JPH0626853U - 真空発生装置 - Google Patents

真空発生装置

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JPH0626853U
JPH0626853U JP4836893U JP4836893U JPH0626853U JP H0626853 U JPH0626853 U JP H0626853U JP 4836893 U JP4836893 U JP 4836893U JP 4836893 U JP4836893 U JP 4836893U JP H0626853 U JPH0626853 U JP H0626853U
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JP4836893U
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ハンスユルゲンス アヒム
ミオンスコヴスキー ゲアハルト
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ドイッチェ ネメクトロン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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Publication date
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    • A61H9/005Pneumatic massage
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 真空ポンプを用いて身体の表面に載置可能な
少なくとも2つの吸盤に真空を発生する装置を、より小
さく静かなポンプを使用でき、吸盤の当付けが容易であ
り、生体に対する危険および吸盤の落下が回避されるよ
うに改良する。 【構成】 吸盤11〜14に弁11.1,11.2〜1
4.1,14.2が、真空が一方の吸盤において発生さ
れ、他方の吸盤において解除されるように配属されかつ
弁を制御する制御ユニット3,26,27が設けられて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、少なくとも1つの真空ポンプを用いた、例えば電気治療法との関連 において使用するための、身体の表面に載置可能な少なくとも2つの吸盤または 吸着ヘッドに真空を発生するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
実用から公知の上記形式の装置では、真空ポンプに共通に接続されている複数 の吸盤において一定圧力の真空が生じるかまたは吸盤は前以って決めることがで きる脈動化リズムによって同相的に給気され、これにより付加的な吸込みマッサ ージが実施される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題点】
この種の公知の装置における欠点は、複数の吸盤を連続して当てるまたは離す 際に吸盤の真空がこの当て付けまたは引き離しによって影響を受けるということ である。第1の場合おのおのの吸盤における真空度は当てられる吸盤の数にした がって上昇し、第2の場合まだ当付けられている吸盤のおのおのにおける真空度 は低減される。第1の場合、ユーザが付けられた電極の数が上昇したときそれに 応じて真空度を手で低減しないとき、検査生体に対して危険が生じることを意味 する。第2の場合吸盤の所望しない落下を来すことがある。パルス形動作形式の 欠点は、複数の電流回路の場合殊に、これら電流回路において電極と皮膚との間 の接触抵抗が脈動リズム(パルスリズム)で同相に変化することである。つまり この場合このリズムで不都合なことに同相の電流強度変化、殊に上昇を来す。一 方パルスマッサージに伴って電流強度が変化することも不都合である。上記の接 触抵抗の変化は、電流源と結び付いた危険および欠点を排除するために、有利に も電気治療法において使用される電圧源を処理回路に使用した際に生じる。さら には上記公知の装置では、脈動すなわちパルス作動において給気の際失われる必 要な真空を4つすべての吸盤において発生するために、比較的大きな、したがっ て騒音の大きい、高価なポンプ装置が必要である。
【0004】 したがって本考案の課題は、上に挙げた欠点を回避すること、すなわちポンプ をより小さく、したがってより静かなポンプを使用して、吸着ヘッドの当て付け が容易になりかつ検査生体に対する危険並びに吸盤の落下が回避されるようにし た、冒頭に述べた形式の装置を提供することである。さらに吸盤を少なくとも対 毎に真空排気するかないし給気するかし、その際一度発生した真空を再び利用す るような比較的多数の変形を行うことができるようにしたい。
【0005】
【課題点を解決するための手段】
本考案によれば上記課題は冒頭に述べた形式の装置において、次のような特徴 事項によって解決される。すなわち吸盤に弁が、少なくとも2つの吸盤において 真空が発生ないし高められ、一方別の2つの吸盤において真空が解除ないし低減 されるように対応して配置しかつ前記弁を制御可能とする制御ユニットを設ける 。さらに本考案によれば吸盤内の真空度が上昇した場合、同じ電流回路の電極を 備えている、別の吸盤における真空度が相応に低減され、その結果同じ電流回路 の電極それぞれと皮膚との間の両方の接触抵抗の和は実質的に一定に維持される 。
【0006】
【考案の作用】
本考案によれば、従来必要であったものより小さいポンプの使用が可能になる 。というのはポンプは吸盤の一部分にしか真空を同時に発生する必要がないから であり、存在するすべての吸盤において発生する必要がないからである。ポンプ は磁石弁を介して前以って決められた所望の方法において、例えば順次ないし少 なくとも対毎に吸盤に接続される。同様にして吸盤は前以って決められた方法で 給気される。このために別の実施例によれば、吸盤に対する給気用に導管に弁が 設けられている。有利な実施例によれば弁は順次制御可能であり、その際殊に吸 盤は順次真空ポンプに接続可能である。吸盤は順次連続的にポンプに接続される 。したがって吸盤は相互に何の影響も有さずかつ当て着けられる電極または引き 離される吸盤の数に無関係に、ポンプの出力が僅かな場合にも従来の実施例に比 べると申し分なくくっつく。
【0007】 別の実施例によれば、第1電流回路の電極を備えた、複数の吸盤における真空 度が上昇した際別の電流回路の電極を備えた吸盤における真空度の低減が行われ 、その結果これにより生じる、それぞれの電極と皮膚との間の接触抵抗の変化に よって2つの電流回路における強度の反対方向の変化が惹き起こされる。例えば 、療法に対して所望の、所定の作用を得るために、この種の反対方向の強度変化 が電子的に発生される、干渉電流装置が公知である。
【0008】 種々異なった吸盤の電磁弁を介した制御は、干渉電流装置との協働において、 複数の回路において反対方向に変化する電流強度の増幅作用が生じるように行う ことができる。すなわち真空度の変化および電流強度の変化は、おのおのの処理 回路において同方向において実現され、その結果効果は増強される。有利な実施 例によれば、装置は脈動リズムの周波数および位相に関する干渉電流装置と協働 して、干渉電流装置の2つの電流回路に生じる強度変化によって調整可能である ようになっている。別の実施例は、吸盤が相互にだけ接続可能であるという特徴 を有している。これによって真空化、すなわち吸盤への一層高い真空化と環境に よる給気との間に中間相が導入され、一方4つすべての吸盤は相互間でのみ接続 され、給気装置には接続されない。これにより給気すべき吸盤は、排気すべき吸 盤から空気を吸込む。この実施例において、ポンプの出力を一層低減することが 可能になる。
【0009】 本考案の別の利点および特徴は、その他の請求項に記載されており、以下の説 明からも明らかである。
【0010】
【実施例】
次に本考案を図示の実施例につき図面を用いて詳細に説明する。
【0011】 図1に図示の本考案の装置1は、真空部2、電子部3および図示の実施例では 電子部3に対応して配属されている、干渉電流部4を有する。その際電子部はア ナログまたはデジタル形式に構成することができかつ殊にマイクロプロセッサお よび所属の接続および揮発性メモリを有することができる。真空部2は、真空ポ ンプ6、給気装置7および機械的に作用する真空終値調整設定装置8から成る。
【0012】 真空ポンプ6は図示の実施例において集合導管16並びに個別の吸盤11ない し14に対応して配設されている分岐導管11.1′ないし14.1′およびそ れぞれこれら分岐導管11.1′ないし14.1′に配設されている弁11.1 ないし14.1を介して全部で4つの吸盤11ないし14に空圧的に接続されて いる。弁11.1ないし14.1は制御線路21.1ないし24.1を介して電 子部、すなわち制御部3の電子制御システム26によって制御もしくは操作され る。その他図1の空気圧弁または真空導管は実線で示されており、一方電気的な 線路は破線で示されている。集合導管16に、真空値変換器17が接続されてお り、この変換器は真空集合導管16にその都度存在する真空度を電子的な制御シ ステム26に伝達する。
【0013】 吸盤11ないし14の、分岐導管11.1′ないし14.1′を介した真空ポ ンプとの接続の他に、おのおのの吸盤11ないし14はそれぞれ弁11.2ない し14.2が配設されている分岐導管11.2′ないし14.2′並びに共通の 集合導管18およびこの導管に設けられている、電子的な制御システム26によ って制御可能な換気弁19を介して給気装置7に接続されている。真空値調整設 定装置8並びに給気装置7は、後者は電子的な制御システム26によって制御可 能な連続的にないし別個に調整設定可能な調整素子20を介してだが、真空集合 導管16に接続されている。電子的な制御システムには、入力ユニット27が対 応して配属されている。入力ユニットによって本考案の装置の種々の作用経過を 調整設定するか、または前以って定めることができる。
【0014】 図示の実施例において個別の吸盤11ないし14は干渉電流装置4の電極31 ないし34を有する。電極はそれぞれ電気線路48ないし51を介してこの干渉 電流装置に接続されている。この種の干渉電流装置4は少なくとも2つの異なっ た電流回路46,47を有する。図示の実施例において吸盤11,12における 電極31,32は出力分岐または出力回路46の電極でありかつ吸盤13,14 の電極33,34は回路47の電極である。通例2つの回路46,47は装置に おいて電流的に分離されておりかつ周波数に関して前以って決められた周波数差 異を有し、この差によって電極が当て付けられた際に2つの回路の電流の重畳に よって生体にうなりが生じる。その際周波数差は固定としてもよいしまたは所定 のように可変とすることができる。しかし電流的な分離の代わりに、電流的な結 合を行うことも公知であり、その際例えば部分電極を設けることができ、そのう ちの1つが2つの回路に対応して配属されている。数個の回路、したがって多数 の吸盤の使用も考えられる。
【0015】 ところで本考案の装置は次のように動作し、その際個々のクロック時間におけ る調整部材の状態が示されている表1を用いて説明する。
【0016】
【表1】
【0017】 表1において、各記号は次の意味を表わしている: ti−時点 0−弁は遮断されている 1−弁は開放されている x−調整部材は、真空度終値予設定に相応して条件付きで、開放されている。
【0018】 使用の専門用語に対してさらに、次のことを決めておく。すなわち一義性の理 由から、個別流体導管が遮断されているかまたは通路が開放されているかどうか 、それに相応して短時間遮断ないし開放される弁ないし調整機構が応動すること を問題にする。この場合調整機構を切換える電気的な切換回路の切換状態は、問 題にしない。例えば真空ポンプによって集合導管16に前以って決められた固定 値の真空度にされる。第1の動作態様(固定真空度)において弁11.1ないし 14.1は電子制御システム26によって順次開放され、したがって順次に吸盤 31ないし34は真空ポンプに接続される。このことは図1および表1に示され ている通りである。時点t1において弁11.1は開放されており、したがって 吸盤11が真空ポンプ6に接続されており、時点t2においてこのことは弁12 .1したがって吸盤12に対して当て嵌まり、このことは時点t5で再び弁11 .1が開放され、したがって吸盤11が真空ポンプに接続されるように、循環的 に繰返される。その際表1において“0”は、弁が閉じている、すなわち遮断さ れていることを意味し、“1”は、その都度弁が開放されている、すなわちその 都度導管における通路を開放することを意味している。その際tiは、所定の持 続時間を表わすその都度の時点を理想的に示す。調整部材20における記号“x ”は、この部材が前以って決められた最大真空度に相応して調整設定されている ことを示している。その際真空度終値は、電子制御システム26からのデータ入 力を介して調整部材20によって定められるのではなく、付加的に機械的な真空 度終値調節装置によって定めることができる。図1に関連した表1からわかるよ うに、この動作態様ではすべての時点において弁11.2ないし14.2は閉じ られている。すなわちこれら弁は相互に接続されている導管11.2′ないし1 4.2′を遮断している。本考案のこの動作態様によって、吸盤が相互に直接影 響を及ぼし合わずかつさらに公知の実施例に比べてポンプの出力が小さい場合も 当て付けられる吸盤または引き離される吸盤の数に無関係に申し分なく吸いつく ようにすることが可能になる。すなわちこの動作態様において設けられた4つの 全部の吸盤を生体に当て付けず、そのうち2つまたは3つだけを当て付けるよう にすることもできる。
【0019】 別の動作態様において(脈動真空)、第1時相t1において弁11.1,12 .2,13.1および14.2が開放され、一方弁11.2,12.1,13. 2および14.1は遮断状態にとどまる。これにより、第1電流回路に対応して 配属されている吸盤11および第2電流回路47に対応して配属されている吸盤 13から空気が排気され、一方同時に第1電流回路46に対応して配属されてい る吸盤12および第2電流回路47に対応して配属されている吸盤14が給気さ れる。第2時相t2において弁11.1ないし14.1および19が遮断され、 弁11.2ないし14.2は同時に開放され、その結果全部の吸盤11ないし1 4は真空ポンプ6から切離されるが、吸盤11ないし14は相互に分岐導管11 .2′ないし14.2′および集合導管18を介して接続され、その際同時に弁 19の遮断により給気装置に対する切離しが生じる。したがってすべての吸盤に おいて真空度の均衡が計られる。第3時相t3において弁11.2,12.1, 13.2,14.1並びに19が開放されかつ弁11.1,12.2,13.1 および14.2が遮断され、その結果電流回路46の吸盤11および電流回路4 7の吸盤13は、給気装置7を介して給気され、一方電流回路46の吸盤12お よび電流回路47の吸盤14は集合導管16を介して真空ポンプ6に接続されて いる。第4時相t4は、第2時相t2に相応し、一方第5時相t5においてt1から の最初の経過が繰返される。この動作態様において脈動変化する真空化は2つの 回路の電流に何らの影響も及ぼさない。というのは同じ電流回路のそれぞれの電 極と皮膚との間の2つの接触抵抗の和は一定にとどまりかつなお2つの電流回路 における接触抵抗の和は同時に電気療法が実施されている際に同じ値を維持する 。
【0020】 図1に関する表1の脈動真空化IIに別の動作態様が示されている。この動作 態様は例えば干渉電流療法に対する中心周波数電流の使用の際に有利である。こ の場合第1の時点t1において、スイッチ11.1および12.1が開放され、 第1電流回路46に対応して配属されている2つの吸盤11,12は真空ポンプ 6に接続されており、一方対応して配属している弁11.2および12.2は遮 断している。時点t2ないしt4において弁11.1および12.1が遮断されか つ弁11.2および12.2が開放され、その結果第1電流回路46に対応して 配属する吸盤11,12は給気され、一方時点t5における接続は再び時点t1に おける状態と一致する。t6以下も同様に繰返される。同じ電流回路46に対応 して配属する2つの吸盤11,12におけるこの同方向に脈動する真空化によっ て、電極31,32と皮膚との間のそれぞれの接触抵抗の和、ひいてはこの分岐 から人体に供給される電流の強度は周期的に変化する。
【0021】 相応のやり方で、回路47の電極33,34と皮膚との間のそれぞれの接触抵 抗の和は周期的に変化し、その際この場合は時点t1で真空ポンプ6から到来す る導管内に配置されている弁13.1および14.1が遮断されており、給気弁 13.2,14.2は開放されているが、時点t3において弁13.1および1 4.1は開放され、したがって吸盤13,14は真空ポンプ6に接続されており 、その際給気弁13.2および14.2は遮断されている。中間時点t2および t4において第2電流回路47に対応して配属された吸盤13,14に所属する 弁の切換状態は電流回路46に対応して配属する吸盤11.12に所属する弁に 相応する。したがって第2電流回路47における、電極33,34と皮膚との間 のそれぞれの接触抵抗の和は、電流回路46における変化とは反対方向に変化す る。すなわち時点t1,t5において電流回路46における接触抵抗は最小であり かつ電流回路47における接触抵抗は最大であるが、このことは時点t3におい てまさしく反対となる。時点t2,t4では平衡状態が生じる。これに応じて給気 弁19も時点t1,t3,t5において開放され、これにより吸盤13,14の給 気(時点t1,t5)など吸盤11.12の給気(t3)を行うことができ、一方 給気弁19は時点t2およびt4において遮断されており、そこでは全部の吸盤1 1ないし14間で真空度の平衡状態が生じるようになっている。
【0022】 既述のように、これまで説明してきた動作態様において、そこで異なった回路 において一時的に変化する、電極と皮膚との間の接触抵抗を利用して2つの電流 回路において一時的な電流強度変化が惹起される。
【0023】 図2および図3において、本考案の装置の別の実施例が原理的にわかるように 略示されている。その際簡単にする理由から一方において弁の制御のための電子 部分および他方において必要に応じて電流療法に対する電子部分は省略されてい る。図1の要素と一致する部分には同じ番号を使用している。
【0024】 図2において吸盤11ないし14は、弁11.0ないし14.0が配設されて いる相応の流体導管11′−14′に接続されている。吸盤11,12,13, 14は相応に弁11および37,12および37,13および38,14および 38を介してポンプ6と接続可能である。さらに吸盤11,12,13,14は 同様弁11および36,12および36,13および39,14および39を介 して給気装置7に接続可能である。一方における2つの吸盤11,12および他 方における吸盤13,14の2つの分岐は、弁35を介して、場合により圧力平 衡を行うために相互に接続可能である。ポンプ6は図1の実施例と類似して調整 弁20を介して次のときに給気装置に接続することができる。それは例えばポン プの真空出力とは異なった、最大真空度より僅かな真空度を調整設定すべきとき である。弁20は、開閉弁として構成することができる。図2の実施例の作用経 過が少しだけ表2に示されている。
【0025】
【表2】
【0026】 例えば時点t1において弁11.0および弁37が閉じることができ、その結 果吸盤11はポンプ6によって負圧にされ、したがって例えば患者の人体に容易 に載置することができる。過大なポンプ出力を必要としない、或いはこの時点に おける吸盤11における負圧が不足することがないように、弁12.0は遮断さ れなければならない。同じことは弁35,36および38に対して当て嵌まり、 一方弁13.0,14.0および39の位置は強制的ではなく、むしろ相応の吸 盤13,14が場合に応じてその前に形成された真空度を維持するかまたは給気 されるべきかに依存している。この場合弁13.0および14.0は遮断してい ると見做され、これは弁がその前に形成された真空度を保持することである。同 じことは、弁13.0および14.0が開放されているときも生じるが、例えば この場合開放することができる弁39は閉じることになる。
【0027】 時点t2において吸盤12は開放された弁12.0および37を介してポンプ に接続されておりかつ排気され、一方遮断された弁11.0によって吸盤11に おける真空が保持される。時点t3およびt4においては弁13.0ないし14. 0により開放された弁38との組合せにおいて相応のことが生じる。弁20は調 整弁として最大の負圧を定めることができる。
【0028】 表2からさらに明らかである脈動真空は、吸盤11,12が電流回路の電極を 有するとき、表1から明らかな脈動真空IIに実質的に相応する。吸盤11,1 3が共通の電流回路の電極を有しかつ相応に吸盤12,14が別の電流回路の電 極を有するとき、状態は表1の脈動真空Iに相応して設定される。表2からわか るように、この動作態様において吸盤11ないし14に対応して配属する全部の 弁11.0ないし14.0が開放されかつ制御は弁35ないし39の切換によっ てのみ行われる。時点t1において吸盤11,12は弁37を介してポンプ6に 接続され、一方吸盤13,14は弁39を介して給気される。時点t2において 全部の吸盤間の圧力平衡が生じる。時点t3において弁36を介して吸盤11, 12が給気され、一方吸盤13,14は弁38を介して弁6に接続される。時点 t4において再び全部の吸盤間の圧力平衡が生じ、以下同様に繰返される。この 場合も弁20は調整弁として最大の負圧を定めることができる。
【0029】 図3の実施例において再びそれぞれの吸着ヘッド11ないし14は弁11.0 ないし14.0を介してポンプに共通に導かれている導管の分岐路16に接続さ れている。それぞれ2つの吸着ヘッド11ないし14の間に、圧力均衡弁41な いし43が配設されている。給気装置7に通じている導管には、給気弁44,4 5が設けられている。
【0030】 この実施例では第1の切換過程において、 時点t1で弁11.0を開放し、 時点t2で弁12.0を開放し、 時点t3で弁13.0を開放し、 時点t4で弁14.0を開放し、 一方(表1の“固定真空”と比較するために)すべて別の弁を遮断することによ って、個別の吸着ヘッド11ないし14における順次の真空度は図1の実施例の 場合と類似している。
【0031】 所謂脈動真空は、表2から明らかである真空度に相応する。時点t1において 吸盤11,12は弁11.0および41を介してポンプ6に接続され、すなわち 排気される。弁12.0の位置は、それ自体任意である。この弁はこの場合遮断 されているものとすれば、この弁を図示の動作態様において弁14.0と同様に 操作することが不要になる。上記時点t1において吸着ヘッド13,14は弁4 5および43を介して給気される。時点t2において弁41ないし43を介して 吸着ヘッド11ないし14の間に圧力均衡状態が生じ、一方すべての別の弁は遮 断されており、その結果吸着ヘッドは全体としてポンプ6からも給気装置からも 切離されている。時点t3において吸着ヘッド13および14は弁13.0,4 3を介して接続され、一方吸着ヘッド11,12は弁44を介して給気される。 時点t4において再び時点t2に相応して圧力平衡が生じる。弁20に関しては図 1および図2との関連において説明したことが当嵌まる。
【0032】 装置的にも、回路的にも必要に応じて勿論多様な変形が可能であるが、所望の 動作態様に関しても同じことがいえる。装置構成の具体的な実現にあたって、一 方ではどの動作態様が最もひんぱんに生じるかに依存し、他方では総じてどの動 作態様が実施されるべきであるかないしどの動作態様を断念することができるか に依存している。しかしあらゆる実施例において共通していることは、従来より 著しく小さなポンプ装置によって申し分のない真空を発生することができること である。
【0033】 本考案の装置は図示の実施例に限定されず、多種多様に変形することができる 。少なくとも所定の時点においてすべての吸着ヘッドが同時にポンプに接続され ていないこと、その結果少なくともこの種の時点において、比較的小さなポンプ を用いた技術水準に比べた場合最大の真空度を得ることができる。その際例えば 一方の電流回路における接触抵抗の平均の真空度に基づいて平均値に一定に保持 されるが、他方の電流回路において周期的に変化する。またこれにより僅かだが 最大のうなり(ビート)のストロークの延長を行うことができるようになり、そ の際その値は同様に周期的に変化する。吸盤の真空度を、電極31ないし34を 介して加わる電流の強度変化を順次行うようにして制御することもできる。表に はその都度個別値のみが生じるように示されているが、個々の吸盤における連続 的な真空度変化を行うこともでき、その際1つの吸盤における真空度の変化の時 間は、別の吸盤における例えば一時的な変化にオーバラップすることができる。 その際調整部材の制御はアナログおよびデジタルに行うことができ、デジタルの 場合例えばマイクロプロセッサを介してメモリに前以って決められている方法に おいて行うことができる。
【0034】 以上の説明、図面並びに実用新案登録請求の範囲に明らかにされた本考案の特 徴は、個別にもまた適当な組合せにおいても、本考案を種々の実施例において実 現するために重要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の装置の有利な実施例の概略図である。
【図2】別の実施例を主要なところだけ取り出して示す
概略図である。
【図3】さらに別の実施例を図2に相応して示す概略図
である。
【符号の説明】
1 真空発生装置、 2 真空部、 3 電子部、 4
干渉電流部、 6真空部、 7 給気装置、 8 真
空度終値設定装置、 11〜14 吸盤ないし吸着ヘッ
ド、 11.0〜14.0,11.1〜14.1,1
1.2〜14.2,19,20,35,41〜43 調
整部材、 11.1′〜14.1′ 接続ないし分岐導
管、 11.2′〜14.2′ 給気導管、 17 真
空値変換器、 18 集合導管、 26 電子制御シス
テム、 27 入力ユニット、31〜34 電極、 4
6,47 電流回路

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの真空ポンプを用いて、
    身体の表面に載置可能な少なくとも2つの吸盤または吸
    着ヘッドに真空を発生するための装置において、吸盤
    (11ないし14)に弁(11.0ないし14.0;1
    1.1,11.2ないし14.1,14.2)が、少なくと
    も2つの吸盤において真空が発生ないし高められ、一方
    別の2つの吸盤において真空が解除ないし低減されるよ
    うに対応して配属されておりかつ前記弁(11.0ない
    し14.0,11.1,11.2ないし14.1,14.
    2)を制御可能である制御ユニット(3,26,27)
    が設けられていることを特徴とする真空発生装置。
  2. 【請求項2】 おのおのの吸盤に少なくとも1つの弁
    (11.0ないし14.0,11.1,11.2ないし1
    4.1,14.2)が対応して配属されている請求項1記
    載の真空発生装置。
  3. 【請求項3】 吸着ヘッド(11ないし14)に少なく
    とも1つの複数の弁が対応して配属されている請求項1
    または2記載の真空発生装置。
  4. 【請求項4】 弁(11.0ないし14.0;11.1な
    いし14.1)は、それぞれの吸盤(11ないし14)
    に通じる真空ポンプ(6)の接続導管(11.1′ない
    し14.1′)に配設されている請求項1から3までの
    いづれか1項記載の真空発生装置。
  5. 【請求項5】 弁(11.2ないし14.2)は、吸着ヘ
    ッドに対する給気導管(11.2′ないし14.2′)に
    設けられている請求項1から4までのいづれか1項記載
    の真空発生装置。
  6. 【請求項6】 おのおのの弁(11.0ないし14.0,
    11.1,11.2ないし14.1,14.2)は順次制御
    可能である請求項1から5までのいづれか1項記載の真
    空発生装置。
  7. 【請求項7】 吸盤(11ないし14)は順次ないし少
    なくとも対毎に真空ポンプ(6)に接続可能である請求
    項6記載の真空発生装置。
  8. 【請求項8】 吸盤(11ないし14)が少なくとも1
    つの電流回路の電極(31ないし34)を有しており、
    前記少なくとも1つの電流回路において、吸盤(11)
    における真空度の上昇の際同じ電流回路の1つの電極
    (32)を備えている別の吸盤における真空度は相応に
    低減され、その結果同じ電流回路の電極それぞれ(3
    1,32)と皮膚との間のそれぞれの2つの接触抵抗の
    和が実質的に一定に維持される請求項1記載の真空発生
    装置。
  9. 【請求項9】 吸盤(11ないし14)が少なくとも1
    つの電流回路の電極(31ないし34)を有しており、
    その際第1の電流回路(46)の電極(31,32)を
    備えている複数の吸盤(11,12)における真空度の
    上昇の際、別の電流回路(47)の電極(33,34)
    を備えている吸盤(13,14)における真空度の低減
    が生じる請求項8記載の真空発生装置。
  10. 【請求項10】 吸盤(11ないし14)は弁(11.
    2ないし14.2;11.0ないし14.0,35;41
    ないし43)を介して時間的に相互接続可能である請求
    項8または9記載の真空発生装置。
  11. 【請求項11】 真空発生装置は、周波数および位相に
    関する干渉電流装置(4)と協働して、該干渉電流装置
    (4)の2つの電流回路(46,47)に生じる強度変
    化によって調節可能である請求項8から10までのいづ
    れか1項記載の真空発生装置。
  12. 【請求項12】 弁は、多路弁を有する請求項8から1
    1までのいづれか1項記載の真空発生装置。
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