JPH0625105B2 - 上昇した眼内圧治療のための2‐スルフアモイル‐1h‐インドール誘導体 - Google Patents

上昇した眼内圧治療のための2‐スルフアモイル‐1h‐インドール誘導体

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JPH0625105B2
JPH0625105B2 JP60048458A JP4845885A JPH0625105B2 JP H0625105 B2 JPH0625105 B2 JP H0625105B2 JP 60048458 A JP60048458 A JP 60048458A JP 4845885 A JP4845885 A JP 4845885A JP H0625105 B2 JPH0625105 B2 JP H0625105B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は上昇した眼内圧を低下させるのに有用な新規
な2−スルファモイル−1H−インドールに関する。よ
り詳しくはこの発明は式 (R、XおよびYは以前に定義した通りである。)の構
造を有する化合物及び同様にその製剤的及び眼科学的に
受容可能な塩に関する。この発明はまた、上昇した眼内
圧、特に緑内障として知られる疾患におけるような病理
的損傷を伴う場合の治療のためのこの発明の新規化合物
を活性成分として使用する全身的および眼科的用途のた
めの医薬組成物に関する。
緑内障は上昇した眼内圧を伴う眼の病気であり、眼内圧
が正常な機能を営むには高くなり過ぎて視機能の非可逆
的な喪失を招来する可能性がある。若し治療がされなけ
れば、最終的には失明につながることがあり得る。眼の
過度の緊張、すなわち視神経頭の損傷を伴わない上昇し
た眼内圧の状態または緑内障に特徴的な視野の欠損は、
今日多くの眼科学者によつて緑内障の最も初期の段階を
表わすと信じられている。
緑内障の治療に以前使用された多くの薬剤は完全に満足
すべきものでないことが分つた。実際、ピロカルピンと
フイゾスチグミンが導入されるまで緑内障の治療におけ
る進歩はほとんど無かつた。たつと最近になつて臨床医
学者は多くのβ−アドレナリン作動性遮断薬が眼内圧を
低下させるのに有効なことに気付いた。これら薬剤の多
くは眼内圧を低下させるのに有効であるが、それらは他
の特性たとえば膜安定化活性を持つており、長期的な眼
科用途には受入れらないものである。β−アドレナリン
作動性遮断薬である(S)−1−tert−ブチルアミノ−3
−〔(4−モルフオリノ−1,2,5−チアジアゾール
−3−イル)オキシ〕−2−プロパノールは眼内圧を低
下させること、またピロカルピンに随伴する多くの望ま
しくない副作用が全く無いこと、またその上他の多くの
β−アドレナリン作動性遮断薬を上回る長所、たとえば
局所麻酔的性質の無いこと、活性が長い間持続するこ
と、耐性の発現が最小であることが分つた。
上に述べたピロカルピン、フイゾスチグミン及びβ−遮
断薬は眼内圧を低下させるが、これらの薬剤の何れも炭
酸脱水酵素を阻害し、それによつて炭酸脱水酵素系によ
つて作られる房水の生成に対する寄与を妨げることによ
り作用を発現するものではない。
炭酸脱水酵素阻害剤として言及した薬剤は炭酸脱水酵素
を阻害することにより、この流入経路を阻止しまたは妨
げる。そのような炭酸脱水酵素阻害剤は現在経口、静注
またはその他の全身的な経路により眼内圧の治療に使用
されているが、そのためにそれらは全身を通して炭酸脱
水酵素を阻害するという顕著な不利益がある。そのよう
な基本的酵素系の全体的崩壊は驚くべく上昇した眼内圧
に急激に襲われる場合とか他に有効な薬剤が無い場合に
のみ正当化される。希望する眼科的標的組織にのみ炭酸
脱水酵素を向けることが望まれながら、臨床的用途に利
用できる局所的に有効な炭酸脱水酵素阻害剤はない。
しかしながら、、局所的に有効な炭酸脱水酵素が欧州特
許出願0,070,239と0.079,269及び米国出願第364,953号
に報告されている。その中に報告されている化合物は5
(及び6)−ヒドロキシ−2−ベンゾチアゾールスルフ
オンアミドとそれのアシルエステルである。
有効で受容可能な局所用薬剤であるためには、眼科用炭
酸脱水酵素阻害剤は眼科的組織を浸透して眼の中の活性
部位に到達しなければならないのみならず、刺激性、ア
レルギー反応その他の長期間投与を困難にするような副
作用の全く無いものでなければならない。
この発明の新規化合物は式 [式中、X及びRは水素、水酸基、またはC1-3アルコ
キシ基であり、またYは水素またはC1-3アルキル基で
あり、また、XとRは共同してメチレンジオキシ基を表
す。]を有する化合物またはその眼科学的または製剤的
に受容可能な塩である。
この発明のより好ましい具体化においては、Xが水素で
あり、RがHO−である。また置換基Rはインドールの
5または6位、特別には5位に位置することもより好ま
しい具体化である。
この発明のより好ましい化合物は、5(または6)−ヒ
ドロキシ−2−スルファモイル−1H−インドールであ
る。
この発明の代表的炭酸脱水酵素阻害剤は、5(または
6)−ヒドロキシ−2−スルファモイル−1H−インド
ールである。
Rが水酸基である化合物を調製する新規な方法はメトキ
シ−2−スルファモイル−1H−インドールを少くとも
等モルの量のピリジン塩酸塩と共に約融点から約200
℃までの温度、そしてより好ましくは約160゜−17
0℃で約0.25−4時間、より好ましくは約0.5時間処
理し、反応を実質的に完了させることから成る。
Rが である 化合物は下記で表せる反応工程図により調製できる。
(式中、Rはさきに定義した意味を持ち、またX
塩素、臭素、よう素、 である。)一般にヒドロキシ−2−スルフアモイル−1
H−インドールと の等モル量を使用するが、より容易に入手できる反応剤
を過剰に使用すると満足すべき結果が得られる。
反応はアセトン、ジメチルフオルムアミド、ピリジン、
酢酸エチル、テトラヒドロフランまたはベンゼンなどの
ような適当な不活性溶媒中において、アシル化剤がアシ
ルハライドの場合はハロゲン化水素の受容体またはアシ
ル化剤が酸無水物の場合はカルボン酸受容体の少くとも
等モル量と共に行われる。トリエチルアミン、ピリジン
などのような塩基をこの目的に使用することができる。
反応は触媒と共にまたはそれを伴わないで0℃から使用
する溶媒の沸点の間の温度で行うことができるが、より
好ましくは約15℃から50℃の間である。
触媒を使用する場合は4−ジメチルアミノピリジンまた
は4−ピロリジノピリジンのような4,4−ジアルキル
アミノピリジンがより好ましい。
Rが である化合物は、 式 の化合物を適当なハロフオルメート、特に式 のクロロフオルメートまたは式 のビスカーボネートと反応させることにより最も適切に
調製される。
反応はジメチルフオルムアミド、ピリジン、アセトン、
酢酸エチル、テトラヒドロフランまたはベンゼンなどの
適当な溶媒中で少くとも等モル量のハロゲン化水素受容
体と共に行う。トリエチルアミン、ピリジンなどの塩基
がこの目的に使用できる。
反応は触媒と共にまたはそれを伴わないで0℃から使用
する溶媒の沸点の間の温度で行うことができるが、より
好ましくは約15℃から50℃の間である。
触媒を使用する場合はトリエチルアミン、または4−ジ
メチルアミノピリジンまたは4−ピロリジノピリジンの
ような4,4−ジアルキルアミノピリジンがより好まし
い。
ヒドロキシ−2−スルフアモイル−1H−インドールの
エーテルを調製するこの発明の新規な方法においては、
ヒドロキシ化合物を式R−X(ただしXは塩化
物、臭化物またはよう化物のようなハロゲン化物または
メシレート、、トシレートまたはベンゼンスルフオネー
トのような他の良好な脱離基である。)のアルキル化剤
でジメチルフオルムアミド、ヘキサメチルフオスフオラ
ミドなどのような適当な溶剤中、アルカリ金属アルコキ
シサイド、より好ましくはナトリウムメトキサイドのよ
うな塩基の存在下で、約0゜−35℃、通常は大体室温
で約10−30時間処理する。
エーテル合成の別法としてはスルフオンアミド群をフオ
ルムアミジンのN,N−二置換体とした保護し、所望の
エーテルが生成した後除去することから成る。フオルム
アミジン誘導体はアセトニトリルのような不活性有機溶
媒に懸濁したヒドロキシ−2−スルファモイル−1H−
インドールに対して、約−10〜+35℃、より好まし
くは大体室温で約0.5〜約3時間掛けて、たとえばN,
N−ジメチルフオルムアミドジメチルアセタールを添加
することにより調製する。
次いでエーテルはヒドロキシ化合物をジメチルスルホキ
シドのような溶媒中で、より好ましくは炭酸カリウムな
ど、ピリジンなどまたは塩基性イオン交換樹脂のような
酸受容体の存在下でアルキル化剤、R−Xで処理す
ることにより容易に調製される。反応は約25−100
℃、より好ましくは60℃で約10−36時間、より好
ましくは約18時間行われる。
保護基は化合物を2N水酸化ナトリウムのような稀アル
カリで約20−60℃、より好ましくは約40℃で0.5
−3時間、より好ましくは約1時間処理することにより
スルフオンアミドから除去される。また、6N HClで約
100℃、2−5時間処理することも、所望の脱保護基
を達成する条件として用いることができる。
置換基の無いこの発明の新規な化合物、すなわちRが水
素、及びRがRであつてRはアルキル基、シクロア
ルキル基、シクロアルキル−アルキル基、アルキル−シ
クロアルキル基、アルコキシアルキル基、アルケニルで
あるか、RがR−O−であつてRが上に定義した通
りであるか、RがR5R6N-であつてRとRは水素原
子ではないような相当に安定な置換基を持つものである
化合物は、インドールNが保護されている完全なインド
ール核にスルフオンアミド基を形成させることにより好
便に調製される。これはメトキシ−2−スルファモイル
インドールの調製法として前に記述された方法により達
成される。
O−サルフエートはヒドロキシ−2−スルファモイル−
1H−インドールをピリジン中、上昇した温度(約50
℃から沸点まで)で約18−48時間スルフアミン酸と
反応させてアンモニウム塩を生成させ、次いで、所望な
ら、式MOHの水酸化物で滴定することにより他の塩を
生成させることにより調製される。
同様にO−フオスフエートはヒドロキシ−2−スルファ
モイル−1H−インドールをフオスフオラスオキシクロ
リド、アルキルジクロロフオスフエートまたはジアルキ
ルクロロフオスフエートと共にピリジンまたは類似の塩
基性溶媒中で約−5〜+5℃で約0.25−1.0時間処理
することにより調製される。
実施例1 5−ヒドロキシ−1H−インドール−2−スルフオンア
ミド 工程A:5−メトキシ−1−ベンゼンスルフオニルイン
ドールの調製 2,2′−ジピリジル(5.0mg)を含む乾燥したTHF
(300ml)に溶解した5−メトキシインドール(20.
0gm、0.1368モル)の溶液に窒素中、−78℃でn
−ブチルリチウム(1.6モル/ヘキサン、95.0ml、0.
15モル)を滴下漏斗を通して15分間にわたつて添加
した。冷浴を取り去り、溶液を撹拌しながら1.0時間に
わたつて0℃まで昇温させた。混合液は−78℃まで再
冷却し、ベンゼンスルフオニルクロリド(25.36gm、
0.1436モル)を注射器を通して15分間にわたつて
添加した。添加の最中、温度は−60℃以上に上らなか
つた。無色の混液は一晩掛けてゆつくり室温まで昇温さ
せた。
反応混液は2%炭酸ナトリウム水溶液500mlに注ぎ込
み、ジエチルエーテル(4×200ml)で抽出した。合
併した抽出液は2%炭酸ナトリウム(2×150ml)、
水(2×150ml)、水(2×150ml)、ブライン
(2×150ml)で洗浄し、次いで乾燥したMgSO4)。
ジエチルエーテルは真空で除去し、得られた淡いことは
く色の油状物を2:1(v:v)ヘキサン−エーテルで
すりつぶし、黄褐色の固形物33.85gm(収率86.11
%)が得られ、m.p.95−98℃であつた。
工程B:リチウム5−メトキシ−1−ベンゼンスルフオ
ニルインドール−2−スルフイネートの調製 5−メトキシ−1−ベンゼンスルフオニルインドール
(85.0gm、0.3モル)を窒素中で乾燥したTHF(3
00ml)に添加した。反応は−78℃に冷却し、n−ブ
チルリチウム(1.6モル/ヘキサン、194.0ml、0.31
モル)を1時間にわたつて滴下添加した。反応液は30
分撹拌した。
乾燥したSO2ガスを懸濁液の表面に導入した。SO2
スを添加(30分)した後、反応混液は室温まで温度を
上昇させた。反応液はヘキサン(500ml)で希釈し、
真空過により沈澱を捕集した。乾燥後、固形物として
100gm(収率95%)のリチウムスルフイネートが得
られ、このものは更に精製することなく次の工程に使用
した。
工程C:5−メトキシ−1−ベンゼンスルフオニル−2
−スルファモイルインドールの調製 リチウム5−メトキシ−1−ベンゼンスルフオニルイン
ドール−2−スルフイネート(100gm、0.28モル)
をメチレンクロリド(350ml)に冷却しながら(5
℃)添加した。N−クロロサクシニミド(39.2gm、0.
29モル)を反応溶液に分割して添加した。反応は撹拌
しながら2.0時間行つた。
反応混液は過し、液はメチレンクロリド(400m
l)で洗浄した。溶媒を真空で除去し褐色の油状物を得
た。
油状物はTHF(200ml)に溶解し、冷却(5℃)
し、乾燥したNH3ガスを反応混液中に通じて泡立させ
た。過剰のアンモニヤとTHFは真空で除去し褐色の固
形物が得られた。固形物を水ですりつぶして85.6gm
(90.0%)の5−メトキシ−1−ベンゼンスルフオニ
ル−2−スルファモイルインドールが得られた。一部分
を無水エタノールから再結し、mp188−189℃であ
つた。
工程D:5−メトキシ−2−スルファモイル−1H−イ
ンドールの調製 5−メトキシ−1−ベンゼンスルフオニル−2−スルフ
ァモイルインドール(22.0gm、0.97モル)を10%
%水酸化ナトリウム(250ml)に溶解し90℃で1時
間加温した。冷却した反応混液は酢酸エチル(2×15
0ml)で抽し塩酸で中和した。沈澱を過して集め、
液を酢酸エチル(4×200ml)で抽出した。前に集め
た沈澱は抽出液と合併し、抽出液は水(2×100m
l)、ブライン(2×100ml)で洗浄し乾燥した(MgS
O4)。有機溶剤は真空下で除去し褐色の固形物10.2gm
を得た。固形物は脱色用カーボンを使用して水から再結
晶して白色結晶4.5gmを得、m.p.208−209℃であ
つた。
理論値(C9H10N2O3Sについて計算): C、47.77 H、4.46 N、12.38 実測値:C、47.75 H、4.49 N 12.29 工程E:5−ヒドロキシ−2−スルファモイル−1H−
インドールの調製 5−メトキシ−2−スルファモイル−1H−インドール
(2.5gm、11ミリモル)をピリジン塩酸塩(7.5gm)
と混合し、190℃で30分間加熱した。反応液は14
0℃に冷却し氷水(25gm)に注ぎ込んだ。混液は酢酸
エチル(3×100ml)で抽出し、水(2×50ml)、
ブライン(2×25ml)で洗浄し乾燥した(MgSO4)。
酢酸エチルは真空で除去し褐色の固形物2.4gmを得た。
固形物はシリカゲルと95/5(v/v)クロロホルム
−メタノールを使用してフラシユクロマトグラフにかけ
た。単離した化合物はクロロホルム−メタノール95/
5(v/v)を使用して結晶化し、白色固形物628mg
を得、m.p.220−221℃(分解)であつた。
理論値(C8H8N2O3Sについて計算): C、45.27 H、3.80 N、13.26 実測値:C、45.20 H、3.88 N、13.26 実施例2 6−ヒドロキシ−1H−インドール−2−スルフオンア
ミド 工程A:6−メトキシ−1−ベンゼンスルフオニルイン
ドールの調製 6−メトキシインドール(16.0gm、0.1095モル)
を150mlの乾燥したテトラヒドロフランと色指示薬と
して2,2′−ジピリジル(5.0mg)と共に丸底フラス
コに添加した。反応フラスコはドライアイス/アセトン
浴を使用して−78℃に冷却した。N−ブチルリチウム
の1.6M/ヘキサン溶液(71.9ml、0.1150モル)
を約30分間にわたつて滴下添加した。赤色が持続し
た。ドライアイス/アセトン浴を取り去り、反応液を約
45分間にわたつて0℃まで昇温させた。次いで反応フ
ラスコを−78℃まで冷却し、ベンゼンスルフオニルク
ロリド(21.3gm、0.1205モル)を撹拌しながら1
5分間にわたつて滴下添加した。反応液は2時間掛けて
室温まで昇温させた。
反応液は500mlの2%(w/v)炭酸ナトリウム溶液
に注ぎ込み、ジエチルエーテル(4×200ml)で抽出
した。合併した抽出液は飽和炭酸ナトリウム溶液(2×
100ml)、水(2×100ml)、ブライン(2×10
0ml)で洗浄し乾燥した(KCO3)。混液は過し、
ジエチルエーテルを真空で除去して白色の固形物25.0
gmを得た。
工程B:リチウム6−メトキシ−1−ベンゼンスルフオ
ニルインドール−2−スルフイネートの調製 6−メトキシ−1−ベンゼンスルフオニルインドール
(500gm、0.17モル)を窒素気流中で乾燥したTH
Fに添加した。反応液は−78℃に冷却し、n−ブチル
リチウム(1.6モル/ヘキサン、115.0ml、18モ
ル)を1.0時間にわたつて滴下添加した。反応液は添加
後30分撹拌した。
乾燥したSO2ガスを懸濁液の表面に通じた。15分後SO2
を停止した。反応液は2時間掛けて室温まで昇温させ
た。反応液はヘキサン(500ml)で希釈し、白色沈澱
を過により除いてリチウムスルフイン酸塩60.0gm
(収率96.5%)を得、更に精製をしないで使用した。
工程C:6−メトキシ−2−スルファモイル−1H−イ
ンドールの調製 リチウム6−メトキシ−1ベンゼンスルフオニルインド
ール−2−スルフイネート(60.0gm、0.17モル)を
メチレンクロリド(200ml)に冷却しながら(5℃)
添加した。N−クロロサクシニミド(24.0gm、0.18
モル)を反応溶液に分割して添加した。反応は撹拌しな
がら2.0時間行つた。
反応混液は過し、液はメチレンクロリド(300m
l)で洗浄した。溶剤を真空で除去し褐色の油状物を得
た。
油状物はTHF(500ml)に溶解し、冷却(5℃)
し、乾燥したNH3ガスを反応混液に通じて泡立たせた。
過剰のアンモニアとTHFを真空で除去し褐色の油状物
が得られた。固形物は水ですりつぶして褐色の固形物5
1.5gm(89.2%)を収得した。試料は無水エタノール
から再結晶し、mp171−172℃であつた。
工程D:6−ヒドロキシ−2−スルファモイル−1H−
インドールの調製 6−メトキシ−2−スルファモイル−1H−インドール
(3.0gm、13ミリモル)をピリジン塩酸塩(15.0g
m)に添加し、混液を190℃で1.0時間加熱した。熱
い反応混液を氷/ブライン(50gm/50ml)の中に注
ぎ込み、酢酸エチル(3×150ml)で抽出した。合併
した抽出液は水(2×25ml)、ブライン(2×25m
l)で洗浄し乾燥した(MgSO)。溶剤は真空下で除
去し、黄褐色の固形物(1.9gm、収率69%)を収得し
た。クロロホルム−メタノール95/5(v/v)を使
用したシリカゲルでのカラムクロマトグラフにより、黄
褐色固形物1.41gを得た。クロロホルム−メタノール
95/5(v/v)よりの結晶化により分析試料を得、m.p.
194−195℃であつた。
理論値(CSについて計算): C、42.27 H、3.80、 N、13.20 実測値:C、45.25 H、3.89 N、13.18 実施例3 5,6−メチレンジオキシ−2−スルフアモイルインド
ール 工程A:5,6−メチレンジオキシ−1−ベンゼンスル
フオニルインドールの調製 新し蒸留したTHF(60ml)に溶解した5,6−メチ
レンジオキシインドール(11.5gm、71ミリモル)の
溶液に窒素気流中、−70℃で1.6モルのn−ブチルリ
チウム(50ml、80ミリモル)を1.5時間にわたつて
滴下添加した。次いでベンゼンスルフオニルクロリド
(10.05ml、82ミリモル)を滴下添加した。反応混
液は除去に加温して室温にし、水/メチレンクロリドに
注入した。メチレンクロリド層を分離し、乾燥(無水Na
2SO4)、過、蒸発して23.4gmの粗生産物を得た。こ
の固形物をジエチルエーテルですりつぶし、過によつ
て精製した生産物を集め、mp142−145℃であつ
た。
工程B:リチウム5,6−メチレンジオキシ−1−ベン
ゼンスルフオニルインドール−2−スルフイネートの調
製 5,6−メチレンジオキシ−1−ベンゼンスルフオニル
インドール(4.05gm、13.5ミリモル)を新しく蒸留
したテトラヒドロフラン(30ml)に窒素気流中で溶解
し、−70℃に冷却し、それに1.6モル/ヘキサンのブ
チルリチウム(9.0ml、14.4ミリモル)を滴下添加し
た。1.5時間後SO2ガスを反応液の表面に通気して泡立
たせ、その間に反応液は除去に室温まで上昇した。反応
液にヘキサン(60ml)を添加するとスルフイン酸塩の
沈澱が生成した。この塩を過によつて集め、ヘキサン
で洗浄、風乾して5.6gmの固形物を得、これをそのまま
使用した。
工程C:5,6−メチレンジオキシ−1−ベンゼンスル
フオニルインドール−2−スルフオニルクロリドの調製 リチウム5,6−メチレンジオキシ−1−ベンゼンスル
フオニルインドール−2−スルフイネート(5.3gm)を
メチレンクロリド(50ml)に溶解し、氷浴中で5℃に
冷却し、N−クロロサクシニミド(1.85gm、13.5ミ
リモル)の固形物を添加した。1時間撹拌した後、反応
混液を室温まで加温し沈澱したリチウムサクシニミドを
過により除去した。メチレンクロリド溶液を蒸発し、
残渣をジエチルエーテルですりつぶすことによつて3.6
6gmの生産物を得、mp148−150℃であつた。
工程D:5,6−メチレンジオキシ−1−ベンゼンスル
フオニル−2−スルファモイルインドールの調製 5,6−メチレンジオキシ−1−ベンゼンスルフオニル
インドール−2−スルフオニルクロリド(3.66gm、9.
15ミリモル)のアセトン(35ml)溶液を、濃水酸化
アンモニウム(5ml)をアセトン(20ml)に溶かした
溶液であつて氷浴中で冷却したものへ滴下添加した。1
時間後反応混液を室温まで加温し溶剤を蒸発した。残渣
は冷水に懸濁し結晶性固形物を過により集めた。この
固形物を酢酸エチルに溶解し、乾燥(無水Na2SO4)蒸発
し、残渣をジエチルエーテルですりつぶして結晶性生産
物(1.75gm)を得、mp229−232℃であつた。
工程E:5,6−メチレンジオキシ−2−スルファモイ
ルインドールの調製 5,6−メチレンジオキシ−1−ベンゼンスルフオニル
−2−スルファモイルインドール(2.21gm、5.8ミリ
モル)を40%水酸化ナトリウム(4ml、40ミリモ
ル)と水(11ml)に最初に懸濁したものを90℃で1
時間加熱し均一な溶液とした。反応液を室温まで冷却し
生産物の塩は沈澱した。この混液を濃塩酸で酸性にし、
沈澱した塩は過によつて集めた。この固形物を酢酸エ
チル/アセトニトリルに溶解し乾燥した(無水Na2S
O4)。この溶液を活性炭の床で過し溶剤剤を蒸発し
た。残渣はジエチルエーテルですりつぶして結晶性の生
産物(1.1gm)を得、mp234−237℃であつた。
本願発明の代表的化合物の眼内圧低下作用を示す薬理試
験の結果を以下に説明する。
方法 少なくとも1か月間予め右の眼のみをα−キモトリプシ
ンで注入処理したアルビノラビットを本試験に使用し
た。α−キモトリプシン処理した眼のみに0.5%ヒドロ
キシエチルセルロース(HEC)賦形剤中の本願発明の化合
物からなる懸濁液または0.5%HEC賦形剤のみからなる
溶液を夫々50μ注入した。薬剤注入後の眼内圧の変
化量を以下の表1に示す時間毎に測定した。結果を以下
の表1に示す。
この表から明らかなように、本願発明の化合物、特に、
5−ヒドロキシ−2−スルファモイル−1H−インドー
ルは、0.1%の濃度で、最大7.5mmHg眼内圧を低下させ
ることが判明した。
炭酸脱水酵素の阻害により助けられた状態の治療に使用
するためには、活性化合物は全身的にまたは眼の治療の
ためには局所的に投与することができる。投与される薬
物量は療養中1日当り0.1mgの小量から25mgまたはそ
れ以上であることができ、1日当り1回投与でも満足で
きるが、1日当り1回、またはより好ましくは2−4回
投与とすることができる。
上昇した眼内圧または緑内障の治療のために投与すると
きは、活性化合物は前に述べたように全身的な処置も可
能ではあるが、眼に局所的に投与することが最も望まし
い。
全身的に与える場合、薬剤はどのような径路でも与える
ことができるが、経口径路がより好ましい。経口投与に
おいては、錠剤またはカプセルのような通常の投与形態
の何れでも使用でき、同時的供給形態にも徐放的形態に
することができる。通常の賦形剤または錠剤用の助剤は
その何れても同様に含有させることができる。
局所的に与える場合、活性薬剤またはナトリウムまたは
カリウム塩のようなそれの眼科学的に受容可能な塩は眼
科製剤の中に処方される。そのような処方においては、
重量で0.1−15%の間で使用することができる。目的
は状態が持続する間継続する治療と共に、患者に対して
1日当り眼に0.1−10mgの量を投与することである。
このようにして、局所投与のための眼科用溶液、挿入
剤、軟膏または懸濁液、または全身投与のための錠剤、
筋肉注射また静脈注射用組成物において活性薬品または
その塩の等当量が使用され、残りは担体、賦形剤、保存
剤などのようなこのような組成物に通常使用されている
ものである。
この発明の活性薬剤は懸濁液、軟膏または固形挿入剤の
ような目に対する局所投与に適した眼科用製剤組成物の
形で最も適切に投与される。これらの複合物の処方は0.
01−15%のまた特に0.5−2%の薬品を含有するこ
とができる。投与が上昇した眼内圧を低下させまたは制
御するのに有効であるなら、より高い投与量、たとえば
約10%またはより低い投与量を使用することができ
る。一般に治療を要する状態が持続する間、毎日一回ま
たは分割して投与することを基礎として、一般に化合物
の0.001−10.1mg、より好ましくは0.005−2.0
mg、また特に0.1−1.0mgを単位投与量として人間の眼
に適用される。
これらの上に記述した投与量は人間の患者にとつて正確
であると信じられており、また公知の及び現在理解され
ている化合物の薬理と人間の目の他の同様な本質の作用
に基づいているものである。それらは知られている限り
の最もよい方式を反映している。すべての医薬における
と同様に、投与量の要求は変動するものであり、病気と
患者の反応に基づいて個別化するものでなければならな
い。
活性化合物を含有する製剤調製物は好便に毒性の無い製
剤的有機担体または毒性のない製剤的無機担体と混合す
ることができる。典型的な製剤的に受容可能な担体は、
たとえば水、水と低級アルカノールまたはアラルカノー
ル、植物油、ポリアルキレングリコール、石油系ゼリー
(petroleum based jelly)、エチルセルローズ、オレ
イン酸エチル、カルボキシメチルセルローズ、ポリビニ
ルピロリドン、ミリスチン酸イソプロピルのような水と
混和する溶剤との混液及び他の普通に使用されている受
容可能な担体である。医薬組成物はまた乳化剤、保存
剤、湿潤剤、賦形剤などのような毒性のない補助物質、
たとえばポリエチレングリコール200、300、40
0及び600、カーボワツクス1000、1500、4
000、6000及び10000、第四級アンモニウム
化合物、フエニル水銀塩のような低温殺菌性があり使用
上害の無い抗菌剤、チメロサール、メチル及びプロピル
パラベン、ベンジルアルコール、フエニルエタノール、
塩化ナトリウム、ほう酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、
グルコネート緩衝液のような緩衝液成分及びソルビタン
モノオレエート、トリエタノールアミン、オレエート、
ポリオキシエチレンゾルビタンモノパルミテート、ジオ
クチルゾジウムスルフオサクシネート、モノチオグリセ
ロール、チオソルビトール、エチレンジアミン四酢酸な
どのような他の普通の成分を含有することができる。そ
の上、現在の目的のための担体培地として普通のりん酸
緩衝液系賦形剤、等張性ほう酸賦形剤、等張性塩化ナト
リウム賦形剤、等張性ほう酸ナトリウム賦形剤などを含
む適当な眼科用賦形剤を使用することができる。
製剤調製物はまた、投薬後薬剤が本質的に完全な形で残
る固形挿入剤、または薬剤が疾液に溶けるか、さもなけ
れば分解する生浸食的な挿入剤の形とすることができ
る。
眼科用処方の実施例を以下に表として表わす。
尚、実施例36、37、38及び40は参考例である。
実施例35 化合物I、りん酸緩衝液用塩及びベンザルコニウムクロ
リドを水に添加し溶解する。組成物のpHを6.8に調節
し、全量まで希釈する。組成物は電離放射線により殺菌
する。
実施例36 6−(2−スルフアモイル −1H−インドリル)2 −メチルプロピオネート (II) 5mg ワセリン(全量まで適量添 加) 1g 化合物IIとワセリンは無菌的に混合する。
実施例37 5−(2−スルフアモイル−1H− インドリル)アセテート 1mg ヒドロキシプロピルセルロース(全 量まで適力添加) 12mg 眼科用挿入剤は上記成分の粉末混合物をカーバープレス
(Carver Press)にかけ、12,000ポンドゲージ、
300゜Fで1−4分間加圧することにより調製される
圧縮成形フイルムから製造される。次いでフイルムは加
圧下、圧板に冷水を循環させて冷却する。次いで眼科用
挿入剤は桿状パンチによりフイルムから切り出される。
各挿入剤をバイアルびんに入れ、次いでこれを加湿キヤ
ビネツト(相対湿度88%、30℃)に入れ2−4日間
置く。加湿キヤビネツトから取り出した後、バイアルび
んは打栓しキヤツプをかぶせる。次いで水和させた挿入
剤を含むバイアルびんを250゜F、1/2時間高圧滅菌す
る。
実施例38 6−(2−スルフアモイル−1H− インドリル)アセテート 1mg ヒドロキシプロピルセルロース(全量 まで適量添加) 12mg 眼科用挿入剤はメタノールを溶剤として使用し粉末状の
上記成分の粘重溶液を作ることにより調製する溶剤キヤ
ストフイルムから製造される。溶液はテフロン板上に置
き風乾させる。乾燥後フイルムは相対湿度88%のキヤ
ビネツトに柔軟になるまで置く。適当な大きさの挿入剤
をフイルムから切り出す。
実施例39 5−ヒドロキシ−2−スルファモ イル−1H−インドール 1mg ヒドロキシプロピルメチルセルロ ース(全量まで適量添加) 12mg 眼科用挿入剤はメタノール/水の溶剤系を使用して上記
成分の粉末混合物の粘重溶液を作ることにより調製され
る溶剤キヤストフイルムから製造される。(10mlのメ
タノールに2.5gの粉末混合物を加え、それに11mlの
水を三分割して添加する。)溶液をテフロン板上に置き
風乾させる。乾燥後フイルムを相対湿度88%のキヤビ
ネツトに柔軟になるまで置く。適当な大きさの挿入剤を
フイルムから切り出す。
実施例40 6−(2−スルファモイル−1H −インドリル)アセテート 1mg ヒドロキシプロピルメチルセルロ ース(全量まで適量添加) 12mg 眼科用挿入剤は上記成分の粉末混合物をカーバープレス
にかけ、12000ポンド(ゲージ)、350゜Fで1
分間加圧することにより調製される圧縮成形フイルムか
ら製造される。次いでフイルムは加圧下、圧板に冷水を
循環させて冷却する。次いで眼科用挿入剤はパンチによ
りフイルムから切り出される。各挿入剤をバイアスびん
に入れ、次いでこれを加湿キヤビネツト(相対湿度88
%、30℃)に入れ2−4日間置く。加湿キヤビネツト
から取り出した後、バイアルびんは打栓しキヤツプをか
ぶせる。次いで水和した挿入剤を含むバイアスびんを2
50゜F、1/2時間高圧滅菌する。
この発明の固形挿入剤は病原菌の無い状態で患者によつ
て使用され得ることは非常に好ましいことである。それ
ゆえ、挿入剤を殺菌することはより好ましいことであ
り、また再汚染を防ぐため、殺菌は包装後にすることが
より好ましい。最良の殺菌の方式はコバルト60または
高エネルギー電子ビームから放射される放射線を含む電
離放射線を使用することである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構造式: [式中、X及びRは水素、水酸基、またはC1-3アルコ
    キシ基であり、またYは水素またはC1-3アルキル基で
    あり、また、XとRは共同してメチレンジオキシ基を表
    す。]を有する化合物またはその眼科学的または製剤的
    に受容可能な塩。
  2. 【請求項2】Xが水素であり、RがHO−である特許請
    求の範囲第1項に記載の化合物。
  3. 【請求項3】化合物が5(または6)−ヒドロキシ−2
    −スルファモイル−1H−インドールである特許請求の
    範囲第2項に記載の化合物。
  4. 【請求項4】眼科学的に受容可能な担体と構造式: [式中、X及びRは水素、水酸基、またはC1-3アルコ
    キシ基であり、またYは水素またはC1-3アルキル基で
    あり、また、XとRは共同してメチレンジオキシ基を表
    す。]を有する化合物またはその眼科学的に受容可能な
    塩の眼内圧を低下させるのに有効な量とからなる緑内障
    及び上昇した眼内圧を局所的に治療するための眼科用組
    成物。
  5. 【請求項5】Xが水素であり、RがHO−である特許請
    求の範囲第4項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】化合物が5(または6)−ヒドロキシ−2
    −スルファモイル−1H−インドールである特許請求の
    範囲第5項に記載の組成物。
JP60048458A 1984-03-14 1985-03-13 上昇した眼内圧治療のための2‐スルフアモイル‐1h‐インドール誘導体 Expired - Lifetime JPH0625105B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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