JPH06310343A - 油入電気機器の放圧装置 - Google Patents

油入電気機器の放圧装置

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JPH06310343A
JPH06310343A JP12082893A JP12082893A JPH06310343A JP H06310343 A JPH06310343 A JP H06310343A JP 12082893 A JP12082893 A JP 12082893A JP 12082893 A JP12082893 A JP 12082893A JP H06310343 A JPH06310343 A JP H06310343A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油入電器機器の放圧装置において、地震等の
外乱によって放圧装置内に生じる油圧には誤動作せず
に、本来動作すべき内部事故等による圧力上昇に対して
は、動作圧のバラツキが少なく確実に動作する信頼性の
高いものを得る。 【構成】 放圧装置1内に細管25を貫通させた仕切り
板26により圧力緩和室24を構成し、内部に空気等の
気体27を配したゴム袋28を設ける。また、動作圧の
バラツキを小さくするために、支点とするピン30とレ
バー29との組合せによりトリガー軸30を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、変圧器等の油入電気
機器内の短絡事故等による異常圧力上昇を放圧して、機
器本体の保護を行なう放圧装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は油入電気機器、例えば油入変圧器
の概略図で、図において、1は放圧装置、2は箱状の本
体容器であり、容器2の内部には、鉄心3と巻線4から
なる電器本体5が収納されており、かつ、絶縁と冷却を
目的とした絶縁油6が充填されている。7は絶縁油の温
度変化による膨張収縮を吸収するためのコンサベータで
ある。一般に、放圧装置は動作したときに多量の油流出
を防ぐため、最高油面であるコンサベータ7上面より高
い位置に設置され、放圧管8によって放圧装置1と本体
容器2がつながれている。
【0003】図6は従来の放圧装置1の内部構造を示す
断面図であり、9は放圧装置容器、10は絶縁油と大気
を遮断している放圧板、11は放圧板10を破壊するた
めの破壊軸、12は破壊軸11を運動させるためのば
ね、13は軸受、14は固定接点、15は可動接点、1
6はトリガー軸、17はベローズ、18は受圧板、19
は動作圧力調整ばねである。以上の構成により、破壊軸
11は、ばね12のばね力が軸受13との間に蓄勢され
た状態で、破壊軸11の切欠部11aに軸受13を挿入
されたトリガー軸16により動きが拘束されている。
【0004】油入電気機器の電器本体5内で短絡等の内
部事故が生じた場合、本体容器2内の圧力は上昇し、放
圧管8内の絶縁油6を伝わって放圧装置の容器9内の圧
力は図8のように事故後の時間に比例して上昇する。こ
のとき、ベローズ17内に、圧力の上昇した絶縁油6が
流入し、ベローズ17が伸び、受圧板18と連結された
トリガー軸16を下方へ動かす。絶縁油6の圧力が、動
作圧力調整ばね19で設定された圧力を超えると、トリ
ガー軸16が破壊軸11の切欠部11aから外れ、破壊
軸11はばね12の力で放圧板10に突き当たり、放圧
板10を破壊させ、同時に、固定接点14と可動接点1
5の接触により警報信号を発する。以上により、本体容
器2内の絶縁油6の圧力を下げて本体容器2の破壊を防
ぐことができる。
【0005】また、図7は特開昭51−147720に
示された他の従来例の放圧管先端部の断面図である。図
において、6,8〜19は図6に示す上記従来装置と全
く同一のものである。図示される如く、放圧装置容器9
の側面にベローズ20が取り付けられており、このベロ
ーズ20はさらに外側に配置されるカバー21とともに
放圧管容器9に固定されている。ベローズ20の内部空
間は容器9内の油6で充満されており、またカバー21
とベローズ20との空間は空気等の気体22が充満され
ている。この気体空間22はバルブ23を通して大気と
連通されていて、ベローズ20が油圧と大気圧の差に応
じてカバー21内を伸縮できるようになっている。この
ベローズ20の伸縮作用によって電器本体の電磁力振動
による圧力変動を緩和させ、誤動作防止を図ったもので
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図6、図7に示す従来
の油入電気機器の放圧装置では、放圧管8は背が高くな
り、地震等の外乱によって振動を受けやすく、また放圧
板10は破壊軸11が動作したとき確実に破壊される強
度となっていることから、その剛性は低いものとなって
いる。従って、放圧管8内の絶縁油6の質量と放圧板の
剛性とにより決定される固有振動数が低くなり、地震の
卓越振動数と近づいて共振した場合には、放圧管が振動
するとともに、放圧管内の絶縁油は、放圧板の剛性がば
ねになって激しく振動する可能性がある。このとき、放
圧装置1内の圧力は図9に示すように、正負が交互に変
動するが、本体容器2内の絶縁油6の圧力と無関係に増
大することになり、放圧装置が動作し、放圧板が破壊す
る誤動作の問題があった。
【0007】また、放圧装置内の圧力が動作圧に達し、
トリガー軸16を引き下げるとき、トリガー軸16と破
壊軸11の切欠部11a、およびトリガー軸16と軸受
13との間に破壊軸用ばね12の力による不安定な摩擦
力が生じるが、トリガー軸16の引き外し力は、ベロー
ズ17の径によって決まり、摩擦力に比べてあまり大き
くできないため、動作圧が大きくばらつく欠点があっ
た。
【0008】また図7の従来例では、地震のように周波
数の低い振動の場合、放圧管8内の絶縁油6の変位が大
きくなり、効果的に圧力を吸収するためには、圧力によ
る放圧板10の変形の体積変化により充分大きいベロー
ズ20の伸縮による体積変化が必要となる。前記のよう
に放圧板10の剛性はもともと低いため、ベローズ20
の径あるいは軸長等はかなり大きくする必要があった。
さらに、放圧管内の絶縁油の固有振動数は、ベローズ2
0の伸縮ばねの追加により低下し、地震の卓越周波数領
域内に益々近づくため共振しやすくなり、地震に対して
は誤動作しやすくなる欠点があった。
【0009】この発明は以上のような課題を解決するた
めになされたもので、地震等の外乱によって放圧装置内
に生じる油圧には誤動作せず、本来動作すべき内部事故
等による圧力上昇に対しては、動作圧のばらつきが少な
く確実に動作する、信頼性の高い放圧装置を得ることを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る油入電気
機器の放圧装置は、放圧装置内の細管を貫通させた仕切
り板により仕切られた圧力緩和室を構成し、その室内に
ゴム等の隔膜により構成される気体室を設けたものであ
る。また、動作圧のばらつきを小さくするために、支点
とするピンと破壊軸の切欠部と係合する軸のついたレバ
ーとの組合せによりトリガー軸を構成するものである。
また、ゴム等の隔膜の代わりにベローズを設け、その内
部の空気室を外気と連通させ、ベローズの縮み量がある
以上になると、縮み量を拘束するストッパーを設けたも
のである。
【0011】
【作用】この発明に係る油入電気機器の放圧装置は、地
震等によって放圧管内の絶縁油が動揺し、放圧装置容器
内に正負に変動する油圧が発生するが、圧力緩和室を構
成する仕切り板に貫通された細管により、圧力緩和室内
に出入りする絶縁油の量を絞るとともに、圧力緩和室内
の正側の油圧に対しては、気体あるいはベローズのばね
により圧力が緩和され、圧力が高く上がらないうちに負
圧側に転じるためトリガー軸は動作しない。一方、本来
動作すべき内部事故等による圧力上昇のように、時間と
ともに正圧側に増加する圧力上昇に対しては、気体ある
いはベローズが一方的に縮み、所定の圧力あるいは所定
の縮み量以上になるとストッパーにあたり、トリガー軸
を引き下げることができる。
【0012】また、支点とするピンと破壊軸の切欠部と
係合する軸のついたレバーとの組合せによりトリガー軸
を構成することにより、摩擦力より充分大きいトリガー
軸引き外し力を発生させ、動作圧のバラツキを小さくす
ることができる。
【0013】
【実施例】実施例1.図1は、この発明の一実施例によ
る油入電気機器の放圧装置1を示す断面図である。図1
において、6,8〜19は図6、図7に示す上記従来装
置と全く同一のものである。24は放圧装置容器9の側
面に設けられた圧力緩和室であり、細管25を貫通させ
た仕切り板26、ベローズ17および受圧板18により
構成されている。圧力緩和室24内には、気体27を封
入した球状のゴム袋28が設けられている。一方、29
は軸受13に設けたピン30を支点としたレバーであ
り、門型状の金具31を介して受圧板18と連結された
連結棒32とピンにより連結されている。門型状の金具
31は圧力緩和室内のゴム袋28の容積をできるだけ大
きくとれるようにしている。また、レバー29には軸受
13を通して破壊軸11の切欠部11aに係合するトリ
ガー軸16がピンにより連結されている。
【0014】地震等によって放圧管8が振動を受ける
と、放圧管8内の絶縁油6は、放圧板10の剛性がばね
になって振動し、放圧装置容器9内に正負に変動する油
圧が発生する。このとき、圧力緩和室24内に細管25
を通って油が出入りしようとするが、圧力緩和室内の油
の出入りによって発生する正側の油圧に対しては、ゴム
袋28あるいは内部の気体27のばねにより圧力緩和室
24内の圧力は緩和され、圧力が高くならないうちに負
圧側に転じるため、トリガー軸16は動作しない。仕切
り板26に設けられた細管25により、圧力緩和室24
に出入りする油の量が絞られるため、ゴム袋28内の小
さい気体体積で効果的に圧力緩和室24内の圧力を緩和
することができ、放圧管8内の絶縁油6の質量と放圧板
10の剛性とにより決定される固有振動数はほとんど低
下しない。圧力緩和室24内に出入りする油の量は、ゴ
ム袋28内の気体体積に応じて調整する必要があるが、
仕切り板26に設けられた細管25の径、長さおよび数
によって調整できる。また、図示しないが、細管を省略
して仕切り板に細い穴をあけても同様の動作をする。
【0015】一方、本来動作すべき内部事故等による圧
力上昇のように、時間とともに正圧側に増加する圧力上
昇に対しては、ゴム袋28が一方的に縮み、所定の圧力
以上になると連接棒32を引き下げる力が働く。連接棒
32に作用した力は、軸受13に設けたピン30を支点
としたレバー29に作用し、てこの原理により、レバー
29に連結されたトリガー軸16に伝達され、トリガー
軸16と破壊軸11の切欠部11a、およびトリガー軸
16と軸受13との間に生じる摩擦力により充分大きい
力によってトリガー軸16が破壊軸11の切欠部11a
から外され、破壊軸11は放圧板10に突き当たり、放
圧板10を破壊させ、同時に、固定接点14と可動接点
15の接触により警報信号を発する。以上により、本体
容器2内の絶縁油6の圧力を下げて本体容器2の破壊を
防ぐことができる。
【0016】実施例2.図2はこの発明の他の実施例に
よる放圧装置の圧力緩和室を示す断面図である。図2に
おいて、9,17〜19は上記図1の装置と全く同一の
ものである。細管25を貫通させた仕切り板26と受圧
板18およびベローズ17で構成される圧力緩和室24
内に気体27を封入したドーナッツ形のゴム袋33を配
置したものであり、上記実施例1と同様の動作を示す。
ドーナッツ形のゴム袋33にすることにより、図1の実
施例における門型状の金具31を省略することができる
とともに、圧力緩和室24内に、より多くの気体体積が
確保できる。
【0017】実施例3.図3はこの発明の他の実施例に
よる放圧装置の圧力緩和室を示す断面図である。図3に
おいて、9,17〜19は上記図1の装置と全く同一の
ものである。細管25を貫通させた仕切り板26と受圧
板18およびベローズ17で構成される圧力緩和室24
内には、上面に開口部34aがあり、受圧板18と連接
棒32を連結する筒状金具34を設け、その内側にベロ
ーズ35を設けている。ベローズ35内部は、通気穴3
6を通じて外気と連通する空気室37となっている。ま
た、ベローズ35室内には、ベローズ35の縮み量があ
る値以上になるとその縮み量を拘束するストッパー38
を設けている。この場合、細管25および筒状金具34
の開口部34aを通って出入りする油によって発生する
正側の油圧に対しては、ベローズ35のばね性により圧
力緩和室24内の圧力は緩和され、圧力が高くならない
うちに負圧側に転じるため、連接棒32に連結されてい
るトリガー軸は動作しない。一方、本来動作すべき内部
事故等による圧力上昇のように、時間とともに正圧側に
増加する圧力上昇に対しては、ベローズ35が一方的に
縮み、所定の圧力あるいは所定の縮み量以上になるとス
トッパー38にあたり、トリガー軸を引き下げることが
できる。
【0018】実施例4.図4はこの発明の他の実施例に
よる放圧装置の圧力緩和室を示す断面図である。図4に
おいて、9,17〜19は上記図1の装置と全く同一の
ものである。細管25を貫通させた仕切り板26と受圧
板18およびベローズ17で構成される圧力緩和室24
内に、径の異なる2個のベローズから構成されるドーナ
ッツ形のベローズ39を設けたものであり、その内部の
空気室37は通気穴36を通じて外気と連通させ、空気
室37内にはベローズ39の縮み量がある以上になると
その縮み量を拘束するストッパー38を設けている。ド
ーナッツ形のベローズ39にすることにより、連接棒3
2と受圧板18とを直接連結することができるため、図
3の実施例における筒状の金具34を省略することがで
きる。
【0019】
【発明の効果】この発明における油入電気機器の放圧装
置は、以上説明したように構成されているので、地震等
の外乱によって放圧装置内に生じる正負が交互に変動す
る油圧には動作せずに、本来動作すべき内部事故等によ
る圧力上昇のように、時間とともに正圧側に増加する圧
力上昇に対しては、動作圧のばらつきが少なく、確実に
動作させることができ、信頼性の高いものが得られる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の発明の実施例1の放圧装置を示す断
面図である。
【図2】この発明の実施例2の放圧装置の圧力緩和部の
断面図である。
【図3】この発明の実施例3の放圧装置の圧力緩和部の
断面図である。
【図4】この発明の実施例4の放圧装置の圧力緩和部の
断面図である。
【図5】油入変圧器の概略図である。
【図6】従来の放圧装置例1の内部構造を示す断面図で
ある。
【図7】従来の放圧装置例2の内部構造を示す断面図で
ある。
【図8】電器本体の内部事故によって発生する放圧装置
内の圧力変動を示す図である。
【図9】地震などによって発生する放圧装置内の圧力変
動を示す図である。
【符号の説明】
1 放圧装置 2 油入電器機器本体容器 5 電器本体 6 絶縁油 8 放圧管 9 放圧装置容器 10 放圧板 11 破壊軸 11a 切欠部 12 ばね 13 軸受 16 トリガー軸 17 ベローズ 18 受圧板 19 動作圧力調整ばね 24 圧力緩和室 25 細管 26 仕切り板 27 気体 28 ゴム袋 29 レバー 30 ピン 32 連接棒 33 ドーナッツ形のゴム袋 34 筒状金具 34a 開口 35 ベローズ 36 通気穴 37 空気室 38 ストッパー 39 ドーナッツ形のベローズ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油入電気機器の本体と連通して設けられ
    た放圧管、この放圧管の端部を閉塞して設けられた放圧
    板、上記放圧管内の圧力が所定の値以上になったとき上
    記放圧板を機械的に破壊することにより、上記本体内の
    異常圧力上昇を放圧するものにおいて、上記放圧管内部
    に細管を貫通させた仕切り板により圧力緩和室を構成
    し、その室内にゴム等の隔膜により構成される気体室を
    設けたことを特徴とする油入電気機器の放圧装置。
  2. 【請求項2】 輸入電気機器の本体と連通して設けられ
    た放圧管、この放圧管の端部を閉塞して設けられた放圧
    板、上記放圧管内の圧力が所定の値以上になると、上記
    放圧管を破壊して本体の破壊を防ぐ破壊軸、上記放圧管
    内の圧力が平常圧力のときは上記破壊軸の切欠部に係合
    して破壊軸の動作を抑えているトリガー軸を備えた放圧
    装置において、上記放圧装置内のトリガー軸が、レバー
    を介して動作するようなされたことを特徴とする油入電
    気機器の放圧装置。
  3. 【請求項3】 油入電気機器の本体と連通して設けられ
    た放圧管、この放圧管の端部を閉塞して設けられた放圧
    板、上記放圧管内の圧力が所定の値以上になったとき上
    記放圧板を機械的に破壊することにより、上記本体内の
    異常圧力上昇を放圧するものにおいて、上記放圧管内部
    に細管を貫通させた仕切り板により圧力緩和室を構成
    し、その室内に気体が封入されたドーナッツ状のゴム袋
    を設けたことを特徴とする油入電気機器の放圧装置。
  4. 【請求項4】 油入電気機器の本体と連通して設けられ
    た放圧管、この放圧管の端部を閉塞して設けられた放圧
    板、上記放圧管内の圧力が所定の値以上になったとき上
    記放圧板を機械的に破壊することにより、上記本体内の
    異常圧力上昇を放圧するものにおいて、上記放圧管内部
    に細管を貫通させた仕切り板により圧力緩和室を構成
    し、その室内にベローズを設け、その内部の空気室を外
    気と連通し、ある縮み量以上になるとその縮み量を拘束
    するストッパーを設けたことを特徴とする油入電気機器
    の放圧装置。
  5. 【請求項5】 油入電気機器の本体と連通して設けられ
    た放圧管、この放圧管の端部を閉塞して設けられた放圧
    板、上記放圧管内の圧力が所定の値以上になったとき上
    記放圧板を機械的に破壊することにより、上記本体内の
    異常圧力上昇を放圧するものにおいて、上記放圧管内部
    に細管を貫通させた仕切り板により圧力緩和室を構成
    し、その室内に径の異なるベローズを設け、それらベロ
    ーズ間に外気と連通する空気室を設け、それがある縮み
    量以上になるとその縮み量を拘束するストッパーを設け
    たことを特徴とする油入電気機器の放圧装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100716895B1 (ko) * 2006-02-09 2007-05-10 (주)이엠씨코리아 주상변압기 보호용 자동압력조절장치
EP2169690A1 (en) * 2008-09-24 2010-03-31 ABB Technology AG Pressure compensator
CN104361978A (zh) * 2014-11-26 2015-02-18 国家电网公司 一种换流变压器及其压力释放阀更换方法

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