JPH06265507A - 炭酸ガス計測装置 - Google Patents

炭酸ガス計測装置

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Publication number
JPH06265507A
JPH06265507A JP5053696A JP5369693A JPH06265507A JP H06265507 A JPH06265507 A JP H06265507A JP 5053696 A JP5053696 A JP 5053696A JP 5369693 A JP5369693 A JP 5369693A JP H06265507 A JPH06265507 A JP H06265507A
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JP
Japan
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gas
carbon dioxide
concentration
sensor
concentrator
Prior art date
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Application number
JP5053696A
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English (en)
Inventor
Takashi Yoshida
吉田  隆
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH06265507A publication Critical patent/JPH06265507A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡便でかつ安価な民生機器としての炭
酸ガス計測装置を提供する。 【構成】 本発明の炭酸ガス計測装置は、所定量の大気
を吸引収納する第1ガス収納器14と、上流側の上方か
ら対角線上に炭酸ガスの透過率の高い高分子膜からなる
炭酸ガス分離膜22が設けられているガス濃縮器20
と、炭酸ガス濃度を測定するための気体伝導式センサ2
8が配設されている第2ガス収納器26と、気体伝導式
センサ28によって検知された炭酸ガス濃度と予め測定
しておいたガス濃縮器20における炭酸ガス濃縮率とか
ら吸引した大気中の炭酸ガス濃度を算出する演算処理手
段30と、演算処理手段30にとって算出された炭酸ガ
ス濃度は指示計32を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は炭酸ガス計測装置、特に
簡便かつ安価に製造できる炭酸ガス計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】炭酸ガス計測装置は、現行ではビル等の
施設内に設置され、施設内の炭酸ガス濃度を管理する際
に使用されている。通常、ビルの炭酸ガス管理基準は1
000ppmであり、次に示すような装置によって炭酸
ガス濃度を測定していた。
【0003】図18には、従来の炭酸ガス計測装置の一
例が示されている。すなわち、従来の炭酸ガス計測装置
は、赤外線センサ204の上面に、炭酸ガス(特にCO
2 )固有の吸収波長領域(例えば4.3μm)を透過す
る光学フィルタ202が配設され、この光学フィルタ2
02の上方には、炭酸ガス固有の吸収波長領域の赤外線
を発生するヒータ200が設けられている。
【0004】従って、炭酸ガスが赤外線の光路内に導入
されると、炭酸ガス濃度に応じて光学フィルタ202を
通過する赤外線量が変化する。このため、赤外線センサ
204から出力される透過光量値が変化する。
【0005】図19には、従来の炭酸ガス計測装置の炭
酸ガス算出方法の概要を示すグラフが示されている。ま
た、入射光量と透過光量の関係は、周知のランベルト・
ベールの法則により以下のような関係である。
【0006】すなわち、 I=I0 ・exp(−α・c・l) I0 :入射光量 、I:透過光量 、α:ガスの吸収係
数、c:ガス濃度 、l:吸収光路長 上記の式より、赤外線センサ204において、透過光量
値がI1 mAの場合には炭酸ガス濃度はG1 ppmと算
出され、透過光量値がI2 mAの場合には炭酸ガス濃度
はG2 ppmと算出される。
【0007】上記のような装置において、大気中の炭酸
ガス濃度が微量な場合でも、正確に測定することが可能
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
装置は、製造コストが高く、更に装置が大型であった。
民間の居住空間における炭酸ガス濃度の測定というニー
ズが、従来からあったのにも拘らず、そのような装置が
民間に導入されなかったのは、コストの面及び装置自体
の大きさに問題があったからである。
【0009】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、比較的簡便でかつ安価な民
生機器としての炭酸ガス計測装置を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る炭酸ガス計測装置は以下のような特徴
を有する。
【0011】(1)吸引した大気中に含有する炭酸ガス
のみを選択的に濃縮する炭酸ガス濃縮手段と、炭酸ガス
が濃縮された大気中の炭酸ガス濃度を検出するガスセン
サ手段と、検出された炭酸ガス濃度と所定の炭酸ガス濃
縮率とから前記吸引した大気中に含有する炭酸ガス濃度
を算出する演算処理手段と、を有する。
【0012】(2)一定時間吸引された大気を収納する
第1ガス収納器と、前記第1ガス収納器から流出させた
大気中の炭酸ガス濃度を濃縮する炭酸ガス分離膜をその
内部に備えたガス濃縮器と、前記ガス濃縮器によって炭
酸ガス濃度が濃縮された気体中の炭酸ガス濃度を検出す
るガスセンサをその内部に備えた第2ガス収納器と、前
記ガスセンサが検出した炭酸ガス濃度と、前記ガス濃縮
器における炭酸ガス濃縮率とから前記吸引した大気中の
炭酸ガス濃度を算出する演算器と、を有する。 (3)一定時間吸引された大気を収納する第1ガス収納
器と、前記第1ガス収納器から流出させた大気中の炭酸
ガス濃度を濃縮する炭酸ガス分離膜をその内部に備えた
ガス濃縮器と、前記ガス濃縮器によって炭酸ガス濃度が
濃縮された気体中の炭酸ガス濃度を検出する気体熱伝導
式センサと、前記気体熱伝導式センサをその内部に備え
た第2ガス収納器と、前記気体熱伝導式センサが検出し
た炭酸ガス濃度と、前記ガス濃縮器における炭酸ガス濃
縮率とから前記吸引した大気中の炭酸ガス量を算出する
演算器と、前記演算器によって算出された炭酸ガス濃度
を表示する指示計と、を有する。
【0013】(4)一定時間吸引された大気を収納する
第1ガス収納器と、前記第1ガス収納器から流出させた
大気中の炭酸ガス濃度を濃縮する炭酸ガス分離膜をその
内部に備えたガス濃縮器と、前記ガス濃縮器によって炭
酸ガス濃度が濃縮された気体中の炭酸ガス濃度を検出す
るガスセンサであって、該センサ検知部先端にシリカゲ
ルなどの吸湿手段が設けられているガスセンサと、前記
ガスセンサをその内部に備えた第2ガス収納器と、前記
ガスセンサが検出した炭酸ガス濃度と、前記ガス濃縮器
における炭酸ガス濃縮率とから前記吸引した大気中の炭
酸ガス量を算出する演算器と、を有する。
【0014】(5)一定時間吸引された大気を収納する
第1ガス収納器と、前記第1ガス収納器から流出させた
大気中の炭酸ガス濃度を濃縮する炭酸ガス分離膜をその
内部に備えたガス濃縮器と、前記ガス濃縮器によって炭
酸ガス濃度が濃縮された気体中の炭酸ガス濃度を検出す
る気体熱伝導式センサであって、該気体熱伝導式センサ
表面を加熱する加熱手段と、前記加熱手段に印加される
印加電圧を制御する制御手段とを有する気体熱伝導式セ
ンサと、前記気体熱伝導式センサをその内部に備えた第
2ガス収納器と、前記気体熱伝導式センサが検出した炭
酸ガス濃度と、前記ガス濃縮器における炭酸ガス濃縮率
とから前記吸引した大気中の炭酸ガス量を算出する演算
器と、を有する。
【0015】(6)吸引した大気中に含有する炭酸ガス
のみを選択的に濃縮する炭酸ガス濃縮手段と、炭酸ガス
が濃縮された大気中の酸素濃度を検出するガスセンサ手
段と、検出された酸素濃度と炭酸ガス濃縮時における酸
素・窒素・炭酸ガスの分圧変化の関係とから前記吸引し
た大気中に含有する炭酸ガス量を算出する演算処理手段
と、を有する。
【0016】(7)一定時間吸引された大気を収納する
第1ガス収納器と、前記第1ガス収納器から流出させた
大気中の炭酸ガス濃度を濃縮する炭酸ガス分離膜をその
内部に備えたガス濃縮器と、前記ガス濃縮器によって炭
酸ガス濃度が濃縮された気体中の酸素濃度を検出するガ
スセンサをその内部に備えた第2ガス収納器と、前記ガ
スセンサが検出した酸素濃度と、前記ガス濃縮器におけ
る濃縮時の酸素・窒素・炭酸ガスの分圧変化の関係とか
ら前記吸引した大気中の炭酸ガス濃度を算出する演算器
と、を有する。
【0017】(8)一定時間吸引された大気を収納する
第1ガス収納器と、前記第1ガス収納器から流出させた
大気中の炭酸ガス濃度を濃縮する炭酸ガス分離膜をその
内部に備えたガス濃縮器と、前記ガス濃縮器によって炭
酸ガス濃度が濃縮された気体中の酸素濃度を検出するガ
ルバニ電池式酸素センサと、前記ガルバニ電池式酸素セ
ンサをその内部に備えた第2ガス収納器と、前記ガルバ
ニ電池式酸素が検出した酸素濃度と、前記ガス濃縮器に
おける濃縮時の酸素・窒素・炭酸ガスの分圧変化の関係
とから前記吸引した大気中の炭酸ガス濃度を算出する演
算器と、前記演算器によって算出された炭酸ガス濃度を
表示する指示計と、を有する。
【0018】(9)一定時間吸引された大気を収納する
第1ガス収納器と、前記第1ガス収納器から流出させた
大気中の炭酸ガス濃度を濃縮する炭酸ガス分離膜をその
内部に備えたガス濃縮器と、前記ガス濃縮器によって炭
酸ガス濃度が濃縮された気体中の酸素濃度を検出するガ
スセンサであって、該センサ検知部先端にシリカゲルな
どの吸湿手段が設けられているガスセンサと、前記ガス
センサをその内部に備えた第2ガス収納器と、前記ガス
センサが検出した炭酸ガス濃度と、前記ガス濃縮器にお
ける濃縮時の酸素・窒素・炭酸ガスの分圧変化の関係と
から前記吸引した大気中の炭酸ガス量を算出する演算器
と、を有する。
【0019】
【作用】上記(1)の構成によれば、炭酸ガス濃縮手段
を有しているので、従来の炭酸ガスセンサにおいても、
微量の炭酸ガス濃度を正確に測定することができる。ま
た、演算処理手段により、間接的に吸引した大気中の炭
酸ガス濃度を算出することができる。
【0020】上記(2)及び(7)の構成によれば、一
定時間吸引された大気を収納する第1の収納器を有して
いるので、常時炭酸ガス濃度が変化する大気において、
ある一定時間における炭酸ガス濃度を正確に測定するこ
とができる。
【0021】上記(3)の構成によれば、ガスセンサ手
段を気体熱伝導式センサにしたことにより、空気と炭酸
ガスとの熱伝導率の差を検知して簡易に炭酸ガス濃度を
測定することができる。また、炭酸ガス濃度を指示計に
表示することとしたので、使用者は容易に現状の大気の
炭酸ガス濃度を知ることができる。
【0022】上記(4)及び(9)の構成によれば、ガ
スセンサ検知部の先端にシリカゲル等の吸湿手段を設け
ているので、大気中の含まれる水蒸気を取り除くことが
でき、より炭酸ガス測定の精度を向上させることができ
る。
【0023】上記(5)の構成によれば、炭酸ガスを検
出する気体伝導式センサの表面を加熱する手段と、この
加熱手段に印加される印加電圧を制御する制御手段とを
有するので、大気中に含まれるダストによるセンサの劣
化に伴う炭酸ガス濃度の誤測定を防止することができ
る。
【0024】上記(6)の構成によれば、炭酸ガス濃度
が濃縮された大気中の酸素濃度を検出するガスセンサ手
段としたことにより、簡易なセンサを用いて、大気中の
数十%を占める酸素濃度を容易に精度よく測定すること
ができる。また、濃縮時の酸素・窒素・炭酸ガスの分圧
変化を考慮する演算手段を用いているので、正確に炭酸
ガス濃度を算出することができる。
【0025】上記(8)の構成によれば、ガスセンサ手
段をガルバニ電池式センサにしたことにより、大気に含
まれる酸素の電気化学反応を利用して簡易に酸素濃度を
測定することができる。また、濃縮時の酸素・窒素・炭
酸ガスの分圧変化を考慮する演算器を用いているので、
正確に炭酸ガス濃度を算出することができる。更に、炭
酸ガス濃度を指示計に表示することとしたので、使用者
は容易に現状の大気の炭酸ガス濃度を知ることができ
る。
【0026】
【実施例】以下に、本発明の好適な実施例を図面に基づ
いて説明する。
【0027】図1は、本発明に係る炭酸ガス計測装置の
概略的構成を示すブロック図である。
【0028】図1に示すように、本発明の炭酸ガス計測
装置は、第1ガス収納器14の上流に、第1流量ポンプ
10と第1電磁バルブ12が設けられており、一方第1
ガス収納器14の下流に、第2電磁バルブ18が設けら
れている。この第2電磁バルブ18を「開」にしてリー
クさせながら、第1流量ポンプ10を「ON」にし第1
電磁バルブ12を「開」にすることにより、所定量の大
気が第1ガス収納器14に吸引される。
【0029】また、ガス濃縮器20の上流には、第2流
量ポンプ16が設けられ、一方下流には第3流量ポンプ
24が設けられている。ガス濃縮器20内には、大気流
入口に大気中のダストを除去するダストフィルタ21
と、上流側の上方から対角線上に炭酸ガスの透過率の高
い高分子膜からなる炭酸ガス分離膜22が設けられてい
る。
【0030】従って、第1ガス収納器14内に所定量の
大気が収納されると、第1流量ポンプ10は「OF
F」、第1電磁バルブ12及び第2電磁バルブ18は
「閉」にされ、第2流量ポンプ16は「ON」にされ
て、第1ガス収納器14内の大気がガス濃縮器20に加
圧流出させる。一方、第3流量ポンプ24は、第2流量
ポンプ16が「ON」にされると同時に「ON」にされ
る。これにより、ガス濃縮器20の炭酸ガス分離膜22
を両側の圧力差が生じて、ガス濃縮器20に流入した大
気中の炭酸濃度を炭素ガス分離膜22を介して濃縮する
ことができる。なお、このとき若干リークさせながら行
う。炭酸ガス分離膜22については、後述する。ガス濃
縮器20の下流には、第2ガス収納器26が設けられ、
第2ガス収納器26内には、炭酸ガス濃度を測定するた
めの気体伝導式センサ28が設けられている。そこで、
ガス濃縮器20によって炭酸ガス濃度が濃縮された大気
は、第3流量ポンプ24によって第2ガス収納器26に
流出され、気体伝導式センサ28によって検知された炭
酸ガス濃度は電気信号に変えられて演算処理器30に出
力される。演算処理器30は、気体伝導式センサ28に
よって検知された炭酸ガス濃度と、予め測定しておいた
ガス濃縮器20における炭酸ガス濃縮率とから吸引した
大気中の炭酸ガス濃度を算出する。演算処理器30にと
って算出された炭酸ガス濃度は指示計32によって使用
者に表示される。
【0031】図2には、図1に示す炭酸ガス計測装置の
構成の動作のタイミングチャートが示されている。すな
わち、上述したように、大気を吸引する際(T1 )に
は、第1流量ポンプ10を「ON」し、第1電磁バルブ
12及び第2電磁バルブ18を「開」にする。そして、
所定量吸引後炭酸ガス濃度を濃縮する際(T2 )には、
第1流量ポンプ10を「OFF」し、第1電磁バルブ1
2及び第2電磁バルブ18を「閉」する。これと同時に
第2流量ポンプ16及び第32流量ポンプ24は「O
N」にする。気体伝導式センサ28は、炭酸ガス濃度が
濃縮された大気が充分第2ガス収納器26に充満するま
で待ってから短時間(T3 、例えば数msec.)「ON」
され、炭酸ガス濃度が測定される。
【0032】図3には、炭酸ガス分離膜22の気体分離
メカニズムが示されている。また、図4には、炭酸ガス
分離膜22による濃縮特性が示されている。
【0033】すなわち、炭酸ガス分離膜22における炭
酸ガスの透過量Qは、以下のような式で表される。
【0034】Q=P・(P1 −P2 )・A・t/l Q:炭酸ガスの透過量 、P:分離膜固有の透過係数
、P1 −P2 :炭酸ガス分離膜の両側の気体分圧差
、A:分離膜の透過面積 、t:透過時間 、l:膜
厚 図3より明らかなように、分離膜固有の透過係数(P)
が大きくかつ膜厚(l)が薄い炭酸ガス分離膜を用い、
炭酸ガス分離膜の両側の気体分圧差(P1 −P2 )を大
きくことによって、炭酸ガスの濃縮率を大きくすること
ができる。
【0035】これにより、吸引した大気中のppmオー
ダーの炭酸ガス濃度(C1 、C2 )を%オーダー
(C1 ′、C2 ′)にすることができる。
【0036】図7には、気体伝導式センサにおける出力
特性が示されている。グラフより明らかなように、炭酸
ガス濃度0〜100%における出力(mA)は直線関係
にあり、精度よくガス濃度を測定することができる。
【0037】しかしながら、大気中の炭酸ガス濃度は、
通常1000ppmくらいであり、0.1%付近では、
必ずしも上記のガス濃度と出力とは直線関係とはならな
い。そこで、本発明の特徴は、ガス濃度と出力とが直線
関係となるガス濃度まで、大気中の炭酸ガス濃度を濃縮
し、さらに簡易なガスセンサである気体伝導式センサを
用いても精度よく測定できるようにしたことである。
【0038】図5には、気体伝導式センサの構成が示さ
れている。そして、図5(a)には、気体伝導式センサ
28の斜視図が示され、図5(b)には、気体伝導式セ
ンサの検知素子Sの断面図が示されている。図6には、
気体伝導式センサの基本回路が示されている。
【0039】気体伝導式センサ28は、図5(b)に示
されるように、白金線42のコイル上に熱容量を大きく
するためのアルミナ44が塗布され、ガラスコーティン
グ材40で不活性処理され、その先端に白金線42が突
出しているガス検知素子Sと、上記構造と同様にガラス
コーティング材40で不活性処理され、その内部に気体
分圧が既知の標準空気が封入され、白金線42が突出し
ていない温度補償素子Cとからなる。
【0040】そして、気体伝導式センサは、空気の熱伝
導率58×10-3cal cm-1 sec-1 deg-1と炭酸ガス(C
2 )の熱伝導率34×10-3cal cm-1 sec-1 deg-1
の比率の差を利用している。すなわち、予め電気的に加
熱した白金線42のコイルに測定ガスが触れることによ
って、その気体の熱伝導により吸熱され、白金線42の
コイルの温度が変化するいことを利用して、炭酸ガス濃
度を検出している。この温度変化は図7に示すようにう
ほぼ比例であることから、図6に示すブリッジ回路の偏
差電圧として炭酸ガス濃度を取り出すことができる。
【0041】図8には、ガルバニ電池式酸素センサ50
の構造を示す断面図が示されている。また、図9には、
ガルバニ電池式酸素センサ50の構成回路が示されてい
る。
【0042】ガルバニ電池式酸素センサ50は、図8に
示すように電極表面における酸素の電気化学反応を利用
したものであり、隔膜72からなる酸素電極を正極と
し、鉛負極78と酸性電解液74とを用いる酸素・鉛電
池から構成されている。センサ素子80の正極と負極と
の間に温度補償用サーミスタ60と補正抵抗52とが接
続され、放電させた際に電池の端子電圧(E)が酸素濃
度に応じて図10に示すようにリニアに変化する。従っ
て、気体伝導式センサの代わりにガルバニ電池式酸素セ
ンサを用いて、炭酸ガス濃度が濃縮され大気中に含まれ
る酸素濃度を正確に測定することができる。このため、
後述するように間接的に炭酸ガス濃度を求めることがで
きる。
【0043】図11は、ガスセンサに吸湿手段が設けら
れた状態を示す断面図である。図11(a)は、気体伝
導式センサ28に吸湿手段が設けられた状態を示す断面
図であり、図11(b)は、ガルバニ電池式酸素センサ
50に吸湿手段が設けられた状態を示す断面図である。
【0044】図11(a)に示されているように、気体
伝導式センサ28はホルダ90内に収納され、そのホル
ダ90の先端であって炭酸ガス濃縮大気が流入する方向
にSUSメッシュフィルタ94に挟まれたシリカゲル9
2が収納されている。同様に、図11(b)に示すガル
バニ電池式酸素センサ50にも吸湿手段が設けられてい
る。
【0045】図12には、ガスセンサにおける吸湿手段
を設けた場合と設けていない場合の出力電圧の変化が示
されている。一点破線は吸引手段がない場合を示し、実
線は吸引手段がある場合を示している。
【0046】図12より明らかなように、吸湿手段を設
けている場合には、湿度が上昇しても電圧変化はない
が、吸湿手段を設けていない場合には、炭酸ガス濃度が
一定であっても徐々に電圧が変化してしまう。従って、
吸湿手段を設けることにより、測定誤差を防止すること
ができる。
【0047】図13には、演算処理器30の構成を示す
ブロック図である。また、図14には、図13の第1信
号処理回路100及び第2信号処理回路102の演算方
法を説明する図が示されている。
【0048】演算処理器30は、気体伝導式センサ28
から出力される信号の出力電圧(V1 mA、V2 mA)
から濃縮され大気の炭酸ガス濃度(C1 ′%、C2
%)を算出する第1信号処理回路100と、所定の炭酸
ガス濃縮率と算出された炭酸ガス濃度(C1 ′%、
2 ′%)から大気中の炭酸ガス濃度(C1 ′ppm、
2′ppm)を算出する第2信号処理回路102とを
有する。
【0049】これにより、濃縮された大気を用いて居住
空間中の大気の炭酸ガス濃度を測定することができる。
なお、ガルバニ電池式酸素センサ50を用いる場合に
は、第1信号処理回路100に、予め濃縮時の酸素・窒
素・炭酸ガスの分圧比が入力されている。これにより、
濃縮大気中の炭酸ガス濃度を算出することができる。
【0050】図15には、気体伝導式センサにおけるヒ
ートクリーニング手段の回路が示されている。また、図
16には、ヒートクリーニング時のスイッチSWとヒー
タ電圧のタイミングチャートが示されている。図17に
は、ヒートクリーニング手段を設けた場合と設けなかっ
た場合の炭酸ガス濃度とセンサ出力の関係が示されてい
る。二点破線は、ヒートクリーニング手段を用いなかっ
た場合を示し、一点破線は、ヒートクリーニング手段を
用いた場合を示し、実線は、初期の出力状態を示してい
る。
【0051】大気中には、微量のダストが含まれてお
り、周知のようにセンサのヒータの熱伝導率を変化させ
る原因となる。そこで、図15に示すように、電圧調整
用抵抗R1 、R2 及びヒータ電圧調整用抵抗R3 を設
け、スイッチSWのON/OFFすることによって、通
常炭酸ガス測定時(例えば5V)より高い温度にヒータ
を加熱することができる。これにより、図17に示すよ
うに、ヒートクリーニング手段を用いた場合は、初期と
ほぼ同様の測定感度にセンサを保つことができる。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明に係る炭酸ガス計測
装置によれば、炭酸ガス濃縮手段を有しているので、従
来の炭酸ガスセンサにおいても、微量の炭酸ガス濃度を
正確に測定することができる。また、演算処理手段を組
み合わせたことにより、間接的に吸引した大気中の炭酸
ガス濃度を算出することができる。
【0053】また、一定時間吸引された大気を収納する
第1の収納器を有しているので、常時炭酸ガス濃度が変
化する大気において、ある一定時間における炭酸ガス濃
度を正確に測定することができる。
【0054】更に、ガスセンサ手段を気体熱伝導式セン
サにしたことにより、空気と炭酸ガスとの熱伝導率の差
を検知して簡易に炭酸ガス濃度を測定することができ
る。また、炭酸ガス濃度を指示計に表示することとした
ので、使用者は容易に現状の大気の炭酸ガス濃度を知る
ことができる。
【0055】また、ガスセンサ検知部の先端にシリカゲ
ル等の吸湿手段を設けているので、大気中の含まれる水
蒸気を取り除くことができ、より炭酸ガス測定の精度を
向上させることができる。
【0056】また、炭酸ガスを検出する気体伝導式セン
サの表面を加熱する手段と、この加熱手段に印加される
印加電圧を制御する制御手段とを有するので、大気中に
含まれるダストによるセンサの熱伝導率の変化に伴う炭
酸ガス濃度の誤測定を防止することができる。
【0057】炭酸ガス濃度が濃縮された大気中の酸素濃
度を検出するガスセンサ手段としたことにより、簡易な
センサを用いて、大気中の数十%を占める酸素濃度を容
易に精度よく測定することができる。また、濃縮時の酸
素・窒素・炭酸ガスの分圧変化を考慮する演算手段を用
いているので、正確に炭酸ガス濃度を算出することがで
きる。
【0058】また、ガスセンサ手段をガルバニ電池式セ
ンサにしたことにより、大気に含まれる酸素の電気化学
反応を利用して簡易に酸素濃度を測定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る炭酸ガス計測装置の概略的構成を
示すブロック図である。
【図2】図1に示す炭酸ガス計測装置の構成の動作のタ
イミングチャートである。
【図3】炭酸ガス分離膜の気体分離メカニズムを説明す
る図である。
【図4】炭酸ガス分離膜による濃縮特性を説明する図で
ある。
【図5】気体伝導式センサの構成を示す図である。
【図6】気体伝導式センサの基本回路図である。
【図7】気体伝導式センサにおける出力特性を説明する
図である。
【図8】ガルバニ電池式酸素センサの構造を示す断面図
である。
【図9】ガルバニ電池式酸素センサの構成回路図であ
る。
【図10】ガルバニ電池式酸素センサにおける酸素濃度
出力特性を説明する図である。
【図11】ガスセンサに吸湿手段が設けられた状態を示
す断面図である。
【図12】ガスセンサに吸湿手段を設けた場合と設けて
いない場合の出力電圧の変化を説明する図である。
【図13】演算処理器の構成を示すブロック図である。
【図14】図13の第1信号処理回路及び第2信号処理
回路の演算方法を説明する図である。
【図15】気体伝導式センサにおけるヒートクリーニン
グ手段の回路図である。
【図16】ヒートクリーニング時のスイッチSWとヒー
タ電圧のタイミングチャートである。
【図17】ヒートクリーニング手段の有無による出力特
性の相違を説明する図である。
【図18】従来の炭酸ガス計測装置の構成図である。
【図19】従来の炭酸ガス計測装置の炭酸ガス算出方法
の概要を示すグラフである。
【符号の説明】
10 第1流量ポンプ 12 第1電磁バルブ 14 第1ガス収納器 16 第2流量ポンプ 18 第2電磁バルブ 20 ガス濃縮器 21 ダストフィルタ 22 炭酸ガス分離膜 24 第3電磁バルブ 26 第2ガス収納器 28 気体伝導式センサ 30 演算処理器 32 指示計

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引した大気中に含有する炭酸ガスのみ
    を選択的に濃縮する炭酸ガス濃縮手段と、 炭酸ガスが濃縮された大気中の炭酸ガス濃度を検出する
    ガスセンサ手段と、 検出された炭酸ガス濃度と所定の炭酸ガス濃縮率とから
    前記吸引した大気中に含有する炭酸ガス濃度を算出する
    演算処理手段と、 を有することを特徴とする炭酸ガス計測装置。
  2. 【請求項2】 一定時間吸引された大気を収納する第1
    ガス収納器と、 前記第1ガス収納器から流出させた大気中の炭酸ガス濃
    度を濃縮する炭酸ガス分離膜をその内部に備えたガス濃
    縮器と、 前記ガス濃縮器によって炭酸ガス濃度が濃縮された気体
    中の炭酸ガス濃度を検出するガスセンサをその内部に備
    えた第2ガス収納器と、 前記ガスセンサが検出した炭酸ガス濃度と、前記ガス濃
    縮器における炭酸ガス濃縮率とから前記吸引した大気中
    の炭酸ガス濃度を算出する演算器と、 を有することを特徴とする炭酸ガス計測装置。
  3. 【請求項3】 一定時間吸引された大気を収納する第1
    ガス収納器と、 前記第1ガス収納器から流出させた大気中の炭酸ガス濃
    度を濃縮する炭酸ガス分離膜をその内部に備えたガス濃
    縮器と、 前記ガス濃縮器によって炭酸ガス濃度が濃縮された気体
    中の炭酸ガス濃度を検出する気体熱伝導式センサと、 前記気体熱伝導式センサをその内部に備えた第2ガス収
    納器と、 前記気体熱伝導式センサが検出した炭酸ガス濃度と、前
    記ガス濃縮器における炭酸ガス濃縮率とから前記吸引し
    た大気中の炭酸ガス量を算出する演算器と、 前記演算器によって算出された炭酸ガス濃度を表示する
    指示計と、 を有することを特徴とする炭酸ガス計測装置。
  4. 【請求項4】 一定時間吸引された大気を収納する第1
    ガス収納器と、 前記第1ガス収納器から流出させた大気中の炭酸ガス濃
    度を濃縮する炭酸ガス分離膜をその内部に備えたガス濃
    縮器と、 前記ガス濃縮器によって炭酸ガス濃度が濃縮された気体
    中の炭酸ガス濃度を検出するガスセンサであって、該セ
    ンサ検知部先端にシリカゲルなどの吸湿手段が設けられ
    ているガスセンサと、 前記ガスセンサをその内部に備えた第2ガス収納器と、 前記ガスセンサが検出した炭酸ガス濃度と、前記ガス濃
    縮器における炭酸ガス濃縮率とから前記吸引した大気中
    の炭酸ガス量を算出する演算器と、 を有することを特徴とする炭酸ガス計測装置。
  5. 【請求項5】 一定時間吸引された大気を収納する第1
    ガス収納器と、 前記第1ガス収納器から流出させた大気中の炭酸ガス濃
    度を濃縮する炭酸ガス分離膜をその内部に備えたガス濃
    縮器と、 前記ガス濃縮器によって炭酸ガス濃度が濃縮された気体
    中の炭酸ガス濃度を検出する気体熱伝導式センサであっ
    て、該気体熱伝導式センサ表面を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段に印加される印加電圧を制御する制御手段
    とを有する気体熱伝導式センサと、 前記気体熱伝導式センサをその内部に備えた第2ガス収
    納器と、 前記気体熱伝導式センサが検出した炭酸ガス濃度と、前
    記ガス濃縮器における炭酸ガス濃縮率とから前記吸引し
    た大気中の炭酸ガス量を算出する演算器と、 を有することを特徴とする炭酸ガス計測装置。
  6. 【請求項6】 吸引した大気中に含有する炭酸ガスのみ
    を選択的に濃縮する炭酸ガス濃縮手段と、 炭酸ガスが濃縮された大気中の酸素濃度を検出するガス
    センサ手段と、 検出された酸素濃度と炭酸ガス濃縮時における酸素・窒
    素・炭酸ガスの分圧変化の関係とから前記吸引した大気
    中に含有する炭酸ガス量を算出する演算処理手段と、 を有することを特徴とする炭酸ガス計測装置。
  7. 【請求項7】 一定時間吸引された大気を収納する第1
    ガス収納器と、 前記第1ガス収納器から流出させた大気中の炭酸ガス濃
    度を濃縮する炭酸ガス分離膜をその内部に備えたガス濃
    縮器と、 前記ガス濃縮器によって炭酸ガス濃度が濃縮された気体
    中の酸素濃度を検出するガスセンサをその内部に備えた
    第2ガス収納器と、 前記ガスセンサが検出した酸素濃度と、前記ガス濃縮器
    における濃縮時の酸素・窒素・炭酸ガスの分圧変化の関
    係とから前記吸引した大気中の炭酸ガス濃度を算出する
    演算器と、 を有することを特徴とする炭酸ガス計測装置。
  8. 【請求項8】 一定時間吸引された大気を収納する第1
    ガス収納器と、 前記第1ガス収納器から流出させた大気中の炭酸ガス濃
    度を濃縮する炭酸ガス分離膜をその内部に備えたガス濃
    縮器と、 前記ガス濃縮器によって炭酸ガス濃度が濃縮された気体
    中の酸素濃度を検出するガルバニ電池式酸素センサと、 前記ガルバニ電池式酸素センサをその内部に備えた第2
    ガス収納器と、 前記ガルバニ電池式酸素が検出した酸素濃度と、前記ガ
    ス濃縮器における濃縮時の酸素・窒素・炭酸ガスの分圧
    変化の関係とから前記吸引した大気中の炭酸ガス濃度を
    算出する演算器と、 前記演算器によって算出された炭酸ガス濃度を表示する
    指示計と、 を有することを特徴とする炭酸ガス計測装置。
  9. 【請求項9】 一定時間吸引された大気を収納する第1
    ガス収納器と、 前記第1ガス収納器から流出させた大気中の炭酸ガス濃
    度を濃縮する炭酸ガス分離膜をその内部に備えたガス濃
    縮器と、 前記ガス濃縮器によって炭酸ガス濃度が濃縮された気体
    中の酸素濃度を検出するガスセンサであって、該センサ
    検知部先端にシリカゲルなどの吸湿手段が設けられてい
    るガスセンサと、 前記ガスセンサをその内部に備えた第2ガス収納器と、 前記ガスセンサが検出した炭酸ガス濃度と、前記ガス濃
    縮器における濃縮時の酸素・窒素・炭酸ガスの分圧変化
    の関係とから前記吸引した大気中の炭酸ガス量を算出す
    る演算器と、 を有することを特徴とする炭酸ガス計測装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017167580A (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 Tdk株式会社 火災検知装置
FR3065287A1 (fr) * 2017-04-13 2018-10-19 Peugeot Citroen Automobiles Sa Capteur de gaz a element sensible chauffant
CN114813616A (zh) * 2022-06-29 2022-07-29 四川富临新能源科技有限公司 检测磷酸铁锂中碳含量的设备和方法
WO2023067955A1 (ja) * 2021-10-18 2023-04-27 新東工業株式会社 ガス測定器

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