JPH0629692Y2 - 定量計 - Google Patents

定量計

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JPH0629692Y2
JPH0629692Y2 JP13085187U JP13085187U JPH0629692Y2 JP H0629692 Y2 JPH0629692 Y2 JP H0629692Y2 JP 13085187 U JP13085187 U JP 13085187U JP 13085187 U JP13085187 U JP 13085187U JP H0629692 Y2 JPH0629692 Y2 JP H0629692Y2
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wheel
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valve
stage
notch
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JP13085187U
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JPS6437627U (ja
Inventor
弘 藤井
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オ−バル機器工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は容積流量計に装着し、該容積流量計の流量回転
軸と接合して回転駆動され、設定値に設定された流量を
計量する定量計の構造に関する。
従来技術 定量計は定量設定手段を有し、スタート信号により開弁
する流体を流通し、流量信号により駆動され、積算流量
が設定値に達したとき閉弁信号を発信する閉弁機能を有
するもので、通常第2図のように装着される。1は流管
で、定量計10は容積流量計Mと、該容積流量計の流量
回転軸とが回動可能に接合し装着され流管1に挟持され
て弁2の開閉信号を発信する。(B) は定量計10の外
観を示す詳細図である。図において9はカップリング軸
で、流量計Mと接合し、流量に比例した回転数で駆動さ
れる。セット釦3は、桁上げ機構を内蔵していて、カッ
プリング軸9の回動に従って桁上げ計数する10進カウ
ンタの数字輪4を各桁毎に定量セットするもので、ロッ
ク釦8を押圧することによりセット釦3のロックを外
し、セットを可能にする。5はリセット釦で計数回転し
た各桁の数字輪4を、設定値に戻す。6はスタート釦
で、弁2を開弁する空気圧又は電気信号を発信し端子よ
り弁2に伝送され開弁し、流体が流通を始める。流量計
9により回転され計数する数字輪4は減算法により計数
されるもので、設定値から減算して、計数値が零になっ
たとき定量信号を発信し弁2を閉弁するが、定量精度を
あげるため積算値が設定値より僅かに前に達したときに
第1段の閉弁信号を発信して弁を絞り、数字輪4の各桁
がすべて零となつたとき、弁2を全閉する信号を発信す
るようにした定量計が多用されている。13は緊急停止
釦で、先端には、ばね力により保持されている操作レバ
ーが固設されているが、異常による緊急時に該緊急停止
釦13をばね力に抗して押圧することにより閉弁信号を
発信し弁2を閉止する。
ここで本考案と関係する数字輪4を説明する。
数字輪4は周知のもので第3図にその概要をしめす。第
3図は5桁のカウンタの例をしめすもので、Aは筐体7
の正面からみた構成図であり、B、Cは定量動作を説明
する説明図である。図においては数字輪4は外周面を等
分割して0〜9の数字を刻印した円筒状体の数字車41
と、該数字車41の円筒状体内面においてラチエット動
作により回動可能とする同軸一体構造の歯車45と、 ハートカム46とが軸支され第1段設定輪42と、ラチ
エット41とを前記数字車41側面で挟持し一体構造と
したものであり、各々の数字輪4は桁数だけの数を軸4
aに回動可能に配設されている。各桁の数字輪4は、次
の桁の歯車45と数字車41の他側面に設けられた案内
輪41aとに噛合する桁上げピニオン48が、案内輪4
1a上の桁上げ溝41bと噛合したとき、桁上げピニオ
ン48を介して桁上げが行われる。第1段設定輪42に
は外周の一部に切欠4bが穿設されており、該第1段設
定輪42とばね(図示せず)により押圧され当接する各
桁毎の円板14aがすべて切欠4bに陥落したことによ
り該円板14aを軸支する第1検出軸14bが変位し、
変位によりマイクロスイッチなどの信号発信素子を駆動
する。最も単純な一段発信の場合、数字輪4がすべて
“0”となったとき発信し、弁2を閉止する。しかし弁
2を2段階で閉止するために発信素子からの信号を2回
発信するときは、通常下2桁の数字輪4を第3図Bに示
すように、例えば、定量の19前に発信するように切
欠4bを回動して“0−0−0−1−9”のとき円板1
4aが切欠4bに陥落して第1検出軸14bをδだけ変
位する。第2段の発信は数字輪4がすべて“0−0−0
−0−0”になったとき発信するものである。即ち“0
−0−0−1−9”と“0−0−0−0−0”とを各々
検出するため、数字輪4には新規に第2段設定輪43を
設け該第2段設定輪43に対し第2段設定輪42同様に
円板14cを圧接し、該円板14を軸支する第2検出軸
14dが数字輪4がすべて“0−0−0−0−0”のと
きδだけ変位発信するようにするのが本来であるが、従
来、簡略するため第2段発信は、共通して“0”である
上3桁を共通な桁として省いて、下2桁のみを第3図C
に示すように“0−0”のとき第2検出軸14dがδだ
け変位し全桁が“0−0−0−0−0”で発信する弁2
の全閉信号を発信している。即ち、第2段の発信変位は
第1段の発信変位と重畳させておき、第1段の発信され
る以前に、第2段の発信条件が到来しても第1段により
拘束されるため、発信せず、第1段発信した後に第2段
の発信条件のとき、換言すれば、“0−0−0−0−
0”のとき、第2段信号が発信されることとなる。
従来技術における問題点 叙上における従来の定量計は第2段発信を上3桁を削除
することにより第2段設定輪43を、その分削除できる
とともに、これと対応して円板14cも少なく第2検出
軸14dも短少となり全体的に小型となり、また安価に
なる特徴はあるが、設定値が例えば“0−0−0−0−
0”とすべての桁を零に設定したときは第1段の変位信
号は零となっていないので第2段も未発信の状態になっ
ているにも拘らず、スタート釦6を押圧することにより
開弁して通液を開始してしまうことがあった。即ち、設
定値が零であるから、開弁信号が発信してはいけないの
に通液を開始するという危険性があった。
更に、第1段発信以下の数値に設定した場合にスタート
釦6を押圧した場合、第1段の弁信号は弁開信号となっ
ているため、“0−0−0−0−0”になっても閉弁し
ないという問題点もあった。
問題解決の手段 本考案は上に述べた従来例の簡易な特徴を生かし問題点
を解決するため、第1段発信条件として、数字輪4に配
設されている第1段設定輪42と該第1段設定輪42と
圧接し、第1検出軸14bまわりに回動する第1円板1
4aの1桁目を削除し、終段2桁目の切欠幅を倍加させ
るものである。
実施例 第1図は本考案の概略説明図で第3図に示した従来例と
は構成要素も殆ど同様であり、従って符号も同一であ
り、その機能説明も省く。
図において、最小桁の数字輪43のみが第2設定輪43
が配設されることとなる。これに伴って、第2設定輪4
3に圧接する第1円板14aも最小桁の数字輪43から
除かれる。また、第2桁の数字輪43における第1設定
輪42に穿設されている切欠4bの幅を倍加してある。
上に述べた設定輪の組合わせによる動作においては、第
1段の発信位置は、第2桁の数字輪43の第1設定輪4
2の切欠4bに第1円板14aが陥落した位置であり、
第3〜5桁の数字輪43が総て“0”である条件である
から、押釦3を押圧して設定した切欠4b位置が第1段
の発信位置を決定する。本考案においては、切欠4bの
幅を倍加しているので、従来例で説明した単位で述べる
と、設定量に対して19手前で第1段の閉弁信号が発
信される。
この場合においては設定値が総て零である“0−0−0
−0−0”において第1段を発信する第1検出軸14b
および第2検出軸14dが各々閉弁信号位置にあるので
第2検出軸14dは、第1検出軸14bが閉弁信号を発
信する条件においてのみ検出信号が発信されて閉弁す
る、という条件において、全閉発信状態となるので
“0”スタートされず、また第1段の設定量以下の量で
設定された場合においても、第1段信号が発信された状
態となっているので第1段閉弁された流量でスタートが
可能となり、設定量に達したときに正確に閉弁する。
考案の効果 本考案によると、2段発信式定量計において、設定信号
を発信させる発信機構において、機構の簡略化とコスト
低減を目的として、第1段の発信条件を満たした時点で
第1段の発信をして、第1段閉弁し、この発信位置条件
で第2段の弁全閉信号を第1段発信桁数で設定検出のみ
で行う従来の特徴を生かし、設定値が“0”のもとで発
信することなく且つ、第1段の発信位置以下の小流量に
おいても設定・定量動作を可能にし、価格上昇を招くこ
となく、安定で信頼性の高い定量計を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の定量計における構造説明図であり、第
2図は定量計を装着して定量動作を行う装置例の説明
図、第3図は従来の定量計における定量動作の説明図で
ある。 1……流管 2……弁 3……セット釦 4……数字輪 5……リセット釦 6……スタート釦 10……定量計

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流管に容積流量計と弁とを設け、容積流量
    計の流量に比例して回転する10進カウンタの数字輪を
    少なくとも3桁以上設け、各桁毎に設けたセツトを押圧
    して所定の設定値にセツトし、各桁毎に設けたリセツト
    釦を押圧して設定値をリセツトし、前記弁を開くことに
    より前記設定値が減算され、前記設定値が零に達する前
    に下2桁の数字輪の桁上げが行われて前記弁を絞るため
    の信号を発信し、前記設定値が零に達したとき下1桁の
    数字輪の桁上げが行われて前記弁を全閉するための信号
    を発信するようにした定量計において、前記各数字輪
    を、案内輪と数字車と数字車の内面においてラチエツト
    動作により回動可能な歯車と設定輪と歯車とを同一の第
    1の軸に一体的に回動可能に構成し、前記各設定論の外
    周に切欠を設け、桁上げが行われたとき前記設定輪の切
    欠に陥落するようにした円板を第2の軸に設け、前記下
    2桁の数字輪の設定輪の切欠の幅を前記下1段の数字輪
    の設定輪の切欠の幅の倍としたことを特徴とする定量
    計。
JP13085187U 1987-08-27 1987-08-27 定量計 Expired - Lifetime JPH0629692Y2 (ja)

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JP13085187U JPH0629692Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27 定量計

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JP13085187U JPH0629692Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27 定量計

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Publication Number Publication Date
JPS6437627U JPS6437627U (ja) 1989-03-07
JPH0629692Y2 true JPH0629692Y2 (ja) 1994-08-10

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ID=31386385

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JP13085187U Expired - Lifetime JPH0629692Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27 定量計

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