JPH0627301U - 車用座席 - Google Patents

車用座席

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JPH0627301U
JPH0627301U JP6849992U JP6849992U JPH0627301U JP H0627301 U JPH0627301 U JP H0627301U JP 6849992 U JP6849992 U JP 6849992U JP 6849992 U JP6849992 U JP 6849992U JP H0627301 U JPH0627301 U JP H0627301U
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infant
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誠 矢田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乳幼児用の小型座席を収納するスペースが不
要で、しかも小型座席の装着の手間を軽減できる車用座
席を提供する。 【構成】 本車用座席は、座席10と、この座席10の
シート部11に形成された凹部11A内に収納された乳
幼児用の小型座席20と、この小型座席20を昇降させ
るように上記座席10内に収納された昇降機構30とを
備え、上記小型座席20はシート部21とこのシート部
21の両側に形成された一対の肘当部22、22とを有
し、上記昇降機構30の駆動によって上記一対の肘当部
22、22を上記シート部21より先に上昇するように
構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車用座席、特に乳幼児用の小型座席を内蔵した車用座席に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の乗用車等に搭載された車用座席は、大人用の座席のみ装備され、乳幼児 が着座する小型の座席は装備されていないのが一般的である。そして、乳幼児を 乗用車等の車に乗せる場合には、予め準備された乳幼児用の小型座席を大人用の 通常の座席に装着するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車用座席は、上述のように構成されているため、乳幼児 を車に乗せる場合には、乳幼児専用の小型座席を車内に持ち込んで座席に装着す るようにしているが、この小型座席は比較的大きいため、その持ち運びに不便な ばかりでなく、乳幼児が車に乗る度にその小型座席を通常の座席に装着しなくて はならず、しかも、小型座席を使用しない時には小型座席の収納スペースを車内 に確保しなくてはならないという課題があった。
【0004】 本考案は、上記課題を解決するためになされたもので、乳幼児用の小型座席を 収納するスペースが不要で、しかも小型座席の装着の手間を軽減できる車用座席 を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の車用座席は、座席と、この座席内に収納された乳幼児用の小型座席と 、この小型座席を昇降させるように上記座席内に収納された昇降機構とを備え、 上記小型座席はシート部とこのシート部の両側に形成された一対の肘当部とを有 し、上記昇降機構の駆動によって上記一対の肘当部が上記シート部より先に上昇 するように構成されたものである。
【0006】
【作用】
本考案によれば、乳幼児を車に乗せる時には昇降機構を駆動させることにより 乳幼児用の小型座席を座席内部から上昇させて着座できるようにし、乳幼児を車 に乗せない時には昇降機構を駆動させることにより小型座席を座席内部に収納し て通常の座席として使用することができる。
【0007】
【実施例】
以下、図1〜図3に示す実施例に基づいて本考案を説明する。尚、各図中、図 1は本考案の車用座席の一実施例を示す斜視図で、同図(a)は小型座席が座席 内に収納された状態を示す図、同図(b)は小型座席を使用する時の状態を示す 図、図2は図1に示す車用座席の内部を示す正面図で、同図(a)は小型座席が 座席内に収納された状態を示す図、同図(b)は小型座席を使用する時の状態を 示す図、図3は図1に示す車用座席の内部を示す側面図である。
【0008】 本実施例の車用座席は、図1の(a)、(b)、及び図2の(a)、(b)に 示すように、座席10と、この座席10のシート部11に形成された凹部11A 内に収納された乳幼児用の小型座席20と、この小型座席20を昇降させるよう に上記座席10内に収納された昇降機構30とを備え、上記小型座席20はシー ト部21とこのシート部21の両側に形成された一対の肘当部22、22とを有 し、上記昇降機構30の駆動によって上記一対の肘当部22、22を上記シート 部21より先に上昇するように構成されている。また、上記各肘当部22、22 にはシートベルト(図示せず)が掛ける切欠部22A、22Aが形成されている 。
【0009】 また、上記小型座席20は、使用時にシート部21及び肘当部22が共に支持 体40で支持されるように構成されている。そして、この支持体4は、図2に示 すうように、正面形状が扁平なほぼ逆Ω形状に形成され、その両側縁部41、4 1で上記一対の肘当部22、22が常時支持され、その上昇端で上記両側縁部4 1、41間の凹陥部42で上記シート部21が支持されるように構成されている 。換言すれば、上記小型座席20が座席10内に収納された状態では、上記シー ト部21は後述のポスト50によって支持され、上記凹陥部42から浮いた状態 になっている。
【0010】 そして、上記昇降機構30は、図3に示すように、側面形状が菱形状に構成さ れリンク機構31と、このリンク機構31の横方向の一対の対頂角部に取り付け られた雌ネジ部材32、32と、これらの雌ネジ部材32、32にそれぞれ螺合 する雄ネジ部33A、33Aが形成されたロッド33と、このロッド33を回転 操作する操作ハンドル34とを備えて構成されている。また、上記リンク機構3 1の上下の対頂角部は上記凹部11Aの底面及び上記支持体40の凹陥部42に それぞれ固定され、上記操作ハンドル34を回転操作することにより上記リンク 機構31が上下方向で伸縮して上記小型座席20のシート部21と肘当部22、 22とを時間差をつけて昇降させるように構成されている。また、上記雌ネジ部 材32、32は互いに逆ネジに形成され、また、上記操作ハンドル34は着脱自 在に構成されている。
【0011】 また、上記シート部21は、図2、図3に示すように、伸縮可能に構成された 4本のポスト50によって支持されている。このポスト50は、内ポスト51と 、この内ポスト51を収納する外ポスト52と、この外ポスト52を囲むコイル バネ53とを備えて構成され、上記支持体40に形成された孔43を貫通してい る。そして、上記内ポスト51の上端は上記シート部21の下面に固定され、上 記外ポスト52の下端は上記凹部11Aの底面に固定され、上記コイルバネ53 によって上記シート部21を常時弾力的に支持している。
【0012】 次に、上記車用座席の使用方法について説明する。小型座席20を使用する場 合には、まず、操作ハンドル34をロッド33に連結する。そして、この操作ハ ンドル34を回転操作してロッド33を回転させると、このロッド33の雄ネジ 部33A、33A及びリンク機構31の雌ネジ部材32、32を介してリンク機 構31が上下方向に伸びて支持体40を徐々に持ち上げて両肘当部22、22を 座席10のシート部11から突出させる。更に、操作ハンドル34を回転操作す ると、リンク機構31によって持ち上げられる支持体40の凹陥部42がシート 部21に接触し、接触後には支持体40を介してシート部材21と両肘当部22 、22を同時に持ち上げ、リンク機構31が完全に伸びた状態で、図1の(b) 、図2の(b)に示すように、小型座席20が使用できる状態になる。そして、 小型座席20の使用後には、操作ハンドル34を逆方向へ回転操作すれば小型座 席20を座席10内に収納することができる。
【0013】 以上説明したように本実施例によれば、操作ハンドル34を操作するだけで、 乳幼児用の小型座席20を簡単に座席10のシート部11に出すことができ、使 用後は操作ハンドル34を操作するだけで座席10のシート部11内に簡単に収 納することができるため、乳幼児用の小型座席を収納するスペースが不要で、し かも小型座席の装着の手間を軽減できる。
【0014】 尚、上記実施例では、リンク機構31を用いた昇降機構30について説明した が、本考案は、上記実施例に何等制限されるものではなく、昇降機構として電動 式、油圧式、空圧式等を用いることができる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、乳幼児用の小型座席を座席内に昇降可能 に収納したので、乳幼児用の小型座席を収納するスペースが不要で、しかも小型 座席の装着の手間を軽減できる車用座席を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車用座席の一実施例を示す斜視図で、
同図(a)は小型座席が座席内に収納された状態を示す
図、同図(b)は小型座席を使用する時の状態を示す図
ある。
【図2】図1に示す車用座席の内部を示す正面図で、同
図(a)は小型座席が座席内に収納された状態を示す
図、同図(b)は小型座席を使用する時の状態を示す図
である。
【図3】図1に示す車用座席の内部を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
10 座席 20 小型座席 21 シート部 22 肘当部 30 昇降機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席と、この座席内に収納された乳幼児
    用の小型座席と、この小型座席を昇降させるように上記
    座席内に収納された昇降機構とを備え、上記小型座席は
    シート部とこのシート部の両側に形成された一対の肘当
    部とを有し、上記昇降機構の駆動によって上記一対の肘
    当部が上記シート部より先に上昇するように構成されて
    いることを特徴とする車用座席。
JP6849992U 1992-09-05 1992-09-05 車用座席 Expired - Lifetime JPH0644745Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6849992U JPH0644745Y2 (ja) 1992-09-05 1992-09-05 車用座席

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6849992U JPH0644745Y2 (ja) 1992-09-05 1992-09-05 車用座席

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0627301U true JPH0627301U (ja) 1994-04-12
JPH0644745Y2 JPH0644745Y2 (ja) 1994-11-16

Family

ID=13375456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6849992U Expired - Lifetime JPH0644745Y2 (ja) 1992-09-05 1992-09-05 車用座席

Country Status (1)

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JP (1) JPH0644745Y2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100380976B1 (ko) * 2000-10-09 2003-04-26 박상준 자동차의 시트구조
KR101362390B1 (ko) * 2013-10-30 2014-02-12 한국오텍공업(주) 성인 및 어린이 겸용 자동차시트
CN106809064A (zh) * 2017-03-02 2017-06-09 江苏大学 一种高度可调的儿童安全座椅及其调控方法
KR20190023513A (ko) * 2017-08-29 2019-03-08 인제대학교 산학협력단 휴대성이 개선된 부스터 시트

Cited By (5)

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CN106809064B (zh) * 2017-03-02 2022-11-18 江苏大学 一种高度可调的儿童安全座椅及其调控方法
KR20190023513A (ko) * 2017-08-29 2019-03-08 인제대학교 산학협력단 휴대성이 개선된 부스터 시트

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JPH0644745Y2 (ja) 1994-11-16

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