JPH06251148A - 輪郭抽出方法 - Google Patents

輪郭抽出方法

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JPH06251148A
JPH06251148A JP5038762A JP3876293A JPH06251148A JP H06251148 A JPH06251148 A JP H06251148A JP 5038762 A JP5038762 A JP 5038762A JP 3876293 A JP3876293 A JP 3876293A JP H06251148 A JPH06251148 A JP H06251148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contour
outline
image
dynamic
energy
Prior art date
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Pending
Application number
JP5038762A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Suzuki
智 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication of JPH06251148A publication Critical patent/JPH06251148A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人間が動的輪郭の初期位置を与えずに、形状
ひずみの少ない、妥当な輪郭が得られる輪郭抽出方法を
提供する。 【構成】 まず、画像6を各画素の特徴により領域に分
割する(ステップ1)。次に、ステップ1で得られた領
域の中から、対象物の特徴が最も良く現われている領域
を選択する(ステップ2)。次に、ステップ2で選択さ
れた領域の境界を追跡し、動的輪郭の節点を置く(ステ
ップ3)。次に、各節点でのスプラインエネルギーと画
像から得られるエネルギーの総和が最小になるように動
的輪郭の節点を変更し、動的輪郭を広げる(ステップ
4)。最後に、画像から得られる情報により決るエネル
ギーとエッジエネルギーの総和が最小になるように動的
輪郭の節点を変更し、動的輪郭がエッジを通り過ぎない
ように動的輪郭を縮める(ステップ5)。これにより最
終的な輪郭7が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像から対象物の輪郭
を抽出する輪郭抽出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】輪郭抽出方法として、輪郭を折線近似
し、輪郭の形を変形できる動的輪郭(スネークと呼ばれ
る)を用い、輪郭のエネルギーが最小になるように輪郭
を変形する方法がある(Kass M. et al.: Snakes: Acti
ve contour models, Int. J. Comput. Vision, 1, p.32
1, 1988)。しかし、この方法では、動的輪郭の初期位置
は人間が与えなければならないという問題がある。その
ため、多重解像度画像処理と対象物の形状に関する知識
とを用いて初期位置を設定することが試みられている
(長谷川他:多重解像度画像処理とsnakesを用いた顔画
像の特徴点抽出の一方法、電子情報通信学会技術研究報
告、IE90-28.)。これは、画像をぼかしておおまかな特
徴点を抽出し、あらかじめ与えられた対象物の形状とそ
の特徴点をもとに初期位置を設定する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、対象物の形状に関する知識を与えることは一般
に困難であり、多くの応用では、動的輪郭の初期位置は
人間が与えなければならない。
【0004】本発明の目的は、人間が動的輪郭の初期位
置を与えずに、形状ひずみの少ない、妥当な輪郭が得ら
れる輪郭抽出方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の輪郭抽出方法は、画像を各画素の特徴によ
り領域に分割する第1の段階と、第1の段階で得られた
領域から、対象物の特徴が最も良く現われている領域を
選択する第2の段階と、第2の段階で得られた領域の境
界を抽出し、動的輪郭を置く第3の段階と、第3の段階
で置かれた動的輪郭を広げる第4の段階と、第4の段階
で得られた動的輪郭を、該動的輪郭がエッジを通りすぎ
ないように縮める第5の段階を有する。
【0006】
【作用】画像の領域分割に基づいて動的輪郭の初期位置
を自動決定するので(画像の領域分割の境界が対象物の
輪郭位置の手がかりを与えるから)、人間が初期位置を
与える必要がない。また、広がる動的輪郭と縮む動的輪
郭を順次実行することにより、形状ひずみの少ない、妥
当な輪郭を得ることができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例の輪郭抽出方法を
示す流れ図である。
【0009】まず、画像6を各画素の特徴により領域に
分割する(ステップ1)。分割の具体的方法としては、
例えば、同じ色特徴がある画素からなる領域に分割する
方法(“Wallace R. et al.: Color segmentation usin
g MDL clustering, Proc. SPIE Intelligent Robots an
d Computer Vision IX: Algorithms and Techniques,Vo
l. 1381, p.436, 1990”)を用いることができるが、他
の方法でもよい。
【0010】次に、ステップ1で得られた領域の中か
ら、対象物の特徴が最も良く現われている領域を選択す
る(ステップ2)。選択の具体的方法として、様々なも
のが考えられるが、例えば、対象物と同じ色を持つ領域
で、最大の面積を持つ領域を選択する方法が考えられ
る。
【0011】次に、ステップ2で選択された領域の境界
を追跡し、動的輪郭の節点(線分の切れ目の点)を置く
(ステップ3)。以下では節点をv[i]=(v
[i],y[i])(i=0,1,・・・・,n)と表
す。境界追跡の具体的方法としては、ある領域とそれ以
外の領域との境界上の画素を順次抽出する方法(S.Suzu
ki,K.Abe: Topological structural analysis of digit
ized binary images by border following, CVGIP, Vo
l.30, p.32, 1985)を用いることができるが、他の方法
を用いてもよい。
【0012】次に、以下の式(1)に示すエネルギーを
最小にするように動的輪郭の節点v[i]の局所的に変
更する処理をs回反復する(一度に大きく変形しないで
局所的に少しずつ変形する)ことにより、動的輪郭を広
げる(ステップ4)。
【0013】
【数1】 spl(i)は式(2)で定義され、各節点での輪郭から計
算されるスプラインエネルギーである。このエネルギー
は動的輪郭を収縮させ、かつ滑らかな曲線にするほど減
少する。
【0014】
【数2】 exp(i)は画像から得られる情報(画像6の2次元的特
徴)により決るエネルギーである。ステップ4では、動
的輪郭を広げるために式(3)を用いる。
【0015】
【数3】 area(i) は式(4)で定義される面積エネルギーで、
面積が増えるほどエネルギーが減少する。
【0016】
【数4】 dom(i)は、動的輪郭を広げるときに最初に抽出した領
域に動的輪郭が侵入するのを防ぐための領域エネルギー
で、領域内で1、領域外では0をとる関数である。
【0017】反復回数sは、初期輪郭をどれくらい広げ
るかの範囲を指定するパラメータであり、人間が与え
る。または、動的輪郭の内側に置くべきでない領域がわ
かる場合には、その領域を含まない範囲まで反復するこ
とにより、人間がパラメータを与えずに実行することも
できる。
【0018】最後に、以下の式(5)に示すエネルギー
を最小にするように動的輪郭の節点v[i]の局所的に
変更する処理をt回反復することにより、動的輪郭がエ
ッジ(濃度が急激に変化する画素)を通りすぎないよう
に縮め、最終的輪郭7を得る(ステップ5)。
【0019】
【数5】 con(i)は画像から得られる情報により決るエネルギー
である。ステップ5では、動的輪郭を縮めるために式
(6)を用いる。
【0020】
【数6】 edge(i) は式(7)で定義されるエッジエネルギー
で、強い(濃度の変化が大きい)エッジの上ほどエネル
ギーが減少する。
【0021】
【数7】 反復回数tは、ステップ4で得られた輪郭をどれくらい
縮めるかの範囲を指定するパラメータであり、人間が与
える。または、エネルギーが変化しなくなるまで反復す
ることにより、人間がパラメータを与えずに実行するこ
ともできる。
【0022】なお、以上のステップ1〜5における処理
は演算処理装置(CPU)により実行される。
【0023】図2は図1の輪郭抽出方法を用いた輪郭抽
出例を示す図である。
【0024】画素6は、各画素の特徴により、領域A,
B,Cに分割される(ステップ1、図2(a))。次
に、領域A,B,Cのうち、対象物の特徴が最も良く現
われている領域Aが選択され、その境界が抽出され、動
的輪郭が置かれる(ステップ2,3、図2(b))。次
に、動的輪郭が広げられる(ステップ4、図2
(c))。最後に、動的輪郭が、それがエッジが通り過
ぎないように縮められる(ステップ5、図2(d))。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、画像の領
域分割に基づいて動的輪郭の初期位置を自動決定するの
で、人間が動的輪郭の初期位置を与える必要がなく、ま
た、広がる動的輪郭と縮む動的輪郭を順次実行すること
により、形状ひずみの少ない、妥当な輪郭を得ることが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の輪郭抽出方法を示す流れ図
である。
【図2】図1の方法を用いた輪郭抽出例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1〜5 ステップ 6 画像 7 輪郭 A,B,C 領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像から対象物の輪郭を抽出する輪郭抽
    出方法であって、 画像を各画素の特徴により領域に分割する第1の段階
    と、 第1の段階で得られた領域から、対象物の特徴が最も良
    く現われている領域を選択する第2の段階と、 第2の段階で得られた領域の境界を抽出し、動的輪郭を
    置く第3の段階と、 第3の段階で置かれた動的輪郭を広げる第4の段階と、 第4の段階で得られた動的輪郭を、該動的輪郭がエッジ
    を通りすぎないように縮める第5の段階とを有する輪郭
    抽出方法。
JP5038762A 1993-02-26 1993-02-26 輪郭抽出方法 Pending JPH06251148A (ja)

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JP5038762A JPH06251148A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 輪郭抽出方法

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ID=12534300

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0774730A2 (en) 1995-11-01 1997-05-21 Canon Kabushiki Kaisha Object extraction method, and image sensing apparatus using the method
US5929912A (en) * 1995-10-24 1999-07-27 Sharp Kabushiki Kaisha Image coding/decoding apparatus
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US6938672B2 (en) 2003-04-24 2005-09-06 Chun Pyo Hong Rheoforming apparatus
US6942009B2 (en) 2003-04-24 2005-09-13 Chun Pyo Hong Apparatus for manufacturing billet for thixocasting

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