JPH0626339B2 - ルーティング表学習方式 - Google Patents
ルーティング表学習方式Info
- Publication number
- JPH0626339B2 JPH0626339B2 JP28716887A JP28716887A JPH0626339B2 JP H0626339 B2 JPH0626339 B2 JP H0626339B2 JP 28716887 A JP28716887 A JP 28716887A JP 28716887 A JP28716887 A JP 28716887A JP H0626339 B2 JPH0626339 B2 JP H0626339B2
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- JP
- Japan
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- node
- address
- terminal
- routing table
- registered
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 23
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数のノード局及びそれらを結合する伝送路か
らなるバックボーンネットワークと、各ノード局に接続
され、端末を収容するサブネットワークとからなる複合
ローカルエリアネットワークのノード局に於けるルーテ
ィング表学習方式に関する。
らなるバックボーンネットワークと、各ノード局に接続
され、端末を収容するサブネットワークとからなる複合
ローカルエリアネットワークのノード局に於けるルーテ
ィング表学習方式に関する。
複合ローカルエリアネットワークの各ノード局に設けら
れ、各ノード局のノードアドレスと各ノード局に接続さ
れているサブネットワーク上の端末の端末アドレスとが
対応して登録されるルーティング表の内容を学習により
変更する従来のルーティング表学習方式は、自ノード局
に接続されているサブネットワーク上の端末からのパケ
ットを受信したノード局に、パケットの送信元端末の端
末アドレスが自ノード局内のルーティング表に登録され
ているか否かを判定する処理と、未登録であると判定さ
れることにより、ルーティング表に上記送信元端末の端
末アドレスと自ノード局のノードアドレスとを対応させ
て登録し、その後、登録したデータをバックボーンネッ
トワーク上の他のノード局に同報通知パケットにより通
知する処理とを行なわせ、同報通知パケットを受信した
ノード局に、上記同報通知パケットに含まれるデータを
自ノード局のルーティング表に追加する処理を行なわせ
ることにより、ルーティング表の内容を変更するように
している。
れ、各ノード局のノードアドレスと各ノード局に接続さ
れているサブネットワーク上の端末の端末アドレスとが
対応して登録されるルーティング表の内容を学習により
変更する従来のルーティング表学習方式は、自ノード局
に接続されているサブネットワーク上の端末からのパケ
ットを受信したノード局に、パケットの送信元端末の端
末アドレスが自ノード局内のルーティング表に登録され
ているか否かを判定する処理と、未登録であると判定さ
れることにより、ルーティング表に上記送信元端末の端
末アドレスと自ノード局のノードアドレスとを対応させ
て登録し、その後、登録したデータをバックボーンネッ
トワーク上の他のノード局に同報通知パケットにより通
知する処理とを行なわせ、同報通知パケットを受信した
ノード局に、上記同報通知パケットに含まれるデータを
自ノード局のルーティング表に追加する処理を行なわせ
ることにより、ルーティング表の内容を変更するように
している。
また、従来のルーティング表学習方式に於いては、ルー
ティング表の各登録データをタイマによって管理し、登
録されてから一定期間が経過した登録データをルーティ
ング表から削除するようにしている。この処理は或るサ
ブネットワークに収容されていた端末を他のサブネット
ワークに移動させた場合に、ルーティング表の内容を端
末移動後の状態を示すものにするために必要となる。即
ち、ノード局は端末からのパケットを受信した場合、パ
ケットの送信元端末の端末アドレスがルーティング表に
登録されていればルーティング表を変更しないものであ
るから、上記処理を行ない、登録データを削除しない
と、ルーティング表の内容はいつまでも端末移動前の状
態を示すものになってしまい、通信不能となってしま
う。
ティング表の各登録データをタイマによって管理し、登
録されてから一定期間が経過した登録データをルーティ
ング表から削除するようにしている。この処理は或るサ
ブネットワークに収容されていた端末を他のサブネット
ワークに移動させた場合に、ルーティング表の内容を端
末移動後の状態を示すものにするために必要となる。即
ち、ノード局は端末からのパケットを受信した場合、パ
ケットの送信元端末の端末アドレスがルーティング表に
登録されていればルーティング表を変更しないものであ
るから、上記処理を行ない、登録データを削除しない
と、ルーティング表の内容はいつまでも端末移動前の状
態を示すものになってしまい、通信不能となってしま
う。
上述した従来のルーティング表学習方式は、登録されて
から一定期間が経過した登録データをルーティング表か
ら削除することにより、端末がサブネットワーク間を移
動した場合であっても、ルーティング表の内容を端末移
動後の状態を示すものにできるようにしているが、次の
ような問題があった。即ち、サブネットワーク間を移動
させられた端末がパケットを送信しても、上記一定期間
が経過するまではルーティング表の変更は行なわれない
ものであるから、上記一定期間が長く設定されている場
合は、ルーティング表の変更がなかなか行なわれず、通
信不能となる時間が長くなる問題がある。また、上記一
定期間が短く設定されている場合は、端末の移動による
通信不能時間を短いものとすることはできるが、ノード
局が端末からのパケットを受信した場合、受信パケット
に含まれる送信先アドレスがルーティング表に登録され
ていない可能性が高いものとなり、各ノード局が同報通
知パケットを送出する可能性が高くなるので、バックボ
ーンネットワーク上の同報通知パケットが増大し、バッ
クボーンネットワーク上でのトラヒック量が増大する問
題がある。
から一定期間が経過した登録データをルーティング表か
ら削除することにより、端末がサブネットワーク間を移
動した場合であっても、ルーティング表の内容を端末移
動後の状態を示すものにできるようにしているが、次の
ような問題があった。即ち、サブネットワーク間を移動
させられた端末がパケットを送信しても、上記一定期間
が経過するまではルーティング表の変更は行なわれない
ものであるから、上記一定期間が長く設定されている場
合は、ルーティング表の変更がなかなか行なわれず、通
信不能となる時間が長くなる問題がある。また、上記一
定期間が短く設定されている場合は、端末の移動による
通信不能時間を短いものとすることはできるが、ノード
局が端末からのパケットを受信した場合、受信パケット
に含まれる送信先アドレスがルーティング表に登録され
ていない可能性が高いものとなり、各ノード局が同報通
知パケットを送出する可能性が高くなるので、バックボ
ーンネットワーク上の同報通知パケットが増大し、バッ
クボーンネットワーク上でのトラヒック量が増大する問
題がある。
また、更に、複合ローカルエリアネットワークのノード
局に於いては、一般に、自ノード局が収容している端末
からのパケットに含まれる宛先アドレスが自ノード局内
のルーティング表に登録されていない場合、受信したパ
ケットを全てのノード局に同報通知し、同報通知を受け
たノード局はそれを自ノード局に収容されているサブネ
ットワークに送出するようにしているので、上記所定時
間が短く設定されている場合は、宛先アドレスがルーテ
ィング表に登録されていない可能性が高くなり、上記同
報通知が多くなるので、不必要なトラヒックがサブネッ
トワークに流出する可能性が増大する問題もある。
局に於いては、一般に、自ノード局が収容している端末
からのパケットに含まれる宛先アドレスが自ノード局内
のルーティング表に登録されていない場合、受信したパ
ケットを全てのノード局に同報通知し、同報通知を受け
たノード局はそれを自ノード局に収容されているサブネ
ットワークに送出するようにしているので、上記所定時
間が短く設定されている場合は、宛先アドレスがルーテ
ィング表に登録されていない可能性が高くなり、上記同
報通知が多くなるので、不必要なトラヒックがサブネッ
トワークに流出する可能性が増大する問題もある。
本発明は前述の如き問題点を解決したものであり、その
目的は端末を他のサブネットワークに移動させた場合、
トラヒック量を増大させることなく、且つ短時間でルー
ティング表の内容を端末移動後の状態を示すものに変更
できるようにすることにある。
目的は端末を他のサブネットワークに移動させた場合、
トラヒック量を増大させることなく、且つ短時間でルー
ティング表の内容を端末移動後の状態を示すものに変更
できるようにすることにある。
本発明は前述の如き問題点を解決するため、 複数個のノード局及びそれらを結合する伝送路からなる
バックボーンネットワークと、 前記各ノード局に接続され、端末を収容するサブネット
ワークとからなる複合ローカルエリアネットワークに於
いて、 前記各ノード局は、 それぞれ前記各ノード局のノードアドレスと前記各ノー
ド局が収容するサブネットワーク上の端末の端末アドレ
スとが対応して登録されるルーティング表を含み、 自ノード局に接続されているサブネットワーク上の端末
からのパケットを受信することにより、自ノード局に設
けられているルーティング表に前記受信したパケットを
送出したパケット送信元端末の端末アドレスが登録され
ているか否かを判定し、 登録済みであると判定することにより、前記パケット送
信元端末の端末アドレスに対応して前記ルーティング表
に登録されているノード局のノードアドレスが自ノード
局のノードアドレスと一致するか否かを判定し、不一致
と判定することにより前記パケット送信元端末の端末ア
ドレスに対応して登録されているノードアドレスを自ノ
ード局のノードアドレスに変更し、 未登録であると判定することにより、自ノード局に設け
られているルーティング表に前記パケット送信元端末の
端末アドレスと自ノード局のノードアドレスとを対応し
て登録し、 自ノード局に設けられているルーティング表の内容が変
更されることにより、該ルーティング表に自ノード局の
ノードアドレスと対応して登録されている端末アドレス
を同報通知パケットにより前記バックボーンネットワー
クに送出し、 前記同報通知パケットを受信したノード局は、 前記同報通知パケットに含まれる端末アドレスが自ノー
ド局に設けられているルーティング表に登録されている
か否かを判定し、 登録済みであると判定することにより、該端末アドレス
に対応して登録されているノードアドレスが前記同報通
知パケットを送信した同報通知パケット送信元ノード局
のノードアドレスと一致するか否かを判定し、不一致と
判定することによりノードアドレスを前記同報通知パケ
ット送信元ノード局のノードアドレスに変更し、 未登録であると判定することにより、該ルーティング表
に前記同報通知パケットに含まれる端末アドレスと前記
同報通知パケットを送信した同報通知パケット送信元ノ
ード局のノードアドレスとを対応して登録する。
バックボーンネットワークと、 前記各ノード局に接続され、端末を収容するサブネット
ワークとからなる複合ローカルエリアネットワークに於
いて、 前記各ノード局は、 それぞれ前記各ノード局のノードアドレスと前記各ノー
ド局が収容するサブネットワーク上の端末の端末アドレ
スとが対応して登録されるルーティング表を含み、 自ノード局に接続されているサブネットワーク上の端末
からのパケットを受信することにより、自ノード局に設
けられているルーティング表に前記受信したパケットを
送出したパケット送信元端末の端末アドレスが登録され
ているか否かを判定し、 登録済みであると判定することにより、前記パケット送
信元端末の端末アドレスに対応して前記ルーティング表
に登録されているノード局のノードアドレスが自ノード
局のノードアドレスと一致するか否かを判定し、不一致
と判定することにより前記パケット送信元端末の端末ア
ドレスに対応して登録されているノードアドレスを自ノ
ード局のノードアドレスに変更し、 未登録であると判定することにより、自ノード局に設け
られているルーティング表に前記パケット送信元端末の
端末アドレスと自ノード局のノードアドレスとを対応し
て登録し、 自ノード局に設けられているルーティング表の内容が変
更されることにより、該ルーティング表に自ノード局の
ノードアドレスと対応して登録されている端末アドレス
を同報通知パケットにより前記バックボーンネットワー
クに送出し、 前記同報通知パケットを受信したノード局は、 前記同報通知パケットに含まれる端末アドレスが自ノー
ド局に設けられているルーティング表に登録されている
か否かを判定し、 登録済みであると判定することにより、該端末アドレス
に対応して登録されているノードアドレスが前記同報通
知パケットを送信した同報通知パケット送信元ノード局
のノードアドレスと一致するか否かを判定し、不一致と
判定することによりノードアドレスを前記同報通知パケ
ット送信元ノード局のノードアドレスに変更し、 未登録であると判定することにより、該ルーティング表
に前記同報通知パケットに含まれる端末アドレスと前記
同報通知パケットを送信した同報通知パケット送信元ノ
ード局のノードアドレスとを対応して登録する。
或るサブネットワークに収容されている端末を他のサブ
ネットワークに移動させた後、上記端末が最初にパケッ
トを送信すると、上記他のサブネットワークを収容して
いるノード局によってパケットが受信される。パケット
を受信すると上記ノード局はルーティング表に上記端末
の端末アドレスが登録されているか否かを判定する。そ
して、未登録であると判定した場合は、上記端末の端末
アドレスと自ノード局のノードアドレスとを対応させて
ルーティング表に登録し、その後、ルーティング表に自
ノード局のノードアドレスと対応して登録されている端
末の端末アドレスを同報通知パケットにより他のノード
局に通知する。また、登録済みであると判定した場合
は、上記端末の端末アドレスと対応して登録されている
ノードアドレスが自ノード局のノードアドレスと一致し
ているか否かを判定する。この判定を行なうことによ
り、パケットを送信した上記端末が他のサブネットワー
クから移動された端末であるか否かを判定することがで
きる。そして、パケットを送信した上記端末が他のサブ
ネットワークから移動された端末であると判定した場
合、即ち、上記端末の端末アドレスと対応して登録され
ているノードアドレスが自ノード局のノードアドレスと
一致していないと判定した場合は、上記端末の端末アド
レスに対応して登録されているノードアドレスを自ノー
ド局のノードアドレスに変更し、その後、ルーティング
表に自ノード局のノードアドレスと対応して登録されて
いる端末の端末アドレスを同報通知パケットにより他の
ノード局に通知する。上述した処理を行なうことによ
り、上記端末を新たに収容したサブネットワークが接続
されているノード局に設けられているルーティング表の
内容が端末移動後の状態を示すものに変更される。
ネットワークに移動させた後、上記端末が最初にパケッ
トを送信すると、上記他のサブネットワークを収容して
いるノード局によってパケットが受信される。パケット
を受信すると上記ノード局はルーティング表に上記端末
の端末アドレスが登録されているか否かを判定する。そ
して、未登録であると判定した場合は、上記端末の端末
アドレスと自ノード局のノードアドレスとを対応させて
ルーティング表に登録し、その後、ルーティング表に自
ノード局のノードアドレスと対応して登録されている端
末の端末アドレスを同報通知パケットにより他のノード
局に通知する。また、登録済みであると判定した場合
は、上記端末の端末アドレスと対応して登録されている
ノードアドレスが自ノード局のノードアドレスと一致し
ているか否かを判定する。この判定を行なうことによ
り、パケットを送信した上記端末が他のサブネットワー
クから移動された端末であるか否かを判定することがで
きる。そして、パケットを送信した上記端末が他のサブ
ネットワークから移動された端末であると判定した場
合、即ち、上記端末の端末アドレスと対応して登録され
ているノードアドレスが自ノード局のノードアドレスと
一致していないと判定した場合は、上記端末の端末アド
レスに対応して登録されているノードアドレスを自ノー
ド局のノードアドレスに変更し、その後、ルーティング
表に自ノード局のノードアドレスと対応して登録されて
いる端末の端末アドレスを同報通知パケットにより他の
ノード局に通知する。上述した処理を行なうことによ
り、上記端末を新たに収容したサブネットワークが接続
されているノード局に設けられているルーティング表の
内容が端末移動後の状態を示すものに変更される。
また、同報通知パケットを受信したノード局はそれに含
まれる端末の端末アドレスが自ノード局のルーティング
表に登録されているか否かを判定する。未登録であると
判定した場合は、同報通知パケットに含まれる端末の端
末アドレスと自ノード局のノードアドレスとを対応して
ルーティング表に登録する。また、登録済みであると判
定した場合は、同報通知パケットに含まれる端末の端末
アドレスに対応して登録されているノードアドレスが同
報通知パケット送信元ノード局のノードアドレスと一致
するか否かを判定し、不一致と判定することにより、同
報通知パケットに含まれる端末の端末アドレスに対応し
て登録されているノードアドレスを同報通知パケット送
信元ノード局のノードアドレスに変更する。上述した処
理を行なうことにより、上記端末を新たに収容したサブ
ネットワークが接続されているノード局以外のノード局
に設けられているルーティング表の内容が端末移動後の
状態を示すものに変更される。
まれる端末の端末アドレスが自ノード局のルーティング
表に登録されているか否かを判定する。未登録であると
判定した場合は、同報通知パケットに含まれる端末の端
末アドレスと自ノード局のノードアドレスとを対応して
ルーティング表に登録する。また、登録済みであると判
定した場合は、同報通知パケットに含まれる端末の端末
アドレスに対応して登録されているノードアドレスが同
報通知パケット送信元ノード局のノードアドレスと一致
するか否かを判定し、不一致と判定することにより、同
報通知パケットに含まれる端末の端末アドレスに対応し
て登録されているノードアドレスを同報通知パケット送
信元ノード局のノードアドレスに変更する。上述した処
理を行なうことにより、上記端末を新たに収容したサブ
ネットワークが接続されているノード局以外のノード局
に設けられているルーティング表の内容が端末移動後の
状態を示すものに変更される。
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の実施例のブロック図であり、ノードア
ドレス“01”,“02”,“03”がそれぞれ与えられてい
るノード局1,2,3と、ノード局1〜3を結ぶ伝送路
4と、ノード局1〜3に接続された伝送路5〜7と、端
末アドレス“0A”,“0B”,“0C”,“0D”,“0E”が
それぞれ与えられている端末8,9,10,11,12とを含ん
でいる。ノード局1〜3と伝送路4とによりリング型L
ANのバックボーンネットワークが構成され、伝送路5
と端末8,9とによりバス型LANのサブネットワーク
が構成され、伝送路6と端末10とによりバス型LANの
サブネットワークが、伝送路7と端末11,12とによりバ
ス型LANのサブネットワークが構成されている。ま
た、各ノード局1〜3はそれぞれルーティング表13〜15
を有しており、各ルーティング表13〜15はそれぞれ端末
アドレスが格納される端末アドレス部13−1,14−1,
15−1とノードアドレスが格納されるノードアドレス部
13−2,14−2,15−2とを有している。
ドレス“01”,“02”,“03”がそれぞれ与えられてい
るノード局1,2,3と、ノード局1〜3を結ぶ伝送路
4と、ノード局1〜3に接続された伝送路5〜7と、端
末アドレス“0A”,“0B”,“0C”,“0D”,“0E”が
それぞれ与えられている端末8,9,10,11,12とを含ん
でいる。ノード局1〜3と伝送路4とによりリング型L
ANのバックボーンネットワークが構成され、伝送路5
と端末8,9とによりバス型LANのサブネットワーク
が構成され、伝送路6と端末10とによりバス型LANの
サブネットワークが、伝送路7と端末11,12とによりバ
ス型LANのサブネットワークが構成されている。ま
た、各ノード局1〜3はそれぞれルーティング表13〜15
を有しており、各ルーティング表13〜15はそれぞれ端末
アドレスが格納される端末アドレス部13−1,14−1,
15−1とノードアドレスが格納されるノードアドレス部
13−2,14−2,15−2とを有している。
第2図はノード局1の構成例を示すブロック図であり、
伝送路5が接続されるバス型LANインタフェース部1
−1と、各部の動作を制御する制御部1−2と、制御部
1−2の制御に従ってルーティング表13に対する作成、
検索処理を行なうルーティング表作成/検索部1−3
と、伝送路4と接続されるリング型LANインタフェー
ス部1−4と、ルーティング表13とを含んでいる。尚、
他のノード局2,3も同様な構成を有している。
伝送路5が接続されるバス型LANインタフェース部1
−1と、各部の動作を制御する制御部1−2と、制御部
1−2の制御に従ってルーティング表13に対する作成、
検索処理を行なうルーティング表作成/検索部1−3
と、伝送路4と接続されるリング型LANインタフェー
ス部1−4と、ルーティング表13とを含んでいる。尚、
他のノード局2,3も同様な構成を有している。
第3図(a),(b)はそれぞれサブネットワーク上を伝送さ
れるパケット及びバックボーンネットワーク上を伝送さ
れるパケットのパケットフォーマットを示した図であ
る。サブネットワーク上を伝送されるパケットは同図
(a)に示すように、パケットの宛先端末の端末アドレス
を収容する宛先端末アドレス部31と、パケットの送信元
端末の端末アドレスを収容する送信元端末アドレス部32
と、情報データ部33とから構成されている。バックボー
ンネットワーク上を伝送されるパケットは同図(b)に示
すように、パケットの宛先端末を収容しているサブネッ
トワークが接続されているノード局のノードアドレスを
収容する宛先ノードアドレス部41と、パケットの送信元
端末を収容しているサブネットワークが接続されている
ノード局のノードアドレスを収容する送信元ノードアド
レス部42と、制御部43と、宛先端末アドレス部44と、送
信元端末アドレス部45と、情報データ部46とから構成さ
れている。
れるパケット及びバックボーンネットワーク上を伝送さ
れるパケットのパケットフォーマットを示した図であ
る。サブネットワーク上を伝送されるパケットは同図
(a)に示すように、パケットの宛先端末の端末アドレス
を収容する宛先端末アドレス部31と、パケットの送信元
端末の端末アドレスを収容する送信元端末アドレス部32
と、情報データ部33とから構成されている。バックボー
ンネットワーク上を伝送されるパケットは同図(b)に示
すように、パケットの宛先端末を収容しているサブネッ
トワークが接続されているノード局のノードアドレスを
収容する宛先ノードアドレス部41と、パケットの送信元
端末を収容しているサブネットワークが接続されている
ノード局のノードアドレスを収容する送信元ノードアド
レス部42と、制御部43と、宛先端末アドレス部44と、送
信元端末アドレス部45と、情報データ部46とから構成さ
れている。
第4図はルーティング情報を獲得する際のノード局の処
理例を示すフローチャート、第5図は自ノード局のルー
ティング情報を他のノード局に同報通知する際のノード
局の処理例を示すフローチャート、第6図は他のノード
局からの同報通知パケットを受信して自ノード局のルー
ティング表を変更する際のノード局の処理例を示すフロ
ーチャート、第7図は端末8を伝送路5から伝送路6へ
移動した後にノード局が学習したルーティング表を示し
た図であり、以下各図を参照して本実施例の動作を説明
する。
理例を示すフローチャート、第5図は自ノード局のルー
ティング情報を他のノード局に同報通知する際のノード
局の処理例を示すフローチャート、第6図は他のノード
局からの同報通知パケットを受信して自ノード局のルー
ティング表を変更する際のノード局の処理例を示すフロ
ーチャート、第7図は端末8を伝送路5から伝送路6へ
移動した後にノード局が学習したルーティング表を示し
た図であり、以下各図を参照して本実施例の動作を説明
する。
各ノード局1〜3に設けられているルーティング表13〜
15はノード局1〜3がルーティングを行なうために必要
となる端末アドレスとノードアドレスとの対応情報を含
むものであり、初期状態では空白になっている。今、ル
ーティング表13〜15が初期状態の時に端末8から端末11
に対するパケット(宛先端末アドレス部31には端末11の
端末アドレス“0D”が、送信元端末アドレス部32には端
末8の端末アドレス“0A”が収容されている)が送信さ
れたとする。ノード局1は上記パケットを受信すると、
第4図のフローチャートに示すように、先ず受信パケッ
トの送信元端末アドレス部32に含まれている送信元端末
8の端末アドレス“0A”がルーティング表13に登録済み
であるか否かを判定する(ステップS41)。この場合、
ルーティング表13は初期状態であるので、ステップS41
の判断結果はNOとなり、ノード局1はルーティング表13
の端末アドレス部13−1に端末8の端末アドレス“0A”
を書込み、ノードアドレス部13−2に自ノードアドレス
“01”を書込む(ステップS46)。
15はノード局1〜3がルーティングを行なうために必要
となる端末アドレスとノードアドレスとの対応情報を含
むものであり、初期状態では空白になっている。今、ル
ーティング表13〜15が初期状態の時に端末8から端末11
に対するパケット(宛先端末アドレス部31には端末11の
端末アドレス“0D”が、送信元端末アドレス部32には端
末8の端末アドレス“0A”が収容されている)が送信さ
れたとする。ノード局1は上記パケットを受信すると、
第4図のフローチャートに示すように、先ず受信パケッ
トの送信元端末アドレス部32に含まれている送信元端末
8の端末アドレス“0A”がルーティング表13に登録済み
であるか否かを判定する(ステップS41)。この場合、
ルーティング表13は初期状態であるので、ステップS41
の判断結果はNOとなり、ノード局1はルーティング表13
の端末アドレス部13−1に端末8の端末アドレス“0A”
を書込み、ノードアドレス部13−2に自ノードアドレス
“01”を書込む(ステップS46)。
また、ノード局1は端末8から上記パケットを受信する
ことにより、ルーティング表13に基づいたルーティング
を行なおうとするが、上記パケットに含まれる宛先アド
レス“0D”は現在のところ未登録であるので、受信パケ
ットをバックボーンネットワーク上の他のノード局2,
3に同報通知し、同報通知を受けたノード局2,3は受
信パケットを自ノード局に接続されているサブネットワ
ークに送出する。
ことにより、ルーティング表13に基づいたルーティング
を行なおうとするが、上記パケットに含まれる宛先アド
レス“0D”は現在のところ未登録であるので、受信パケ
ットをバックボーンネットワーク上の他のノード局2,
3に同報通知し、同報通知を受けたノード局2,3は受
信パケットを自ノード局に接続されているサブネットワ
ークに送出する。
ノード局1はルーティング表13に端末アドレス“0A”と
ノードアドレス“01”とを追加した際に、第5図のフロ
ーチャートのステップS51の判断結果がYESとなるの
で、ルーティング表13より自ノードアドレス“01”と対
応して登録されている端末アドレス“0A”を抽出し(ス
テップS52)、抽出した端末アドレス“0A”を含む同報
通知パケットを組立て、リング状のバックボーンネット
ワーク上に送信する(ステップS53)。
ノードアドレス“01”とを追加した際に、第5図のフロ
ーチャートのステップS51の判断結果がYESとなるの
で、ルーティング表13より自ノードアドレス“01”と対
応して登録されている端末アドレス“0A”を抽出し(ス
テップS52)、抽出した端末アドレス“0A”を含む同報
通知パケットを組立て、リング状のバックボーンネット
ワーク上に送信する(ステップS53)。
バックボーンネットワーク上のノード局2,3は第6図
のフローチャートに示すように、ノード局1からの同報
通知パケットを受信すると(ステップS61)、それがノ
ードアドレス“01”のノード局からの情報であることを
識別し(ステップS62)、次いで受信した同報通知パケ
ットに含まれるノードアドレス“01”がルーティング表
14,15に存在するか否かを判定する(ステップS63)。
この場合、ルーティング表14,15は初期状態であるので
ステップS63の判定結果はNOとなり、ノード局2,3は
ルーティング表14,15の端末アドレス部14−1,15−1
に端末8の端末アドレス“0A”を、ノードアドレス部14
−2,15−2にノード局1のノードアドレス“01”を書
込む(ステップS64)。
のフローチャートに示すように、ノード局1からの同報
通知パケットを受信すると(ステップS61)、それがノ
ードアドレス“01”のノード局からの情報であることを
識別し(ステップS62)、次いで受信した同報通知パケ
ットに含まれるノードアドレス“01”がルーティング表
14,15に存在するか否かを判定する(ステップS63)。
この場合、ルーティング表14,15は初期状態であるので
ステップS63の判定結果はNOとなり、ノード局2,3は
ルーティング表14,15の端末アドレス部14−1,15−1
に端末8の端末アドレス“0A”を、ノードアドレス部14
−2,15−2にノード局1のノードアドレス“01”を書
込む(ステップS64)。
端末8以外の端末9〜12が、ルーティング表13〜15が初
期状態にされた後に最初にパケットを送信した場合にも
前述したと同様の処理が行なわれ、各ルーティング表13
〜15に端末の端末アドレスとノード局のノードアドレス
とが対応して書込まれ、第1図に示すようなルーティン
グ表13〜15が作成される。尚、第1図に示したルーティ
ング表13〜15は、データの登録順が全て等しくなってい
るが、或るノード局がパケットを受信した後、同報通知
パケットを送出する前に他のノード局がパケットを受信
した場合は、データの登録順は異なるものとなる。
期状態にされた後に最初にパケットを送信した場合にも
前述したと同様の処理が行なわれ、各ルーティング表13
〜15に端末の端末アドレスとノード局のノードアドレス
とが対応して書込まれ、第1図に示すようなルーティン
グ表13〜15が作成される。尚、第1図に示したルーティ
ング表13〜15は、データの登録順が全て等しくなってい
るが、或るノード局がパケットを受信した後、同報通知
パケットを送出する前に他のノード局がパケットを受信
した場合は、データの登録順は異なるものとなる。
上述したようにして作成された各ノード局1〜3に設け
られているルーティング表13〜15の内容が第1図に示す
ものであるとき、例えばノード局1が端末8から端末11
へのパケット(第3図(a)に示すパケットフォーマット
を有し、宛先端末アドレス部31には端末11の端末アドレ
ス“0D”が収容され、送信元端末アドレス32には端末8
の端末アドレスが収容されている)を受信したとする
と、ノード局1は第4図のフローチャートに示すよう
に、先ず、受信パケットの送信元端末アドレス部32に含
まれている送信元端末8のアドレス“0A”がルーティン
グ表13に登録済みであるか否かを判定する(ステップS
41)。この場合、ルーティング表13には端末8の端末ア
ドレス“0A”が登録されているので、ステップS41の判
定結果はYESとなり、ノード局1はルーティング表13か
ら端末8の端末アドレス“0A”と対応して登録されてる
ノードアドレスを読出し(ステップS42)、読出したノ
ードアドレスが自ノード局のノードアドレスは“01”と
一致するか否かを判定する(ステップS43)。この場
合、端末8の端末アドレス“0A”と対応して登録されて
いるノードアドレスは“01”であり、ノード局1のノー
ドアドレスと一致するものであるから、ステップS43の
判断結果はYESとなり、ノード局1はルーティング表の
変更は行なわない(ステップS44)。また、ノード局1
は端末8から端末11への上記パケットを受信すると、ル
ーティング表13を検索して受信パケットの宛先端末アド
レス部31に収容されている端末11の端末アドレス“0D”
と対応して登録されているノードアドレス(この場合ノ
ード局3のアドレス“03”)を求め、宛先ノードアドレ
ス部41にノード局3のノードアドレス“03”を収容し、
送信元ノードアドレス部42に自ノード局のノードアドレ
ス“01”を収容し、宛先端末アドレス部44に受信パケッ
トの宛先端末アドレス部31の内容を収容し、送信元端末
アドレス部45に受信パケットの送信元端末アドレス部32
の内容を収容し、情報データ部46に受信パケットの情報
データ部33の内容を収容した第3図(b)に示すフォーマ
ットを有するパケットをバックボーンネットワークに送
信することでルーティングを行なう。
られているルーティング表13〜15の内容が第1図に示す
ものであるとき、例えばノード局1が端末8から端末11
へのパケット(第3図(a)に示すパケットフォーマット
を有し、宛先端末アドレス部31には端末11の端末アドレ
ス“0D”が収容され、送信元端末アドレス32には端末8
の端末アドレスが収容されている)を受信したとする
と、ノード局1は第4図のフローチャートに示すよう
に、先ず、受信パケットの送信元端末アドレス部32に含
まれている送信元端末8のアドレス“0A”がルーティン
グ表13に登録済みであるか否かを判定する(ステップS
41)。この場合、ルーティング表13には端末8の端末ア
ドレス“0A”が登録されているので、ステップS41の判
定結果はYESとなり、ノード局1はルーティング表13か
ら端末8の端末アドレス“0A”と対応して登録されてる
ノードアドレスを読出し(ステップS42)、読出したノ
ードアドレスが自ノード局のノードアドレスは“01”と
一致するか否かを判定する(ステップS43)。この場
合、端末8の端末アドレス“0A”と対応して登録されて
いるノードアドレスは“01”であり、ノード局1のノー
ドアドレスと一致するものであるから、ステップS43の
判断結果はYESとなり、ノード局1はルーティング表の
変更は行なわない(ステップS44)。また、ノード局1
は端末8から端末11への上記パケットを受信すると、ル
ーティング表13を検索して受信パケットの宛先端末アド
レス部31に収容されている端末11の端末アドレス“0D”
と対応して登録されているノードアドレス(この場合ノ
ード局3のアドレス“03”)を求め、宛先ノードアドレ
ス部41にノード局3のノードアドレス“03”を収容し、
送信元ノードアドレス部42に自ノード局のノードアドレ
ス“01”を収容し、宛先端末アドレス部44に受信パケッ
トの宛先端末アドレス部31の内容を収容し、送信元端末
アドレス部45に受信パケットの送信元端末アドレス部32
の内容を収容し、情報データ部46に受信パケットの情報
データ部33の内容を収容した第3図(b)に示すフォーマ
ットを有するパケットをバックボーンネットワークに送
信することでルーティングを行なう。
次に、或るサブネットワークに接続されている端末を他
のサブネットワークに移動させた場合に行なわれるルー
ティング表の変更処理を、伝送路5に接続されている端
末8を伝送路6に移動した場合を例にとって説明する。
但し、移動前のルーティング表13〜15の内容は第1図に
示すものであるとする。
のサブネットワークに移動させた場合に行なわれるルー
ティング表の変更処理を、伝送路5に接続されている端
末8を伝送路6に移動した場合を例にとって説明する。
但し、移動前のルーティング表13〜15の内容は第1図に
示すものであるとする。
端末8を伝送路6に接続後、端末8が最初に送信したパ
ケットを受信した場合、ノード局2は第4図のフローチ
ャートに示すように、ルーティング表14に送信元端末8
の端末アドレス“0A”が登録されているか否かを判定す
る(ステップS41)。この場合、ルーティング表14は第
1図に示すものであるので、ステップS41の判断結果は
YESとなり、ノード局2はルーティング表14から端末8
の端末アドレス“0A”と対応して登録されているノード
アドレスを読出し(ステップS42)、読出したノードア
ドレスが自ノード局のノードアドレス“02”と一致する
か否かを判断する(ステップS43)。この場合、端末8
の端末アドレス“0A”と対応して登録されているノード
アドレスは“01”であり、自ノード局2のアドレスと異
なるものであるから、ステップS43の判断結果はNOとな
り、ノード局2は第7図に示すように、ルーティング表
14の端末アドレス“0A”に対応するノードアドレスを自
ノードアドレス“02”に書換える(ステップS45)。
ケットを受信した場合、ノード局2は第4図のフローチ
ャートに示すように、ルーティング表14に送信元端末8
の端末アドレス“0A”が登録されているか否かを判定す
る(ステップS41)。この場合、ルーティング表14は第
1図に示すものであるので、ステップS41の判断結果は
YESとなり、ノード局2はルーティング表14から端末8
の端末アドレス“0A”と対応して登録されているノード
アドレスを読出し(ステップS42)、読出したノードア
ドレスが自ノード局のノードアドレス“02”と一致する
か否かを判断する(ステップS43)。この場合、端末8
の端末アドレス“0A”と対応して登録されているノード
アドレスは“01”であり、自ノード局2のアドレスと異
なるものであるから、ステップS43の判断結果はNOとな
り、ノード局2は第7図に示すように、ルーティング表
14の端末アドレス“0A”に対応するノードアドレスを自
ノードアドレス“02”に書換える(ステップS45)。
ルーティング表14を書換えることにより、第5図のステ
ップS51の判断結果がYESとなるので、ノード局2はル
ーティング表14より自ノードアドレス“02”と対応する
端末アドレス“0A”,“0C”を抽出し(ステップS5
2)、抽出した情報を同報通知パケットとしてリング状
のバックボーンネットワーク上に送出する(ステップS
53)。
ップS51の判断結果がYESとなるので、ノード局2はル
ーティング表14より自ノードアドレス“02”と対応する
端末アドレス“0A”,“0C”を抽出し(ステップS5
2)、抽出した情報を同報通知パケットとしてリング状
のバックボーンネットワーク上に送出する(ステップS
53)。
ノード局1は第6図のフローチャートに示すように、ノ
ード局2から送出された上記同報通知パケットを受信す
ると(ステップS61)、ノードアドレス“02”を持った
ノード局2からの情報であることを識別し(ステップS
62)、ルーティング表13に上記同報通知パケットに含ま
れる端末アドレス“0A”,“0C”が存在するか否かを判
定する(ステップS63)。この場合、ルーティング表13
には端末アドレス“0A”,“0C”が共に存在するので、
ステップS63の判断結果はYESとなり、ノード局1はル
ーティング表13より同報通知パケットに含まれる端末ア
ドレス“0A”,“0C”に対応して登録されているノード
アドレスを読出し(ステップS65)、読出したノードア
ドレスが同報通知パケットの送信元のノード局2のノー
ドアドレス“02”と一致するか否かを判定する(ステッ
プS66)。この場合、端末アドレス“0A”,“0C”に対
応してルーティング表13に登録されているノードアドレ
スはそれぞれ“01”,“02”であるので、端末アドレス
“0A”についてはステップS66の判断結果はNOとなり、
端末アドレス“0C”についてはステップS66の判断結果
はYESとなり、ノード局1は端末アドレス“0A”対応の
ノードアドレスを第7図に示すように“02”に書換え
(ステップS68)、端末アドレス“0C”対応のノードア
ドレスはそのまま保存される(ステップS67)。
ード局2から送出された上記同報通知パケットを受信す
ると(ステップS61)、ノードアドレス“02”を持った
ノード局2からの情報であることを識別し(ステップS
62)、ルーティング表13に上記同報通知パケットに含ま
れる端末アドレス“0A”,“0C”が存在するか否かを判
定する(ステップS63)。この場合、ルーティング表13
には端末アドレス“0A”,“0C”が共に存在するので、
ステップS63の判断結果はYESとなり、ノード局1はル
ーティング表13より同報通知パケットに含まれる端末ア
ドレス“0A”,“0C”に対応して登録されているノード
アドレスを読出し(ステップS65)、読出したノードア
ドレスが同報通知パケットの送信元のノード局2のノー
ドアドレス“02”と一致するか否かを判定する(ステッ
プS66)。この場合、端末アドレス“0A”,“0C”に対
応してルーティング表13に登録されているノードアドレ
スはそれぞれ“01”,“02”であるので、端末アドレス
“0A”についてはステップS66の判断結果はNOとなり、
端末アドレス“0C”についてはステップS66の判断結果
はYESとなり、ノード局1は端末アドレス“0A”対応の
ノードアドレスを第7図に示すように“02”に書換え
(ステップS68)、端末アドレス“0C”対応のノードア
ドレスはそのまま保存される(ステップS67)。
ノード局3に於いても前述したノード局1と同様の動作
が行なわれ、第7図に示すように、端末アドレス“0A”
対応のノードアドレスが“02”に書換えられる。
が行なわれ、第7図に示すように、端末アドレス“0A”
対応のノードアドレスが“02”に書換えられる。
以上説明したように、本発明は、ノード局が端末からの
パケットを受信した場合、パケットの送信元端末の端末
アドレスがルーティング表に登録されていても、上記送
信元端末の端末アドレスに対応して登録されているノー
ドアドレスが自ノード局のノードアドレスと一致するか
否かを判定することにより、上記送信元端末が自ノード
局に接続されているサブネットワークに新たに収容され
た端末であるか否かを判定し、その判定結果に基づいて
自ノード局のルーティング表及び他のノード局のルーテ
ィング表を変更するか否かを制御するようにしているも
のであるから、端末がサブネットワーク間を移動した場
合でも、トラヒック量を増大させることなく、且つ短時
間で全てのノード局のルーティング情報を端末移動後の
状態を示すものに変更することができる効果がある。
パケットを受信した場合、パケットの送信元端末の端末
アドレスがルーティング表に登録されていても、上記送
信元端末の端末アドレスに対応して登録されているノー
ドアドレスが自ノード局のノードアドレスと一致するか
否かを判定することにより、上記送信元端末が自ノード
局に接続されているサブネットワークに新たに収容され
た端末であるか否かを判定し、その判定結果に基づいて
自ノード局のルーティング表及び他のノード局のルーテ
ィング表を変更するか否かを制御するようにしているも
のであるから、端末がサブネットワーク間を移動した場
合でも、トラヒック量を増大させることなく、且つ短時
間で全てのノード局のルーティング情報を端末移動後の
状態を示すものに変更することができる効果がある。
第1図は本発明の実施例のブロック図、 第2図はノード局の構成例を示すブロック図、 第3図はパケットフォーマットの構成図、 第4図はルーティング情報獲得時の処理例を示すフロー
チャート、 第5図は自ノード局のルーティング情報を他のノード局
に同報通知する際の処理例を示すフローチャート、 第6図は他のノード局からの同報通知パケットを受信し
た際の処理例を示すフローチャート及び、 第7図は端末を他のサブネットワークに移動させた後に
ノード局が学習したルーティング表を示す図である。 図に於いて、1〜3……ノード局、4〜7……伝送路、
8〜12……端末、13〜15……ルーティング表。
チャート、 第5図は自ノード局のルーティング情報を他のノード局
に同報通知する際の処理例を示すフローチャート、 第6図は他のノード局からの同報通知パケットを受信し
た際の処理例を示すフローチャート及び、 第7図は端末を他のサブネットワークに移動させた後に
ノード局が学習したルーティング表を示す図である。 図に於いて、1〜3……ノード局、4〜7……伝送路、
8〜12……端末、13〜15……ルーティング表。
Claims (1)
- 【請求項1】複数個のノード局及びそれらを結合する伝
送路からなるバックボーンネットワークと、 前記各ノード局に接続され、端末を収容するサブネット
ワークとからなる複合ローカルエリアネットワークに於
いて、 前記各ノード局は、 それぞれ前記各ノード局のノードアドレスと前記各ノー
ド局が収容するサブネットワーク上の端末の端末アドレ
スとが対応して登録されるルーティング表を含み、 自ノード局に接続されているサブネットワーク上の端末
からのパケットを受信することにより、自ノード局に設
けられているルーティング表に前記受信したパケットを
送出したパケット送信元端末の端末アドレスが登録され
ているか否かを判定し、 登録済みであると判定することにより、前記パケット送
信元端末の端末アドレスに対応して前記ルーティング表
に登録されているノード局のノードアドレスが自ノード
局のノードアドレスと一致するか否かを判定し、不一致
と判定することにより前記パケット送信元端末の端末ア
ドレスに対応して登録されているノードアドレスを自ノ
ード局のノードアドレスに変更し、 未登録であると判定することにより、自ノード局に設け
られているルーティング表に前記パケット送信元端末の
端末アドレスと自ノード局のノードアドレスとを対応し
て登録し、 自ノード局に設けられているルーティング表の内容が変
更されることにより、該ルーティング表に自ノード局の
ノードアドレスと対応して登録されている端末アドレス
を同報通知パケットにより前記バックボーンネットワー
クに送出し、 前記同報通知パケットを受信したノード局は、 前記同報通知パケットに含まれる端末アドレスが自ノー
ド局に設けられているルーティング表に登録されている
か否かを判定し、 登録済みであると判定することにより、該端末アドレス
に対応して登録されているノードアドレスが前記同報通
知パケットを送信した同報通知パケット送信元ノード局
のノードアドレスと一致するか否かを判定し、不一致と
判定することによりノードアドレスを前記同報通知パケ
ット送信元ノード局のノードアドレスに変更し、 未登録であると判定することにより、該ルーティング表
に前記同報通知パケットに含まれる端末アドレスと前記
同報通知パケットを送信した同報通知パケット送信元ノ
ード局のノードアドレスとを対応して登録することを特
徴とするルーティング表学習方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28716887A JPH0626339B2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | ルーティング表学習方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28716887A JPH0626339B2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | ルーティング表学習方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01129550A JPH01129550A (ja) | 1989-05-22 |
JPH0626339B2 true JPH0626339B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=17713956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28716887A Expired - Lifetime JPH0626339B2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | ルーティング表学習方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626339B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0828746B2 (ja) * | 1989-08-23 | 1996-03-21 | 日本電気株式会社 | パケット交換システムにおける端末収容回路のアドレス設定・フィルタリング方式 |
JP2829057B2 (ja) * | 1989-10-27 | 1998-11-25 | 株式会社日立製作所 | アドレス管理方式 |
JPH0492530A (ja) * | 1990-08-08 | 1992-03-25 | Nec Corp | 端末アドレス学習方式 |
US5517618A (en) | 1992-02-10 | 1996-05-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Mobile migration communications control device |
JPH08181714A (ja) * | 1994-12-26 | 1996-07-12 | Nec Corp | パッケット交換網における交換方法と交換システム |
JP2000069090A (ja) | 1998-08-21 | 2000-03-03 | Nec Corp | ルーティングアドレス管理方法及び方式 |
JP4148949B2 (ja) | 2003-02-12 | 2008-09-10 | 富士通株式会社 | Rpr装置 |
JP4425863B2 (ja) | 2004-02-18 | 2010-03-03 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | パケット転送システムおよび無線基地局 |
JP2005354598A (ja) * | 2004-06-14 | 2005-12-22 | Fujitsu Access Ltd | 二重リング型伝送装置 |
JP2009060383A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Fujitsu Telecom Networks Ltd | リングネットワークのノード局装置及びその通信処理方法 |
US8413227B2 (en) * | 2007-09-28 | 2013-04-02 | Honeywell International Inc. | Apparatus and method supporting wireless access to multiple security layers in an industrial control and automation system or other system |
BR112012018762B1 (pt) * | 2010-05-28 | 2022-06-21 | Huawei Technologies Co., Ltd | Sistema, componente de rede e método para promover uma comunicação entre uma pluralidade de domínios de acesso |
WO2012006190A1 (en) | 2010-06-29 | 2012-01-12 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Delegate gateways and proxy for target hosts in large layer 2 and address resolution with duplicated internet protocol addresses |
CN104396192B (zh) | 2010-06-29 | 2018-03-06 | 华为技术有限公司 | 不对称网络地址封装 |
-
1987
- 1987-11-13 JP JP28716887A patent/JPH0626339B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01129550A (ja) | 1989-05-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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