JPH0626912U - スイングの筋力トレーニング用亜鈴 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トレーニング機器（亜鈴）を改造、工夫し、
スポーツのスイングの為の筋力向上を目的にし、スイン
グのパワーアップによる技能向上を図るものである。 【構成】亜鈴のグリップ部分（１）を各スポーツ（ゴル
フ、野球、テニス、剣道など）のスイングに用いる各器
具と同様のグリップとし、前後のウエイト部分（２、
３）の重量を先ウエイト（２）を重く元ウエイト（３）
を若干軽くし、（その具体例前の重さ：後ろの重さ＝
３：２）グリップの重心部分（４）にマークを入れる。
なおグリップとウエイトの接合は取りはずし可能なネジ
式等にする。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はスポーツのスイングの為の筋力向上を目的にし、スイングのパワー アップによる技能向上を図るトレーニング器具（亜鈴）に関するものである。

従来の亜鈴では、特別スイング運動の筋力向上を目的としたものはない。

仮に有るにしても片手で持つ構造になっており、両手でグリップでき無くて実 際のスイングに近い動きのトレーニングをイメージしにくい欠点が有る。

尚スイングのパワーアップを目的とした器具に関しても、ウエイトがグリップ よりかなり先端に偏り、スイングによるトレーニングなので負荷は少なく、技術 習得には役立つかもしれないが筋力増強としては効果が薄い。

本案は上記の点を考慮し考案したもので、これを図面によって説明すれば、 イ、亜鈴のグリップ部分（１）をスイング運動の各器具と同様のグリップとす る。（ここで言うスイング運動とはゴルフ、野球、テニス、剣道などの主 に両手で器具を握りスイングするスポーツをさす。） ロ、前後のウエイト部分の重量を先ウエイト（２）を重く、元ウエイト（３） を若干軽くする。（その具体例先ウエイト：元ウエイト＝３：２） ハ、グリップの重心部分（４）にマークを入れる。

ニ、ウエイトとグリップの接合は取り替え可能なネジ式等とする。

本案はグリップ部分は実際の運動のものと同じにしてあるので感覚的にもトレ ーニングのイメージが描き易い。

又ウエイトの前後の重さの違いにより実際のスイングにより近い感覚でトレー ニングできる。

そしてグリップ前後にウエイトを配置することにより負荷がかけ易くなり筋力 向上のトレーニングが実施し易くなる。

なお、ウエイトとグリップの接合は取り替え可能なネジ式等とし重量調節でき 体力に応じた負荷が設定できるようにする。

使用方法は、アイソトニック的にトレーニングするのでなく、本案の亜鈴をス イングの時と同様にグリップし、バックスイング、フォロースイング時などのフ ォームで動きを止め声を出して１０〜２０カウントする。（アイソメトリックト レーニング） 若干のレストを取り３〜５セット実施し、その後実際のそのスポーツの器具を 用いてスイングを２０〜５０回程度行う。

この方法で実施すれば重いものを振り回さないので腰痛などの障害が発生しな いのはもちろんであるが、実際のスイングの時に使用する筋肉を刺激しやすく筋 力向上が図られる。

また、グリップ重心部分のマークのケ所（４）を握れば普通の亜鈴と同様の機 能としても利用できる。

【図面の簡単な説明】

【図、１】 本考案の平面図。（ゴルフの例）

【図、２】 本考案の正面図。（ゴルフの例）

【符号の説明】

１、亜鈴のグリップ部 ２、亜鈴の先ウエイト部 ３、亜鈴の元ウエイト部 ４、亜鈴の重心部分のマーク部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】イ、亜鈴のグリップ部分をスイング運動の
   各器具と同様のグリップとする。（ここで言うスイング
   運動とはゴルフ、野球、テニス、剣道などの主に両手で
   器具を握りスイングするスポーツをさす。） ロ、前後のウエイト部分の重量を前を重く後ろを若干軽
   くする。（その具体例 前の重さ：後ろの重さ＝３：
   ２） ハ、グリップの重心部分にマークを入れる。 ニ、ウエイトとグリップの接合は取り替え可能なネジ式
   等とする。