JPH06298364A - 粉体加圧供給装置 - Google Patents
粉体加圧供給装置Info
- Publication number
- JPH06298364A JPH06298364A JP8729493A JP8729493A JPH06298364A JP H06298364 A JPH06298364 A JP H06298364A JP 8729493 A JP8729493 A JP 8729493A JP 8729493 A JP8729493 A JP 8729493A JP H06298364 A JPH06298364 A JP H06298364A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- powder material
- casing
- rotor
- pressurizing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 石炭ガス化発電プラント、加圧流動床ボイ
ラ、製鉄所の高炉、その他粉体を扱う装置で粉体を複数
に分配するための粉体加圧供給装置に関する。 【構成】 粉体は供給管１より供給され、ロータ２２の
回転による遠心力で周辺部へ導かれ、ケーシング２４内
に入る。ケーシング２４は複数に区分されており各部の
上部に設けられた高圧空気供給装置２６による加圧を伴
って粉体は複数に分配され、各々の排出部に設けられた
分配器２８、エジェクタ３１により排出管に導かれ、搬
送されるもので一体の装置で粉体を均一に複数に分配す
ることができる。
ラ、製鉄所の高炉、その他粉体を扱う装置で粉体を複数
に分配するための粉体加圧供給装置に関する。 【構成】 粉体は供給管１より供給され、ロータ２２の
回転による遠心力で周辺部へ導かれ、ケーシング２４内
に入る。ケーシング２４は複数に区分されており各部の
上部に設けられた高圧空気供給装置２６による加圧を伴
って粉体は複数に分配され、各々の排出部に設けられた
分配器２８、エジェクタ３１により排出管に導かれ、搬
送されるもので一体の装置で粉体を均一に複数に分配す
ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は石炭ガス化発電プラン
ト、加圧流動床ボイラ、製鉄所の高炉、その他の粉体を
扱う装置に適用される粉体加圧供給装置に関する。
ト、加圧流動床ボイラ、製鉄所の高炉、その他の粉体を
扱う装置に適用される粉体加圧供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３に従来の代表的な粉体加圧供給装置
の構成を示す。９は粉炭ホッパで粉体供給器１０より粉
炭がエジェクタ１１に供給され、低圧ファン１２より粉
体供給管１を介してケーシング４内へ供給される。ケー
シング４内のロータ２は駆動用モータ３により回転して
おり、供給された粉炭は高圧空気供給管６からの空気圧
によってロータ２内を通りケーシング４内の全周に排出
されるが、排出は高圧ファン１３及びエジェクタ１１に
より１本の搬送管１４を通してなされる。
の構成を示す。９は粉炭ホッパで粉体供給器１０より粉
炭がエジェクタ１１に供給され、低圧ファン１２より粉
体供給管１を介してケーシング４内へ供給される。ケー
シング４内のロータ２は駆動用モータ３により回転して
おり、供給された粉炭は高圧空気供給管６からの空気圧
によってロータ２内を通りケーシング４内の全周に排出
されるが、排出は高圧ファン１３及びエジェクタ１１に
より１本の搬送管１４を通してなされる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来は図３に示す垂直
軸のものや、水平軸いずれの構成のものもあり、これら
の装置はロータの回転により粉体は遠心力により高圧に
圧縮されながらケーシングの周囲にばらまかれるが、粉
体を分配する点では不充分な装置であった。従来は図３
に示すようにケーシング４の出口は１ケ所であり、複数
系統に分岐するためには各系統で粉体の均一化を要請さ
れるため供給装置自体の複数化が行なわれており、これ
を合理化することが課題とされていた。
軸のものや、水平軸いずれの構成のものもあり、これら
の装置はロータの回転により粉体は遠心力により高圧に
圧縮されながらケーシングの周囲にばらまかれるが、粉
体を分配する点では不充分な装置であった。従来は図３
に示すようにケーシング４の出口は１ケ所であり、複数
系統に分岐するためには各系統で粉体の均一化を要請さ
れるため供給装置自体の複数化が行なわれており、これ
を合理化することが課題とされていた。
【０００４】本発明は加圧装置の出口部で一体的に粉体
を分配するような構成として装置をコンパクトにするこ
とをねらいとしてなされたものである。
を分配するような構成として装置をコンパクトにするこ
とをねらいとしてなされたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、ケーシングを複数に仕切り、供給される
粉体を均一に分配するような構成として、装置を一体化
したものである。即ち、本発明は、ケーシングの内部で
垂直回転軸を有し、複数のノズルが放射状に設けられた
ロータの中心に供給される粉体を前記ロータの遠心力に
より前記ケーシング内部へ昇圧して送り出す粉体加圧供
給装置に於いて、前記ケーシングが放射状に複数に仕切
られ、該ケーシングの複数に仕切られた各々の上部より
空気を供給する複数の空気供給装置と、前記ケーシング
の複数に仕切られた各々の粉体排出側に設けられた複数
の分配器、エジェクタ及び排出管とを具備してなり、粉
体を複数に分岐して排出が出来ることを特徴とする粉体
加圧供給装置を提供するものである。
決するために、ケーシングを複数に仕切り、供給される
粉体を均一に分配するような構成として、装置を一体化
したものである。即ち、本発明は、ケーシングの内部で
垂直回転軸を有し、複数のノズルが放射状に設けられた
ロータの中心に供給される粉体を前記ロータの遠心力に
より前記ケーシング内部へ昇圧して送り出す粉体加圧供
給装置に於いて、前記ケーシングが放射状に複数に仕切
られ、該ケーシングの複数に仕切られた各々の上部より
空気を供給する複数の空気供給装置と、前記ケーシング
の複数に仕切られた各々の粉体排出側に設けられた複数
の分配器、エジェクタ及び排出管とを具備してなり、粉
体を複数に分岐して排出が出来ることを特徴とする粉体
加圧供給装置を提供するものである。
【０００６】
【作用】本発明は前述のような手段により、ロータの高
速回転により粉体が遠心力で加圧されながらロータ周辺
部へ押出され、ケーシング内に導かれ、ケーシング上部
の空気供給部より流入する空気も作用して複数に仕切ら
れたケーシングの各部に分散して導かれ、分配器で分
割、捕集される。分配器で捕集された粉体はエジェクタ
により排出管に導かれ、一体の装置で複数で均一に分配
され、所定の装置へ搬送されることになる。
速回転により粉体が遠心力で加圧されながらロータ周辺
部へ押出され、ケーシング内に導かれ、ケーシング上部
の空気供給部より流入する空気も作用して複数に仕切ら
れたケーシングの各部に分散して導かれ、分配器で分
割、捕集される。分配器で捕集された粉体はエジェクタ
により排出管に導かれ、一体の装置で複数で均一に分配
され、所定の装置へ搬送されることになる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。
具体的に説明する。
【０００８】図１は本発明の一実施例に係る粉体加圧供
給装置の側面図で内部を断面で示したもの、図２は図１
におけるＡ−Ａ断面図である。
給装置の側面図で内部を断面で示したもの、図２は図１
におけるＡ−Ａ断面図である。
【０００９】大気圧程度にある粉体は供給管２１を通
り、垂直軸２２ａを有するロータ２２の内部に入る。ロ
ータ２２はモータ２３により伝達機構２３ａ、垂直軸２
２ａを介して駆動され、水平に回転している。粉体は図
２に示すようにロータ２２の内部のノズル部２２ｂに入
り、遠心力によりロータ２２の外周側に進み、やがて放
射状に複数に仕切られたケーシング２４内部に排出され
る。
り、垂直軸２２ａを有するロータ２２の内部に入る。ロ
ータ２２はモータ２３により伝達機構２３ａ、垂直軸２
２ａを介して駆動され、水平に回転している。粉体は図
２に示すようにロータ２２の内部のノズル部２２ｂに入
り、遠心力によりロータ２２の外周側に進み、やがて放
射状に複数に仕切られたケーシング２４内部に排出され
る。
【００１０】ケーシング２４の内部は高圧空気供給装置
２６により常時加圧されている。この加圧力は粉体の種
類やケーシングの形状により適宜適切な圧力となるよう
に空気量を調整すれば良い。ロータ２２からケーシング
２４内に排出された粉体はケーシング２４の粉体排出側
に設置されている複数の分配器２７に分割捕集され、複
数の分配管２８を高圧のエジェクタ３１によって夫々排
出管３２によって分配先へ搬送される。なお、一部の流
れとしてケーシング２４からのロータ２２入口部へのリ
ークエア、供給管２１を流れてきた気体やロータ２２に
よりケーシング２４の側に排出されなかった粉体は戻り
管２５を通って排出され、粉体は回収、等の処置をする
構成となっている。
２６により常時加圧されている。この加圧力は粉体の種
類やケーシングの形状により適宜適切な圧力となるよう
に空気量を調整すれば良い。ロータ２２からケーシング
２４内に排出された粉体はケーシング２４の粉体排出側
に設置されている複数の分配器２７に分割捕集され、複
数の分配管２８を高圧のエジェクタ３１によって夫々排
出管３２によって分配先へ搬送される。なお、一部の流
れとしてケーシング２４からのロータ２２入口部へのリ
ークエア、供給管２１を流れてきた気体やロータ２２に
よりケーシング２４の側に排出されなかった粉体は戻り
管２５を通って排出され、粉体は回収、等の処置をする
構成となっている。
【００１１】上記に説明の実施例によれば、ロータ２２
の回転軸２２ａを垂直としてその内部に供給管２１を設
け、ケーシング２４に複数の分配器２７を設置すること
により、ロータ２２の高速回転による遠心力で粉体がロ
ータ２２のノズル部２２ｂより外周へ送られ、高圧空気
供給装置２６による加圧も作用してケーシング２４内に
導かれて複数の分配器２７へ分配されるため分配の均一
性が増し、粉体の分配性能を大幅に向上させることがで
きると共に装置全体が一体化され、コンパクトな装置に
することができる。
の回転軸２２ａを垂直としてその内部に供給管２１を設
け、ケーシング２４に複数の分配器２７を設置すること
により、ロータ２２の高速回転による遠心力で粉体がロ
ータ２２のノズル部２２ｂより外周へ送られ、高圧空気
供給装置２６による加圧も作用してケーシング２４内に
導かれて複数の分配器２７へ分配されるため分配の均一
性が増し、粉体の分配性能を大幅に向上させることがで
きると共に装置全体が一体化され、コンパクトな装置に
することができる。
【００１２】
【発明の効果】以上、具体的に説明したように本発明に
おいては、粉体加圧供給装置本体の垂直回転軸の中心よ
り供給される粉体をロータ回転の遠心力でケーシング内
部へ送り出し、ロータ出口ケーシング部を複数に仕切
り、各部へ各々複数の分配器、エゼクター及び排出管を
設置することにより、ロータの高速回転とマルチノズル
効果とで粉体分配の均一性が増し、分配性能を大巾に向
上させることが出来ると共に、従来では別に均一な分配
を行わせる為の分配器を必要としていたのが一体型で可
能となり、コンパクト化とコスト合理化が可能となった
ものである。
おいては、粉体加圧供給装置本体の垂直回転軸の中心よ
り供給される粉体をロータ回転の遠心力でケーシング内
部へ送り出し、ロータ出口ケーシング部を複数に仕切
り、各部へ各々複数の分配器、エゼクター及び排出管を
設置することにより、ロータの高速回転とマルチノズル
効果とで粉体分配の均一性が増し、分配性能を大巾に向
上させることが出来ると共に、従来では別に均一な分配
を行わせる為の分配器を必要としていたのが一体型で可
能となり、コンパクト化とコスト合理化が可能となった
ものである。
【図１】本発明の一実施例に係る粉体加圧供給装置の側
面図である。
面図である。
【図２】図１におけるＡ−Ａ断面図である。
【図３】従来の粉体加圧供給装置の全体構成を示す図で
ある。
ある。
２１ 供給管 ２２ ロータ ２２ａ 垂直軸 ２２ｂ ノズル部 ２４ ケーシング ２６ 高圧空気供給装置 ２７ 分配器 ２８ 分配管 ３１ エゼクタ
フロントページの続き (72)発明者 筒場 孝志 長崎市飽の浦町１番１号 三菱重工業株式 会社長崎造船所内
Claims (1)
- 【請求項１】 ケーシングの内部で垂直回転軸を有し、
複数のノズルが放射状に設けられたロータの中心に供給
される粉体を前記ロータの遠心力により前記ケーシング
内部へ昇圧して送り出す粉体加圧供給装置に於いて、前
記ケーシングが放射状に複数に仕切られ、該ケーシング
の複数に仕切られた各々の上部より空気を供給する複数
の空気供給装置と、前記ケーシングの複数に仕切られた
各々の粉体排出側に設けられた複数の分配器、エジェク
タ及び排出管とを具備してなり、粉体を複数に分岐して
排出が出来ることを特徴とする粉体加圧供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8729493A JPH06298364A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 粉体加圧供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8729493A JPH06298364A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 粉体加圧供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06298364A true JPH06298364A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=13910799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8729493A Withdrawn JPH06298364A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 粉体加圧供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06298364A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106196138A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-12-07 | 华北电力大学（保定） | 一种新型刮板式微量给粉装置 |
| CN108954897A (zh) * | 2018-09-19 | 2018-12-07 | 珠海格力电器股份有限公司 | 多联机组、末端分配系统及其控制方法与分配器 |
-
1993
- 1993-04-14 JP JP8729493A patent/JPH06298364A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106196138A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-12-07 | 华北电力大学（保定） | 一种新型刮板式微量给粉装置 |
| CN106196138B (zh) * | 2016-07-25 | 2018-05-25 | 西安航空学院 | 一种刮板式微量给粉装置 |
| CN108954897A (zh) * | 2018-09-19 | 2018-12-07 | 珠海格力电器股份有限公司 | 多联机组、末端分配系统及其控制方法与分配器 |
| CN108954897B (zh) * | 2018-09-19 | 2024-05-21 | 珠海格力电器股份有限公司 | 多联机组、末端分配系统及其控制方法与分配器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000704 |