JPH06270009A - 螺旋状円筒体切断装置 - Google Patents

螺旋状円筒体切断装置

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JPH06270009A
JPH06270009A JP8547093A JP8547093A JPH06270009A JP H06270009 A JPH06270009 A JP H06270009A JP 8547093 A JP8547093 A JP 8547093A JP 8547093 A JP8547093 A JP 8547093A JP H06270009 A JPH06270009 A JP H06270009A
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JP
Japan
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duct
spiral
cutting device
cylindrical body
cylindrical
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JP8547093A
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English (en)
Inventor
Akira Imaide
晃 今出
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METOKOIRU KK
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METOKOIRU KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 幅の狭い薄い長尺金属シートを上下の波形状
形成ローラー間を通過させて、波形状を付け、これを螺
旋状に巻き、それぞれの端部をカシメて円筒状のダクト
を形成する螺旋状円筒体形成装置において、円筒状ダク
トの進行方向に対して略直交する方向に上下動する切断
装置17を設け、この切断装置17を適宜角度傾動自在
に支持する支持装置22に一体的に設け、螺旋状円筒体
形成装置との間で所定角度が設定できるようにした螺旋
状円筒体切断装置。 【効果】 特に制御装置を必要とせず、切断装置が円筒
状ダクトの出来上りに追従できるので、安価に得ること
ができる。さらに、円筒状ダクトの径が変更されても、
調節具の調節で簡単に変更することができる。加えて切
断装置も従来公知の丸鋸を使用できるので、安価に得る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール状に巻取ったア
ルミニウム、ステンレススチール等の金属製細幅シート
材に波形状を形成して、波板を製作し、この波板を螺旋
状に巻きながら端部をカシメて、筒体にしてダクト等を
得る際に使用するもので、連続製作される円筒状ダクト
の製作径に関係なく種々の径を持った円筒状ダクトを適
宜長さに切断することができる螺旋状円筒体切断装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、細幅の金属シートを螺旋状に巻き
付けて円筒状ダクトを得る装置において、適宜の長さに
切断する切断装置は、螺旋状円筒体形成装置の運転を停
止してから、従来ある円盤状切断装置で、長さを測定し
て切断する。あるいは、切断装置を円筒状ダクトの製造
速度に同期させて移動させながら切断していくものが一
般的に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来技術においては、細幅の金属シートを螺旋状に巻き
付けて円筒状ダクトを形成して、これを適宜の長さに切
断することになるが、円筒状ダクトの製造装置と、切断
装置を別個の装置で行うために、製造を一時停止して切
断しなければならないという問題点があった。また、円
筒状ダクトの製造装置と同期させて切断するには、同期
するための機構及び制御装置が必要であり、どうしても
複雑な構成にせざるを得ない。尤も簡単な構成の場合で
もギヤの組合せを交換しなければならず、作業は汚れる
し、また、手間がかかるとい問題点があった。本発明
は、このような事情に鑑み、前記従来技術の欠点を解消
し、細幅の金属シートを波形状に形成し、この波板を螺
旋状に巻きながら円筒状のダクトを形成し、この円筒状
ダクトを決められた適宜の長さに切断することができる
螺旋状円筒体切断装置を提供することを目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題の
解決を図ったもので、金属製の幅の狭い薄い長尺金属シ
ートを上下の波形状形成ローラー間を通過させて、波形
状を付け、この波形状の付いた細い長尺金属シートを螺
旋状に巻き、それぞれの端部をカシメて円筒状のダクト
を形成する螺旋状円筒体形成装置において、円筒状ダク
トの進行方向に対して略直交する方向に上下動する円盤
状の切断装置を設け、この切断装置をダクト進行方向と
垂直方向とでつくる面内を適宜角度傾動自在に支持する
支持装置に一体的に設け、螺旋状円筒体形成装置との間
で所定角度が設定できるという技術手段を採用した。
【0005】
【作用】本発明は、以上の技術手段を採用することによ
り、切断装置が上昇して切断する間、円筒状ダクトは連
続して製造されて移送されてくるので、切断装置が、こ
の移送に同期して自由に動くように、ピローブロック等
によって移送方向に傾動できるように設けてある。従っ
て、同期するための複雑な機構及び制御装置が必要な
い。もちろん、切断装置が上昇して切断する間、円筒状
ダクトの製造を停止させても構わない。さらに、切断装
置と支持装置とが一体的に、螺旋状円筒体形成装置との
間で適宜角度が設定できるので、円筒状ダクトの径が変
わっても、幅の狭い薄い金属シートの幅が同じ時、径に
対して幅の狭い薄い金属シートの幅分だけ進むから、ダ
クト径とシート幅の比から、円筒状ダクトの進行方向は
大径のものよりも小径のものの方が鈍角の程度を大きく
することによって簡単に対応できるものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面で詳細に
説明する。図1は、螺旋状円筒体形成装置とカッターボ
ックス並びに適宜長さに切断された円筒状ダクトの排出
部の全体の概略レイアウト図で、1は螺旋状円筒体形成
装置、2はカッターボックス(これは切断装置と支持装
置を一体としたもの)、3は排出部で、螺旋状円筒体形
成装置1により、幅の狭い薄い金属シート4を上下の波
形状形成ローラー間を通過させて、波形状を付け、この
波形状の付いた細い長尺金属シートを螺旋状に巻き、円
筒状ダクト13が製造される。この円筒状ダクト13
は、略直角方向にカッターボックス2並びに排出部3を
介して移送されて、所定の長さの円筒状ダクト13が完
成されて送られてくる。そして、この完成された円筒状
ダクト13は、リミットスイッチ等の検出器で検出され
ると、下部に設けたピストンシリンダの作動により円弧
状の反転ベースが傾動して切断された円筒状ダクト13
は転がり出される。次に、図2に基づいて螺旋状円筒体
形成装置1について概略説明すると、幅の狭い薄い金属
シート4に波形状を形成し、これを螺旋状に巻き取って
円筒体(例えばダクト)を形成するのに適した螺旋状円
筒体形成装置の斜視図である。これはアルミニウム、ス
テンレススチール製等のような金属板の幅の狭い薄い金
属シート4を、上下の波形状形成ローラー列の上下間に
水平方向に送りながら波形状を形成し、細幅波板(以下
波板という)を得る装置である。この波板を案内具を介
して螺旋状にループ状に巻き付けながら円筒体(例えば
ダクト)を形成し、しかも、幅方向の端部が相互に重な
ると略同時に端部をかしめるようにした波板による螺旋
状円筒体形成装置である。これをさらに詳細に説明する
と、アルミニウム等のような幅の狭い薄い金属シート4
はコイル状に巻き取った金属シートコイル5からフィー
ド部分まで引出し、波形状形成ローラー6,6・・の上
下列の間に水平方向に送られてくる。これらの波形状形
成ローラー6は波形状を1本、2本、3本・・・と順次
増やしながら形成するようにローラーに凹凸を1本、2
本、3本・・・と適宜数形成していくものである。各波
形状形成ローラー6は、幅の狭い薄い金属シート4の移
送方向の縁の間の中央部分に波形を形成していく。各波
形状形成ローラー6は、図2に示されているように幅の
狭い薄い金属シート4を右から左に動かすように駆動さ
れる。これら波形状形成ローラー6の数は波形状によっ
て決められる。すなわち、複雑な形状の波形を形成する
場合には、それだけローラーの数が多くなる。これらの
ローラーにより、金属シート縁間の波形だけでなく、シ
ート縁部のはぜも形成する。金属シートは縁間の波形及
び縁部のはぜを形成した後、さらに移送され、波板7の
幅に略相当するだけよじった角度のある環状案内具8と
円筒体形成ローラー10に従って、環状案内具8の内周
を上昇し、円筒体形成ローラー10と波板7の溝が、互
いに噛み合うように溝を形成し噛み合い部9ができる。
噛み合い部9は、波板7の前方は環状案内具8に沿って
一周し、後方は波形状形成ローラー6を通過後、上部折
り畳みローラー11と下部折り畳みローラー12の間に
入ったところで形成される。これは、螺旋状にしかも円
筒状に案内する環状案内具8に沿って螺旋が形成され、
そして、溝は上部折り畳みローラー11、下部折り畳み
ローラー12の間に入ると、互いにかしめられた位置関
係となる。上部折り畳みローラー11は、一般的に環状
型に半径方向の外側に向かって開いているV型の凹部が
外周面に形成されている一方、下部折り畳みローラー1
2には、環状型に半径方向の外側に向かって突き出して
いる凸部が形成されており、この凸部は凹部としっかり
噛み合い、波形とかしめが形成される。次に、カッター
ボックス2内に組み込まれた切断装置14について、図
3〜図6に基づいて詳細に説明する。図3、図5、図6
に示すように、蝶番等の連結具15により、螺旋状円筒
体形成装置1の本体側と連結されている。なお、螺旋状
円筒体形成装置1の本体は床に固定された機台上に設け
られており、本体は機台に対して、ラック、ピニオンの
機構により、適宜角度回動させることができるようにな
っている。この回動角度を調節することにより、螺旋状
円筒体形成装置1とカッターボックス2との配置角度の
開度が決定できる。この開度の決定によって、円筒状ダ
クト13の径に適応できるものである。また、図3、図
4、図5に示すように、カッターボックス2の下部に切
断装置14を設置する架台16を回動自在に支持する支
持装置17が設けてある。そして、この支持装置17に
固定された架台16は、略V字形をしており、この一方
の支柱18にピストンシリンダ19が設けられている。
このピストンシリンダ19による上下動と、さらにモー
タ20(仮想線で示してある)により切断装置14が、
回転駆動できるように設けてある。これは、一方の支柱
18に一端を回動自在に支持した支持台21が設けられ
ている。そして、他方の支柱22の開放端部23は、切
断装置14を支持した支持台21が上下動をした際、切
断する前の最初の位置に復帰する時の停止部を形成して
いる。これは、言い換えればピストンシリンダ19が伸
びて切断装置14を上動させる時には離れることにな
る。また、一方の支柱18の端部に設けられている復帰
用シリンダ24は、切断装置14が円筒状ダクト13を
切断する際に、架台16が支持装置17を介して回動し
て移動したものを元位置に復帰させるためのものであ
る。次に、図1〜図6に基づいて作動を説明する。先
ず、ロール状に巻取ったアルミニウム等の金属製細幅シ
ート材に、複数のローラーにより、波形状を形成して波
板7を製作し、この波板7を螺旋状に巻きながら端部同
志をかしめて円筒状ダクト13を連続的に製作する。こ
の連続的に製作された円筒状ダクト13を所定の長さに
切断する際、円筒状ダクト13が製造されていくのに伴
って、円筒状ダクト13が移動する。この移動に対して
支持装置17が回動動作する。この回動によって切断装
置14が追従して移動する。同時にこの移動の間に、ピ
ストンシリンダ19の上昇動が行われ円筒状ダクト13
が切断される。切断が完了すると、直ちに切断装置14
はピストンシリンダ19によって元位置に下降復帰し
て、次の切断作業を行える状態で待機することになる。
その時、前述した通り切断装置14が回動移動した分だ
け元位置に復帰させるために、復帰用シリンダ24が作
動して元位置に復帰できるようになっている。なお、案
内部材25は、完成された円筒状ダクト13を案内する
案内部材である。以上、1実施例について説明してきだ
が、切断装置14が円筒状ダクト13の製造されるのに
追従して移動できるものであれば、例えば支持装置17
の回動するのに対してレールを設けて、レール上を往復
動できるように架台16にキャスターを設ける等して、
同様の機能を奏するものであれば良いので、公知の機構
を採用して種々設計変更することができる。
【0007】
【発明の効果】本発明は、以上の構成を採用した結果、
次の効果を得ることができる。 (1)特に制御装置を必要としない、円筒状ダクトの出
来上り工程に、切断装置が追従できるように機械的な機
構を採用したので、結果的に安価に得ることができる。 (2)円筒状ダクトの径が変更されても、調節具の調節
で、螺旋状円筒体形成装置とカッターボックスの関係角
度を簡単に変更することができるものである。 (3)切断装置も従来公知の丸鋸を回転させながら上下
動させるだけで良いものなので、これも、結果的に安価
に得ることができるものである。 (4)構成が簡単なので、ほとんど壊れることがなく、
メンテナンスもほとんど必要ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に関する螺旋状円筒体形成装
置、カッターボックス、排出部の配置関係を示す概略レ
イアウト図である。
【図2】前記実施例における螺旋状円筒体形成装置の一
実施例を示す概略斜視図である。
【図3】前記実施例における切断装置をカッターボック
スに設けたものを示す断正面図である。
【図4】前記実施例における切断装置をカッターボック
スに設けたものを示す右側面図である。
【図5】前記実施例における切断装置をカッターボック
スに設けたものを示す左側面図である。
【図6】前記実施例における切断装置をカッターボック
スに設けたものを示す表面図である。
【符号の説明】
1‥‥螺旋状円筒体形成装置 2‥‥カッターボ
ックス 3‥‥排出部 4‥‥幅の狭い薄
い金属シート 5‥‥金属シートコイル 6‥‥波形状形成
ローラー 7‥‥波板 8‥‥環状案内具 9‥‥噛み合い部 10‥‥円筒体形成
ローラー 11‥‥上部折り畳みローラー 12‥‥下部折り
畳みローラー 13‥‥円筒状ダクト 14‥‥切断装置 15‥‥連結具 16‥‥架台 17‥‥支持装置 18‥‥一方の支
柱 19‥‥ピストンシリンダ 20‥‥モータ 21‥‥支持台 22‥‥他方の支
柱 23‥‥開放端部 24‥‥復帰用シ
リンダ 25‥‥案内部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の幅の狭い薄い長尺金属シートを
    上下の波形状形成ローラー間を通過させて、波形状を付
    け、この波形状の付いた細い長尺金属シートを螺旋状に
    巻き、それぞれの端部をカシメて円筒状のダクトを形成
    する螺旋状円筒体形成装置において、円筒状ダクトの進
    行方向に対して略直交する方向に上下動する円盤状の切
    断装置を設け、この切断装置を、ダクト進行方向と垂直
    方向とでつくる面内を適宜角度傾動自在に支持する支持
    装置に一体的に設け、螺旋状円筒体形成装置との間で所
    定角度が設定できるようにしたことを特徴とする螺旋状
    円筒体切断装置。
JP8547093A 1993-03-19 1993-03-19 螺旋状円筒体切断装置 Pending JPH06270009A (ja)

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JP8547093A JPH06270009A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 螺旋状円筒体切断装置

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JP (1) JPH06270009A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112518197A (zh) * 2020-11-20 2021-03-19 成都航空职业技术学院 一种金属丝网管件自动焊接夹持装置

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