JPH0628764Y2 - 回路しや断器 - Google Patents

回路しや断器

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JPH0628764Y2
JPH0628764Y2 JP9812385U JP9812385U JPH0628764Y2 JP H0628764 Y2 JPH0628764 Y2 JP H0628764Y2 JP 9812385 U JP9812385 U JP 9812385U JP 9812385 U JP9812385 U JP 9812385U JP H0628764 Y2 JPH0628764 Y2 JP H0628764Y2
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JP
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movable
movable contact
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contact
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JPS625543U (ja
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伸示 山県
文之 久常
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、可動接触子に可動側圧力反射体を備えた回
路しや断器に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は例えば実開昭60−839号公報に示された従
来の回路しや断器の主要部を示す図であり、図において
(1)は開閉動作時に駆動力を受けて開閉作動する可動接
触子で、可動導体(1a)とこの可動導体(1a)に固
着された可動接点(1b)とで構成される。(2)は可動
接点(1b)の外周を取り囲むように可動導体(1a)
に配置された可動側圧力反射体で、可動導体(1a)よ
りも抵抗率の高い高抵抗材料により形成される。(3)は
可動接触子(1)に対向して設けられた固定接触子で、固
定導体(3a)とこの固定導体(3a)に固着された固
定接点(3b)とで構成される。(4)は固定側圧力反射
体、(5)は消弧板である。
このように可動接触子(1)は可動側圧力反射体(2)を備え
た回路しや断器では、アーク(A)が可動側圧力反射体(2)
により絞り込まれてアーク(A)の断面積が小さくなり、
アーク抵抗は高くなるが、アーク電流は逆に低く制限さ
れ、限流状態を惹起する。即ち、短絡時におけるしや断
電流の限流性能を向上させるのである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の回路しや断器では、可動接点(1
b)の後端面(101)が開放しているので、この後端
面(101)からもアーク(A)が発生し、限流が不十分
になるという問題点があつた。また可動接点(1b)の
後端面(101)からアーク(A)が発生するので前方の
消弧板(4)へのアークの駆動力が小さく、桟点消耗が大
きくなるという問題点もあつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、アークの駆動力を大きくすることにより、限流性
能の向上と接点消耗の軽減とが計れる回路しや断器を提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る回路しや断器は、可動側圧力反射体に、
可動接点の固着面よりも高くて可動接点の後端面を覆う
肉盛り部を設けたものである。
〔作用〕
この考案においては、可動側圧力反射体の肉盛り部によ
り可動接点の後端面を覆うので、可動接点の後端面から
のアークの発生がなくなつてアークの絞り込みが向上す
ると共に、肉盛り部の表面の圧力が上がつてアークの駆
動力が増大する。
〔考案の実施例〕
第1図〜第3図はこの考案の一実施例を示すものであ
り、(1)〜(5)は上記従来のものと同じである。(2A)
は可動側圧力反射体(2)に形成した肉盛り部で、可動接
点(1b)の後端面(101)の全面が覆えるように可
動接点(1b)の高さと等しい高さにしてある。
このように可動側圧力反射体(2)の肉盛り部(2A)に
より可動接点(1b)の後端面(101)の全面を覆つ
ておくと、可動接点(1b)の後端面(101)からの
アーク(A)の発生がなくなつてアーク(A)が絞り込めら
れ、また肉盛り部(2A)の表面の圧力が上がつてアー
ク(A)が矢印(B)方向に駆動される。
アーク(A)の絞り込みが向上し、アーク(A)の駆動力が大
きくなると、限流性能が向上し、接点消耗が軽減される
と共に、冷却効果が上がり、しや断性能も向上する。
上記実施例では、肉盛り部(2A)の高さを可動接点
(1b)の高さと等しくして可動接点(1b)の後端面
(101)の全面を覆うものを示したが、肉盛り部(2
A)の高さは可動接点(1b)の固着面(102)より
も高くて可動接点(1b)の後端面(101)の少しで
も覆うことができればよい。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、可動側圧力反射体に可
動接点の後端面を覆う肉盛り部を設けることにより、限
流性能の向上と接点消耗の軽減とが計れるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す主要部の側面図、第
2図は第1図の線II−IIの断面図、第3図は第2図の線
III−IIIの断面図、第4図は従来のものを示す主要部の
側面図である。 図において(1)は可動接触子、(1a)は可動導体、
(1b)は可動接点、(101)は後端面、(102)
は固着面、(2)は可動側圧力反射体、(2A)は肉盛り
部である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動導体とこの可動導体に固着された可動
    接点とからなる可動接触子と、前記可動接点の外周を取
    り囲むように前記可動導体に配置された可動側圧力反射
    体とを有する回路しや断器において、前記可動側圧力反
    射体に、前記可動接点の固着面よりも高くて前記可動接
    点の後端面を覆う肉盛り部を設けたことを特徴とする回
    路しや断器。
  2. 【請求項2】肉盛り部の高さを、可動接点の後端面の全
    面が覆えるように可動接点の高さと等しくした実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の回路しや断器。
JP9812385U 1985-06-25 1985-06-25 回路しや断器 Expired - Lifetime JPH0628764Y2 (ja)

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JPS625543U JPS625543U (ja) 1987-01-13
JPH0628764Y2 true JPH0628764Y2 (ja) 1994-08-03

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