JPH06281298A - 冷媒分離器 - Google Patents
冷媒分離器Info
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- JPH06281298A JPH06281298A JP7134493A JP7134493A JPH06281298A JP H06281298 A JPH06281298 A JP H06281298A JP 7134493 A JP7134493 A JP 7134493A JP 7134493 A JP7134493 A JP 7134493A JP H06281298 A JPH06281298 A JP H06281298A
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- vapor refrigerant
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/02—Centrifugal separation of gas, liquid or oil
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/23—Separators
Landscapes
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 密閉容器1の縦内周面近傍からその縦内周面
の接線方向へ向けて噴出する状態で湿り蒸気冷媒Rmw
を容器内へ導入する冷媒導入路2を設け、容器内から乾
き蒸気冷媒Rdd又は低湿蒸気冷媒Rdwを導出する乾
き側冷媒導出路3を、容器底部よりも上部で容器内の縦
中心部に開口させ、容器内から高湿蒸気冷媒Rww又は
液冷媒Rwcを導出する湿り側冷媒導出路4を容器底部
に開口させてある冷媒分離器。また、乾き側冷媒導出路
3の開口部3aを下向きの拡径開口とする拡径部材fで
形成し、その拡径部材fの口縁よりも上部に冷媒導入路
2の噴出口部2aを配置してある冷媒分離器。 【効果】 湿り蒸気冷媒を乾き側成分と湿り側成分とに
効率良く分離できる。
の接線方向へ向けて噴出する状態で湿り蒸気冷媒Rmw
を容器内へ導入する冷媒導入路2を設け、容器内から乾
き蒸気冷媒Rdd又は低湿蒸気冷媒Rdwを導出する乾
き側冷媒導出路3を、容器底部よりも上部で容器内の縦
中心部に開口させ、容器内から高湿蒸気冷媒Rww又は
液冷媒Rwcを導出する湿り側冷媒導出路4を容器底部
に開口させてある冷媒分離器。また、乾き側冷媒導出路
3の開口部3aを下向きの拡径開口とする拡径部材fで
形成し、その拡径部材fの口縁よりも上部に冷媒導入路
2の噴出口部2aを配置してある冷媒分離器。 【効果】 湿り蒸気冷媒を乾き側成分と湿り側成分とに
効率良く分離できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒートポンプの冷媒回
路中において湿り蒸気冷媒(換言すれば気液二相冷媒)
を、乾き蒸気冷媒又は低湿蒸気冷媒の乾き側成分と、高
湿蒸気冷媒又は液冷媒の湿り側成分とに分離する冷媒分
離器に関する。
路中において湿り蒸気冷媒(換言すれば気液二相冷媒)
を、乾き蒸気冷媒又は低湿蒸気冷媒の乾き側成分と、高
湿蒸気冷媒又は液冷媒の湿り側成分とに分離する冷媒分
離器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、湿り蒸気冷媒に対する冷媒分離器
としては、図7に示すように、湿り蒸気冷媒Rmwの導
入路2を容器1内における貯留液冷媒Rwcの上部の容
器内空間部Aで開口させるとともに、分離後の蒸気冷媒
Rdwの導出路3を同じく貯留液冷媒Rwcの上部の容
器内空間部Aに開口させ、そして、液冷媒Rwcの導出
路4を容器底部に開口させたものがある。
としては、図7に示すように、湿り蒸気冷媒Rmwの導
入路2を容器1内における貯留液冷媒Rwcの上部の容
器内空間部Aで開口させるとともに、分離後の蒸気冷媒
Rdwの導出路3を同じく貯留液冷媒Rwcの上部の容
器内空間部Aに開口させ、そして、液冷媒Rwcの導出
路4を容器底部に開口させたものがある。
【0003】つまり、導入路2からの導入湿り蒸気冷媒
Rmw中における液分を容器1内で貯留液冷媒Rwcと
して分離滞留させ、そして、液分を分離した容器内空間
部Aにおける蒸気冷媒を、液分分離後の低湿化蒸気冷媒
Rdwとして導出路3から取り出すようにしたものであ
る。
Rmw中における液分を容器1内で貯留液冷媒Rwcと
して分離滞留させ、そして、液分を分離した容器内空間
部Aにおける蒸気冷媒を、液分分離後の低湿化蒸気冷媒
Rdwとして導出路3から取り出すようにしたものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来分
離器では、導出路3から取り出し得る低湿化蒸気冷媒R
dwの湿り度がいまだ高く、導入湿り蒸気冷媒Rmwに
比べ十分に湿り度を低くした蒸気冷媒(換言すれば乾き
度の高い蒸気冷媒)を分離導出する点で分離効果の低い
ものであった。
離器では、導出路3から取り出し得る低湿化蒸気冷媒R
dwの湿り度がいまだ高く、導入湿り蒸気冷媒Rmwに
比べ十分に湿り度を低くした蒸気冷媒(換言すれば乾き
度の高い蒸気冷媒)を分離導出する点で分離効果の低い
ものであった。
【0005】本発明の目的は、合理的な分離形態により
湿り蒸気冷媒から湿り度の低い蒸気冷媒を効率良く分離
できる冷媒分離器を提供する点にある。
湿り蒸気冷媒から湿り度の低い蒸気冷媒を効率良く分離
できる冷媒分離器を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による冷媒分離器
の第1特徴構成は、密閉容器の縦内周面近傍からその縦
内周面の接線方向へ向けて噴出する状態で湿り蒸気冷媒
を容器内へ導入する冷媒導入路を設け、容器内から乾き
蒸気冷媒又は低湿蒸気冷媒を導出する乾き側冷媒導出路
を、容器底部よりも上部で容器内の縦中心部に開口さ
せ、容器内から高湿蒸気冷媒又は液冷媒を導出する湿り
側冷媒導出路を容器底部に開口させてあることにある。
の第1特徴構成は、密閉容器の縦内周面近傍からその縦
内周面の接線方向へ向けて噴出する状態で湿り蒸気冷媒
を容器内へ導入する冷媒導入路を設け、容器内から乾き
蒸気冷媒又は低湿蒸気冷媒を導出する乾き側冷媒導出路
を、容器底部よりも上部で容器内の縦中心部に開口さ
せ、容器内から高湿蒸気冷媒又は液冷媒を導出する湿り
側冷媒導出路を容器底部に開口させてあることにある。
【0007】又、本発明による冷媒分離器の第2特徴構
成は、前記乾き側冷媒導出路の開口部を下向きの拡径開
口とする拡径部材で形成し、その拡径部材の口縁よりも
上部に前記冷媒導入路の噴出口部を配置してあることに
ある。
成は、前記乾き側冷媒導出路の開口部を下向きの拡径開
口とする拡径部材で形成し、その拡径部材の口縁よりも
上部に前記冷媒導入路の噴出口部を配置してあることに
ある。
【0008】
【作用】すなわち、上記の第1特徴構成においては、分
離対象の湿り蒸気冷媒を冷媒導入路から密閉容器内へ導
入するにあたり、その湿り蒸気冷媒を容器の縦内周面近
傍からその縦内周面の接線方向へ向けて噴出する状態で
導入することにより、その導入噴出力をもって容器内に
その縦中心部を旋回中心とする蒸気冷媒の旋回流が形成
される。
離対象の湿り蒸気冷媒を冷媒導入路から密閉容器内へ導
入するにあたり、その湿り蒸気冷媒を容器の縦内周面近
傍からその縦内周面の接線方向へ向けて噴出する状態で
導入することにより、その導入噴出力をもって容器内に
その縦中心部を旋回中心とする蒸気冷媒の旋回流が形成
される。
【0009】そして、この旋回に伴う遠心分離作用によ
り、導入湿り蒸気冷媒中において比重の大きい高湿蒸気
分や液分が旋回流の外側、すなわち、容器の内周面側へ
分離されるとともに自重により下降し、又、これとは相
対的に導入湿り蒸気冷媒中において比重の小さい乾き蒸
気分や低湿蒸気分が容器内の縦中心部側へ分離され、こ
れにより、容器底部に開口させた湿り側冷媒導出路から
高湿蒸気冷媒又は液冷媒が導出され、一方、容器底部よ
りも上部で容器内の縦中心部に開口させた乾き側冷媒導
出路から乾き蒸気冷媒又は低湿蒸気冷媒が導出される。
り、導入湿り蒸気冷媒中において比重の大きい高湿蒸気
分や液分が旋回流の外側、すなわち、容器の内周面側へ
分離されるとともに自重により下降し、又、これとは相
対的に導入湿り蒸気冷媒中において比重の小さい乾き蒸
気分や低湿蒸気分が容器内の縦中心部側へ分離され、こ
れにより、容器底部に開口させた湿り側冷媒導出路から
高湿蒸気冷媒又は液冷媒が導出され、一方、容器底部よ
りも上部で容器内の縦中心部に開口させた乾き側冷媒導
出路から乾き蒸気冷媒又は低湿蒸気冷媒が導出される。
【0010】上記の第2特徴構成においては、乾き側冷
媒導出路の開口部を下向きの拡径開口とする拡径部材で
形成するとともに、その拡径部材の口縁よりも上部に冷
媒導入路の噴出口部を配置することにより、その噴出口
部から前述の如く容器内旋回流を形成するように湿り蒸
気冷媒が噴出導入されることに対し、拡径部材と容器縦
内周面との間の容器内環状路が旋回流形成の案内路とな
る。
媒導出路の開口部を下向きの拡径開口とする拡径部材で
形成するとともに、その拡径部材の口縁よりも上部に冷
媒導入路の噴出口部を配置することにより、その噴出口
部から前述の如く容器内旋回流を形成するように湿り蒸
気冷媒が噴出導入されることに対し、拡径部材と容器縦
内周面との間の容器内環状路が旋回流形成の案内路とな
る。
【0011】そして、この案内により容器内における蒸
気冷媒の旋回流がより安定的に形成されて旋回に伴う遠
心分離作用が促進され、これにより、高湿蒸気分や液分
が更に効果的に分離された乾き蒸気冷媒又は低湿蒸気冷
媒が下向きの拡径開口部から乾き側冷媒導出路へ導出さ
れる。
気冷媒の旋回流がより安定的に形成されて旋回に伴う遠
心分離作用が促進され、これにより、高湿蒸気分や液分
が更に効果的に分離された乾き蒸気冷媒又は低湿蒸気冷
媒が下向きの拡径開口部から乾き側冷媒導出路へ導出さ
れる。
【0012】
【発明の効果】つまり、本発明の第1特徴構成によれ
ば、旋回流形成による遠心分離作用により、導入湿り蒸
気冷媒を乾き蒸気冷媒又は低湿蒸気冷媒の乾き側成分
と、高湿蒸気冷媒又は液冷媒の湿り側成分とに分離する
から、先述の図7に示す従来の分離器に比べ分離効果を
向上でき、導入湿り蒸気冷媒からより湿り度の低い乾き
側成分を効率良く分離できる。
ば、旋回流形成による遠心分離作用により、導入湿り蒸
気冷媒を乾き蒸気冷媒又は低湿蒸気冷媒の乾き側成分
と、高湿蒸気冷媒又は液冷媒の湿り側成分とに分離する
から、先述の図7に示す従来の分離器に比べ分離効果を
向上でき、導入湿り蒸気冷媒からより湿り度の低い乾き
側成分を効率良く分離できる。
【0013】しかも、先述の図7に示す従来の分離器で
は、導入湿り蒸気冷媒を低湿の蒸気冷媒と高湿の蒸気冷
媒との二種の蒸気冷媒に分離するといったことはできな
いのに対し、本発明の第1特徴構成によれば、導入湿り
蒸気冷媒を低湿化した蒸気冷媒と液冷媒とに分離する場
合に使用できるとともに、使用形態によっては、導入湿
り蒸気冷媒を低湿の蒸気冷媒と高湿の蒸気冷媒との二種
の蒸気冷媒に分離する場合にも使用でき、これにより、
機能面でより高い有用性をもつ。
は、導入湿り蒸気冷媒を低湿の蒸気冷媒と高湿の蒸気冷
媒との二種の蒸気冷媒に分離するといったことはできな
いのに対し、本発明の第1特徴構成によれば、導入湿り
蒸気冷媒を低湿化した蒸気冷媒と液冷媒とに分離する場
合に使用できるとともに、使用形態によっては、導入湿
り蒸気冷媒を低湿の蒸気冷媒と高湿の蒸気冷媒との二種
の蒸気冷媒に分離する場合にも使用でき、これにより、
機能面でより高い有用性をもつ。
【0014】又、本発明の第2特徴構成を採用すれば、
導入湿り蒸気冷媒から分離し得る乾き側成分の湿り度を
更に低いものとすることができる。
導入湿り蒸気冷媒から分離し得る乾き側成分の湿り度を
更に低いものとすることができる。
【0015】
【実施例】次に実施例を説明する。
【0016】図1及び図2は、湿り蒸気冷媒Rmwを、
乾き蒸気冷媒Rdd又は低湿蒸気冷媒Rdwの乾き側成
分Rdと、高湿蒸気冷媒Rww又は液冷媒Rwcの湿り
側成分Rwとに分離する冷媒分離器を示し、上端部及び
下端部の夫々を半球状蓋材で閉塞した縦円筒状の密閉容
器1に対し、分離対象の湿り蒸気冷媒Rmwを容器内へ
導入する冷媒導入路2、容器内から乾き蒸気冷媒Rdd
又は低湿蒸気冷媒Rdwの乾き側成分Rdを導出する乾
き側導出路3、及び、容器内から高湿蒸気冷媒Rww又
は液冷媒Rwcの湿り側成分Rwを導出する湿り側冷媒
導出路4を接続してある。
乾き蒸気冷媒Rdd又は低湿蒸気冷媒Rdwの乾き側成
分Rdと、高湿蒸気冷媒Rww又は液冷媒Rwcの湿り
側成分Rwとに分離する冷媒分離器を示し、上端部及び
下端部の夫々を半球状蓋材で閉塞した縦円筒状の密閉容
器1に対し、分離対象の湿り蒸気冷媒Rmwを容器内へ
導入する冷媒導入路2、容器内から乾き蒸気冷媒Rdd
又は低湿蒸気冷媒Rdwの乾き側成分Rdを導出する乾
き側導出路3、及び、容器内から高湿蒸気冷媒Rww又
は液冷媒Rwcの湿り側成分Rwを導出する湿り側冷媒
導出路4を接続してある。
【0017】乾き側導出路3は、容器上端部で容器壁に
対し管路貫通させて容器内で開口させてあり、その容器
内開口部3aは半球状のフード状体fにより下向きの拡
径開口として、容器内の上部側で容器縦中心に対し同芯
状に配置してある。
対し管路貫通させて容器内で開口させてあり、その容器
内開口部3aは半球状のフード状体fにより下向きの拡
径開口として、容器内の上部側で容器縦中心に対し同芯
状に配置してある。
【0018】これに対し冷媒導入路2は、容器1の上端
寄り周部で容器壁に対し管路貫通させ、そして、容器内
において管端部をほぼ水平姿勢で容器1の縦内周面に対
し沿わせる状態に屈曲させてあり、これにより、その容
器内開口部2aからの湿り蒸気冷媒導入形態として、分
離対象の湿り蒸気冷媒Rmwを容器1の縦内周面近傍か
らその縦内周面の接線方向へ向けて噴出する状態で容器
内へ導入するようにしてある。
寄り周部で容器壁に対し管路貫通させ、そして、容器内
において管端部をほぼ水平姿勢で容器1の縦内周面に対
し沿わせる状態に屈曲させてあり、これにより、その容
器内開口部2aからの湿り蒸気冷媒導入形態として、分
離対象の湿り蒸気冷媒Rmwを容器1の縦内周面近傍か
らその縦内周面の接線方向へ向けて噴出する状態で容器
内へ導入するようにしてある。
【0019】又、冷媒導入路2の上記噴出開口部2a
は、乾き側導出路3における拡径開口部3aの口縁(す
なわち、前記フード状体fの口縁)よりも上部に位置さ
せてあり、これにより、フード状体fと容器1の縦内周
面との間に形成される容器内環状路sが、噴出開口部2
aからの噴出導入冷媒蒸気流に対する環状の案内路とな
るようにしてある。
は、乾き側導出路3における拡径開口部3aの口縁(す
なわち、前記フード状体fの口縁)よりも上部に位置さ
せてあり、これにより、フード状体fと容器1の縦内周
面との間に形成される容器内環状路sが、噴出開口部2
aからの噴出導入冷媒蒸気流に対する環状の案内路とな
るようにしてある。
【0020】そして、湿り側冷媒導出路4は、容器下端
部(すなわち、容器底部を形成する下側半球状蓋材の下
頂部)に接続し、その容器下端部で容器内に対し開口さ
せてある。
部(すなわち、容器底部を形成する下側半球状蓋材の下
頂部)に接続し、その容器下端部で容器内に対し開口さ
せてある。
【0021】上記の構造において、分離対象の湿り蒸気
冷媒Rmwが冷媒導入路2から容器内へ導入されると、
前述の如き容器縦内周面の接線方向へ向けての噴出と、
容器内環状路sによる案内とにより、容器内にその縦中
心部を旋回中心とする蒸気冷媒の旋回流が安定的に形成
される。
冷媒Rmwが冷媒導入路2から容器内へ導入されると、
前述の如き容器縦内周面の接線方向へ向けての噴出と、
容器内環状路sによる案内とにより、容器内にその縦中
心部を旋回中心とする蒸気冷媒の旋回流が安定的に形成
される。
【0022】そして、この旋回に伴う遠心分離作用によ
り、導入湿り蒸気冷媒Rmw中における湿り側成分R
w、すなわち、比重の大きい高湿蒸気分や液分が旋回流
の外側へ分離されるとともに自重により下降(液分が生
じる場合、分離された液分は容器内面に沿って流下)
し、又、これとは相対的に導入湿り蒸気冷媒Rmw中に
おける乾き側成分Rd、すなわち、比重の小さい乾き蒸
気分や低湿蒸気分が容器内の縦中心部側へ分離され、こ
れにより、容器下端部に開口させた湿り側冷媒導出路4
からは高湿蒸気冷媒Rww又は液冷媒Rwcの湿り側成
分Rwが分離送出され、一方、容器内上部の中心部で下
向きの拡径開口部3aから乾き側冷媒導出路3へは、乾
き蒸気冷媒Rdd又は低湿蒸気冷媒Rdwの乾き側成分
Rdが分離送出される。
り、導入湿り蒸気冷媒Rmw中における湿り側成分R
w、すなわち、比重の大きい高湿蒸気分や液分が旋回流
の外側へ分離されるとともに自重により下降(液分が生
じる場合、分離された液分は容器内面に沿って流下)
し、又、これとは相対的に導入湿り蒸気冷媒Rmw中に
おける乾き側成分Rd、すなわち、比重の小さい乾き蒸
気分や低湿蒸気分が容器内の縦中心部側へ分離され、こ
れにより、容器下端部に開口させた湿り側冷媒導出路4
からは高湿蒸気冷媒Rww又は液冷媒Rwcの湿り側成
分Rwが分離送出され、一方、容器内上部の中心部で下
向きの拡径開口部3aから乾き側冷媒導出路3へは、乾
き蒸気冷媒Rdd又は低湿蒸気冷媒Rdwの乾き側成分
Rdが分離送出される。
【0023】図3は本例の冷媒分離器Bにより、未凝縮
の高圧乾き蒸気冷媒HRdd又は高圧低湿蒸気冷媒HR
dwと、凝縮済の液冷媒Rwc又は高湿蒸気冷媒Rww
とを、高圧湿り蒸気冷媒HRmwから分離する例を示
し、室外ユニットYOにおいて、圧縮機Cから吐出され
る高圧乾き蒸気冷媒HRddの一部を室外側凝縮器NO
cで凝縮させ、その室外側凝縮器NOcから送出される
凝縮液冷媒Rwcと、圧縮機Cからの高圧乾き蒸気冷媒
HRddの残部とを冷媒混合器Mで混合し、混合後の高
圧湿り蒸気冷媒HRmwを高圧側冷媒管HPを介して室
内ユニットYIに給送する。
の高圧乾き蒸気冷媒HRdd又は高圧低湿蒸気冷媒HR
dwと、凝縮済の液冷媒Rwc又は高湿蒸気冷媒Rww
とを、高圧湿り蒸気冷媒HRmwから分離する例を示
し、室外ユニットYOにおいて、圧縮機Cから吐出され
る高圧乾き蒸気冷媒HRddの一部を室外側凝縮器NO
cで凝縮させ、その室外側凝縮器NOcから送出される
凝縮液冷媒Rwcと、圧縮機Cからの高圧乾き蒸気冷媒
HRddの残部とを冷媒混合器Mで混合し、混合後の高
圧湿り蒸気冷媒HRmwを高圧側冷媒管HPを介して室
内ユニットYIに給送する。
【0024】室内ユニットYIでは、高圧側冷媒管HP
から供給される高圧湿り蒸気冷媒HRmwを冷媒分離器
Bへその冷媒導入路2から導入し、冷媒分離器Bの乾き
側冷媒導出路3から分離送出される高圧乾き蒸気冷媒H
Rdd又は高圧低湿蒸気冷媒HRdwを室内側凝縮器N
Icで凝縮させる。
から供給される高圧湿り蒸気冷媒HRmwを冷媒分離器
Bへその冷媒導入路2から導入し、冷媒分離器Bの乾き
側冷媒導出路3から分離送出される高圧乾き蒸気冷媒H
Rdd又は高圧低湿蒸気冷媒HRdwを室内側凝縮器N
Icで凝縮させる。
【0025】又、冷媒分離器Bの湿り側冷媒導出路4か
ら分離送出される液冷媒Rwc又は高圧の高湿蒸気冷媒
HRwwと、室内側凝縮器NIcから送出される凝縮液
冷媒Rwcとを合流させて膨張弁Veに導き、この膨張
弁Veを通過した後の低圧高湿蒸気冷媒LRww又は液
冷媒Rwcを室内側蒸発器NIeで蒸発させる。
ら分離送出される液冷媒Rwc又は高圧の高湿蒸気冷媒
HRwwと、室内側凝縮器NIcから送出される凝縮液
冷媒Rwcとを合流させて膨張弁Veに導き、この膨張
弁Veを通過した後の低圧高湿蒸気冷媒LRww又は液
冷媒Rwcを室内側蒸発器NIeで蒸発させる。
【0026】そして、室内側蒸発器NIeから送出され
る蒸発後の低圧乾き蒸気冷媒LRddを低圧側冷媒管L
Pを介し室外ユニットYOへ返送して圧縮機Cに戻す。
る蒸発後の低圧乾き蒸気冷媒LRddを低圧側冷媒管L
Pを介し室外ユニットYOへ返送して圧縮機Cに戻す。
【0027】すなわち、室外側凝縮器NOcにおいて凝
縮済の液冷媒Rwcと、未凝縮の高圧乾き蒸気冷媒HR
ddとを混合湿り蒸気(気液二相冷媒)の状態で高圧側
冷媒管HPを介し室外ユニットYOから室内ユニットY
Iへ送り、これに対し、室内ユニットYIにおいて高圧
側冷媒管HPからの給送冷媒HRmwを冷媒分離器Bに
より、室内側凝縮器NIcでの凝縮対象とする高圧乾き
蒸気冷媒HRdd又は高圧低湿蒸気冷媒HRdwと、凝
縮済の液冷媒Rwc又は高圧高湿蒸気冷媒HRwwとに
再分離するという形態を採用することで、室外ユニット
YOと室内ユニットYIとの間に渡らせる冷媒管を高圧
側冷媒管HPと低圧側冷媒管LPとの二本だけで済ませ
られるようにしてある。
縮済の液冷媒Rwcと、未凝縮の高圧乾き蒸気冷媒HR
ddとを混合湿り蒸気(気液二相冷媒)の状態で高圧側
冷媒管HPを介し室外ユニットYOから室内ユニットY
Iへ送り、これに対し、室内ユニットYIにおいて高圧
側冷媒管HPからの給送冷媒HRmwを冷媒分離器Bに
より、室内側凝縮器NIcでの凝縮対象とする高圧乾き
蒸気冷媒HRdd又は高圧低湿蒸気冷媒HRdwと、凝
縮済の液冷媒Rwc又は高圧高湿蒸気冷媒HRwwとに
再分離するという形態を採用することで、室外ユニット
YOと室内ユニットYIとの間に渡らせる冷媒管を高圧
側冷媒管HPと低圧側冷媒管LPとの二本だけで済ませ
られるようにしてある。
【0028】図4は本例の冷媒分離器Bにより、蒸発器
で蒸発した低圧乾き蒸気冷媒LRdd又は低圧低湿蒸気
冷媒LRdwと、未蒸発の液冷媒Rwc又は低圧高湿蒸
気冷媒Rwwとを、低圧湿り蒸気冷媒LRmwから分離
する例を示し、室外ユニットYOにおいて圧縮機Cから
吐出される高圧乾き蒸気冷媒HRddを高圧側冷媒管H
Pを介し室内ユニットYIに給送する。
で蒸発した低圧乾き蒸気冷媒LRdd又は低圧低湿蒸気
冷媒LRdwと、未蒸発の液冷媒Rwc又は低圧高湿蒸
気冷媒Rwwとを、低圧湿り蒸気冷媒LRmwから分離
する例を示し、室外ユニットYOにおいて圧縮機Cから
吐出される高圧乾き蒸気冷媒HRddを高圧側冷媒管H
Pを介し室内ユニットYIに給送する。
【0029】室内ユニットYIでは、高圧側冷媒管HP
から供給される高圧乾き蒸気冷媒HRddを室内側凝縮
器NIcで凝縮させ、その室内側凝縮器NIcから送出
される凝縮液冷媒Rwcを膨張弁Veに導き、膨張弁V
eを通過した後の低圧高湿蒸気冷媒LRww又は液冷媒
Rwcの一部を室内側蒸発器NIeで蒸発させる。
から供給される高圧乾き蒸気冷媒HRddを室内側凝縮
器NIcで凝縮させ、その室内側凝縮器NIcから送出
される凝縮液冷媒Rwcを膨張弁Veに導き、膨張弁V
eを通過した後の低圧高湿蒸気冷媒LRww又は液冷媒
Rwcの一部を室内側蒸発器NIeで蒸発させる。
【0030】又、膨張弁Veを通過した後の低圧高湿蒸
気冷媒LRww又は液冷媒Rwcの残部と、室内側蒸発
器NIeから送出される蒸発後の低圧乾き蒸気冷媒LR
ddとを冷媒混合器Mで混合し、混合後の低圧湿り蒸気
冷媒LRmwを低圧側冷媒管LPを介し室外ユニットY
Oへ返送する。
気冷媒LRww又は液冷媒Rwcの残部と、室内側蒸発
器NIeから送出される蒸発後の低圧乾き蒸気冷媒LR
ddとを冷媒混合器Mで混合し、混合後の低圧湿り蒸気
冷媒LRmwを低圧側冷媒管LPを介し室外ユニットY
Oへ返送する。
【0031】室外ユニットYOでは、低圧側冷媒管LP
から戻る低圧湿り蒸気冷媒LRmwを冷媒分離器Bへそ
の冷媒導入路2から導入し、冷媒分離器Bの湿り側冷媒
導出路4から分離導出される液冷媒Rwc又は低圧高湿
蒸気冷媒LRwwを室外側蒸発器NOeで蒸発させ、そ
して、室外側蒸発器NOeから送出される蒸発後の低圧
乾き蒸気冷媒LRddと、冷媒分離器Bの乾き側冷媒導
出路3から分離送出される低圧乾き蒸気冷媒LRdd又
は低圧低湿蒸気冷媒LRdwとを、合流させて圧縮機C
に戻す。
から戻る低圧湿り蒸気冷媒LRmwを冷媒分離器Bへそ
の冷媒導入路2から導入し、冷媒分離器Bの湿り側冷媒
導出路4から分離導出される液冷媒Rwc又は低圧高湿
蒸気冷媒LRwwを室外側蒸発器NOeで蒸発させ、そ
して、室外側蒸発器NOeから送出される蒸発後の低圧
乾き蒸気冷媒LRddと、冷媒分離器Bの乾き側冷媒導
出路3から分離送出される低圧乾き蒸気冷媒LRdd又
は低圧低湿蒸気冷媒LRdwとを、合流させて圧縮機C
に戻す。
【0032】すなわち、室内側蒸発器NIcにおいて蒸
発済の低圧乾き蒸気冷媒LRddと、未蒸発の低圧高湿
蒸気冷媒LRww又は液冷媒Rwcとを混合湿り蒸気
(気液二相冷媒)の状態で低圧側冷媒管LPを介し室内
ユニットYIから室外ユニットYOへ送り、これに対
し、室外ユニットYOにおいて低圧側冷媒管LPからの
給送冷媒LRmwを冷媒分離器Bにより、室外側蒸発器
NOeでの蒸発対象とする液冷媒Rwc又は低圧高湿蒸
気冷媒LRwwと、蒸発済の低圧乾き蒸気冷媒LRdd
又は低圧低湿蒸気冷媒LRdwとに再分離するという形
態を採用することで、これも室外ユニットYOと室内ユ
ニットYIとの間に渡らせる冷媒管を高圧側冷媒管HP
と低圧側冷媒管LPとの二本だけで済ませられるように
してある。
発済の低圧乾き蒸気冷媒LRddと、未蒸発の低圧高湿
蒸気冷媒LRww又は液冷媒Rwcとを混合湿り蒸気
(気液二相冷媒)の状態で低圧側冷媒管LPを介し室内
ユニットYIから室外ユニットYOへ送り、これに対
し、室外ユニットYOにおいて低圧側冷媒管LPからの
給送冷媒LRmwを冷媒分離器Bにより、室外側蒸発器
NOeでの蒸発対象とする液冷媒Rwc又は低圧高湿蒸
気冷媒LRwwと、蒸発済の低圧乾き蒸気冷媒LRdd
又は低圧低湿蒸気冷媒LRdwとに再分離するという形
態を採用することで、これも室外ユニットYOと室内ユ
ニットYIとの間に渡らせる冷媒管を高圧側冷媒管HP
と低圧側冷媒管LPとの二本だけで済ませられるように
してある。
【0033】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。
【0034】(1)図5に示すように、乾き側冷媒導出
路3の容器内開口部3aに、導出乾き側成分Rd(乾き
蒸気冷媒Rddや低湿蒸気冷媒Rdw)からミスト状液
分を分離するための網構成等のエリミネータEを補助的
に付加装備してもよい。
路3の容器内開口部3aに、導出乾き側成分Rd(乾き
蒸気冷媒Rddや低湿蒸気冷媒Rdw)からミスト状液
分を分離するための網構成等のエリミネータEを補助的
に付加装備してもよい。
【0035】(2)乾き側冷媒導出路3における容器内
開口部3aの形状は、下向きに拡径開口に限定されるも
のではなく種々の構成変更が可能であり、例えば、単な
る管端開口を容器底部よりも上部で容器内の縦中心部に
位置させる構成を採用してもよい。
開口部3aの形状は、下向きに拡径開口に限定されるも
のではなく種々の構成変更が可能であり、例えば、単な
る管端開口を容器底部よりも上部で容器内の縦中心部に
位置させる構成を採用してもよい。
【0036】(3)また、乾き側冷媒導出路3の容器内
開口部3aを拡径部材fにより下向きの拡径開口に形成
するにあたり、図6に示すように、拡径部材fをその上
下中間部で最大径となって下縁開口側で少し小径に絞ら
れた逆チューリップ状に形成する構成を採用してもよ
い。
開口部3aを拡径部材fにより下向きの拡径開口に形成
するにあたり、図6に示すように、拡径部材fをその上
下中間部で最大径となって下縁開口側で少し小径に絞ら
れた逆チューリップ状に形成する構成を採用してもよ
い。
【0037】つまり、容器内に蒸気冷媒の旋回流を極力
強く形成するには、拡径部材fを大径にして、拡径部材
fと容器1の縦内周面との間に形成される容器内環状路
sを狭い流路にするのが有効であるが、拡径部材fの下
縁開口径をあまり大きくすると、その下縁開口3aが容
器1の縦内周面近くまで及ぶこととなって、高湿蒸気冷
媒Rwwを吸入してしまう可能性が生じる。これに対
し、上記の如く拡径部材fを逆チューリップ状に形成す
れば、上下中間部の最大径部分で容器内環状路sを狭い
流路にして強い旋回流が形成されるようにしながらも、
下縁開口部3aを小径に絞ることにより、その下縁開口
部3aを容器内縦中心部に対し限定的に位置させる形態
として、高湿蒸気冷媒Rwwの吸入を効果的に防止でき
る。
強く形成するには、拡径部材fを大径にして、拡径部材
fと容器1の縦内周面との間に形成される容器内環状路
sを狭い流路にするのが有効であるが、拡径部材fの下
縁開口径をあまり大きくすると、その下縁開口3aが容
器1の縦内周面近くまで及ぶこととなって、高湿蒸気冷
媒Rwwを吸入してしまう可能性が生じる。これに対
し、上記の如く拡径部材fを逆チューリップ状に形成す
れば、上下中間部の最大径部分で容器内環状路sを狭い
流路にして強い旋回流が形成されるようにしながらも、
下縁開口部3aを小径に絞ることにより、その下縁開口
部3aを容器内縦中心部に対し限定的に位置させる形態
として、高湿蒸気冷媒Rwwの吸入を効果的に防止でき
る。
【0038】(4)容器1の縦内周面近傍からその縦内
周面の接線方向へ向けて噴出する状態で湿り蒸気冷媒R
mwを容器内に導入する冷媒導入路2における噴出口部
2aの具体的形状・構造は種々の構成変更が可能であ
る。
周面の接線方向へ向けて噴出する状態で湿り蒸気冷媒R
mwを容器内に導入する冷媒導入路2における噴出口部
2aの具体的形状・構造は種々の構成変更が可能であ
る。
【0039】(5)本発明による冷媒分離器は前述の図
3や図4に示す如き例の他にも種々の形態で使用でき、
冷媒分離器の装備対象とする冷媒回路構成は不問であ
る。
3や図4に示す如き例の他にも種々の形態で使用でき、
冷媒分離器の装備対象とする冷媒回路構成は不問であ
る。
【0040】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするため符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするため符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】冷媒分離器の縦断面図
【図2】冷媒分離器の平面視断面図
【図3】冷媒分離器の装備例を示す冷媒回路図
【図4】冷媒分離器の他の装備例を示す冷媒回路図
【図5】別実施例を示す冷媒分離器の縦断面図
【図6】他の別実施例を示す冷媒分離器の構造図
【図7】従来の冷媒分離器の構造図
1 容器 2 冷媒導入路 2a 噴出口部 3 乾き側冷媒導出路 3a 開口部 4 湿り側冷媒導出路 f 拡径部材 Rmw 湿り蒸気冷媒 Rdd 乾き蒸気冷媒 Rdw 低湿蒸気冷媒 Rww 高湿蒸気冷媒 Rwc 液冷媒
Claims (2)
- 【請求項1】 密閉容器(1)の縦内周面近傍からその
縦内周面の接線方向へ向けて噴出する状態で湿り蒸気冷
媒(Rmw)を容器内へ導入する冷媒導入路(2)を設
け、容器内から乾き蒸気冷媒(Rdd)又は低湿蒸気冷
媒(Rdw)を導出する乾き側冷媒導出路(3)を、容
器底部よりも上部で容器内の縦中心部に開口させ、容器
内から高湿蒸気冷媒(Rww)又は液冷媒(Rwc)を
導出する湿り側冷媒導出路(4)を容器底部に開口させ
てある冷媒分離器。 - 【請求項2】 前記乾き側冷媒導出路(3)の開口部
(3a)を下向きの拡径開口とする拡径部材(f)で形
成し、その拡径部材(f)の口縁よりも上部に前記冷媒
導入路(2)の噴出口部(2a)を配置してある請求項
1記載の冷媒分離器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7134493A JPH06281298A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 冷媒分離器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7134493A JPH06281298A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 冷媒分離器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06281298A true JPH06281298A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=13457792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7134493A Pending JPH06281298A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 冷媒分離器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06281298A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5906112A (en) * | 1997-12-12 | 1999-05-25 | Ford Motor Company | Accumulator for an air conditioning system |
JP2003240467A (ja) * | 2002-02-15 | 2003-08-27 | Showa Denko Kk | 磁性流体駆動装置 |
JP2013117372A (ja) * | 2013-03-15 | 2013-06-13 | Nichirei Kogyo Kk | 気液分離装置および気液分離装置を備えた冷凍装置。 |
EP2287545A3 (en) * | 2006-01-06 | 2015-05-20 | LG Electronics, Inc. | Air-conditioning system and controlling method thereof |
CN117685698A (zh) * | 2024-02-04 | 2024-03-12 | 冰轮环境技术股份有限公司 | 一种立式低压循环桶及立式桶泵制冷系统 |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP7134493A patent/JPH06281298A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5906112A (en) * | 1997-12-12 | 1999-05-25 | Ford Motor Company | Accumulator for an air conditioning system |
JP2003240467A (ja) * | 2002-02-15 | 2003-08-27 | Showa Denko Kk | 磁性流体駆動装置 |
EP2287545A3 (en) * | 2006-01-06 | 2015-05-20 | LG Electronics, Inc. | Air-conditioning system and controlling method thereof |
JP2013117372A (ja) * | 2013-03-15 | 2013-06-13 | Nichirei Kogyo Kk | 気液分離装置および気液分離装置を備えた冷凍装置。 |
CN117685698A (zh) * | 2024-02-04 | 2024-03-12 | 冰轮环境技术股份有限公司 | 一种立式低压循环桶及立式桶泵制冷系统 |
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