JPH06311128A - 加入者線多重化方式 - Google Patents

加入者線多重化方式

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JPH06311128A
JPH06311128A JP5100620A JP10062093A JPH06311128A JP H06311128 A JPH06311128 A JP H06311128A JP 5100620 A JP5100620 A JP 5100620A JP 10062093 A JP10062093 A JP 10062093A JP H06311128 A JPH06311128 A JP H06311128A
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Hideaki Takayama
英明 高山
Tetsuya Funabashi
哲也 舩橋
Hirobumi Horikoshi
博文 堀越
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J2203/00Aspects of optical multiplex systems other than those covered by H04J14/05 and H04J14/07
    • H04J2203/0001Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
    • H04J2203/0046User Network Interface

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  • Interface Circuits In Exchanges (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アナログ(A)加入者線信号又はデジタル
(I)加入者線信号を効率的に収容し得る。 【構成】 仮想コンテナVC−11で収容されたアナロ
グ加入者線信号又はデジタル加入者線信号を、SDHの
STM−1に準拠した光156Mbpsハイウェイのペ
イロードにVC−32(1)〜(3)に収容配置させ
る。VC−32(1)〜(3)には、アナログ加入者線
信号又はデジタル加入者線信号とDチャネルなどが収容
される。そして、VC−32(3)には、更にSGチャ
ネルも収容される。VC−32(1)〜(3)をペイロ
ードに収容し、SOHやAU−32PTRなどを付加し
て光156Mbpsハイウェイ(加入者線多重化ハイウ
ェイフレーム)信号を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は加入者線多重化方式に
関し、例えば、光156Mbps加入者線多重化伝送シ
ステムに適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、B−ISDN(広帯域サービス統
合デジタル網)の実現に向けてさまざまな技術分野で研
究開発が行われている。
【0003】例えば、従来の加入者線交換機は、局内に
加入者回路を設備し、加入者宅内との間をメタリック
(銅線)ケーブルで接続している。
【0004】図2(a)は、アナログ加入者の収容の機
能ブロック図である。この図2(a)において、アナロ
グ加入者線は加入者線インタフェース装置(SLIE)
21(1)〜21(16)で各128加入者線を取り込
み、各8Mbpsのハイウエイにして、集線通話路装置
(LCNE)22で多重化を行う。この多重化によって
アナログ加入者線信号を2048(=128×16)線
分を多重化して、時分割通話路装置(TDNW)23に
与える。加入者線インタフェース装置(SLIE)21
と集線通話路装置(LCNE)22との間はメタリック
(銅線)ケーブルで比較的近距離に接続され、この接続
点をV点と呼ぶ。
【0005】尚、このV点とは、一般には、交換機とC
T(端局多重伝送)装置との間の接続点や、RT(遠隔
多重伝送)装置と加入者線対応部との間の接続点を呼
ぶ。
【0006】また、図2(b)は、デジタル加入者線の
収容の機能ブロック図である。この図2(b)におい
て、デジタル加入者線(I加入者線)をデジタル加入者
線端局装置(ISLT)24で60デジタル加入者線を
収容し、8Mbpsのハイウェイ信号にして、メタリッ
ク(銅線)ケーブルで基本インタフェース用信号装置
(ISEB)25に与える。そして、ここから、通話路
装置(INE)26に与える。
【0007】そして、近年、電磁干渉などに対する信頼
性の向上や、伝送距離の延長化などのために加入者線を
メタリック(銅線)ケーブルから光ファイバケーブルに
置き換えることが要請されている。
【0008】この加入者線を光ファイバケーブルに置き
換える場合の一つの手段として、RT(リモートターミ
ナル、遠隔多重伝送)方式が挙げられる。このRT方式
の場合、加入者回路は、RT装置側に設備され、交換局
の集線通話路装置との間は、多重化され光ファイバケー
ブルで接続される。
【0009】そして、従来の加入者線交換機の加入者線
インタフェース装置(SLIE)と集線通話路装置(L
CNE)間のV点が光ハイウェイに多重化され置き換え
られることになる。
【0010】そして、上述の場合に、遠隔多重伝送装置
(RT)の設備局のエリアにアナログ加入者とデジタル
加入者とが混在することになる。この様に、アナログ加
入者線とデジタル加入者線とが混在する場合、各加入者
線毎に遠隔多重伝送装置(RT)を設置すると設備が大
きくなる。このため1つの遠隔多重伝送装置(RT)に
アナログ加入者線とデジタル加入者線とを混在して収容
し、交換局に設置するシステムが開発されている。この
様なシステムは、例えば、SL−A/I形光加入者線多
重伝送装置(FALCON)と呼ばれている。
【0011】図3はこのSL−A/I形光加入者線多重
伝送装置(FALCON)の一構成を示している。この
図3において、遠隔多重伝送装置(RT)側の加入者線
インタフェース装置(SLIE)21は、アナログ加入
者線を112回線収容し多重化して、Vチャネル(アナ
ログチャネル)とSG(シグナリングチャネル)とから
なる8Mbpsの電気ハイウェイ信号を遠隔多重伝送装
置(RT)31に与える。遠隔多重伝送装置(RT)3
1は、8Mbpsの電気ハイウェイ信号を光8Mbps
ハイウェイ信号に変換して交換機側34の端局多重伝送
装置(CT)33(1)に伝送する。
【0012】更に、この図3において、デジタル加入者
線はデジタル加入者線端局装置(ISLT)24に24
回線収容される。そして、2B(64kbpsのアナロ
グチャネルを2チャネル)チャネル+D(16kbps
の制御チャネル)+C(ハイブリッドチャネル)とから
なる8Mbpsの電気ハイウェイ信号にして遠隔多重伝
送装置(RT)32に供給する。この遠隔多重伝送装置
(RT)32は、8Mbpsの電気ハイウェイ信号を光
8Mbpsハイウェイ信号に変換して交換機側34の端
局多重伝送装置(CT)33(16)に光ファイバで伝
送する。
【0013】そして、交換機側34の端局多重伝送装置
(CT)33(1)は、光8Mbpsハイウェイ信号を
電気8Mbpsハイウェイ信号(V+SG)に変換し
て、集線通話路装置(LCNE)22又は基本インタフ
ェース用信号装置(ISEB)25に与える。そして、
端局多重伝送装置(CT)33(16)も同様に、光8
Mbpsハイウェイ信号を電気8Mbpsハイウェイ信
号(2B+D+C)に変換して、集線通話路装置(LC
NE)22又は基本インタフェース用信号装置(ISE
B)25に与える。
【0014】そして、交換機側34には、端局多重伝送
装置(CT)が最大16個供えられ、アナログ加入者線
を最大1792(=112×16)回線分の信号が集め
られる。又は、デジタル加入者線の場合、最大384
(=24×16)回線分の信号が交換機側34に集めら
れる。集められた加入者線信号は時分割通話路装置(T
DNW)23又は通話路装置(INE)26に与えられ
る。
【0015】このSL−A/I形光加入者線多重伝送装
置(FALCON)の光ハイウェイ上のタイムスロット
の割り当てを説明する。V点は音声(アナログ)ハイウ
ェイと同じ容量の信号ハイウェイがあるが、光ハイウェ
イ上のタイムスロットを有効利用するため信号ハイウェ
イを信号圧縮してタイムスロット数を減らし、8Mbp
sのハイウェイの場合、音声用(アナログ用)に112
タイムスロットを確保している。
【0016】図4、図5は上述のSL−A/I形光加入
者線多重伝送装置(FALCON)の光8Mbpsハイ
ウェイのフォーマットを示している。そして、この図4
において、音声(加入者収容用)タイムスロットが11
2(TS9〜120)あるため、アナログ加入者は11
2加入者収容できる。しかしながら、デジタル加入者を
収容する場合は、V点上の信号ハイウェイに割り付けら
れたSGch(ST:Status、状態)/CO:C
ontrol)、Dch(Dチャネル、制御チャネル)
の信号ハイウェイが光ハイウェイ上はアナログ加入者専
用に圧縮されているため、そのままデジタル加入者を収
容することはできない。
【0017】尚、上記SGchのCO(Contro
l)は、交換機側から端末側に対する制御である。そし
て、更に、上記SGchのST(Status)は、上
記CO(Cotrol)に対する端末側から交換機側に
対する端末側の状態である。
【0018】従って、音声(加入者収容用)タイムスロ
ットを32タイムスロットを1群として管理し、音声用
(加入者収容用)のタイムスロットにSGch(ST/
CO)、Dch(Dチャネル)の信号を割り当てる。こ
の一群をスーパーハンドリンググループ(SHG)と呼
ぶ。このスーパーハンドリンググループ(SHG)のタ
イムスロットの収容内容を図5に示している。
【0019】そして、この一個のスーパーハンドリング
グループ(SHG)には、8回線のデジタル加入者を収
容することができる。従って、SHG1〜SHG3によ
って、24回線分のデジタル(I)加入者を収容するこ
とができる。そして、このスーパーハンドリンググルー
プ(SHG)の一群のタイムスロットは、加入者交換機
で2Mbpsハイウェイに固定接続され、デジタル加入
者線交換機に接続されている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の光8Mb
psハイウェイのフレームフォーマット(図4、図5)
によるアナログ(A)加入者線又はデジタル(I)加入
者線収容(多重化)方法では、アナログ(A)加入者線
を効率的に112回線分収容(多重化)することができ
る。
【0021】しかしながら、デジタル(I)加入者線は
32タイムスロット単位(SHG単位)の管理であるた
め、1フレーム(128タイムスロット)中にはデジタ
ル(I)加入者線をSHG1〜SHG3までの最大32
×3=96タイムスロットに割り当てても、1個のSH
Gに8個のデジタル(I)加入者線(B0〜B7チャネ
ル)しか、収容できず、合計3個のSHGには、24個
(=8×3)のデジタル(I)加入者線しか収容(多重
化)できない。
【0022】つまり、上述の図4、図5の光8Mbps
ハイウェイフレームに収容(多重化)できるアナログ
(A)加入者線数とデジタル加入者線数の比は、 112(アナログ加入者線数):24(デジタル加入者
線数)=4.6:1 となる。
【0023】一方、アナログ(A)加入者線とデジタル
(I)加入者線のチャネル比は、 1B(アナログ加入者線チャネル数):2B(デジタル
加入者線チャネル数) である。
【0024】この様に、単純にチャネル数比で考える
と、1:2であるにも関わらず、上述の図4、図5によ
る光8Mbpsのハイウェイフォーマットによる加入者
線収容(多重化)では、4.6:1であるので、デジタ
ル(I)加入者線の収容(多重化)効率が非常に悪いと
いう問題がある。
【0025】また更に、上述の光8Mbpsハイウェイ
フレームにおけるデジタル(I)加入者線の収容(多重
化)がスーパーハンドリンググループ(SHG)単位で
あるため、アナログ(A)加入者線からデジタル(I)
加入者線への種別の移行(置き換え)に伴い、収容(多
重化)制限が生じて効率的にそのまま置き換えてデジタ
ル(I)加入者線を収容(多重化)できなくなることが
予想される。
【0026】上記の様な問題は、将来の情報化社会の高
度化に伴い、アナログ(A)加入者からデジタル(I)
加入者へ移行する量が多くなればなるほど、収容(多重
化)効率の悪さ(収容制限が大きくなること)が顕著に
なる。従って、アナログ(A)加入者線も、更にデジタ
ル(I)加入者線も効率的に収容(多重化)する加入者
線多重化方式が要請されていた。
【0027】この発明は、以上の課題に鑑み為されたも
のであり、その目的とするところは、アナログ(A)加
入者線信号又はデジタル(I)加入者線信号を効率的に
収容し得る加入者線多重化方式を提供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上の目的
を達成するために、複数のアナログ加入者線のアナログ
加入者線信号又は複数のデジタル加入者線のデジタル加
入者線信号を多重化して、加入者線多重化ハイウェイフ
レーム信号(例えば、SDHのSTM−1に準拠したハ
イウェイフレーム信号など)を得る加入者線多重化方式
において、以下の様な特徴的な構成で実現した。
【0029】尚、アナログ加入者線とは、電話機などの
音声信号や音響信号などをデジタル化した信号を伝送す
るもので、例えば、Bチャネル(64kbps)などに
相当する。また、デジタル加入者線とは、ファクシミリ
装置やデータ端末装置などからのデジタル信号を伝送す
るもので、例えば、ISDNの(I)基本インタフェー
スである2Bチャネル+Dチャネル(144kbps=
64kbps×2+16kbps)などに相当する。
【0030】つまり、この発明は、所定数のアナログ加
入者線信号又は所定数のデジタル加入者線信号を各加入
者線信号の情報量に応じたタイムスロット(例えば、ア
ナログ加入者線の場合は1Bチャネルのタイムスロッ
ト、デジタル加入者線の場合は2Bチャネルのタイムス
ロット)に割り当てて収容し、更に上記アナログ加入者
線信号又はデジタル加入者線信号用のシグナリング用情
報(例えば、SGチャネル)をタイムスロットに収容す
る所定の大きさの少なくとも1以上の仮想コンテナ(例
えば、VC−11)に上記複数のアナログ加入者線信号
又は上記複数のデジタル加入者線信号と上記シグナリン
グ用情報とを収容し、上記所定数のアナログ加入者線信
号又は所定数のデジタル加入者線信号と上記シグナリン
グ用情報とを収容している上記各仮想コンテナの上記加
入者線信号と上記シグナリング用情報とを上記加入者線
多重化ハイウェイフレームの情報フィールドに多重化す
る仮想コンテナ多重化手段と、上記加入者線多重化ハイ
ウェイフレームに多重化させる複数のアナログ加入者線
又デジタル加入者線の呼制御用又はパケット情報チャネ
ル用の制御チャネルを多重化する制御チャネル多重化手
段とを備えたことを特徴とする。
【0031】
【作用】この発明の加入者線多重化方式によれば、上記
仮想コンテナに、例えば1B(64kbps)チャネル
のアナログ(A)加入者線信号を、この加入者線信号の
情報量に応じて収容する単位を1タイムスロットとし、
デジタル(I)加入者線信号を基本インタフェース2B
チャネル+Dチャネルで収容する場合、2Bチャネル
(64kbps×2チャネル)は2タイムスロットで収
容することができる。尚、例えば、Dチャネルは、上記
制御チャネル多重化手段によって多重化する。
【0032】従って、例えば、仮想コンテナとしてVC
−11を想定した場合に、例えば、アナログ(A)加入
者線信号を24チャネルを24タイムスロット程度に収
容することも可能となる。また、同様なタイムスロット
の割り当ての方法によってデジタル(I)加入者線信号
は2Bチャネルを2タイムスロットに割り当てると、1
2個程度の基本インタフェースを収容することができ
る。
【0033】また、収容する加入者線に応じたシグナリ
ング用情報も収容されているので、例えば、アナログ
(A)加入者インタフェースの場合のSD(Signa
l Distribution、加入者回路制御情報)
/SCN(Scanner、電話機など状態情報)も収
容できる。また、デジタル(I)加入者インタフェース
の場合のCO(Control、端末用制御情報)/S
T(Status、端末側状態情報)なども収容でき
る。
【0034】以上の様な仮想コンテナにアナログ(A)
加入者線信号又はデジタル(I)加入者線信号を所定数
収容することが可能であるので、複数のアナログ(A)
加入者線信号又はデジタル(I)加入者線信号を少なく
と1以上の仮想コンテナに収容することができる。
【0035】しかも、アナログ(A)加入者線信号は1
タイムスロットで収容し、デジタル(I)加入者線の基
本インタフェースの2Bチャネルは2タイムスロットで
収容することで、収容する加入者線の種類が現在主流の
アナログ加入者から将来主流のデジタル加入者に移行す
る場合にあっても、割り当てタイムスロット数が多くな
るだけで何の支障もなく収容を移行させることができ
る。
【0036】更に、上記仮想コンテナに収容された加入
者線信号は仮想コンテナ多重化手段によって、仮想コン
テナに収容された加入者線信号やシグナリング用情報な
どを加入者線多重化ハイウェイフレームの情報フィール
ドに多重化させることができる。
【0037】しかも、例えば、Dチャネルも制御チャネ
ル多重化手段によって加入者線多重化ハイウェイフレー
ムに多重化されるので、例えば、アナログ(A)加入者
線やデジタル(I)加入者線のBチャネルやHチャネル
(高速データ伝送用で、H11は1.536Mbps)
における通信の呼を制御することができる。また、この
Dチャネルは、例えば、16kbps程度を割り当てで
きるので、パケット通信にも用いることができる。
【0038】
【実施例】次にこの発明の加入者線多重化方式を光15
6Mbps加入者線多重伝送システムに適用した場合の
好適な一実施例を図面を用いて説明する。
【0039】この一実施例においては、V点インタフェ
ースを156Mbpsの光ハイウェイで、SDH(同期
デジタルハイアラキー)のSTM−1(レベル1)に準
拠したフレームフォーマットで延長できる様に構成す
る。この様な構成を採用することによって上述の従来の
加入者収容の効率の悪さや、加入者収容制限を軽減す
る。
【0040】このため、この一実施例においては、15
6Mbpsの光ハイウェイ上にアナログ(A)加入者線
とデジタル(I)加入者線とを割り付け、アナログ
(A)加入者線とデジタル(I)加入者線との収容数比
率を2:1にさせる。
【0041】この加入者収容数比率2:1は、音声チャ
ネル数比で表すと1:1となる。また更に、デジタル
(I)加入者線は、基本インタフェース(2Bチャネル
+Dチャネル)は勿論のこと、1次郡(23B+D又は
24B)も制約なく収容する。つまり、光156Mbp
sのハイウェイフレームフォーマットにおいて、Dch
(制御チャネル)は、16kbpsであるため、Bch
(Bチャネル、64kbps)の1/4のタイムスロッ
ト(1タイムスロット=8ビット)を割り当てる。更
に、SGch(シグナリングチャネル)は、48マルチ
フレームに組むことで圧縮し、アナログ(A)加入者数
とデジタル加入者数との収容数比率を2:1にさせる。
【0042】この様なフレーム構成によってデジタル
(I)インタフェースの一次群(23B+D、又は24
B)やVC−11単位のハイウェイの収容(多重化)も
制約無く行う。
【0043】システム構成 図6は、この光156M
bps加入者線多重伝送システムの一例の構成図であ
る。この図6において、加入者モジュール(SLM)1
は、加入者インタフェース装置(SLIE)21やデジ
タル加入者線端局装置(ISLT)24からのアナログ
(A)加入者線信号やデジタル(I)加入者線信号など
を加入者線コントロールユニット(SLCU)11で多
重化する。そして、この多重化によって156Mbps
のハイウェイ信号にして、しかも、光信号に変換して光
156Mbpsハイウェイ信号として距離フリーで伝送
し、ラインクロスコネクトモジュール(LXM)5に与
える。
【0044】そして、この光156Mbpsハイウェイ
には、アナログ(A)加入者線の場合は1Bチャネルが
1回線であるので、1800(=120×15)回線分
の加入者線信号が多重化される。また、デジタル(I)
加入者線の場合は、2Bチャネルが1回線であるので、
900(=1800÷2)回線分の加入者線信号が多重
化される。
【0045】このため、この図6の加入者線コントロー
ルユニット(SLCU)11には、光加入者線多重化部
11aが備えられている。そして、この光加入者線多重
化部11aは、加入者インタフェース装置(SLIE)
21やデジタル加入者線端局装置(ISLT)24から
のアナログ(A)加入者線信号やデジタル(I)加入者
線信号を、光156Mbpsハイウェイに効率的に収容
(多重化)するためのフォーマット変換を行い、STM
−1に準拠したフォーマットを形成し、そして、156
Mbpsの光信号に変換するものである。
【0046】一方、図6の遠隔多重装置(RT)部4
は、アナログ(A)加入者線又はデジタル(I)加入者
線の加入者インタフェース装置(SLIE)41からの
8Mbpsのハイウェイ信号に多重化して遠隔多重伝送
装置(RT)31に与える。この8Mbpsハイウェイ
は、上述で図4、図5で説明したハイウェイ構成と同じ
である。従って、アナログ(A)加入者線の場合は、1
12回線分が多重化される。また、デジタル(I)加入
者線の場合は、24回線分が多重化されている。
【0047】そして、遠隔多重伝送装置(RT)31
は、電気の8Mbpsハイウェイ信号を光ハイウェイ信
号に変換して、距離フリーで伝送してラインクロスコネ
クトモジュール(LXM)5に与える。
【0048】この図6において、ラインクロスコネクト
モジュール(LXM)5は、クロスコネクトスイッチ機
能を備え、例えば、加入者モジュール(SLM)1から
の光156Mbpsハイウェイ信号を光156Mbps
インタフェース集線通話路装置(LSC)156に伝送
させたり、又はアダプタ(ADP)71に伝送させたり
する。
【0049】そして、この図6において、アダプタ(A
DP)71に与えられた光156Mbpsハイウェイ信
号は、ここで最大16に分離され、それぞれ基本インタ
フェース用信号装置(ISEB)25(1)〜25(1
6)に与えられる。
【0050】この様な一実施例の光156Mbps加入
者線多重伝送システムにおいて、特徴的な部分は、アナ
ログ(A)加入者線信号又はデジタル(I)加入者線信
号を効率的に多重化して光156Mbpsハイウェイで
伝送するところであるので、この実施内容を中心に更に
具体的に以下で説明する。
【0051】そして、この光156Mbpsハイウェイ
のフレームフォーマットは、NNI(ネットワーク・ノ
ード・インタフェース)に適用されている同期デジタル
ハイアラキー(SDH)のSTM−1のフレームフォー
マットに準拠したものを一例として想定する。
【0052】このSTM−1は、一般に基本的な構成と
して、SOH(セクションオーバーヘッド)部とペイロ
ード部とから構成されている。SOH部は、中継や多重
などのため情報が設定されている。ペイロード部は、加
入者の端末装置などからの伝送情報を収容する。
【0053】多重化の機能構成 次に電気の加入者線
信号から光156Mbpsハイウェイ信号を得るため
の、光加入者線多重化部11aの一例の機能ブロックを
図7を用いて説明する。
【0054】この図7において、光加入者線多重化部1
1aは、加入者線多重化フレーム変換(FMCONV)
部71と、SOH(セクション・オーバヘッド)処理部
72と、HWINF(ハイウェイ・インタフェース)部
73と、O/E(光/電気変換)部74とから構成され
ている。
【0055】そして、この図7において、加入者線多重
化フレーム変換(FMCONV)部71は、具体的には
後述の図8の説明で明かにするが、図6の説明の加入者
線コントロールユニット(SLCU)11から、主にア
ナログ(A)及びデジタル(I)加入者線信号などから
なる32Mbpsに形成されたBチャネル信号やDチャ
ネル信号やSGチャネル信号が供給される。
【0056】そして、加入者線多重化フレーム変換(F
MCONV)部71は、この様にして供給された32M
bpsの各信号からSTM−1に準拠したフレーム構成
に多重化させるために、例えば、仮想コンテナVC−1
1などを単位とした加入者線信号の収容を行う。そし
て、上記VC−11に収容されている加入者線信号やS
Gチャネル信号などをSTM−1に準拠したフレームの
ペイロードに各情報を収容する。更に、D(制御)チャ
ネルも加入者線信号に応じてペイロードに収容する。
【0057】このペイロードへ各情報を収容(多重化)
した結果は、後述の図1、図10〜図13に示す。この
様にしてペイロードに各情報を収容(多重化)した信号
は、次にSOH(セクション・オーバヘッド)処理部7
2に供給する。
【0058】そして、この図7において、SOH(セク
ション・オーバヘッド)処理部72は、中継SOH部や
多重SOH部やAU−32ポインタ(PTR)を供給さ
れたペイロード信号に付加してSTM−1に準拠したフ
レームフォーマットを形成してHWINF(ハイウェイ
・インタフェース)部73に19Mbpsで例えば19
Mbpsで供給する。
【0059】このSOH部及びAU−32ポインタ(P
TR)部は、後述する図9に示す。そして、STM−1
に準拠したフレームフォーマットを後述する図1に示し
ている。
【0060】そして、この図7において、次にハイウェ
イ・インタフェース(HWINF)部73は、供給され
た19Mbpsの上記フレームフォーマットから156
Mbpsのハイウェイに変換する。従って、この変換に
は複数フレームを取り込んだ後、156Mbpsのクロ
ックを用いて出力する。この様にして電気信号によるS
TM−1に準拠した156Mbpsハイウェイ信号を出
力し、光/電気(O/E)変換部74に与える。
【0061】そして、この図7の光/電気(O/E)変
換部74は、供給される電気信号の156Mbpsハイ
ウェイ信号から光信号の156Mbpsハイウェイ信号
に変換して出力する。この光156Mbpsハイウェイ
信号は光ファイバケーブルなどで伝送する。
【0062】加入者線多重化フレーム変換(FMCON
V)部71の構成 図8は一実施例の加入者線多重化
フレーム変換(FMCONV)部71の機能ブロック図
である。この図8において、内部のスイッチ回路からB
チャネル(アナログ加入者線)信号のSOH処理部72
への制御を行うBチャネル制御回路81を備える。
【0063】更に、この図8において、内部のスイッチ
回路からのDチャネル(制御チャネル)信号はDチャネ
ルフォーマット変換回路83でフォーマット変換を行っ
てDチャネル制御回路82に与える。そして、Dチャネ
ル制御回路82は、SOH処理部72へ変換後のDチャ
ネル信号を与える。更に、内部のスイッチ回路からのS
Gチャネル(シグナリング・チャネル)はSGチャネル
マルチフレーム変換回路85で48マルチフレーム変換
を行いSGチャネル制御回路84に与える。そして、S
Gチャネル制御回路84は、SGチャネル信号をSOH
処理部72へSGチャネル信号を与える。
【0064】また、この図8において、タイミング制御
回路86は、Bチャネル制御回路81と、Dチャネル制
御回路82と、SGチャネル制御回路84とに与えて、
SOH処理部72への出力を制御する。
【0065】光156Mbpsハイウェイの構成
にこの一実施例で特徴的な1Bチャネルのアナログ
(A)加入者線信号と、2Bチャネル+Dチャネルのデ
ジタル(I)加入者線信号とを効率的にハイウェイに収
容(多重化)して、STM−1に準拠した光156Mb
psするための収容(多重化)配置を具体的に説明す
る。
【0066】(ハイウェイの全体概要) 図1は、こ
の一実施例の光156Mbpsハイウェイのフォーマッ
トである。この図1において、このハイウェイフォーマ
ットは、加入者線多重伝送フォーマットであり、このフ
ォーマットはSTM−1に準拠した形式でアナログ
(A)加入者線信号とデジタル(I)加入者線信号とD
チャネル(制御チャネル)信号とSGチャネル(シグナ
リング・チャネル)信号などを収容(多重化)する。
【0067】そして、この図1において、このハイウェ
イフォーマットは、STM−1に準拠しているため、0
行〜8行までの各行が270タイムスロット(TS0〜
TS269、270列)から構成される。そして、1タ
イムスロットは、例えば、8ビットで構成されている。
【0068】そして、図1のフォーマットの伝送方向
は、0行目のタイムスロット(TS)0から順番に8行
目のタイムスロット(TS)269までシリアルに伝送
出力される。
【0069】((SOH・PTR)) そして、図1
の0行目〜2行目までのタイムスロット0〜タイムスロ
ット8までは、中継SOHであり、中継器と中継器、又
は中継器と端局中継装置の間の伝送路の管理をするため
の情報(図9)が設定される。そして、3行目のタイム
スロット0〜タイムスロット8までは、AU−32ポイ
ンタ(PTR)であり、ペイロード部に収容されている
3つのVC−32(1)〜(3)に対するポインタ値が
設定される。そして、4行目〜8行目のタイムスロット
0〜タイムスロット8までは、多重SOHであり、端局
中継装置間の伝送路の管理をするための情報(図9)が
設定される。
【0070】((POH)) そして、図1の0行目
〜8行目までのタイムスロット9〜タイムスロット11
までは、VC−32(1)〜(3)用のパスオーバヘッ
ド(POH)が収容される。このPOHは、多重化装置
間のパス管理に使用する。このパスオーバヘッド(PO
H)のフォーマットは後述の図10で説明する。
【0071】((VC−32(1)のペイロード))
そして、図1のタイムスロット12〜95(84T
S)はVC−32(1)のペイロードである。このVC
−32(1)のペイロードには、アナログ(A)加入者
線信号(1Bチャネル)の場合、最大600加入者線
(チャネル)分の信号が収容(多重化)される。また、
デジタル(I)加入者線信号(2Bチャネル)の場合、
最大300加入者線(チャネル)分の信号が収容(多重
化)される。
【0072】更に、このVC−32(1)のペイロード
には、Dチャネル(制御チャネル)が、72タイムスロ
ット(=9TS×8行)に収容される。尚、このDチャ
ネル(制御チャネル)は、16kbpsとするため、1
タイムスロット(1バイト=8ビット、64kbps)
に、2ビット単位で割り当てる。従って、1タイムスロ
ットにDチャネル(制御チャネル)が4チャネル収容さ
れる。よって、このVC−32(1)のペイロードに
は、72タイムスロットに、最大288チャネル(72
TS×4チャネル)のDチャネル(制御チャネル)が収
容(多重化)される。
【0073】そして、この図1において、このVC−3
2(1)のペイロードには、その他にポインタや加入者
モジュール(SLM)監視用情報なども収容(多重化)
される。
【0074】上述のVC−32(1)のペイロードのフ
ォーマットについては、後述する図11で説明する。
【0075】((固定スタッフ)) そして、この図
1において、0行目〜8行目までのタイムスロット96
〜98は、速度調整用の固定スタッフデータが収容(多
重化)される。更に、0行目〜8行目までのタイムスロ
ット183〜185にも、速度調整用の固定スタッフデ
ータが収容(多重化)される。
【0076】((VC−32(2)のペイロード))
更に、図1において、0行目〜8行目のタイムスロッ
ト99〜182(84TS)はVC−32(2)のペイ
ロードである。このVC−32(2)のペイロードに
は、アナログ(A)加入者線信号(1Bチャネル)の場
合、最大600加入者線(チャネル)分の信号が収容
(多重化)される。また、デジタル(I)加入者線信号
(2Bチャネル)の場合、最大300加入者線(チャネ
ル)分の信号が収容(多重化)される。
【0077】更に、このVC−32(2)のペイロード
には、Dチャネル(制御チャネル)が、72タイムスロ
ット(=9TS×8行)に収容される。尚、このDチャ
ネル(制御チャネル)は、16kbpsとするため、1
タイムスロット(1バイト=8ビット、64kbps)
に、2ビット単位で割り当てる。従って、1タイムスロ
ットにDチャネル(制御チャネル)が4チャネル収容さ
れる。よって、このVC−32(2)のペイロードに
は、72タイムスロットに、最大288チャネル(72
TS×4チャネル)のDチャネル(制御チャネル)が収
容(多重化)される。
【0078】そして、この図1において、このVC−3
2(2)のペイロードには、その他にポインタや加入者
モジュール(SLM)試験アクセス信号なども収容(多
重化)される。
【0079】上述のVC−32(2)のペイロードのフ
ォーマットについては、後述する図12で説明する。
【0080】((VC−32(3)のペイロード))
更にまた、図1において、0行目〜8行目までのタイ
ムスロット186〜269(84TS)は、VC−32
(3)のペイロードである。このVC−32(3)のペ
イロードには、アナログ(A)加入者線信号(1Bチャ
ネル)の場合、最大600加入者線(チャネル)分の信
号が収容(多重化)される。また、デジタル(I)加入
者線信号(2Bチャネル)の場合、最大300加入者線
(チャネル)分の信号が収容(多重化)される。
【0081】更に、このVC−32(3)のペイロード
には、Dチャネル(制御チャネル)が、81タイムスロ
ット(=9TS×9行)に収容される。尚、このDチャ
ネル(制御チャネル)は、16kbpsとするため、1
タイムスロット(1バイト=8ビット、64kbps)
に、2ビット単位で割り当てる。従って、1タイムスロ
ットにDチャネル(制御チャネル)が4チャネル収容さ
れる。よって、このVC−32(3)のペイロードに
は、81タイムスロットに、最大324チャネル(81
TS×4チャネル)のDチャネル(制御チャネル)が収
容(多重化)される。
【0082】そして、この図1において、このVC−3
2(3)のペイロードには、その他に75チャネルのS
G(Contorol/Status、シグナリング、
又はSD/COなどの)チャネルなども収容(多重化)
される。
【0083】上述のVC−32(3)のペイロードのフ
ォーマットについては、後述する図13で説明する。
【0084】((加入者線収容チャネル数)) 従っ
て、上述のVC−32(1)〜(2)のペイロードに
は、アナログ(A)加入者線信号(1Bチャネル)だけ
を収容(多重化)する場合、最大1800(=600チ
ャネル/VC×3VC)加入者線(チャネル)分の信号
を収容(多重化)することができる。
【0085】また、デジタル(I)加入者線信号(2B
チャネル)だけを収容(多重化)する場合、最大900
(=300チャネル/VC×3VC)加入者線(チャネ
ル)分の信号を収容(多重化)することができる。
【0086】更に、アナログ(A)加入者線信号又はデ
ジタル(I)加入者線信号のいずれを収容(多重化)す
る場合であっても、Dチャネル(制御チャネル)は、9
00(=288+288+324)チャネルを収容(多
重化)することができる。また、SG(シグナリング、
I加入者の場合のCO/ST、アナログ加入者の場合の
SD/SCN)チャネルも、75チャネル分を収容する
ことができた。
【0087】(SOH・PTR部のフォーマット)
図9は、SOH(セクションオーバヘッド)及びPTR
(AU−32ポインタ)のフォーマットである。この図
9において、×印のタイムスロットは、空白である。
【0088】((中継SOH)) そして、中継SO
HのA1、A2は、フレーム同期のタイムスロットであ
る。B1は中継セクションの誤り監視のタイムスロット
である。C1はSTM−1に準拠した識別番号のタイム
スロットである。D1〜D3は中継セクションのデータ
通信のタイムスロットである。E1は中継セクションの
音声打合せのタイムスロットである。F1は中継セクシ
ョンの故障特定のタイムスロットである。
【0089】((AU−32PTR)) 図9のAU
−32PTR(ポインタ)(3行目)は、ペイロードに
収容(多重化)されている3個のVC−32(1)〜
(3)に対するポインタが設定される。
【0090】((多重SOH)) 図9の多重SOH
のB2は、セクション誤りの監視のタイムスロットであ
る。K1は切替え系の制御のタイムスロットである。K
2は多重セクション状態の転送のタイムスロットであ
る。D4〜D12は多重セクションのデータ通信のタイ
ムスロットである。Z1は多重予備のタイムスロットで
ある。Z2は多重誤り状態通知のタイムスロットであ
る。E2は多重セクションの音声打合わせのタイムスロ
ットである。
【0091】(POHのフォーマット) 図10にお
いて、タイムスロット9と10と11は各同じPOHが
設定されている。そして、タイムスロット9はVC−3
2(1)用のもので、タイムスロット10はVC−32
(2)用のもので、タイムスロット11は、VC−32
(3)用のものである。
【0092】そして、図10において、各POHのJ1
はパスの導通監視のタイムスロットである。B3はパス
の誤り監視のタイムスロットである。C2はパスの情報
識別のタイムスロットである。G1は送信パス状態の誤
り通知のタイムスロットである。F2は保守用チャネル
のタイムスロットである。H4はTUマルチフレーム番
号の識別のタイムスロットである。Z3〜Z5は予備の
タイムスロットである。
【0093】アナログ(A)加入者線収容のための単位
VC−11のフォーマット 次にペイロードに収容
(多重化)するアナログ(A)加入者線信号の収容単位
として、VC−11を基本とする収容のための一例のフ
ォーマットを示す。図15(a)は、アナログ(A)加
入者線信号の収容(多重化)のためのVC−11のフォ
ーマットを示している。この図15(a)において、こ
のVC−11は9行×3列で構成されている。
【0094】そして、この図15(a)において、V1
〜V4はポインタを設定するタイムスロットで、1タイ
ムスロットで1バイト(8ビット)構成としている。V
5はパスオーバヘッド(POH)のタイムスロットであ
る。A1〜A24はアナログ(A)加入者線信号を収容
(多重化)するためのタイムスロットであって、1タイ
ムスロットには1アナログ(A)加入者線の信号が1B
チャネル(64kbps)で収容される。従って、この
VC−11にアナログ(A)加入者線信号が24チャネ
ル収容(多重化)される。
【0095】そして、この図15(a)のSG(シグナ
リング)チャネルは、アナログ(A)加入者線信号の収
容の場合は、SD(Signal Distribut
ion、加入者回路制御情報)/SCN(Scanne
r、電話機などの状態を表す情報)である。
【0096】従って、SG(シグナリング)チャネル
は、図15(b)、(c)にそのフォーマットを示す様
に、48マルチフレーム(MF)に対してSD又はSC
Nを割り当てた。
【0097】この図15(b)は、SGチャネルがSD
の場合のフォーマットを示している。そして、MF1〜
2はA1チャネル用であって、MF1はSDの第2フレ
ームを割り当て、LSB(最下位ビット)にはマルチフ
レーム識別ビットF1(例えば、1)を割り当ててい
る。そして、MF2には、SDの第3フレームを割り当
て、LSBにはマルチフレーム識別ビットF2(例え
ば、0)を割り当てている。
【0098】上述の様にして、A2〜A24チャネル用
のマルチフレームに対しても同様な態様でSD情報が設
定される。
【0099】また、図15(c)は、SG(シグナリン
グ)チャネルがSCNの場合のフォーマットを示してい
る。そして、MF1〜2は、A1チャネル用のSCN情
報が設定され、MF1とMF2とは同一のSCN情報が
設定される。そして、A2〜A24チャネル用のSCN
情報も同様にして収容される。
【0100】以上の様にしてアナログ(A)加入者線信
号A1〜A24チャネルまでのSG(SD/SCN)チ
ャネルが48マルチフレーム化されて収容(多重化)さ
れる。
【0101】そして、再び図15(a)において、1列
目の0行目〜8行目の9行の信号はVC−32(1)の
ペイロードの75個のタイムスロットに収容(多重化)
される(図11)。更に、2列目の0行目〜8行目まで
の9行の信号もVC−32(2)のペイロードの75個
のタイムスロットに収容(多重化)される(図12)。
更に、3列目の0行目〜8行目までの9行の信号もVC
−32(3)のペイロードの75個のタイムスロットに
収容(多重化)される(図13)。
【0102】デジタル(I)加入者線収容のための単位
VC−11のフォーマット 次にペイロードに収容
(多重化)するデジタル(I)加入者線信号の収容単位
として、VC−11を基本とする収容のための一例のフ
ォーマットを示す。図14(a)は、デジタル(I)加
入者線信号の収容(多重化)のためのVC−11のフォ
ーマットを示している。この図14(a)において、こ
のVC−11も9行×3列で構成されている。
【0103】そして、この図14(a)において、V1
〜V4のタイムスロットはポインタを設定するタイムス
ロットであって、1タイムスロットは1バイト(8ビッ
ト)で構成している。V5はパスオーバヘッド(PO
H)のタイムスロットである。
【0104】この図14(a)のA1〜A24はデジタ
ル(I)加入者線信号を収容(多重化)するためのタイ
ムスロットである。デジタル(I)加入者線信号は2B
チャネル(64kbps×2チャネル)で構成されるた
め、A1〜A24の24タイムスロットに、12チャネ
ルのデジタル(I)加入者線信号が収容(多重化)され
る。この図14(a)においては、I1(タイムスロッ
トA1とA2による)チャネル〜I12(タイムスロッ
トA23とA24による)チャネルで示している。
【0105】この図14(a)において、SG(シグナ
リング)チャネルは、デジタル(I)加入者線信号の収
容の場合は、CO(Contorol)/ST(Sta
tus)であって、COは交換機側から端末側へのコマ
ンドであり、STは端末側から交換機側への状態通知で
ある。
【0106】従って、SG(シグナリング)チャネル
は、図14(b)にそのフォーマットを示す様に、48
マルチフレーム(MF)に対して割り当てている。つま
り、MF1〜3に対してデジタル(I)加入者線信号I
1を割り得てている。
【0107】そして、MF1は、I1チャネルのCO/
STの第1フレームを割り得てて、このタイムスロット
のLSB(最下位ビット)にマルチフレーム識別ビット
F0を設定している。そして、MF2は、I1チャネル
のCO/STの第2フレームを割り当てて、このタイム
スロットのLSBにマルチフレーム識別ビットF1を設
定している。そして、MF3は、I1チャネルのCO/
STの第3フレームを割り当てている。そして、このタ
イムスロットのLSBにマルチフレーム識別ビットF2
を設定している。
【0108】そして、F0〜F2のデータは、COの場
合、例えば、『110』である。STの場合、例えば、
『001』である。
【0109】以上の様にして、デジタル(I)加入者線
信号I2チャネル〜I12チャネルまでのSGチャネル
が48マルチフレーム化されて収容(多重化)される。
【0110】そして、再び図14(a)において、1列
目の0行目〜8行目までの9行の信号はVC−32
(1)のペイロードの75個のタイムスロットに収容
(多重化)される(図11)。更に、2列目の0行目〜
8行目までの9行の信号もVC−32(2)のペイロー
ドの75個のタイムスロットに収容(多重化)される
(図12)。更に、3列目の0行目〜8行目までの9行
の信号もVC−32(3)のペイロードの75個のタイ
ムスロットに収容(多重化)される(図13)。
【0111】(VC−32(1)ペイロード部のフォー
マット) 図11は、図1のハイウェイにおけるペイ
ロードのVC−32(1)は、84列×9行で構成され
ている。そして、このVC−32(1)の中には、図1
4(a)のデジタル(I)インタフェースの場合のVC
−11で形成された1列目の9行の信号がこの図11の
タイムスロット(12〜86)×9行に収容(多重化)
されている。
【0112】従って、図14(a)のデジタル(I)加
入者線信号の収容(多重化)の場合は、図11のフォー
マットに300(=4×75)チャネルのデジタル
(I)加入者線信号を収容(多重化)することができ
る。
【0113】また、VC−32(1)に図15(a)の
アナログ(A)インタフェースの場合のVC−11を収
容する場合、VC−11の1列目の9行の信号が図11
のタイムスロット(12〜86)×9行に収容(多重
化)されている。
【0114】従って、図15(a)のアナログ(A)加
入者線信号の収容(多重化)の場合は、図11のフォー
マットに600(=8行×75TS)チャネルのアナロ
グ(A)加入者線を収容(多重化)することができる。
【0115】更に、この図11のVC−32(1)に
は、Dチャネルの収容タイムスロットである、D10〜
D207までの内の72タイムスロット(=8行×9T
S)に、Dチャネルが収容される。そして、Dチャネル
は16kbpsであるため、64kbpsの1タイムス
ロットには、4個のDチャネルが収容できる。従って、
72個のタイムスロットには、288個(=72TS×
4個/TS)のD(制御)チャネルが収容(多重化)さ
れている。加入者モジュール(SLM)監視情報SV1
〜SV9もタイムスロット87〜95に収容(多重化)
されている。
【0116】(VC−32(2)ペイロード部のフォー
マット) 図12は、図1のハイウェイにおけるペイ
ロードのVC−32(2)は、84列×9行で構成され
ている。そして、このVC−32(2)の中には、図1
4(a)のデジタル(I)インタフェースの場合のVC
−11で形成された2列目の9行の信号がこの図12の
タイムスロット(99〜173)×9行に収容(多重
化)されている。
【0117】従って、図14(a)のデジタル(I)加
入者線信号の収容(多重化)の場合は、図12のフォー
マットに300(=4×75)チャネルのデジタル
(I)加入者線信号を収容(多重化)することができ
る。
【0118】また、VC−32(2)に図15(a)の
アナログ(A)インタフェースの場合のVC−11を収
容する場合、VC−11の2列目の9行の信号が図12
のタイムスロット(99〜173)×9行に収容(多重
化)されている。
【0119】従って、図15(a)のアナログ(A)加
入者線信号の収容(多重化)の場合は、図12のフォー
マットに600(=8行×75TS)チャネルのアナロ
グ(A)加入者線を収容(多重化)することができる。
【0120】更に、この図12のVC−32(2)に
は、Dチャネルの収容タイムスロットである、D19〜
D216までの内の72タイムスロット(=8行×9T
S)に、Dチャネルが収容される。そして、Dチャネル
は16kbpsであるため、64kbpsの1タイムス
ロットには、4個のDチャネルが収容できる。従って、
72個のタイムスロットには、288個(=72TS×
4個/TS)のD(制御)チャネルが収容(多重化)さ
れている。加入者モジュール(SLM)試験アクセス信
号T1〜T9もタイムスロット174〜182に収容
(多重化)されている。
【0121】(VC−32(3)ペイロード部のフォー
マット) 図13は、図1のハイウェイにおけるペイ
ロードのVC−32(3)は、84列×9行で構成され
ている。そして、このVC−32(3)の中には、図1
4(a)のデジタル(I)インタフェースの場合のVC
−11で形成された3列目の9行の信号がこの図13の
タイムスロット(186〜269)×9行に収容(多重
化)されている。
【0122】従って、図14(a)のデジタル(I)加
入者線信号の収容(多重化)の場合は、図13のフォー
マットに300(=4×75)チャネルのデジタル
(I)加入者線信号を収容(多重化)することができ
る。
【0123】また、VC−32(3)に図15(a)の
アナログ(A)インタフェースの場合のVC−11を収
容する場合、VC−11の3列目の9行の信号が図13
のタイムスロット(186〜269)×9行に収容(多
重化)されている。
【0124】従って、図15(a)のアナログ(A)加
入者線信号の収容(多重化)の場合は、図13のフォー
マットに600(=8行×75TS)チャネルのアナロ
グ(A)加入者線を収容(多重化)することができる。
【0125】更に、この図13のVC−32(3)に
は、Dチャネルの収容タイムスロットである、D1〜D
225までの内の81タイムスロット(=9行×9T
S)に、Dチャネルが収容される。そして、Dチャネル
は16kbpsであるため、64kbpsの1タイムス
ロットには、4個のDチャネルが収容できる。従って、
81個のタイムスロットには、324個(=81TS×
4個/TS)のD(制御)チャネルが収容(多重化)さ
れている。
【0126】また更に、SG(シグリング)チャネル
は、0行目のタイムスロット186〜260に75個収
容(多重化)されている。
【0127】(Iインタフェース1次群の収容の場合の
フォーマット) 次にデジタル(I)インタフェース
1次群(1.536Mbps)を光156Mbpsハイ
ウェイフォーマットに収容(多重化)する場合のフォー
マットを示す。図16(a)はIインタフェース1次群
の全体フォーマットである。
【0128】この図16(a)において、V1〜V4の
タイムスロット(1タイムスロット、1バイト)はポイ
ンタである。V5はパスオーバヘッド(POH)であ
る。A1〜A24はIインタフェース1次群を収容(多
重化)するためのタイムスロットである。Iインタフェ
ース1次群は23B+Dチャネル、又は24Bチャネル
である。
【0129】23B+Dチャネルの収容の場合は、タイ
ムスロットA1〜A23に23Bチャネルを収容し、そ
して、タイムスロットA24には、D(制御)チャネル
を収容する。また、Iインタフェース1次群を24Bチ
ャネルで収容する場合は、タイムスロットA1〜A24
に24Bチャネルを収容する。
【0130】そして、この図16(a)のSG(シグナ
リング)チャネルは、図16(b)に示す様に、3マル
チフレーム(MF)に割り当てる。そして、3マルチフ
レームでH1チャネルを構成する。つまり、MF1はC
O/STの第1フレームを割り当て、このMF1のLS
Bには、マルチフレーム識別ビットF0を設定する。M
F2はCO/STの第2フレームを割り当て、このMF
2のLSBには、マルチフレーム識別ビットF1を設定
する。MF3はCO/STの第3フレームを割り当て、
このMF3のLSBには、マルチフレーム識別ビットF
2を設定する。そして、上記F0〜F2は、COの場
合、例えば、『110』とし、STの場合は、例えば、
『001』とする。
【0131】そして、再び図16(a)において、1列
目の0行目〜8行目までの9行の信号はVC−32
(1)のペイロードの75個のタイムスロットに収容
(多重化)される(図11)。更に、2列目の0行目〜
8行目までの9行の信号もVC−32(2)のペイロー
ドの75個のタイムスロットに収容(多重化)される
(図12)。更に、3列目の0行目〜8行目までの9行
の信号もVC−32(3)のペイロードの75個のタイ
ムスロットに収容(多重化)される(図13)。
【0132】以上の様なフォーマットでデジタル(I)
インタフェース1次群(1.536Mbps)も光15
6Mbpsハイウェイフォーマットに収容(多重化)す
ることもできる。
【0133】以上の一実施例の光156Mbps加入者
線多重伝送システムによれば、光156Mbpsハイウ
ェイに収容(多重化)される加入者線数は、1Bチャネ
ルのアナログ加入者だけをこのハイウェイに収容(多重
化)する場合、最大1800(=600チャネル/(V
C−32)×3個VC−32)加入者線収容(多重化)
することができる。
【0134】また、基本インタフェースである2Bチャ
ネルのデジタル(I)加入者だけをこのハイウェイに収
容(多重化)する場合、最大900(=300チャネル
/(VC−32)×3個VC−32)加入者線収容(多
重化)することができる。従って、アナログ加入者線と
デジタル加入者線のチャネル比が1B:2Bであり、上
述のハイウェイに収容(多重化)されている加入者線数
の比が1800:900=2:1であるので、従来の
4.6:1に比べ非常に収容効率を改善させ、高多重化
を実現することができた。
【0135】また、1Bチャネルのアナログ加入者線の
収容から2Bチャネルの基本インタフェースのデジタル
加入者線の収容に移行する場合にも、1タイムスロット
割り当てから2タイムスロット割り当てに変更するだけ
であるので、従来の様な複雑なフォーマットを使用する
ことなく、容易に移行させることができる。尚、アナロ
グ加入者線信号とデジタル加入者線信号とが混在した収
容(多重化)も可能である。
【0136】しかも、D(制御)チャネルやSG(シグ
ナリング)チャネルも支障なく光156Mbpsハイウ
ェイに収容(多重化)させることができる。
【0137】更に、1Bチャネルの64kbpsの0次
群による収容や、2B+Dによる基本インタフェースだ
けでなく、1次群(23+D又は24B)を単位とする
収容(多重化)も制約無く容易に行うことができた。
【0138】更にまた、光156Mbpsハイウェイに
したことで、従来に比べ大容量の多重化回線をメタリッ
ク(銅線)ケーブルによる延長化よりも非常に長く伝送
させることができる。即ち、V点を光156Mbpsハ
イウェイによって従来に比べ延長化させることができ
る。
【0139】また、収容単位であるVC−11やVC−
32にポインタを割り得てることができるので、VC−
11又はVC−32単位での収容も容易に行うことがで
きる。
【0140】更に、ハイウェイをSDHのSTM−1に
準拠したフォーマットに形成しているので、B−ISD
NにおけるNNI(ネットワーク・ノードインタフェー
ス)技術と類似性を持たせることもできる。
【0141】尚、以上の一実施例においては、光ハイウ
ェイを例として説明したが、光ハイウェイに限定するも
のではない。更に、伝送速度もSTM−1を意識して1
56Mbpsを例にして説明したが、この伝送速度に限
定するものではない。例えば、多重化する加入者線数に
よっては、STM−4に準拠した、622Mbps(=
155.52Mbps×4)などのハイウェイ信号の多
重化方式にも適用し得る。
【0142】また、光156Mbps加入者線多重伝送
システムの構成として、図6の構成に限定するものでは
ない。また、光加入者線多重化部11aの機能ブロック
及び加入者線多重化フレーム変換部(FMCONV部)
71の機能ブロック構成もこの構成に限定されるもので
はない。即ち、主にハードウエアで実現することもでき
るし、主にソフトウエアで実現することもできる。
【0143】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明の加入者線多重
化方式によれば、少なくとも1以上の仮想コンテナ(例
えば、VC−11)に上記複数のアナログ加入者線信号
又は上記複数のデジタル加入者線信号と上記シグナリン
グ用情報とを収容し、上記仮想コンテナ多重化手段と、
制御チャネル多重化手段とを備えたことによって、アナ
ログ加入者線信号又はデジタル加入者線信号を効率的に
収容し、しかも、アナログ加入者からデジタル加入者へ
の移行があっても容易に移行を行うことができる加入者
線多重化ハイウェイフレームを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の光156Mbpsハイウ
ェイフォーマットである。
【図2】従来例のアナログ及びデジタル加入者線収容の
構成図である。
【図3】従来例の光加入者線多重伝送装置の構成図であ
る。
【図4】従来例の光8Mbpsハイウェイフォーマット
(その1)である。
【図5】従来例の光8Mbpsハイウェイフォーマット
(その2)である。
【図6】一実施例の光加入者線多重伝送システムの構成
図である。
【図7】一実施例の光加入者線多重化部の機能ブロック
図である。
【図8】一実施例の加入者線多重化フレーム変換(FM
CONV)部の機能ブロック図である。
【図9】一実施例のセクション・オーバヘッド(SO
H)部及びポインタ(PTR)部のフォーマットであ
る。
【図10】一実施例のパスオーバヘッド(POH)部の
フォーマットである。
【図11】一実施例のVC−32(1)ペイロード部の
フォーマットである。
【図12】一実施例のVC−32(2)ペイロード部の
フォーマットである。
【図13】一実施例のVC−32(3)ペイロード部の
フォーマットである。
【図14】一実施例のVC−11のフォーマット(I基
本インタフェースの場合)である。
【図15】一実施例のVC−11のフォーマット(アナ
ログ加入者インタフェース)である。
【図16】一実施例のIインタフェース1次群のフォー
マットである。
【符号の説明】
A…アナログチャネル、D…制御チャネル、I…デジタ
ルチャネル、SG…シグナリングチャネル、VC−1
1、VC−32…仮想コンテナ、11a…光加入者線多
重化部、71…加入者線多重化フレーム変換部(FMC
ONV部)、73…ハイウェイインタフェース部(HW
INF部)、81…Bチャネル制御回路、82…Dチャ
ネル制御回路、84…SGチャネル制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 11/04 (72)発明者 堀越 博文 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアナログ加入者線のアナログ加入
    者線信号又は複数のデジタル加入者線のデジタル加入者
    線信号を多重化して、加入者線多重化ハイウェイフレー
    ム信号を得る加入者線多重化方式において、 所定数のアナログ加入者線信号又は所定数のデジタル加
    入者線信号を各加入者線信号の情報量に応じたタイムス
    ロットに割り当てて収容し、更に上記アナログ加入者線
    信号又はデジタル加入者線信号用のシグナリング用情報
    をタイムスロットに収容する所定の大きさの少なくとも
    1以上の仮想コンテナに上記複数のアナログ加入者線信
    号又は上記複数のデジタル加入者線信号と上記シグナリ
    ング用情報とを収容し、 上記所定数のアナログ加入者線信号又は所定数のデジタ
    ル加入者線信号と上記シグナリング用情報と上記シグナ
    リング用情報とを収容している上記各仮想コンテナの上
    記加入者線信号と上記シグナリング用情報とを上記加入
    者線多重化ハイウェイフレームの情報フィールドに多重
    化する仮想コンテナ多重化手段と、 上記加入者線多重化ハイウェイフレームに多重化させる
    複数のアナログ加入者線又デジタル加入者線の呼制御用
    又はパケット情報チャネル用の制御チャネルを多重化す
    る制御チャネル多重化手段とを備えたことを特徴とする
    加入者線多重化方式。
JP5100620A 1993-04-27 1993-04-27 加入者線多重化方式 Expired - Lifetime JPH0756961B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6005873A (en) * 1997-08-27 1999-12-21 Eci Telecom Ltd. Apparatus and method for concurrent voice and data transmission
JP2012199856A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Oki Electric Ind Co Ltd 通話信号伝送システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6005873A (en) * 1997-08-27 1999-12-21 Eci Telecom Ltd. Apparatus and method for concurrent voice and data transmission
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