JPH06270104A - フラッシュ材等のステープル止め方法 - Google Patents
フラッシュ材等のステープル止め方法Info
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- JPH06270104A JPH06270104A JP8551693A JP8551693A JPH06270104A JP H06270104 A JPH06270104 A JP H06270104A JP 8551693 A JP8551693 A JP 8551693A JP 8551693 A JP8551693 A JP 8551693A JP H06270104 A JPH06270104 A JP H06270104A
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- foot
- tip
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- guide
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C5/00—Manually operated portable stapling tools; Hand-held power-operated stapling tools; Staple feeding devices therefor
- B25C5/02—Manually operated portable stapling tools; Hand-held power-operated stapling tools; Staple feeding devices therefor with provision for bending the ends of the staples on to the work
- B25C5/0221—Stapling tools of the table model type, i.e. tools supported by a table or the work during operation
- B25C5/0257—Stapling tools of the table model type, i.e. tools supported by a table or the work during operation without an anvil, e.g. using staples of particular shape bent during the stapling operation without the use of external clinching means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 突き合わせ結合作業(例えば、フラッシュ加
工)の生産性を向上させるフラッシュ加工などのステー
プル止め方法を提供する。 【構成】 コ字形ステープルのクラウン部に打撃を与え
て、該ステープルの両足を、突き合わせ状に配置された
二つのステープル打込材の突き合わせ部をまたがせて打
込みステープル打込材をステープル止めする方法におい
て、ステープルの各足の内側面の先端から該足の外側面
へ延びるように形成された傾斜面を有するステープルを
上記ドライバガイド内に供給する工程と、上記ドライバ
ガイド内で打込まれるステープルの両足先を先すぼまり
状に誘導する工程と、ステープル足がステープル打込材
に貫入されつつある時、ステープル足が内側へ向かうよ
うにステープル足先先端とステープル打込材との共働に
よりステープルの姿勢を制御する工程とからなり、ステ
ープル打込み完了時に、ステープルの両足先端部が互い
に交差して相手側部材中に突入するようにした。
工)の生産性を向上させるフラッシュ加工などのステー
プル止め方法を提供する。 【構成】 コ字形ステープルのクラウン部に打撃を与え
て、該ステープルの両足を、突き合わせ状に配置された
二つのステープル打込材の突き合わせ部をまたがせて打
込みステープル打込材をステープル止めする方法におい
て、ステープルの各足の内側面の先端から該足の外側面
へ延びるように形成された傾斜面を有するステープルを
上記ドライバガイド内に供給する工程と、上記ドライバ
ガイド内で打込まれるステープルの両足先を先すぼまり
状に誘導する工程と、ステープル足がステープル打込材
に貫入されつつある時、ステープル足が内側へ向かうよ
うにステープル足先先端とステープル打込材との共働に
よりステープルの姿勢を制御する工程とからなり、ステ
ープル打込み完了時に、ステープルの両足先端部が互い
に交差して相手側部材中に突入するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファスナ打込機による
フラッシュ加工等のステープル止め方法に関する。
フラッシュ加工等のステープル止め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ドアおよびテーブルの天板などの
平面状構造物の枠体となるフラッシュは、矩形ドアおよ
びテーブルの矩形天板のような形状の輪廓を形成するた
め矩形に配置された直線状の4本の外形枠材と、これら
の外形枠材の間に横方向に平行に配置された複数本の横
材とから形成され、外形枠材も横材も全てフラッシュの
表裏両面において面一となるように突き合わされた後、
これら突き合わせ部がステープルで止められている。詳
しく言えば、フラッシュは、その表面側での2部材の突
き合わせ部のステープル止めのみでは2部材間の結合力
が十分でないため、裏面側からも2部材の突き合わせ部
でステープル止めされている。
平面状構造物の枠体となるフラッシュは、矩形ドアおよ
びテーブルの矩形天板のような形状の輪廓を形成するた
め矩形に配置された直線状の4本の外形枠材と、これら
の外形枠材の間に横方向に平行に配置された複数本の横
材とから形成され、外形枠材も横材も全てフラッシュの
表裏両面において面一となるように突き合わされた後、
これら突き合わせ部がステープルで止められている。詳
しく言えば、フラッシュは、その表面側での2部材の突
き合わせ部のステープル止めのみでは2部材間の結合力
が十分でないため、裏面側からも2部材の突き合わせ部
でステープル止めされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記フラッシュをその
表裏両面でステープル止めするために、表面側のみでス
テープル止めされたフラッシュは、その裏面側をステー
プル止めするため、反転されなければならない。しか
し、フラッシュは、人間の身体寸法、および、労力を基
準とすれば、相当の大きさであり、その反転作業は、フ
ラッシュ取扱いの煩しさと、相当の困難とを伴い、フラ
ッシュ加工の生産性を低下させる原因となっている。し
たがって、本発明の目的は、突き合わせ結合(例えば、
フラッシュ加工)作業の生産性を向上させるフラッシュ
加工等のステープル止め方法を提供することである。
表裏両面でステープル止めするために、表面側のみでス
テープル止めされたフラッシュは、その裏面側をステー
プル止めするため、反転されなければならない。しか
し、フラッシュは、人間の身体寸法、および、労力を基
準とすれば、相当の大きさであり、その反転作業は、フ
ラッシュ取扱いの煩しさと、相当の困難とを伴い、フラ
ッシュ加工の生産性を低下させる原因となっている。し
たがって、本発明の目的は、突き合わせ結合(例えば、
フラッシュ加工)作業の生産性を向上させるフラッシュ
加工等のステープル止め方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、コ字形ステー
プルのクラウン部に打撃を与えて、該ステープルの両足
を、突き合わせ状に配置された二つのステープル打込材
の突き合わせ部をまたがせて打込みステープル打込材を
ステープル止めする方法において、ステープルの各足の
内側面の先端から該足の外側面へ延びるように形成され
た傾斜面を有するステープルを上記ドライバガイド内に
供給する工程と、上記ドライバガイド内で打込まれるス
テープルの両足先を先すぼまり状に誘導する工程と、ス
テープル足がステープル打込材に貫入されつつある時、
ステープル足が内側へ向かうようにステープル足先先端
とステープル打込材との共働によりステープルの姿勢を
制御する工程とからなり、ステープル打込み完了時に、
ステープルの両足先端部が互いに交差して相手側部材中
に突入するようにしたことを特徴とする。
プルのクラウン部に打撃を与えて、該ステープルの両足
を、突き合わせ状に配置された二つのステープル打込材
の突き合わせ部をまたがせて打込みステープル打込材を
ステープル止めする方法において、ステープルの各足の
内側面の先端から該足の外側面へ延びるように形成され
た傾斜面を有するステープルを上記ドライバガイド内に
供給する工程と、上記ドライバガイド内で打込まれるス
テープルの両足先を先すぼまり状に誘導する工程と、ス
テープル足がステープル打込材に貫入されつつある時、
ステープル足が内側へ向かうようにステープル足先先端
とステープル打込材との共働によりステープルの姿勢を
制御する工程とからなり、ステープル打込み完了時に、
ステープルの両足先端部が互いに交差して相手側部材中
に突入するようにしたことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明によれば、ステープルの足がステープル
打込材に貫入した後、ステープル打込材中を進行する過
程で、ステープルの両足は、その傾斜面によって先すぼ
まりとなるように曲げる、釘打込材からの反力を受け
る。したがって、ステープルを打込むファスナ打込機の
ノーズ内に打込み行程でステープルの両足を先すぼまり
とするガイドが設けられていれば、このガイドとステー
プル足の形状とにより、ステープル足先を姿勢制御して
ステープル足の先端部が交差するように、ステープルを
ステープル打込材に打込むことが可能となる。
打込材に貫入した後、ステープル打込材中を進行する過
程で、ステープルの両足は、その傾斜面によって先すぼ
まりとなるように曲げる、釘打込材からの反力を受け
る。したがって、ステープルを打込むファスナ打込機の
ノーズ内に打込み行程でステープルの両足を先すぼまり
とするガイドが設けられていれば、このガイドとステー
プル足の形状とにより、ステープル足先を姿勢制御して
ステープル足の先端部が交差するように、ステープルを
ステープル打込材に打込むことが可能となる。
【0006】
【発明の効果】このため、例えば、フラッシュ加工等に
おいて、突き合わせ結合された2部材に対して表面側か
らステープルを打ち込むだけで、ステープルの両足が打
込材の裏面側に近い部分で一方の打込材から他方の打込
材に進入して、従来のフラッシュ加工において、表面側
のみをステープル止めしたフラッシュに比べて、ほぼ2
倍の結合力が得られる。したがって、フラッシュの裏面
側をステープル止めする必要がない。
おいて、突き合わせ結合された2部材に対して表面側か
らステープルを打ち込むだけで、ステープルの両足が打
込材の裏面側に近い部分で一方の打込材から他方の打込
材に進入して、従来のフラッシュ加工において、表面側
のみをステープル止めしたフラッシュに比べて、ほぼ2
倍の結合力が得られる。したがって、フラッシュの裏面
側をステープル止めする必要がない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例にかかるフラッシュ
加工等のステープル止め方法について、図1〜図4に基
づいて詳細に説明する。本発明について説明する前に、
一般に使用されているコ字形ステープル用釘打機の概略
を説明する。釘打機は、そのハウジング(図示せず)内
に、圧縮空気を動力とする打撃シリンダ・ピストン機構
(図示せず)を有し、この打撃シリンダ・ピストン機構
によって、平板状ノーズ内で平板状ドライバ(図示せ
ず)を往復動させ、これにより、ステープルマガジンか
らノーズのドライバガイド溝内へ供給されるステープル
を釘打込材に打込むように構成されている。ドライバの
往復動のタイミングは、複数個の空気バルブ(図示せ
ず)を組み合わせて構成され、作業者が手動操作するト
リガを備えた制御系によって決定される。
加工等のステープル止め方法について、図1〜図4に基
づいて詳細に説明する。本発明について説明する前に、
一般に使用されているコ字形ステープル用釘打機の概略
を説明する。釘打機は、そのハウジング(図示せず)内
に、圧縮空気を動力とする打撃シリンダ・ピストン機構
(図示せず)を有し、この打撃シリンダ・ピストン機構
によって、平板状ノーズ内で平板状ドライバ(図示せ
ず)を往復動させ、これにより、ステープルマガジンか
らノーズのドライバガイド溝内へ供給されるステープル
を釘打込材に打込むように構成されている。ドライバの
往復動のタイミングは、複数個の空気バルブ(図示せ
ず)を組み合わせて構成され、作業者が手動操作するト
リガを備えた制御系によって決定される。
【0008】図2は、上記釘打機のノーズの主要部を示
す。すなわち、平板状ノーズは、釘打機の背面側におい
てハウジングに固定されたノーズユニット本体(図示せ
ず)と、釘打機の正面側においてノーズユニット本体に
ボルト等により取外し自在に取付けられた平板状ドライ
バガイド1と、ドライバガイド1の正面側に、枢軸2に
よって枢支されたクロス打ち用ガイド3と、クロス打ち
用ガイド3を初期位置に復帰させるための圧縮コイルバ
ネ4と、圧縮コイルバネ4を定位置内に保持するための
バネ保持具5とからなる。
す。すなわち、平板状ノーズは、釘打機の背面側におい
てハウジングに固定されたノーズユニット本体(図示せ
ず)と、釘打機の正面側においてノーズユニット本体に
ボルト等により取外し自在に取付けられた平板状ドライ
バガイド1と、ドライバガイド1の正面側に、枢軸2に
よって枢支されたクロス打ち用ガイド3と、クロス打ち
用ガイド3を初期位置に復帰させるための圧縮コイルバ
ネ4と、圧縮コイルバネ4を定位置内に保持するための
バネ保持具5とからなる。
【0009】上記ドライバガイド1の内面側(すなわ
ち、背面側)には、平板状ドライバが往復動するドライ
バガイド溝6が形成されている。ドライバガイド溝6の
両側には、立上り壁7aおよび7bが設けられている。
ドライバガイド1の上端中央には、ドライバガイド1を
ノーズユニット本体に対して位置決めするためノーズユ
ニット本体の軸受部(図示せず)を挟むヨーク部8が設
けられ、ヨーク部8の両側縁には、両側の立上り壁7a
および7bから更に釘打機の背面側へ突出した耳状片9
aおよび9bが設けられている。耳状片9および9b
は、ノーズユニット本体の両側縁に形成された矩形の切
欠き(図示せず)挿入され組付けられる。
ち、背面側)には、平板状ドライバが往復動するドライ
バガイド溝6が形成されている。ドライバガイド溝6の
両側には、立上り壁7aおよび7bが設けられている。
ドライバガイド1の上端中央には、ドライバガイド1を
ノーズユニット本体に対して位置決めするためノーズユ
ニット本体の軸受部(図示せず)を挟むヨーク部8が設
けられ、ヨーク部8の両側縁には、両側の立上り壁7a
および7bから更に釘打機の背面側へ突出した耳状片9
aおよび9bが設けられている。耳状片9および9b
は、ノーズユニット本体の両側縁に形成された矩形の切
欠き(図示せず)挿入され組付けられる。
【0010】上記耳状片9aおよび9bより先端側にお
いて、ドライバガイド1の本体1aの前面両側には、1
対の軸受片10aおよび10bが設けられている。これ
らの軸受片10aおよび10bよりも先端側において、
ドライバガイド本体1aの中心軸上には、ドライバガイ
ド本体1aの内外を貫通する段付孔11が形成されてい
る。
いて、ドライバガイド1の本体1aの前面両側には、1
対の軸受片10aおよび10bが設けられている。これ
らの軸受片10aおよび10bよりも先端側において、
ドライバガイド本体1aの中心軸上には、ドライバガイ
ド本体1aの内外を貫通する段付孔11が形成されてい
る。
【0011】上記段付孔11にバネ保持具5のネジ付ボ
ルト12が挿通され、ネジ付ボルト12の頭部13が段
部14に当接する。ネジ付ボルト12のシャンク部12
aは、ドライバガイド1の外部に突出し、シャンク部1
2aの先端に圧縮コイルバネ4の一端を受けるバネ受け
としてナット15が螺合されている。
ルト12が挿通され、ネジ付ボルト12の頭部13が段
部14に当接する。ネジ付ボルト12のシャンク部12
aは、ドライバガイド1の外部に突出し、シャンク部1
2aの先端に圧縮コイルバネ4の一端を受けるバネ受け
としてナット15が螺合されている。
【0012】上記ドライバガイド1の先端部1bは、図
3に示されているように他の部分に比べて段状に拡幅さ
れている。また、ドライバガイド本体1aの先端部に
は、2段重ね鏡餅形状の孔16がドライバガイド本体1
aの内外を貫通して形成されている。
3に示されているように他の部分に比べて段状に拡幅さ
れている。また、ドライバガイド本体1aの先端部に
は、2段重ね鏡餅形状の孔16がドライバガイド本体1
aの内外を貫通して形成されている。
【0013】上記クロス打ち用ガイド3は、その縦軸方
向中間部に、段付孔11と対向する位置に段付孔17を
有する。外方に向いた段付孔17の段部18に圧縮コイ
ルバネ4の他端が当接される。クロス打ち用ガイド3の
先端部19は、ドライバガイド1の方へ後退した段状に
形成され、その背面は、孔16の形状とほぼ同一の2段
重ね鏡餅形状である。この2段重ね鏡餅形状の上側に該
当する部分は、傾斜面部20を構成する。傾斜面部20
の後端20aは、ドライバガイド溝6の底と面一であ
り、軽斜面部20の先端20bは、立上り壁7aおよび
7bの端面と面一である。
向中間部に、段付孔11と対向する位置に段付孔17を
有する。外方に向いた段付孔17の段部18に圧縮コイ
ルバネ4の他端が当接される。クロス打ち用ガイド3の
先端部19は、ドライバガイド1の方へ後退した段状に
形成され、その背面は、孔16の形状とほぼ同一の2段
重ね鏡餅形状である。この2段重ね鏡餅形状の上側に該
当する部分は、傾斜面部20を構成する。傾斜面部20
の後端20aは、ドライバガイド溝6の底と面一であ
り、軽斜面部20の先端20bは、立上り壁7aおよび
7bの端面と面一である。
【0014】傾斜面部20の後端20aのドライバガイ
ド1の先端からの距離は、ステープル27の足部28の
先端からステープル27のクラウン部29の下面までの
高さに等しい。他方、傾斜面部20の先端20bのドラ
イバガイド1の先端からの距離は、クロス打ち用ガイド
3の先端部19の高さの1/2である。傾斜面部20の
先端20bは、また、ドライバガイド1の先端部1bの
内側肩面16aと面一である。
ド1の先端からの距離は、ステープル27の足部28の
先端からステープル27のクラウン部29の下面までの
高さに等しい。他方、傾斜面部20の先端20bのドラ
イバガイド1の先端からの距離は、クロス打ち用ガイド
3の先端部19の高さの1/2である。傾斜面部20の
先端20bは、また、ドライバガイド1の先端部1bの
内側肩面16aと面一である。
【0015】上記クロス打ち用ガイド3の先端部19に
おいて2段重ね鏡餅形状の下側に該当する部分は、ステ
ープル足湾曲ガイド部21を構成し、ドライバガイド1
の両側立上り壁7aおよび7bの端面と面一である。ス
テープル足湾曲ガイド部21は、ノーズユニット本体の
前面(すなわち、ドライバガイド溝6の後壁面)に当接
する。
おいて2段重ね鏡餅形状の下側に該当する部分は、ステ
ープル足湾曲ガイド部21を構成し、ドライバガイド1
の両側立上り壁7aおよび7bの端面と面一である。ス
テープル足湾曲ガイド部21は、ノーズユニット本体の
前面(すなわち、ドライバガイド溝6の後壁面)に当接
する。
【0016】ステープル足湾曲ガイド部21には、傾斜
面部20の両側の輪廓線20cに連続する内側壁面22
aと、ドライバガイド1の立上り壁7aおよび7bの内
側壁面に連続し、内側壁面22aと平行な外側壁面23
aとを有する曲線形状の1対のステープル足ガイド溝2
4が形成されている。これら1対のステープル足ガイド
溝24は、先すぼまり形状に配置されている。
面部20の両側の輪廓線20cに連続する内側壁面22
aと、ドライバガイド1の立上り壁7aおよび7bの内
側壁面に連続し、内側壁面22aと平行な外側壁面23
aとを有する曲線形状の1対のステープル足ガイド溝2
4が形成されている。これら1対のステープル足ガイド
溝24は、先すぼまり形状に配置されている。
【0017】ドライバによってクラウン部29を押圧さ
れつつノーズユニットの先端方向へ押し進められてきた
ステープル27の足部28は、ドライバガイド1の両側
立上り壁7aおよび7bの内壁面と摺動しつつステープ
ル足ガイド溝24の後端に到達する。この時には、ステ
ープル27のクラウン部29は、未だ傾斜面20の後端
20aに達していない。ドライバによって、ステープル
27が更にノーズユニットの先端へ押し進められ、ステ
ープル27のクラウン部29の下面が傾斜面部20の先
端20aに達した時、ステープル27の足部28は、ス
テープルガイド溝24に沿って曲げられた状態でステー
プルガイド溝24の先端(すなわち、ドライバガイド1
の先端)に達する。ドライバによって、ステープル27
がノーズユニットの先端まで押し進められると、ステー
プル27のクラウン部29は、傾斜面部20と摺動しつ
つ、クロス打ち用ガイド3をドライバガイド1の前方へ
押し出す。このため、クロス打ち用ガイド3は、枢軸2
を中心として、図1中、時計回り方向へ回動し、ステー
プル27がノーズユニットを通過する通路を提供する。
ステープル27のクラウン部29がドライバガイド1の
先端を離れ、ドライバが復帰行程において後退し、傾斜
面部20の後端20aを離れると、クロス打ち用ガイド
3は、圧縮コイルバネ4の力により図1に示された初期
位置に復帰する。
れつつノーズユニットの先端方向へ押し進められてきた
ステープル27の足部28は、ドライバガイド1の両側
立上り壁7aおよび7bの内壁面と摺動しつつステープ
ル足ガイド溝24の後端に到達する。この時には、ステ
ープル27のクラウン部29は、未だ傾斜面20の後端
20aに達していない。ドライバによって、ステープル
27が更にノーズユニットの先端へ押し進められ、ステ
ープル27のクラウン部29の下面が傾斜面部20の先
端20aに達した時、ステープル27の足部28は、ス
テープルガイド溝24に沿って曲げられた状態でステー
プルガイド溝24の先端(すなわち、ドライバガイド1
の先端)に達する。ドライバによって、ステープル27
がノーズユニットの先端まで押し進められると、ステー
プル27のクラウン部29は、傾斜面部20と摺動しつ
つ、クロス打ち用ガイド3をドライバガイド1の前方へ
押し出す。このため、クロス打ち用ガイド3は、枢軸2
を中心として、図1中、時計回り方向へ回動し、ステー
プル27がノーズユニットを通過する通路を提供する。
ステープル27のクラウン部29がドライバガイド1の
先端を離れ、ドライバが復帰行程において後退し、傾斜
面部20の後端20aを離れると、クロス打ち用ガイド
3は、圧縮コイルバネ4の力により図1に示された初期
位置に復帰する。
【0018】図4は、本発明の一実施例に使用されるコ
字形ステープル27の拡大図である。ステープル27の
足28は、クラウン部29から垂直方向に延びており、
足28の内側面28aは、足28の基端から先端に至る
まで足28の軸線に対して平行である。足28の内側面
28aの先端28bから足28の外側面28cの中途部
へ延びる傾斜面28dが形成されている。この傾斜面2
8dは、両足28の先端28bを通る直線28eに対し
てほぼ30゜〜60゜の角度を有する。このように傾斜
面28dが設けられていることにより、ステープル27
の足28は、釘打込材に貫入し、その中を進行する過程
で、釘打込材からステープル27の両足28を内側に曲
げようとする反力を受けることになる。したがって、図
4に示されているように、ステープル27のクラウン部
29が釘打込材の表面に当接するまで、ステープル27
が釘打込材に完全に打込まれたとき、両足28が交差し
一方の部材25または26から他方の部材26へ貫入す
る。
字形ステープル27の拡大図である。ステープル27の
足28は、クラウン部29から垂直方向に延びており、
足28の内側面28aは、足28の基端から先端に至る
まで足28の軸線に対して平行である。足28の内側面
28aの先端28bから足28の外側面28cの中途部
へ延びる傾斜面28dが形成されている。この傾斜面2
8dは、両足28の先端28bを通る直線28eに対し
てほぼ30゜〜60゜の角度を有する。このように傾斜
面28dが設けられていることにより、ステープル27
の足28は、釘打込材に貫入し、その中を進行する過程
で、釘打込材からステープル27の両足28を内側に曲
げようとする反力を受けることになる。したがって、図
4に示されているように、ステープル27のクラウン部
29が釘打込材の表面に当接するまで、ステープル27
が釘打込材に完全に打込まれたとき、両足28が交差し
一方の部材25または26から他方の部材26へ貫入す
る。
【0019】上記足28の横断面は、円形、方形、矩形
等種々の形状であってもよい。
等種々の形状であってもよい。
【0020】他方、上面が面一の状態で突き合わされた
フラッシュの2部材25および26に打ち込まれたステ
ープル27の足28は、ステープル足湾曲ガイド部21
によっても内側に曲げられているので、打ち込まれた一
方の部材25または26から他方の部材26または25
の方へ湾曲した状態で確実に貫入する。このため、突き
合わせ結合された2部材25および26の結合力は、従
来のフラッシュ加工において、表面側のみをステープル
止めしたフラッシュに比べて、ほぼ2倍となる。
フラッシュの2部材25および26に打ち込まれたステ
ープル27の足28は、ステープル足湾曲ガイド部21
によっても内側に曲げられているので、打ち込まれた一
方の部材25または26から他方の部材26または25
の方へ湾曲した状態で確実に貫入する。このため、突き
合わせ結合された2部材25および26の結合力は、従
来のフラッシュ加工において、表面側のみをステープル
止めしたフラッシュに比べて、ほぼ2倍となる。
【図1】本発明の一実施例にかかる方法により、突き合
わされた2部材にステープルが打込まれた状態を示す説
明図である。
わされた2部材にステープルが打込まれた状態を示す説
明図である。
【図2】本発明の実施に使用される、コ字形ステープル
を打出す釘打機のノーズの主要部の縦断面図である。
を打出す釘打機のノーズの主要部の縦断面図である。
【図3】図2に示された釘打機のノーズの内側面図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施に使用されるコ字形ステープルの
半載拡大正面図である。
半載拡大正面図である。
1 ドライバガイド 3 クロス打ち用ガイド 25 ステープル打込み材 26 ステープル打込み材 27 ステープル 28 足 28a 内側面 28b 内側面の先端 28c 足の外側面 28d 傾斜面
Claims (1)
- 【請求項1】 コ字形ステープルのクラウン部に打撃を
与えて、該ステープルの両足を、突き合わせ状に配置さ
れた二つのステープル打込材の突き合わせ部をまたがせ
て打込みステープル打込材をステープル止めする方法に
おいて、ステープルの各足の内側面の先端から該足の外
側面へ延びるように形成された傾斜面を有するステープ
ルを上記ドライバガイド内に供給する工程と、上記ドラ
イバガイド内で打込まれるステープルの両足先を先すぼ
まり状に誘導する工程と、ステープル足がステープル打
込材に貫入されつつある時、ステープル足が内側へ向か
うようにステープル足先先端とステープル打込材との共
働によりステープルの姿勢を制御する工程とからなり、
ステープル打込み完了時に、ステープルの両足先端部が
互いに交差して相手側部材中に突入するようにしたこと
を特徴とするフラッシュ加工等のステープル止め方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8551693A JPH06270104A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | フラッシュ材等のステープル止め方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8551693A JPH06270104A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | フラッシュ材等のステープル止め方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06270104A true JPH06270104A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13861080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8551693A Pending JPH06270104A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | フラッシュ材等のステープル止め方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06270104A (ja) |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP8551693A patent/JPH06270104A/ja active Pending
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