JPH06266291A - 看 板 - Google Patents
看 板Info
- Publication number
- JPH06266291A JPH06266291A JP7879593A JP7879593A JPH06266291A JP H06266291 A JPH06266291 A JP H06266291A JP 7879593 A JP7879593 A JP 7879593A JP 7879593 A JP7879593 A JP 7879593A JP H06266291 A JPH06266291 A JP H06266291A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signboard
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- window
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- Road Signs Or Road Markings (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 歩道や車道上に立てられた看板において、そ
の裏側に子供などがいたとしても認識することができる
看板を提供する。 【構成】 枠体2と、該枠体2に張設される標示板3と
により構成されるものであって、該標示体3には窓部4
が設けられている。
の裏側に子供などがいたとしても認識することができる
看板を提供する。 【構成】 枠体2と、該枠体2に張設される標示板3と
により構成されるものであって、該標示体3には窓部4
が設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工事用標示板や立て看
板等の看板の構造に関するものである。
板等の看板の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路工事現場には、建築条例に基づく標
示用、協力依頼用、その他各種の標示がされている。構
造についても、保安フェンス等に立て掛ける形式のも
の、電柱等に掛止する形式のもの、等々があるが、そう
した中に、立て看板2枚を上辺で回動自在に連結したよ
うな構造の、言わば「自立タイプ」の看板がある。
示用、協力依頼用、その他各種の標示がされている。構
造についても、保安フェンス等に立て掛ける形式のも
の、電柱等に掛止する形式のもの、等々があるが、そう
した中に、立て看板2枚を上辺で回動自在に連結したよ
うな構造の、言わば「自立タイプ」の看板がある。
【0003】ここには、建築条例に基づく標示の場合で
あれば、告知のために必要な「工事の種類」「工事区
間」「工事期間」「工事施工者名」「工事許可年月日」
「工事許可番号」等が明記されており、大きさとしては
幅1m、高さ 1.3m程度のものが多い。また、「○○米
さき道路工事中につき御協力下さい。○○警察署」とい
った、自動車運転者に工事を予告する標示板の場合に
は、走行中の自動車から容易に認識し得る大きくて間隔
をあけた字にする必要もあるし、目立ちやすいものでな
ければ効果が低いので、高さを2m近くとしたものも多
く見られる。
あれば、告知のために必要な「工事の種類」「工事区
間」「工事期間」「工事施工者名」「工事許可年月日」
「工事許可番号」等が明記されており、大きさとしては
幅1m、高さ 1.3m程度のものが多い。また、「○○米
さき道路工事中につき御協力下さい。○○警察署」とい
った、自動車運転者に工事を予告する標示板の場合に
は、走行中の自動車から容易に認識し得る大きくて間隔
をあけた字にする必要もあるし、目立ちやすいものでな
ければ効果が低いので、高さを2m近くとしたものも多
く見られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、目立ちやす
く且つ標示内容が理解しやすいものにしようとすれば、
どうしても看板箇所は対歩行者用であれば通行路上の通
行人の視線付近に、対自動車用であれば車道上の運転者
の視線付近にあるのが良いということになる。また看板
の大きさは、大きければ大きいほど良いということにな
る。従って、実際設置されているものは、走行中の自動
車の視界の中にできるだけ大きくなるように極く車道に
近い位置にあることが多い。
く且つ標示内容が理解しやすいものにしようとすれば、
どうしても看板箇所は対歩行者用であれば通行路上の通
行人の視線付近に、対自動車用であれば車道上の運転者
の視線付近にあるのが良いということになる。また看板
の大きさは、大きければ大きいほど良いということにな
る。従って、実際設置されているものは、走行中の自動
車の視界の中にできるだけ大きくなるように極く車道に
近い位置にあることが多い。
【0005】これは、子供の飛び出しによる事故を助長
することになる。身長が低い老人や子供は、このような
看板の向う側にいると走行している自動車からは全く見
ることができないからである。
することになる。身長が低い老人や子供は、このような
看板の向う側にいると走行している自動車からは全く見
ることができないからである。
【0006】さらに、面積が大きくて背の高い看板が車
道近くに置かれているという状況は強風によって看板が
倒れてしまって事故の原因になる可能性が高いことを意
味するものであるが、これを防止する手段としては、固
定構造物にくくりつけたり、おもりを取設して倒れにく
くしたりしているが、看板自体の構造についての工夫は
凝らされていないというのが実情であった。
道近くに置かれているという状況は強風によって看板が
倒れてしまって事故の原因になる可能性が高いことを意
味するものであるが、これを防止する手段としては、固
定構造物にくくりつけたり、おもりを取設して倒れにく
くしたりしているが、看板自体の構造についての工夫は
凝らされていないというのが実情であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者は上記諸
点に鑑み鋭意研究の結果遂に本発明看板を完成させたも
のであり、その特徴とするところは、枠体と、該枠体に
張設される標示体とにより構成されるものであって、該
標示体には窓部が設けられている点にある。
点に鑑み鋭意研究の結果遂に本発明看板を完成させたも
のであり、その特徴とするところは、枠体と、該枠体に
張設される標示体とにより構成されるものであって、該
標示体には窓部が設けられている点にある。
【0006】ここで「枠体」とは、本発明看板の骨格に
相当する部材であり、次に述べる標示体を張設固定する
と共に、それが自立するタイプのものであれ、どこかに
立て掛けるタイプのものであれ自身の形状を保持するこ
とを目的としている。また、既述した立て看板2枚を上
辺で回動自在に連結したような構造の、言わば「自立タ
イプ」の看板の場合には、通常4本の脚が、本発明で定
義する枠体と連続する形で設けられていることが多い
が、本発明に係る看板はそのような脚やその他の付属物
を具備することを妨げるものではない。
相当する部材であり、次に述べる標示体を張設固定する
と共に、それが自立するタイプのものであれ、どこかに
立て掛けるタイプのものであれ自身の形状を保持するこ
とを目的としている。また、既述した立て看板2枚を上
辺で回動自在に連結したような構造の、言わば「自立タ
イプ」の看板の場合には、通常4本の脚が、本発明で定
義する枠体と連続する形で設けられていることが多い
が、本発明に係る看板はそのような脚やその他の付属物
を具備することを妨げるものではない。
【0007】「標示体」は、告知するための文字やイラ
ストその他を記載した板状のものである。通常は、ベニ
ヤ板や鉄板等剛性のある、即ちそれのみで板状となった
ものが使用されることが多いが、布や薄いプラスチック
シート等可撓性が大きく、枠体に固定して初めて板状と
なるものであってもその概念に含むものとする。また
「標示」は、工事現場への設置段階で記入されることも
あり、商品として販売される段階では何等記載されてい
ない場合も含めるものとする。
ストその他を記載した板状のものである。通常は、ベニ
ヤ板や鉄板等剛性のある、即ちそれのみで板状となった
ものが使用されることが多いが、布や薄いプラスチック
シート等可撓性が大きく、枠体に固定して初めて板状と
なるものであってもその概念に含むものとする。また
「標示」は、工事現場への設置段階で記入されることも
あり、商品として販売される段階では何等記載されてい
ない場合も含めるものとする。
【0008】「窓部」は、標示体に設けられたものであ
り、孔である。従って、標示体の一部を透明とした窓状
のものを含むものではない。大きさや形状について特に
限定するものではないが、本発明の目的に好適に沿うと
いう意味では、標示体の幅方向に長い方が良いし、また
高さについても子供の存在が明らかになり易いように看
板の下端位置から70cm程度の高さにあるのが好まし
い。また、標示体が完全に2分割されたものであって
も、該2つに分割された標示体が枠体内に収まっている
限り、両者間にある隔たりは「窓部」であるとする。な
お、窓部の高さは、横長のものの場合で、高さ 100〜 2
00 mm 程度が向う側を見ることができ、しかも一連のも
のとしての告知効果も期待できるので好適である。
り、孔である。従って、標示体の一部を透明とした窓状
のものを含むものではない。大きさや形状について特に
限定するものではないが、本発明の目的に好適に沿うと
いう意味では、標示体の幅方向に長い方が良いし、また
高さについても子供の存在が明らかになり易いように看
板の下端位置から70cm程度の高さにあるのが好まし
い。また、標示体が完全に2分割されたものであって
も、該2つに分割された標示体が枠体内に収まっている
限り、両者間にある隔たりは「窓部」であるとする。な
お、窓部の高さは、横長のものの場合で、高さ 100〜 2
00 mm 程度が向う側を見ることができ、しかも一連のも
のとしての告知効果も期待できるので好適である。
【0009】
【実施例】以下図面に示す実施例に基づいて本発明を更
に詳細に説明する。
に詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の一例を示すものであり、
図より明らかなように本発明に係る看板1は、道路占用
使用許可証内容を告知するために工事現場に設置される
看板であり、上辺で回動自在となった二つの枠体2、2
のそれぞれの表面に、スチール製の標示体3を張設した
幅約 1,100mm、高さ約 1,300mmのものである。標示体3
の中央付近には、幅約 1,000mm、高さ約 150mmという横
長の窓部4が刻設されている。また標示体3の表面に
は、該窓部4によって分割される形で告知事項が記載さ
れている。
図より明らかなように本発明に係る看板1は、道路占用
使用許可証内容を告知するために工事現場に設置される
看板であり、上辺で回動自在となった二つの枠体2、2
のそれぞれの表面に、スチール製の標示体3を張設した
幅約 1,100mm、高さ約 1,300mmのものである。標示体3
の中央付近には、幅約 1,000mm、高さ約 150mmという横
長の窓部4が刻設されている。また標示体3の表面に
は、該窓部4によって分割される形で告知事項が記載さ
れている。
【0011】窓部4は、図1の例の場合、標示体3にま
ず長方形状に孔をあけた上で、少しずつ切込みを入れた
後その部分のスチールを折曲させて、切断部に触れた指
が切れたりしないようにしているが、図2の如く標示体
3を予め上下に2分割されているように形成しておき、
これらを窓部4に相当する距離だけ離反させて枠体2に
固定するようにしても良い。その場合、標示体上側部3
1の下辺側と標示体下側部32の上辺側に相当する箇所
に桟5が当たるように枠体2を作っておくと、指を切っ
たりしにくくなると共に、強度面で優れ、風に吹かれて
音を立てたりもしなくなって便利である。
ず長方形状に孔をあけた上で、少しずつ切込みを入れた
後その部分のスチールを折曲させて、切断部に触れた指
が切れたりしないようにしているが、図2の如く標示体
3を予め上下に2分割されているように形成しておき、
これらを窓部4に相当する距離だけ離反させて枠体2に
固定するようにしても良い。その場合、標示体上側部3
1の下辺側と標示体下側部32の上辺側に相当する箇所
に桟5が当たるように枠体2を作っておくと、指を切っ
たりしにくくなると共に、強度面で優れ、風に吹かれて
音を立てたりもしなくなって便利である。
【0012】なお、本例の場合には、裏面側にもこれと
同じ位置に窓部4を有する標示体2が張設されているた
め、本発明看板1越しに向う側を見ることができる範囲
が小さいので窓部4の高さを約 150mmとしたが、裏側に
標示体2の存在しないタイプの看板(図3)の場合に
は、例えば 100mm程度の高さの窓部としても充分子供の
存在を確認できる。
同じ位置に窓部4を有する標示体2が張設されているた
め、本発明看板1越しに向う側を見ることができる範囲
が小さいので窓部4の高さを約 150mmとしたが、裏側に
標示体2の存在しないタイプの看板(図3)の場合に
は、例えば 100mm程度の高さの窓部としても充分子供の
存在を確認できる。
【0013】なお窓部4の形状は、横長が最も効果的で
あるが、意匠上の理由その他によって他の形状としても
良い。例えば、図4(a)のように縦長のもの、(b)
のように十字形のもの、(c)のように円形孔を並べた
もの、等々が考えられる。
あるが、意匠上の理由その他によって他の形状としても
良い。例えば、図4(a)のように縦長のもの、(b)
のように十字形のもの、(c)のように円形孔を並べた
もの、等々が考えられる。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る看板は、枠体と、該枠体に張設される標示体とにより
構成されるものであって、該標示体には窓部が設けられ
ていることを特徴とするものであり、従来はその標示体
の向う側は完全に覆われているため、背の高い看板に隠
れた子供が道路に飛び出してきても、飛び出て来るまで
全く視認できないため非常に危険であったのに対し、看
板の向う側が窓部越しに見えるため危険性が軽減でき、
また、突風が当たった場合にはこの窓部から風の一部が
逃げることになるため倒れにくくなる、夜間などの状況
下では看板があるため照明があっても影ができるが窓部
があれば明るい部分ができる、など種々の効果を有する
実用上非常に有用な発明である。
る看板は、枠体と、該枠体に張設される標示体とにより
構成されるものであって、該標示体には窓部が設けられ
ていることを特徴とするものであり、従来はその標示体
の向う側は完全に覆われているため、背の高い看板に隠
れた子供が道路に飛び出してきても、飛び出て来るまで
全く視認できないため非常に危険であったのに対し、看
板の向う側が窓部越しに見えるため危険性が軽減でき、
また、突風が当たった場合にはこの窓部から風の一部が
逃げることになるため倒れにくくなる、夜間などの状況
下では看板があるため照明があっても影ができるが窓部
があれば明るい部分ができる、など種々の効果を有する
実用上非常に有用な発明である。
【図1】本発明に係る看板の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る看板の窓部に関する他の実施例を
示す一部を切欠した斜視図である。
示す一部を切欠した斜視図である。
【図3】本発明に係る看板の更に他の実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図4】(a)(b)(c)は、それぞれ窓部の形状に
ついての他の実施例を示すすべて平面図である。
ついての他の実施例を示すすべて平面図である。
1 看板 2 枠体 3 標示体 31 標示体上側部 32 標示体下側部 4 窓部 5 桟
Claims (1)
- 【請求項1】 枠体と、該枠体に張設される標示板とに
より構成されるものであって、該標示体には窓部が設け
られていることを特徴とする看板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07879593A JP3230064B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 看 板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07879593A JP3230064B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 看 板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06266291A true JPH06266291A (ja) | 1994-09-22 |
JP3230064B2 JP3230064B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=13671809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07879593A Expired - Fee Related JP3230064B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 看 板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3230064B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101886617B1 (ko) * | 2017-03-13 | 2018-09-10 | 한국도로공사 | 시인성 및 풍압 안전성을 가진 도로 표지판 |
-
1993
- 1993-03-11 JP JP07879593A patent/JP3230064B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101886617B1 (ko) * | 2017-03-13 | 2018-09-10 | 한국도로공사 | 시인성 및 풍압 안전성을 가진 도로 표지판 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3230064B2 (ja) | 2001-11-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
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