JPH06288880A - 標本液分取装置 - Google Patents

標本液分取装置

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JPH06288880A
JPH06288880A JP7494593A JP7494593A JPH06288880A JP H06288880 A JPH06288880 A JP H06288880A JP 7494593 A JP7494593 A JP 7494593A JP 7494593 A JP7494593 A JP 7494593A JP H06288880 A JPH06288880 A JP H06288880A
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JP
Japan
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tube
rubber
sample liquid
tubes
culture
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JP7494593A
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Toshihiko Yamagata
敏彦 山縣
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MARUBISHI BAIOENJI KK
MARUBISHI BIOENG
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MARUBISHI BAIOENJI KK
MARUBISHI BIOENG
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微生物等の培養装置から標本液を採取するサ
ンプリング作業を自動運転できるようにして省力化を図
る。 【構成】 試験管を支持する支持台11の上部に輸液管
12を配設する。試験管20,20,…に装着した接続
栓22,22,…と輸液管12の分岐抽出口21,2
1,…とを夫々ゴムチューブ23,23,…で接続す
る。輸液管12の一端部は分岐して夫々ゴムチューブ1
3,14を介して培養装置1とエアコンプレッサに接続
する。他端はゴムチューブ19を介してドレンタンクへ
接続する。ゴムチューブ14,19、23,23,…に
は夫々ピンチバルブV7 〜V20を介装する。ペリスタル
ティックポンプ9とピンチバルブV7 〜V20及び培養装
置1とエアコンプレッサへ通じるバルブV1 〜V6 ,V
21をプログラマブルコントローラ62によってシーケン
ス制御する。完全密閉系管路の滅菌、洗浄、乾燥、標本
採取が自動運転される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、微生物培養装置や酵
素反応装置等から標本液を採取する標本液分取装置に関
するものであり、特に、標本の採取を自動化できる標本
液分取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、微生物培養装置や酵素反応装置等
から所定の時間間隔毎に標本を採取する作業や、採取後
の管路洗浄作業等一連の作業は、技術者が標本採取装置
のポンプやバルブを操作して行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】標本液採取作業は、所
定の時間間隔毎に標本液を採取する必要があるので、人
手によって行う従来の採取方法では夜間や休日等にも技
術者が勤務しなければならず過酷な労働である。しか
も、人手に依存するため、採取時間や採取量或いは採取
品質等に問題を生ずる虞れもある。
【0004】そこで、標本液採取作業の自動化を可能と
して省力化を図り、労力の削減並びに標本の品質の安定
性向上を達成するために解決すべき技術的課題が生じて
おりこの発明は上記課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するために、複数の試験管を整列させて支持する支持
台を形成し、前記支持台の上部に輸液管を配設し、前記
輸液管の両端間に複数の分岐抽出口を並設し、前記支持
台上の試験管の夫々に注入口並びに通気口を備えた接続
栓を嵌着し、前記通気口に空気フィルタを装着し、前記
注入口と前記複数の分岐抽出口とを夫々ゴムチューブに
て接続し、前記輸液管の一端部を分岐し、夫々ゴムチュ
ーブを介してエアコンプレッサと培養槽とへ分岐接続
し、前記培養槽へ接続されたゴムチューブの中間部をペ
リスタルティックポンプへ装着し、前記輸液管の他端部
はゴムチューブを介してドレイン槽へ接続するととも
に、エアアクチュエータ若しくは電磁アクチュエータ等
の動力手段によりゴムチューブを挟圧して管路を遮断で
きるピンチバルブを形成し、前記ゴムチューブの夫々に
前記ピンチバルブを介装し、前記ピンチバルブ及び前記
ペリスタルティックポンプを逐次制御することにより、
培養槽内の培養液を密閉系内で自動的に採取できるよう
にした標本液分取装置を提案するものである。
【0006】
【作用】標本液分取装置の試験管支持台の上部に設けた
輸液管のドレンタンクに通ずる端部のピンチバルブを開
放し、ペリスタルティックポンプ(扱きポンプ)を駆動
して輸液管内に培養装置から培養液を圧送すると輸液管
内に培養液が流入する。開放したピンチバルブを閉鎖
し、分岐抽出口を通じて試験管に接続した複数のゴムチ
ューブに夫々介装したピンチバルブのうちの任意のもの
を開放すると試験管内に培養液が注入される。ドレンタ
ンクに通ずるピンチバルブを開放し、ペリスタルティッ
クポンプを逆転すると輸液管内の培養液を還流させて培
養装置側のドレン口から排出することができる。培養装
置側から蒸留水を輸液管へ送って管路の洗浄ができる。
また、輸液管の一端部に接続したエアコンプレッサから
高圧空気を圧送して管路の乾燥処理が行える。
【0007】シーケンシャル制御装置によってピンチバ
ルブ並びにペリスタルティックポンプを逐次制御するこ
とにより、完全密閉系の中で管路の洗浄、乾燥、滅菌、
標本採取を自動運転することができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図に従って詳述
する。図1は、培養装置1を示し、キャスタ2,2,…
を装着したキャビネット3内には冷蔵室4が設けられて
いる。冷蔵室4は冷却器5によって冷却し、冷蔵室4内
に本発明の標本液分取装置6が収納されている。キャビ
ネット3の上面には、冷蔵室4の温度を管理するための
温度指示調節計7と操作パネル8とが配置され、操作パ
ネル8の下面に制御部(図示せず)が配置されている。
また、キャビネット3内には外部の培養装置から標本液
分取装置6へ標本を給送するペリスタルティックポンプ
9、標本液分取装置6への管路を開閉するピンチバルブ
8 ,V9 ,…等が収納されている。
【0009】標本液分取装置6は、図2に示すように1
2個の試験管支持孔を開穿した支持台11の周縁上部に
ステンレス製の輸液管12を配設してある。輸液管12
の一端部は二方に分岐し、夫々シリコンゴム製のゴムチ
ューブ13,14を装着して、一方のゴムチューブ13
はペリスタルティックポンプ9を経由して培養槽側抽出
管路(図示せず)へ接続している。他方のゴムチューブ
14は、後述するピンチバルブV7 内を通過して空気フ
ィルタ15へ接続し、空気フィルタ15は、外部のエア
コンプレッサ(図示せず)に通じている空気供給口16
とゴムチューブ17によって接続されている。また、輸
液管12の他端部はドレンタンクへの排液口18へゴム
チューブ19によって接続され、ゴムチューブ19の中
間部をピンチバルブV20によって挟持している。
【0010】輸液管12の中間部位には長手方向に間隔
をあけて12本の試験管20,20,…に対応する12
個の分岐抽出口21,21,…が設けられている。分岐
抽出口21,21,…と12本の試験管20,20,…
に嵌着した接続栓22,22,…は夫々ゴムチューブ2
3,23,…によって接続され、ゴムチューブ23,2
3,…の中間部はキャビネット3内の冷蔵室4の上部壁
面に固設したピンチバルブV8 ,V9 ,…,V19によっ
て挟持されている。
【0011】図3はピンチバルブV7 ,V8 ,…,V20
を示し、シリンダ31とプランジャ32とからなるエア
アクチュエータ33にチューブホルダ34を固着して形
成されている。チューブホルダ34は、プランジャ32
に対向して設けられており、プランジャ32の進行方向
へ穴35を設けて穴35内にプランジャ32が進入でき
るようにしている。そして、穴35に直交し、ゴムチュ
ーブ23,23,…とほぼ同径のチューブ挿通孔36を
開穿し、外周面からチューブ挿通孔36へ到達する溝3
7を設けている。ゴムチューブ23,23,… を引っ
張り外径を縮小させることにより、溝37を通じてチュ
ーブ挿通孔36へゴムチューブ23,23,… を着脱
自在としている。
【0012】チューブ挿通孔36へゴムチューブ23を
装着し、エアコンプレッサからエアアクチュエータ33
のシリンダ31へ高圧空気を注入すると、シリンダ31
から突出したプランジャ32がゴムチューブ23をチュ
ーブホルダ34の底面へ圧接して挟圧し、管路を閉鎖す
る。図4は試験管20とゴムチューブ23とを接続する
接続栓22を示し、ゴムチューブ23へ接続される注入
管41にやや大径の通気管42を同軸に配置した2重管
構造となっており、通気管42にシリコンゴム製の栓4
3を外装している。通気管42の上部はプラグ44によ
って閉鎖されており、側面に通気口45を突設してこの
通気口45に空気フィルタ46を装着している。
【0013】試験管20内に標本液を注入する際は、標
本液の流入に伴い試験管20内の空気は通気口45から
排出される。また、手順は後述するがゴムチューブ23
内の標本液をドレンタンクへ排出する際は、通気口45
から空気フィルタ46を介して清浄な外気が試験管20
内に導入され、注入管41からゴムチューブ23へ流入
して管路内の無菌状態を維持しつつ培養液を排出させ
る。
【0014】図5は培養装置1及び標本液分取装置6の
輸液回路図である。培養装置1の培養槽51内から引き
出された抽出管路52とエアコンプレッサからの空気管
路53、オートクレーブ装置(図示せず)からの蒸気管
路54と、標本液分取装置6へ通じる導入管路55は、
それぞれバルブV1 ,V2 ,V3 ,V4 を介して十字継
手56によって結合されている。
【0015】蒸気管路54には水冷コンデンサ57が外
装され、バルブV6 を開放して水冷コンデンサ57に水
道水を流入させることにより蒸気管路54の蒸気を凝結
させて無菌蒸留水を供給することができる。導入管路5
5はバルブV2 の上流でドレン管路58を分岐し、ドレ
ン管路58にはバルブV5 が設けられている。また、バ
ルブV2 の下流に手動コック59を設け、T字継手60
を介して標本液分取装置6のゴムチューブ13と接続
し、ドレンチューブ61を分岐している。
【0016】手動コック59以外の全バルブV1 ,…,
21及びペリスタルティックポンプ9は培養装置1の制
御部によって制御される。制御部へは図1に示した操作
パネル8から制御データを入力することができ、制御部
のプログラマブルコントローラ62が制御データに従っ
て標本抽出工程を逐次実行していく。また、制御プログ
ラムを中断して全バルブV1 ,…,V21及びペリスタル
ティックポンプ9を任意に操作することもできる。
【0017】プログラマブルコントローラ62の工程自
動制御プログラムは、培養装置1と標本液分取装置6の
接続部の滅菌工程と、培養槽51側の抽出管路52の滅
菌工程と、サンプリング時間設定工程と、標本液分取工
程とがある。次に、準備工程から標本液分取工程までの
手順を説明する。先ず、運転準備として標本液分取装置
6を培養装置1から取外して滅菌する。標本液分取装置
6のゴムチューブ13,17,19を培養装置1から抜
き取り、ゴムチューブ23,23,…はピンチバルブV
8 ,V9 ,…,V19のチューブ挿通孔36,36,…か
ら取外し、標本液分取装置6全体をオートクレーブ装置
にかけて滅菌処理する。
【0018】次に、標本液分取装置6を培養装置1に取
付け、培養装置1と標本液分取装置6の接続部の滅菌工
程を行う。ゴムチューブ13,17,19を所定箇所に
接続し、培養装置1の電源を入れて温度指示調節計7を
オンし、操作パネル8を操作して接続部の滅菌工程に切
換える。そして、バルブ手動操作モードに切換え、ピン
チバルブV8 ,V9 ,…,V19を開放し、ゴムチューブ
23,23,…をピンチバルブV8 ,V9 ,…,V19
チューブ挿通孔36,36,…へセットする。セット後
にピンチバルブV8 ,V9 ,…,V19を閉じ、ドレンチ
ューブ61に装着した手動ピンチコック63と導入管路
55の手動コック59を開く。そして、操作パネル8を
操作して蒸気管路54と導入管路55のバルブV2 ,V
4 を開放し、培養装置1と標本液分取装置6の接続部へ
高温蒸気を送って滅菌する。
【0019】培養槽51側の抽出管路52の滅菌工程
は、導入管路55の手動コック59を閉じてから工程を
開始させる。開始とともにバルブV4 が開き、高温蒸気
がバルブV1 までの抽出管路52を滅菌し、バルブV5
が間欠的に開いて圧力を制限する。任意の設定時間後に
バルブV4 が閉じてバルブV3 が開き、空気が管路内に
送風され、バルブV5 が間欠的に開いて排気し、滅菌し
た管路が乾燥される。一定時間後にバルブV3 ,V5
閉じて工程を終了する。
【0020】次に、サンプリング時間設定工程に移り、
操作パネル8を操作して標本採取時刻若しくは採取時間
をセットした後に標本液分取工程に入る。標本液分取工
程は、図6及び図7の表に示すように制御され、任意の
設定時間後にステップ0からステップ1へ移行する。ス
テップ1とステップ2の内容は前述した抽出管路52の
滅菌工程と同一であり、抽出管路52が滅菌される。
【0021】続いて、ステップ3のサンプルドレン工程
に入り、バルブV1 ,V2 ,V20が開き、ペリスタルテ
ィックポンプ9が正転駆動される。これにより培養槽5
1から培養液が標本液分取装置6の輸液管12内へ圧送
され、ピンチバルブV20から或る程度の量がドレンタン
クへ流出する。ステップ4の標本分取工程ではピンチバ
ルブV20が閉鎖され、第1番目の試験管へ接続されてい
るピンチバルブV8 が一定時間開いて培養液が試験管2
0内へ注入される。採取された培養液は冷却装置5によ
って設定温度に冷却され、採取時の状態に保持される。
採取量はペリスタルティックポンプ9の回転数の設定に
より任意に増減できる。
【0022】採取終了後にステップ5に入り、バルブV
1 が閉じてバルブV2 ,V5 、ピンチバルブV8 が開
き、ペリスタルティックポンプ9が逆転駆動されて輸液
管12内及び第1番目の試験管20へ接続されているゴ
ムチューブ23内の残存培養液がドレン管路58を通じ
てドレンタンクへ排出される。ステップ6の洗浄工程で
は蒸気管路54のバルブV4 と水道のバルブV6 及びピ
ンチバルブV20が開き、水冷コンデンサ57によって水
蒸気を凝縮した無菌蒸留水が管路に供給され、バルブV
2 とバルブV5 が交互に開閉して導入管路55及び標本
液分取装置6の輸液管12とドレン管路58が洗浄され
る。
【0023】ステップ7の管路乾燥工程ではバルブ
21、ピンチバルブV7 ,V20が開いてエアコンプレッ
サから空気フィルタ15を通じて空気が吹き込まれる。
そして、バルブV2 ,V5 が開いてペリスタルティック
ポンプ9が逆転駆動され、導入管路55及び輸液管12
内が乾燥される。また、第1番目の試験管20への管路
のピンチバルブV8 から第12番目の試験管20への管
路のピンチバルブV19が番号順に間欠的に開き、各試験
管20,20,…へ通じるゴムチューブ23,23,…
及び分岐抽出口21,21,…内が乾燥される。
【0024】続いて、ステップ8と9においてはステッ
プ1,2と同一の培養槽51側の抽出管路52の滅菌処
理が行われ、第1回の標本採取工程を終了し、ステップ
0に戻り次回の標本採取時間がくるまで待機状態とな
る。そして、設定された条件に基づいた本数の標本を採
取した後に全工程を終了する。このように、完全密閉系
の中で自動制御し、採取された標本液は直ちに冷蔵保存
するので採取時の状態で保存され、信頼性及び再現性の
高いデータが収集できる。また、管路内に培養液が滞留
せず、採取の都度管路を洗浄、乾燥、蒸気滅菌を行うた
め無菌性を維持できる。
【0025】
【発明の効果】この発明の標本液分取装置は、上記一実
施例に於て詳述したように、標本液の導入口並びに高圧
空気の注入口からドレン口間の全管路を密閉できるため
外部からの雑菌混入等の虞れがなく無菌状態を維持で
き、標本が汚染されることがなく、培養液に人間が触れ
る危険もない。そして、バルブ及びポンプの動作を自動
制御することによって逐次標本採取が行え、昼夜の別を
問わず長期間に亘る標本採取作業を自動化でき、大幅に
労力を削減することができる。更に、試験管への管路を
開閉するピンチバルブを試験管の直近に配置しているの
で注入量を高精度に制御でき、省力化並びに採取データ
の精度向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】標本液分取装置を装着した培養装置を示し、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図2】標本液分取装置を装着した培養装置の部分斜視
図。
【図3】ピンチバルブを示し、(a)は正面図、(b)
は側面図である。
【図4】接続栓の一部断面図。
【図5】培養装置と標本液分取装置の管路の回路図。
【図6】標本液分取工程のプログラムフローチャート。
【図7】標本液分取工程における制御部のシーケンス制
御出力表。
【符号の説明】
1 培養装置 6 標本液分取装置 8 操作パネル 9 ペリスタルティックポンプ 11 支持台 12 輸液管 13,14,17,19,23 ゴムチューブ 15,46 空気フィルタ 20 試験管 21 分岐抽出口 22 接続栓 33 エアアクチュエータ 34 チューブホルダ 36 チューブ挿通口 41 注入管 42 通気管 45 通気口 51 培養槽 52 抽出管路 53 空気管路 54 蒸気管路 55 導入管路 57 水冷コンデンサ 58 ドレン管路 59 手動コック 61 ドレンチューブ 62 プログラマブルコントローラ V1 〜V6 ,V21 バルブ V7 〜V20 ピンチバルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の試験管を整列させて支持する支持
    台を形成し、前記支持台の上部に輸液管を配設し、前記
    輸液管の両端間に複数の分岐抽出口を並設し、前記支持
    台上の試験管の夫々に注入口並びに通気口を備えた接続
    栓を嵌着し、前記通気口に空気フィルタを装着し、前記
    注入口と前記複数の分岐抽出口とを夫々ゴムチューブに
    て接続し、前記輸液管の一端部を分岐し、夫々ゴムチュ
    ーブを介してエアコンプレッサと培養槽とへ分岐接続
    し、前記培養槽へ接続されたゴムチューブの中間部をペ
    リスタルティックポンプへ装着し、前記輸液管の他端部
    はゴムチューブを介してドレイン槽へ接続するととも
    に、エアアクチュエータ若しくは電磁アクチュエータ等
    の動力手段によりゴムチューブを挟圧して管路を遮断す
    るピンチバルブを形成し、前記ゴムチューブの夫々に前
    記ピンチバルブを介装し、前記ピンチバルブ及び前記ペ
    リスタルティックポンプを逐次制御することにより、培
    養槽内の培養液を密閉系内で自動的に採取できるように
    した標本液分取装置。
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