JPH06251023A - 問い合わせ・ガイド付き工程進捗管理装置 - Google Patents

問い合わせ・ガイド付き工程進捗管理装置

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JPH06251023A
JPH06251023A JP3804393A JP3804393A JPH06251023A JP H06251023 A JPH06251023 A JP H06251023A JP 3804393 A JP3804393 A JP 3804393A JP 3804393 A JP3804393 A JP 3804393A JP H06251023 A JPH06251023 A JP H06251023A
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JP
Japan
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current
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JP3804393A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Kobayashi
信裕 小林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、プロジェクトリーダの負荷を軽減で
き、多くの経験を要せずとも的確な進捗管理を行なえる
ことを最も主要な目的としている。 【構成】本発明は、計算機により必要なタイミングでプ
ロジェクトリーダに代わって、プロジェクトメンバーに
対して進捗のフォローを行ない、データベースに登録さ
れた過去のプロジェクト情報と進捗の現状とから計算機
により分析評価を行ない、必要な情報をプロジェクトメ
ンバーに対してガイドすることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロジェクトリーダお
よびプロジェクトメンバーから構成される複数のメンバ
ーで作業を行なうプロジェクトにおいて、特に計算機を
用いて工程の進捗管理を行なうことにより、プロジェク
トリーダの負荷を軽減でき、多くの経験を要せずとも的
確な進捗管理を行なえるようにした工程進捗管理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、企業においては、一般のプロ
ジェクト作業では、プロジェクトリーダが自分の経験と
勘に頼って、工程計画を立て、作業指示を出し、進捗フ
ォローを定期的に行ない、一つのプロジェクトを推進し
ている。
【0003】ところが、最近では、ダウンサイジング化
やネットワークの普及に伴ない、1箇所にメンバーが集
まっての開発形態から、地理的に分散した環境で協同作
業を行なう形態が、急速に増加してきている。このた
め、プロジェクトの管理、とりまとめを行なうプロジェ
クトリーダの目が行き届かなくなりがちであり、これを
きちんと行なおうとすると、プロジェクトリーダの負荷
は増大する傾向にある。
【0004】また、ますます複雑になるプロジェクト作
業において、プロジェクトの運営は、プロジェクトリー
ダの経験や勘に頼る要素が大きいにもかかわらず、経験
の浅いメンバーが作業を行なわざるを得ない状況が問題
になっている。
【0005】一方、従来のプロジェクト管理装置は、工
程計画の作成、管理を、独立した計算機で行なっている
ものが主流であり、工程管理に不可欠な進捗フォロー
は、タイミングを見計らって、プロジェクトリーダがア
クションを起こしている。
【0006】また、プロジェクトメンバーが進捗報告を
する際には、自己申告が基本であるため、人によって基
準が異なることから、的確な判断がしずらいという問題
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
プロジェクト管理装置においては、プロジェクトリーダ
の負荷が非常に重いばかりでなく、多くの経験を要して
いないと進捗管理を的確に行なえないという問題があっ
た。
【0008】本発明の目的は、プロジェクトリーダの負
荷を軽減でき、多くの経験を要せずとも的確な進捗管理
を行なうことが可能な問い合わせ・ガイド付き工程進捗
管理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明では、プロジェクトリーダおよびプロジェク
トメンバーが各自操作可能で、ネットワークにより接続
されて互いに情報交換可能な計算機を用いて、工程の進
捗管理を行なう工程進捗管理装置において、過去のプロ
ジェクトの特性データおよび個人の技術特性データを登
録しておくプロジェクトパターンデータベースと、プロ
ジェクトパターンデータベースに登録されている情報を
参照して工程計画を作成する際の参考データを提示する
工程計画作成支援手段と、工程計画作成支援手段により
提示された参考データを現在のプロジェクトデータとし
て登録しておくカレントプロジェクトデータベースと、
カレントプロジェクトデータベースに登録されている現
在のプロジェクトの進捗状況を出力する工程出力手段
と、自己申告による進捗度データを、所定の補正量に基
づいて補正する進捗度補正手段と、進捗度補正手段によ
り補正された進捗度と、カレントプロジェクトデータベ
ースに登録されている現在のプロジェクトデータである
工程計画と、プロジェクトパターンデータベースに登録
されている情報とを分析評価し、その結果進捗度の報告
が一定期間無い場合にプロジェクトメンバーに対して進
捗度の報告を催促する問い合わせメッセージを出力し、
また補正された進捗度を、カレントプロジェクトデータ
ベースおよびプロジェクトパターンデータベースの情報
を基に実際の進捗度と比較して将来の予想進捗度を算出
し、プロジェクトメンバーに対して適切なガイド情報を
出力する分析評価・出力手段と、プロジェクト終了時
に、当該プロジェクトの特性データおよび個人技術特性
データを参照データとしてプロジェクトパターンデータ
ベースにフィードバックして登録するフィードバック手
段とを備えて構成している。
【0010】ここで、特に上記請求項1に記載の問い合
わせ・ガイド付き工程進捗管理装置において、担当プロ
ジェクトメンバーが作成した作成した成果物の量を測定
する成果物量測定手段を備え、当該成果物量測定手段に
より測定された成果物量により、自己申告による進捗度
データを補正するようにしている。
【0011】
【作用】従って、本発明の問い合わせ・ガイド付き工程
進捗管理装置においては、計算機により必要なタイミン
グでプロジェクトリーダに代わって、プロジェクトメン
バーに対して進捗のフォローを行ない、データベースに
登録された過去のプロジェクト情報と進捗の現状とから
計算機により分析評価を行ない、必要な情報をプロジェ
クトメンバーに対してガイドすることにより、はじめに
立てた計画と、実際に進んでいる作業の進捗状況を成果
物という客観的な指標と、自己申告という主観的な指標
とをあわせて、計画に対しての遅れ進みを正しく判断す
ることができる。
【0012】また、過去の類似プロジェクトや担当プロ
ジェクトメンバーの技術特性から、今後の進捗を予想し
て、起こり得る問題点をリストアップすることにより、
警告を促すことができる。
【0013】さらに、プロジェクトメンバーからの進捗
入力が、然るべきタイミングで実施されないと、プロジ
ェクトメンバーに対して進捗入力を催促する問い合わせ
メッセージを出力することにより、プロジェクトリーダ
ーに代わって、確実な進捗報告のフォローを行なうこと
ができる。
【0014】以上により、計算機がプロジェクトリーダ
の進捗管理業務の一部を肩代わりするので、プロジェク
トリーダの負荷の軽減を図ることができると共に、経験
の浅い人でも間違いの少ない進捗管理を行なうことがで
きる。
【0015】
【実施例】本発明は、計算機により必要なタイミングで
プロジェクトリーダに代わって、プロジェクトメンバー
に対して進捗のフォローを行ない、データベースに登録
された過去のプロジェクト情報と進捗の現状とから計算
機により分析評価を行ない、必要な情報をプロジェクト
メンバーに対してガイドするものである。
【0016】以下、上記のような考え方に基づく本発明
の一実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
【0017】図1は計算機を用いた本発明による問い合
わせ・ガイド付き工程進捗管理装置のハードウェア構成
例を示すブロック図、図2は同問い合わせ・ガイド付き
工程進捗管理装置の機能構成例を示すブロック図であ
る。
【0018】まず、図1において、本実施例の工程進捗
管理装置は、プロジェクトリーダ1およびプロジェクト
メンバー2が各自操作可能で、ネットワーク3により接
続されて互いに情報交換可能な計算機4,5,6を用い
て、工程の進捗管理を行なう構成としている。なお、7
はハードディスク等の記憶装置である。
【0019】一方、図2において、本実施例の工程進捗
管理装置は、プロジェクトパターンデータベース11
と、工程計画作成支援部12と、カレントプロジェクト
データベース13と、工程出力部14と、成果物量測定
部15と、進捗度補正部16と、分析評価・出力手段で
ある分析評価部17およびガイド部18と、フィードバ
ック部19とから成っている。
【0020】ここで、プロジェクトパターンデータベー
ス11は、過去のプロジェクトの特性データおよび個人
の技術特性データを登録しておくものである。
【0021】また、工程計画作成支援部12は、プロジ
ェクトパターンデータベース11に登録されている情報
を参照して工程計画を作成する際の参考データを提示す
るものである。
【0022】さらに、カレントプロジェクトデータベー
ス13は、工程計画作成支援部12により提示された参
考データを現在のプロジェクトデータとして登録してお
くものである。
【0023】さらにまた、工程出力部14は、カレント
プロジェクトデータベース13に登録されている現在の
プロジェクトの進捗状況を出力するものである。
【0024】一方、成果物量測定部15は、担当プロジ
ェクトメンバーが作成した成果物の量を測定するもので
ある。
【0025】また、進捗度補正部16は、自己申告によ
る進捗度データを、成果物量測定部15により測定され
た成果物量に基づいて補正するものである。
【0026】一方、分析評価部17は、進捗度補正部1
6により補正された進捗度と、カレントプロジェクトデ
ータベース13に登録されている現在のプロジェクトデ
ータである工程計画と、プロジェクトパターンデータベ
ース11に登録されている情報とを分析評価し、その結
果進捗度の報告が一定期間無い場合にプロジェクトメン
バー2に対して進捗度の報告を催促する問い合わせメッ
セージを作成し、また補正された進捗度を、カレントプ
ロジェクトデータベース13およびプロジェクトパター
ンデータベース11の情報を基に実際の進捗度と比較し
て将来の予想進捗度を算出し、プロジェクトメンバー2
に対する適切なガイド情報を作成するものである。
【0027】また、ガイド部18は、分析評価部17に
より作成された問い合わせメッセージおよびガイド情報
を、プロジェクトメンバー2に対して出力するものであ
る。
【0028】さらに、フィードバック部19は、プロジ
ェクト終了時に、そのプロジェクトの特性データおよび
個人技術特性データを参照データとして、プロジェクト
パターンデータベース11にフィードバックして登録す
るものである。
【0029】次に、以上のように構成した本実施例の工
程進捗管理装置の作用について説明する。
【0030】図1および図2において、プロジェクトリ
ーダ1とプロジェクトメンバー2は、自分用の計算機
4,5を使ってプロジェクト作業を行なう。プロジェク
トリーダ1は、工程計画作成支援部12により工程を作
成し、プロジェクトメンバーに対して、作業割当の指示
を送る。この作業指示を受けたプロジェクトメンバー2
は、計算機5上で作業を行なって成果物を作成し、その
進捗状況を計算機5,4を介して、プロジェクトリーダ
1に報告する。
【0031】このようなサイクルにおいて、あらかじめ
設定された期間内にプロジェクトメンバーからの報告が
ない場合には、「進捗報告が既に10日間何も有りませ
ん。進捗の報告をしてください。」等の催促問い合わせ
が、プロジェクトメンバー2に対して送られ、プロジェ
クトリーダ1に代わって、計算機が進捗状況の問い合わ
せを行なう。また、この際、過去の類似プロジェクトの
進捗パターンや個人のスキルレベルおよび予定工程から
判断して、「分析の結果、30%程度が標準的な進捗度
ですが、あなたの申告と成果物量からの判断では20%
であり、約10日の遅れが出ています。」「このままの
ペースでは、期日を守ることができる確率は40%で
す。」等のガイドを行なう。
【0032】次に、図2および図3を用いて、工程計画
作成および表示の処理について説明する。
【0033】この場合、主としてプロジェクトリーダ1
が、工程計画作成支援部15を起動する。
【0034】すなわち、図3に示すようなフロー図に従
って処理が行なわれ、工程計画を表示する場合には、工
程進歩状況が表示される。また、工程計画を作成する場
合には、プロジェクトパターンデータベース11の情報
を参考にして、現在のプロジェクトのデータがカレント
プロジェクトデータベース13に登録される。
【0035】これにより、過去の類似プロジェクトのデ
ータを参考にできるので、工程を見積もる際の助けにな
り、比較的適切な工程を立てることができる。
【0036】次に、図2および図4を用いて、主として
プロジェクトメンバー2に対して進捗報告を催促する処
理と情報をガイドする処理について説明する。
【0037】この場合、図4のフロー図に示すように、
まず成果物量測定部15が担当プロジェクトメンバーの
成果物量を測定する。ここで、あらかじめ決めておいた
期間内に、プロジェクトメンバー2から進捗度報告が有
ったかどうかを分析評価部17で判定する。
【0038】その結果、もし期間内に進捗度報告が無い
場合には、ガイド部18を介してプロジェクトメンバー
2へ、直ちに進捗報告を行なうように催促問い合わせメ
ッセージを出力する。また、もし期間内に問題なく進捗
報告を行なっている場合には、自己申告による進捗度を
基に成果物量から進捗度を補正する。
【0039】次に、この補正された進捗度を、カレント
プロジェクトデータベース13およびプロジェクトパタ
ーンデータベース11の情報から、分析評価部17で実
際の進捗度と標準的なパターンと比較して今後の予想進
捗を算出し、ガイド部18を介してプロジェクトメンバ
ー2に適切なガイド情報を提供する。そして、プロジェ
クトメンバー2は、これらのガイド情報から判断して、
正式にプロジェクトリーダ1へ報告する進捗状況を見直
しまたは確認する。
【0040】これにより、プロジェクトリーダ1は、必
ず定期的に正しい進捗状況を把握することができるよう
になる。また、プロジェクトメンバー2も、ガイドの情
報にしたがうことで、現在の状態を客観的に判断するこ
とができ、安全なペースを保つことができるようにな
る。
【0041】次に、図2および図5を用いて、プロジェ
クトパターンデータベース11への登録について説明す
る。
【0042】プロジェクトが終了した後、プロジェクト
リーダ1が図5に示す処理を起動することにより、カレ
ントプロジェクトデータベース13に登録された現在の
プロジェクトのデータを、分析評価部17によりデータ
の分析整理を行ない、プロジェクトパターンデータベー
ス11に登録する。
【0043】これにより、参照の対象となっているプロ
ジェクトデータの実例を確実に増やすことができ、参照
データベースとしての信頼性が向上することになる。
【0044】上述したように、本実施例では、プロジェ
クトリーダ1およびプロジェクトメンバー2が各自操作
可能で、ネットワーク3により接続されて互いに情報交
換可能な計算機4,5,6を用いて、工程の進捗管理を
行なう工程進捗管理装置において、過去のプロジェクト
の特性データおよび個人の技術特性データを登録してお
くプロジェクトパターンデータベース11と、プロジェ
クトパターンデータベース11に登録されている情報を
参照して工程計画を作成する際の参考データを提示する
工程計画作成支援部12と、工程計画作成支援部12に
より提示された参考データを現在のプロジェクトデータ
として登録しておくカレントプロジェクトデータベース
13と、カレントプロジェクトデータベース13に登録
されている現在のプロジェクトの進捗状況を出力する工
程出力部14と、担当プロジェクトメンバーが作成した
成果物の量を測定する成果物量測定部15と、自己申告
による進捗度データを、成果物量測定部15により測定
された成果物量に基づいて補正する進捗度補正部16
と、進捗度補正部16により補正された進捗度と、カレ
ントプロジェクトデータベース13に登録されている現
在のプロジェクトデータである工程計画と、プロジェク
トパターンデータベース11に登録されている情報とを
分析評価し、その結果進捗度の報告が一定期間無い場合
にプロジェクトメンバー2に対して進捗度の報告を催促
する問い合わせメッセージを作成し、また補正された進
捗度を、カレントプロジェクトデータベース13および
プロジェクトパターンデータベース11の情報を基に実
際の進捗度と比較して将来の予想進捗度を算出し、プロ
ジェクトメンバー2に対する適切なガイド情報を作成す
る分析評価部17と、分析評価部17により作成された
問い合わせメッセージおよびガイド情報を、プロジェク
トメンバー2に対して出力するガイド部18と、プロジ
ェクト終了時に、そのプロジェクトの特性データおよび
個人技術特性データを参照データとして、プロジェクト
パターンデータベース11にフィードバックして登録す
るフィードバック部19とから構成したものである。
【0045】従って、計算機4,5により、必要なタイ
ミングでプロジェクトリーダ1に代わって、プロジェク
トメンバー2に対して進捗のフォローを行ない、データ
ベース11,13に登録された過去のプロジェクト情報
と進捗の現状とから計算機4,5により分析評価を行な
い、必要な情報がプロジェクトメンバー2に対してガイ
ドされるため、はじめに立てた計画と、実際に進んでい
る作業の進捗状況を成果物という客観的な指標と、自己
申告という主観的な指標とをあわせて、計画に対しての
遅れ進みを正しく判断することが可能となる。
【0046】また、過去の類似プロジェクトや担当プロ
ジェクトメンバー2の技術特性から、今後の進捗を予想
して、起こり得る問題点がリストアップされるため、警
告を促すことが可能となる。
【0047】さらに、プロジェクトメンバー2からの進
捗入力が、然るべきタイミングで実施されないと、プロ
ジェクトメンバー2に対して進捗入力を催促する問い合
わせメッセージが出力されるため、プロジェクトリーダ
ー1に代わって、確実な進捗報告のフォローを行なうこ
とが可能となる。
【0048】以上により、計算機がプロジェクトリーダ
1の進捗管理業務の一部を肩代わりするので、プロジェ
クトリーダ1の負荷の軽減を図ることができると共に、
経験の浅い人でも間違いの少ない進捗管理を行なうこと
ができる。
【0049】すなわち、進捗報告のタイミングを計算機
が確実にフォローするため、進捗データを各プロジェク
トメンバー2から聞き出すための手間が省け、集まった
情報を見て判断することに注力できるようになる。ま
た、過去のプロジェクトデータと個人の技術特性と工程
計画と成果物量と自己申告による進捗度から、安全で標
準的なペースを知ることができ、その情報を生かすこと
で、予定通りの工程をキープすることができるようにな
る。
【0050】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、次のようにしても同様に実施できるものであ
る。
【0051】上記実施例では、担当プロジェクトメンバ
ーが作成した成果物の量を測定する成果物量測定部15
を備え、これにより測定された成果物量により、自己申
告による進捗度データを補正する場合について説明した
が、これに限らず、例えばプロジェクトリーダ1からの
補正指示により、自己申告による進捗度データを補正す
るようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、計
算機により必要なタイミングでプロジェクトリーダに代
わって、プロジェクトメンバーに対して進捗のフォロー
を行ない、データベースに登録された過去のプロジェク
ト情報と進捗の現状とから計算機により分析評価を行な
い、必要な情報をプロジェクトメンバーに対してガイド
するようにしたので、プロジェクトリーダの負荷を軽減
でき、多くの経験を要せずとも的確な進捗管理を行なう
ことが可能な問い合わせ・ガイド付き工程進捗管理装置
が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】計算機を用いた本発明による問い合わせ・ガイ
ド付き工程進捗管理装置のハードウェア構成例を示すブ
ロック図。
【図2】同問い合わせ・ガイド付き工程進捗管理装置の
一実施例を示す機能ブロック図。
【図3】同実施例における工程計画作成および表示の処
理内容を示すフロー図。
【図4】同実施例における問い合わせおよびガイドを行
なうための処理内容を示すフロー図。
【図5】同実施例におけるプロジェクトデータのフィー
ドバック処理内容を示すフロー図。
【符号の説明】
1…プロジェクトリーダ、2…プロジェクトメンバ、3
…ネットワーク、4…計算機(プロジェクトリーダ
用)、5…計算機(プロジェクトメンバー用)、6…計
算機(記憶装置用)、7…記憶装置、11…プロジェク
トパターンデータベース、12…工程計画作成支援部、
13…カレントプロジェクトデータベース、14…工程
出力部、15…成果物量測定部、16…進捗度補正部、
17…分析評価部、18…ガイド部、19…フィードバ
ック部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロジェクトリーダおよびプロジェクト
    メンバーが各自操作可能で、ネットワークにより接続さ
    れて互いに情報交換可能な計算機を用いて、工程の進捗
    管理を行なう工程進捗管理装置において、 過去のプロジェクトの特性データおよび個人の技術特性
    データを登録しておくプロジェクトパターンデータベー
    スと、 前記プロジェクトパターンデータベースに登録されてい
    る情報を参照して工程計画を作成する際の参考データを
    提示する工程計画作成支援手段と、 前記工程計画作成支援手段により提示された参考データ
    を現在のプロジェクトデータとして登録しておくカレン
    トプロジェクトデータベースと、 前記カレントプロジェクトデータベースに登録されてい
    る現在のプロジェクトの進捗状況を出力する工程出力手
    段と、 自己申告による進捗度データを、所定の補正量に基づい
    て補正する進捗度補正手段と、 前記進捗度補正手段により補正された進捗度と、前記カ
    レントプロジェクトデータベースに登録されている現在
    のプロジェクトデータである工程計画と、前記プロジェ
    クトパターンデータベースに登録されている情報とを分
    析評価し、その結果進捗度の報告が一定期間無い場合に
    前記プロジェクトメンバーに対して進捗度の報告を催促
    する問い合わせメッセージを出力し、また前記補正され
    た進捗度を、前記カレントプロジェクトデータベースお
    よびプロジェクトパターンデータベースの情報を基に実
    際の進捗度と比較して将来の予想進捗度を算出し、前記
    プロジェクトメンバーに対して適切なガイド情報を出力
    する分析評価・出力手段と、 プロジェクト終了時に、当該プロジェクトの特性データ
    および個人技術特性データを参照データとして前記プロ
    ジェクトパターンデータベースにフィードバックして登
    録するフィードバック手段と、 を備えて成ることを特徴とする問い合わせ・ガイド付き
    工程進捗管理装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の問い合わせ・ガイ
    ド付き工程進捗管理装置において、 担当プロジェクトメンバーが作成した成果物の量を測定
    する成果物量測定手段を備え、当該成果物量測定手段に
    より測定された成果物量により、前記自己申告による進
    捗度データを補正するようにしたことを特徴とする問い
    合わせ・ガイド付き工程進捗管理装置。
JP3804393A 1993-02-26 1993-02-26 問い合わせ・ガイド付き工程進捗管理装置 Pending JPH06251023A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6601017B1 (en) * 2000-11-09 2003-07-29 Ge Financial Assurance Holdings, Inc. Process and system for quality assurance for software
KR20030093083A (ko) * 2002-05-29 2003-12-06 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 프로젝트 리스크관리시스템 및 프로젝트 리스크관리장치

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