JPH062845U - 壁掛け充電器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コードレス電話機の子機用充電器において、
充電器自体に差し込み端子を設け、この差し込み端子を
壁に備えたＡＣコンセントに直接差し込むようにした壁
掛け充電器。 【構成】 １はコードレス電話機の子機用の充電器であ
り、この充電器１の一側面に設けた一対の差し込み端子
４を、壁面に備えつけてあるＡＣコンセント２に差し込
むことにより、充電器１に内蔵して設けられたＡＣ１０
０ボルトを所定の電圧の降下させる電圧変換部５及びＡ
ＣをＤＣに変換する整流部６を経由して充電器１の接続
端子７に所要のＤＣ電源が供給される。コードレス電話
機の子機３を充電するには、この子機３を前記充電器１
の所定の場所に立てて置くと、子機３が所定の場所に置
かれたことを検出するスイッチの作用により、前記一対
の差し込み端子４と電圧変換部５が電気的につながり、
整流部６を経由して接続端子７と子機３の底面に設けた
接続端子とが電気的に接続されて充電を開始する。所要
時間が経過すると自動的に充電が終了する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本発明はにコードレス電話機に係り、子機用充電器に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のコードレス電話機の子機用充電器においては、殆どが据え置き型で、充 電器はテーブル等の据置台に置かれ、電圧変換器付電源コードは壁面や床面に備 えつけてあるＡＣコンセントに接続する。前記コードレス電話機の子機を充電す るには、この子機を充電器の所定の場所に立てて置くことにより、子機の自重に よって底面に設けた接続端子と充電器の接続端子とが電気的に接続し、充電を開 始する方式となっている。ところが、前記子機を充電器に立てて置くため、何か が触れて倒れてしまうことがあって安定性が悪く、また、ＡＣコンセントから充 電器までの電源コードは見た目にうるさく、歩行中に足にからまったり等の不具 合があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案はこのような点に鑑みなされたもので、子機用充電器をテーブル等の据 置台に置くため、充電器の所定の場所に立てて置かれたコードレス電話機用子機 が、何かが触れて倒れてしまったり、或いは、ＡＣコンセントまでの電源コード が足にからまったりする不具合を解決した壁掛け充電器を提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は上述の課題を解決するため、コードレス電話機の子機用の充電器にお いて、壁面などに備えてあるＡＣコンセントに直接差し込むために一側面に設け た一対の差し込み端子と、内蔵して設けたＡＣ１００ボルトを所定の電圧に降下 させる電圧変換部及びＡＣをＤＣに変換する整流部と、子機と電気的につなぐ接 続端子と、他の側面に前記一対の差し込み端子と電気的に接続したＡＣコンセン トを設けたを特徴とする充電器を提供するものである。

【０００５】

【作用】

以上のように構成したので、本考案による壁掛け充電器においては、充電器の 一側面に一対の差し込み端子を設け、この差し込み端子を壁面などに備えつけた ＡＣコンセントに直接差し込むことによって、ＡＣ１００ボルトを所定の電圧に 降下する電圧変換部及びＡＣをＤＣに変換する整流部を経て所要のＤＣ電圧を供 給出来るようにしたので、電源コードは不要となり、また、コードレス電話機の 子機は壁に隣接して設けた充電器の所定の場所に立てて置かれるため安定性が増 す。

【０００６】

【実施例】

以下、図面に基づいて本考案による実施例を詳細に説明する。図１は本考案に よる壁掛け充電器の一実施例の要部側面図であり、図２は本考案による壁掛け充 電器の一実施例のブロック図であり、図３は本考案による壁掛け充電器の他の実 施例のブロック図である。図において、１はコードレス電話機の子機用の充電器 であり、この充電器１の一側面に設けた一対の差し込み端子４を、壁面に備えつ けてあるＡＣコンセント２に差し込むことにより、充電器１に内蔵して設けられ たＡＣ１００ボルトを所定の電圧の降下させる電圧変換部５及びＡＣをＤＣに変 換する整流部６を経由して充電器１の接続端子７に所要のＤＣ電源が供給される 。 コードレス電話機の子機３を充電するには、この子機３を前記充電器１の所定 の場所に立てて置くと、子機３が所定の場所に置かれたことを検出するスイッチ の作用により、前記一対の差し込み端子４と電圧変換部５が電気的につながり、 整流部６を経由して接続端子７と子機３の底面に設けた接続端子とが電気的に接 続されて充電を開始する。所要時間が経過すると自動的に充電が終了する。 また、充電器１の他の側面に設けられたＡＣコンセント８は前記差し込み端子 ４と電気的に接続されており、家庭用電気製品等の電源コードのプラッグを差し 込むことによりＡＣ電源に接続することができる。 なお、図示してないが、前記一対の差し込み端子と同等の一対の差し込み端子 を、同一側面に並列に設けた充電器の場合も同等の効果を期待でき、さらに、コ ードレス電話の子機の重さに対する充電器の耐重量性を大幅に改善することが出 来る。

【０００７】

【考案の効果】

以上に説明したように、本考案による壁掛け充電器においては、充電器の一側 面に一対の差し込み端子を設け、この差し込み端子を壁面などに備えつけたＡＣ コンセントに直接差し込むことによって、ＡＣ１００ボルトを所定の電圧に降下 する電圧変換部及びＡＣをＤＣに変換する整流部を経て所要のＤＣ電圧を供給出 来るようにしたので、電源コードは不要となり、また、コードレス電話機の子機 は壁に隣接して設けた充電器の所定の場所に立てて置かれるため安定性が増す。 また、充電器の他の側面にＡＣコンセントを設けたので、充電器を使用中でも家 庭用電気製品等の電源コードのプラッグを差し込むＡＣ電源を確保できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案による壁掛け充電器の一実施例の要部側
面図である。

【図２】本考案による壁掛け充電器の一実施例のブロッ
ク図である。

【図３】本考案による壁掛け充電器の他の実施例のブロ
ック図である。

【符号の説明】

１ 充電器 ２ ＡＣコンセント（壁に備えられた） ３ 子機 ４ 差し込み端子 ５ 電圧変換部 ６ 整流部 ７ 接続端子 ８ ＡＣコンセント（充電器内蔵の）

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 コードレス電話機の子機用の充電器にお
   いて、壁面などに備えてあるＡＣコンセントに直接差し
   込むために一側面に設けた一対の差し込み端子と、内蔵
   して設けたＡＣ１００ボルトを所定の電圧に降下させる
   電圧変換部及びＡＣをＤＣに変換する整流部と、子機と
   電気的につなぐ接続端子により構成したことを特徴とす
   充電器。
2. 【請求項２】 前記一対の差し込み端子と電気的に接続
   したＡＣコンセントを、充電器の他の側面に付加して設
   けたを請求項１記載の充電器。
3. 【請求項３】 前記一対の差し込み端子と同等の一対の
   差し込み端子を、同一側面に並列に設けた請求項１記載
   の充電器。
4. 【請求項４】 子機が充電器の所定の場所に置かれたこ
   とを検出した場合にのみ、前記一対の差し込み端子から
   の電源を前記電圧変換部につなぐようなスイッチを設け
   た請求項１記載の充電器。