JPH0628668Y2 - 分岐管の保温装置 - Google Patents
分岐管の保温装置Info
- Publication number
- JPH0628668Y2 JPH0628668Y2 JP11815087U JP11815087U JPH0628668Y2 JP H0628668 Y2 JPH0628668 Y2 JP H0628668Y2 JP 11815087 U JP11815087 U JP 11815087U JP 11815087 U JP11815087 U JP 11815087U JP H0628668 Y2 JPH0628668 Y2 JP H0628668Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mother
- heat
- pipe
- branch pipe
- temperature
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- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、流体の流量、圧力、液面を検出するため母管
または母体から信号発振器に至る導管、あるいは母管ま
たは母体と均一温度に保つ必要がある支管などの分岐管
に適用される分岐管の保温装置に関する。
または母体から信号発振器に至る導管、あるいは母管ま
たは母体と均一温度に保つ必要がある支管などの分岐管
に適用される分岐管の保温装置に関する。
従来から母管または母体からの導管または支管などの分
岐管の温度を保つために、電気トレースやスチームトレ
ースが一般に用いられている。
岐管の温度を保つために、電気トレースやスチームトレ
ースが一般に用いられている。
第3図および第4図に基いて従来の電気トレースおよび
スチームトレースについて説明する。
スチームトレースについて説明する。
(1)電気トレースの施工例 第3図に示すように電気トレースエレメント3を、電源
接続器6から取り出し、母管または母体1と信号発信器
7とを結ぶ導管2に沿わせて取付け、導管2と電気トレ
ースエレメント3の周囲を保温材4にて被覆し、更にそ
の外側を保温カバー5で被覆する。このようにして導管
内の流体の温度を母管または母管内の流体の温度となる
べく近い温度に保つようにしている。
接続器6から取り出し、母管または母体1と信号発信器
7とを結ぶ導管2に沿わせて取付け、導管2と電気トレ
ースエレメント3の周囲を保温材4にて被覆し、更にそ
の外側を保温カバー5で被覆する。このようにして導管
内の流体の温度を母管または母管内の流体の温度となる
べく近い温度に保つようにしている。
(2)スチームトレースの施工例 第4図に示すように、母管または母体1と信号発信器7
とを結ぶ導管2に沿って、スチームトレース管8を取付
け、導管2とスチームトレース管8の周囲を保温材4に
て被覆し、その外側を更に保温カバー5で被覆する。ス
チームをスチームトレース管8のスチーム入口9から導
入しスチーム出口10から排出する。このようにして導管
内の流体の温度を母管または母管内の流体の温度となる
べく近い温度に保つようにしている。
とを結ぶ導管2に沿って、スチームトレース管8を取付
け、導管2とスチームトレース管8の周囲を保温材4に
て被覆し、その外側を更に保温カバー5で被覆する。ス
チームをスチームトレース管8のスチーム入口9から導
入しスチーム出口10から排出する。このようにして導管
内の流体の温度を母管または母管内の流体の温度となる
べく近い温度に保つようにしている。
従来から使用されている電気トレースまたはスチームト
レースを施工した場合、下記の問題点がある。
レースを施工した場合、下記の問題点がある。
(1)トレースを施工する導管または支管の温度は電気ト
レースを施工した場合には電気トレースエレメントの温
度に近い温度となり、スチームトレースを施工した場合
には、スチームの温度に近い温度になる。このため、導
管または支管の温度を母管または母体の温度と同一の温
度に保つことは困難である。
レースを施工した場合には電気トレースエレメントの温
度に近い温度となり、スチームトレースを施工した場合
には、スチームの温度に近い温度になる。このため、導
管または支管の温度を母管または母体の温度と同一の温
度に保つことは困難である。
(2)電気トレース施工の場合には電気を、スチームトレ
ース施工の場合にはスチームをそれぞれ消費する。
ース施工の場合にはスチームをそれぞれ消費する。
(3)電気トレースを施工した場合、施工個所の近くまで
電源を導く必要があり、またスチームトレースを施工し
た場合には施工個所の近くまでスチームを導く必要があ
る。このため電気トレースまたはスチームトレースを施
工する場合トレース施工以外に別途電源設備、スチーム
供給設備が必要となる。
電源を導く必要があり、またスチームトレースを施工し
た場合には施工個所の近くまでスチームを導く必要があ
る。このため電気トレースまたはスチームトレースを施
工する場合トレース施工以外に別途電源設備、スチーム
供給設備が必要となる。
本考案は、上述の従来の保温装置の問題点を解消し、導
管あるいは支管などの分岐管の温度を母管または母体の
温度とほぼ同一に保つことができかつあらたな電源設備
やスチーム供給設備を必要としない分岐管の保温装置を
提供することを目的としたものである。
管あるいは支管などの分岐管の温度を母管または母体の
温度とほぼ同一に保つことができかつあらたな電源設備
やスチーム供給設備を必要としない分岐管の保温装置を
提供することを目的としたものである。
本考案は母管または母体の外壁面に当接した受熱部と、
該受熱部に連結され前記母管または母体の分岐管の外壁
面に付設されたヒートパイプとを備えたことを特徴とす
る分岐管の保温装置を提案するものである。
該受熱部に連結され前記母管または母体の分岐管の外壁
面に付設されたヒートパイプとを備えたことを特徴とす
る分岐管の保温装置を提案するものである。
上述の構成の装置において母管または母体から受熱部に
効率よく熱が伝達され、その熱が伝熱性の優れたヒート
パイプにより、更に分岐管に伝わり、母管または母体の
温度と分岐管の温度がほぼ同一温度になる。
効率よく熱が伝達され、その熱が伝熱性の優れたヒート
パイプにより、更に分岐管に伝わり、母管または母体の
温度と分岐管の温度がほぼ同一温度になる。
第1図〜第2図により本考案の一実施例の保温装置につ
いて説明する。
いて説明する。
第1図において、2は分岐管(導管または支管)、11は
図示省略の母管または母体の外壁面に直接当接されサド
ルを取り付けた受熱部、12は受熱部11に連結され分岐管
2の外壁面に沿って取り付けられたヒートパイプ、4は
分岐管2とヒートパイプ12の周囲を被覆する保温材、5
は保温材5の周囲を更に被覆する保温カバーである。
図示省略の母管または母体の外壁面に直接当接されサド
ルを取り付けた受熱部、12は受熱部11に連結され分岐管
2の外壁面に沿って取り付けられたヒートパイプ、4は
分岐管2とヒートパイプ12の周囲を被覆する保温材、5
は保温材5の周囲を更に被覆する保温カバーである。
このような構成の装置において、母管または母体から受
熱部11に効率よく熱が伝達し、その熱がヒートパイプ12
により、分岐管2に伝わり、ヒートパイプ12は伝熱性が
非常に優れているため分岐管12の温度を母管または母体
の温度とほぼ同一温度に保つことができる。
熱部11に効率よく熱が伝達し、その熱がヒートパイプ12
により、分岐管2に伝わり、ヒートパイプ12は伝熱性が
非常に優れているため分岐管12の温度を母管または母体
の温度とほぼ同一温度に保つことができる。
また、第1表に第2図の装置を用いて試験した結果を示
す。
す。
なお、第2図において、1は母管、2は母管1から分岐
した導管、11は母管1の外壁面に当設された受熱部、12
は受熱部11に連結され導管2に付設されたヒートパイ
プ、4は導管2とヒートパイプ12の周囲を被覆する保温
材、5は保温材4の周囲を被覆する保護カバー、7は導
管2の端部に装着された信号発信器である。
した導管、11は母管1の外壁面に当設された受熱部、12
は受熱部11に連結され導管2に付設されたヒートパイ
プ、4は導管2とヒートパイプ12の周囲を被覆する保温
材、5は保温材4の周囲を被覆する保護カバー、7は導
管2の端部に装着された信号発信器である。
第1表から明らかなように上記の実施例の装置では母管
の温度と導管の温度は1、2℃とその温度差は微少であ
った。
の温度と導管の温度は1、2℃とその温度差は微少であ
った。
本考案の装置によれば、母管または母体の温度と導管ま
たは支管などの分岐管の温度との温度差を1〜2℃の僅
かな範囲内に保ことができるとともに従来の保温装置で
不可欠であった電源設備やスチーム供給設備などの付帯
設備を全く必要としないという特有の効果を奏する。
たは支管などの分岐管の温度との温度差を1〜2℃の僅
かな範囲内に保ことができるとともに従来の保温装置で
不可欠であった電源設備やスチーム供給設備などの付帯
設備を全く必要としないという特有の効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例の装置の説明図、第2図は本
考案の一実施例について試験を行うために用いられた装
置の説明図、第3図は従来の電気トレースの説明図、第
4図は従来のスチームトレースの説明図である。 1……母管または母体、2……導管 3……電気トレースエレメント 4……保温材、5……保温カバー 7……信号発信器、8……スチームトレース管 11……受熱部、12……ヒートパイプ
考案の一実施例について試験を行うために用いられた装
置の説明図、第3図は従来の電気トレースの説明図、第
4図は従来のスチームトレースの説明図である。 1……母管または母体、2……導管 3……電気トレースエレメント 4……保温材、5……保温カバー 7……信号発信器、8……スチームトレース管 11……受熱部、12……ヒートパイプ
Claims (1)
- 【請求項1】母管または母体の外壁面に当設した受熱部
と、該受熱部に連結され前記母管または母体の分岐管の
外壁面に付設されたヒートパイプとを備えたことを特徴
とする分岐管の保温装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11815087U JPH0628668Y2 (ja) | 1987-08-03 | 1987-08-03 | 分岐管の保温装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11815087U JPH0628668Y2 (ja) | 1987-08-03 | 1987-08-03 | 分岐管の保温装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6423639U JPS6423639U (ja) | 1989-02-08 |
JPH0628668Y2 true JPH0628668Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=31362254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11815087U Expired - Lifetime JPH0628668Y2 (ja) | 1987-08-03 | 1987-08-03 | 分岐管の保温装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0628668Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2823881B2 (ja) * | 1989-03-22 | 1998-11-11 | 春男 上原 | 瞬間湯沸器 |
US7497123B1 (en) * | 2007-12-18 | 2009-03-03 | Rosemount Inc. | Direct mount for pressure transmitter with thermal management |
-
1987
- 1987-08-03 JP JP11815087U patent/JPH0628668Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6423639U (ja) | 1989-02-08 |
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