JPH06271978A - 非時効性深絞り用薄鋼板およびその製造方法 - Google Patents
非時効性深絞り用薄鋼板およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH06271978A JPH06271978A JP5060782A JP6078293A JPH06271978A JP H06271978 A JPH06271978 A JP H06271978A JP 5060782 A JP5060782 A JP 5060782A JP 6078293 A JP6078293 A JP 6078293A JP H06271978 A JPH06271978 A JP H06271978A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel sheet
- steel
- hot
- rolling
- rolled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Abstract
びその製造方法を提供する。 【構成】 TiやNbなどの高価な炭窒化物形成元素を
添加しない単純な極低炭素鋼をベースに上記目的を達成
するには、C量を0.0001〜0.0015%に制御
して非時効化し、かつCr量、P量、B量の最適化およ
び熱間圧延の制御により深絞り性を確保する。また、塗
装焼付硬化性と、良好な耐二次加工脆化性も有する。 【効果】 従来のTiやNbを添加した極低炭素鋼と比
較して、(1)製造コストが廉価、(2)軟化焼鈍温度
が低い、(3)表面品位が良好、などの利点があり、ま
た、地球資源の確保にも寄与する効果をもつ。
Description
板とその製造方法に関する。本発明が係わる薄鋼板と
は、自動車部品、家庭電気製品、建物などのプレス加工
用途を対象とするもので、冷延鋼板と、防錆のために例
えばZnめっきや合金化Znめっきなどを施した表面処
理鋼板の両方を含む。
り、極低炭素鋼の溶製が容易になった現在、良好な加工
性を有する極低炭素鋼板の需要は益々増加しつつある。
従来の極低炭素鋼板としては、鋼中の侵入型固溶元素
(C,N)と強い引力の相互作用を持ち、炭窒化物を容
易に形成するTiおよびNbのうち少なくとも1種を含
有させることはよく知られている。侵入型固溶元素の存
在しない鋼(IF鋼:Interstitial Fr
ee Steel)は、歪時効や加工性を劣化させる原
因となる侵入型固溶元素を含まないので、非時効で極め
て良好な加工性を有する特徴がある。さらに、TiやN
bの添加は粗大化しやすい極低炭素鋼の熱間圧延板の結
晶粒径を細粒化し、冷延焼鈍板の深絞り性を改善するの
に重要な役割も持つ。しかし、TiやNbを添加した極
低炭素鋼は次のような問題点を有する。第一に、極低炭
素化のための真空処理コストに加え、高価なTiやNb
の添加を必要とするために製造コストが高くつく点であ
る。第二に、TiやNbを添加すると再結晶温度が高く
なるので、高温焼鈍が必須となり、通板時のヒートバッ
クルや板破断の発生、エネルギー消費量が多い、などの
問題がある。第三に固溶のCが存在しないために結晶粒
界の強度が低下し、二次加工時に脆性割れを起こすとい
う問題がある。特に、Pを多く含む高強度鋼板において
はこの問題が顕在化する。第四に、酸化物形成傾向の強
いTiやNbが添加された極低炭素鋼においては、酸化
物系介在物に起因するキズが発生しやすいという問題が
ある。
で、従来から多くの研究開発が行われてきた。例えば、
特開昭59−80727号公報、特開昭60−1031
29号公報、特開平1−184251号公報などには、
上記の問題を引き起こすTiやNbなどの元素を添加せ
ず、C量が0.0015%以下の領域を含む冷延鋼板お
よびその製造方法が開示されている。しかし、C量が
0.0015%以下の領域となると、熱間圧延板の結晶
粒径が粗大となり、時には板厚方向に長く伸びた極めて
粗大な柱状晶となることがある。このような粗大結晶粒
を持つ熱間圧延板を冷間圧延・焼鈍の素材に用いると製
品板のr値は極低炭素鋼にもかかわらずむしろ劣化す
る。特に圧延方向から45度のr値が低下する。そし
て、異方性が大きくなるために二次加工脆化も顕在化す
る。この新たな問題に対して、特開昭59−93834
号公報においては、C量が0.0020%以下の極低炭
素鋼を対象に(Ni+Cu+Cr)の添加と熱間圧延の
圧下スケジュールを適正化することにより熱間圧延板結
晶粒径の粗大化を防止し、r値の面内異方性を改善する
方法を開示している。また、特開平1−188628号
公報、特開平1−188629号公報に、C量が0.0
010〜0.0030%の極低炭素鋼を対象に熱間圧延
後の冷却制御により製品板のr値を改善する方法が開示
されている。これらの改善技術によって熱間圧延板結晶
粒径の粗大化を防止する効果はそれなりに発揮される。
しかしながら、これらの技術を適用しても熱間圧延板の
結晶粒径を常に安定して得る点でやや難点がある。ま
た、TiやNbを含有しない極低炭素鋼にCrを添加す
る考えは、上述した特開昭59−93834号公報以外
にも、特開昭60−50152号公報、特開昭60−1
84669号公報、特開昭60−197846号公報、
特開昭62−1845号公報、特開昭63−72830
号公報において開示されている。しかし、これらは必ず
しも熱間圧延板の結晶粒径の粗大化を防止するために添
加されているわけではなく、開示された条件だけでは、
結晶粒の細粒化は効果的に達成されない。
やNbなどの高価な炭窒化物形成元素を添加しない単純
な極低炭素鋼板において、安定した熱間圧延板結晶粒径
の細粒化を達成し、非時効性の深絞り用薄鋼板およびそ
の製造方法を提供することにある。
は、単純な極低炭素鋼において、熱間圧延板の結晶粒径
を細粒化する方策について検討を加えた結果、1)C
r、PおよびBの添加が効果的であり、特にCr+20
P≧0.2%でその効果が著しいこと、2)C量が0.
0015%以下のこのような鋼においては、熱間圧延終
了後0.5秒以内に50℃/sec以上の冷却速度で冷
却すると、さらに細粒化することを見出した。
成されたものであり、その要旨は以下のとおりである。 (1) 重量%で、C:0.0001〜0.0015
%、Si:1.2%以下、Mn:0.01〜3%、P:
0.01〜0.15%、Cr:0.1〜3%、かつCr
+20P≧0.2%、S:0.0010〜0.020
%、Al:0.005〜0.15%、N:0.0001
〜0.0080%、B:0.0001〜0.0020%
を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなるフェ
ライト単相整粒組織を有する非時効性深絞り用薄鋼板。
スラブを熱間圧延において(Ar3変態温度−100
℃)以上で仕上げ、その直後0.5秒以内に50℃/s
ec以上の冷却速度で750℃以下まで急冷し、600
〜750℃で巻取り、70%以上の圧延率で冷間圧延を
行い、その後に600〜900℃で連続焼鈍することを
特徴とするフェライト単相整粒組織を有する非時効性深
絞り用薄鋼板の製造方法。
である。C量が上限の0.0015%超となると、もは
や常温で非時効性を確保できなくなるので、上限を0.
0015%とする。一方、C量が0.0001%未満と
なると、二次加工脆化が発生する。また、製鋼技術上極
めて到達困難な領域であり、コストも著しく上昇する。
したがって、下限は0.0001%とする。好ましく
は、0.0005〜0.0010%の範囲がよい。
であり、強化に用いる際には、0.05%以上添加する
とよい。しかし、1.2%超となると化成処理性の低下
や、めっき性の低下などの問題が生じるので、Siの上
限を1.2%とする。通常は、0.05%以下でよい。 Mn:Mnは強度を上昇させるのに有効な元素であり、
また熱間圧延時の割れを防止する役割も持つ。割れ防止
のためには、0.01%以上が必要である。一方、Mn
量が3%超となるとr値が低下する。
いて最も重要な構成要素である。すなわち、本発明のよ
うにC量が0.0015%以下の超極低炭素鋼の熱間圧
延板結晶粒径を細粒化して目的を達成するためには、C
r≧0.1%、P≧0.010%、かつCr+20P≧
0.2%、B:0.0001〜0.0020%の範囲に
添加することが必須である。また、Cr、Pは、Si、
Mnと同様に強度を上昇させるのに有効な元素である。
Crの添加量が3%超となるとr値が低下し、さらに化
成処理性やめっき性を劣化するので、その上限は3%と
する。また、Pの添加量が0.15%超になると、冷間
圧延性や二次加工性を劣化させるので、その上限を0.
15%とする。Bは、0.0001%以上の添加で細粒
化の効果があるが、0.0020%超となると逆にr値
が低下したり、スラブ割れを引き起こしたりするので、
その上限は0.0020%とする。通常は、Cr:0.
2〜1.0%、P:0.10%以下、B:0.0002
〜0.0010%でよい。これらの作用効果はまだ不明
であるが、これらの元素の添加はγ域での再結晶を抑制
し、かつγ→α変態温度を低下させることにより変態の
核生成頻度を増加させたり、変態α粒の成長を抑制した
りして、細粒化を達成するものと推察される。
製造コストが上昇するので、0.0010%を下限値と
する。一方、0.020%超になるとMnSが数多く析
出して加工性が劣化するので、0.020%を上限値と
する。しかしながら、Sは熱間圧延板の結晶粒の粗大化
防止の役割も有するので、好ましくは0.007%以上
で0.015%以下とする。
めに使用するが、0.005%未満では安定してこれら
の作用効果を得ることが困難となる。一方、0.15%
超になるとコスト上昇を招く。したがって、0.005
〜0.15%とする。有効にNの固定化をはかるために
は、0.04〜0.12%が好ましい。 N:Nは低い方が好ましい。しかし、0.0001%未
満にするには著しいコスト上昇を招くので、0.000
1%を下限値にする。一方、0.0080%超になる
と、もはやAlでNを固定することが困難となり、歪時
効の原因となる固溶Nが残存したり、AlNの分率が増
加したりして加工性が劣化する。したがって、0.00
80%をN量の上限値とする。通常は、0.0030%
以下が好ましい。
成要件である。まず、仕上温度は、製品板の深絞り性を
確保するために、極低炭素鋼の場合には、(Ar3 変態
温度−100℃)以上であればよい。次に、熱間圧延板
の結晶粒径を細粒化するために、熱間圧延終了後、0.
5秒以内に50℃/sec以上の冷却速度で750℃以
下まで急冷する。急冷開始の時間が、熱間圧延仕上げ
後、0.5秒超となるとオーステナイト粒径が極めて大
きくなり、変態後のフェライト粒径が粗大となるため、
0.5秒以下とする。また、冷却速度が、50℃/se
c未満となると、オーステナイト粒の成長、γ→α変態
時の細粒化効果の減少、変態後のフェライト粒の成長、
等の理由によりフェライト粒径を微細化することが不可
能となるため、冷却速度の下限を50℃/secとす
る。さらに、熱間圧延したコイルは、600℃から75
0℃以下の温度で巻取る。巻取温度が750℃超となる
と、フェライト粒が粗大に成長し、また酸洗性が劣化し
たり、コイルの長手方向で材質が不均一となるので、7
50℃を上限値とする。一方、600℃未満となると熱
間圧延板でのAlNの析出が不十分となり、製品板の加
工性が劣化するので、600℃を下限値とする。
製品板のr値を確保する目的から、圧下率は70%以上
とする。深絞り性、特に面内異方性を低減する点から
は、80〜95%が好ましい。 連続焼鈍:再結晶焼鈍のための焼鈍温度は600〜90
0℃とする。焼鈍温度が600℃未満では再結晶は不十
分であり、製品板の加工性が問題となる。焼鈍温度の上
昇とともに加工性は向上するが、900℃超では高温す
ぎて板破断や板の平坦度が悪化すると共に、r値が著し
く低下するので900℃を上限とする。なお、本発明は
冷延鋼板および連続溶融亜鉛めっき鋼板に係わるもので
あるから、連続焼鈍は連続溶融亜鉛めっきラインによる
焼鈍を含む。
いて構築されたものであり、本発明によればTiやNb
などの高価な元素を添加せずとも、非時効性で深絞り性
に優れた薄鋼板が得られる。
鋼Aでは、C量を0.0004%から0.0030%ま
で変化させた。一方、鋼Bでは、Cr量を0.01%か
ら1.50%、P量を0.005%から0.120%の
範囲で変化させた。得られた鋼片を、次の条件で熱間圧
延した。すなわち、スラブ加熱温度1150℃、仕上温
度910℃で仕上圧延後、0.2秒以内に80℃/se
cの冷却速度で冷却し、710℃で巻取った。板厚は、
4.0mmである。酸洗後、80%の圧下率の冷間圧延
を施し、0.8mmの冷延板とし、次いで加熱速度15
℃/sec、均熱800℃×50秒、冷却速度20℃/
secの連続焼鈍をした。さらに、0.8%の圧下率の
調質圧延をし、引張試験に供した。引張試験方法は、J
IS2241記載の方法に従った。歪時効特性は、10
0℃−1時間の人工時効後の降伏点伸び(YP−El)
で評価し、0.2%以下であれば非時効とした。また、
塗装焼付硬化特性(BH性)は、2%の引張予歪の後、
170℃−20分の塗装焼付相当の処理を行い、再度引
張試験をした時の降伏点の上昇量である。二次加工性
は、調質圧延した鋼板から直径110mmのブランクを
打抜き、次いで直径50mmのポンチでカップ成形し、
これに種々の温度で頂角53度の円錐ポンチで最大20
mm押し込み、破壊した場合の延性−脆性遷移温度によ
って評価し、−50℃以下の値を良好とした。
を添加せずとも、全C量が0.0015%以下になると
100℃−1時間後の降伏点伸び(YP−El)が0.
2%以下となり、常温で非時効の目標を達成する。ま
た、同表から明らかなように、C量が0.0006〜
0.0013%の超極低炭素鋼に、Cr≧0.1%、P
≧0.01%、Cr+20P≧0.2%を規定し、熱間
圧延後に冷却制御を施すことにより、r値、特にr45が
著しく改善され、深絞り用鋼板として十分なレベルとな
る。したがって、本発明によれば、TiやNbなどの高
価な元素を添加せずとも、常温非時効性で深絞り性に優
れた冷延鋼板が得られる。また、表2から明らかなよう
に本発明鋼は塗装焼付硬化特性、および良好な耐二次加
工性を示す。
る鋼を実機規模で溶製、鋳造し、続いて熱間圧延(加熱
温度:1200℃、仕上温度:930℃、仕上後の冷
却:熱間圧延仕上後0.3秒後に100℃/secで7
40℃まで冷却、巻取温度:710℃)、冷間圧延(圧
下率:84%)、連続溶融亜鉛めっき(最高加熱温度:
820℃、溶融亜鉛めっき:460℃(浴中Al濃度
0.11%)、合金化処理:520℃×20秒)、調質
圧延(0.8%)に供した。引張試験方法は実施例1と
同様である。また、めっき特性として、めっき密着性の
評価およびめっき皮膜中のFe濃度を測定した。ここ
で、めっき密着性は、180°密着曲げを行い、亜鉛皮
膜の剥離状況を曲げ加工部に粘着テープを接着した後、
これをはがしてテープに付着した剥離めっき量から判定
した。評価は下記の5段階とした。
…剥離微、5…剥離皆無 また、めっき層中のFe濃度は、X線回折によって求め
た。また、二次加工性の評価方法も、実施例1と全く同
様である。表4から明らかなように、本発明鋼は、溶融
亜鉛めっき性に優れた常温非時効性深絞り用合金化溶融
亜鉛めっき鋼板であり、また塗装焼付硬化特性および耐
良好な耐二次加工脆化性も示す。
きを実施した。試料は、実施例2の鋼3であり、連続溶
融亜鉛めっき条件は、最高加熱温度が780℃、溶融亜
鉛めっき温度は460℃である。調質圧延(0.8%)
の後、実施例2と全く同様の評価を行った。特性値は表
5に示すとおりであり、本発明によれば、常温非時効性
の深絞り用溶融亜鉛めっき鋼板が製造できる。
ついて実機設備を用いて検討を加えた。表6に熱間圧延
条件と、製品板のrおよびr45との関係を示す。ここ
で、熱間圧延条件として、仕上げ後の冷却条件、特に急
冷開始までの時間および冷却速度を検討した。また、冷
間圧延は圧下率が84%であり、板厚は0.8mmであ
る。780℃−40秒の連続焼鈍、および0.8%の圧
下率の調質圧延に供した。表6から明らかなように、本
発明の鋼成分において熱間圧延終了後、0.5秒以内に
50℃/sec以上の冷却速度で750℃以下の温度ま
で冷却することが、r値特にr45の改善に重要である。
iやNbなどの高価な元素を添加せずとも、非時効性で
塗装焼付硬化特性を有する深絞り性に優れた薄鋼板が得
られ、かつ耐二次加工脆化特性も満足する。また、本発
明は、電気めっきなどを施す表面処理鋼板、およびその
製造にも適用が可能である。このように、本発明は、従
来技術と比較して安価にかつ安定的に優れた性能を有す
る鋼板の製造を可能とするばかりでなく、高価な元素の
地球資源を確保したり、あるいは本発明による高強度鋼
板の利用により地球環境保全にも寄与するものと考えら
れ、その効果は著しい。
Claims (2)
- 【請求項1】 重量%で、C:0.0001〜0.00
15%、Si:1.2%以下、Mn:0.01〜3%、
P:0.01〜0.15%、Cr:0.1〜3%、かつ
Cr+20P≧0.2%、S:0.0010〜0.02
0%、Al:0.005〜0.15%、N:0.000
1〜0.0080%、B:0.0001〜0.0020
%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなるフ
ェライト単相整粒組織を有する非時効性深絞り用薄鋼
板。 - 【請求項2】 請求項1に記載の化学成分よりなるスラ
ブを熱間圧延において(Ar3 変態温度−100℃)以
上で仕上げ、その直後0.5秒以内に50℃/sec以
上の冷却速度で750℃以下まで急冷し、600〜75
0℃で巻取り、70%以上の圧延率で冷間圧延を行い、
その後に600〜900℃で連続焼鈍することを特徴と
するフェライト単相整粒組織を有する非時効性深絞り用
薄鋼板の製造方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5060782A JP2984884B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 非時効性深絞り用薄鋼板およびその製造方法 |
KR1019940701624A KR0128986B1 (ko) | 1992-09-14 | 1993-09-14 | 상온에서 비시효성인 페라이트성 단일상 냉간 강판 및 가고우치성 저항과 벗겨짐에 대한 내성이 우수한 인발성형용 열간침지 아연도금 합금 및 그것의 제조방법 |
PCT/JP1993/001314 WO1994006948A1 (en) | 1992-09-14 | 1993-09-14 | Ferrite single phase cold rolled steel sheet or fused zinc plated steel sheet for cold non-ageing deep drawing and method for manufacturing the same |
US08/240,782 US5486241A (en) | 1992-09-14 | 1993-09-14 | Non-aging at room temperature ferritic single-phase cold-rolled steel sheet and hot-dip galvanized steel sheet for deep drawing having excellent fabrication embrittlement resistance and paint-bake hardenability and process for producing the same |
DE69325791T DE69325791D1 (de) | 1992-09-14 | 1993-09-14 | Ferristisch einphasiges kaltgewalztes Stahlblech oder zinkplattiniertes Stahlblech zum Tiefziehen ohne Kaltalterungserscheinungen und Verfahren zu dessen Herstellung |
EP93919662A EP0612857B1 (en) | 1992-09-14 | 1993-09-14 | Ferrite single phase cold rolled steel sheet or fused zinc plated steel sheet for cold non-ageing deep drawing and method for manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5060782A JP2984884B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 非時効性深絞り用薄鋼板およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06271978A true JPH06271978A (ja) | 1994-09-27 |
JP2984884B2 JP2984884B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=13152211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5060782A Expired - Lifetime JP2984884B2 (ja) | 1992-09-14 | 1993-03-19 | 非時効性深絞り用薄鋼板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2984884B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9017492B2 (en) | 2003-11-05 | 2015-04-28 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Thin gauge steel sheet excellent in surface conditions, formability, and workability and method for producing the same |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP5060782A patent/JP2984884B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9017492B2 (en) | 2003-11-05 | 2015-04-28 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Thin gauge steel sheet excellent in surface conditions, formability, and workability and method for producing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2984884B2 (ja) | 1999-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3958921B2 (ja) | 塗装焼付硬化性能と耐常温時効性に優れた冷延鋼板及びその製造方法 | |
KR0128986B1 (ko) | 상온에서 비시효성인 페라이트성 단일상 냉간 강판 및 가고우치성 저항과 벗겨짐에 대한 내성이 우수한 인발성형용 열간침지 아연도금 합금 및 그것의 제조방법 | |
WO2017169561A1 (ja) | 薄鋼板およびめっき鋼板、並びに、熱延鋼板の製造方法、冷延フルハード鋼板の製造方法、熱処理板の製造方法、薄鋼板の製造方法およびめっき鋼板の製造方法 | |
WO2017169562A1 (ja) | 薄鋼板およびめっき鋼板、並びに、熱延鋼板の製造方法、冷延フルハード鋼板の製造方法、熱処理板の製造方法、薄鋼板の製造方法およびめっき鋼板の製造方法 | |
KR20070089670A (ko) | 고강도냉연강판 및 그 제조방법 | |
EP0572666B1 (en) | Cold-rolled steel sheet and galvanized cold-rolled steel sheet which are excellent in formability and baking hardenability, and production thereof | |
JPS6256209B2 (ja) | ||
JP2800541B2 (ja) | 深絞り用高強度溶融亜鉛メッキ鋼板の製造方法 | |
JP2004143470A (ja) | 塗装焼付硬化性能と常温遅時効性に優れた鋼板およびその製造方法 | |
JPS6049698B2 (ja) | 加工性のすぐれた合金化溶融亜鉛めつき高張力鋼板の製造方法 | |
JPH06212354A (ja) | 非時効性深絞り用薄鋼板およびその製造方法 | |
JP2984884B2 (ja) | 非時効性深絞り用薄鋼板およびその製造方法 | |
JPH06122939A (ja) | 焼付硬化性と成形性とに優れた冷延鋼板あるいは溶融亜鉛メッキ冷延鋼板およびそれらの製造方法 | |
JPS6152218B2 (ja) | ||
JP2802513B2 (ja) | プレス成形性に優れ、成形後の熱処理による著しい硬化性と高耐食性を有する鋼板の製造方法及びその鋼板を用いた鋼構造部材の製造方法 | |
JP2565054B2 (ja) | 深絞り性とめっき密着性の優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
JPH0693377A (ja) | めっき特性に優れたフェライト単相溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
JP2000144261A (ja) | 延性の優れた熱延下地溶融亜鉛めっきおよび合金化溶融亜鉛めっき高張力鋼板の製造方法 | |
JP3834100B2 (ja) | 加工性の均一性に優れた冷延鋼板および溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
JPH0665684A (ja) | 焼付硬化性と成形性とに優れた冷延鋼板あるいは溶融亜鉛メッキ冷延鋼板およびそれらの製造方法 | |
JPH0657336A (ja) | 高加工用高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
JPH0693376A (ja) | 常温非時効深絞り用フェライト単相冷延鋼板およびその製造方法 | |
JPH05214487A (ja) | 耐2次加工脆性に優れた深絞り用高強度冷延鋼板およびその製造方法 | |
JPH05263189A (ja) | 成形性の良好な高強度冷延鋼板と溶融亜鉛メッキ高強度冷延鋼板およびそれらの製造方法 | |
JPH083686A (ja) | 加工性の均一性に優れた冷延鋼板およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990803 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071001 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081001 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091001 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101001 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101001 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111001 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111001 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121001 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121001 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001 Year of fee payment: 14 |