JPH0630050Y2 - 高低自在ハンガー - Google Patents

高低自在ハンガー

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JPH0630050Y2
JPH0630050Y2 JP1989121629U JP12162989U JPH0630050Y2 JP H0630050 Y2 JPH0630050 Y2 JP H0630050Y2 JP 1989121629 U JP1989121629 U JP 1989121629U JP 12162989 U JP12162989 U JP 12162989U JP H0630050 Y2 JPH0630050 Y2 JP H0630050Y2
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JP
Japan
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hole
relay
locking plate
hanger
hook
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JP1989121629U
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JPH0360577U (ja
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護 鈴木
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護 鈴木
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、掛具に対して服掛部を上下移動自在とする
ハンガーの改良に関する。
従来の技術 服掛部に対して掛け具を伸縮して上下移動するハンガー
用吊手として、実開昭61−192769号公報のもの
が公知である。
その実開昭61−192769号公報記載のものは、吊
手の軸部が、ハンガー本体に対して該軸部の軸線方向に
沿って移動可能としたものであって、その移動可能とす
る手段として、吊手の軸部下端の膨出部と、ハンガー本
体内部に設けられた対応する狭窄部のいずれか一方又は
双方がバネ性を与えられ、前記膨出部が上記該狭窄部に
より離脱可能に拘束されるように構成したものである。
また、吊手の軸部が周囲に雄ネジ溝を備え、該雄ネジ溝
は、ハンガー本体の内部に刻まれた雌ネジ溝に対し螺合
するように構成したもの、やハンガー本体の内部に装着
された反発スプリングにより常に該本体から離れる方向
に向かって付勢されている吊手の軸部が、ガイドピンを
備え、該ガイドピンは本体内部に該軸方向に沿って刻ま
れたスロットに沿って摺動しうると共に、その最大移動
位置及び中間の適宜位置において該スロットに対し略て
直角方向に刻まれた分岐スロット内にも進入しうる如く
構成したもの、や吊手の軸部が、適宜間隔を隔てて穿設
された複数の透孔を備え、ハンガー本体の対応位置に穿
たれた透孔と係止ピンの挿通を許すように構成したも
の、や吊手の軸部にテーパー状斜面を備える割りスリー
ブが嵌められると共に、この割りスリーブが本体に回動
自在に取付けられたプラグ内の対応する斜面により締め
つけられるように構成したもの、や吊手の軸部が、本体
内に埋設された軸管内に挿入され、該軸管は該本体の上
部から突出するテーパー状の割り雄ネジ部を備えてい
て、該雄ネジ部は、テーパー状の雄ネジを備えたナット
と螺合するように構成したものが知られている。
各上記したものは何れも、ハンガーを構成する吊手に、
弓型バネや複数の孔又はネジ溝等を形成することによっ
て、吊手先端と服掛部との間を長短自在としたものであ
る。
また、掛具の係止部と止め部間の中継部にたいし服掛部
が上下移動自在であって、服掛部を前記中継部の好みの
位置に留め置くことができるハンガーとして実開昭63
−36372号公報記載のものが公知である。
しかしながら、前記,実開昭63−36372号公報記
載の止め具は、服掛部を中継部より上下移動し、他の位
置の中継部に留め置くには、前記止め具を中継部より其
の都度嵌脱,嵌入しなければならず、其の嵌脱の際にお
こる止め具の一度拡張して元に戻る弾性の復元力により
取り落として紛失してしまう等の欠点があった。
考案が解決しようとする課題 ハンガーを構成する掛け具又は吊手に、弓型バネ,複数
の孔,ネジ溝等の複雑な形を形成することなく、掛け具
として最小限の構成とし、また、該掛け具に前記服掛部
を係止する止め具も、簡単な構造の形状で、尚且その止
め具によって、掛け具に対し服掛け部を任意位置に自由
に止め置けるものとし、また、ハンガーに掛ける服の型
崩れをおこさず、服等の生地を傷つけない位置に、常時
係止,係着させておくことができる高低自在ハンガーを
提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案の高低自在ハンガーは、係止部と前記係止部に続
く中継部とを有する掛具の前記中継部を服掛部に貫設
し、貫出した中継部先方に止め部を設け、前記係止部と
止め部間の中継部を服掛部に対して上下移動及び係止板
にて固定自在としたハンガーにおいて、係止板に第1の
孔と第2の孔を形成し、前記第1の孔内に前記中継部を
挿通すると共に、該係止板と服掛部下面との間に弾性体
を介在させ、且つ前記第2の孔に支持材を遊嵌して前記
服掛部下面に取付けた弾性体の弾性力によって前記第1
の孔の一部が中継部に接触するようにしたことを特徴と
する。
作用 係止板を弾性体の弾力に抗して移動し、第1の孔の縁部
と中継部との接触を緩め、掛具を服掛部に対して適当な
位置に移動し、係止板を釈放すると、弾性体の弾性力に
よって係止板の第1の孔の一部が中継部に再び接触し、
掛具と服掛部とが固定される。
実施例 この考案の一実施例を図面第1図〜第4図に基ずいて説
明すれば、中央を突出して中央部1′を形成し、該中央
部1′の両側より左右対称に両端を斜下方又は斜下前方
に張り出した服掛部1″,1″を形成して本体1を構成
する。
尚本体を構成する主材は、木製,低率発泡ポリスチロー
ル又はウレタン等から形成した剛性木材製又は合板製又
は樹脂性又は金属製の素材を用いて形成されたものであ
る。
該本体1の前記中央部1′中央に後記する掛具Aの中継
部3を貫入出させる孔2を設ける。
また、方形状の板の下方を長形状の平坦部5とし、該上
方を外側に折曲6して短形状の平坦部7を形成し、該平
坦部5に長孔8からなる第2の孔と平坦部7に対して直
角として明けた孔9よりなる第1の孔を形成して係止板
10を構成する。
該係止板10を構成する長形状の平坦部5を前記服掛部
1″下辺に対してほぼ並行とし、本体1の孔2下方位置
に平坦部7の孔9を位置させ、さらに該平坦部5の長孔
8の端面と前記服掛部1″下辺間にコイル形状のバネ4
を介在させ、その平坦部5外側より頭部を有する支持材
11(以下、ネジと記す)を遊嵌し、服掛部1″下面に
係止板10を移動自在に係着する。
また、別に棒状体の上方を湾曲して係止部3を形成し、
該係止部3に続いて直状とした中継部3を構成した掛具
A(この場合にも後記する実施例の樹脂コーティングま
たは樹脂製チューブ3を被着したものを含む)を形成す
る。
そして、該掛具Aの中継部3先端より前記本体1の孔2
に貫入し、さらに前記した服掛部1下辺に遊着した係止
板10の長形状の平坦部5の先端を手にて服掛部1″下
辺に当接させて、バネ4を収縮させ、バネ4の重合部所
を係止板10の支点とし、平坦部5上方の折曲6にて外
傾した平坦部7を中継部3に対して直角とする。
そのことにより該平坦部7の孔9は前記本体1の孔2と
同軸となり、本体1の孔2より貫出した中継部3は下の
係止板10の孔9に楽に貫入される。
また、該係止板10の先端より手を離せば、片側に収縮
されて変形したコイル形状のバネ4は其の弾性により復
元し、収縮されていたバネ4の片側の円周縁が係止板1
0を服掛部1″下辺に対し平行になるよう押上げ、ネジ
11の頭の内側平坦面に係止板10の平坦部5の外側を
押し当てると共に、該係止板10先方の平坦部7を反時
計方向に回転させる。
その為、該平坦部7は、掛具Aの中継部3に対し直角状
態より本体1方向に傾斜し、該平坦部7の孔9の上縁
9′が中継部3の右側に、孔9の下縁9″が中継部3の
左側に当って咬着し、その平坦部7の孔9の上縁9′と
下縁9″の上下の咬着によって中継部3に対しコネル力
を生じさせ、そのコネル力により、服掛部は所望する中
継部3の位置に係止する。
さらに、該係止板10の孔9より貫出した中継部3先端
に球状の止め具13を設けてハンガー本体Bを構成す
る。
また、前記ハンガー体Bの掛具Aの係止部3を利して洋
服ダンス等の係止杆に掛ければ、本体1は中継部3に沿
って下方に下がろうとするが、今度は中継部3が咬着さ
れた係止板10の平坦部7を本体1側に移動する働きを
し、それに伴ない該中継部3によって係止板10の平坦
部7の孔9の上縁9′と下縁9″の上下位置の差異を増
大させる。
また、前記服掛部1に上着等の重力がかかることにより
係止板10の孔9の上縁9′と下縁9″上下の差異によ
り更に中継部3に対し、コネル力を増加させ咬着力をも
強化成さしめるものである。
また、本考案の他の一実施例とする係止板の他の形状と
して、第5図を説明すれば、これも方形状の板の下方を
長形の平坦部5とし、該平坦部5に長孔8を形成し、そ
の上方を手前外側に一度折曲6し、該折曲6した先方を
さらに前方内側に折曲6させ、前記平坦部5に対して傾
斜した平坦部16を形成し、該平坦部16に対して直角
とした孔17を明けて係止板18を形成する。
また、該係止板18を前記本体1を構成する服掛部1″
下辺に取付けるには、前記実施例と同様に、該係止板1
8の長形状の平坦部5を服掛部1″下辺に対してほぼ平
行とし、尚且本体1の孔2の下位置で本体1の孔2と係
止板18の平坦部の孔17とが合致させ、平坦部5の長
孔8の端面と服掛部1″下面間にコイル形状のバネ4を
介在させ、係止板18の平坦部5外側より長孔8及びバ
ネ4の内側にネジ11を挿入し、服掛部1下面に係止板
18を移動自在に遊着する。
その際、係止板18の平坦部16は本体1の下面と並行
である。
そして、該本体1の孔2に上方掛具Aの中継部3を貫入
させた後、さらに前記した服掛部1″下面に遊着された
係止板18の平坦部5の先端を手にて服掛部1″の下面
に当接させれば、バネ4片側の間隔が収縮されて重合
し、該重合部所が係止板18の支点となり、平坦部5の
上方の折曲6を介して傾斜させた平坦部16が中継部3
に対して直角となる。
そのことにより該平坦部16の孔17は前記本体1の孔
2と同軸となり、本体1の孔2より貫出した中継部3を
下方の係止板18の孔17に楽に貫入できる。
また、該係止板18の先端より手を離せば、片側に圧縮
されて重合したコイル形状のバネ4は其の弾性により復
元すると共に、該バネ4下方の周縁が平坦部5内側を服
掛部1″下面に対し並行になるよう押上げ、ネジ11の
頭部内側平面に該平坦部5の外側を押し当てると共に、
係止板18先方の平坦部1を反時計方向に回転させる。
その為、前記平坦部16は、掛具Aの中継部3に対し直
角状態より本体1方向に傾斜し、該平坦部16の孔17
の上縁17′が中継部3の右側に、孔17の下縁17″
が中継部3の左側に当って咬着し、その咬着が平坦部1
6の孔17の上縁17′と下縁17″の上下角の差異に
よって中継部3に対しコネル力を生じさせ、そのコネル
力を利し、所望する中継部3の位置に係止する。
また、前記した各実施例において、服掛部1″下面に遊
着された係止板10及び係止板18の先端と服掛部1″
の下面との間にコイル形状又は板形状のバネを設け(図
示せず)たものも本考案に適するものである。
考案の効果 以上のように、本考案によれば、掛具の係止部に続く中
継部を服掛部の孔と係止板の第1の孔とに挿通し、係止
板は服掛部下面に弾性体を介在させると共に、第1の孔
と第2の孔を設けて服掛部下面に取付けた支持材に遊嵌
しただけの単純な構成により、中継部に対して服掛部の
位置を前記係止板により自由自在に係止でき、掛具Aの
係止部と本体服掛部間の高低を自在とすることができ
る。
したがって、洋服ダンス等の吊杆に先に掛けられてある
ハンガーに掛けられた服の肩パット等の位置とを異なら
さしめる位置とする場合でも、服掛部下辺に固定した係
止板の先端を指先にて押せば係止板の孔は中継部に対し
て同軸になって咬着状態を解除し、そのため中継部は解
放され何の抵抗も受けずに本体の孔間を上下自在に摺動
され、適当な服掛部位置に中継部を容易に位置出来る。
さらに、指先を係止板より離せば、バネ弾性により再び
係止板の孔の上縁と下縁とで中継部を咬着させ、係止板
により本体と中継部とを固定することが出来るものであ
る。
さらに、服掛部下辺に設けた係止板は中継部を咬着する
場合にも、また中継部を移行する場合にも常時服掛部下
辺に設けられており、取り落して紛失するということが
なく、心配することなく安心して中継部の好みの位置
に、係止板を使用して服掛部本体を止められる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の正面図。 第2図は、本考案の一実施例の部分断面図。 第3図は、本考案の一実施例の係止板の正面図。 第4図は、第3図の断面図。 第5図は、本考案の他の一実施例の係止板の断面図。 1…本体、1′…中央部、1″…服掛部、2…孔、3…
中継部、3′…係止部、4…バネ、5…平坦部、6…折
曲、7…平坦部、8…長孔、9…孔、9′…上縁、9″
…下縁、10…係止板、11…支持材、13…止め具、
16…平坦部、17…孔、17′…上縁、17″…下
縁、18…係止板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】係止部と前記係止部に続く中継部とを有す
    る掛具の前記中継部を服掛部に貫設し、貫出した中継部
    先方に止め部を設け、前記係止部と止め部間の中継部を
    服掛部に対して上下移動及び係止板にて固定自在とした
    ハンガーにおいて、係止板に第1の孔と第2の孔を形成
    し、前記第1の孔内に前記中継部を挿通すると共に、係
    止板と服掛部下面との間に弾性体を介在させ、且つ前記
    第2の孔に支持材を遊嵌挿通して前記服掛部下面に取付
    け、前記弾性体の弾性力によって、前記第1の孔の一部
    が中継部に接触するようにしたことを特徴とする高低自
    在ハンガー。
JP1989121629U 1989-10-19 1989-10-19 高低自在ハンガー Expired - Lifetime JPH0630050Y2 (ja)

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JPH0360577U JPH0360577U (ja) 1991-06-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5712150U (ja) * 1980-06-23 1982-01-22
JPS5769696U (ja) * 1980-10-14 1982-04-27

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