JPH06268722A - ステレオ電話装置 - Google Patents
ステレオ電話装置Info
- Publication number
- JPH06268722A JPH06268722A JP5077725A JP7772593A JPH06268722A JP H06268722 A JPH06268722 A JP H06268722A JP 5077725 A JP5077725 A JP 5077725A JP 7772593 A JP7772593 A JP 7772593A JP H06268722 A JPH06268722 A JP H06268722A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stereo
- signal
- telephone
- speaker
- microphone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Stereophonic System (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】高音質で臨場感のある電話通信を実現するステ
レオ電話装置を提供する。 【構成】交換機１の加入者回路２に、ステレオの右信号
と左信号を同一回線上に多重する機能を備え、また、こ
の加入者回路２に接続されるステレオ電話機４ａ，４ｂ
により構成される。このステレオ電話機４ａ，４は、ス
テレオ信号の右信号と左信号を再生する小型の右スピー
カー及び左スピーカーからなる受話部、話者の音声を立
体音響的に拾う、小型の右マイク、左マイクからなる送
話部より構成される。これによって、ステレオ信号によ
る電話通信を行なう。
レオ電話装置を提供する。 【構成】交換機１の加入者回路２に、ステレオの右信号
と左信号を同一回線上に多重する機能を備え、また、こ
の加入者回路２に接続されるステレオ電話機４ａ，４ｂ
により構成される。このステレオ電話機４ａ，４は、ス
テレオ信号の右信号と左信号を再生する小型の右スピー
カー及び左スピーカーからなる受話部、話者の音声を立
体音響的に拾う、小型の右マイク、左マイクからなる送
話部より構成される。これによって、ステレオ信号によ
る電話通信を行なう。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、右信号及び左信号から
成るステレオ信号により立体的音響効果を生じさせるス
テレオ電話装置に関する。
成るステレオ信号により立体的音響効果を生じさせるス
テレオ電話装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、電話装置は、モノラルの通話のみ
を行なうものとして利用されてきた。従って、電話通話
をモノラル信号ではなくステレオ信号で、立体音響的効
果によって、より高品質の音声、音楽サービスを提供し
ていなかった。
を行なうものとして利用されてきた。従って、電話通話
をモノラル信号ではなくステレオ信号で、立体音響的効
果によって、より高品質の音声、音楽サービスを提供し
ていなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、臨
場感ある電話通話を行なうことができず、近年多く実施
されている電話サービス（放送センタ等からの情報提供
サービス）を効果的に提供することができない。
場感ある電話通話を行なうことができず、近年多く実施
されている電話サービス（放送センタ等からの情報提供
サービス）を効果的に提供することができない。
【０００４】従って本発明の目的は、電話通話をステレ
オ信号を用いて行ない、臨場感ある電話通話を可能と
し、放送センタ等からのステレオ音楽提供サービスを効
果的に実施できるステレオ電話装置を提供することにあ
る。
オ信号を用いて行ない、臨場感ある電話通話を可能と
し、放送センタ等からのステレオ音楽提供サービスを効
果的に実施できるステレオ電話装置を提供することにあ
る。
【０００５】なお、本発明を実現するために、次の様な
問題点が存在する。（１）ステレオの右信号と左信号を
いかにして加入者回路を通じてステレオ電話機に伝える
かという問題。（２）ステレオ電話機において、いかに
してステレオの右信号と左信号を再生し、立体的音響効
果を生み出すという問題。（３）ステレオ電話機で話者
の音声をいかにステレオの右信号、左信号として取りだ
すかという問題。（４）音声信号をステレオで聞くため
に音質をいかに向上させるかという問題。
問題点が存在する。（１）ステレオの右信号と左信号を
いかにして加入者回路を通じてステレオ電話機に伝える
かという問題。（２）ステレオ電話機において、いかに
してステレオの右信号と左信号を再生し、立体的音響効
果を生み出すという問題。（３）ステレオ電話機で話者
の音声をいかにステレオの右信号、左信号として取りだ
すかという問題。（４）音声信号をステレオで聞くため
に音質をいかに向上させるかという問題。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、加入者回路とステレオ電話機とのステレオの右信号
と左信号の送受信を、右信号と左信号を同一回線上に多
重して伝送することにより解決している。また、ステレ
オ電話機で立体的音響効果を生み出す為に、受話部に、
話者の左右の耳に接する位置にそれぞれ小型の左スピー
カー及び右スピーカーを設けている。また、送話部は、
小型の左右のマイクを設けて、話者の回りの音を立体的
に拾うことを可能にしている。
に、加入者回路とステレオ電話機とのステレオの右信号
と左信号の送受信を、右信号と左信号を同一回線上に多
重して伝送することにより解決している。また、ステレ
オ電話機で立体的音響効果を生み出す為に、受話部に、
話者の左右の耳に接する位置にそれぞれ小型の左スピー
カー及び右スピーカーを設けている。また、送話部は、
小型の左右のマイクを設けて、話者の回りの音を立体的
に拾うことを可能にしている。
【０００７】次に、通話音質向上の問題であるが、現在
の電話は、伝送速度が６４ｋｂｐｓである。これは、ス
テレオ電話では、６４ｋｂｐｓのｎ（ｎ＝１，２…）倍
（６４ｋｂｐｓ，１２８ｋｂｐｓ…）で伝送し、音質の
向上を計っている。
の電話は、伝送速度が６４ｋｂｐｓである。これは、ス
テレオ電話では、６４ｋｂｐｓのｎ（ｎ＝１，２…）倍
（６４ｋｂｐｓ，１２８ｋｂｐｓ…）で伝送し、音質の
向上を計っている。
【０００８】
【作用】加入者回路とステレオ電話機とのステレオの右
信号と左信号の送受信を、右信号と左信号を同一回路上
に多重して伝送する。この右信号と左信号を多重する方
式は、時分割多重を採用している。現在広く普及してい
る統合デジタル通信網（ＩＳＤＮ）を利用してもよい。
信号と左信号の送受信を、右信号と左信号を同一回路上
に多重して伝送する。この右信号と左信号を多重する方
式は、時分割多重を採用している。現在広く普及してい
る統合デジタル通信網（ＩＳＤＮ）を利用してもよい。
【０００９】ステレオ電話機で、立体的音響効果を生み
出す為に、受話部の左右の耳に近接する部分に小型のス
ピーカーを左右に設ける。また、話者の音声を立体音響
的に拾うために、送話部に、左右に小型マイクを設け
る。
出す為に、受話部の左右の耳に近接する部分に小型のス
ピーカーを左右に設ける。また、話者の音声を立体音響
的に拾うために、送話部に、左右に小型マイクを設け
る。
【００１０】音質向上の為には、統合デジタル通信網
（ＩＳＤＮ）の２Ｂ＋Ｄを４Ｂ＋Ｄ又は６Ｂ＋Ｄとし
て、ステレオの左右の信号をそれぞれ６４ｋｂｐｓ×２
＝１２８ｋｂｐｓ又は６４ｋｂｐｓ×３＝１９２ｋｂｐ
ｓにして音質向上を計る。
（ＩＳＤＮ）の２Ｂ＋Ｄを４Ｂ＋Ｄ又は６Ｂ＋Ｄとし
て、ステレオの左右の信号をそれぞれ６４ｋｂｐｓ×２
＝１２８ｋｂｐｓ又は６４ｋｂｐｓ×３＝１９２ｋｂｐ
ｓにして音質向上を計る。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図１は、本発明のシステム構成図であり、
交換機１、ステレオの右信号と左信号を多重する機能を
有する加入者回路２、ステレオ信号回線３、ステレオ電
話機４ａ，４ｂ、及び高品質音楽サービス装置５より構
成される。
に説明する。図１は、本発明のシステム構成図であり、
交換機１、ステレオの右信号と左信号を多重する機能を
有する加入者回路２、ステレオ信号回線３、ステレオ電
話機４ａ，４ｂ、及び高品質音楽サービス装置５より構
成される。
【００１２】図２は、図１に示すステレオ電話機４ａ，
４ｂであり、回線インタフェース６、ステレオ信号多重
部７、ステレオ信号分離部８、右信号送信部９、左信号
送信部１０、右信号受信部１１、左信号受信部１２、右
信号マイク１３、左信号マイク１４、右信号スピーカー
１５、左信号スピーカー１６、制御信号送受信部１７、
操作キー１８、ＣＰＵ１９、及び送受話部とステレオ電
話機とを接続するジャック２０により構成している。
４ｂであり、回線インタフェース６、ステレオ信号多重
部７、ステレオ信号分離部８、右信号送信部９、左信号
送信部１０、右信号受信部１１、左信号受信部１２、右
信号マイク１３、左信号マイク１４、右信号スピーカー
１５、左信号スピーカー１６、制御信号送受信部１７、
操作キー１８、ＣＰＵ１９、及び送受話部とステレオ電
話機とを接続するジャック２０により構成している。
【００１３】高品質音楽サービス装置５から出力される
ステレオ信号は、ステレオ信号回線３を通り、交換機１
に接続されているステレオの右信号と左信号を多重する
機能を有する加入者回路２に接続される。ステレオ信号
は、交換機１を経由して、ステレオ電話機４ａへと流れ
る。ステレオ電話機４ａでは、回線インタフェース６で
受信した信号がステレオ信号分離部８で、右信号と左信
号に分離され、それぞれの信号は、右信号受信部１１、
左信号受信部１２を通り右信号スピーカー１５、左信号
スピーカーを鳴らして立体的音響効果を生み出す。ま
た、話者の音声を右信号マイク１３、左信号マイク１４
で拾い、それぞれ右信号送信部９、左信号送信部１０を
経由して、ステレオ信号多重部７で、右信号と左信号を
多重し回線インタフェース６を通して、対向のステレオ
電話機４ｂと接続し、ステレオ電話機４ａと４ｂ間で、
ステレオの音声相互通信ができる。なお、ステレオ電話
機４ａ，４ｂの外観図を図３に示す。
ステレオ信号は、ステレオ信号回線３を通り、交換機１
に接続されているステレオの右信号と左信号を多重する
機能を有する加入者回路２に接続される。ステレオ信号
は、交換機１を経由して、ステレオ電話機４ａへと流れ
る。ステレオ電話機４ａでは、回線インタフェース６で
受信した信号がステレオ信号分離部８で、右信号と左信
号に分離され、それぞれの信号は、右信号受信部１１、
左信号受信部１２を通り右信号スピーカー１５、左信号
スピーカーを鳴らして立体的音響効果を生み出す。ま
た、話者の音声を右信号マイク１３、左信号マイク１４
で拾い、それぞれ右信号送信部９、左信号送信部１０を
経由して、ステレオ信号多重部７で、右信号と左信号を
多重し回線インタフェース６を通して、対向のステレオ
電話機４ｂと接続し、ステレオ電話機４ａと４ｂ間で、
ステレオの音声相互通信ができる。なお、ステレオ電話
機４ａ，４ｂの外観図を図３に示す。
【００１４】図４は、ステレオ電話機と他装置との接続
形態を示す図である。ステレオ電話機本体２１と送受話
部２２は、ジャック２０による接続方式とする。これに
より、ステレオ電話機２１とディジタル音楽プレーヤー
２３を接続し、また、図５に示す如く、ネットワーク３
１を介して音楽の供給サービスの提供が行なえる。従っ
て、ステレオ電話本体２１とカラオケ装置２４を接続し
て音楽配信センター３２からの音楽情報をネットワーク
３１を分して受けとり、カラオケサービスができる。
形態を示す図である。ステレオ電話機本体２１と送受話
部２２は、ジャック２０による接続方式とする。これに
より、ステレオ電話機２１とディジタル音楽プレーヤー
２３を接続し、また、図５に示す如く、ネットワーク３
１を介して音楽の供給サービスの提供が行なえる。従っ
て、ステレオ電話本体２１とカラオケ装置２４を接続し
て音楽配信センター３２からの音楽情報をネットワーク
３１を分して受けとり、カラオケサービスができる。
【００１５】さらに、ステレオ電話機本体２１と録音装
置２５を接続しての音楽録音や、ステレオ電話機２１と
市販のヘッドフォン２６、アンプ２７とスピーカー２８
を接続して、ネットワーク３１を介して来る音楽情報を
ステレオ電話機本体２１で受けとり音楽を聴くことがで
きる。
置２５を接続しての音楽録音や、ステレオ電話機２１と
市販のヘッドフォン２６、アンプ２７とスピーカー２８
を接続して、ネットワーク３１を介して来る音楽情報を
ステレオ電話機本体２１で受けとり音楽を聴くことがで
きる。
【００１６】図６は、ステレオ電話機接続ジャック３３
を示す図である。このジャック３３は、送信右信号陽極
３４、送信右信号陰極３５、送信左信号陽極３６、送信
左信号陰極３７、受信右信号陽極３８、受信右信号陰極
３９、受信左信号陽極４０、受信左信号陰極４１、絶縁
体４２、及びケーブル４３より構成されている。
を示す図である。このジャック３３は、送信右信号陽極
３４、送信右信号陰極３５、送信左信号陽極３６、送信
左信号陰極３７、受信右信号陽極３８、受信右信号陰極
３９、受信左信号陽極４０、受信左信号陰極４１、絶縁
体４２、及びケーブル４３より構成されている。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、ステレオによる立体的
音響効果によって臨場感のある高品質な通話が可能とな
る。また、音楽センターから、コンパクトディスクの様
な、高品質のディジタルオーディオをステレオの電話網
を通じて、加入者がステレオ電話機によってサービスを
受けることができる。
音響効果によって臨場感のある高品質な通話が可能とな
る。また、音楽センターから、コンパクトディスクの様
な、高品質のディジタルオーディオをステレオの電話網
を通じて、加入者がステレオ電話機によってサービスを
受けることができる。
【図１】本発明のステレオ電話装置のシステム図であ
る。
る。
【図２】本発明のステレオ電話装置の内部構成図であ
る。
る。
【図３】本発明のステレオ電話装置の外観図である。
【図４】ステレオ電話装置と他装置との接続を示す図で
ある。
ある。
【図５】ステレオ電話装置とネットワークによる音楽サ
ービス提供の状態を示す図である。
ービス提供の状態を示す図である。
【図６】ステレオ電話装置の接続ジャックを示す図であ
る。
る。
１…交換機 ２…加入者回路 ３…ステレオ信号線 ４ａ，４ｂ…ステレオ電話装置 ５…高品質音楽サービス装置
Claims (1)
- 【請求項１】右信号、左信号が含まれるステレオ信号を
送受信する通話回線に接続されるステレオ電話装置であ
って、これは、 右マイク、左マイクとから成るマイク部と、右スピー
カ、左スピーカとから成るスピーカ部とを有する送受話
手段と、 上記右マイク、左マイクからの音声信号をステレオ信号
に多重し、上記通話回線に送出すると共に、上記通話回
線からのステレオ信号を分離し、上記右スピーカ、左ス
ピーカに音声信号として送出し、上記送受話手段と上記
通話回線とのインタフェースを行なう通話手段と、を備
え、 臨場感ある電話通話を可能とすることを特徴とするステ
レオ電話装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5077725A JPH06268722A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | ステレオ電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5077725A JPH06268722A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | ステレオ電話装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06268722A true JPH06268722A (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=13641881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5077725A Pending JPH06268722A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | ステレオ電話装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06268722A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008043349A2 (de) | 2006-10-12 | 2008-04-17 | Andreas Max Pavel | Verfahren und vorrichtung zur aufnahme, übertragung und wiedergabe von schallereignissen für kommunikationsanwendungen |
| US9286913B2 (en) | 2010-03-30 | 2016-03-15 | Nec Corporation | Atmosphere expression word selection system, atmosphere expression word selection method, and program |
-
1993
- 1993-03-11 JP JP5077725A patent/JPH06268722A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008043349A2 (de) | 2006-10-12 | 2008-04-17 | Andreas Max Pavel | Verfahren und vorrichtung zur aufnahme, übertragung und wiedergabe von schallereignissen für kommunikationsanwendungen |
| WO2008043349A3 (de) * | 2006-10-12 | 2008-09-04 | Andreas Max Pavel | Verfahren und vorrichtung zur aufnahme, übertragung und wiedergabe von schallereignissen für kommunikationsanwendungen |
| JP2010506519A (ja) * | 2006-10-12 | 2010-02-25 | アンドレアス、マックス、パベル | 通信分野用のサウンドイベントを取得し、伝送し、および、再生するための処理および装置 |
| EA013670B1 (ru) * | 2006-10-12 | 2010-06-30 | Андреас Макс Павел | Способ и устройство для приема, передачи и воспроизведения звуковых событий для приложений связи |
| AP2298A (en) * | 2006-10-12 | 2011-10-31 | Andreas Max Pavel | Method and apparatus for recording, transmitting, and playing back sound events for communication applications. |
| US9286913B2 (en) | 2010-03-30 | 2016-03-15 | Nec Corporation | Atmosphere expression word selection system, atmosphere expression word selection method, and program |
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