JPH0629348U - 薄形電池用充電器 - Google Patents
薄形電池用充電器Info
- Publication number
- JPH0629348U JPH0629348U JP6705692U JP6705692U JPH0629348U JP H0629348 U JPH0629348 U JP H0629348U JP 6705692 U JP6705692 U JP 6705692U JP 6705692 U JP6705692 U JP 6705692U JP H0629348 U JPH0629348 U JP H0629348U
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- Japan
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- thin battery
- thin
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- Pending
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-
- Y02E60/12—
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 長時間充電していても他の電気製品の使用に
対して何らの支障をきたさず、電池の脱装着を容易に
し、且つ薄形電池の積層数に係わらず装着でき、長時間
の充電に適した充電器を提供することを目的とする。 【構成】 太陽電池により薄形電池を充電する充電器に
おいて、前記薄形電池が上面に前記太陽電池を備えた樹
脂ケ−ス内に収納され、樹脂ケ−ス内部に備えられた弾
性を有した接続端子部と接続され、充電制御回路を通し
て充電されることを特徴とする薄形電池用充電器とする
ことにより、上記目的を達成できる。
対して何らの支障をきたさず、電池の脱装着を容易に
し、且つ薄形電池の積層数に係わらず装着でき、長時間
の充電に適した充電器を提供することを目的とする。 【構成】 太陽電池により薄形電池を充電する充電器に
おいて、前記薄形電池が上面に前記太陽電池を備えた樹
脂ケ−ス内に収納され、樹脂ケ−ス内部に備えられた弾
性を有した接続端子部と接続され、充電制御回路を通し
て充電されることを特徴とする薄形電池用充電器とする
ことにより、上記目的を達成できる。
Description
【0001】
本考案は、薄形電池を太陽エネルギ−を利用して充電するための薄形電池用充 電器に関するものである。
【0002】
カ−ドサイズの薄形電池の商品化が押し進められているが、従来の充電器は1 00V電源から降圧整流して充電する方式であり、一度に充電できる電池数は1 個又は2個であり、薄形電池を充電する充電器は未だ未開発である。薄形電池( 例えばリチウム二次電池など)にとっては大電流で充電するとリチウム極にデン ドライトが形成されやすく内部短絡の危険性があり、低電流で長時間充電する必 要がある。
【0003】
本考案は、上記の問題点に鑑みなされたもので、窓辺に複数個の薄形電池用充 電器を配置し、長時間充電していても他の電気製品の使用に対して何らの支障を きたさず、電池の脱装着を容易にし、且つ薄形電池の積層数に係わらず装着でき 、長時間の充電に適した充電器を開発するものである。
【0004】
本考案は上記目的を達成するべく、正極集電体と負極集電体の間に正極活物質 、電解質、負極活物質などの電池要素を配置した薄形電池を充電する充電器にお いて、前記薄形電池が上面に前記太陽電池を備えた樹脂ケ−ス内に収納され樹脂 ケ−ス内部に備えられた弾性を有した接続端子部と接続され、充電制御回路を通 して充電されること及び該薄形電池を積層した積層薄形電池を充電する薄形電池 用充電器において、薄形電池挿入口を有し且つ該挿入口と対向する内側隅部に弾 性を有した接続端子部を備えた樹脂ケ−スと、該樹脂ケ−ス上面に配置された太 陽電池と、該樹脂ケ−ス内に収納された充電制御回路などからなること、前記弾 性を有する接続端子部が樹脂ケ−ス内の上面と下面に設けられたこと、前記弾性 を有する接続端子部は薄形電池を装填しない状態で樹脂ケ−スの内面に近接して いること、前記樹脂ケ−スの上面に晴天時の出力電圧値が4V以上の太陽電池を 配置したこと、前樹脂ケ−スの少なくとも一部に通風穴が設けられていること、 前記樹脂ケ−スの内面の少なくとも一部に薄形電池及び該薄形電池を積層した積 層薄形電池の外側面を押圧するバネなどの押圧部材を設けたこと、及び前記充電 制御回路は薄形電池の積層数に応じて充電電流値が切り換えられることなどによ り問題点を解決するものである。
【0005】
請求項1により薄い電池を手軽に太陽電池を用いて、簡単な電池装填により容 易に行うことができる。請求項2及び3により薄形電池の厚さに応じて接続端子 部が変形し接続が行われる。請求項4により充電打ち切り電圧約3.1V〜3. 3Vが回路の電圧損失を差し引いても確保できる。請求項5により晴天下での電 池の温度上昇を通風により冷却する。請求項6により薄形電池の厚さが電池挿入 口の厚さより小さい場合でも片側面に薄形電池が押しつけられて固定されると共 に接続端子との電気的接触が保持される。請求項7により並列接続された薄形電 池の積層数に応じて充電電流が設定され、金属リチウムのデンドライト形成や充 電量不足などが生じない。
【0006】
以下、本考案の詳細について、一実施例により説明する。 図1は薄形電池の一例としてのリチウム二次電池1の斜視図で、外表面にラミ ネ−トフィルム2が被覆されており、端部に正極及び負極端子用の切り込み(ラ ミネ−トフィルム2の一部を除いて、集電体面を露出させている)部が設けられ ている。3は正極端子で、裏面に負極端子4がある。該薄形電池の全体厚さは約 0.2mmで、電池容量は約50mAhである。図2は薄形電池用充電器として の樹脂ケ−ス5で、電池挿入口6より正極端子3面を上面にして薄形電池1が挿 入される。図3には薄形電池1が挿入された状態のA−A’部の断面図を示す。 正極端子3は正極接続端子3’と、負極端子4は負極接続端子4’とそれぞれ接 触し、電気的な接続が行われる。薄形電池1が挿入されていない場合において、 正極接続端子3’の一部は樹脂ケ−スの下面5”に接触し、負極接続端子4’の 一部も樹脂ケ−スの上面5’に接触している。薄形電池1を挿入しない状態では 、横から見ると正極接続端子3’と負極接続端子4’の位置関係は交差している ように見える。板バネからなる押圧部材7は薄形電池1の負極側の表面を押しつ け、薄形電池1が樹脂ケ−スの上面5’との間で固定される働きを有する。樹脂 ケ−ス5の上面には太陽電池8及びLED9(充電完了表示ランプ)が備えられ ている。太陽電池8で発電された電力(晴天下で電圧は約7V、電流は24mA 、曇天下で電圧は約4.3V、電流は1.2mA)は充電制御回路10(約1V 程度の電圧損失がある。)を介して定電流(例えば3.3mA,曇天下では電流 値は低下する。)で薄形電池1に送られ、薄形電池1を充電する。この場合、約 15時間かかって薄形電池1の電圧が約3.1V〜約3.3Vになると充電制御 回路10を介してLED9(充電完了表示ランプ)が点灯する。さらに晴天下で 充電された場合、充電器5に挿入された薄形電池1の温度が約60℃〜80℃に 上昇しないよう通風穴11が設けられ、空気の流れを作り冷却している。
【0007】 またこのように構成された充電器5は薄形電池1が複数個積層され厚くなって も樹脂ケ−ス内に挿入され、電気的接続が行えるよう且つ固定されるように接続 端子3’、4’及び押圧部材7は柔軟性をもっている。 さらに薄形電池1の積層数に応じて充電電流値が切り替わるように充電制御回 路10内(及び接続端子部内)に切替え機構(なお図示していない)が備えられ ている。またスイッチなどの切替え機構が樹脂ケ−スの側面などに設けられてい ても良い。
【0008】 なお樹脂ケ−ス、太陽電池、押圧部材、接続端子などの形状、材質などは特に 限定するものではない。
【0009】
【考案の効果】 上述した如く、本考案は少なくとも次の効果を有する。 (1) 薄形電池用の充電器は今までになかった。 (2) 同じ充電器で厚さの異なる薄形電池が充電できる。 (3) 柔軟性のある薄形電池も容易にケ−ス内に挿入できる。 (4) 薄形電池の厚さに応じて接続端子及び押圧部材が変形し接続及び固定を確 実なものとする。 (5) 薄形電池を裏表に入れても充電回路側で制御される。 (6) 薄形電池を充電器に入れて窓辺に置いておくだけでよい。
【図1】薄形電池の斜視図である。
【図2】本考案に係わる充電器の斜視図である。
【図3】図2のA−A’部の断面図である。
1 薄形電池 2 ラミネ−トフィルム 3、4 端子 3’、4’接続端子 5 充電器 5’ 樹脂ケ−ス上面 5” 樹脂ケ−ス下面 6 電池挿入口 7 押圧部材 8 太陽電池 9 LED 10 充電制御回路 11 通風穴
Claims (7)
- 【請求項1】 太陽電池により薄形電池を充電する充電
器において、前記薄形電池が上面に前記太陽電池を備え
た樹脂ケ−ス内に収納され、樹脂ケ−ス内部に備えられ
た弾性を有した接続端子部と接続され、充電制御回路を
通して充電されることを特徴とする薄形電池用充電器。 - 【請求項2】 前記弾性を有する接続端子部が、樹脂ケ
−ス内の上面と下面に設けられたことを特徴とする請求
項1記載の薄形電池用充電器。 - 【請求項3】 前記弾性を有する接続端子部が、薄形電
池を装填しない状態で樹脂ケ−スの内面に近接している
ことを特徴とする請求項1記載の薄形電池用充電器。 - 【請求項4】 前記樹脂ケ−スの上面に晴天時の出力電
圧値が4V以上の太陽電池を配置したことを特徴とする
請求項1記載の薄形電池用充電器。 - 【請求項5】 前樹脂ケ−スの少なくとも一部に通風穴
が設けられていることを特徴とする請求項1記載の薄形
電池用充電器。 - 【請求項6】 前記樹脂ケ−スの内面の少なくとも一部
に薄形電池の外側面を押圧するバネなどの押圧部材を設
けたことを特徴とする請求項1記載の薄形電池用充電
器。 - 【請求項7】 前記充電制御回路が、薄形電池の厚さ又
は積層数に応じて充電電流値が切り換えられることを特
徴とする請求項1記載の薄形電池用充電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6705692U JPH0629348U (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 薄形電池用充電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6705692U JPH0629348U (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 薄形電池用充電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0629348U true JPH0629348U (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=13333805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6705692U Pending JPH0629348U (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 薄形電池用充電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629348U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5298197B2 (ja) * | 2009-08-03 | 2013-09-25 | 株式会社フジクラ | 太陽電池付き充電器 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS639161B2 (ja) * | 1978-12-04 | 1988-02-26 | Intaanashonaru Bijinesu Mashiinzu Corp | |
JPH03285527A (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-16 | Toshiba Corp | 電子機器 |
JPH04351431A (ja) * | 1991-05-29 | 1992-12-07 | Sansha Electric Mfg Co Ltd | 携帯機器用充電装置 |
JPH0588151B2 (ja) * | 1984-11-08 | 1993-12-21 | Moruten Metaru Tekunorojii Inc |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP6705692U patent/JPH0629348U/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS639161B2 (ja) * | 1978-12-04 | 1988-02-26 | Intaanashonaru Bijinesu Mashiinzu Corp | |
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JP5298197B2 (ja) * | 2009-08-03 | 2013-09-25 | 株式会社フジクラ | 太陽電池付き充電器 |
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