JPH06291672A - 帯域分割符号化装置 - Google Patents
帯域分割符号化装置Info
- Publication number
- JPH06291672A JPH06291672A JP5492992A JP5492992A JPH06291672A JP H06291672 A JPH06291672 A JP H06291672A JP 5492992 A JP5492992 A JP 5492992A JP 5492992 A JP5492992 A JP 5492992A JP H06291672 A JPH06291672 A JP H06291672A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- encoding
- circuit
- signal
- coding
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- Pending
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 帯域分割して符号化を行なう装置において、
分割された帯域信号全てを符号化するのではなく予め設
定した帯域信号に対してのみ符号化回路を具備すること
により回路規模を減少させる。 【構成】 入力されたオーディオ信号を帯域分割回路10
2 により4つに帯域分割する。上記4帯域のうち最も高
い周波数帯域については符号化を行なわず、残りの帯域
について、符号化回路103、104、105により各
帯域信号を各々符号化し、マルチプレクサ回路106に
より、符号化された各信号を多重化して出力する。
分割された帯域信号全てを符号化するのではなく予め設
定した帯域信号に対してのみ符号化回路を具備すること
により回路規模を減少させる。 【構成】 入力されたオーディオ信号を帯域分割回路10
2 により4つに帯域分割する。上記4帯域のうち最も高
い周波数帯域については符号化を行なわず、残りの帯域
について、符号化回路103、104、105により各
帯域信号を各々符号化し、マルチプレクサ回路106に
より、符号化された各信号を多重化して出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像信号、オーディオ
信号等の信号を帯域分割回路によって複数の周波数帯域
に分割して符号化を行う帯域分割符号化装置に関するも
のである。
信号等の信号を帯域分割回路によって複数の周波数帯域
に分割して符号化を行う帯域分割符号化装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】画像信号、オーディオ信号等の高能率符
号化技術の一つにサブバンド符号化が知られている。以
下にオーディオ信号を入力とした場合の帯域分割符号化
装置の従来例について説明する。
号化技術の一つにサブバンド符号化が知られている。以
下にオーディオ信号を入力とした場合の帯域分割符号化
装置の従来例について説明する。
【0003】(図2)は、従来の帯域分割符号化装置を
示すブロック図である。(図2)において、 201は信号
入力端子、 202は帯域分割回路、 203は第一符号化回
路、 204は第二符号化回路、 205は第三符号化回路、 2
06は第四符号化回路、 207はマルチプレクサ回路、 208
は信号出力端子である。以上の様に構成された帯域分割
符号化装置について、以下(図2)を用いて動作を説明
する。
示すブロック図である。(図2)において、 201は信号
入力端子、 202は帯域分割回路、 203は第一符号化回
路、 204は第二符号化回路、 205は第三符号化回路、 2
06は第四符号化回路、 207はマルチプレクサ回路、 208
は信号出力端子である。以上の様に構成された帯域分割
符号化装置について、以下(図2)を用いて動作を説明
する。
【0004】信号入力端子201 より入力されるオーディ
オ信号は、帯域分割回路202 により4つの帯域に分割さ
れる。分割された4つの信号は、それぞれ第一符号化回
路203 、第二符号化回路204 、第三符号化回路205 、第
四符号化回路206 に入力され各々の符号化回路で符号化
される。第一符号化回路203 、第二符号化回路204 、第
三符号化回路205 、第四符号化回路206 により符号化さ
れた信号は、マルチプレクサ回路207 で多重化され信号
出力端子208 に出力する(例えば、N.S.Jayant-Peter N
oll 著「Digital Coding of Waveform」 pp486-509)。
オ信号は、帯域分割回路202 により4つの帯域に分割さ
れる。分割された4つの信号は、それぞれ第一符号化回
路203 、第二符号化回路204 、第三符号化回路205 、第
四符号化回路206 に入力され各々の符号化回路で符号化
される。第一符号化回路203 、第二符号化回路204 、第
三符号化回路205 、第四符号化回路206 により符号化さ
れた信号は、マルチプレクサ回路207 で多重化され信号
出力端子208 に出力する(例えば、N.S.Jayant-Peter N
oll 著「Digital Coding of Waveform」 pp486-509)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の様
な構成では、帯域分割回路により帯域分割された各々の
帯域信号全てを符号化している。そのため分割した帯域
信号の数だけ符号化回路を具備していなくてはならない
ため、回路規模が大きくなるという課題を有していた。
な構成では、帯域分割回路により帯域分割された各々の
帯域信号全てを符号化している。そのため分割した帯域
信号の数だけ符号化回路を具備していなくてはならない
ため、回路規模が大きくなるという課題を有していた。
【0006】本発明は上記課題に鑑み、予め設定した帯
域信号に対してのみ符号化回路を具備することにより回
路規模の減少を図ることを目的とする。
域信号に対してのみ符号化回路を具備することにより回
路規模の減少を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の帯域分割符号化装置は、信号入力端子より入
力される信号をM個(Mは2以上の自然数)の帯域に分
割する帯域分割回路と、前記帯域分割された帯域信号を
符号化する符号化回路N個(NはM未満の自然数)と、
前記符号化回路からの各信号を多重化して出力するマル
チプレクサ回路とを具備するようにしたものである。
に本発明の帯域分割符号化装置は、信号入力端子より入
力される信号をM個(Mは2以上の自然数)の帯域に分
割する帯域分割回路と、前記帯域分割された帯域信号を
符号化する符号化回路N個(NはM未満の自然数)と、
前記符号化回路からの各信号を多重化して出力するマル
チプレクサ回路とを具備するようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明は、上記した構成により、分割された帯
域信号全てを符号化するのではなく予め設定した帯域信
号に対してのみ符号化回路を具備することにより回路規
模の減少ができる。
域信号全てを符号化するのではなく予め設定した帯域信
号に対してのみ符号化回路を具備することにより回路規
模の減少ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例の帯域分割符号化装
置について、図面を参照しながら説明する。
置について、図面を参照しながら説明する。
【0010】(図1)は、本発明の帯域分割符号化装置
の一実施例を示すブロック図である。(図1)におい
て、 101は信号入力端子、 102は帯域分割回路、 103は
第一符号化回路、 104は第二符号化回路、 105は第三符
号化回路、 106はマルチプレクサ回路、 107は信号出力
端子である。以上の様に構成された帯域分割符号化装置
について、以下(図1)を用いて動作を説明する。
の一実施例を示すブロック図である。(図1)におい
て、 101は信号入力端子、 102は帯域分割回路、 103は
第一符号化回路、 104は第二符号化回路、 105は第三符
号化回路、 106はマルチプレクサ回路、 107は信号出力
端子である。以上の様に構成された帯域分割符号化装置
について、以下(図1)を用いて動作を説明する。
【0011】信号入力端子101 より入力されるオーディ
オ信号は、帯域分割回路102 により周波数の低い帯域か
らS1、S2、S3、S4の4つの帯域に分割される。分割
された4つの帯域信号は以下の様に符号化される。第一
符号化回路103 は、S1 帯域信号に対してDCT符号化
を行う。第二符号化回路104 は、S2 帯域信号に対して
DPCM符号化を行う。第三符号化回路105 は、S3 帯
域信号に対してPCM符号化を行う。S4 帯域信号に対
しては符号化を行わない。そしてマルチプレクサ回路10
6 は、第一符号化回路103 、第二符号化回路104 、第三
符号化回路105により符号化された信号を多重化して信
号出力端子107 に出力する。
オ信号は、帯域分割回路102 により周波数の低い帯域か
らS1、S2、S3、S4の4つの帯域に分割される。分割
された4つの帯域信号は以下の様に符号化される。第一
符号化回路103 は、S1 帯域信号に対してDCT符号化
を行う。第二符号化回路104 は、S2 帯域信号に対して
DPCM符号化を行う。第三符号化回路105 は、S3 帯
域信号に対してPCM符号化を行う。S4 帯域信号に対
しては符号化を行わない。そしてマルチプレクサ回路10
6 は、第一符号化回路103 、第二符号化回路104 、第三
符号化回路105により符号化された信号を多重化して信
号出力端子107 に出力する。
【0012】なお、入力信号はオーディオ信号とし、帯
域分割数は4帯域として、符号化を行わない帯域は分割
された周波数帯域のうちで最も高い周波数帯域にしてい
る。更に符号化回路の符号化方法をDCT,DPCM,
PCMとしているがこれらのみに限定されるものではな
く、他の符号化方法により実現してもかまわない。
域分割数は4帯域として、符号化を行わない帯域は分割
された周波数帯域のうちで最も高い周波数帯域にしてい
る。更に符号化回路の符号化方法をDCT,DPCM,
PCMとしているがこれらのみに限定されるものではな
く、他の符号化方法により実現してもかまわない。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、人間の視
聴覚特性上重要な帯域に対しては符号化回路により符号
化を行ない、それ以外の帯域に対しては符号化を行なわ
ないことにより回路規模の減少が可能となる。更に符号
化を行わない帯域を設定しているために、より多くの符
号量を人間の視聴覚特性上重要な帯域に対して割り当て
ることができる。
聴覚特性上重要な帯域に対しては符号化回路により符号
化を行ない、それ以外の帯域に対しては符号化を行なわ
ないことにより回路規模の減少が可能となる。更に符号
化を行わない帯域を設定しているために、より多くの符
号量を人間の視聴覚特性上重要な帯域に対して割り当て
ることができる。
【図1】本発明の一実施例の帯域分割符号化装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】従来の帯域分割符号化装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
102 帯域分割回路 103 第一符号化回路 104 第二符号化回路 105 第三符号化回路 106 マルチプレクサ回路
Claims (2)
- 【請求項1】 入力信号を複数の周波数帯域に分割して
符号化を行う帯域分割符号化装置において、信号入力端
子より入力される信号をM個(Mは2以上の自然数)の
周波数帯域に分割するM個の帯域分割回路と、前記帯域
分割された各々の帯域信号のうちN個(NはM未満の自
然数)を各々符号化するN個の符号化回路と、前記符号
化回路からの各信号を多重化して出力するマルチプレク
サ回路とを具備することを特徴とする帯域分割符号化装
置。 - 【請求項2】 N個の符号化回路は、分割された帯域信
号の中で、周波数の低い帯域からN個の帯域信号を各々
符号化することを特徴とする請求項1記載の帯域分割符
号化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5492992A JPH06291672A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 帯域分割符号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5492992A JPH06291672A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 帯域分割符号化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06291672A true JPH06291672A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=12984317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5492992A Pending JPH06291672A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 帯域分割符号化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06291672A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995021490A1 (fr) * | 1994-02-05 | 1995-08-10 | Sony Corporation | Procede et dispositif de codage de l'information et procede et dispositif de decodage de l'information |
EP0744741A2 (en) * | 1995-05-24 | 1996-11-27 | Sony Corporation | Power saving decoder and data recovery apparatus utilizing the same decoder |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0002998A1 (fr) * | 1977-12-23 | 1979-07-11 | International Business Machines Corporation | Procédé de compression de données relatives au signal vocal et dispositif mettant en oeuvre ledit procédé |
JPS6161305A (ja) * | 1984-08-31 | 1986-03-29 | 三菱電線工業株式会社 | 遮水ケ−ブルの製造方法 |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP5492992A patent/JPH06291672A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0002998A1 (fr) * | 1977-12-23 | 1979-07-11 | International Business Machines Corporation | Procédé de compression de données relatives au signal vocal et dispositif mettant en oeuvre ledit procédé |
JPS6161305A (ja) * | 1984-08-31 | 1986-03-29 | 三菱電線工業株式会社 | 遮水ケ−ブルの製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995021490A1 (fr) * | 1994-02-05 | 1995-08-10 | Sony Corporation | Procede et dispositif de codage de l'information et procede et dispositif de decodage de l'information |
EP0744741A2 (en) * | 1995-05-24 | 1996-11-27 | Sony Corporation | Power saving decoder and data recovery apparatus utilizing the same decoder |
EP0744741A3 (en) * | 1995-05-24 | 1999-03-17 | Sony Corporation | Power saving decoder and data recovery apparatus utilizing the same decoder |
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