JPH06272102A - 靴 下 - Google Patents
靴 下Info
- Publication number
- JPH06272102A JPH06272102A JP5082613A JP8261393A JPH06272102A JP H06272102 A JPH06272102 A JP H06272102A JP 5082613 A JP5082613 A JP 5082613A JP 8261393 A JP8261393 A JP 8261393A JP H06272102 A JPH06272102 A JP H06272102A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sock
- trip
- nonwoven fabric
- hosiery
- shaped pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Socks And Pantyhose (AREA)
- Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 短期の出張や旅行等に携帯して履き捨て用と
して簡便に使用でき、かつ、悪臭やムレの発生を防止で
き衛生的な靴下を得る。 【構成】 通気性を有し、かつ、復元可能な収縮力を付
与した不織布1を素材として靴下2を製造する。
して簡便に使用でき、かつ、悪臭やムレの発生を防止で
き衛生的な靴下を得る。 【構成】 通気性を有し、かつ、復元可能な収縮力を付
与した不織布1を素材として靴下2を製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は履き捨て用に好適な靴下
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の靴下は、一般に繊維により足部と
脛部とを一体に織成し、脛部の上端に口ゴムを設けた構
成よりなっている。
脛部とを一体に織成し、脛部の上端に口ゴムを設けた構
成よりなっている。
【0003】上記従来の靴下は繊維を織成したものであ
るため、履き続けると繊維上に付着する微生物や細菌が
繁殖し、これが発汗作用と相俟って悪臭やムレを発生す
ることになり、爽やかな足元で過すことができないと共
に、繰返して着用するため洗濯する手間が掛かった。し
たがって、短期の出張や旅行等の際には不便を感じてい
る。しかるに、履き捨て用として適した靴下は未だ開発
されていない。
るため、履き続けると繊維上に付着する微生物や細菌が
繁殖し、これが発汗作用と相俟って悪臭やムレを発生す
ることになり、爽やかな足元で過すことができないと共
に、繰返して着用するため洗濯する手間が掛かった。し
たがって、短期の出張や旅行等の際には不便を感じてい
る。しかるに、履き捨て用として適した靴下は未だ開発
されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたもので、履き捨てても惜しくなく、したが
って、短期の出張や旅行等に簡便に使用でき、また、通
気性により雑菌の発生を防止できる衛生的な靴下を提供
することを目的とするものである。
みてなされたもので、履き捨てても惜しくなく、したが
って、短期の出張や旅行等に簡便に使用でき、また、通
気性により雑菌の発生を防止できる衛生的な靴下を提供
することを目的とするものである。
【0005】上記目的を達成するため、本発明に係る靴
下は、通気性を有し、かつ、復元可能な収縮力を付与し
た不織布を素材として構成したことを特徴とするもので
ある。
下は、通気性を有し、かつ、復元可能な収縮力を付与し
た不織布を素材として構成したことを特徴とするもので
ある。
【0006】
【作用】本発明によれば、復元可能な収縮力を付与した
不織布を素材とするものであるから、足にフィットして
着用でき、したがって、履きごこちが良好であると共
に、通気性を有するので微生物や細菌の繁殖を押え、悪
臭やムレの発生を防止する。
不織布を素材とするものであるから、足にフィットして
着用でき、したがって、履きごこちが良好であると共
に、通気性を有するので微生物や細菌の繁殖を押え、悪
臭やムレの発生を防止する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図1は、本発明に係る靴下の素材の1実施例
を示す斜視図、図2は、同上素材の一部を拡大して示す
縦断面図、図3は、同上素材で製造した靴下の側面図、
図4は、同上靴下の第1製造工程を示す説明図、図5
は、同上靴下の第2製造工程を示す説明図である。
説明する。図1は、本発明に係る靴下の素材の1実施例
を示す斜視図、図2は、同上素材の一部を拡大して示す
縦断面図、図3は、同上素材で製造した靴下の側面図、
図4は、同上靴下の第1製造工程を示す説明図、図5
は、同上靴下の第2製造工程を示す説明図である。
【0008】上記図1〜図5において、1は靴下2の素
材となる不織布で、不織布は天然繊維や合成繊維、半合
成繊維、再生繊維などの化学繊維、或いはこれら繊維の
混合繊維などを織機による織成を行わずに、たとえば、
合成樹脂や接着剤などを混入し、パンチング・ネットで
抄造したり、加圧して均一な厚さの布状に形成したもの
である。この不織布は通気性は具備しているが、平面方
向に対する伸縮性は有していないため、任意の手段によ
り伸縮性を付与して復元するように形成する。この実施
例では、押圧成型等により不織布1に縮緬や絞り状の凹
凸の皺3を形成して不織布1に復元可能な収縮力を付与
させてある。
材となる不織布で、不織布は天然繊維や合成繊維、半合
成繊維、再生繊維などの化学繊維、或いはこれら繊維の
混合繊維などを織機による織成を行わずに、たとえば、
合成樹脂や接着剤などを混入し、パンチング・ネットで
抄造したり、加圧して均一な厚さの布状に形成したもの
である。この不織布は通気性は具備しているが、平面方
向に対する伸縮性は有していないため、任意の手段によ
り伸縮性を付与して復元するように形成する。この実施
例では、押圧成型等により不織布1に縮緬や絞り状の凹
凸の皺3を形成して不織布1に復元可能な収縮力を付与
させてある。
【0009】上記のような不織布1を素材として靴下2
を製造するもので、次にその具体的製造方法につき説明
する。図3に示す靴下2は、文数の決まった足部2Aに
脛部2Bが連結され、脛部2Bの上端に口ゴム4を取付
けた汎用のものである。まづ、図4に示すように、不織
布1から縫代5Aを有する一対の靴下形片5を切取った
後、図5に示すように、上記一対の靴下形片の脛部2B
の上端にそれぞれ適当幅の口ゴム4を連結する。次い
で、両靴下形片5を合同に重合わせて縫い目部5Bを高
周波加熱装置等で融着して袋状に形成した後、これを裏
返して製品とする。このように製造した靴下2を履け
ば、復元可能な皺3が弾性的に延びて足にフィットさせ
て着用できる。
を製造するもので、次にその具体的製造方法につき説明
する。図3に示す靴下2は、文数の決まった足部2Aに
脛部2Bが連結され、脛部2Bの上端に口ゴム4を取付
けた汎用のものである。まづ、図4に示すように、不織
布1から縫代5Aを有する一対の靴下形片5を切取った
後、図5に示すように、上記一対の靴下形片の脛部2B
の上端にそれぞれ適当幅の口ゴム4を連結する。次い
で、両靴下形片5を合同に重合わせて縫い目部5Bを高
周波加熱装置等で融着して袋状に形成した後、これを裏
返して製品とする。このように製造した靴下2を履け
ば、復元可能な皺3が弾性的に延びて足にフィットさせ
て着用できる。
【0010】なお、上記実施例では、不織布1から一対
の靴下形片5を切取り、これを重合わせて所定部を融着
するように構成したものを図示したが、靴下形片5は二
つに分けないで、両者を一体に連接した形で切取り、こ
れを二つ折りして重合縁部を融着し、製品としても良
い。
の靴下形片5を切取り、これを重合わせて所定部を融着
するように構成したものを図示したが、靴下形片5は二
つに分けないで、両者を一体に連接した形で切取り、こ
れを二つ折りして重合縁部を融着し、製品としても良
い。
【0011】図6及び図7は本発明の別実施例の靴下で
ある。この靴下2は不織布1により円筒状体6を形成す
るが、この円筒状体6の直径は足が挿入可能な大きさ
で、長さは足部2Aと脛部2Bとの合計長である。そし
て、上記円筒状体6の足部2A側の先端を円弧状に融着
して足先部7とし、脛部2Bの開口部にリング形状の口
ゴム4を取付けて製品とし、これを裏返して着用するも
のである。この実施例の靴下は足の文数がフリーサイズ
で、履くことにより復元可能な皺3の収縮により足形状
に変形してフィットする。
ある。この靴下2は不織布1により円筒状体6を形成す
るが、この円筒状体6の直径は足が挿入可能な大きさ
で、長さは足部2Aと脛部2Bとの合計長である。そし
て、上記円筒状体6の足部2A側の先端を円弧状に融着
して足先部7とし、脛部2Bの開口部にリング形状の口
ゴム4を取付けて製品とし、これを裏返して着用するも
のである。この実施例の靴下は足の文数がフリーサイズ
で、履くことにより復元可能な皺3の収縮により足形状
に変形してフィットする。
【0012】なお、図8に示すように上記靴下2は、口
ゴム4の締付力を弱くすれば、履いたときに脛部2Bが
弛んで皺がより、これによって若者の間で流行のルーズ
ソックスとすることも可能である。また、上記靴下は着
色自由であり、不織布1に加工した収縮用の皺3は、延
び縮みして履いたり脱いだりすることを容易にするが、
靴下の意匠ともなる。
ゴム4の締付力を弱くすれば、履いたときに脛部2Bが
弛んで皺がより、これによって若者の間で流行のルーズ
ソックスとすることも可能である。また、上記靴下は着
色自由であり、不織布1に加工した収縮用の皺3は、延
び縮みして履いたり脱いだりすることを容易にするが、
靴下の意匠ともなる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
る。
る。
【0014】不織布で安価に量産できるので、履き捨て
用の靴下として好適であると共に可撚性ゴミとして処理
することができる。
用の靴下として好適であると共に可撚性ゴミとして処理
することができる。
【0015】短期の出張や旅行等に携帯して簡便に用い
ることができる。
ることができる。
【0016】通気性を有する不織布で構成してあるた
め、微生物や細菌の繁殖を抑え、悪臭やムレの発生を防
止し、爽快に着用できる。
め、微生物や細菌の繁殖を抑え、悪臭やムレの発生を防
止し、爽快に着用できる。
【図1】本発明に係る靴下の素材の1実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】同上素材の一部を拡大して示す縦断面図であ
る。
る。
【図3】同上素材で製造した靴下の側面図である。
【図4】同上靴下の第1製造工程を示す説明図である。
【図5】同上靴下の第2製造工程を示す説明図である。
【図6】本発明に係る靴下の別実施例の製造工程を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図7】同上靴下の完成状態を示す斜視図である。
【図8】本発明に係る靴下のさらに別実施例を示す側面
図である。
図である。
1 不織布 2 靴下 2A 足部 2B 脛部 3 皺 4 口ゴム 5 靴下形片
Claims (1)
- 【請求項1】 通気性を有し、かつ復元可能な収縮力を
付与した不織布を素材として構成したことを特徴とする
靴下。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5082613A JPH06272102A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 靴 下 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5082613A JPH06272102A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 靴 下 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06272102A true JPH06272102A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13779328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5082613A Pending JPH06272102A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 靴 下 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06272102A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8241733B2 (en) * | 2006-12-01 | 2012-08-14 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Method for placing indicia on nonwoven material and articles therefrom |
CN110623317A (zh) * | 2019-08-12 | 2019-12-31 | 刘少鑫 | 一种脚跟处折叠的纸巾纸无纺布一次性免洗袜子 |
-
1993
- 1993-03-17 JP JP5082613A patent/JPH06272102A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8241733B2 (en) * | 2006-12-01 | 2012-08-14 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Method for placing indicia on nonwoven material and articles therefrom |
CN110623317A (zh) * | 2019-08-12 | 2019-12-31 | 刘少鑫 | 一种脚跟处折叠的纸巾纸无纺布一次性免洗袜子 |
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