JPH06272799A - ガスメータ用ソケット - Google Patents
ガスメータ用ソケットInfo
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- JPH06272799A JPH06272799A JP5625793A JP5625793A JPH06272799A JP H06272799 A JPH06272799 A JP H06272799A JP 5625793 A JP5625793 A JP 5625793A JP 5625793 A JP5625793 A JP 5625793A JP H06272799 A JPH06272799 A JP H06272799A
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- JP
- Japan
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- gas
- socket
- gas meter
- meter
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ガスメータの安定性を良くし、特にその入口
部や出口部での亀裂や破損、ゆがみによる正常な計量の
阻害等の不具合を解決することはもちろん、ガス圧力の
点検口としても利用することができる手段手段を提供す
る。 【構成】 ソケット10の一端部に設けられたガス供給
側配管接続口11と、他端部に設けられた消費側配管接
続口12と、一端側の前部に設けられたガス流出口13
と、他端側の前部に設けられた2つのガス流入口14,
15と、接続口11及びガス流出口13を連通する一次
側流路16と、流路16とは仕切板18によって仕切ら
れ、接続口12及びガス流入口14,15を連通する二
次側流路17とを備える。
部や出口部での亀裂や破損、ゆがみによる正常な計量の
阻害等の不具合を解決することはもちろん、ガス圧力の
点検口としても利用することができる手段手段を提供す
る。 【構成】 ソケット10の一端部に設けられたガス供給
側配管接続口11と、他端部に設けられた消費側配管接
続口12と、一端側の前部に設けられたガス流出口13
と、他端側の前部に設けられた2つのガス流入口14,
15と、接続口11及びガス流出口13を連通する一次
側流路16と、流路16とは仕切板18によって仕切ら
れ、接続口12及びガス流入口14,15を連通する二
次側流路17とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス供給側とガス消費
設備側との間に設置され、ガスメータが取付けられるガ
スメータ用ソケットに関する。
設備側との間に設置され、ガスメータが取付けられるガ
スメータ用ソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】LPガスや都市ガスは、家庭用、業務用
又は工業用燃料として広く使用されている。例えば、家
庭用のLPガス(通常はプロパンガス)を例にすると、
通常は2本のガスボンベを配備し、一方のガスボンベの
ガスが無くなった場合に他方のガスボンベに自動的に切
り替えて使用することができるように、自動切替圧力調
整器、開閉弁等が設置してある。この自動切替圧力調整
器には、ガスボンベがそれぞれ高圧ホース等で接続され
る。
又は工業用燃料として広く使用されている。例えば、家
庭用のLPガス(通常はプロパンガス)を例にすると、
通常は2本のガスボンベを配備し、一方のガスボンベの
ガスが無くなった場合に他方のガスボンベに自動的に切
り替えて使用することができるように、自動切替圧力調
整器、開閉弁等が設置してある。この自動切替圧力調整
器には、ガスボンベがそれぞれ高圧ホース等で接続され
る。
【0003】ガスボンベのLPガスは、図6及び図7に
示すように、高圧ホース80(一方のみ示す)によって
自動切替圧力調整器70に導入される。この自動切替圧
力調整器70は、ガス消費器具(風呂バーナ、ガスコン
ロ等のガス器具)につながれるガスボンベをそのガス圧
によって自動的に切り替えると共にガス圧を適正圧に調
整するためのもので、通常のLPガス供給設備に配備さ
れている。
示すように、高圧ホース80(一方のみ示す)によって
自動切替圧力調整器70に導入される。この自動切替圧
力調整器70は、ガス消費器具(風呂バーナ、ガスコン
ロ等のガス器具)につながれるガスボンベをそのガス圧
によって自動的に切り替えると共にガス圧を適正圧に調
整するためのもので、通常のLPガス供給設備に配備さ
れている。
【0004】このLPガス供給設備において、LPガス
は、ガスボンベ側と消費側との間の流路の開閉を手動で
行う開閉弁71等を経た後、例えばUD継手81及び入
口パイプ82を通り、ガスメータ75の入口に流入す
る。そして、ガスメータ75を作動させた後、出口から
配管を通じて各種ガス消費器具に達する。一方、都市ガ
スでは、一般に図8に示すように、ガス供給側からの配
管91がガスメータ90の入口に連結され、ガスメータ
90の出口に連結された配管92がガス消費側に接続さ
れる。
は、ガスボンベ側と消費側との間の流路の開閉を手動で
行う開閉弁71等を経た後、例えばUD継手81及び入
口パイプ82を通り、ガスメータ75の入口に流入す
る。そして、ガスメータ75を作動させた後、出口から
配管を通じて各種ガス消費器具に達する。一方、都市ガ
スでは、一般に図8に示すように、ガス供給側からの配
管91がガスメータ90の入口に連結され、ガスメータ
90の出口に連結された配管92がガス消費側に接続さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6及び図
7から分かるように、ガスメータ75の取付け形態は、
ガスメータ75の入口と出口を入口パイプ82や消費側
のパイプに単に接続してあるに過ぎず、ガスメータ75
自身は壁等に特に固定されていない場合が多い。。この
ため、ガスメータ75の入口と出口に荷重(自重)や外
力(ガスボンベ側及び消費側の配管から受ける力)が均
等に加わる場合は特に問題はないが、実際には図示のよ
うにガスメータ75の入口側に自動切替圧力調整器70
が配備され、この自動切替圧力調整器70とガスメータ
75の入口と出口管は、例えば出口管が埋設されるため
埋設側の地盤沈下等による別系統の応力が働き、力が均
一に加わる設置構造になっておらず、ガスメータ75は
不安定である。
7から分かるように、ガスメータ75の取付け形態は、
ガスメータ75の入口と出口を入口パイプ82や消費側
のパイプに単に接続してあるに過ぎず、ガスメータ75
自身は壁等に特に固定されていない場合が多い。。この
ため、ガスメータ75の入口と出口に荷重(自重)や外
力(ガスボンベ側及び消費側の配管から受ける力)が均
等に加わる場合は特に問題はないが、実際には図示のよ
うにガスメータ75の入口側に自動切替圧力調整器70
が配備され、この自動切替圧力調整器70とガスメータ
75の入口と出口管は、例えば出口管が埋設されるため
埋設側の地盤沈下等による別系統の応力が働き、力が均
一に加わる設置構造になっておらず、ガスメータ75は
不安定である。
【0006】このため、ガスメータ75の入口部と出口
部には、常に不均一な力が加わる結果、入口部や出口部
に応力が発生する。この応力によって、入口部や出口部
に金属疲労が発生し、やがて亀裂が生じたり、酷い場合
には破損したりする。しかも、ガスメータ75が不安定
であるため、ゆがみにより正常な計量が阻害される問題
点がある。
部には、常に不均一な力が加わる結果、入口部や出口部
に応力が発生する。この応力によって、入口部や出口部
に金属疲労が発生し、やがて亀裂が生じたり、酷い場合
には破損したりする。しかも、ガスメータ75が不安定
であるため、ゆがみにより正常な計量が阻害される問題
点がある。
【0007】このような問題点は、図8に示す都市ガス
供給設備にも相当する。つまり、ガスメータ90は固定
されていない場合が多く、このガスメータ90も不安定
な状態にあり、前記したLPガス供給設備にみられる問
題点が生ずる。従って、本発明は、上記問題点に着目し
てなされたもので、ガスメータの安定性を良くし、特に
その入口部や出口部での亀裂や破損、ゆがみによる正常
な計量の阻害等の不具合を解決することはもちろん、ガ
ス圧力の点検口としても利用することができる手段を提
供することを目的とする。
供給設備にも相当する。つまり、ガスメータ90は固定
されていない場合が多く、このガスメータ90も不安定
な状態にあり、前記したLPガス供給設備にみられる問
題点が生ずる。従って、本発明は、上記問題点に着目し
てなされたもので、ガスメータの安定性を良くし、特に
その入口部や出口部での亀裂や破損、ゆがみによる正常
な計量の阻害等の不具合を解決することはもちろん、ガ
ス圧力の点検口としても利用することができる手段を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的は、本発明のガ
スメータ用ソケットにより達成される。即ち、本発明の
ソケットは、ガス供給側とガス消費設備側との間に設置
される、ガスメータ用ソケットであって、このソケット
の長手方向の一端側に設けられ、ガス供給側の配管が接
続されるガス供給側配管接続口と、前記ソケットの長手
方向の他端側に設けられ、消費側の配管が接続される消
費側配管接続口と、前記ソケットの前部に設けられ、ガ
スメータの入口が接続される少なくとも1つのガス流出
口と、前記ソケットの前部に設けられ、ガスメータの出
口が選択的に接続される2つのガス流入口と、前記ガス
供給側配管接続口及びガス流出口を連通する一次側流路
と、この一次側流路とは仕切られ、前記消費側配管接続
口及びガス流入口を連通する二次側流路と、を備えるこ
とを特徴とする。
スメータ用ソケットにより達成される。即ち、本発明の
ソケットは、ガス供給側とガス消費設備側との間に設置
される、ガスメータ用ソケットであって、このソケット
の長手方向の一端側に設けられ、ガス供給側の配管が接
続されるガス供給側配管接続口と、前記ソケットの長手
方向の他端側に設けられ、消費側の配管が接続される消
費側配管接続口と、前記ソケットの前部に設けられ、ガ
スメータの入口が接続される少なくとも1つのガス流出
口と、前記ソケットの前部に設けられ、ガスメータの出
口が選択的に接続される2つのガス流入口と、前記ガス
供給側配管接続口及びガス流出口を連通する一次側流路
と、この一次側流路とは仕切られ、前記消費側配管接続
口及びガス流入口を連通する二次側流路と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】ガス供給側からのLPガスや都市ガス(以下、
単にガスという)は、このソケットのガス供給側配管接
続口から一次側流路及びガス流出口を経て、ガスメータ
の入口に流入する。ガスメータを作動させた後のガス
は、ガスメータの出口からこのソケットの一方のガス流
入口及び二次側流路を通って、消費側配管接続口を介し
てガス消費設備に導かれる。
単にガスという)は、このソケットのガス供給側配管接
続口から一次側流路及びガス流出口を経て、ガスメータ
の入口に流入する。ガスメータを作動させた後のガス
は、ガスメータの出口からこのソケットの一方のガス流
入口及び二次側流路を通って、消費側配管接続口を介し
てガス消費設備に導かれる。
【0010】又、本発明のソケットでは、少なくとも1
つのガス流出口と、2つのガス流入口を有しているた
め、ガスメータの取付けに際しては、特にガスメータの
出口をどちらか一方のガス流入口に選択的に接続するこ
とができる。つまり、少なくとも2種類のサイズのガス
メータを取付けることができる。そして、ガスメータの
出口を接続しなかったガス流入口は、ガス圧が適正値か
どうか等を調べる点検口として利用することができる。
つのガス流出口と、2つのガス流入口を有しているた
め、ガスメータの取付けに際しては、特にガスメータの
出口をどちらか一方のガス流入口に選択的に接続するこ
とができる。つまり、少なくとも2種類のサイズのガス
メータを取付けることができる。そして、ガスメータの
出口を接続しなかったガス流入口は、ガス圧が適正値か
どうか等を調べる点検口として利用することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明のガスメータ用ソケットを実施
例に基づいて説明する。その一実施例に係るソケットの
正面図を図1に、右側面図を図2に示す。このソケット
10は、ガスメータの幅方向に延びる管状の様相を呈
し、一端部から側方に開口し、ガス供給側の配管が接続
されるガス供給側配管接続口11と、他端部から側方に
開口し、消費側(各種ガス器具)への配管が接続される
消費側配管接続口12と、一端側(左側)の前部から前
方に開口し、ガスメータの入口が接続される1つのガス
流出口13と、他端側(右側)の前部から前方に開口
し、ガスメータの出口が接続される2つのガス流入口1
4,15と、ガス供給側配管接続口11及びガス流出口
13を連通する一次側流路16と、この一次側流路16
とは仕切板18で仕切られ、消費側配管接続口12及び
ガス流入口14,15を連通する二次側流路17とを備
える。又、ソケット10には、内部の仕切板18の位置
を表示する目印19が周設されており、この目印19に
より、ガス供給側の部分と消費側の部分を容易に見極め
ることができる。
例に基づいて説明する。その一実施例に係るソケットの
正面図を図1に、右側面図を図2に示す。このソケット
10は、ガスメータの幅方向に延びる管状の様相を呈
し、一端部から側方に開口し、ガス供給側の配管が接続
されるガス供給側配管接続口11と、他端部から側方に
開口し、消費側(各種ガス器具)への配管が接続される
消費側配管接続口12と、一端側(左側)の前部から前
方に開口し、ガスメータの入口が接続される1つのガス
流出口13と、他端側(右側)の前部から前方に開口
し、ガスメータの出口が接続される2つのガス流入口1
4,15と、ガス供給側配管接続口11及びガス流出口
13を連通する一次側流路16と、この一次側流路16
とは仕切板18で仕切られ、消費側配管接続口12及び
ガス流入口14,15を連通する二次側流路17とを備
える。又、ソケット10には、内部の仕切板18の位置
を表示する目印19が周設されており、この目印19に
より、ガス供給側の部分と消費側の部分を容易に見極め
ることができる。
【0012】このようなソケット10の各部の寸法例を
参考までに述べると、a(接続口11からガス流出口1
3の中心までの距離)、b(ガス流出口13の中心から
ガス流入口14の中心までの距離)、c(ガス流入口1
4の中心からガス流入口15の中心までの距離)、d
(ガス流入口15の中心から接続口12までの距離)、
e(接続口12の中心からガス流入口15までの距離)
とした場合、a=27mm、b=90mm、c=40m
m、d=27mm、e=27mmであり、全長(a+b
+c+d)=184mmである。
参考までに述べると、a(接続口11からガス流出口1
3の中心までの距離)、b(ガス流出口13の中心から
ガス流入口14の中心までの距離)、c(ガス流入口1
4の中心からガス流入口15の中心までの距離)、d
(ガス流入口15の中心から接続口12までの距離)、
e(接続口12の中心からガス流入口15までの距離)
とした場合、a=27mm、b=90mm、c=40m
m、d=27mm、e=27mmであり、全長(a+b
+c+d)=184mmである。
【0013】このようなソケット10では、2つのガス
流入口14,15を有するため、ガスメータの設置に際
しては、ガスメータのサイズに応じてどちらか一方のガ
ス流入口を選択することができる。つまり、ガスメータ
の入口はガス流出口13に接続するのは変わらないが、
ガスメータの出口はガス流入口14又は15のどちらか
適当な方に接続すればよく、2種類のガスメータをソケ
ット10に専用ユニオン継手を介して取付けることが可
能である。上記寸法例の場合、ガスメータの出口をガス
流入口14に接続した場合、ガスメータの入口と出口と
の間の寸法は約90mm(寸法bに相当)であり、ガス
流入口15に接続した場合は、約130mm(寸法b+
cに相当)である。但し、都市ガス供給設備において
は、一般にガスメータの入口がガス流出口13に、ガス
メータの出口がガス流入口15に接続されることにな
る。
流入口14,15を有するため、ガスメータの設置に際
しては、ガスメータのサイズに応じてどちらか一方のガ
ス流入口を選択することができる。つまり、ガスメータ
の入口はガス流出口13に接続するのは変わらないが、
ガスメータの出口はガス流入口14又は15のどちらか
適当な方に接続すればよく、2種類のガスメータをソケ
ット10に専用ユニオン継手を介して取付けることが可
能である。上記寸法例の場合、ガスメータの出口をガス
流入口14に接続した場合、ガスメータの入口と出口と
の間の寸法は約90mm(寸法bに相当)であり、ガス
流入口15に接続した場合は、約130mm(寸法b+
cに相当)である。但し、都市ガス供給設備において
は、一般にガスメータの入口がガス流出口13に、ガス
メータの出口がガス流入口15に接続されることにな
る。
【0014】上記のようなソケット10では、ガス供給
側から供給されるガス(LPガスや都市ガス)は、ガス
供給側配管接続口11から一次側流路16を通ってガス
流出口13からガスメータに入る。ガスメータから出た
ガスは、ガス流入口14又は15から二次側流路17を
経て消費側配管接続口12に流れ、更に配管によってガ
ス器具に導かれる。勿論、ガスメータを接続しないガス
流入口14又は15は、着脱自在な栓等で塞いでおき、
ガス圧の点検等を行う際に栓を取り外せるようにしてお
く。
側から供給されるガス(LPガスや都市ガス)は、ガス
供給側配管接続口11から一次側流路16を通ってガス
流出口13からガスメータに入る。ガスメータから出た
ガスは、ガス流入口14又は15から二次側流路17を
経て消費側配管接続口12に流れ、更に配管によってガ
ス器具に導かれる。勿論、ガスメータを接続しないガス
流入口14又は15は、着脱自在な栓等で塞いでおき、
ガス圧の点検等を行う際に栓を取り外せるようにしてお
く。
【0015】上記の如きソケット10をLPガス供給設
備や都市ガス供給設備に使用してガスメータを取付けた
場合、ガスメータの荷重(自重)や配管から受ける外力
は、ソケット10で全て受け止められ、ガスメータには
直接加わらなくなるため、特にガスメータの入口部や出
口部に無理な力が作用しなくなり、ガスメータが安定
し、亀裂や破損、ゆがみによる正常な計量の阻害等の不
具合が起こらなくなる。
備や都市ガス供給設備に使用してガスメータを取付けた
場合、ガスメータの荷重(自重)や配管から受ける外力
は、ソケット10で全て受け止められ、ガスメータには
直接加わらなくなるため、特にガスメータの入口部や出
口部に無理な力が作用しなくなり、ガスメータが安定
し、亀裂や破損、ゆがみによる正常な計量の阻害等の不
具合が起こらなくなる。
【0016】図3に別実施例のソケット20を示す。こ
のソケット20は、図1に示すソケット10の変更例
で、ガス供給側配管接続口21がソケット10のほぼ中
央部の下部から下方に開口するものである。又、接続口
21の変更に伴って、一次側流路26や仕切板28も変
更されている。更に別実施例に係るソケット30を図4
に示す。このソケット30は、ガス流出口33,34と
ガス流入口35,36がそれぞれ2つずつ設けられてい
るものである。従って、ガス流出口及びガス流入口の選
択幅が広がり、取付け可能なガスメータの種類が増え、
より汎用性に富む。勿論、このソケット30を使用した
場合のガスメータの安定性は、前記実施例のものと同等
である。因みに、各部の寸法を示すと、f=27mm、
g=102mm、h=90mm、i=40mm、j=2
7mmで、全長(f+g+h+i+j)=286mmで
ある。
のソケット20は、図1に示すソケット10の変更例
で、ガス供給側配管接続口21がソケット10のほぼ中
央部の下部から下方に開口するものである。又、接続口
21の変更に伴って、一次側流路26や仕切板28も変
更されている。更に別実施例に係るソケット30を図4
に示す。このソケット30は、ガス流出口33,34と
ガス流入口35,36がそれぞれ2つずつ設けられてい
るものである。従って、ガス流出口及びガス流入口の選
択幅が広がり、取付け可能なガスメータの種類が増え、
より汎用性に富む。勿論、このソケット30を使用した
場合のガスメータの安定性は、前記実施例のものと同等
である。因みに、各部の寸法を示すと、f=27mm、
g=102mm、h=90mm、i=40mm、j=2
7mmで、全長(f+g+h+i+j)=286mmで
ある。
【0017】参考までに、図3のソケット20を用いた
ガスメータの設置例を図5に示す。ここでは、ソケット
20のガス流出口23にガスメータ50の入口が、ガス
流入口24にガスメータ50の出口が接続されると共
に、ガス供給側配管接続口21に自動切替圧力調整器6
0からの配管が接続される。又、ガスメータ50が接続
されないガス流入口25は、栓等(図示せず)により封
鎖されている。従って、LPガスボンベからのガスは、
高圧ホース61によって自動切替圧力調整器60を経
て、ソケット20の接続口21、一次側流路26及びガ
ス流出口23を通り、ガスメータ50に入る。ガスメー
タ50を出たガスは、ソケット20のガス流入口24、
二次側流路27及び消費側配管接続口22を経て、ガス
消費側の配管(図示せず)を介してガス器具に導かれ
る。
ガスメータの設置例を図5に示す。ここでは、ソケット
20のガス流出口23にガスメータ50の入口が、ガス
流入口24にガスメータ50の出口が接続されると共
に、ガス供給側配管接続口21に自動切替圧力調整器6
0からの配管が接続される。又、ガスメータ50が接続
されないガス流入口25は、栓等(図示せず)により封
鎖されている。従って、LPガスボンベからのガスは、
高圧ホース61によって自動切替圧力調整器60を経
て、ソケット20の接続口21、一次側流路26及びガ
ス流出口23を通り、ガスメータ50に入る。ガスメー
タ50を出たガスは、ソケット20のガス流入口24、
二次側流路27及び消費側配管接続口22を経て、ガス
消費側の配管(図示せず)を介してガス器具に導かれ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明のガスメータ用ソケットは、以上
説明したように構成されるため、下記の効果を有する。 (1)ガスメータの荷重(自重)や配管系からの外力が
ガスメータに影響を与えないため、ガスメータの特に入
口部や出口部に無理な力が加わらなくなり、そのため、
亀裂や破損、ゆがみによる正常な計量の阻害等の不具合
がなくなり、ガスメータの安定性が良くなり、ガスメー
タの寿命が長くなる。 (2)少なくとも1つのガス流出口と2つのガス流入口
を有するため、ガスメータの入口・出口間の幅に応じて
接続口を任意に選択することができ、少なくとも2種類
のサイズのガスメータを取付けることができる。 (3)ガスメータを接続しないガス流出口やガス流入口
を、ガス圧等を測定する点検口として利用できる。
説明したように構成されるため、下記の効果を有する。 (1)ガスメータの荷重(自重)や配管系からの外力が
ガスメータに影響を与えないため、ガスメータの特に入
口部や出口部に無理な力が加わらなくなり、そのため、
亀裂や破損、ゆがみによる正常な計量の阻害等の不具合
がなくなり、ガスメータの安定性が良くなり、ガスメー
タの寿命が長くなる。 (2)少なくとも1つのガス流出口と2つのガス流入口
を有するため、ガスメータの入口・出口間の幅に応じて
接続口を任意に選択することができ、少なくとも2種類
のサイズのガスメータを取付けることができる。 (3)ガスメータを接続しないガス流出口やガス流入口
を、ガス圧等を測定する点検口として利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係るソケットの正面図である。
【図2】図1に示すソケットの右側面図である。
【図3】別実施例に係るソケットの正面図である。
【図4】更に別実施例に係るソケットの正面図である。
【図5】図3に示すソケットを用いてガスメータを設置
した場合の図である。
した場合の図である。
【図6】LPガス供給設備にガスメータを設置した状態
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図7】図5に示すLPガス供給設備を左側から見た側
面図である。
面図である。
【図8】都市ガス供給設備にガスメータを設置した状態
を示す正面図である。
を示す正面図である。
10,20,30 ガスメータ用ソケット 11,21,31 ガス供給側配管接続口 12,22,32 消費側配管接続口 13,23 ガス流出口 33,34 ガス流出口 14,15,24 ガス流入口 25,35,36 ガス流入口 16,26,37 一次側流路 17,27,38 二次側流路 18,28,39 仕切板 50 ガスメータ
Claims (1)
- 【請求項1】ガス供給側とガス消費設備側との間に設置
される、ガスメータ用ソケットであって、 このソケットの長手方向の一端側に設けられ、ガス供給
側の配管が接続されるガス供給側配管接続口と、 前記ソケットの長手方向の他端側に設けられ、消費側の
配管が接続される消費側配管接続口と、 前記ソケットの前部に設けられ、ガスメータの入口が接
続される少なくとも1つのガス流出口と、 前記ソケットの前部に設けられ、ガスメータの出口が選
択的に接続される2つのガス流入口と、 前記ガス供給側配管接続口及びガス流出口を連通する一
次側流路と、 この一次側流路とは仕切られ、前記消費側配管接続口及
びガス流入口を連通する二次側流路と、を備えることを
特徴とするガスメータ用ソケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5625793A JPH06272799A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | ガスメータ用ソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5625793A JPH06272799A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | ガスメータ用ソケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06272799A true JPH06272799A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13022036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5625793A Pending JPH06272799A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | ガスメータ用ソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06272799A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021240126A1 (en) | 2020-05-28 | 2021-12-02 | Alphabond Technologies Ltd | Thermochromic composition and method of manufacturing the same |
-
1993
- 1993-03-17 JP JP5625793A patent/JPH06272799A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021240126A1 (en) | 2020-05-28 | 2021-12-02 | Alphabond Technologies Ltd | Thermochromic composition and method of manufacturing the same |
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