JPH0624756U - 静電塗装用高電圧発生装置 - Google Patents
静電塗装用高電圧発生装置Info
- Publication number
- JPH0624756U JPH0624756U JP5948292U JP5948292U JPH0624756U JP H0624756 U JPH0624756 U JP H0624756U JP 5948292 U JP5948292 U JP 5948292U JP 5948292 U JP5948292 U JP 5948292U JP H0624756 U JPH0624756 U JP H0624756U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- high voltage
- discharge
- case
- voltage generator
- inert gas
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 高電圧発生部1の放電抵抗3の抵抗値が大に
設定されている。高電圧発生部1と放電スイツチ部5と
が1つのケース8に収められ、その中に絶縁用の不活性
ガスが封入されている。 【効果】 放電抵抗に流れる放電電流値が小となつて発
熱が抑えられるために冷却が不要となつて絶縁材に不活
性ガスを用いることが可能となる。そして、高電圧発生
部と放電スイツチ部をともに1つのケースに入れて不活
性ガスで絶縁するようにしたから、絶縁構造がシンプル
となり、また、絶縁材に油や樹脂を用いた場合と比べ
て、装置全体を小型にかつ軽量にまとめることができ
る。
設定されている。高電圧発生部1と放電スイツチ部5と
が1つのケース8に収められ、その中に絶縁用の不活性
ガスが封入されている。 【効果】 放電抵抗に流れる放電電流値が小となつて発
熱が抑えられるために冷却が不要となつて絶縁材に不活
性ガスを用いることが可能となる。そして、高電圧発生
部と放電スイツチ部をともに1つのケースに入れて不活
性ガスで絶縁するようにしたから、絶縁構造がシンプル
となり、また、絶縁材に油や樹脂を用いた場合と比べ
て、装置全体を小型にかつ軽量にまとめることができ
る。
Description
【0001】
本考案は、静電塗装ガンの電極に高電圧を印加するための高電圧発生装置に関 し、特に、その構成部材である高電圧発生部と放電スイツチ部の絶縁構造に改良 を加えた静電塗装用高電圧発生装置に関する。
【0002】
従来の静電塗装用高電圧発生装置の一例を、本考案の一実施例を示す図1を参 照して説明する。 静電塗装ガン10の電極11には、コツククロフト型多段整流器からなる昇圧 部2で形成された高電圧が印加されるとともに、塗装中断時に電極11が高圧の ままであると危険を伴うため、ガン10のスイツチを切つた時には昇圧部2に並 設した放電抵抗3を介して電極11の残留電荷を放出するようになつている。さ らに、その残留電荷の放出を促進するために、アース回路6にガンスイツチに連 動して開閉するスイツチ7を介設した放電スイツチ部5を別系統として設けてい る。
【0003】 ところで、上記の昇圧部2と放電抵抗3とからなる高電圧発生部1と、放電ス イツチ部5とはともに絶縁をする必要があるのであるが、その場合、高電圧発生 部1の方は、上記した放電時に放電抵抗3に電流が流れて発熱するため、その冷 却を兼ねて油漬けにしたり樹脂で覆つて絶縁する必要があり、一方の放電スイツ チ部5は、スイツチ7の開閉に伴つてアークが発生することから油漬けではスラ ツジが発生して絶縁低下を招くために、不活性ガスの封入による絶縁を行つてい る。
【0004】
このように従来装置では、高電圧発生部1と放電スイツチ部5とで別々の絶縁 構造を取らねばならない不具合があり、特に、油漬けしたり樹脂で覆う絶縁構造 を取る高電圧発生部1側は、嵩高で大重量となる欠点があつた。
【0005】
本考案の静電塗装用高電圧発生装置は、叙上の点に鑑み案出されたものであつ て、高電圧発生部の放電抵抗の抵抗値を大とするとともに、高電圧発生部と放電 スイツチ部とを1つのケースに収納して、そのケース内に不活性ガスを封入した 構成とした。
【0006】
高電圧発生部の放電抵抗の抵抗値を大としたから、放電時にそこを流れる電流 が小となつて発熱が抑えられるから、冷却の必要がなくて不活性ガスによる絶縁 で十分となる。
【0007】 放電スイツチ部の方は、絶縁材としてもともと不活性ガスが好適であるので良 好に絶縁機能を果たす。
【0008】
すなわち本考案によれば、高電圧発生部と放電スイツチ部をともに不活性ガス で絶縁するようにしたから、絶縁構造がシンプルにできるばかりでなく、絶縁材 として油や樹脂を用いないのであるから、装置全体を小型、軽量にまとめること ができる効果がある。
【0009】
以下、本考案の一実施例を図1に基づいて説明する。 本実施例では、高電圧発生部1の放電抵抗3の抵抗値が、数千MΩと従来に比 べて大きな値に設定されている。
【0010】 そして、その放電抵抗3を含む高電圧発生部1と、放電スイツチ部5とが1つ のケース8内に収められて、そのケース8内に絶縁用の不活性ガスが封入されて いる。
【0011】 このように本実施例によれば、高電圧発生部1の放電抵抗3の抵抗値を大とし たことにより、放電時にそこを流れる電流が小となつて発熱が抑えられるから、 冷却の必要がなくて不活性ガスによる絶縁で十分となる。
【0012】 放電スイツチ部5については、既述したように油漬けではスラツジが発生して 絶縁低下を招くのに対して、不活性ガスが良好に絶縁機能を果たす。
【0013】 すなわち、高電圧発生部1と放電スイツチ部5をともに1つのケース8に入れ て不活性ガスで絶縁するようにしたから、絶縁構造をシンプルにでき、また、絶 縁材に油や樹脂を用いた場合と比べて、装置全体を小型にかつ軽量にまとめるこ とができる。
【図1】本考案の一実施例を示す構成図である。
1:高電圧発生部 2:昇圧部 3:放電抵抗 5:放
電スイツチ部 6:アース回路 7:スイツチ 8:ケ
ース 10:静電塗装ガン 11:電極
電スイツチ部 6:アース回路 7:スイツチ 8:ケ
ース 10:静電塗装ガン 11:電極
Claims (1)
- 【請求項1】 高電圧を形成する昇圧部に、該高電圧が
印加される静電塗装ガンの電極の残留電荷を放出するた
めの放電抵抗を並設した高電圧発生部と、前記残留電荷
を放出するための別系統の放電スイツチ部とを備えた静
電塗装用高電圧発生装置において、前記高電圧発生部の
前記放電抵抗の抵抗値を大とするとともに、前記高電圧
発生部と前記放電スイツチ部とを1つのケースに収納し
て、該ケース内に不活性ガスを封入したことを特徴とす
る静電塗装用高電圧発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5948292U JPH0624756U (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 静電塗装用高電圧発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5948292U JPH0624756U (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 静電塗装用高電圧発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0624756U true JPH0624756U (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=13114574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5948292U Pending JPH0624756U (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 静電塗装用高電圧発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624756U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6159622A (ja) * | 1984-08-29 | 1986-03-27 | Hitachi Maxell Ltd | 磁気記録媒体 |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP5948292U patent/JPH0624756U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6159622A (ja) * | 1984-08-29 | 1986-03-27 | Hitachi Maxell Ltd | 磁気記録媒体 |
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