JPH06300886A - 核燃料バンドルスペーサ用のばね定数測定器 - Google Patents

核燃料バンドルスペーサ用のばね定数測定器

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JPH06300886A
JPH06300886A JP6026394A JP2639494A JPH06300886A JP H06300886 A JPH06300886 A JP H06300886A JP 6026394 A JP6026394 A JP 6026394A JP 2639494 A JP2639494 A JP 2639494A JP H06300886 A JPH06300886 A JP H06300886A
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spring
ferrule
probe
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load cell
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JP6026394A
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Jr William B Gaylord
ウイリアム・ベックウィズ・ガイロード,ジュニア
Donald F Butzin
ドナルド・フレドリック・バッズィン
Robert K Williams
ロバート・キース・ウイリアムス
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N3/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/30Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
    • G21C3/34Spacer grids
    • G21C3/3424Fabrication of spacer grids
    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 核燃料バンドルのスペーサ中に含まれる各々
のフェルール対と共に組立てられて燃料棒をフェルール
の中心に付勢する複動ばねのばね定数を測定するに適し
た測定器を提供する。 【構成】 フェルール(14,16) 内に、ハンドル(25)によ
り担持されて挿入される位置合せ棒(28)及びプローブ(2
4)を含む測定器(10)が提供される。位置合せ棒(28)がフ
ェルール(16)内に突出したばね(12)の一方のばね脚(12
b) に荷重を加え、他方のばね脚(12a) はプローブ(24)
内のロードセル(52)に燃料棒押心力を及ぼす。セル(52)
に作用するマイクロメータ(56)により他方のばね脚(12
a) に様々なたわみ量(68)が付与され、ロードセル(52)
からの「ばね力」及びマイクロメータからの「たわみ量
(68)」を用いてばね定数が算出且つ表示(74)される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、核燃料バンドルのスペ
ーサ中に含まれる複動ばね(double-action spring)のば
ね定数を測定するための測定器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原子炉は公知のエネルギー源である。あ
る種の原子炉においては、核燃料は適当な材料(たとえ
ば、ジルコニウム合金)製の密閉被覆管の内部に核燃料
物質として酸化ウランおよび(または)酸化プルトニウ
ムを収容して成る細長い燃料棒の形態を有している。多
数のかかる燃料棒を集合させかつ両端の開いた筒状のチ
ャネル内に収容することにより、独立に着脱可能な核燃
料バンドルが形成される。概して正円柱の形状を成すよ
うにして十分な数のかかる核燃料バンドルをマトリクス
状に配列することにより、核分裂反応を持続させること
の可能な炉心が形成される。かかる炉心は、冷却材兼中
性子減速材として役立つ液体(たとえば、通常の水[lig
ht water] )中に沈められている。
【0003】典型的な核燃料バンドルは、上部タイプレ
ートと下部タイプレートとの間において互いに離隔した
状態で支持された一群の燃料棒を含んでいる。通例、か
かる燃料棒は10フィートを越える長さおよび約1/2 イ
ンチの直径を有し、かつ数分の1インチの間隔で互いに
離隔している。かかる燃料棒に沿って適正な冷却材の流
れを得るためには、原子炉の運転に際して弓そりや振動
を防止するようにして正確に制御された離隔状態に燃料
棒を維持することが重要である。このような目的のた
め、核燃料バンドルの長さ方向に沿って所定の間隔で配
置された複数の燃料棒スペーサが使用されている。
【0004】かかる燃料棒スペーサの設計に際して考慮
すべき事項としては、燃料棒間隔を維持すること、核燃
料バンドルの形状を維持すること、燃料棒の熱膨張を許
すこと、燃料棒の振動を制限すること、核燃料バンドル
の組立てが容易であること、スペーサと燃料棒との接触
面積を最小にすること、正常な荷重および異常な荷重
(たとえば、地震時の荷重)の下でスペーサ構造の一体
性を維持すること、原子炉冷却材の流れのゆがみや制限
を最少限に抑えること、熱的限界をできるだけ高くする
こと、寄生的な中性子吸収を最少限に抑えること、およ
び自動化生産への適応を含めて製造費をできるだけ安く
することが挙げられる。
【0005】本発明の場合と同じ譲受人に譲渡されたMa
tzner 等の米国特許第4508679号には、これらの
設計上の問題を解決し得る特異な構造を有する燃料棒ス
ペーサが開示されている。かかるスペーサは、核燃料バ
ンドルの燃料棒またはその他の細長い構成要素を挿入す
るための通路をそれぞれに規定する一群の互いに結合さ
れた管状セルまたはフェルールを周囲の支持バンドによ
って包囲したものから成っている。これらのフェルール
は互いにスポット溶接されていると共に、周囲の支持バ
ンドにもスポット溶接され、それによって高い強度を持
った集合体が形成されている。
【0006】フェルールを通って延びる燃料棒またはそ
の他の構成要素は、剛性の突起またはストップと弾性部
材との間において側方から支持され、それによってフェ
ルールの中心に配置されている。上記のごときストップ
は、フェルール側壁の一部を内側に向けて溝状またはく
ぼみ状に突出させることによって形成されている。な
お、ストップ間の軸方向距離をできるだけ大きくして燃
料棒の支持力を高めるため、かかるストップはフェルー
ルの上端および下端の近くに設けられている。
【0007】上記のごとき弾性部材は、概して楕円形の
形状を有する細い連続したループばねから成っている。
かかるばねは1対の互いに隣接したフェルールの側壁に
設けられたC字形の切抜きによって形成される互いに逆
向きのタブにって捕捉されている結果、該ばねの2本の
ばね脚はフェルール対を構成するそれぞれのフェルール
の内部に突出している。このように、1個のばねが2個
のフェルール内において燃料棒を軸方向に沿って離隔し
た2対のストップに押付け、それによりそれぞれのフェ
ルール内において燃料棒を中心に配置するためにに役立
つのである。1991年2月25日に提出されかつ本発
明の場合と同じ譲受人に譲渡された、「核燃料バンドル
スペーサ用のばね力測定器」と称する米国特許出願第0
7/659664号には、製造されたスペーサを原子炉
において使用するのに先立つ品質保証検査の一環とし
て、Matzner 等の複動ばねの2本のばね脚が燃料棒に及
ぼす押心力(centering forces)を測定するための測定器
が開示されている。これらのばねの一体性はまた、原子
炉の運転時または燃料交換時においても検査することが
望ましい。なお、長期間にわたる高温および放射線への
暴露によってこれらのばねの有用性が損なわれたかどう
かを判定するための最も信頼し得る検査方法としては、
それらのばね定数(すなわち、ばね力とばねのたわみ量
との比)を測定すればよいことが判明している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、核燃
料バンドルにおいて使用されるスペーサ内に組込まれた
燃料棒圧迫用の複動ばねのばね定数を測定するという品
質保証用途のために適した測定器を提供することにあ
る。本発明のその他の目的および利点は、部分的には以
下の説明中に明記されており、また部分的には以下の説
明を読むことによって自ずから明らかとなるはずであ
る。本発明のこれらの目的および利点は、前記特許請求
の範囲中に明確に記載された構成要素およびそれらの組
合せによって実現されかつ達成される。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、上記の
ごとき目的を達成するため、核燃料バンドルのスペーサ
中に含まれる各々のフェルール対と共に組立てられ、か
つ該フェルール対を構成する一方のフェルール内に突出
して燃料棒押心力を及ぼす第1の弾性ばね脚および該フ
ェルール対を構成する他方のフェルール内に突出して燃
料棒押心力を及ぼす第2の弾性ばね脚を有する複動ばね
のばね定数を測定するための測定器が提供される。かか
る測定器は、特定のフェルール対を構成する一方のフェ
ルール内に挿入されて燃料棒の存在を模擬し、それによ
ってばねの第1の弾性ばね脚に荷重を加えるために役立
つ位置合せ棒を含んでいる。かかる測定器はまた、特定
のフェルール対を構成する他方のフェルール内に挿入さ
れて燃料棒の存在を模擬するために役立つプローブをも
含んでいる。
【0010】上記のプローブ内には、ばねの第2の弾性
ばね脚によって及ぼされる燃料棒押心力の作用を受ける
力測定装置が設けられている。また、ばねの第2の弾性
ばね脚に様々な測定されたたわみ量を付与するために役
立つたわみ測定装置も設けられている。力測定装置から
得られたバネ力の読みおよびたわみ測定装置から得られ
たばねのたわみ量の読みは、ばね定数表示装置に送られ
る。
【0011】上記の一般的な説明および下記の詳細な説
明はいずれも例示および説明を目的としたものに過ぎな
いのであって、前記特許請求の範囲によって規定される
本発明の範囲を制限するものではない。本明細書の一部
を成す添付の図面は本発明の実施の一態様を図示するも
のであって、これは以下の説明と共に本発明の原理を説
明するために役立つ。図面全体を通じ、同じ構成要素は
同じ参照番号によって表わされている。
【0012】
【実施例】先ず図1を見ると、核燃料バンドルのスペー
サ18を構成する1対のフェルール14および16と共
に組立てられたばね12のばね定数を測定するための状
態にある本発明のばね定数測定器10が示されている。
スペーサ構造の詳細については、前述のごときMatzner
等の米国特許を参照されたい。Matzner 等の特許に関連
して上記に述べた通り、ばね12はフェルール14内に
おいて作用する第1の弾性ばね脚12aおよびフェルー
ル16内において作用する第2の弾性ばね脚12bを有
する概して楕円形の複動ループばねである。すなわち、
図2に最も良く示されるごとく、ばね脚12aはフェル
ール14内に挿入された燃料棒(図示せず)に力を及ぼ
してそれを内方に突出したストップ20に対して押付
け、それによって燃料棒をフェルールの内腔の中心に維
持するために役立つ。また、ばね脚12bはフェルール
16内に挿入された燃料棒に対して同様な作用を及ぼ
す。測定器10は、ばね12が品質保証基準に適合する
かどうかを判定するため、個々のばね脚12aおよび1
2bのばね定数の正確な測定を可能にする特異な構造を
有している。
【0013】詳しく述べれば、図1および2に示される
ごとく、測定器10はフェルール(この場合にはフェル
ール14)内に挿入するために役立つ垂下式の円柱状プ
ローブ24を有する測定器本体22を含んでいる。測定
器本体22の上端にはハンドル25が連結されていて、
それを操作することによって測定器10を手動的または
自動的にばね定数測定位置に配置することができる。測
定器本体22からは一体フランジ26が横方向に延びて
いるが、これは円柱状の位置合せ棒28を取付けるため
に役立つ。かかる位置合せ棒28は、フランジ26に設
けられた隙間穴32を貫通して延びる肩付きボルト30
を位置合せ棒28の軸方向に沿って設けられた段付きの
ねじ穴34にねじ込むことによって取付けられている。
その結果、プローブ24をフェルール14内に挿入する
際には位置合せ棒28がフェルール16内に挿入される
ことになる。
【0014】プローブ24および位置合せ棒28の直径
は燃料棒の公称直径にそれぞれ等しく、従ってそれらを
フェルール内に挿入することは燃料棒の存在を模擬する
ものである。ボルト30をねじ込んだ場合、それの頭部
がフランジ26を締付ける前にそれの肩がねじ穴34の
肩に突当たる結果、位置合せ棒28は測定器本体22に
対して僅かに浮動し得る状態にある。このような構成に
より、ばね12がプローブ24および位置合せ棒28を
ストップ20に対して押付けてそれらをそれぞれのフェ
ルール内腔の中心に配置した際、プローブ24および位
置合せ棒28の中心軸同士が平行状態から僅かに逸脱し
ているような場合にも十分に対処し得ることになる。
【0015】プローブ24中に設けられた内腔38の内
部には、プローブ24の中心軸39に対して垂直に配置
されたプランジャ36が収容されている。かかるプラン
ジャ36は、それを横断して設けられた細長い穴42を
貫通するロールピン40によって内腔38の内部にゆる
く捕捉されている。すなわち、プランジャ36は内腔3
8の内部において一定の範囲内で自由に往復し得るので
ある。プランジャ36の軸方向は、燃料棒の外周面の曲
率と一致する曲率を持ったそれの作用面43がばね12
のばね脚12aに対面してそれの作用を受けるようにな
っている。その間、ばね12のばね脚12bはフェルー
ル16内に存在する位置合せ棒28による荷重を受ける
ことになる。このようにして、プランジャ36はフェル
ール14内に突出したばね脚12aが及ぼす燃料棒押心
力を受けるのである。
【0016】プローブ24を含めた測定器本体22に
は、下端において横方向の内腔38に通じる軸方向の細
長い溝穴44が設けられている。かかる溝穴44は、中
央部においてロールピン48により測定器本体22に旋
回可能に取付けられた細長いアーム46を収容するため
に役立つ。アーム46の下端はプランジャ36に設けら
れた溝穴50内に延び、そしてそれの接触面が溝穴50
の底面においてプランジャ36と係合している。アーム
46の上端は、測定器本体22中に設けられた横方向の
内腔54の内部に滑動可能に収容された小形のロードセ
ル52の先端51と係合するように配置されている。こ
のロードセル52は、アメリカ合衆国コネティカット州
スタムフォード市所在のオメガ・エンジニアリング(Ome
ga Engineering) 社から入手し得るオメガLCK−25
型のごとき通常のボタン形ひずみゲージタイプのもので
あればよい。
【0017】測定器本体22には、それに設けられたね
じ穴60とかみ合うおねじを有しかつマイクロメータ5
6のねじ込みつば62と係合するめねじを有するブシュ
58によってマイクロメータ56が取付けられている。
マイクロメータ56のスピンドル64は内腔54の内部
に同軸的に延び、そしてロードセル52の後端に接触し
ている。マイクロメータ56のシンブル66を回転させ
れば、公知のごとくにしてスピンドル64の伸長度が調
整され、それによって内腔54の内部におけるロードセ
ル52の位置を直線的に変化させることができる。旋回
式のアーム46によって生み出される機械的結合作用に
より、内腔54の内部におけるロードセル52の直線的
位置の変化に対応して内腔38の内部におけるプランジ
ャ36の直線的位置が変化し、その結果としてばね12
のばね脚12aのたわみ量が変化する。先ず最初に、た
わみ量がゼロになるようにマイクロメータ56を容易に
較正することができる。そのためには、ロードセル52
の出力が低下してばね力の読みがゼロになるまでスピン
ドル64の伸長度を変化させればよい。次いで、シンブ
ル66を回転させることによってばね12のばね脚12
aに一定の測定されたたわみ量が付与され、そしてロー
ドセル52からばね力の読みが求められる。その際に
は、複数のたわみ量におけるばね力の読みを求めて解析
することにより、ばね12のばね脚12aおよび12b
のそれぞれについてばね定数(すなわち、ばね力または
ばね荷重とばねのたわみ量と比)の適正な値を求めるこ
とが好ましい。
【0018】図1に示されるごとく、ばねのたわみ量は
マイクロメータ56のディスプレイ68から読取ること
ができる。とは言え、特に「ホットセル」内におけるば
ね力測定の場合には、ロードセル52によるばね力測定
値およびマイクロメータ56によるばねのたわみ量測定
値はそれぞれリード線70および72を通して遠隔のば
ね定数表示装置74に伝送されることが好ましい。測定
位置間における測定器10の移動およびマイクロメータ
56のシンブル66の回転は、手動制御式の操作装置ま
たは自動制御式の「ピック・アンド・プレイス」ロボッ
ト装置によって達成される。本発明において使用するた
めに特に適したマイクロメータは、アメリカ合衆国ニュ
ージャージー州パラマス市所在のミツトヨ(Mitutoyo)社
から入手し得る350−712系列のディジマチックマ
イクロメータヘッドである。
【0019】単純なばね定数表示装置の代りに、ロード
セル52およびマイクロメータ56からの読みをデータ
収集装置に送ってそれらの処理および記録を行い、そし
てスペーサ18内における位置によって識別された個々
のばねのばね定数を以後に印字することもできる。最後
に、ねじ78によって測定器本体22に固定された垂直
部分76と、プローブ24および位置合せ棒28が通過
する穴82を有する水平部分80とを含むL字形の測定
器カバーが設けられている。水平部分80は、フェルー
ルの上端と係合することによってスペーサ機能を果た
す。すなわち、それはプローブ24および位置合せ棒2
8の挿入の深さを調節し、それによってプランジャ36
の作用面43がばね定数を測定すべきばね脚12aと正
しく整列するようにするのである。
【0020】このように本発明は、核燃料バンドルのス
ペーサを構成する多数のフェルール内に順次に挿入し、
そしてそれぞれのばねのばね定数を正確に測定するため
に役立つコンパクトな測定器を提供するものである。か
かる品質保証検査は、原子炉内におけるスペーサの使用
可能性を判定するため迅速に実施することができる。本
明細書中に開示された本発明の説明を考察すれば、その
他の変更態様が可能であることは当業者にとって自明で
あろう。それ故、上記の説明は例示を目的としたものに
過ぎないのであって、本発明の真の範囲はもっぱら前記
特許請求の範囲によって規定されることを理解すべきで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一態様に従って製造された核燃
料バンドルスペーサ用のばね定数測定器の部分断面立面
図である。
【図2】図1中の線2−2に関する拡大断面図である。
【符号の説明】
10 ばね定数測定器 12 ばね 12a 第1の弾性ばね脚 12b 第2の弾性ばね脚 14 フェルール 16 フェルール 18 スペーサ 20 ストップ 22 測定器本体 24 プローブ 25 ハンドル 28 位置合せ棒 36 プランジャ 38 内腔 39 プローブの中心軸 43 作用面 44 溝穴 46 アーム 52 ロードセル 54 内腔 56 マイクロメータ 64 スピンドル 66 シンブル 68 ディスプレー 74 ばね定数表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドナルド・フレドリック・バッズィン アメリカ合衆国、ノース・カロライナ州、 ウィルミントン、ノッティンガム・レー ン、322番 (72)発明者 ロバート・キース・ウイリアムス アメリカ合衆国、ノース・カロライナ州、 ウィルミントン、カロライナ・ビーチ・ロ ード、7413番

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 核燃料バンドルのスペーサ中に含まれる
    各々のフェルール対と共に組立てられ、かつ該フェルー
    ル対を構成する第1のフェルール内に突出して燃料棒押
    心力を及ぼす第1の弾性ばね脚および該フェルール対を
    構成する第2のフェルール内に突出して燃料棒押心力を
    及ぼす第2の弾性ばね脚を有する複動ばねのばね定数を
    測定するための測定器において、 特定のフェルール対を構成する第1のフェルール内に挿
    入されて燃料棒の存在を模擬し、それによって前記特定
    のフェルール対と共に組立てられたばねの第1の弾性ば
    ね脚に荷重を加えるために役立つ位置合せ棒、 前記特定のフェルール対を構成する第2のフェルール内
    に挿入されて燃料棒の存在を模擬するために役立つプロ
    ーブ、 前記ばねの前記第2の弾性ばね脚と機械的に結合された
    状態で前記プローブ内に配置され、そして前記第2のフ
    ェルール内において前記ばねの前記第2の弾性ばね脚が
    及ぼす燃料棒押心力の大きさを表示するために役立つ力
    測定装置、 前記ばねの前記第2の弾性ばね脚と機械的に結合され、
    そして前記ばねの前記第2の弾性ばね脚に様々な測定さ
    れたたわみ量を付与するために役立つたわみ測定装置、 前記力測定装置および前記たわみ測定装置に応答して前
    記ばねの前記第2の弾性ばね脚のばね定数を表示するた
    めの役立つばね定数表示手段、 から成る測定器。
  2. 【請求項2】 前記力測定装置がロードセルである請求
    項1記載の測定器。
  3. 【請求項3】 前記たわみ測定装置がマイクロメータで
    ある請求項1記載の測定器。
  4. 【請求項4】 前記ロードセルが前記ばねの前記第2の
    弾性ばね脚によって及ぼされる燃料棒押心力を表わす第
    1の電気信号を発生し、前記たわみ測定装置が前記ばね
    の前記第2の弾性ばね脚のたわみ量を表わす第2の電気
    信号を発生し、かつ前記ばね定数表示手段が前記第1お
    よび第2の電気信号を受信するように接続されている請
    求項2記載の測定器。
  5. 【請求項5】 前記たわみ測定装置がマイクロメータで
    ある請求項4記載の測定器。
  6. 【請求項6】 前記ロードセルが段階的な直線運動を行
    い得るようにして前記プローブに取付けられており、ま
    た前記マイクロメータが前記ロードセルに係合して前記
    ロードセルの直線運動を生み出しかつ前記ばねの前記第
    2の弾性ばね脚に測定されたたわみ量を付与するために
    役立つスピンドルを含む請求項5記載の測定器。
  7. 【請求項7】 前記プローブがそれを挿入した前記第2
    のフェルールの中心軸と実質的に平行に配置された中心
    軸を有すると共に、燃料棒の外周面の一部を模擬しかつ
    前記ばねの前記第2の弾性ばね脚と係合するように配置
    された作用面を有するプランジャが前記プローブの前記
    中心軸に対して垂直に運動し得るようにして前記プロー
    ブに取付けられている請求項6記載の測定器。
  8. 【請求項8】 前記プローブが第1および第2の端部を
    有する細長いアームを含んでいて、前記アームは前記第
    1および第2の端部の中間点において前記プローブに対
    し旋回可能に取付けられており、前記アームの前記第1
    の端部は前記プランジャに係合すると共に前記アームの
    前記第2の端部は前記ロードセルの第1の端部に係合し
    ており、かつ前記ロードセルの前記第1の端部の反対側
    に位置する第2の端部には前記マイクロメータの前記ス
    ピンドルが係合している請求項7記載の測定器。
  9. 【請求項9】 前記ロードセルが前記プローブの前記中
    心軸に対して垂直に配置された前記プローブの内腔の内
    部に滑動可能に収容されている請求項8記載の測定器。
  10. 【請求項10】 前記位置合せ棒、前記プローブおよび
    前記マイクロメータを共通に取付ける手段が追加包含さ
    れる請求項9記載の測定器。
JP6026394A 1993-02-25 1994-02-24 核燃料バンドルスペーサ用のばね定数測定器 Pending JPH06300886A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US022233 1993-02-25
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