JPH0628862B2 - パイプ状物の予熱方法及び装置 - Google Patents

パイプ状物の予熱方法及び装置

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JPH0628862B2
JPH0628862B2 JP61192773A JP19277386A JPH0628862B2 JP H0628862 B2 JPH0628862 B2 JP H0628862B2 JP 61192773 A JP61192773 A JP 61192773A JP 19277386 A JP19277386 A JP 19277386A JP H0628862 B2 JPH0628862 B2 JP H0628862B2
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pipe
shaped
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preheating
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勉 鈴木
善則 奥村
与志久 浜
龍夫 志村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Toyobo Co Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Toyobo Co Ltd
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  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は定長に切断された合成樹脂のパイプ状物を均一
に加熱する装置一般に適用可能であり、かつ合成樹脂の
未延伸パイプ状物を延伸成形機により、延伸パイプ状物
に成形する場合、その工程の前に設置する予熱装置に利
用出来るパイプ状物の予熱方法及び装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来一般に使用されている方式の合成樹脂のパイプ状物
(以降パイプ状物と称す)の予熱装置を第4図及び第5
図について説明すると、第4図は全体図、第5図は第4
図の断面図V〜Vを示す。
図において1は定長のパイプ状物3、3a、3b、3cを貯え
ておき、下部のコンベアチェーン2の動きに同調して同
パイプ状物を供給するホッパ、2はアタッチメント付き
チェーンでガイド4を取付けているコンベアチェーンで
あり、同ガイド4は定長のパイプ状物3を支持する、5
は固定ガイドで、フレーム7に固定され、定長のパイプ
状物3、3a、3b、3cの上下方向及び横方向の位置規定を
行なう。6は加熱装置で、コンベアチェーン2の外部を
覆い、ヒータを内蔵していて定長のパイプ状物3が3bの
位置まで移動する間に所定の温度に昇温させるもので、
内蔵するヒータは図面の場合は遠赤外線ヒータを使用し
ているが、これは電熱ヒータ、熱風装置でもよい。また
フレーム7はホッパ1、固定ガイド5、加熱装置6、駆
動モータ14及びコンベア2を支持している。
8は駆動ベルトで、定長のパイプ状物3a、3bを走行接触
して摩擦により回転させるもので、図面の場合は丸ベル
トであるが、平ベルトでもよい。9はコンベアチェーン
2を駆動するスプロケット、10はコンベアチェーン2を
間欠的に移動させる駆動装置、11は駆動装置10に取付け
られたスプロケット、12はシャフトを介してスプロケッ
ト9を駆動するスプロケット、13はスプロケット12の駆
動に使用されるチェーン、14はフレーム7に取付けられ
て常時回転している駆動装置、15は駆動モータ14に取付
けられたスプロケット、16はベルトプーリ18をシャフト
を介して駆動するスプロケット、17はスプロケット16を
駆動するチェーン、18は駆動ベルト8を駆動するベルト
プーリである。
さて第4図及び第5図において、押し出し成形されたパ
イプ状物3は、定長に切断されてホッパ1の中に貯えら
れる。そしてホッパ1から一度に1個又は複数個(図示
例では3個)づつ、コンベア2の停止時に供給される。
供給された定長のパイプ状物3は、コンベアに取付けら
れているガイド4及び固定ガイド5に支持されて3aの位
置に、位置決めされる。パイプ状物3がガイド4及び固
定ガイド5に支持された後、コンベア2が移動を始め
る。コンベア2は3ピッチづつ間欠的に移動し、定長の
パイプ状物3aは加熱装置6の内部へ入っていく。定長の
パイプ状物3が加熱装置6の内部の3aの位置へ来ると、
同パイプ状物3aが走行している駆動ベルト8に接触し、
摩擦で回転を始める。
コンベア2が間欠移動を繰り返して、定長のパイプ状物
3aが3bの位置まで移動すると、所定の温度に昇温され
て、駆動ベルト8から外れ、回転が止まる。このパイプ
状物3bは更に3cの位置まで移動し、次工程へ供給され
る。またコンベア2の駆動は、スプロケット9を駆動装
置10によりスプロケット11,12及びチェーン13を介して
行なう。また駆動ベルト8の走行駆動は駆動装置14、ス
プロケット15、16、チェーン17、ベルトプーリ18を介し
て行なう。
(発明が解決しようとする問題点) 合成樹脂をパイプ状物として使用する場合、未延伸パイ
プ状物として押し出した後、延伸成形・熱固定加工を行
って延伸パイプ状物にすると、耐熱性能、耐圧性能が向
上するなどの利点がある。延伸パイプ状物の製造方法の
1つに、押出成形機、パイプダイ、サイザ、切断機で未
延伸パイプ状物を製造し、別工程で延伸パイプ状物を成
形する、所謂バッチ式があり、これは大量の延伸パイプ
状物を製造する場合には有利である。
また未延伸パイプ状物を延伸ブロー成形により延伸パイ
プ状物にする場合には、適正で、かつ均一な温度に昇温
させる必要があり、例えばポリエチレンテレフタートで
は約90℃であるが、このあたりの温度になると未延伸パ
イプ状物は軟化して、自重で撓みを生じて摩擦駆動方式
では回転しなくなり、均一な熱吸収が不可能になって、
後工程の延伸ブロー成形では均一な延伸パイプ状物が出
来ないという問題があった。
(問題点を解決するための手段) このため本発明は、加熱装置の中で、搬送装置により搬
送され、定長に切断された合成樹脂のパイプ状物を予熱
する方法において、同パイプ状物の両端の中空状孔部
に、両側の搬送装置に夫々取付けられているパイプホル
ダの先端部を夫々押し込んで同パイプ状物を保持すると
共に、同パイプホルダを等速、かつ連続的に強制回転さ
せるようにしてなるもので、これを問題点解決のための
手段とするものである。
また本発明は、定長に切断された合成樹脂のパイプ状物
を搬送する搬送装置と、同パイプ状物を予熱可能に同搬
送装置に沿って設けられた加熱装置からなるパイプ状物
の予熱装置において、両側の搬送装置には外部駆動装置
で回転可能なパイプホルダが夫々設けられており、同夫
々のパイプホルダの先端部を、前記パイプ状物の両端の
中空状孔部に押し込む流体圧シリンダを備えてなるもの
で、これを問題点解決のための手段とするものである。
(作用) 合成樹脂のパイプ状物が加熱装置の中で一旦停止する
と、軟化したパイプ状物が自重により変形するので、常
に回転させながら加熱する。合成樹脂のパイプ状物を従
来のベルトによる摩擦駆動方式で回転させながら加熱す
る場合、少し撓みを生じても回転が困難になり、その結
果ますます変形を増大させることになるので、その解決
方法として、本発明では、パイプ状物の両端の中空状孔
部に両側からパイプホルダの先端部を流体圧シリンダを
作動させて押し込むと共に、パイプホルダを外部駆動装
置で等速、かつ連続的に回転させる。従って本発明で
は、加熱による軟化によってパイプ状物に多少の自重に
よる撓みが生じても、等速での連続回転が可能であり、
均一な昇温により、均一な成形加工が可能である。
(実施例) 以下本発明を図面の実施例について説明する。本発明の
実施例を第1図、第2図及び第3図に示すと、図におい
て32はエアシリンダ39のロッドに取付けられて、定長の
パイプ状物3dを支持して昇降するガイド、33は定長のパ
イプ状物3dの中空穴部、34はアタッチメントチェーンで
バイプホルダ35を取付けているコンベア、35は中空穴部
33へ両側より先端部36が入ることにより、定長のパイプ
状物3dを保持するパイプホルダで、保持部分の長さ
は、パイプ状物3eの全長Lの1〜10%、好ましくは2〜
5%とし、先端部36はセラミック等の熱伝動の悪い材
料、例えば比熱0,2cal/g℃以上で、ASTMD648に
よる熱変形温度が80℃以上、好ましくは100℃以上のも
のを使用している。37はフレーム47に取付けられ、パイ
プホルダ35を押して同ホルダ35の先端部36を中空穴部33
へ押し込むエアシリンダである。
38はエアシリンダ37のロッドの先端部に固定されている
プレートである。またエアシリンダ39はフレーム47に固
定されて、ロッドの先端に取付けられているガイド32を
昇降させる。40はパイプホルダ35と一体となって回転す
るスプロケット、41はスプロケット44により駆動される
駆動チェーン、42は駆動モータ14に取付けられているス
プロケット、43はスプロケット42、チェーン46により駆
動されるスプロケット、44はスプロケット43によりシヤ
フトを介して駆動されるスプロケット、45はスプロケッ
ト44により駆動される駆動チェーン41のテンション及び
位置調整を行なうスプロケットである。またチェーン46
は、スプロケット43を駆動するものであり、フレーム47
は、ホッパ1、加熱装置6、駆動モータ14、エアシリン
ダ37、39及びコンベア34を支持している。
本発明のパイプ状物の材質である合成樹脂としては、ポ
リエステル、ポリアミド、ポリカーボネート等の熱可塑
性樹脂が用いられる。また強制回転の回転速度は、パイ
プ状物の長さによって決められるが、30〜150cmのパイ
プ状物では、10〜150mm/分、好ましくは30〜90mm/分
である。なお、10mm/分以下の回転では加熱が不均一に
なるだけでなく、パイプ状物の中央部がたるみ、150mm
/分以上では遠心力によりパイプ状物がたるむ。
次に作用を説明すると、定長に切断されたパイプ状物
が、ホッパ1から間欠的に必要数(実施例では一度に3
個)づつ供給される。供給された定長のパイプ状物3d
は、ガイド32で3dの位置に位置決めされる(第2図)。
そしてこのパイプ状物3dの中空穴部33へ、コンベア34に
取付けられているパイプホルダ35の先端部36が、エアシ
リンダ37のロッドに取付けられているプレート38により
押し込まれ、パイプ状物3dは保持される(第3図)。な
お、パイプ状物3dの中空穴部33と、パイプホルダ35の先
端部36の嵌め合いは抜き差しが容易で、かつパイプホル
ダ35の回転により、定長のパイプ状物3dが一緒に回転出
来る程度の隙間嵌めとなっている。
次に定長のパイプ状物3dが、パイプホルダ35に保持され
た後、ガイド32がエアシリンダ39によって、定長のパイ
プ状物3dの移動の妨げにならない位置まで下げられる
と、コンベア34が移動を始める。コンベア34は3ピッチ
づつ間欠的に移動し、前記パイプ状物3dは加熱装置6の
内部へ入って行く。
次にパイプ状物3dが加熱装置6の内部の3eの位置(第3
図)へ来ると、パイプホルダ35の未端部についているス
プロケット40が走行している駆動チェーン41に噛み合っ
て回転を始める。次にコンベア34が間欠運動を繰り返
し、定長のパイプ状物3dが3fの位置まで移動して所定の
温度に昇温されると、スプロケット40は駆動チェーン41
から外れて回転が止まる。
次にパイプ状物3dは、3gの位置で停止中に、ここで中空
穴部33からパイプホルダ35の先端部36が抜かれて次工程
へ供給される。またコンベア34の駆動は、スプロケット
9を駆動装置10によりスプロケット11、12、チェーン13
を介して行なう。駆動チェーン41の走行駆動は、駆動装
置14、スプロケット42、43、44、45、チェーン46を介して
行なう。なお、コンベア34に代えて他の搬送装置(例え
ば、揺動アーム方式、ウォーキングビーム方式等)を採
用してもよい。
(発明の効果) 以上詳細に説明した如く本発明は構成されているので、
定長の合成樹脂のパイプ状物をパイプホルダで保持し、
これを回転させながら加熱装置の中を移動させた場合、
加熱による軟化で多少の自重による撓みが生じても、そ
のまま回転が可能であり、かつ均一な昇温をするので、
次工程で均一な成形加工等が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す予熱装置の側面図、第2
図は第1図のII〜II断面図、第3図は第2図の定長の合
成樹脂等のパイプ状物がパイプホルダで保持された状態
を示す同断面図、第4図は従来のパイプ状物予熱装置の
側面図、第5図は第4図のV−V断面図である。 図の主要部分の説明 3,3a,3b,3c……定長のパイプ状物 6……加熱装置 14……駆動装置 34……コンベア 35……パイプホルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜 与志久 滋賀県大津市堅田2丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内 (72)発明者 志村 龍夫 滋賀県大津市堅田2丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内 (56)参考文献 特開 昭54−26869(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱装置の中で、搬送装置により搬送さ
    れ、定長に切断された合成樹脂のパイプ状物を予熱する
    方法において、同パイプ状物の両端の中空状孔部に、両
    側の搬送装置に夫々取付けられているパイプホルダの先
    端部を夫々押し込んで同パイプ状物を保持すると共に、
    同パイプホルダを等速、かつ連続的に強制回転させるこ
    とを特徴とするパイプ状物の予熱方法。
  2. 【請求項2】定長に切断された合成樹脂のパイプ状物を
    搬送する搬送装置と、同パイプ状物を予熱可能に同搬送
    装置に沿って設けられた加熱装置からなるパイプ状物の
    予熱装置において、両側の搬送装置には外部駆動装置で
    回転可能なパイプホルダが夫々設けられており、同夫々
    のパイプホルダの先端部を、前記パイプ状物の両端の中
    空状孔部に押し込む流体圧シリンダを備えてなることを
    特徴とするパイプ状物の予熱装置。
JP61192773A 1986-08-20 1986-08-20 パイプ状物の予熱方法及び装置 Expired - Lifetime JPH0628862B2 (ja)

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JPS6351112A JPS6351112A (ja) 1988-03-04
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US5834038A (en) * 1994-12-14 1998-11-10 Nissei Asb Machine Co., Ltd. Blow molding apparatus

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