JPH06287840A - ダイヤルカム作動装置 - Google Patents
ダイヤルカム作動装置Info
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- JPH06287840A JPH06287840A JP7695293A JP7695293A JPH06287840A JP H06287840 A JPH06287840 A JP H06287840A JP 7695293 A JP7695293 A JP 7695293A JP 7695293 A JP7695293 A JP 7695293A JP H06287840 A JPH06287840 A JP H06287840A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、口ゴム部にモチーフ柄を編成する
丸編機におけるソックスのメークアップの目落ちを防止
するダイヤルカム作動装置に係り、口ゴム部にモチーフ
柄を挿入編成するタイプのソックスのメークアップ編成
する際の目移しされる前段階で目落ちの発生を防止し、
メークアップの品質の向上を図るものである。 【構成】 本発明は、回転ダイヤル５にトランスファジ
ャック６をインサイドリングカム７及びアウトサイドリ
ングカム８で放射方向へ進退するように設けると共に、
メークアップ時にプレスアウトカム１０及びプレスイン
カム１１で上記トランスファジャック７を外方へ押出し
て編針２へループを目移しするダイヤルカム作動装置に
おいて、上記プレスアウトカム１０の直前に補助プレス
アウトカム２０を昇降自在に設け、メークアップ終了時
に上記トランスファジャック６を上記補助プレスアウト
カムで外方へ押出すものである。
丸編機におけるソックスのメークアップの目落ちを防止
するダイヤルカム作動装置に係り、口ゴム部にモチーフ
柄を挿入編成するタイプのソックスのメークアップ編成
する際の目移しされる前段階で目落ちの発生を防止し、
メークアップの品質の向上を図るものである。 【構成】 本発明は、回転ダイヤル５にトランスファジ
ャック６をインサイドリングカム７及びアウトサイドリ
ングカム８で放射方向へ進退するように設けると共に、
メークアップ時にプレスアウトカム１０及びプレスイン
カム１１で上記トランスファジャック７を外方へ押出し
て編針２へループを目移しするダイヤルカム作動装置に
おいて、上記プレスアウトカム１０の直前に補助プレス
アウトカム２０を昇降自在に設け、メークアップ終了時
に上記トランスファジャック６を上記補助プレスアウト
カムで外方へ押出すものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、口ゴム部にモチーフ柄
（ガラ模様）を編成する丸編機におけるソックスのメー
クアップ（目移しによる袋編み）の目落ちを防止するダ
イヤルカム作動装置に関する。
（ガラ模様）を編成する丸編機におけるソックスのメー
クアップ（目移しによる袋編み）の目落ちを防止するダ
イヤルカム作動装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】既に提案されているこの種のダイヤルカ
ム作動装置は、図３乃至図７に示されるように構成され
ている。
ム作動装置は、図３乃至図７に示されるように構成され
ている。
【０００３】即ち、図３乃至図７において、丸編機にお
ける編針シリンダ１には、編針２が図示されないカム機
構で上下に摺動自在に設けられており、この編針シリン
ダ１の直上のフレーム（図示されず）には、筒軸（ダイ
ヤルキャップともいう）３が立設されている。又、この
筒軸３には、ダイヤル回転軸４が軸受４ａで上記編針シ
リンダ１と同期して回転自在に軸装されており、このダ
イヤル回転軸４の下端部には、截頭円錐状をなす回転ダ
イヤル５が一体に設けられている。さらに、この回転ダ
イヤル５の上面には、多数の案内溝が放射状に形成され
ており、この各案内溝には、周知のトランスファジャッ
ク６が放射方向へ進退可能に嵌装されている。さらに
又、このトランスファジャック６は、図７に示されるよ
うに、短バット６ａと長バット６ｂを全周の半分づつに
亘って構成されており、この各バット６ａ、６ｂは幅ｔ
を形成している。
ける編針シリンダ１には、編針２が図示されないカム機
構で上下に摺動自在に設けられており、この編針シリン
ダ１の直上のフレーム（図示されず）には、筒軸（ダイ
ヤルキャップともいう）３が立設されている。又、この
筒軸３には、ダイヤル回転軸４が軸受４ａで上記編針シ
リンダ１と同期して回転自在に軸装されており、このダ
イヤル回転軸４の下端部には、截頭円錐状をなす回転ダ
イヤル５が一体に設けられている。さらに、この回転ダ
イヤル５の上面には、多数の案内溝が放射状に形成され
ており、この各案内溝には、周知のトランスファジャッ
ク６が放射方向へ進退可能に嵌装されている。さらに
又、このトランスファジャック６は、図７に示されるよ
うに、短バット６ａと長バット６ｂを全周の半分づつに
亘って構成されており、この各バット６ａ、６ｂは幅ｔ
を形成している。
【０００４】他方、図３及び図４に示されるように、上
記筒軸３のフランジには、周知のインサイドリングカム
７及びアウトサイドリングカム８が上記トランスファジ
ャック６を放射方向へ進退するように設けられており、
このアウトサイドリングカム８の外側に位置する筒軸３
のフランジには、サーキュラカッタ９が給糸される糸を
係止して図示されないカッタで切断するように設けられ
ている。又、上記筒軸３のフランジには、図４に示され
るように、プレスアウトカム１０及びプレスインカム１
１が図示されないレバーによるリンク機構でメークアッ
プ（目移しによる袋編み）終了時に上記トランスファジ
ャック６を外方へ押出して上記編針２へループを目移し
するように昇降自在にそれぞれ設けられている。さら
に、上記サーキュラカッタ９の外側には、地糸を給糸す
るメーン給糸装置１２とモチーフ柄の糸を給糸する複数
のモチーフ給糸装置１３がそれぞれ配設されている。
記筒軸３のフランジには、周知のインサイドリングカム
７及びアウトサイドリングカム８が上記トランスファジ
ャック６を放射方向へ進退するように設けられており、
このアウトサイドリングカム８の外側に位置する筒軸３
のフランジには、サーキュラカッタ９が給糸される糸を
係止して図示されないカッタで切断するように設けられ
ている。又、上記筒軸３のフランジには、図４に示され
るように、プレスアウトカム１０及びプレスインカム１
１が図示されないレバーによるリンク機構でメークアッ
プ（目移しによる袋編み）終了時に上記トランスファジ
ャック６を外方へ押出して上記編針２へループを目移し
するように昇降自在にそれぞれ設けられている。さら
に、上記サーキュラカッタ９の外側には、地糸を給糸す
るメーン給糸装置１２とモチーフ柄の糸を給糸する複数
のモチーフ給糸装置１３がそれぞれ配設されている。
【０００５】従って、上述したダイヤルカム作動装置
は、丸編機におけるソックスの口ゴム部にモチーフ柄を
編成するとき、図３に示されるように、上記トランスフ
ァジャック６の先端部は上記回転ダイヤル５の外周の内
側へ退避している。
は、丸編機におけるソックスの口ゴム部にモチーフ柄を
編成するとき、図３に示されるように、上記トランスフ
ァジャック６の先端部は上記回転ダイヤル５の外周の内
側へ退避している。
【０００６】すなわち、上記プレスアウトカム１０のみ
が上記トランスファジャック６の各バット６ａ、６ｂの
移動通路上から上昇して不作動位置に移動するから、ル
ープを引掛けた上記トランスファジャック６の先端部
は、図３に示されるように、上記回転ダイヤル５の上記
回転ダイヤル５の外周の内側へ退避すると共に上記トラ
ンスファジャック６のループを上記編針２へ目移しす
る。
が上記トランスファジャック６の各バット６ａ、６ｂの
移動通路上から上昇して不作動位置に移動するから、ル
ープを引掛けた上記トランスファジャック６の先端部
は、図３に示されるように、上記回転ダイヤル５の上記
回転ダイヤル５の外周の内側へ退避すると共に上記トラ
ンスファジャック６のループを上記編針２へ目移しす
る。
【０００７】次に、口ゴム部にモチーフ柄を編成しない
タイプのソックスとき、上記プレスアウトカム１０及び
プレスインカム１１が上記トランスファジャック６の各
バット６ａ、６ｂの移動通路上から上昇して不作動位置
に移動するから、ループを引掛けた上記トランスファジ
ャック６の先端部は、図５に示されるように、上記回転
ダイヤル５の外周より僅かに突出して上記編針２の背面
側より僅かに引込んだ位置に移動すると共に上記トラン
スファジャック６のループを上記編針２へ目移しする。
タイプのソックスとき、上記プレスアウトカム１０及び
プレスインカム１１が上記トランスファジャック６の各
バット６ａ、６ｂの移動通路上から上昇して不作動位置
に移動するから、ループを引掛けた上記トランスファジ
ャック６の先端部は、図５に示されるように、上記回転
ダイヤル５の外周より僅かに突出して上記編針２の背面
側より僅かに引込んだ位置に移動すると共に上記トラン
スファジャック６のループを上記編針２へ目移しする。
【０００８】すなわち、ループを引掛けた上記トランス
ファジャック６の先端部は、上記回転ダイヤル５の外周
より僅かに突出した状態で口ゴム部にモチーフ柄を編成
しない。
ファジャック６の先端部は、上記回転ダイヤル５の外周
より僅かに突出した状態で口ゴム部にモチーフ柄を編成
しない。
【０００９】一般に、丸編機は、ソックス等を編成する
とき、標準的な編成工程として、口ゴム部−メークアッ
プ（袋編み）−レッグ部−ヒール部−ソール部−トウ部
−捨糸（抜き糸）の順位で行われる。
とき、標準的な編成工程として、口ゴム部−メークアッ
プ（袋編み）−レッグ部−ヒール部−ソール部−トウ部
−捨糸（抜き糸）の順位で行われる。
【００１０】従来、モチーフ柄の編成は主にレッグ部や
ソール部の足甲部に挿入編成するのが普通であり、モチ
ーフ柄の編成が口ゴム部に挿入編成することはこれまで
行われていない。
ソール部の足甲部に挿入編成するのが普通であり、モチ
ーフ柄の編成が口ゴム部に挿入編成することはこれまで
行われていない。
【００１１】しかし、最近のファションの傾向により、
ソックス等の口ゴム部にモチーフ柄を挿入編成する需要
も多くなってきており、口ゴム部にモチーフ柄を挿入編
成する際、モチーフ柄の糸が上記トランスファジャック
６に引掛からないように、メークアップの始めの編針２
から上記トランスファジャック６へ編目を移した後、図
３に示されるように、このトランスファジャック６を回
転ダイヤル５の内方へ引込めている。
ソックス等の口ゴム部にモチーフ柄を挿入編成する需要
も多くなってきており、口ゴム部にモチーフ柄を挿入編
成する際、モチーフ柄の糸が上記トランスファジャック
６に引掛からないように、メークアップの始めの編針２
から上記トランスファジャック６へ編目を移した後、図
３に示されるように、このトランスファジャック６を回
転ダイヤル５の内方へ引込めている。
【００１２】又一方、口ゴム部にモチーフ柄を編成しな
いタイプのソックスは、図５に示されるように、上記回
転ダイヤル５内のトランスファジャック６の先端部に引
掛かっているループは上記編針２へ目移しするときに外
れるおそれはなかった。
いタイプのソックスは、図５に示されるように、上記回
転ダイヤル５内のトランスファジャック６の先端部に引
掛かっているループは上記編針２へ目移しするときに外
れるおそれはなかった。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たダイヤルカム作動装置が、口ゴム部にモチーフ柄を挿
入編成するタイプのソックスを編成するとき、ソックス
のメークアップ編成終了時、図６に示されるように、上
記長バット６ｂのトランスファジャック６が上記プレス
アウトカム１０で上記回転ダイヤル５の外周より押出さ
れるから、上記トランスファジャック６の短バット６ａ
と上記長バット６ｂとの境目におけるループが引き伸ば
され、編針２側へ目移しされる前の段階で目落ちが発生
し易くなり、ソックスのメークアップの編成を損うばか
りでなく、品質を損なう等の問題がある。
たダイヤルカム作動装置が、口ゴム部にモチーフ柄を挿
入編成するタイプのソックスを編成するとき、ソックス
のメークアップ編成終了時、図６に示されるように、上
記長バット６ｂのトランスファジャック６が上記プレス
アウトカム１０で上記回転ダイヤル５の外周より押出さ
れるから、上記トランスファジャック６の短バット６ａ
と上記長バット６ｂとの境目におけるループが引き伸ば
され、編針２側へ目移しされる前の段階で目落ちが発生
し易くなり、ソックスのメークアップの編成を損うばか
りでなく、品質を損なう等の問題がある。
【００１４】本発明は、上述した問題を解決するため
に、口ゴム部にモチーフ柄を挿入編成したタイプのソッ
クスのメークアップ編成の際、目移しされる前の段階で
目落ちを発生しないようにし、メークアップ編成を損う
ことなく品質の向上を図るようにしたダイヤルカム作動
装置を提供することを目的とする。
に、口ゴム部にモチーフ柄を挿入編成したタイプのソッ
クスのメークアップ編成の際、目移しされる前の段階で
目落ちを発生しないようにし、メークアップ編成を損う
ことなく品質の向上を図るようにしたダイヤルカム作動
装置を提供することを目的とする。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転ダイヤル
にトランスファジャックをインサイドリングカム及びア
ウトサイドリングカムで放射方向へ進退するように設け
ると共に、メークアップ時にプレスアウトカム及びプレ
スインカムで上記トランスファジャックを外方へ押出し
て編針へループを目移しするダイヤルカム作動装置にお
いて、上記プレスアウトカムの直前に補助プレスアウト
カムを昇降自在に設け、メークアップ終了時に上記トラ
ンスファジャックを上記補助プレスアウトカムで外方へ
押出すようにしたものである。
にトランスファジャックをインサイドリングカム及びア
ウトサイドリングカムで放射方向へ進退するように設け
ると共に、メークアップ時にプレスアウトカム及びプレ
スインカムで上記トランスファジャックを外方へ押出し
て編針へループを目移しするダイヤルカム作動装置にお
いて、上記プレスアウトカムの直前に補助プレスアウト
カムを昇降自在に設け、メークアップ終了時に上記トラ
ンスファジャックを上記補助プレスアウトカムで外方へ
押出すようにしたものである。
【００１６】
【作用】本発明は、メークアップ終了時に、上記補助プ
レスアウトカムを上記トランスファジャックの短バット
と上記長バットとを外方へ押出し、上記プレスアウトカ
ム及びプレスインカムの順に上記トランスファジャック
をそれぞれ作動して編針へループを目移し、口ゴム部に
モチーフ柄を挿入編成するタイプのソックスのメークア
ップ編成する際の目落ちの発生を防止してメークアップ
の編成を損なうことなく品質の向上を図るものである。
レスアウトカムを上記トランスファジャックの短バット
と上記長バットとを外方へ押出し、上記プレスアウトカ
ム及びプレスインカムの順に上記トランスファジャック
をそれぞれ作動して編針へループを目移し、口ゴム部に
モチーフ柄を挿入編成するタイプのソックスのメークア
ップ編成する際の目落ちの発生を防止してメークアップ
の編成を損なうことなく品質の向上を図るものである。
【００１７】
【実施例】以下、本発明を図示のー実施例について説明
する。なお、本発明は、上述した具体例と同一構成部材
には、同じ符号を付して説明する。
する。なお、本発明は、上述した具体例と同一構成部材
には、同じ符号を付して説明する。
【００１８】図１及び図２において、符号１は、丸編機
における編針シリンダであって、この編針シリンダ１に
は、編針２が図示されないカム機構で上下に摺動自在に
設けられており、この編針シリンダ１の直上のフレーム
（図示されず）には、筒軸（ダイヤルキャップ）３が立
設されている。又、この筒軸３には、ダイヤル回転軸４
が軸受４ａで上記編針シリンダ１と同期して回転自在に
軸装されており、このダイヤル回転軸４の下端部には、
截頭円錐状をなす回転ダイヤル５が一体に設けられてい
る。さらに、この回転ダイヤル５の上面には、多数の案
内溝５ａが放射状に形成されており、この各案内溝５ａ
には、周知のトランスファジャック６が摺動自在に嵌装
されている。さらに又、このトランスファジャック６
は、図７に示されるように、短バット６ａと長バット６
ｂを全周の半分づつに亘って構成しており、この各バッ
ト６ａ、６ｂは幅ｔを形成している（図７参照）。
における編針シリンダであって、この編針シリンダ１に
は、編針２が図示されないカム機構で上下に摺動自在に
設けられており、この編針シリンダ１の直上のフレーム
（図示されず）には、筒軸（ダイヤルキャップ）３が立
設されている。又、この筒軸３には、ダイヤル回転軸４
が軸受４ａで上記編針シリンダ１と同期して回転自在に
軸装されており、このダイヤル回転軸４の下端部には、
截頭円錐状をなす回転ダイヤル５が一体に設けられてい
る。さらに、この回転ダイヤル５の上面には、多数の案
内溝５ａが放射状に形成されており、この各案内溝５ａ
には、周知のトランスファジャック６が摺動自在に嵌装
されている。さらに又、このトランスファジャック６
は、図７に示されるように、短バット６ａと長バット６
ｂを全周の半分づつに亘って構成しており、この各バッ
ト６ａ、６ｂは幅ｔを形成している（図７参照）。
【００１９】他方、上記トランスファジャック６の上位
の筒軸３のフランジには、周知のインサイドリングカム
７及びアウトサイドリングカム８が上記トランスファジ
ャック６を放射方向へ進退するように設けられており、
このアウトサイドリングカム８の外側に位置する筒軸３
のフランジには、サーキュラカッタ９が給糸される糸を
係止して図示されないカッタで切断するように設けられ
ている。又、上記筒軸３のフランジには、図２に示され
るように、プレスアウトカム１０及びプレスインカム１
１が図示されないアクチュエータでメークアップ（目移
しによる袋編み）終了時に上記トランスファジャック６
を外方へ押出して上記編針２へループを目移しするよう
に昇降自在にそれぞれ設けられている。さらに、上記プ
レスアウトカム１１の直前には、補助プレスアウトカム
２０がメークアップ終了時に上記トランスファジャック
６を外方へ押出すように昇降自在に設けられている。
の筒軸３のフランジには、周知のインサイドリングカム
７及びアウトサイドリングカム８が上記トランスファジ
ャック６を放射方向へ進退するように設けられており、
このアウトサイドリングカム８の外側に位置する筒軸３
のフランジには、サーキュラカッタ９が給糸される糸を
係止して図示されないカッタで切断するように設けられ
ている。又、上記筒軸３のフランジには、図２に示され
るように、プレスアウトカム１０及びプレスインカム１
１が図示されないアクチュエータでメークアップ（目移
しによる袋編み）終了時に上記トランスファジャック６
を外方へ押出して上記編針２へループを目移しするよう
に昇降自在にそれぞれ設けられている。さらに、上記プ
レスアウトカム１１の直前には、補助プレスアウトカム
２０がメークアップ終了時に上記トランスファジャック
６を外方へ押出すように昇降自在に設けられている。
【００２０】すなわち、上記補助プレスアウトカム２０
は上記筒軸３のフランジにコイルばね２１の弾力で浮上
するように付勢して設けられているけれども、上記筒軸
３の中程に付設されたストッパ２２で浮上位置を規制さ
れている。又、上記筒軸３の上部には、例えば、エアシ
リンダー装置によるアクチュエータ２３が螺着されてお
り、このアクチュエータ２３の出力軸２３ａは上記補助
プレスアウトカム２０の上部に連結されている。さら
に、上記アクチュエータ２３の上部には、エア供給管２
４が管接手２５を介して連結されており、上記アクチュ
エータ２３は図示されない編成制御回路に接続されてい
る。
は上記筒軸３のフランジにコイルばね２１の弾力で浮上
するように付勢して設けられているけれども、上記筒軸
３の中程に付設されたストッパ２２で浮上位置を規制さ
れている。又、上記筒軸３の上部には、例えば、エアシ
リンダー装置によるアクチュエータ２３が螺着されてお
り、このアクチュエータ２３の出力軸２３ａは上記補助
プレスアウトカム２０の上部に連結されている。さら
に、上記アクチュエータ２３の上部には、エア供給管２
４が管接手２５を介して連結されており、上記アクチュ
エータ２３は図示されない編成制御回路に接続されてい
る。
【００２１】従って、上記アクチュエータ２３は上記編
成制御回路からの信号に基づいて作動し、上記アクチュ
エータ２３が上記補助プレスアウトカム２０をコイルば
ね２１の弾力に抗して押下して上記トランスファジャッ
ク６の短バット６ａと上記長バット６ｂの移動通路上へ
降下するようにしている。
成制御回路からの信号に基づいて作動し、上記アクチュ
エータ２３が上記補助プレスアウトカム２０をコイルば
ね２１の弾力に抗して押下して上記トランスファジャッ
ク６の短バット６ａと上記長バット６ｂの移動通路上へ
降下するようにしている。
【００２２】以下、本発明の作用について説明する。従
って、口ゴム部にモチーフ柄を挿入編成するタイプのソ
ックスにおいて、メークアップ終了時に、上記補助プレ
スアウトカム２０が上記トランスファジャック６の短バ
ット６ａと上記長バット６ｂとを外方へ押出し、しか
も、上記補助プレスアウトカム２０の作動中に上記プレ
スアウトカム１０及びプレスインカム１１の順に降下し
て上記トランスファジャック６を作動して、このトラン
スファジャック６のループを編針２へ目移す。
って、口ゴム部にモチーフ柄を挿入編成するタイプのソ
ックスにおいて、メークアップ終了時に、上記補助プレ
スアウトカム２０が上記トランスファジャック６の短バ
ット６ａと上記長バット６ｂとを外方へ押出し、しか
も、上記補助プレスアウトカム２０の作動中に上記プレ
スアウトカム１０及びプレスインカム１１の順に降下し
て上記トランスファジャック６を作動して、このトラン
スファジャック６のループを編針２へ目移す。
【００２３】つまり、本発明は、上記トランスファジャ
ック６の短バット６ａと上記長バット６ｂとの間隔を少
なくすることにより、ループの伸びが無くなり、メーク
アップ編成する際の目落ちの発生を防止できるようにな
る。
ック６の短バット６ａと上記長バット６ｂとの間隔を少
なくすることにより、ループの伸びが無くなり、メーク
アップ編成する際の目落ちの発生を防止できるようにな
る。
【００２４】このようにして本発明は、口ゴム部にモチ
ーフ柄を挿入編成するタイプのソックスのメークアップ
編成する際、目落ちの発生を防止してメークアップの編
成を損なうことなく、品質の向上を図ることができる。
ーフ柄を挿入編成するタイプのソックスのメークアップ
編成する際、目落ちの発生を防止してメークアップの編
成を損なうことなく、品質の向上を図ることができる。
【００２５】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、プレスアウ
トカムの直前に補助プレスアウトカムを昇降自在に設
け、メークアップ終了時に上記トランスファジャックを
上記補助プレスアウトカムで外方へ押出すようにしてあ
るので、口ゴム部にモチーフ柄を挿入編成するタイプの
ソックスのメークアップ編成する際の目落ちの発生を防
止できるばかりでなく、編成制御回路で運転を制御でき
るから、自動化を図れると共に、構成も簡素であるか
ら、組立て調整も容易になり、さらに、メークアップの
編成を損なうことなく品質の向上を図ることができる等
の優れた効果を有する。
トカムの直前に補助プレスアウトカムを昇降自在に設
け、メークアップ終了時に上記トランスファジャックを
上記補助プレスアウトカムで外方へ押出すようにしてあ
るので、口ゴム部にモチーフ柄を挿入編成するタイプの
ソックスのメークアップ編成する際の目落ちの発生を防
止できるばかりでなく、編成制御回路で運転を制御でき
るから、自動化を図れると共に、構成も簡素であるか
ら、組立て調整も容易になり、さらに、メークアップの
編成を損なうことなく品質の向上を図ることができる等
の優れた効果を有する。
【図１】本発明のダイヤルカム作動装置の要部の半分を
断面して示す正面図。
断面して示す正面図。
【図２】図１の鎖線Ａ−Ａに沿う底面図。
【図３】既に提案されているダイヤルカム作動装置の要
部の半分を断面して示す正面図。
部の半分を断面して示す正面図。
【図４】図３の鎖線Ｂ−Ｂに沿う底面図。
【図５】既に提案されているダイヤルカム作動装置の作
用を説明するための図。
用を説明するための図。
【図６】既に提案されているダイヤルカム作動装置の作
用を説明するための図。
用を説明するための図。
【図７】ダイヤルカム作動装置に組込まれるトランスフ
ァジャックの斜視図。
ァジャックの斜視図。
５ 回転ダイヤル ６ トランスファジャック ７ インサイドリングカム ８ アウトサイドリングカム １０ プレスアウトカム １１ プレスインカム ２０ 補助プレスアウトカム ２３ アクチュエータ
Claims (1)
- 【請求項１】回転ダイヤルにトランスファジャックをイ
ンサイドリングカム及びアウトサイドリングカムで放射
方向へ進退するように設けると共に、メークアップ時に
プレスアウトカム及びプレスインカムで上記トランスフ
ァジャックを外方へ押出して編針へループを目移しする
ダイヤルカム作動装置において、上記プレスアウトカム
の直前に補助プレスアウトカムを昇降自在に設け、メー
クアップ終了時に上記トランスファジャックを上記補助
プレスアウトカムで外方へ押出すようにしたことを特徴
とするダイヤルカム作動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07695293A JP3459278B2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | ダイヤルカム作動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07695293A JP3459278B2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | ダイヤルカム作動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06287840A true JPH06287840A (ja) | 1994-10-11 |
| JP3459278B2 JP3459278B2 (ja) | 2003-10-20 |
Family
ID=13620119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07695293A Expired - Lifetime JP3459278B2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | ダイヤルカム作動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3459278B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103334219A (zh) * | 2013-06-21 | 2013-10-02 | 绍兴汉翔精密机械制造有限公司 | 一种高速丝袜机哈夫三角编织装置 |
-
1993
- 1993-04-02 JP JP07695293A patent/JP3459278B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103334219A (zh) * | 2013-06-21 | 2013-10-02 | 绍兴汉翔精密机械制造有限公司 | 一种高速丝袜机哈夫三角编织装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3459278B2 (ja) | 2003-10-20 |
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