JPH06309215A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JPH06309215A
JPH06309215A JP5099461A JP9946193A JPH06309215A JP H06309215 A JPH06309215 A JP H06309215A JP 5099461 A JP5099461 A JP 5099461A JP 9946193 A JP9946193 A JP 9946193A JP H06309215 A JPH06309215 A JP H06309215A
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JP
Japan
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JP5099461A
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English (en)
Inventor
Naoki Hosaka
尚樹 保坂
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 追記型情報記録媒体に記録された情報を再生
した場合における情報の信頼性を高くできる情報再生装
置を提供する事。 【構成】 光カード2に交代情報を記録する場合には付
加情報発生手段4aにより、交代回数に対応した通し番
号等の付加情報を記録し、情報を再生する場合には連続
性検査手段4bにより交代情報内の付加情報の通し番号
の連続性を検査して、記録された情報に欠落が存在する
か否かを判断できる構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、追記型の情報記録媒体
に対し、情報を記録する際の交代処理等の欠落の有無を
判断できるようにした情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクや光カードのような追記型の
情報記録媒体では、媒体表面に光記録材が設けられ、そ
こに螺旋状や同心円状あるいは互いに平行な情報記録ト
ラックが設けられる。情報記録トラックは、1個または
複数個のセクタに区切られ、情報の記録や再生は、この
セクタを最小単位としている。
【0003】一般に、情報記録媒体に情報(ファイル)
を記録する場合、実際に記録する情報(記録データ)と
ともに、それを管理するための管理情報(ディレクト
リ)を記録するのが普通である。この管理情報には、記
録しようとする情報の名称(ファイル名)、情報量(フ
ァイル長)、記録時刻、記録位置等の情報が含まれる。
複数の情報が記録された媒体から特定の情報を得る場合
には、この管理情報の一部または全部を用いて目的の情
報を特定し、参照することになる。
【0004】情報記録媒体に記録されたファイルに対
し、その名称の変更、記録データ自身の変更・追加・削
除等といった情報の書き換えを行う必要が生じた場合、
磁気ディスクのような書き換え可能な記録媒体の場合、
既に情報が記録されているセクタに上書きすることによ
り容易に書き換えが行えるが、追記型の媒体の場合、一
度記録に用いられた情報記録セクタに新たに別の情報を
上書き記録することは出来ないため、多くの場合、交代
処理が行われる。
【0005】これは、後から記録しようとする更新後の
情報を、まだ記録に用いられていない情報記録セクタに
記録するとともに、どの更新前の情報をどこに記録した
かという情報(交代情報)をあわせて記録し、更新され
た情報を再生する際には、前記交代情報をもとに、更新
前の情報の代わりに更新後の情報を再生し、あたかも情
報が上書きされたかの様に振る舞うものである。こうす
る事で、追記型の情報記録媒体においても、通常の書き
換え可能な媒体と同様に、ファイルのデータやディレク
トリの書き換えが可能となる。
【0006】また、媒体上の欠陥やごみの付着により、
部分的に書き込むことが出来ないような場合にも、上記
と同様の交代処理を行い、所望のセクタに正しく情報が
書き込めたかの様に処理する場合もある。
【0007】この交代情報は、更新後の情報と同一セク
タ内に記録されたり、予め確保されている交代情報記録
用領域に記録されることになる。また、交代が発生して
いるセクタを正しく再生する場合には、少なくとも再生
の直前までに、そのセクタが交代されているか否か、そ
してもし交代されている場合にはその交代先の場所を把
握しておく必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】交代処理において、交
代情報を交代情報用の記録領域に記録する記録方法の場
合、不良セクタに対する書き込みで生じた交代では、万
が一その交代情報が失われたとしても、該当セクタに対
する情報の再生は元の不良セクタに対して行われる事に
なり、その時点で何らかのエラーが発生し、その異常を
検出することが可能であるが、情報の書き換えによる交
代の場合、交代情報が失われてしまうと、媒体上に残さ
れていた元の更新前のセクタを再生することになり、そ
の場合、その情報が既に変更された古い無効な情報すな
わち誤った情報であるということは検出できないため、
再生された情報の信頼性を著しく低下させてしまうこと
になる。
【0009】特開平4−186447では、ディレクト
リ情報中に記録順に従ってシリアル番号を付与するディ
レクトリ管理方式について紹介されているが、この方式
は、階層ディレクトリの親子関係の対応付けの手段とし
てこのシリアル番号を用いており、最下層のサブディレ
クトリ中のディレクトリが欠落した場合には、対応付け
処理の中ではその欠落を検出できないという問題点が有
る。
【0010】本発明は、上述した点にかんがみてなされ
たもので、追記型情報記録媒体に記録された情報を再生
した場合における情報の信頼性を高くできる交代処理機
能等を有する情報再生装置を提供する事を目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報を記録す
るための複数の情報記録セクタを有し、一連の情報が順
次追加記録される際には前記情報の記録の連続性を示す
付加符号をその記録順序に従って連続となるように前記
情報に付与して前記情報とともに記録される追記型の情
報記録媒体に対し、既記録の前記情報を再生する際に
は、前記連続性を示す付加符号の連続性を検査する手段
を設けている。
【0012】
【作用】このように記録順に対応する付加情報が記録さ
れているので、その付加情報を検出することにより、再
生された情報が交代処理されているものが存在するか否
か等、再生された情報に欠落があるか否かが判断でき、
再生された情報の信頼性を向上できる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図3は本発明の第1実施例に係り、図
1は第1実施例の光カード記録/再生装置を示し、図2
および図3は、本発明を適用可能な追記型情報記録媒体
の一例である光カードの概要を示す図である。
【0014】図1に示す第1実施例の光カード記録/再
生装置1は追記型情報記録媒体の一例である光カード2
に対向して配置され、光学ヘッドで形成されるリード/
ライト部(R/W部と略記)3と、このR/W部3の動
作を制御する制御部4と、この制御部4と接続され、光
カード2に記録されるデータ或いは光カード2から読み
出されたデータが一時的に格納されるメモリ5とを有す
る。
【0015】この制御部4はホストコンピュータ6と接
続され、ホストコンピュータ6内のオペレーティングシ
ステム7によって光カード2へのリード/ライトが指示
されると、ドライバ8によって光カード記録/再生装置
1に対してコマンドが送られ、おの光カード記録/再生
装置1内の制御部4はそのコマンドを受けとり、リード
/ライトのためにR/W部3の制御を行う。
【0016】そして、R/W部3を形成する図示しない
レーザダイオード等の発光強度が制御され、再生モード
では一定強度の弱い発光により、記録モードでは記録デ
ータに応じて強弱の発光強度にされ、光カード2に対し
データがリード/ライトされる。上記のように書き込む
データ、また、読み出されたデータは光カード記録/再
生装置1内のメモリ5に一時的に格納されるようになっ
ている。
【0017】また、制御部4内には、光カード2に対
し、交代処理を行う場合には交代処理を行う順序で、付
加情報としての通し番号を付与する付加情報発生手段4
aと、光カード2から読み出され、メモリ5に一時的に
格納されたデータに対して、付加情報の連続性を検査す
る連続性検査手段4bとが設けられている。この付加情
報発生手段4aと連続性検査手段4bは例えばCPUで
構成される。
【0018】図2に示すように光カード2の表面には、
光学的に情報を記録するための光記録材2aが形成され
ている。光記録材2aには、図3に示す拡大図のよう
に、光カード2の長手方向に情報記録トラック11が複
数設けれている。全てのトラック11には、個々のトラ
ックの物理的な位置情報を示すトラックアドレス12
(T01〜T06)が予め記録されている。
【0019】なお、図3では、トラックアドレス12は
トラック11の右側に位置しているが、これは左側ある
いは左右両側に位置する場合もある。図3のトラック1
1には、各々一つのまたは複数のセクタ13が形成され
ている。例えば、トラックアドレスT01には1個の、
トラックアドレスT05には12個のセクタが形成され
ている。図中のひとつのセクタに記録可能な光カードの
場合、このように各トラック毎に異なるサイズのセクタ
を形成できるものとする。また、各々のサイズのセクタ
に記録できる情報量は、図3で図示される各セクタの図
中での大きさと同様の大小関係にあるものとするが、そ
の面積比と必ずしも一致するとは限らない。
【0020】図4は、第1実施例に適用可能な情報記録
の一例として、交代情報の内容を説明する図である。比
較のため図4(b)のF2は、従来の交代情報の形式を
示しており、交代されるセクタのアドレス14bと、交
代後の情報が記録されるセクタのアドレス14cとその
他から構成される。図4(a)に示す第1実施例におけ
る交代情報の形式F1では、F2に含まれる情報に加
え、付加情報発生手段4aにより、「通し番号」と記さ
れる付加情報14aが追加記録されていることが特徴と
なっている。
【0021】これは、交代処理を行うにあたり、実際に
媒体に交代情報を記録する際の通算交代回数を表すもの
である。図5は、交代情報記録用の領域のトラックT1
01〜T105における交代情報記録例を説明する図で
ある。図中の各格子(4角)のスペースが一つのセクタ
に相当し、この図5では、1トラック当たり12個の交
代情報が記録されるセクタが設けてあることになる。
【0022】また、格子内部に記されたC01〜C17
は、その数字の順序で交代情報が記録されていることを
示し、斜線部分は再生すると異常記録が検出されるセク
タを表し、空白部分は未記録であるセクタを表す。
【0023】なお、交代情報の記録時に書き込み異常が
発生した場合には、異常の発生したセクタの隣のセクタ
にリトライするものとする。図6は、上記交代情報を読
み込む際の手続きを説明する流れ図である。
【0024】以下、交代情報を読み込む際の手順を図6
を用いて説明する。この実施例では、光カード2から読
み出されたデータが既にメモリ5に格納され、このメモ
リ5のデータに対して交代情報を読み込む手続きを行う
ものとする。まず、ステップP01において、読み込み
開始位置(A)および読み込むべき通し番号(N)を設
定する。この例では、共に0から開始されるものとす
る。
【0025】読み込みを終了する条件が満たされたか否
かをステップP02において判定し、読み込みの条件が
満たされる場合には終了する。なお、終了の条件として
は様々な場合が考えられ、例えば、全ての交代情報を読
み込んだ場合、あるいは、一定数異常の未記録部分が続
いた場合、予め最大記録数がわかっている場合、等が考
えられる。
【0026】終了条件に達していない場合には、ステッ
プP03において、Aの位置のデータを再生する(メモ
リ5上で、Aの位置のデータを格納したアドレスの記憶
データを読みとる)。続くステップP04において、何
らかのデータが再生されたと判定された場合(エラー訂
正処理でエラーと判断されることなく、そのセクタが再
生された場合)には、次のステップP05において、そ
の中に記録されている通し番号(N)を連続性検査手段
4bで検査し、目的の通し番号Nと等しければステップ
P08に移り、通常処理を行う。
【0027】この場合の通常処理とは、読み取ったデー
タから交代の履歴を得て、記憶しておく事等が該当す
る。読んだ番号がNと等しく無い場合には、ステップP
06において、データの欠損に対するエラー処理を行
う。
【0028】例えば、媒体の使用者に対し、交代情報が
欠落している旨のメッセージを表示したり、警告のブザ
ーや音声を発するとか、欠落セクタを表示するといった
ことである。あるいは、該当媒体や別の記憶媒体に対し
て、欠落している交代情報の番号を記録するといった事
も該当する。
【0029】続いて、ステップP07において、通し番
号の欠損分の調整を行う。つまり、読んだ番号をNと
し、その後は、正常に読めた場合と同様ステップP08
において読み込んだデータに対する処理を行い、続いて
ステップP09において、次に読むべき位置(A)と通
し番号(N)を設定し、ステップP02へと戻る。ステ
ップP04において、正常に読めなかった場合には、通
し番号Nは変えずに、読み込み位置Aを次の位置に設定
し、ステップP02へと戻る。
【0030】例えば、従来の交代情報形式F2を用い
て、図5のような配置で交代情報を記録した場合、交代
情報を先頭のC01から順に再生していくと、トラック
T101のC08を再生した次の再生時に、異常記録が
検出されることになる。この場合、正常に再生されたC
01〜C08の情報からは、その直後のセクタの状態を
知る事は出来ないため、該当セクタが書き込み時に異常
となったのか、正常に書き込んだ後に何らかの原因で再
生出来なくなったのかを判定することは不可能である。
【0031】一方、第1実施例による交代情報形式F1
を用いて、前記と同様に図5のような配置で交代情報を
記録し、再生するものとすると、C01〜C08の再生
時には、その中の通し番号01〜08をステップP05
で検査することにより、その連続性を確認することが出
来る。
【0032】また、C08の次のセクタの再生時に、ス
テップP04で異常記録が検出されたとしても、ステッ
プP10を通して異常記録部分を読み飛ばし、最初に正
常に再生されたセクタの情報C09を再生し、その中に
含まれる通し番号09を得ることにより、異常記録部分
の直前に再生した情報C08との連続性を確認すること
が出来き、情報C08と情報C09の間の異常記録部分
は再生された情報に何等影響を与えない(再生された情
報に欠落がないことを示す)ことが分かる。
【0033】交代情報の記録時に書き込み異常となった
場合、後でそのセクタを再生した場合に正常に読めてし
まう場合があるが、その様な場合でも、ステップP05
で同一の通し番号の再生を検査することにより、再生さ
れた交代情報の内容をすべて比較することなしにその重
複を知る事が可能である。
【0034】さらに、トラックT103に記録されてい
る交代情報C14は、記録時には正常に記録されたにも
かかわらず、後になってその情報が破壊されて再生出来
なくなったものとすると、従来の交代情報形式F2で
は、そのセクタが異常記録となったのが記録時なのか記
録後なのかを知る手段が無いが、第1実施例による交代
情報形式F1では、その前後の交代情報に含まれる通し
番号により、ステップP05において通し番号14が欠
落していることを検出可能となる。
【0035】このように第1実施例によれば、連続性を
示す付加情報を付加することにより、交代処理された場
合に対しても、再生された情報からその付加情報の連続
性を検査することにより、再生された情報に欠落が在る
か否かを判断でき、記録された情報及び再生された情報
に対する信頼性を向上できる。
【0036】また、図1に示す第1実施例の光カード記
録/再生装置1では付加情報の記録機能と再生機能とも
両方を備えているが、別々でも良い。例えば、再生専用
の装置では連続性検査手段4bを備えていれば、再生さ
れた情報に対する信頼性を向上できる。
【0037】なお、本発明は、前記第1実施例で用いた
交代情報形式だけに限定されるものでは無く、連続性を
示す符号を含むものであれば、他の形式でもかまわない
し、情報の記録順序、1トラック当たりの交代情報記録
数も前記例に限定されるものではない。また、交代情報
に記録される情報は、図4に示すものである必要は無
く、アドレス情報は物理アドレスでも論理アドレスでも
かまわない。さらに、交代情報以外の情報に対して適用
することも可能である。
【0038】前記第1実施例では、連続性を表す符号と
して通し番号を用いたが、全ての交代情報に対して異な
る番号を付与する必要は無い。例えば、図7の様に、記
録順に1から10までの数を順に割り当て、11以上に
対しては再び1から付与するようにしても構わない。
【0039】図7では、7番目と8番目のセクタが不良
の場合を表している。この場合、丁度10個の交代情報
が欠落した場合には、その欠落を検出することは出来な
いのが、そのような事態が発生する確率が極めて低い使
用状況では、この程度の符号でもその欠落の検出には十
分有効であり、また、すべてに異なる通し番号を付与す
る場合に比べて、連続性を示す情報が占める記憶容量が
小さいという利点が有る。無論、この数は10に限るも
のでは無く、例えば5や256といった他の数でも構わ
ないし、10から1というように減少する数値でも構わ
ない。
【0040】あるいは、この連続性を示す符号は数値で
無くても良く、例えば図8のように、A〜Zといった文
字のくり返しでも良い。図8では、7番目と8番目のセ
クタが不良の場合を表している。この場合も、ちょうど
1サイクル分のセクタが一度に再生不能になると、その
欠落を検出出来ないことになるが、すべてに異なる番号
を付与する場合よりも、符号の占める情報量が小さいと
いう利点がある事は前記例と同様である。
【0041】さらにこの場合には、この符号を含む種々
の数値情報を一覧表示するような場合には、単なる数値
よりも人間が視覚的に捉えやすいという利点も有る。
【0042】あるいは、交代情報の連続性を示す符号と
して、図9のように、記録する交代情報の一つ前の交代
情報に対するポインタとなる情報、例えば、該当セクタ
が記録されている物理的なアドレス情報を記録するよう
にしても良い。
【0043】図9では、最初のセクタ1には、それ以前
のセクタが無いのでアドレス0を記録している。セクタ
7と8は書き込めなかったセクタで、次に書き込めたセ
クタ9には、直前に書き込めたアドレス6を記録する。
このように記録しておけば、常に直前に正しく再生出来
たセクタのアドレスと今回再生されたアドレスとを比較
することにより、通し番号を用いた場合と同様に欠落を
検出することが可能である。なお、前記例ではセクタの
物理的アドレスを用いて説明したが、論理的なセクタア
ドレスを用いても同様の効果が有る。
【0044】なお、光カード等の追記型の記録媒体に情
報を記録する場合、その情報を記録するトラック及びセ
クタの使用順序を決定しておき(例えばトラックナンバ
が1のセクタナンバ1からセクタナンバ2,3,…順の
ように)、図5の交代情報C14のように記録は正常に
行われた後、再生時にその欠落された情報を再生できな
い場合に対処しやすいようにしても良い。
【0045】つまり、この場合には交代情報C13と交
代情報C15との両交代後のアドレスを読みとることに
より、それらの間のアドレス内に交代情報C14のアド
レスが存在することになる。このため、それらの間のア
ドレスの情報全てを読み出すことにより、欠落した情報
を読み出すことが可能になる(尤も、欠落した情報の記
録領域が再生不能である場合には不可能となる)。
【0046】また、使用順序を決めていない場合には交
代情報C14のように記録は行ったが、後で再生できな
くなったために、交代情報C14の交代領域が欠落した
ことになって、その後にその交代領域はまだ情報が記録
されていないと見なされて情報を記録しようとする可能
性があるのに対し、使用順序が決めてあると、(交代情
報C14の処理動作の後にはその交代後のアドレスより
後のアドレスを使用するので)このようなことを確実に
防止できる。
【0047】また、例えば図5の最後の交代情報C17
が再生不能になった場合には、従来例と同様の事態が発
生するので、この事態に対処できるように例えば交代情
報C17を行った場合には1つ前の交代情報C16のフ
ラグエリアのフラグをたてるようにしても良い(一般的
には交代情報CM(M=2,3,…)を行った場合に
は、1つ前の交代情報CMー1のフラグをたてる)。
【0048】このためにはフラグの記録エリアが必要に
なるがこれは各交代セクタにそれぞれ1ビットを割り当
てるのみで良いので、他の情報の記録エリアは殆ど減ら
ない。このようにすると、最後の交代情報C17が再生
不能になった場合にも、その前の交代情報C16のフラ
グの状態の検査により情報の欠落の有無を判断できる。
【0049】また、交代情報C17の再生が不能になっ
た場合でも、トラック等の記録使用順序を決定しておく
と、交代情報C16の交代後のアドレス以降に交代情報
C17の交代後のアドレスが存在することになり、その
欠落した情報を再生することもやり易くできる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の情報再生
装置によれば、交代情報等の読み込み時に、その欠損の
有無を発見することが可能となり、再生された情報の信
頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の光カード記録/再生装置
の全体構成図。
【図2】第1実施例が適用可能な光カードの概要の説明
図。
【図3】図2の光カードのトラック、セクタの構成例の
説明図。
【図4】第1実施例による交代情報の形式及び内容の説
明図。
【図5】第1実施例による交代情報の記録例の説明図。
【図6】第1実施例による交代情報を読み込んだ場合の
処理手順の流れ図。
【図7】第2実施例による交代情報の記録例の説明図。
【図8】第3実施例による交代情報の記録例の説明図。
【図9】第4実施例による交代情報の記録例の説明図。
【符号の説明】
1…光カード記録/再生装置 2…光カード 3…R/W部 4…制御部 4a…付加情報発生手段 4b…連続性検査手段 5…メモリ 6…ホストコンピュータ 7…オペレーティングシステム(OS) 8…ドライバ 14a…付加情報

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記録するための複数の情報記録セ
    クタを有し、一連の情報が順次追加記録される際には前
    記情報の記録の連続性を示す付加符号をその記録順序に
    従って連続となるように前記情報に付与して前記情報と
    ともに記録される追記型の情報記録媒体に対し、既記録
    の前記情報を再生する際には、前記連続性を示す付加符
    号の連続性を検査する手段を設けたことを特徴とする情
    報再生装置。
JP5099461A 1993-04-26 1993-04-26 情報再生装置 Pending JPH06309215A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5099461A JPH06309215A (ja) 1993-04-26 1993-04-26 情報再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5099461A JPH06309215A (ja) 1993-04-26 1993-04-26 情報再生装置

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ID=14247959

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