JPH06249850A - 炭酸ガスモニタ - Google Patents

炭酸ガスモニタ

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JPH06249850A
JPH06249850A JP3821993A JP3821993A JPH06249850A JP H06249850 A JPH06249850 A JP H06249850A JP 3821993 A JP3821993 A JP 3821993A JP 3821993 A JP3821993 A JP 3821993A JP H06249850 A JPH06249850 A JP H06249850A
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JP
Japan
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light
tube
indicator
film
processing circuit
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Application number
JP3821993A
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English (en)
Inventor
Shinji Yamamori
伸二 山森
Masami Ito
正美 伊東
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Nippon Koden Corp
Original Assignee
Nippon Koden Corp
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Publication date
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  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使い捨て可能で、手軽に呼気CO2 濃度を測
定できる装置の提供。 【構成】 呼気を導く管内にpH指示薬を含む溶液をし
み込まされた膜を設け、これに光を透過または反射させ
る。膜は呼気中CO2 濃度に応じて変色する。透過光ま
たは反射光は電気信号に変換され表示器で表示される。
管を含む各部は一体化されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医療に用いられる炭酸ガ
ス(CO2 )モニタに関する。
【0002】
【従来の技術】呼吸管理用のパラメータとして重要なも
のの1つに呼気CO2 がある。CO2の測定は赤外線に
よるCO2 ガスの吸収を用いる方法が一般的である。こ
の方法は精度や応答の点で優れているが装置の構造が複
雑であるため高価であり、その装置を使い捨てとするこ
とができない。またこの装置はCO2 を測定する部分に
発熱体を用いており、多量の電力を要するため商用電源
または大型のバッテリによる電力の供給が必要であり、
小型軽量化が困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の装置は
高価であるため使い捨てとすることはできず、また大型
であるため救急現場や在宅用として手軽に利用すること
ができなかった。
【0004】本発明の目的は、使い捨てとすることがで
き、救急現場や在宅用として手軽に利用することができ
る小型軽量化した呼気CO2 を測定する装置を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、光を透過
させる光透過部を有する管と、この管内に設けられpH
指示薬を含む溶液をしみ込まされた膜と、前記管の外側
であって前記光透過部の近傍に配置され前記pH指示薬
の色の変化に応じて前記膜における透過光量または反射
光量が変化する波長の光を発生する光源部と、前記管の
外側であって前記光透過部の近傍に配置され前記光源部
からの光であって前記膜において透過した光または反射
した光を受けその光量に応じた電気信号を出力する受光
部と、この受光部の出力信号から表示用信号を作成する
信号処理回路と、この信号処理回路の出力信号に応じた
表示を行なう表示器と、前記管に取付けられ前記光源
部、前記受光部、前記信号処理回路および前記表示器を
一体に保持する保持部材とを具備する構成となってい
る。
【0006】第2の発明は、光を透過させる光透過部を
有する管と、この管内に設けられpH指示薬を含む溶液
をしみ込まされた膜と、前記管の外側であって前記光透
過部の近傍に配置され前記pH指示薬の色の変化に応じ
て前記膜における透過光量または反射光量が変化する第
1の波長の光を発生する第1の光源と、前記管の外側で
あって前記光透過部の近傍に配置され前記pH指示薬の
色の変化によって前記膜における透過光量または反射光
量が変化することのない第2の波長の光を発生する第2
の光源と、前記管の外側であって前記光透過部の近傍に
配置され前記第1および第2の光源からの光であって前
記膜において透過した光または反射した光を受けそれぞ
れの光量に応じて第1および第2の電気信号を出力する
受光部と、この受光部が出力する前記第1および第2の
電気信号に基づいて表示用信号を作成する信号処理回路
と、この信号処理回路の出力信号に応じた表示を行なう
表示器と、前記管に取付けられ前記第1および第2の光
源部、前記受光部、前記信号処理回路および前記表示器
を一体に保持する保持部材とを具備する構成となってい
る。
【0007】第3の発明は、光を透過させる光透過部を
有する管と、この管内に設けられpH指示薬を含む溶液
をしみ込まされた第1の膜と、前記管内であって前記第
1の膜に対し前記管の長手方向に連設されpH指示薬を
有していない第2の膜と、前記管の外側であって前記光
透過部の近傍に配置され前記pH指示薬の色の変化に応
じて前記第1の膜における透過光量または反射量が変化
する波長の光を発生する光源と、前記管の外側であって
前記光透過部の近傍に配置され前記光源からの光であっ
て前記第1および第2の膜において透過した光または反
射した光を受けそれぞれの光量に応じて第1および第2
の電気信号を出力する受光部と、この受光部が出力する
前記第1および第2の電気信号に基づいて表示用信号を
作成する信号処理回路と、この信号処理回路の出力信号
に応じた表示を行なう表示器と、前記管に取付けられ前
記光源部、前記受光部、前記信号処理回路および前記表
示器を一体に保持する保持部材とを具備する構成となっ
ている。
【0008】第4の発明は上記各発明の構成に管の測定
ガス供給側の端部に人工鼻を装着して成るものである。
【0009】
【作用】第1の発明において、管に被検者の呼気を流通
させると、その呼気中のCO2の濃度に応じて膜の色が
変化する。この現象は次のように説明される。
【0010】一般にCO2 が水に溶け込むときその濃度
に応じて溶液のpHが下がる。この反応式を図6に示
す。このとき、溶液中にpH指示薬が含まれていると指
示薬特有の変色が起こる。この変色の程度がCO2 濃度
を示す。従って膜の色がCO2濃度を示す。
【0011】光源からの光は膜を透過して受光部に至
る。受光部はその透過光量に応じた電気信号を出力す
る。信号処理回路は受光部の出力に応じて表示用信号を
作成し、表示器はその表示用信号に基づく表示を行な
う。
【0012】第2の発明において、管に被検者の呼気を
流通させると第1の発明と同様にその呼気中のCO2
濃度に応じて膜の色が変化する。第1および第2の光源
からの光はこの膜を透過して受光部に至る。受光部は第
1の光源からの光、第2の光源からの光それぞれに応じ
た第1および第2の電気信号を出力する。ここで第2の
電気信号はCO2 の影響を受けない。信号処理回路は第
1および第2の電気信号に基づいて表示用信号を作成
し、表示器はその表示用信号に基づく表示を行なう。
【0013】第3の発明において、管に被検者の呼気を
流通させると第1の発明と同様にその呼気中のCO2
濃度に応じて第1の膜の色が変化する。光源からの光は
第1および第2の膜それぞれを透過して受光部に至る。
受光部はそれぞれの透過光量に応じて第1および第2の
電気信号を出力する。ここで第2の電気信号はCO2
影響を受けない。信号処理回路は第1および第2の電気
信号に基づいて表示用信号を作成し、表示器はその表示
用信号に基づく表示を行なう。
【0014】第4の発明において、呼気中のCO2 濃度
が測定されることは上記各発明と同じである。ここでは
特に人工鼻を有しているので、測定されるガスの水蒸気
が適度に除去される。このため膜に水滴が付着せず、p
H指示薬の色素化は正確にCO2 濃度を示す。
【0015】
【実施例】図1に本発明の第1の実施例の構成ブロック
図を示し、図4にその外観を示し、図5にその要部を示
す。
【0016】まず図4について説明すると、管1にはケ
ース2が係止手段(図示せず)により取付けられてい
る。この係止手段によれば両者は操作者の簡単な操作で
容易に着脱される。着脱の方向を矢印で示す。ケース2
には、複数のLEDから成りCO2 濃度を示す表示器3
が設けられている。ケース2内の管1には図5に示すよ
うに対向する2箇所に窓部が設けられており、それぞれ
の窓部に防曇処理を施したガラスまたは透明プラスチッ
クの防曇透明板5,6が嵌め込まれている。防曇透明板
5の近傍にはLED7が配置され、防曇透明板6の近傍
にはフォトダイオード8が配置されている。管1内であ
って防曇透明板5,6の間には色素膜9が管1の長手方
向と平行に設けられている。色素膜9は図示せぬ保持部
材によって管1の周壁に取付けられている。
【0017】色素膜9はpH指示薬を含む溶液をしみ込
ませた濾紙である。LED7は色素膜9の色の変化に応
じてその透過光量が変化する波長の光を発生するもので
ある。
【0018】図1に示すようにLED7は駆動回路15
により駆動されて所定の間隔の光パルス波を出力するよ
うにされている。フォトダイオード8はLED7からの
光を防曇透明板5、色素膜9および防曇透明板6を介し
て受けるように配置されている。フォトダイオード8の
出力は増幅器11で増幅され、検波回路12で検波され
るようになっている。検波回路12は駆動回路15より
LED7を駆動するパルスと同じタイミングのパルスを
受け、このタイミングにより増幅器11が出力する電気
信号を検出する回路である。信号処理回路13は検波回
路12の出力から表示用信号を作成する回路であり、表
示器14はこの表示用信号に基づく表示を行なうもので
ある。これらLED7、駆動回路15、フォトダイオー
ド8、増幅回路11、検波回路12、信号処理回路13
および表示器14は図4に示したケース2に取付けられ
収容されている。更にこのケース内には図示せぬバッテ
リが収容されており、各部はこのバッテリの動力が与え
られるようになっている。図4に示したコンセント10
は、この装置に接続されると検波回路12または信号処
理回路13の出力信号の外部への導出、上記バッテリに
代る外部電源との接続に用いられる。本実施例におい
て、LED7および駆動回路15が光源部に相当し、フ
ォトダイオード8、増幅回路11および検波回路12が
受光部に相当し、ケース2が保持部材に相当する。
【0019】次にこの装置の動作を説明する。例えばこ
の装置すなわちCO2 モニタ100を図7に示すように
アンビューバック16と共に用いた場合、アンビューバ
ック17の空気排出口側に取付けられた接続管17と挿
管チューブ18との間に設ける。挿管チューブ18を患
者19に挿入し、このCO2 モニタ100の電源をオン
にしてアンビューバック16を操作すると管1内に呼
気、吸気が交互に流通する。このとき色素膜9の色は管
1内のガスのCO2 濃度に応じて変化する。これにより
検波回路12の出力信号も変化し、表示器14ではこの
出力信号に応じた数のLEDが点灯する。これにより挿
管チューブが適切な位置に挿入され患者19が呼吸をし
ているかどうかが確認されると共に、呼気中のCO2 濃
度も得られる。
【0020】本実施例によれば電池内蔵型であるので使
用場所が限定されることはない。またコンセントを接続
すれば他の装置へ検出信号の供給もできるし、外部から
電力の供給を受けることもできる。また、本実施例によ
れば管1とケース2が着脱自在とされているので、防曇
透明板5,6および色素膜9を有する管1を使い捨てと
することもできる。
【0021】本実施例装置を用いて、N2 で希釈したC
2 (0%〜10%)を実際に測定すると、検出波回路
12の出力として図8に示す測定結果が得られた。
【0022】また、実際の測定の対象となる呼気には多
量の水蒸気が含まれている。多量の水蒸気が含まれたガ
スを測定すると図9(a)に示すように出力は徐々に上
昇する傾向がある。これは水滴が直接色素膜に付着する
とpHが低下するからである。そこでこのCO2 モニタ
に人工鼻を取付け、患者の呼気がこの人工鼻を介してC
2 モニタに至るようにして測定した。これにより図9
(b)に示すような好ましい結果が得られた。
【0023】本発明の第2の実施例を図2に示す、この
実施例では2つのLED21,22からそれぞれ異なる
波長の光を発生させている。そしてLED21,22を
駆動する駆動回路23,24の出力パルスのタイミング
に応じて検波回路25,26により色素膜9を透過した
それぞれの光に応じた第1および第2の信号を取り出
し、信号処理回路27でこれらの信号に基づく処理を行
なっている。ここでLED21は色素膜9がCO2 を吸
収して変色するとその変化の度合に応じてその色素膜9
の透過光量が変化する波長の光を発生するものであり、
LED21はそのような透過光量の変化が生じない波長
の光を発生するものである。従って、信号処理回路27
では第2の信号を参照して、例えば(第1の信号の大き
さ)÷(第2の信号の大きさ)を求める処理を行なうな
らば防曇透明板5,6の汚れやフォトダイオード8の性
能の劣化等により生じる測定誤差をなくすることができ
る。本実施例における他の要素は図1、図4および図5
で示した実施例と同じである。
【0024】この実施例で使用した色素膜9の具体例と
LED21,22それぞれの光の波長を説明する。
【0025】色素膜は、0.04%メタクレゾールパー
プル/0.0065M Na2 CO3 5ml、グリセロール2.
5ml溶液をしみ込ませた濾紙である。この色素膜をCO
2 5%を含む空気中に置き分光光度計を用いてその色素
膜の透過光のスペクトルを測定した。結果を図10に示
す。この図に示すように580nm付近においてCO2
有無でスペクトルの差が認められた。従って、LED2
1には500〜600nmの光を発生するものを用い、L
ED22には700nm以上の光を発生するものを用い
る。ほとんどのpH指示薬は最大吸収波長を500〜6
00nmに持つ。pH指示薬には様々な種類があり、その
主なものの変色範囲を図11に示す。いずれの指示薬を
用いても、また、これらの組合せでも本発明は実施可能
である。
【0026】図3に本発明の第3の実施例を示す。この
実施例ではLED31は2つの膜91A,91Bに光を
照射するようになっている。膜9Aは濾紙にpH指示薬
を含む溶液をしみ込まされたものであり、膜9Aは単な
る濾紙である。LED31はpH指示薬の色の変化に応
じて膜9Aの透過光量が変化する波長の光を発生する光
源である。膜9A,9Bを透過した光はそれぞれフォト
ダイオード33,34で電気信号に変換され、増幅器3
5,36で増幅される。これらの信号はLED31を駆
動する駆動回路32のパルス出力に同期して動作する検
波回路37,38により取り出され、信号処理回路39
で処理される。ここにおいて膜9Bを透過した光に応じ
た信号はCO2 濃度の影響を受けない。信号処理回路3
9は図2に示した実施例の信号処理回路27と同様の処
理を行なうものである。更に他の構成要素も図1および
図2に示した実施例と同様である。本実施例においても
CO2 の影響を受けない信号を参照するようにしたので
測定精度が向上する。
【0027】上記第1〜第3の実施例では色素膜9,9
A,9Bに光を透過させ、その透過光量を測定した。こ
れに対し次の第4〜第6の実施例では色素膜に光を当
て、その反射光量を測定する。図12に示す第4の実施
例が図1に示す第1の実施例に対応し、図13に示す第
5の実施例が図2に示す第2の実施例に対応し、図14
に示す第6の実施例が図3に示す第3の実施例に対応し
ている。第4〜第6の実施例において管1には防曇透明
板50が1枚嵌め込まれている。管1の外側であって防
曇透明板50の近傍にはそれぞれLED7とフォトダイ
オード8(図12)、LED21,22とフォトダイオ
ード8(図13)、LED31とフォトダイオード3
3,34(図14)が設けられている。図12に示す実
施例では、LED7で発生した光は色素膜9で反射して
フォトダイード8に至る。図13に示す実施例ではLE
D21,22で発生した光は色素膜9で反射してフォト
ダイオード8に至る。図14に示す実施例ではLED3
1で発生した光は膜9A,9Bそれぞれで反射してフォ
トダイオード33,34それぞれに至る。これらの実施
例における他の構成要素はそれぞれ対応する第1〜第3
の実施例と同じであるので説明は省略する。この第4〜
第6の実施例によってもそれぞれ対応する第1〜第3の
実施例と同様の作用、効果が得られる。ただしこの第4
〜第6の実施例によれば管1に設ける防曇透明板は1枚
で良いので構造が簡単であるという利点がある。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば構造が簡単であるから安
価に作成でき、小型、軽量化を計ることができ、さらに
バッテリ駆動とすることにより使い捨てとすることも可
能である。従って、救急時の測定に便利でありまた非挿
管患者であってもマウスピースを口にくわえるなどして
簡単に使用することができ、容易にCO2 測定を行なう
ことができるため、在宅であっても測定できる。さらに
電力消費が少ないのでバッテリ内蔵型とすることがで
き、テレメーター化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の一実施例の構成ブロック図。
【図2】本発明の第2の実施例の構成ブロック図。
【図3】本発明の第3の実施例の構成ブロック図。
【図4】図1に示した実施例の外観を示す図。
【図5】図1に示した実施例の要部を示す図。
【図6】本発明の原理を説明するための図。
【図7】図1に示した実施例の使用状態を示す図。
【図8】図1に示した実施例による測定結果を示す図。
【図9】図1に示した実施例を用いた実際の呼気CO2
測定の結果を示す図。
【図10】図2に示した実施例に用いた光の波長を説明
するための図。
【図11】指示薬の性質を説明するための図。
【図12】本発明の第4の実施例の構成ブロック図。
【図13】本発明の第5の実施例の構成ブロック図。
【図14】本発明の第6の実施例の構成ブロック図。
【符号の説明】
1…管 2…ケース 3…表示器 7,21,22,31…LED 8,33,34…フォトダイオード 15,23,24,32…駆動回路 11,35,36…増幅器 12,25,26,37,38…検波回路 13,27,39…信号処理回路 14…表示器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を透過させる光透過部を有する管と、
    この管内に設けられpH指示薬を含む溶液をしみ込まさ
    れた膜と、前記管の外側であって前記光透過部の近傍に
    配置され前記pH指示薬の色の変化に応じて前記膜にお
    ける透過光量または反射光量が変化する波長の光を発生
    する光源部と、前記管の外側であって前記光透過部の近
    傍に配置され前記光源部からの光であって前記膜におい
    て透過した光または反射した光を受けその光量に応じた
    電気信号を出力する受光部と、この受光部の出力信号か
    ら表示用信号を作成する信号処理回路と、この信号処理
    回路の出力信号に応じた表示を行なう表示器と、前記管
    に取付けられ前記光源部、前記受光部、前記信号処理回
    路および前記表示器を一体に保持する保持部材とを具備
    する炭酸ガスモニタ。
  2. 【請求項2】 光を透過させる光透過部を有する管と、
    この管内に設けられpH指示薬を含む溶液をしみ込まさ
    れた膜と、前記管の外側であって前記光透過部の近傍に
    配置され前記pH指示薬の色の変化に応じて前記膜にお
    ける透過光量または反射光量が変化する第1の波長の光
    を発生する第1の光源と、前記管の外側であって前記光
    透過部の近傍に配置され前記pH指示薬の色の変化によ
    って前記膜における透過光量または反射光量が変化する
    ことのない第2の波長の光を発生する第2の光源と、前
    記管の外側であって前記光透過部の近傍に配置され前記
    第1および第2の光源からの光であって前記膜において
    透過した光または反射した光を受けそれぞれの光量に応
    じて第1および第2の電気信号を出力する受光部と、こ
    の受光部が出力する前記第1および第2の電気信号に基
    づいて表示用信号を作成する信号処理回路と、この信号
    処理回路の出力信号に応じた表示を行なう表示器と、前
    記管に取付けられ前記第1および第2の光源部、前記受
    光部、前記信号処理回路および前記表示器を一体に保持
    する保持部材とを具備する炭酸ガスモニタ。
  3. 【請求項3】 光を透過させる光透過部を有する管と、
    この管内に設けられpH指示薬を含む溶液をしみ込まさ
    れた第1の膜と、前記管内であって前記第1の膜に対し
    前記管の長手方向に連設されpH指示薬を有していない
    第2の膜と、前記管の外側であって前記光透過部の近傍
    に配置され前記pH指示薬の色の変化に応じて前記第1
    の膜における透過光量または反射量が変化する波長の光
    を発生する光源と、前記管の外側であって前記光透過部
    の近傍に配置され前記光源からの光であって前記第1お
    よび第2の膜において透過した光または反射した光を受
    けそれぞれの光量に応じて第1および第2の電気信号を
    出力する受光部と、この受光部が出力する前記第1およ
    び第2の電気信号に基づいて表示用信号を作成する信号
    処理回路と、この信号処理回路の出力信号に応じた表示
    を行なう表示器と、前記管に取付けられ前記光源部、前
    記受光部、前記信号処理回路および前記表示器を一体に
    保持する保持部材とを具備する炭酸ガスモニタ。
  4. 【請求項4】 管の測定ガス供給側の端部に人工鼻を装
    着したことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載
    の炭酸ガスモニタ。
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