JPH06268430A - フェイズドアレーアンテナ - Google Patents
フェイズドアレーアンテナInfo
- Publication number
- JPH06268430A JPH06268430A JP5050729A JP5072993A JPH06268430A JP H06268430 A JPH06268430 A JP H06268430A JP 5050729 A JP5050729 A JP 5050729A JP 5072993 A JP5072993 A JP 5072993A JP H06268430 A JPH06268430 A JP H06268430A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phased array
- array antenna
- radiating
- phase shifters
- plural
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的製造コストが安価なフェイズドアレー
アンテナを提供する。 【構成】 複数の放射素子1が一定間隔で平面内に配列
された複数の放射部と、複数の放射部にそれぞれ接続さ
れた複数の移相器3と、複数の移相器3に接続された電
力分配器(あるいは電力結合器)4とを具備し、アンテ
ナビームを1次元的に電子走査するフェイズドアレーア
ンテナにおいて、複数の放射部のうち少なくとも1つ以
上の放射部2−2は、2分割されてそれぞれ異なる移相
器3、3に接続される。
アンテナを提供する。 【構成】 複数の放射素子1が一定間隔で平面内に配列
された複数の放射部と、複数の放射部にそれぞれ接続さ
れた複数の移相器3と、複数の移相器3に接続された電
力分配器(あるいは電力結合器)4とを具備し、アンテ
ナビームを1次元的に電子走査するフェイズドアレーア
ンテナにおいて、複数の放射部のうち少なくとも1つ以
上の放射部2−2は、2分割されてそれぞれ異なる移相
器3、3に接続される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、レーダーとし
て用いられるアンテナビームを1次元的に電子走査する
フェイズドアレーアンテナに関する。
て用いられるアンテナビームを1次元的に電子走査する
フェイズドアレーアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】図2に、従来の技術によるフェイズドア
レーアンテナの構成を示す。このフェイズドアレーアン
テナ21は、複数の放射素子1が一定間隔で平面内に配
列され、この放射素子1は列毎にまとめて接続されて放
射部22を構成している。この放射部22はそれぞれ移
相器3に接続され、その各移相器3は電力分配器(ある
いは電力結合器)4に接続されている。
レーアンテナの構成を示す。このフェイズドアレーアン
テナ21は、複数の放射素子1が一定間隔で平面内に配
列され、この放射素子1は列毎にまとめて接続されて放
射部22を構成している。この放射部22はそれぞれ移
相器3に接続され、その各移相器3は電力分配器(ある
いは電力結合器)4に接続されている。
【0003】このように構成されるフェイズドアレーア
ンテナ21は、移相器3の移相量を制御することによ
り、x−z面内においてそのアンテナビームを1次元的
に電子走査することができる。
ンテナ21は、移相器3の移相量を制御することによ
り、x−z面内においてそのアンテナビームを1次元的
に電子走査することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の技術によるフェイズドアレーアンテナでは、例えば
レーダーとして用いられる場合、その放射素子の個数は
通常数百、また移相器の個数は数十となり、特に移相器
は高価であるので、アンテナ全体の製造コストが高くな
るという欠点があった。
来の技術によるフェイズドアレーアンテナでは、例えば
レーダーとして用いられる場合、その放射素子の個数は
通常数百、また移相器の個数は数十となり、特に移相器
は高価であるので、アンテナ全体の製造コストが高くな
るという欠点があった。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であって、比較的製造コストが安価なフェイズドアレー
アンテナを提供することを目的とする。
であって、比較的製造コストが安価なフェイズドアレー
アンテナを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるフェイズド
アレーアンテナは、例えば、図1に示すように、複数の
放射素子1が一定間隔で平面内に配列された複数の放射
部と、複数の放射部にそれぞれ接続された複数の移相器
3と、複数の移相器3に接続された電力分配器(あるい
は電力結合器)4とを具備し、アンテナビームを1次元
的に電子走査するフェイズドアレーアンテナにおいて、
複数の放射部のうち少なくとも1つ以上の放射部2−2
は、2分割されてそれぞれ異なる移相器3、3に接続さ
れてなるものである。
アレーアンテナは、例えば、図1に示すように、複数の
放射素子1が一定間隔で平面内に配列された複数の放射
部と、複数の放射部にそれぞれ接続された複数の移相器
3と、複数の移相器3に接続された電力分配器(あるい
は電力結合器)4とを具備し、アンテナビームを1次元
的に電子走査するフェイズドアレーアンテナにおいて、
複数の放射部のうち少なくとも1つ以上の放射部2−2
は、2分割されてそれぞれ異なる移相器3、3に接続さ
れてなるものである。
【0007】
【作用】この本発明の構成によれば、放射部2−2で
は、その放射部2−2がそれぞれ接続された異なる移相
器3、3に接続されている各放射部2−1、2−1の信
号が空間的に合成され、その合成された信号の位相はそ
れぞれの位相の中間値となり、従ってフェイズドアレー
アンテナの基本的な機能は維持される。すなわち、アン
テナの性能を大きく損なうことなく、複数の放射部のう
ち少なくとも1つ以上の放射部2−2の個数だけ移相器
を減らすことができ、アンテナ全体の製造コストを低減
することが可能になるものである。
は、その放射部2−2がそれぞれ接続された異なる移相
器3、3に接続されている各放射部2−1、2−1の信
号が空間的に合成され、その合成された信号の位相はそ
れぞれの位相の中間値となり、従ってフェイズドアレー
アンテナの基本的な機能は維持される。すなわち、アン
テナの性能を大きく損なうことなく、複数の放射部のう
ち少なくとも1つ以上の放射部2−2の個数だけ移相器
を減らすことができ、アンテナ全体の製造コストを低減
することが可能になるものである。
【0008】
【実施例】以下に、本発明フェイズドアレーアンテナの
一実施例について図1を参照して説明する。このフェイ
ズドアレーアンテナ11は、複数の放射素子1が一定間
隔で平面内に配列され、この放射素子1は列毎にまとめ
て接続されて第1の放射部2−1及び第2の放射部2−
2を構成している。第1の放射部2−1は、各々移相器
3に接続され、第2の放射部2−2は、2分割されてそ
れぞれ隣合う他の2つの第1の放射部2−1、2−1に
包括されて、それぞれの移相器3、3に接続される。各
々の移相器3、3は、電力分配器(あるいは電力結合
器)4に接続される。
一実施例について図1を参照して説明する。このフェイ
ズドアレーアンテナ11は、複数の放射素子1が一定間
隔で平面内に配列され、この放射素子1は列毎にまとめ
て接続されて第1の放射部2−1及び第2の放射部2−
2を構成している。第1の放射部2−1は、各々移相器
3に接続され、第2の放射部2−2は、2分割されてそ
れぞれ隣合う他の2つの第1の放射部2−1、2−1に
包括されて、それぞれの移相器3、3に接続される。各
々の移相器3、3は、電力分配器(あるいは電力結合
器)4に接続される。
【0009】このように構成されるフェイズドアレーア
ンテナ11において、第2の放射部2−2では、それぞ
れ隣合う第1の放射部2−1、2−1の信号が空間的に
合成され、その合成された信号の位相はそれぞれの位相
の中間値となり、従ってフェイズドアレーアンテナの基
本的な機能は維持されることとなる。すなわち、移相器
3の移相量を制御することにより、x−z面内において
そのアンテナビームを電子走査することができる。
ンテナ11において、第2の放射部2−2では、それぞ
れ隣合う第1の放射部2−1、2−1の信号が空間的に
合成され、その合成された信号の位相はそれぞれの位相
の中間値となり、従ってフェイズドアレーアンテナの基
本的な機能は維持されることとなる。すなわち、移相器
3の移相量を制御することにより、x−z面内において
そのアンテナビームを電子走査することができる。
【0010】本実施例では、第2の放射部2−2は、放
射部の3列毎に1列ずつ設けられているので、例えば放
射素子の並び、即ち、放射部が18列の場合、その移相
器3の個数は従来例に比較して3分の2である12個と
なる。なお、第2の放射部2−2は、基本的に放射部の
何列毎に1列ずつ設けても良いが、放射部の2列毎に1
列ずつ設けた場合はグレーティングローブのレベルが大
きくなって、アンテナの性能の劣化が比較的大きくなる
ので、放射部の3列毎以上に1列ずつ設けた方が良い。
射部の3列毎に1列ずつ設けられているので、例えば放
射素子の並び、即ち、放射部が18列の場合、その移相
器3の個数は従来例に比較して3分の2である12個と
なる。なお、第2の放射部2−2は、基本的に放射部の
何列毎に1列ずつ設けても良いが、放射部の2列毎に1
列ずつ設けた場合はグレーティングローブのレベルが大
きくなって、アンテナの性能の劣化が比較的大きくなる
ので、放射部の3列毎以上に1列ずつ設けた方が良い。
【0011】また、本発明は、上記した実施例に限ら
ず、本発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り
うることは勿論である。
ず、本発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り
うることは勿論である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フェイズドアレーアンテナにおいて、アンテナの性能を
大きく損なうことなく移相器の個数を低減でき、従って
アンテナ全体の製造コストを安くすることができる。
フェイズドアレーアンテナにおいて、アンテナの性能を
大きく損なうことなく移相器の個数を低減でき、従って
アンテナ全体の製造コストを安くすることができる。
【図1】本発明フェイズドアレーアンテナの一実施例の
構成を示す線図
構成を示す線図
【図2】従来の技術によるフェイズドアレーアンテナの
構成を示す線図
構成を示す線図
1 放射素子 2−1 第1の放射部 2−2 第2の放射部 3 移相器 4 電力分配器(あるいは電力結合器) 11 フェイズドアレーアンテナ
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の放射素子が一定間隔で平面内に配
列された複数の放射部と、上記複数の放射部にそれぞれ
接続された複数の移相器と、上記複数の移相器に接続さ
れた電力分配器あるいは電力結合器とを具備し、アンテ
ナビームを1次元的に電子走査するフェイズドアレーア
ンテナにおいて、 上記複数の放射部のうち少なくとも1つ以上の放射部
は、2分割されてそれぞれ異なる移相器に接続されてな
ることを特徴とするフェイズドアレーアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5050729A JPH06268430A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | フェイズドアレーアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5050729A JPH06268430A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | フェイズドアレーアンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06268430A true JPH06268430A (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=12866947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5050729A Pending JPH06268430A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | フェイズドアレーアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06268430A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000029496A (ko) * | 1999-01-22 | 2000-05-25 | 스카이게이트 인터내셔널 테크놀로지 엔브이 | 위상제어장치 |
CN105428814A (zh) * | 2015-12-31 | 2016-03-23 | 徐兆东 | 一种用于检测低空、慢速、小目标雷达的微带天线阵列 |
-
1993
- 1993-03-11 JP JP5050729A patent/JPH06268430A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000029496A (ko) * | 1999-01-22 | 2000-05-25 | 스카이게이트 인터내셔널 테크놀로지 엔브이 | 위상제어장치 |
CN105428814A (zh) * | 2015-12-31 | 2016-03-23 | 徐兆东 | 一种用于检测低空、慢速、小目标雷达的微带天线阵列 |
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