JPH06258427A - デュアルレーダ装置 - Google Patents
デュアルレーダ装置Info
- Publication number
- JPH06258427A JPH06258427A JP4502593A JP4502593A JPH06258427A JP H06258427 A JPH06258427 A JP H06258427A JP 4502593 A JP4502593 A JP 4502593A JP 4502593 A JP4502593 A JP 4502593A JP H06258427 A JPH06258427 A JP H06258427A
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- Japan
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- target
- radar
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 目標が低空飛行する場合やレーダ電波に対し
て欺瞞やノイズジャミングを行う場合も目標の捕捉・追
尾を可能とする。 【構成】 一方の周波数バンドの送信機3aと一方と他
方の周波数バンドの受信機4a,4bにより形成された
第1のレーダ装置2aを、他方の周波数バンドの送信機
3bと一方と他方の周波数バンドの受信機4a,4bに
より形成された第2のレーダ装置2bから離れた位置に
配置し、上記第1と第2のレーダ装置2a,2bをコン
ピュータ5に接続することによって、通常は高い精度で
目標の位置を探知することができ、目標が低空飛行する
場合やレーダ電波に対して欺瞞やノイズジャミングを行
う場合にも、目標の捕捉・追尾が可能な装置を実現す
る。
て欺瞞やノイズジャミングを行う場合も目標の捕捉・追
尾を可能とする。 【構成】 一方の周波数バンドの送信機3aと一方と他
方の周波数バンドの受信機4a,4bにより形成された
第1のレーダ装置2aを、他方の周波数バンドの送信機
3bと一方と他方の周波数バンドの受信機4a,4bに
より形成された第2のレーダ装置2bから離れた位置に
配置し、上記第1と第2のレーダ装置2a,2bをコン
ピュータ5に接続することによって、通常は高い精度で
目標の位置を探知することができ、目標が低空飛行する
場合やレーダ電波に対して欺瞞やノイズジャミングを行
う場合にも、目標の捕捉・追尾が可能な装置を実現す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、目標を捕捉・追尾する
手段として地上に設置されるデュアルレーダ装置に関す
る。
手段として地上に設置されるデュアルレーダ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、図8に示すように1つの送信機
に1つの受信機を持った1台のレーダ02が地上に設置
されて、目標1の捕捉・追尾を行っていた。
に1つの受信機を持った1台のレーダ02が地上に設置
されて、目標1の捕捉・追尾を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の目標の捕捉・追
尾を行うレーダ装置において、低空を飛行する目標につ
いては、図7に示すように目標からの直接の反射電波の
他に目標からの反射電波が更に地面や海面に反射してレ
ーダに入射するマルチパス現象の影響を受け、安定した
目標の捕捉追尾ができないことがあった。
尾を行うレーダ装置において、低空を飛行する目標につ
いては、図7に示すように目標からの直接の反射電波の
他に目標からの反射電波が更に地面や海面に反射してレ
ーダに入射するマルチパス現象の影響を受け、安定した
目標の捕捉追尾ができないことがあった。
【0004】また、レーダが発射する電波の反射方向を
変えて反射させるステルス機の場合や、レーダが発射す
る電波の送信周波数、パルス幅、パルス繰返し数を目標
が解読し、変調やディレイ等が加えられた反射電波をレ
ーダに向って送信する欺瞞や目標がレーダに向かって連
続波ノイズを送信するノイズジャミングが目標によって
行われた場合には、目標の目標位置、角度を誤まり、捕
捉・追尾が困難になることがあった。本発明は上記の課
題を解決しようとするものである。
変えて反射させるステルス機の場合や、レーダが発射す
る電波の送信周波数、パルス幅、パルス繰返し数を目標
が解読し、変調やディレイ等が加えられた反射電波をレ
ーダに向って送信する欺瞞や目標がレーダに向かって連
続波ノイズを送信するノイズジャミングが目標によって
行われた場合には、目標の目標位置、角度を誤まり、捕
捉・追尾が困難になることがあった。本発明は上記の課
題を解決しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のデュアルレーダ
装置は、一方の周波数バンドの送信機と一方の周波数バ
ンドの第1の受信機と他方の周波数バンドの第1の受信
機により形成された第1のレーダ装置、同レーダ装置と
一定の距離を有して配設され他方の周波数バンドの送信
機と他方の周波数バンドの第2の受信機と一方の周波数
バンドの第2の受信機により形成された第2のレーダ装
置、および上記第1及び第2のレーダ装置が接続された
コンピュータを備えたことを特徴としている。
装置は、一方の周波数バンドの送信機と一方の周波数バ
ンドの第1の受信機と他方の周波数バンドの第1の受信
機により形成された第1のレーダ装置、同レーダ装置と
一定の距離を有して配設され他方の周波数バンドの送信
機と他方の周波数バンドの第2の受信機と一方の周波数
バンドの第2の受信機により形成された第2のレーダ装
置、および上記第1及び第2のレーダ装置が接続された
コンピュータを備えたことを特徴としている。
【0006】
【作用】上記において、通常は一方と他方の周波数バン
ドの送信機が発信したレーダ電波の目標による反射電波
は、一方と他方の周波数バンドの第1と第2の受信機に
より受信され、コンピュータに入力されて目標の位置が
演算されるため、従来の1対の送信機と受信機で形成さ
れた装置に比べ、より高い精度で目標の位置を知ること
ができる。
ドの送信機が発信したレーダ電波の目標による反射電波
は、一方と他方の周波数バンドの第1と第2の受信機に
より受信され、コンピュータに入力されて目標の位置が
演算されるため、従来の1対の送信機と受信機で形成さ
れた装置に比べ、より高い精度で目標の位置を知ること
ができる。
【0007】目標が低空飛行を行い、レーダ電波がマル
チパス現象を発生する場合、目標により反射されレーダ
の受信機に入射されるレーダ電波は、目標から直接受信
機に入射する電波と地面や海面により反射された後に受
信機に入射する電波との合成波であり、目標の位置はこ
の合成波より推定される。
チパス現象を発生する場合、目標により反射されレーダ
の受信機に入射されるレーダ電波は、目標から直接受信
機に入射する電波と地面や海面により反射された後に受
信機に入射する電波との合成波であり、目標の位置はこ
の合成波より推定される。
【0008】本発明においては、周波数バンドの異なる
2つの系統のレーダにより目標位置の推定が行われるた
め、この推定精度を向上させることができる。また、2
系統の一方が故障した場合には他方で目標位置の推定が
でき、目標の捕捉・追尾を継続できる利点がある。
2つの系統のレーダにより目標位置の推定が行われるた
め、この推定精度を向上させることができる。また、2
系統の一方が故障した場合には他方で目標位置の推定が
でき、目標の捕捉・追尾を継続できる利点がある。
【0009】また、本発明においては、それぞれ異なる
周波数バンドの送信機と両方の周波数バンドの受信機を
備えた2組のレーダ装置を離れた位置に配置しているた
め、目標がレーダ電波を入射方向と異なる方向へ反射さ
せるステルス機の場合には、一方のレーダ装置が発信し
たレーダ電波は他方のレーダ装置により受信され、目標
の捕捉・追尾が可能となる。
周波数バンドの送信機と両方の周波数バンドの受信機を
備えた2組のレーダ装置を離れた位置に配置しているた
め、目標がレーダ電波を入射方向と異なる方向へ反射さ
せるステルス機の場合には、一方のレーダ装置が発信し
たレーダ電波は他方のレーダ装置により受信され、目標
の捕捉・追尾が可能となる。
【0010】また、目標がレーダ電波を欺瞞する電波妨
害装置を備える場合、本発明においては、周波数バンド
の異なる2系統のレーダを備えるため、一方の系統の電
波が欺瞞された場合には他方の系統の電波により目標の
位置を探知し、目標の捕捉・追尾を行うことができる。
害装置を備える場合、本発明においては、周波数バンド
の異なる2系統のレーダを備えるため、一方の系統の電
波が欺瞞された場合には他方の系統の電波により目標の
位置を探知し、目標の捕捉・追尾を行うことができる。
【0011】更に、目標がレーダに向って連続波ノイズ
を送信し、レーダ電波に対してノイズジャミングを行う
場合、本発明においては、2組のレーダ装置を離れた位
置に配置しているため、それぞれのレーダ装置が受信す
る連続波ノイズの入射方向の交点より目標の位置を知る
ことができ、目標の捕捉・追尾が可能となる。
を送信し、レーダ電波に対してノイズジャミングを行う
場合、本発明においては、2組のレーダ装置を離れた位
置に配置しているため、それぞれのレーダ装置が受信す
る連続波ノイズの入射方向の交点より目標の位置を知る
ことができ、目標の捕捉・追尾が可能となる。
【0012】上記により、通常はより高い精度で目標の
位置を探知することができ、目標が低空飛行する場合や
レーダ電波に対して欺瞞やノイズジャミンを行う場合に
も、目標の捕捉・追尾が可能な装置を実現する。
位置を探知することができ、目標が低空飛行する場合や
レーダ電波に対して欺瞞やノイズジャミンを行う場合に
も、目標の捕捉・追尾が可能な装置を実現する。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1に示す。図1に示す
本実施例は、Aバンド送信機3aとAバンド受信機4a
とBバンド受信機4bにより形成されたレーダ装置2
a,Bバンド送信機3bとAバンド受信機4aとBバン
ド受信機4bにより形成され上記レーダ装置2aと異な
る地点に設置されたレーダ装置2b、および上記レーダ
装置2a,2bが接続されたコンピュータ5を備えてい
る。なお、上記AバンドとBバンドはそれぞれ異なる周
波数バンドを示している。
本実施例は、Aバンド送信機3aとAバンド受信機4a
とBバンド受信機4bにより形成されたレーダ装置2
a,Bバンド送信機3bとAバンド受信機4aとBバン
ド受信機4bにより形成され上記レーダ装置2aと異な
る地点に設置されたレーダ装置2b、および上記レーダ
装置2a,2bが接続されたコンピュータ5を備えてい
る。なお、上記AバンドとBバンドはそれぞれ異なる周
波数バンドを示している。
【0014】上記において、まず、目標が低空飛行し、
レーダ電波がマルチパス現象を発生するため、レーダに
よる目標の捕捉・追尾が不安定となる場合について以下
に説明する。
レーダ電波がマルチパス現象を発生するため、レーダに
よる目標の捕捉・追尾が不安定となる場合について以下
に説明する。
【0015】目標により反射されるレーダ電波につい
て、横軸を目標とレーダ間の距離とし、縦軸をレーダ垂
直方向角度 sinβとして図2に示す。図2において、c
は目標に反射され直接レーダに到達する電波の場合であ
り、aは地面や海面を反射した電波とcの電波が合成さ
れAバンド受信機4aにより受信される電波の場合であ
り、bは地面や海面を反射した電波とcの電波が合成さ
れBバンド受信機4bにより受信される電波の場合であ
る。
て、横軸を目標とレーダ間の距離とし、縦軸をレーダ垂
直方向角度 sinβとして図2に示す。図2において、c
は目標に反射され直接レーダに到達する電波の場合であ
り、aは地面や海面を反射した電波とcの電波が合成さ
れAバンド受信機4aにより受信される電波の場合であ
り、bは地面や海面を反射した電波とcの電波が合成さ
れBバンド受信機4bにより受信される電波の場合であ
る。
【0016】こゝで、 sinβとは、図3(a)に示すよ
うに誤差角度と目標への電波放射角度を加算したもので
ある。誤差角度とは、レーダアンテナの高低方向に配置
されたそれぞれのホーンアンテナにより受信される信号
の和信号Σと差信号Δより次式を用いてモノパルス割合
を求め、これを図3(b)に示すグラフを用いて換算す
ることにより得られるものである。
うに誤差角度と目標への電波放射角度を加算したもので
ある。誤差角度とは、レーダアンテナの高低方向に配置
されたそれぞれのホーンアンテナにより受信される信号
の和信号Σと差信号Δより次式を用いてモノパルス割合
を求め、これを図3(b)に示すグラフを用いて換算す
ることにより得られるものである。
【0017】モノパルス割合=K・Δ/Σ≒K・|Δi
|cos θ/|Σd| こゝで、Kは定数、Σdは和信号Σの目標よりレーダに
直接入射する電波の方向の成分、Δiは差信号Δの地面
や海面に反射してレーダに入射する電波の方向の成分で
あり、θはレーダに直接入射する電波と地面や海面を反
射してレーダに入射する電波の位相差である。
|cos θ/|Σd| こゝで、Kは定数、Σdは和信号Σの目標よりレーダに
直接入射する電波の方向の成分、Δiは差信号Δの地面
や海面に反射してレーダに入射する電波の方向の成分で
あり、θはレーダに直接入射する電波と地面や海面を反
射してレーダに入射する電波の位相差である。
【0018】レーダが1対のAバンド送信機3aとAバ
ンド受信機4aにより構成されたモノパルス受信方式の
場合、図2に示す曲線aより振動中心であるd点が推定
されてc曲線が推定されるが、本実施例の場合には、B
バンド受信機4bが受信した電波よりd' 点も推定する
ことができ、d点間がd' 点により補間されるため、よ
り高い精度で目標の位置を推定することができる。
ンド受信機4aにより構成されたモノパルス受信方式の
場合、図2に示す曲線aより振動中心であるd点が推定
されてc曲線が推定されるが、本実施例の場合には、B
バンド受信機4bが受信した電波よりd' 点も推定する
ことができ、d点間がd' 点により補間されるため、よ
り高い精度で目標の位置を推定することができる。
【0019】また、本実施例の場合、Aバンド系統とB
バンド系統のいずれかが故障した場合には、他の系統に
より目標の位置の推定を行い、目標の捕捉・追尾を行う
ことができる利点がある。
バンド系統のいずれかが故障した場合には、他の系統に
より目標の位置の推定を行い、目標の捕捉・追尾を行う
ことができる利点がある。
【0020】次に、目標がレーダ電波の反射方向を変え
るステルス機の場合について説明する。本実施例におい
ては、2組のレーダ装置2a,2bが離れた位置に設置
され、図4に示すようにレーダ装置2aに組込まれたA
バンド送信機3aが発信した電波は、レーダ装置2bに
組込まれたAバンド受信機4aにより受信することがで
き、レーダ装置2bに組込まれたBバンド送信機3bが
発信する電波はレーダ装置2aに組込まれたBバンド受
信機4bにより受信することができるため、レーダ電波
の反射方向を変えて反射させるステルス機についても捕
捉・追尾が可能である。
るステルス機の場合について説明する。本実施例におい
ては、2組のレーダ装置2a,2bが離れた位置に設置
され、図4に示すようにレーダ装置2aに組込まれたA
バンド送信機3aが発信した電波は、レーダ装置2bに
組込まれたAバンド受信機4aにより受信することがで
き、レーダ装置2bに組込まれたBバンド送信機3bが
発信する電波はレーダ装置2aに組込まれたBバンド受
信機4bにより受信することができるため、レーダ電波
の反射方向を変えて反射させるステルス機についても捕
捉・追尾が可能である。
【0021】次に、レーダが発信する電波の周波数・パ
ルス幅・パルス繰返し数を解読し、これに変調・ディレ
イ等を加えた欺瞞電波を目標がレーダに向けて送信する
場合について説明する。
ルス幅・パルス繰返し数を解読し、これに変調・ディレ
イ等を加えた欺瞞電波を目標がレーダに向けて送信する
場合について説明する。
【0022】一般に航空機が搭載できる電波妨害装置は
狭帯域周波数の装置であり、本実施例においては、2つ
の異なる周波数バンドA,Bの送・受信機3a,3b,
4a,4bにより装置が形成されているため、Aバンド
とBバンドの間隔を広げて広帯域とすることにより、い
ずれか一方の系統が正常に目標により反射されたレーダ
電波を受信することができ、それにより目標の捕捉・追
尾を行うことができる。
狭帯域周波数の装置であり、本実施例においては、2つ
の異なる周波数バンドA,Bの送・受信機3a,3b,
4a,4bにより装置が形成されているため、Aバンド
とBバンドの間隔を広げて広帯域とすることにより、い
ずれか一方の系統が正常に目標により反射されたレーダ
電波を受信することができ、それにより目標の捕捉・追
尾を行うことができる。
【0023】次に、目標が図5に示すようにレーダ装置
2a,2bに向って連続波ノイズ15を送信し、レーダ
電波に対してノイズジャミングを行う場合について説明
する。この場合、本実施例においては、離れた位置に配
置されたレーダ装置2a,2bがそれぞれ目標の送信す
る妨害電波を受信することができるため、それぞれが受
信する妨害電波の方向の交点より目標の位置を知ること
ができ、目標の捕捉・追尾が可能となる。
2a,2bに向って連続波ノイズ15を送信し、レーダ
電波に対してノイズジャミングを行う場合について説明
する。この場合、本実施例においては、離れた位置に配
置されたレーダ装置2a,2bがそれぞれ目標の送信す
る妨害電波を受信することができるため、それぞれが受
信する妨害電波の方向の交点より目標の位置を知ること
ができ、目標の捕捉・追尾が可能となる。
【0024】本実施例においては、上記以外にそれぞれ
のレーダ装置2a,2bが正常に作動している場合、よ
り高い精度で目標を捕捉・追尾することができる利点が
ある。これについて図6により説明する。
のレーダ装置2a,2bが正常に作動している場合、よ
り高い精度で目標を捕捉・追尾することができる利点が
ある。これについて図6により説明する。
【0025】図6において、8はレーダ装置2aのAバ
ンド受信機4aが受信した電波7の目標位置、9はレー
ダ装置2bのAバンド受信機4aが受信した電波7の目
標位置、11はレーダ装置2bのBバンド受信機4bが
受信した電波6の目標位置、12はレーダ装置2aのB
バンド受信機4bが受信した目標位置である。
ンド受信機4aが受信した電波7の目標位置、9はレー
ダ装置2bのAバンド受信機4aが受信した電波7の目
標位置、11はレーダ装置2bのBバンド受信機4bが
受信した電波6の目標位置、12はレーダ装置2aのB
バンド受信機4bが受信した目標位置である。
【0026】上記目標位置8,9,11,12について
は、目標位置8,9の中間点10、及び目標位置11,
12の中間点13を求め、更に、中間点10,13につ
いて中間点14を求めることができる。このため、目標
位置をより高い精度で求めることができる。
は、目標位置8,9の中間点10、及び目標位置11,
12の中間点13を求め、更に、中間点10,13につ
いて中間点14を求めることができる。このため、目標
位置をより高い精度で求めることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明のデュアルレーダ装置は、一方の
周波数バンドの送信機と一方と他方の周波数バンドの受
信機により形成された第1のレーダ装置を、他方の周波
数バンドの送信機と一方と他方の周波数バンドの受信機
により形成された第2のレーダ装置から離れた位置に配
置し、上記第1と第2のレーダ装置をコンピュータに接
続することによって、通常は高い精度で目標の位置を探
知することができ、目標が低空飛行する場合やレーダ電
波に対して欺瞞やノイズジャミングを行う場合にも、目
標の捕捉・追尾が可能な装置を実現する。
周波数バンドの送信機と一方と他方の周波数バンドの受
信機により形成された第1のレーダ装置を、他方の周波
数バンドの送信機と一方と他方の周波数バンドの受信機
により形成された第2のレーダ装置から離れた位置に配
置し、上記第1と第2のレーダ装置をコンピュータに接
続することによって、通常は高い精度で目標の位置を探
知することができ、目標が低空飛行する場合やレーダ電
波に対して欺瞞やノイズジャミングを行う場合にも、目
標の捕捉・追尾が可能な装置を実現する。
【図1】本発明の一実施例に係るデュアルレーダ装置の
説明図である。
説明図である。
【図2】上記一実施例に係るマルチパス現象発生時の作
用説明図である。
用説明図である。
【図3】図2におけるマルチパス現象発生時の処理に関
する説明図で、(a)は sinβの説明図、(b)は誤差
角度とモノパルス割合の関係図である。
する説明図で、(a)は sinβの説明図、(b)は誤差
角度とモノパルス割合の関係図である。
【図4】上記一実施例に係る目標がステルス機の場合の
作用説明図である。
作用説明図である。
【図5】上記一実施例に係る目標がノイズジャミングを
行う場合の作用説明図である。
行う場合の作用説明図である。
【図6】上記一実施例に係る通常の場合の目標探知精度
向上の作用説明図である。
向上の作用説明図である。
【図7】マルチパス現象の説明図である。
【図8】従来の装置の説明図である。
1 目標 2a,2b レーダ装置 3a,3b 送信機 4a,4b 受信機 5 コンピュータ 6,7 電波
Claims (1)
- 【請求項1】 一方の周波数バンドの送信機と一方の周
波数バンドの第1の受信機と他方の周波数バンドの第1
の受信機により形成された第1のレーダ装置、同レーダ
装置と一定の距離を有して配設され他方の周波数バンド
の送信機と他方の周波数バンドの第2の受信機と一方の
周波数バンドの第2の受信機により形成された第2のレ
ーダ装置、および上記第1及び第2のレーダ装置が接続
されたコンピュータを備えたことを特徴とするデュアル
レーダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4502593A JPH06258427A (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | デュアルレーダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4502593A JPH06258427A (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | デュアルレーダ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06258427A true JPH06258427A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=12707797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4502593A Withdrawn JPH06258427A (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | デュアルレーダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06258427A (ja) |
-
1993
- 1993-03-05 JP JP4502593A patent/JPH06258427A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000509 |