JPH06280806A - 油圧駆動機械の制御装置 - Google Patents

油圧駆動機械の制御装置

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JPH06280806A
JPH06280806A JP5068609A JP6860993A JPH06280806A JP H06280806 A JPH06280806 A JP H06280806A JP 5068609 A JP5068609 A JP 5068609A JP 6860993 A JP6860993 A JP 6860993A JP H06280806 A JPH06280806 A JP H06280806A
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藤寿 高村
Tetsuya Nakayama
徹矢 中山
Hideki Akushichi
秀樹 悪七
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】油圧駆動機械における操作レバーの操作性の向
上を図る。 【構成】作業機アクチュエータ3、4にかかる負荷Pp
に応じて油圧ポンプ2の吐出圧Ppと作業機アクチュエ
ータの負荷圧PLSとの差圧を変化させるようにしたの
で、現在の作業状態に適合した最適なレバー操作性が得
られ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパワーショベル等の建設
機械を含む油圧駆動機械の制御装置に関し、特に流量操
作弁の操作量の一定操作量当たりの作業機アクチュエー
タの駆動速度の変化量を、油圧駆動機械の運転状態に応
じて変化させることができる制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来にあって、建設機械の作業内容に応
じた操作レバーの操作性を得るべく、油圧ポンプの吐出
圧と作業機アクチュエータの負荷圧との差圧を、外部よ
り指示された作業種類を示す作業モードに応じて変化さ
せるよう制御する技術が、たとえば特開平2−7690
4号公報に開示されている。
【0003】この公報記載の技術は、「通常作業」モー
ドから「微操作」モードに作業モードの変更がなされる
と、上記差圧が「通常作業」時よりも小さくなり、操作
レバーの一定操作量当たりの作業機アクチュエータの駆
動速度の変化量が「通常作業」時よりも小さくなり、
「微操作」モードに適合した、より細やかな作業をなし
得ることができるというものである。
【0004】また、この種の制御方式として、また特開
平2−164941号公報に開示されたものがあり、エ
ンジンの回転数の低下に応じて上記差圧を小さくするよ
う制御することにより、エンジン回転の低下に応じて小
さくなるいわゆるメータリング領域を大きくしてやり、
(逆にいうと回転数低下に応じて大きくなるデッドバン
ドを小さくしてやり、操作レバーの操作性の向上を図ら
んとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、これら従
来技術は、作業モードあるいはエンジン回転に応じて差
圧を変化させ、これにより操作レバー操作量対作業機ア
クチュエータ速度の関係(以下「操作特性」という)を
変化させ、操作レバーの操作性を改善しようとする制御
方式ではあるが、これら従来技術は、作業モードあるい
はエンジン回転に応じて一義的に差圧が変化するのみで
あり、作業機アクチュエータにかかっている実際の負荷
との関連において制御するものではない。
【0006】しかし、一般的に、油圧パワーショベル等
においては、油圧ポンプの吸収トルクがエンジンの出力
トルクとマッチングするよう(図7(c)参照)等馬力
制御等することが行われており、このマッチングした点
における吸収トルク値が得られるように油圧ポンプの吐
出量を図7(b)のいわゆるPQカーブにしたがい制御
する装置が設けられている。なお、かかる装置はたとえ
ばTVC弁を中心として構成される公知のものである。
【0007】しかし、このようにトルクを一定値以下に
制限するよう制御する場合には、図7(b)のP2(>
P1)に示すように油圧ポンプ吐出圧Pp、つまり作業機
アクチュエータの負荷が大きいときに逆に油圧ポンプの
吐出量Qpが小さくなる。このため、図7(a)に示す
ように、負荷圧PpがP1と小さい場合に較べて、負荷圧
PpがP2と大きい場合には、作業機の駆動速度vは吐出
量Qp小による影響を受けて破線のごとく小さく制限さ
れるとともに、デッドバンドが大きくなり、レバー操作
性がきわめて悪化することになる。
【0008】また、従来技術では、作業モードに応じて
差圧を制御するとはいっても作業機による実際の作業機
の駆動状態に応じて制御するものではない。すなわち、
作業機が複数ある場合には、各作業機ごとに要求する操
作特性は異なり、作業モードに応じて一義的に差圧を決
定したのでは、この要求に対応できない。たとえば堀削
用の作業機アクチュエータは「通常作業」として駆動し
たいが、地形凹凸のため走行用の作業機アクチュエータ
は「微操作」として駆動したいがごとく要求が異なる場
合である。この場合、従来にあっては、堀削作業から走
行作業に移行するごとに、またその逆に移行するごと
に、作業モードの指示を手動にて変更させなくてはなら
ず、操作が煩雑となり、オペレータにかかる負担も大き
くなるという不都合が招来することになっている。
【0009】本発明は、こうした実状に鑑みてなされた
ものであり、作業機アクチュエータにかかっている負荷
または各作業機の駆動状態等に応じて上記差圧を制御す
ることにより、操作性を従来よりも向上させることがで
きる制御装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明の第1
発明では、原動機により駆動される油圧ポンプと、該油
圧ポンプの吐出圧油が圧油供給路を介して供給されるこ
とにより駆動される複数の油圧アクチュエータと、前記
圧油供給路に設けられ、前記複数の作業機アクチュエー
タに対して供給される圧油の流量を操作量に応じて制御
する複数の流量制御弁とを有し、前記油圧ポンプの吐出
圧力と前記複数の作業機アクチュエータの負荷圧力との
差圧が設定された値になるように前記油圧ポンプの吐出
流量を制御するようにした油圧駆動機械の制御装置にお
いて、前記油圧ポンプの吐出圧力または前記複数の作業
機アクチュエータの負荷圧力を検出する圧力検出手段
と、前記圧力検出手段によって検出された圧力が大きく
なるほど前記差圧設定値が小さくなるように当該差圧設
定値を変化させる手段とを具えている。
【0011】また、この発明の第2発明では、第1発明
と同様な油圧駆動機械の制御装置において、前記油圧ポ
ンプの吐出圧力または前記複数の作業機アクチュエータ
の負荷圧力を検出する圧力検出手段と、前記複数の流量
制御弁の各操作量を検出する操作量検出手段と、圧力検
出手段によって検出された圧力が大きくなるほど前記差
圧設定値が小さくなるように当該差圧設定値を変化させ
るとともに、この圧力検出手段に応じて定まる差圧設定
値を最小値として前記操作量検出手段によって検出され
た各操作量が大きくなるほど前記差圧設定値が小さくな
るように当該差圧設定値を変化させる手段とを具えてい
る。
【0012】また、この発明の第3発明では、上記第1
および第2発明と同様な装置において、前記油圧ポンプ
の吐出圧力または前記複数の作業機アクチュエータの負
荷圧力を検出する圧力検出手段と、前記複数の流量制御
弁の各操作量を検出する操作量検出手段と、前記複数の
作業機アクチュエータのうち現在駆動されている作業機
アクチュエータの種類を検出する作業機種類検出手段
と、圧力検出手段によって検出された圧力と前記操作量
検出手段によって検出された各操作量と前記作業機種類
検出手段によって検出された作業機アクチュエータの種
類に基づいて前記差圧設定値を変化させる手段とを具え
ている。
【0013】
【作用】かかる第1発明の構成によれば、圧力検出手段
によって検出された圧力が大きくなるにつれて差圧設定
値が小さくなることで、作業機アクチュエータにかかる
負荷が大きくなることによる操作特性上のデッドバンド
の広がりを抑えることができ、レバー操作性を向上させ
ることができる。
【0014】また、第2発明の構成によれば、圧力検出
手段によって検出された圧力に応じた差圧設定値を最小
値として操作量検出手段によって検出された各操作量が
大きくなるにつれて差圧設定値が小さくなる。すなわ
ち、負荷圧力のみで一義的に差圧を変化させた場合、操
作量が小さい作業機微速度域では、負荷圧の変動が生じ
やすく、この変動による作業機アクチュエータの駆動速
度の変動がオペレータに違和感を与える。そこで、操作
量が小さいときには上記駆動速度の変動が生じないよ
う、つまり差圧が変化しないようにすることでかかる違
和感を除去することができる。
【0015】また、第3発明の構成によれば、圧力検出
手段によって検出された圧力と操作量検出手段によって
検出された各操作量と作業機種類検出手段によって検出
された作業機アクチュエータの種類に基づいて差圧設定
値が変化する。
【0016】すなわち作業機の実際の作業状態によって
要求される操作特性は異なるが作業機種類に応じて差圧
を変化させることでこの要求に応えることができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る油圧駆動
機械の制御装置の実施例について説明する。なお、実施
例では油圧駆動機械としてパワーショベルを想定してい
る。
【0018】図1はパワーショベルの作業機のうち各種
作業機(ブーム、アーム等)を駆動する作業機油圧回路
の構成を示している。なお、実施例では図面の煩雑を避
けるために2種類の作業機にそれぞれ対応する2つの操
作弁のみを示している。
【0019】同図に示すように可変容量型油圧ポンプ2
はエンジン1によって駆動され、斜板駆動用のレギュレ
ータ12のピストン12aの移動に応じてその斜板2a
の傾転角が変化される。そして、この斜板2aの傾転角
の変化に応じて油圧ポンプ2の1回転当たりの吐出流量
D(cc/rev)が変化される。エンジン1には該エ
ンジン1の回転数(r・p・m)ωEを検出する回転セ
ンサ32が付設されており、この回転センサ32の検出
信号ωEはコントローラ33に加えられる。
【0020】油圧ポンプ2の吐出圧油は、管路9および
該管路9を分岐する管路9a、9bを介して操作弁7、
8にそれぞれ供給される。操作弁7、8は図示せぬ操作
レバーの操作量S1、S2に応じてスプールが駆動され、
このスプールの移動量に応じて各操作弁の開口面積A
1、A2が変化し、その変化に応じた流量の圧油が作業機
アクチュエータたる油圧シリンダ3、4にそれぞれ供給
される。このとき操作弁7から流出される圧油は管路3
a、3bを介して油圧シリンダ3の伸張側のシリンダ
室、縮退側のシリンダ室にそれぞれ供給され、油圧シリ
ンダ3をそれぞれ伸張、縮退させる。
【0021】同様に操作弁8から流出される圧油は管路
4a、4bを介して油圧シリンダ4の伸張側のシリンダ
室、縮退側のシリンダ室に供給され、油圧シリンダ4を
それぞれ伸張、縮退させる。
【0022】操作弁7、8は位置N、M、Lからなり、
中立位置Nではポンプ2から吐出される圧油が流入する
ポンプポートはクローズ状態であり、切換位置Nから切
換位置L、Mまでの途中の状態では操作弁を流れる圧油
はスプールに設けられたロットリングの可変の絞り20
で絞られる。また、切換位置L、Mでは絞り20は一定
の面積になっているとともに、各位置で油圧シリンダ
3、4の負荷圧、つまり管路3a、3b、4aおよび4
bにそれぞれ配設された減圧弁25a、25b、26a
および26bの出口側の圧力がポートRを介してチェッ
ク弁21、22にそれぞれ導かれる。
【0023】チェック弁21はパイロット管路23aに
接続され、このパイロット管路23aはパイロット管路
23bに接続されている。パイロット管路23bにはチ
ェック弁22が接続されている。そして、パイロット管
路23bはパイロット管路24に接続されている。よっ
てパイロット管路24には、油圧シリンダ3、4のうち
高圧PLS側の圧油がチェック弁21、22のいずれかを
通過して導かれることになる。パイロット管路24は減
圧弁25a、25b、26aおよび26bのバネ位置側
に接続されており、結局、減圧弁25a、25b、26
aおよび26bのバネ位置側には油圧シリンダ3、4の
高圧側の負荷圧PLSが加えられることになる。バネに対
向する側には減圧弁の入口側の圧油、つまり操作弁7、
8の出口側の圧力がパイロット圧として加えられてい
る。なお、管路10は操作弁7、8の圧油をタンク11
にリリーフすべく設けられている。
【0024】定容量型油圧ポンプ34は所定圧力の圧油
を吐出するものであり、この吐出圧油は管路35、制御
弁36(いわゆる「LS−EPC弁」と称されるもの)
を介して制御弁37のパイロットポート37aに制御圧
Pcの圧油として供給される。ここで、制御弁36は、
電磁ソレノイド36aに対してコントローラ33から加
えられる制御信号に応じて弁位置が変化され、これによ
って上記パイロットポート36aに供給される圧油の流
量が変化される。
【0025】なお、管路35には、リリーフ弁38が配
設されていて、油圧ポンプ34の吐出圧油の圧力がリリ
ーフ弁38で設定された圧力以上の圧力になると、リリ
ーフ弁38によりリリーフされる。
【0026】油圧ポンプ2の吐出側の管路9はパイロッ
ト管路14に分岐され、このパイロット管路14はレギ
ュレータ12の小径側のシリンダ室に接続されるととも
に、制御弁37のパイロットポート37bに接続されて
いる。パイロット管路23bは延長されて制御弁37の
バネ37dが位置されている側のパイロットポート37
cに接続されている。このため、制御弁37のバネ37
dが無い側の端部には油圧ポンプ2の吐出圧Ppおよび
制御弁36からの制御圧Pcが、また制御弁37の他方
のバネ37dがある側の端部には油圧シリンダ3、4の
負荷圧のうち高圧側の圧力PLSがパイロット圧として、
またバネ37dの付勢力がオフセット圧として加えられ
る。そして制御弁37では、該制御弁37の各端部に加
えられる圧力の差圧に応じて弁位置が切り換えられ、切
換位置に応じた吐出量の圧油がレギュレータ12の大径
側のシリンダ室に供給または排出され、斜板2aの傾転
角が制御される。
【0027】この場合、油圧ポンプ圧Ppとシリンダ負
荷圧PLSとの差圧ΔPLSが、後述するような設定値に保
持されるように斜板2aの傾転角が制御されることにな
る。この場合、差圧ΔPLSの設定値は、上記制御圧P
c、つまりコントローラ33から電磁ソレノイド36a
に加えられる制御信号に応じて変化される。
【0028】このとき圧力Pp、PLSと油圧ポンプ2の
吐出量(容積)Dの関係は下記(1)式で表される。
【0029】D=C・A・√(Pp−PLS) …(1) ここでCは定数であり、Aは絞り20の開口面積であ
る。
【0030】さて、エンジン1には燃料噴射ポンプ38
とガバナ39が併設されている。ガバナ39の燃料コン
トロールレバー39aはモータ40で駆動され、該レバ
ー39aの駆動位置は位置センサ41で検出される。位
置センサ41の検出信号はモータ40を駆動制御する際
のフィードバック位置信号としてコントローラ33に加
えられる。
【0031】ストットルダイヤル42はエンジン1の目
標回転数を設定するものであり、目標回転数ωTHに応じ
たスロットル信号はコントローラ33に加えられる。ま
た、モニタパネル43はパワーショベルで行われる作業
モードM、つまり「重堀削」モードM1、「堀削」モー
ドM2、「整正」モードM3、「微操作」モードM4を選
択、指示するものであり、選択された作業モードM1、
M2、M3、M4を示す信号がコントローラ33に加えら
れる。
【0032】また、管路14にはポンプ圧力センサ44
が配設されており、このセンサ44によって管路14内
の圧油の圧力、つまり油圧ポンプ2の吐出圧油Ppが検
出される。この検出値Ppはコントローラ33に加えら
れる。
【0033】また、操作弁7、8には、それぞれ操作ス
トローク量(以下「操作量」という)S1、S2を検出す
る操作量センサ45、46が配設されており、検出値S
1、S2はコントローラ33に加えられる。
【0034】コントローラ33は、入力された各種信号
に基づいてモータ40に対して駆動制御信号を出力し、
エンジン1の出力トルクを制御する。すなわち、図7
(c)に示すように、入力された目標回転数ωTHとエン
ジン回転センサ32で検出された現在のエンジン回転数
ωEとに応じたレギュレーションラインl1、l2、l3…
が設定されるようモータ40に駆動制御信号が加えら
れ、燃料コントロールレバー39aが作動されることに
なる。
【0035】一方、コントローラ33は、入力された各
種信号に基づいて後述するような演算処理を実行して、
その結果得られた制御信号を制御弁36のソレノイド3
6aに出力し、制御弁37、レギュレータ12を介して
油圧ポンプ2の斜板2aの傾転角、つまり油圧ポンプ2
の吐出量D(cc/rev)を制御する。この場合、コ
ントローラ33は油圧ポンプ2の吸収馬力を一定値にす
る制御信号を出力している。すなわち、油圧ポンプ2
が、入力された作業モードM1…に応じた一定馬力が得
られるような制御信号を制御弁36に出力し、制御弁3
7を介して油圧ポンプ2の斜板2aを制御する。このよ
うにして、現在の負荷状態に応じて、最も効率のよい点
にマッチング点が移動することになる(図7(c)のF
参照)。
【0036】一方、コントローラ33は後述するように
して設定された差圧ΔPLSが得られるような制御信号を
出力している。すなわち、コントローラ33は上記ポン
プ吸収馬力の制御とともに差圧の制御も同一の制御信号
により行っており、この場合、制御弁36のソレノイド
36aに加える制御信号に応じて制御弁37のパイロッ
トポート37aに加えられる制御圧Pcが変化し、これ
によって差圧ΔPLSが変化される。この実施例では、こ
の差圧ΔPLSを後述するような各種制御に応じて変化さ
せることで、操作弁7、8の図示せぬ操作レバーの操作
性向上を図っている。以下、かかる差圧ΔPLSの可変制
御の内容について詳述する。
【0037】・第1の制御 この第1の制御では、差圧ΔPLSを作業機アクチュエー
タに現在かかっている負荷に応じて変化させることで操
作性向上を図ろうとするものである。
【0038】すなわち、一般的には、図1に示すシステ
ムにおいては、図7(c)に示すようにエンジン1の出
力トルクと油圧ポンプ2の吸収トルクとをマッチング点
でマッチングさせており、このときの吸収トルクが得ら
れるように同図(b)に示すようなPQカーブにしたが
いポンプ2の吐出量Q(cc/min)を制御してい
る。このように等馬力制御をすることによってエンジン
1のエンストが防止される。しかし、一方で同図(b)
に示すように、作業機アクチュエータ3、4にかかる負
荷PLS、つまり油圧ポンプ2の吐出圧Ppが大きくなる
につれてポンプ吐出量Qは小さくなる。このため、負荷
が大きい場合には、かかるエンスト防止機能は、ポンプ
吐出量(容積)(cc/rev)のリミッタとして作用
する。
【0039】図7(a)は操作レバーの操作量S(S
1、S2)と作業機アクチュエータ3、4の駆動速度v
(v1、v2)との関係を一般的に示したものであり、負
荷の大きい作業機アクチュエータが駆動され、吐出圧P
pがP1からP2へと大きくなると(図7(b)参照)、
それにしたがい破線で示すように、吐出量が制限され、
これにより駆動速度が制限されてしまい、いわゆるデッ
ドバンド(デッドストローク)が大きくなってしまう。
【0040】そこで、この実施例では、ポンプ圧力セン
サ44で検出された吐出圧Pp、つまり作業機アクチュ
エータ3、4の負荷PLSが大きくなるほど、差圧ΔPLS
が小さくなるような制御信号を制御弁36に対して出力
するようにしている。
【0041】すなわち、図2はこの「第1の制御」によ
る操作量S1、S2と作業機アクチュエータ駆動速度v
1、v2との関係を示したものであり、負荷Ppが大きく
なるほど差圧ΔPLSを小さくすることで、負荷Ppが大
きくなったとしてもデッドバンドの大きい特性(b)に
移行することなく、傾きの小さい特性(c)に移行さ
れ、これにより負荷Ppが小さい場合の特性(a)と同
様にデッドバンドは小さいままであり、良好なレバー操
作性が維持される。
【0042】・第2の制御 上述した第1の制御では、ポンプ吐出圧力Ppに応じて
差圧ΔPLSを変化させるようにしているが、ポンプ吐出
圧Ppのみで一義的に差圧ΔPLSを変化させた場合に
は、操作量が小さい作業機アクチュエータ微速度領域で
は、負荷の変動が生じやすく、この負荷変動による速度
v1、v2の変動のために、オペレータに違和感を与え
る。そこで、この実施例では、操作量センサ45、46
でそれぞれ検出された操作量S1、S2が大きくなるほ
ど、上記ポンプ吐出圧Ppで定まる差圧を最小値として
差圧ΔPLSが小さくなるような制御信号を制御弁36に
対して出力することで上記違和感を解消させている。
【0043】図3に示す操作特性(c)´は、この「第
2の制御」による操作量S1、S2と作業機アクチュエー
タ駆動速度v1、v2との関係を示したものであり、操作
量S1、S2が大きくなるほど差圧ΔPLSが小さくなるよ
うにすることで、特性(b)に示すように操作量S1、
S2上昇時に急に駆動速度v1、v2が制限されることな
く、操作量S1、S2上昇に応じて徐々に駆動速度v1、
v2の制限値に近づいていくよう駆動速度v1、v2が変
化する。この場合、作業機アクチュエータの操作量S
1、S2が小さい場合は差圧ΔPLSは大きくなり、たとえ
負荷が大きい場合であっても特性上は負荷が小さいとき
の特性(a)とほとんど変わらない。つまり、微速度領
域では、差圧は負荷の変動に対してほとんど変化せず、
駆動速度v1、v2変動による違和感を感じさせない良好
な操作性を得ることができる。やがて、操作量S1、S2
が大きくなるにつれて差圧ΔPLSが小さくなり(特性上
傾きは小さくなり)、最終的にポンプ吐出圧で定まる差
圧(最小値)に達して、デッドストローク状態となる。
【0044】なお、差圧ΔPLSは操作弁7、8の操作量
S1、S2のうちの大きい方の操作量に応じて変化させる
ようにしている。また、操作量S1、S2は操作弁の開口
面積A1、A2を意味するのでこれを検出するようにして
もよい。
【0045】・第3の制御 上述した第1および第2の制御では、ポンプ吐出圧Pp
または操作量S1、S2(いずれか操作量の大きい方)に
応じて所定の操作特性が一義的に得られるよう差圧ΔP
LSを変化させるものであるが、複数の作業機を具えたパ
ワーショベルにあっては、いずれの作業機が駆動されて
いるかによって要求する操作特性は異なってくる。そこ
で、この第3の制御では、いずれの作業機がいずれの方
向に駆動されたかを操作量センサ45、46で検出し、
この検出された作業機(ブーム、アーム等)に応じて操
作特性を選択し、この選択された操作特性が得られるよ
うに制御することで上記要求に応えるようにしている。
この場合、各種操作特性は、駆動されている作業機の種
類iごとに、レバー操作量Si(あるいは操作弁の開口
面積Ai)とポンプ吐出圧Ppと差圧ΔPLSとの関係を示
す3次元マップとして図4のごとくコントローラ33内
の図示せぬメモリに予め記憶されている。なお、図4の
3次元マップEの形状は、実際には作業機の駆動状態ご
とに異なっており、図4は単に例示したものにすぎな
い。
【0046】図5(a)、(b)、(c)は図4の示す
ような3次元マップEを、2次元的に示すものであり、
負荷Ppが小さい場合(図5(a))、負荷Ppが中間値
をとる場合(図5(b))、負荷Ppが大きい場合(図
5(c))に分けて示すとともに、作業機の駆動状態、
つまりブーム上昇時(破線C)、整正モードM3時のア
ーム堀削時(一点鎖線B)、それ以外の場合(実線A)
ごとに示したものである。
【0047】この図より明かなように作業機の駆動状態
が「ブーム上昇時」であると検出された場合には、負荷
Ppの検出値にかかわらずに差圧ΔPLSが一定となって
いる。これは、ブーム上昇時は負荷が常に大きいので、
負荷Ppの検出値によらずに作業機の駆動状態のみで操
作特性を決定しても操作性上何等問題はない、という理
由によるものである。
【0048】さらに、油圧ポンプの吸収トルクの大きさ
に応じて選択されるべき操作特性(差圧)を変化させる
ようにしてもよい。
【0049】たとえば、油圧ポンプ2の吸収トルクが小
さく設定されていることがコントローラ33によって明
らかにされると、図5に示す特性A、B、Cの特性をそ
れぞれ図6に示す特性A´、B´、C´に変更する。こ
の場合、図6(a)において特性A´をレバー操作量S
iが大きくなるにつれて差圧ΔPLSを小さくしているの
はレバーのフル操作時はエンジン1のパワー制限にかか
るという理由によるものである。
【0050】ところで、同じ作業モードであっても、作
業機アクチュエータとして、ブーム等の堀削作業用の作
業機アクチュエータが駆動されている場合と走行用の作
業機アクチュエータが駆動されている場合とでは、それ
ぞれの作業機アクチュエータが要求する操作特性は異な
り、作業モードに応じて操作特性を一義的に決定したの
では不都合な場合がある。すなわち、「堀削モード」M
2で運転していても、ブーム、アーム用のアクチュエー
タの駆動速度としては、「堀削モード」に応じた通常の
駆動速度で駆動したいが、堀削作業をする間の移動中は
地形凹凸のため安全性を考慮して坂の登り下りのスピー
ド差を小さくしたく、走行用のアクチュエータの駆動速
度は遅くしたい、つまり「微操作モード」M4に応じた
駆動速度で駆動したいとの背反する要求がある。
【0051】この場合、現在作業モードとして堀削モー
ドM2が選択されているものとすると、操作量センサ4
5、46の検出値に基づいていずれの作業機アクチュエ
ータが現在駆動されているか否かを判断し、現在走行中
ならば微操作作業を行うべく図2の特性(c)のように
傾きが小さく駆動速度の小さい操作特性(微操作モード
M4に相当するもの)が選択され、一方、現在ブーム等
が駆動され堀削中であると判断された場合には、現在選
択されている「堀削モード」M2に応じた、より傾きが
大きく駆動速度の大きい図2の特性(a)に示すような
操作特性が選択される。また、作業機アクチュエータと
して堀削用のアクチュエータと走行用のアクチュエータ
とが同時に駆動されていることが判断された場合には安
全のために駆動速度が遅くなる図2の特性(c)に示す
ような操作特性が選択される。
【0052】以上のような第3の制御の内容を一般化す
ると、下記のようにポンプ吐出圧Ppおよび操作量S1〜
Sn(1〜nは各種作業機を意味する)を変数とする関
数Gを予め決定しておき、それによって差圧ΔPLSを決
定することとなる。
【0053】ΔPLS=G(Pp、S1〜Sn) …(2) この場合、図4のマップEは上記関数Gを3次元的に表
したものとなる。
【0054】また、この関数Gで決定される差圧ΔPLS
について下記(3)式に示すように低負荷時における予
め設定された最大差圧ΔPLSmaxを越えてはならない、
との制限を付けることができる。
【0055】 ΔPLS=min(G(Pp、S1〜Sn)、ΔPLSmax) …(3) この最大差圧ΔPLSmaxはサイクルタイムを決定する差
圧のことであり、この値が小さいときにはサイクルタイ
ムが遅くなる。たとえば、作業モードに応じて最大差圧
ΔPLSmaxを変更することでサイクルタイムを作業モー
ドに応じたものにすることができる。
【0056】なお、実施例では油圧ポンプ2の吐出圧P
pに基づき差圧を変化させるようにしているが、要は作
業機の負荷に基づき差圧を変化させることができればよ
く、作業機の負荷PLSに基づき差圧を変化させる実施も
当然可能である。
【0057】なお、以上説明した第1〜第3の制御と差
圧制御に係る従来技術(たとえば前述の特開平2−76
904号、特開平2−164941号)と適宜組み合わ
せる実施も当然可能である。この場合、たとえば図2に
示す特性(c)が得られるよう負荷Ppに応じて差圧を
変化させる場合でも、その変化の度合いをモニタパネル
43で選択された作業モードM1…に応じて異ならせる
ようにすることが考えられる。
【0058】以上説明したようにこの実施例によれば、
作業機アクチュエータにかかる負荷Pp等に応じて差圧
ΔPLSを変化させるようにしたので、現在の作業状態に
適合した最適なレバー操作性が得られ、従来よりも作業
効率を飛躍的に向上させることができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
作業機アクチュエータにかかる負荷等に応じて差圧を変
化させるようにしたので、現在の作業状態に適合した最
適なレバー操作性が得られ、作業効率が従来よりも飛躍
的に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る油圧駆動機械の制御装置の
実施例における作業機油圧回路の構成を示す回路図であ
る。
【図2】図2は実施例における操作レバーの操作量と作
業機アクチュエータの駆動速度との関係を示すグラフで
ある。
【図3】図3は他の実施例における操作レバーの操作量
と作業機アクチュエータの駆動速度との関係を示すグラ
フである。
【図4】図4は図1のコントローラに記憶される内容を
3次元的に示す図である。
【図5】図5は図4の内容を2次元的に示した図であ
り、作業機の駆動状態に応じてレバー操作量とポンプ吐
出圧と差圧との関係が変化する様子を説明するために用
いた図である。
【図6】図6は油圧ポンプの吸収トルクが小さい場合の
関係を図5にそれぞれ対応して示す図である。
【図7】図7は従来の差圧制御に関する技術を説明する
ために用いたグラフである。
【符号の説明】
2 油圧ポンプ 3 油圧シリンダ 4 油圧シリンダ 7 操作弁 8 操作弁 12 レギュレータ 33 コントローラ 36 制御弁 37 制御弁 44 ポンプ圧力センサ 45 操作量センサ 46 操作量センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F15B 11/16 Z 9026−3H (72)発明者 悪七 秀樹 神奈川県平塚市四ノ宮2597 株式会社小松 製作所エレクトロニクス事業本部電子シス テム事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機により駆動される油圧ポンプ
    と、該油圧ポンプの吐出圧油が圧油供給路を介して供給
    されることにより駆動される複数の油圧アクチュエータ
    と、前記圧油供給路に設けられ、前記複数の作業機アク
    チュエータに対して供給される圧油の流量を操作量に応
    じて制御する複数の流量制御弁とを有し、前記油圧ポン
    プの吐出圧力と前記複数の作業機アクチュエータの負荷
    圧力との差圧が設定された値になるように前記油圧ポン
    プの吐出流量を制御するようにした油圧駆動機械の制御
    装置において、 前記油圧ポンプの吐出圧力または前記複数の作業機アク
    チュエータの負荷圧力を検出する圧力検出手段と、 前記圧力検出手段によって検出された圧力が大きくなる
    ほど前記差圧設定値が小さくなるように当該差圧設定値
    を変化させる手段とを具えた油圧駆動機械の制御装置。
  2. 【請求項2】 原動機により駆動される油圧ポンプ
    と、該油圧ポンプの吐出圧油が圧油供給路を介して供給
    されることにより駆動される複数の油圧アクチュエータ
    と、前記圧油供給路に設けられ、前記複数の作業機アク
    チュエータに対して供給される圧油の流量を操作量に応
    じて制御する複数の流量制御弁とを有し、前記油圧ポン
    プの吐出圧力と前記複数の作業機アクチュエータの負荷
    圧力との差圧が設定された値になるように前記油圧ポン
    プの吐出流量を制御するようにした油圧駆動機械の制御
    装置において、 前記油圧ポンプの吐出圧力または前記複数の作業機アク
    チュエータの負荷圧力を検出する圧力検出手段と、 前記複数の流量制御弁の各操作量を検出する操作量検出
    手段と、 前記圧力検出手段によって検出された圧力が大きくなる
    ほど前記差圧設定値が小さくなるように当該差圧設定値
    を変化させるとともに、この圧力検出手段に応じて定ま
    る差圧設定値を最小値として前記操作量検出手段によっ
    て検出された各操作量が大きくなるほど前記差圧設定値
    が小さくなるように当該差圧設定値を変化させる手段と
    を具えた油圧駆動機械の制御装置。
  3. 【請求項3】 原動機により駆動される油圧ポンプ
    と、該油圧ポンプの吐出圧油が圧油供給路を介して供給
    されることにより駆動される複数の油圧アクチュエータ
    と、前記圧油供給路に設けられ、前記複数の作業機アク
    チュエータに対して供給される圧油の流量を操作量に応
    じて制御する複数の流量制御弁とを有し、前記油圧ポン
    プの吐出圧力と前記複数の作業機アクチュエータの負荷
    圧力との差圧が設定された値になるように前記油圧ポン
    プの吐出流量を制御するようにした油圧駆動機械の制御
    装置において、 前記油圧ポンプの吐出圧力または前記複数の作業機アク
    チュエータの負荷圧力を検出する圧力検出手段と、 前記複数の流量制御弁の各操作量を検出する操作量検出
    手段と、 前記複数の作業機アクチュエータのうち現在駆動されて
    いる作業機アクチュエータの種類を検出する作業機種類
    検出手段と、 圧力検出手段によって検出された圧力と前記操作量検出
    手段によって検出された各操作量と前記作業機種類検出
    手段によって検出された作業機アクチュエータの種類に
    基づいて前記差圧設定値を変化させる手段とを具えた油
    圧駆動機械の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記作業機種類検出手段は、前記複
    数の流量制御弁の各操作状態を検出することにより作業
    機アクチュエータの種類を検出するものである請求項3
    記載の油圧駆動機械の制御装置。
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GB9519171A GB2291987B (en) 1993-03-26 1994-03-28 Controller for hydraulic drive machine
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