され、他方の上部開口部3はブリーザー4に接続する配管5 を取付けた筒状取付部14Bに支持されている。またこの袋状の隔膜2の内側底面 には液体13を入れて水平面が形成されている。
【0015】
【考案の効果】
以上説明した如く本考案に係るコンサベーター油面計によれば、袋状の隔膜の 底面に平板状のフロートを取付けるか、隔膜の内側底面に液体を入れて反射面と なる底面を水平に形成したので、油面が変動しても超音波油面計の発信部から発 信した超音波を水平面で反射して油面の位置を正確に測定することができ、しか も連続的に油面を測定してこれを電気信号に変化し、離れた制御室で油面の状態 を正確にを監視することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるコンサベーター油面計
を示す断面図である。
【図2】本考案の他の実施例によるコンサベーター油面
計を示す断面図である。
【図3】本考案の異なる他の実施例によるコンサベータ
ー油面計を示す断面図である。
【図4】従来のコンサベーター油面計を示す断面図であ
る。
【図5】従来の超音波油面計を取付けたコンサベーター
油面計を示す断面図である。
【符合の説明】
1 コンサベーター 2 袋状の隔膜 3 上部開口部 4 ブリーザー 5 配管 6 油面計 7 フロート 8 絶縁油 9 コンサベーター上板 10 超音波油面計 11 超音波 12 平板状フロート 13 液体 14 筒状取付部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンサベーターの内部にゴム袋で形成さ
    れた袋状の隔膜を設け、この隔膜の上部開口部をコンサ
    ベーター上板に設けた筒状取付部に接続し、ここに下方
    に向けて超音波油面計を取付けると共に、この超音波油
    面計に対向する前記隔膜の底部に、油中に浸漬した平板
    状のフロートを取付けたことを特徴とするコンサベータ
    ー油面計。
  2. 【請求項2】 コンサベーターの内部にゴム袋で形成さ
    れた袋状の隔膜を設け、この隔膜の上部開口部をコンサ
    ベーター上板に設けた筒状取付部に接続し、ここに下方
    に向けて超音波油面計を取付けると共に、この超音波油
    面計に対向する前記隔膜の内側底面に液体を入れて水平
    面を形成したことを特徴とするコンサベーター油面計。
JP7182792U 1992-09-21 1992-09-21 コンサベーター油面計 Pending JPH0631118U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7182792U JPH0631118U (ja) 1992-09-21 1992-09-21 コンサベーター油面計

Applications Claiming Priority (1)

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JP7182792U JPH0631118U (ja) 1992-09-21 1992-09-21 コンサベーター油面計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0631118U true JPH0631118U (ja) 1994-04-22

Family

ID=13471777

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7182792U Pending JPH0631118U (ja) 1992-09-21 1992-09-21 コンサベーター油面計

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JP (1) JPH0631118U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015004726A1 (ja) 2013-07-09 2015-01-15 三菱電機株式会社 コンサベータ

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